JP2020065226A - イメージセンサ用照明装置及びイメージセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】主走査方向及び副走査方向の広範囲に渡って均一性の高い光を出射することができるイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサを提供する。【解決手段】本発明のイメージセンサ用照明装置は、例えば、光源と、導光体と、を備え、前記導光体は、前記光源からの光が入射される入射面と、前記光源から入射された光を照射対象に向けて出射する出射面と、前記出射面の反対側に位置する対向面と、前記出射面及び前記対向面の少なくとも一方に設けられた第一光拡散領域及び第二光拡散領域と、を有し、前記第一光拡散領域は、前記両端部のうちの一方又は両方の端部に設けられ、かつ、前記主走査方向及び副走査方向に光を拡散し、前記第二光拡散領域は、前記主走査方向における前記導光体の中央部に設けられ、かつ、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部を含み、前記複数の光拡散部は、各々、前記副走査方向に延設される。【選択図】図3−1

Description

本発明は、イメージセンサ用照明装置及びイメージセンサに関する。より詳しくは、紙葉類の光学画像情報を取得するイメージセンサに好適に用いられるイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサに関するものである。
イメージセンサ(光学ラインセンサ)に用いられる照明装置には、棒状の導光体を用いて点光源を線光源とするものがある。導光体の長手方向の端面には、点光源からの光が入射する入射面が設けられ、導光体の側面には、照射対象に向けて光を出射する帯状の出射面が設けられる。
例えば、特許文献1には、導光体の長手方向の直交方向に同じ長さを有し、かつ長手方向に一直線状に整列した複数の楔状の溝を導光体に設けることにより、照明装置からの出射光の光量や光軸のばらつきを抑制できる技術が開示されている。
また、特許文献2には、導光体の入射面に近い第1の領域における入射面に近い側での拡散パターンどうしの間隔を、第1の領域よりも入射面から遠い第2の領域における入射面に近い側での拡散パターンどうしの間隔に比べて小さくすることにより、照明強度の不均一を防止又は抑制する技術が開示されている。
特開2006−39996号公報 特開2015−50705号公報
イメージセンサ用の照明装置には、イメージセンサの主走査方向及び副走査方向の広域で均一な照明が求められている。しかしながら、上記特許文献1及び2に開示されているように、三角形の楔やプリズム形状の溝が副走査方向に延在するように形成された導光体を用いた場合、主走査方向への光の均一性を高めることはできるが、光源が設けられた導光体の入射面側、すなわち端部では光源からの光が充分に広がっていないため、副走査方向への光の均一性が得られない。すなわち、光源からの光は、光源から離れるにしたがって、主走査方向だけでなく副走査方向にも広がるため、主走査方向における導光体の中央部では、主走査方向及び副走査方向に対して均一性の高い光が得られるが、入射面に近い領域、すなわち主走査方向における導光体の端部では、副走査方向に光が広がりにくく、副走査方向における光の均一性は満足のいくものではない。
なお、上記導光体の端部からの出射光を用いずに中央部からの出射光のみを用いることにより、副走査方向への光の均一性を高めることは可能であるが、照明に寄与しない端部も照明装置に含める必要があるため、照明装置が必要以上に大型化してしまう可能性がある。また、上記導光体の中央部及び端部からの出射光を照明に用い、イメージセンサによって得られた光学画像情報を照射された照明の明るさの分布に応じて補正することも考えられるが、その場合はその分だけ余分に画像処理に時間かかってしまう。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、主走査方向及び副走査方向の広範囲に渡って均一性の高い光を出射することができるイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサを提供することを目的とするものである。
本発明は、光源と、主走査方向に延設された導光体と、を備えるイメージセンサ用照明装置であって、前記導光体は、前記主走査方向における前記導光体の両端部の少なくとも一方を構成し、かつ、前記光源からの光が入射される入射面と、前記光源から入射された光を照射対象に向けて出射する出射面と、前記出射面の反対側に位置する対向面と、前記出射面及び前記対向面の少なくとも一方に設けられた第一光拡散領域と、前記出射面及び前記対向面の少なくとも一方に設けられた第二光拡散領域と、を有し、前記第一光拡散領域は、前記両端部のうちの前記光源側の一方又は両方の端部に設けられ、かつ、前記主走査方向及び副走査方向に光を拡散し、前記第二光拡散領域は、前記主走査方向における前記導光体の中央部に設けられ、かつ、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部を含み、前記複数の光拡散部は、各々、前記副走査方向に延設されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域は、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、各々、椀状、円錐状、円錐台状又は角錐状の突起又は窪みであることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、前記主走査方向において一定のピッチで配置され、かつ、前記副走査方向において一定のピッチで配置されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、六角格子状に互いに隣接して配置されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、相対的に大きな光拡散部と、相対的に小さな光拡散部とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、前記相対的に大きな光拡散部と、前記相対的に小さな光拡散部とをそれぞれ複数含み、前記相対的に大きな光拡散部と、前記相対的に小さな光拡散部とは、前記主走査方向において交互に配置されることを特徴とする。
また、本発明は、上記イメージセンサ用照明装置を備えることを特徴とするイメージセンサである。
本発明のイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサによれば、主走査方向及び副走査方向の広範囲に渡って均一性の高い光を出射することができる。
本発明の実施形態1に係る照明装置の平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体に関する図であり、(a)は入射面側から見た模式図であり、(b)は出射面側から見た模式図であり、(c)は対向面側から見た模式図であり、(d)は側面側から見た模式図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体を、対向面側から見た拡大模式図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体の端部における光の進み方をシミュレーションした結果を示す図であり、(a)は側面側から見た主走査方向における光の拡散の様子を表した図であり、(b)は入射面側から見た副走査方向における光の拡散の様子を表した図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体の中央部における光の進み方をシミュレーションした結果を示す図であり、(a)は側面側から見た主走査方向における光の拡散の様子を表した図であり、(b)は入射面側から見た副走査方向における光の拡散の様子を表した図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体の端部付近に関する図であり、(a)は対向面側から見た拡大模式図であり、(b)は側面側から見た拡大断面模式図であり、(c)は導光体に形成された窪みの拡大断面模式図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置に用いられる導光体の中央部に関する図であり、(a)は対向面側から見た拡大模式図であり、(b)は側面側から見た拡大断面模式図であり、(c)は導光体に形成された窪みの拡大断面模式図である。 本発明の実施形態1に係る照明装置を用いたイメージセンサに関する図であり、(a)は副走査方向の断面模式図であり、(b)はイメージセンサの下部をZ軸正方向側から見た平面模式図であり、(c)はイメージセンサの上部をZ軸負方向側から見た平面模式図である。 本発明の実施形態2に係る照明装置に用いられる導光体を、対向面側から見た拡大模式図である。 本発明の実施形態2に係る照明装置に用いられる導光体に関する図であり、(a)及び(b)は導光体の端部付近に形成された窪みの拡大断面模式図であり、(c)は導光体の中央部に形成された窪みの拡大断面模式図である。 変形例1に係る照明装置を用いたイメージセンサの、副走査方向の断面模式図である。 変形例2に係る照明装置の、主走査方向の断面模式図である。 変形例4に係る照明装置の導光体の端部に形成された光拡散部の配置例1を表した模式図である。 変形例4に係る照明装置の導光体の端部に形成された光拡散部の配置例2を表した模式図である。 変形例4に係る照明装置の導光体の端部に形成された光拡散部の配置例3を表した模式図である。 変形例4に係る照明装置の導光体の端部に形成された光拡散部の配置例4を表した模式図である。 変形例4に係る照明装置の導光体の端部に形成された光拡散部の配置例5を表した模式図である。 実施例に係るイメージセンサに関する図であり、(a)はイメージセンサに用いられる導光体の端部付近を対向面側から見た模式図であり、(b)は出射光の照度分布図である。 出射光の強度をシミュレーションする際の、導光体及び照射窓の配置を説明した模式図である。 副走査方向における出射面の中心線上における実施例に係るイメージセンサの出射光の強度を表したグラフであり、(a)、(b)及び(c)は、それぞれ、照射窓表面からの距離が0mm、1.3mm及び2.6mmの位置における出射光の強度を表したグラフである。 比較例1に係るイメージセンサに用いられる導光体に関する図であり、(a)は導光体の端部付近の斜視図であり、(b)は導光体の対向面上の強度分布を表したグラフである。 比較例2に係るイメージセンサに用いられる導光体に関する図であり、(a)は対向面側から見た模式図であり、(b)は対向面側から見た拡大模式図であり、(c)は対向面側から見た端部の拡大模式図であり、(d)は側面側から見た端部の拡大断面模式図である。 比較例2に係るイメージセンサの出射光の照度分布図及び出射光の強度を表したグラフである。
(実施形態1)
以下、図面を参照して、本発明に係るイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサの好適な実施形態を詳細に説明する。本発明に係るイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサは様々な分野で利用できるものであるが、紙葉類を走査して、その光学画像情報を取得するイメージセンサ用照明装置及びイメージセンサに好適であるため、本実施形態では、本発明をそれらに適用した例について説明を行う。
図1に示すように、本実施形態に係るイメージセンサ用照明装置1は、2つの光源20と、光源20間に位置する導光体10とを備える。
導光体10は、両光源20からの光を導いて照射対象(照明対象)である紙葉類に向けて線状の光を照射するものであり、両光源20が発する光を線光源化する光学部材である。導光体10は、イメージセンサの主走査方向Yに延設された、細長い棒状の形状を有し、アクリル系樹脂等の透明樹脂からなる。
各光源20は、主走査方向Yにおける導光体10の端面に隣接して設けられており、導光体10の端面から導光体10へ向けて光を入射するものである。光源20からの光が入射される各端面は入射面11として機能している。
各光源20は、例えば互いに異なる波長域の光を照射可能な複数のLED(Light Emitting Diode)等の発光素子(図示せず)によって構成され、互いに異なる波長域の光(例えば、緑色の光及び赤外光)を照射できるようになっている。光源20はそれぞれ、入射面11の中央部に対応する位置に1つ又は複数の発光素子を有している。各発光素子は、正の電圧が印加されるリードフレーム及び負の電圧が印加されるリードフレーム(いずれも図示せず)に電気的に接続されている。
次に導光体10について詳細に説明する。図2(a)〜(d)に示すように、導光体10は、主走査方向Yに延設された、断面が略十角形である細長い棒状(略十角柱)の形状を有している。図2(a)〜(d)に示すように、導光体10の両端面にはそれぞれ、光源20からの光が入射する略平面状の入射面11が設けられており、略十角柱の導光体10の側面には、出射面12と、出射面12の反対側に位置する対向面13とが形成されている。また、導光体10は、出射面12及び対向面13以外に、出射面12及び対向面13を連結する2つの側面14を有し、各側面14は4つの側面部から構成される。ただし、各側面14の側面部の数は、1つ以上であれば特に限定されない。各側面部は、平面状であってもよいし曲面状であってもよい。なお、本実施形態では、イメージセンサの主走査方向Y及び副走査方向Xに直交する方向を、高さ方向Zとしている。出射面12は、図2(a)に示すように、平面状であってもよいし、凸状であってもよい。凸状である場合、出射面12は、単一の曲面から構成されてもよいし、複数の面から構成されてもよい。複数の面から構成される場合、各面は、平面状でも曲面状であってもよい。
出射面12は、光源20から入射された光を紙葉類に向けて出射する面である。図2(b)に示すように、出射面12は、主走査方向Yに沿って延び、かつ、副走査方向Xに所定の幅を持って形成された帯状かつ平面状の面である。
対向面13は、導光体10の内部を伝搬する光を出射面12に向けて反射する面である。図2(c)に示すように、対向面13は、主走査方向Yに沿って延び、かつ、副走査方向Xに所定の幅を持って形成された帯状の面である。
主走査方向Yにおける導光体10の両方の端部11Aにおいて対向面13には、主走査方向Y及び副走査方向Xの両方に光を拡散する第一光拡散領域Aが設けられ、主走査方向Yにおける導光体10の中央部11B(両端部11Aを除く中間部に相当)において対向面13には、主に主走査方向Yに光を拡散する第二光拡散領域Bが設けられている。第一及び第二光拡散領域A及びBには、それぞれ、各々が窪み(凹み)である複数の光拡散部SA及びSBが形成されているが、これらの光拡散部SA及びSBは、互いに異なる構造をしており、その結果として、第一及び第二光拡散領域A及びBは上述のように互いに異なる光拡散特性を有する。なお、本明細書において「光を拡散する」とは、光を反射させることであって、かつ、その反射光が、導光体の巨視的な面(例えば巨視的な対向面13)、すなわち光拡散部を無視した場合の導光体の面(例えば第一及び第二光拡散領域A及びBを無視した場合の対向面13)への入射角θiに等しい反射角方向(θr=θi)への反射成分(正反射成分)のみならず、入射角θiと異なる反射角方向(θr≠θi)への反射成分を含むことをいう。
図3−1に示すように、主走査方向Yにおける第一光拡散領域Aの中央部11B側のエッジから、対応する入射面11までの幅Wは、3mm以上、30mm以下であることが好ましい。他方、第二光拡散領域Bは、2つの第一光拡散領域Aの間の領域全体に設けられており、主走査方向Yにおける第二光拡散領域Bの長さは、照射対象である紙葉類の幅等に応じて適宜設定可能である。
次に、導光体10の対向面13に形成された光拡散部SA及びSBについて説明する。
図3−1に示すように、第一光拡散領域Aには、複数の光拡散部SAとして、複数の椀状の窪み10Aが形成されており、第二光拡散領域Bには、複数の光拡散部SBとして、副走査方向Xに延設された窪み10Bが、主走査方向Yに沿って複数配置されている。
なお、本明細書において、椀状とは、球冠状、すなわち、球面を、これと交わる平面で切り取った空間図形の形状であり、理想的な球冠や、理想的な球冠と同視できるもの(実質的な球冠)等を含み、更には、曲率が変化する場合も含むものとする。
光源20からの光は、両端部11A付近では、光源20に近いため、導光体10内で充分に広がっておらず、特に副走査方向Xには充分に広がっていないと考えられる。そこで本実施形態では、両端部11Aに複数の椀状の窪み10Aを含む第一光拡散領域Aを設けることにより、図3−2(a)及び(b)に示すように、光源20からの光Lは、第一光拡散領域Aにおいて主走査方向Yだけではなく、副走査方向Xにも拡散反射するため、導光体10の両端部11Aにおける光Lの均一性、特に副走査方向Xにおける均一性を高めることが可能である。なお、図3−2(b)に示したように、図3−2のシミュレーションでは、導光体10の両端部11Aに位置決め用の突起19を設けた。
他方、導光体10の中央部11Bへは、光源20からの光が広がって到達するため、中央部11Bでは光を副走査方向Xに拡散反射させる必要性は低い。そのため、仮に中央部11Bにも第一光拡散領域Aを設けた場合、中央部11Bで光Lが副走査方向Xへ広がり過ぎ、光Lの出力ロスが生じて光利用効率が低下してしまう。そこで、本実施形態では、副走査方向Xに延設された窪み10Bを含む第二光拡散領域Bを中央部11Bに設け、第二光拡散領域Bでは、図3−3(a)及び(b)に示すように、光源20からの光Lが副走査方向Xではなく主に主走査方向Yへ拡散反射されるようにしている。その結果、光源20からの光Lが副走査方向Xへも広がった状態で到達する中央部11Bにおいて、第二光拡散領域Bで拡散反射された光Lが副走査方向Xへ広がり過ぎることを抑制しつつ、光Lを出射面12から効率的に出射させることができる。
以上より、本実施形態では、主走査方向Y及び副走査方向Xの広域で均一性の高い出射光を得ることができる。
また、本実施形態の導光体10を用いることにより、主走査方向Y及び副走査方向Xの広範囲に渡って均一性の高い光を得ることができるため、導光体10の位置や角度が変化しても、照明装置1の特性の変動が小さい。そのため、製造公差によって導光体10の位置や角度が設計値から外れても、照明装置1が所定の特性を満足することが可能となる。
また、本実施形態によれば、導光体10の中央部11Bのみならず両端部11Aにおいて出射面から出射される出射光を利用できることから、主走査方向における導光体10の全長を短くでき、照明装置1を小型化することが可能である。
更に、本実施形態によれば、照明装置1による照明光の明るさの分布に応じた光学画像情報の補正処理を行わないこととすることができるため、画像処理時間の増加を防止することができる。
なお、光源20は、両端面の一方のみに対して設けられてもよく、入射面11を1箇所のみとしてもよいが、その場合は、入射面11と反対側の端部11Aには、第一光拡散領域Aではなく第二光拡散領域Bを設けることが好ましい。
第一光拡散領域Aにおける複数の光拡散部SAについて更に説明する。複数の光拡散部SAは、各々が突起又は窪みであれば特に限定されず、どのように配置されていてもよいが、図4(a)に示すように、複数の光拡散部SAは、主走査方向Yにおいて一定のピッチで配置され、かつ、副走査方向Xにおいて一定のピッチで配置されることが好ましい。主走査方向Yにおけるピッチと副走査方向Xにおけるピッチとは、互いに同一であっても異なっていてもよい。
また、図4(a)に示すように、複数の光拡散部SAは、六角格子状に互いに隣接して配置されることがより好ましい。これにより、第一光拡散領域Aにより多くの光拡散部SAを形成することが可能となり、副走査方向Xへの光の拡散を増加させることができる。ここで、六角格子状に配置されるとは、辺の長さが互いに等しい複数の正三角形が、各々の辺を隣接する正三角形の一辺と共有するよう配列した図形において、各正三角形の頂点に対応する位置(六角格子の格子点に対応する位置)に光拡散部SAが配置されることをいう。六角格子状は、正三角格子状又は60°千鳥状ともいう。本実施形態では、複数の光拡散部SAが六角格子状に互いに隣接して配置される態様について説明したが、複数の光拡散部SAの配置はこれに限定されない。
複数の光拡散部SAは、各々、突起であってもよいし、窪み及び突起の両方を含むものであってもよい。
複数の光拡散部SAの深さ又は高さ、例えば、図4(b)及び(c)に示す、複数の椀状の窪み10Aの深さCは、それぞれ、0.02mm以上、0.40mm以下であることが好ましい。
図4(b)及び(c)に示すように、複数の椀状の窪み10Aは、それぞれ、底面部D及び上面部Eを有し、底面部Dの曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.20mm以下であることが好ましい。上面部Eの曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。
複数の光拡散部SAの最も広い幅、例えば、図4(b)及び(c)に示す、複数の椀状の窪み10Aの直径Fは、それぞれ、0.03mm以上、0.60mm以下であることが好ましい。
本実施形態では、第一光拡散領域Aにおける光拡散部SAを椀状の窪み10Aとしたが、光拡散部SAは、円錐状、円錐台状、円柱状、角錐状、ピラミッド状、主走査方向Y及び副走査方向Xに対して傾斜して延設されたプリズム形状(以下、斜めプリズム形状ともいう。)等の、主走査方向Y及び副走査方向Xに光Lを拡散することができる形状であってもよい。
本明細書において、円錐状とは、理想的な円錐であってもよいし、本発明の効果の観点から理想的な円錐と同視できるもの(実質的な円錐)であってもよいし、更には、底面が楕円である理想的な楕円錐、及び、本発明の効果の観点から理想的な楕円錐と同視できるもの(実質的な楕円錐)も含むものである。円錐台状とは、理想的な円錐台であってもよいし、発明の効果の観点から理想的な円錐台と同視できるもの(実質的な円錐台)であってもよく、例えば、底面と直交する断面視において側面の深さ方向における少なくとも一部が曲線となった形状等であってもよい。また、角錐状とは、理想的な角錐であってもよいし、本発明の効果の観点から理想的な角錐と同視できるもの(実質的な角錐)であってもよく、例えば、角錐の一部の角が丸みを帯びた形状等であってもよい。上記角錐における角の数は3以上であり、光源20からの光を主走査方向Y及び副走査方向Xの両方により効果的に広げる観点から、上記角錐における角の数は多い方が好ましく、4以上であることがより好ましく、円錐に近い形状になるほど更に好ましい。このように、光拡散部SAは、等方的な形状を有することが好ましい。
また、光拡散部SAは、椀状、円錐状、円錐台状、円柱状、角錐状、斜めプリズム形状等の突起であってもよく、これによっても、主走査方向Y及び副走査方向Xに光を拡散することができる。
しかしながら、光拡散部SAは、突起より窪みであることが好ましい。このような態様とすることにより、導光体10内部へより多くの光Lを拡散することが可能となり、出射面12からの出射光量を高めることが可能となる。
光拡散部SAは、第一拡散領域Aにおいて、1個/mm以上、50個/mm以下の密度で配置されていることが好ましい。
次に、第二光拡散領域Bにおける複数の光拡散部SBについて更に説明する。図5(a)に示すように、第二光拡散領域Bには、複数の光拡散部SBとして、副走査方向Xに延設された窪み10Bが、主走査方向Yに沿って複数配置されている。複数の窪み10Bは、互いに略等しい深さを有しており、略一定のピッチで形成されている。このように、光拡散部SBは、異方的な形状を有することが好ましい。
複数の光拡散部SBは、各々、突起であってもよいし、窪み及び突起の両方を含むものであってもよい。
複数の光拡散部SBの深さ又は高さ、例えば、図5(b)及び(c)に示す、複数の窪み10Bの深さGは、それぞれ、0.03mm以上、0.25mm以下であることが好ましい。
図5(b)及び(c)に示すように、複数の窪み10Bはそれぞれ、底面部H及び上面部Iを有し、底面部Hの曲率半径は、それぞれ、0.03mm以上、0.25mm以下であることが好ましい。上面部Iの曲率半径は、それぞれ、0.02mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。
複数の光拡散部SBのピッチ、例えば、図5(b)及び(c)に示す、複数の窪み10BのピッチJは、0.1mm以上、1.5mm以下であることが好ましい。
本実施形態では、主走査方向Yにおける窪み10Bの断面の形状を滑らかな凹形状としたが、主走査方向Yにおける窪み10Bの断面の形状は、主に主走査方向Yに光Lを拡散することができるものであれば特に限定されず、例えばU字状、V字状、台形状、円弧状等の形状や、それらの形状が左右非対称となった形状であってもよい。
また、光拡散部SBは、主走査方向Yにおける断面の形状がU字状、V字状、台形状、円弧状、それらの形状が左右非対称となった形状等の突起であってもよく、これによっても、主に主走査方向Yに光を拡散することができる。
しかしながら、光拡散部SBは、突起より窪みであることが好ましい。このような態様とすることにより、導光体10内部へより多くの光を拡散することが可能となり、出射面12からの出射光量を高めることが可能となる。
また、第一光拡散領域A及び第二光拡散領域Bは、いずれも、対向面13ではなく出射面12に設けられてもよく、出射面12及び対向面13の両面に設けられてもよい。また、第一光拡散領域Aが対向面13ではなく出射面12に設けられ、第二光拡散領域Bが出射面12ではなく対向面13に設けられてもよいし、第一光拡散領域Aが出射面12ではなく対向面13に設けられ、第二光拡散領域Bが対向面13ではなく出射面12に設けられてもよい。
次に、上記照明装置1を用いた本実施形態に係るイメージセンサについて説明する。
図6(a)に示すように、本実施形態に係るイメージセンサ2は、搬送路P1を副走査方向Xに搬送されている紙葉類Pの光学画像情報、具体的には透過画像を取得する光学ラインセンサである。イメージセンサ2は、導光体10及び光源20を備える照明装置1と、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等の撮像素子30と、紙葉類Pからの光を撮像素子30へ導くロッドレンズアレイ(透明の筒状の集光レンズのアレイ)40と、を有している。
イメージセンサ2の下部には、図6(b)に示すように、導光体10と光源20を備える照明装置1が配置されている。
イメージセンサ2の上部は、図6(c)に示すように、主走査方向Yに延設されたライン形状を有しており、フォトダイオード等の複数の受光素子(画素)31が主走査方向Yに配列されて撮像素子30を構成している。撮像素子30に対応するようにロッドレンズアレイ40が配置されている。
導光体10が収められたケースの上面は透明材から成る照射窓50となっており、撮像素子30が収められたケースの下面は透明材から成る測定窓60となっている。
光源20から導光体10及び照射窓50を経た光が、紙葉類Pに向けて照射される。そして、紙葉類Pを透過した光は、測定窓60及びロッドレンズアレイ40を経て撮像素子30によって受光される。
このように、光源20からの光が導光体10に入射され、導光体10が、入射された光を主走査方向Y側へ導きながら高さ方向Z側へ出射することにより、紙葉類Pに向けて光を照射するようになっている。
イメージセンサ2は、搬送されている紙葉類Pを搬送方向に走査して、紙葉類Pの全面を撮像する。より詳細には、イメージセンサ2は、搬送されている紙葉類Pに対して、主走査方向Y全体にわたる紙葉類Pの直線状の被撮像領域の撮像を採取ライン毎に順次繰り返すことにより、紙葉類P全体の撮像を行う。
上述のように、上記実施形態に係るイメージセンサ用照明装置1は、光源20と、主走査方向Yに延設された導光体10と、を備え、導光体10は、主走査方向Yにおける導光体10の両端部11Aの少なくとも一方を構成し、かつ、光源10からの光Lが入射される入射面11と、光源20から入射された光Lを照射対象Pに向けて出射する出射面12と、出射面12の反対側に位置する対向面13と、出射面12及び対向面13の少なくとも一方に設けられた第一光拡散領域Aと、出射面12及び対向面13の少なくとも一方に設けられた第二光拡散領域Bと、を有する。
光源20からの光は、両端部11A付近では、光源20に近いため、導光体10内で充分に広がっておらず、特に副走査方向Xには充分に広がっていないと考えられる。そこで本実施形態では、第一光拡散領域Aは、両端部11Aに設けられ、かつ、主走査方向Y及び副走査方向Xに光を拡散することにより、光源20からの光Lは、第一光拡散領域Aにおいて主走査方向Yだけではなく、副走査方向Xにも拡散反射するため、導光体10の両端部11Aにおける光Lの均一性、特に副走査方向Xにおける均一性を高めることが可能である。
他方、導光体10の中央部11Bへは、光源20からの光が広がって到達するため、中央部11Bでは光を副走査方向Xに拡散反射させる必要性は低い。そのため、仮に中央部11Bにも第一光拡散領域Aを設けた場合、中央部11Bで光Lが副走査方向Xへ広がり過ぎ、光Lの出力ロスが生じて光利用効率が低下してしまう。そこで、本実施形態では、第二光拡散領域Bは、主走査方向Yにおける導光体10の中央部に設けられ、かつ、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部SBを含み、複数の光拡散部SBは、各々、副走査方向Xに延設されることから、第二光拡散領域Bでは、光源20からの光Lが副走査方向Xではなく主に主走査方向Yへ拡散反射される。その結果、光源20からの光Lが副走査方向Xへも広がった状態で到達する中央部11Bにおいて、第二光拡散領域Bで拡散反射された光Lが副走査方向Xへ広がり過ぎることを抑制しつつ、光Lを出射面12から効率的に出射させることができる。
以上より、本実施形態では、主走査方向Y及び副走査方向Xの広域で均一性の高い出射光を得ることができる。
また、第一光拡散領域Aは、各々が突起又は窪み10Aである複数の光拡散部SAを含むことから、主走査方向Y及び副走査方向Xの広範囲に渡って、より効果的に均一性の高い光を出射することができる。
また、第一光拡散領域Aの複数の光拡散部SAは、各々、椀状、円錐状、円錐台状又は角錐状の突起又は窪み10Aであることから、主走査方向Y及び副走査方向Xの広範囲に渡って、更に効果的に均一性の高い光を出射することができる。
また、第一光拡散領域Aの複数の光拡散部SAは、主走査方向Yにおいて一定のピッチで配置され、かつ、副走査方向Xにおいて一定のピッチで配置される。
また、第一光拡散領域Aの複数の光拡散部SAは、六角格子状に互いに隣接して配置されることから、光拡散部SAをより多く配置することが可能となり、第一光拡散領域Aにおいて、副走査方向Xにより多くの光Lを拡散することが可能となる。
上述のように、上記実施形態に係るイメージセンサ2は、イメージセンサ用照明装置1を備えることから、照射対象に対して、主走査方向Y及び副走査方向Xの広範囲に渡って、均一性の高い光を照射することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、本実施形態に特有の特徴について主に説明し、実施形態1と重複する内容については説明を省略する。また、本実施形態と上記実施形態1とにおいて、同一又は同様の機能を有する部材には同一の符号を付し、本実施形態において、その部材の説明は省略する。本実施形態は、以下で説明するように、第一光拡散領域及び第二光拡散領域に設けられる光拡散部の形状が異なる点を除いて、上記実施形態1と実質的に同じである。
図7に示すように、本実施形態における第一光拡散領域Aの複数の光拡散部SAは、相対的に小さな光拡散部(以下、単に小さな拡散部とも言う。)SA1と、相対的に大きな光拡散部(以下、単に大きな拡散部とも言う。)SA2とを含む。このような態様とすることにより、小さな光拡散部SA1により様々な方向に光を拡散し、大きな光拡散部SA2により出射面12方向に光をより拡散することが可能となり、主走査方向Y及び副走査方向Xで均一性の高い出射光を得ながら、出射面12から出射する光の強度を高めることができる。
より具体的には、第一光拡散領域Aの複数の光拡散部SAは、小さな光拡散部SA1と、大きな光拡散部SA2とをそれぞれ複数含み、大きな光拡散部SA2と、小さな光拡散部SA1とは、主走査方向Yにおいて交互に配置される。これにより、主走査方向Y及び副走査方向Xで更に均一性の高い出射光を得ることができる。また、大きな光拡散部SA2は、主走査方向Yにおいて一定のピッチで配置され、小さな光拡散部SA1は、大きな光拡散部SA2の間の領域を埋めるように配置されている。
小さな光拡散部SA1が配置された各領域では、小さな光拡散部SA1が主走査方向Y及び副走査方向Xにおいて一定のピッチで配置されている。主走査方向Yにおけるピッチと副走査方向Xにおけるピッチとは、互いに同一であっても異なっていてもよい。本実施形態では、小さな光拡散部SA1が配置された各領域において、小さな光拡散部SA1が正方格子状に配置されるが、その配置及び数は特に限定されない。これらの各領域において、小さな光拡散部SA1は、六角格子状、平行体格子状、矩形格子状、斜方格子状又は六角格子状に配置されてもよい。
大きな光拡散部SA2は、主走査方向Yにおいて一定のピッチで配置され、副走査方向Xにおいて2つが互いに隣接して配置されるが、大きな光拡散部SA2の配置及び数は特に限定されない。
対向面13側から平面視したとき、大きな光拡散部SA2の各面積は、小さな光拡散部SA1の各面積の1.5倍以上、50倍以下であることが好ましく、3倍以上、20倍以下であることがより好ましい。
本実施形態の第一光拡散領域Aに設けられる小さな光拡散部SA1は、例えば、図8(a)に示すような円錐台状の窪み10A1であってもよい。図8(a)に示す窪み10A1は、底面(上底)D1と、底面D1に対向し、かつ、底面D1より直径の大きな底面(下底)F1と、底面D1と底面F1とをつなぐ側面EA1と、を備える円錐台状の形状を有する。側面EA1は、底面D1、F1と直交する断面視において円弧状である。側面EA1と底面D1とが交わる部分は、それぞれ、面取りされることにより、なだらかに繋がっていてもよい。
図8(a)に示す窪み10A1の深さC1は、それぞれ、0.02mm以上、0.40mm以下であることが好ましい。窪み10A1の底面D1の直径は、それぞれ、0.01mm以上、0.20mm以下であることが好ましい。窪み10A1の側面EA1の曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。窪み10A1の直径Fa(底面F1の直径)は、それぞれ、0.03mm以上、0.80mm以下であることが好ましい。
本実施形態の第一光拡散領域Aに設けられる大きな光拡散部SA2は、例えば、図8(b)に示すような円錐台状の窪み10A2であってもよい。図8(b)に示す窪み10A2は、底面(上底)D2と、底面D2に対向し、かつ、底面D2より直径の大きな底面(下底)F2と、底面D2と底面F2とをつなぐ側面EA2と、を備える円錐台状の形状を有する。側面EA2は、底面D2、F2と直交する断面視において底面F2側の一部が円弧状である。側面EA2と底面D2とが交わる部分は、それぞれ、面取りされることにより、なだらかに繋がっていてもよい。
図8(b)に示す窪み10A2の深さC2は、それぞれ、0.04mm以上、0.80mm以下であることが好ましい。窪み10A2の底面D2の直径は、それぞれ、0.02mm以上、0.40mm以下であることが好ましい。窪み10A2の側面EA2の円弧部の曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。窪み10A2の直径Fb(底面F2の直径)は、それぞれ、0.06mm以上、1.40mm以下であることが好ましい。
次に、第二光拡散領域Bの複数の光拡散部SBについて説明する。図8(c)に示すように、第二光拡散領域Bには、複数の光拡散部SBとして、断面形状が台形状の窪み10B1が、主走査方向Yに沿って複数配置されている。複数の窪み10B1は、互いに略等しい深さを有しており、略一定のピッチで形成されている。
図8(c)に示す窪み10B1の断面形状は、底面(上底)H1と、底面H1に対向し、かつ、底面H1より幅の広い底面(下底)M1と、側面NA1と、を備える台形状の形状を有する。側面NA1は、断面視において底面H1側及び底面M1側のそれぞれ一部が円弧状である。
図8(c)に示す窪み10B1の深さGの好ましい範囲は、実施形態1の窪み10Bの深さGの好ましい範囲と同じである。図8(c)に示す窪み10B1の底面H1の幅は、それぞれ、0.02mm以上、0.80mm以下であることが好ましい。図8(c)に示す窪み10B1の側面NA1の底面M1側の曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。図8(c)に示す窪み10B1の側面NA1の底面H1側の曲率半径は、それぞれ、0.01mm以上、0.30mm以下であることが好ましい。
(変形例1)
上記実施形態の導光体10は、導光体10を傾けても均一性の高い光を得ることができるため、導光体10を傾けて配置する反射光源としても使用することが可能である。したがって、上記実施形態の導光体10は、透過光源及び反射光源に共通して用いることができる。
上記実施形態では、搬送路P1を介して、イメージセンサ用照明装置1を撮像素子30と対向して配置したが、イメージセンサ用照明装置1は、反射光源としても使用し得ることから、図9に示すように、イメージセンサ用照明装置1は、搬送路P1に対して撮像素子30と同じ側にも配置されてもよい。この場合、撮像素子30側のイメージセンサ用照明装置1から測定窓60を経て照射された光が紙葉類Pによって反射される。この反射光が測定窓60及びロッドレンズアレイ40を経て撮像素子30によって受光されることとなる。
本変形例では、イメージセンサ用照明装置1を、搬送路P1に対して撮像素子30と同じ側及び反対側の2箇所に設けることにより、通過する紙葉類Pの反射画像及び透過画像を取得することが可能となる。もちろん、イメージセンサ用照明装置1を撮像素子30側のみに設けてもよい。
(変形例2)
上記実施形態では、光源20からの光が入射する入射面11を略平面状としたが、図10に示すように、入射面11の光源20に対向する部分、好ましくは中央部を導光体10の内側方向へと窪ませることにより、光源20からの光を副走査方向Xへより広げることも可能である。
(変形例3)
上記実施形態では、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部SAを第一光拡散領域Aが含む場合について説明したが、第一光拡散領域Aは、白色塗料を塗布することによって形成された塗膜を含んでいてもよい。このような態様であっても、第一光拡散領域Aにおいて、主走査方向Yのみならず、副走査方向Xへ光を拡散することが可能となる。ただし、この場合、第一光拡散領域Aは、出射面12ではなく対向面13に設けられる。白色塗料から形成された塗膜が出射面12に設けられると、光を遮蔽して出射光を減らすこととなるためである。
白色塗料は、少なくとも1種類の白色顔料を含む。白色顔料には、例えば、酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、硫酸バリウム(BaSO)、酸化マグネシウム(MgO)等を用いることができる。
なお、本変形例の照明装置の製造には、導光体に白色塗料を塗布する工程が必要となるため、製造工程数が増加し、製造コストもかかってしまう。したがって、製造工程数及び製造コストの削減の観点からは、本変形例のように白色塗料を塗布するのではなく、上記実施形態のように光拡散部SAを形成することにより光の均一性を高める方が好ましい。
(変形例4)
上記実施形態では、複数の光拡散部SAの少なくとも一部を六角格子状又は正方格子状に互いに隣接して配置したが、複数の光拡散部SAの少なくとも一部は、例えば、図11−1に示すように平行体格子状に配置されてもよく、図11−2に示すように矩形格子状に配置されてもよく、図11−3に示すように斜方格子状に配置されてもよく、図11−4に示すように六角格子状に互いに離れて配置されてもよく、図11−5に示すように正方格子状に互いに離れて配置されてもよい。なお、複数の光拡散部SAが上記のような平面格子(平行体格子、矩形格子、斜方格子、六角格子及び正方格子)状に配置されるとは、平面格子の格子点に対応する位置に光拡散部SAが配置されることをいう。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、説明された個々の事項は、すべて本発明全般に対して適用され得るものである。また、各実施形態の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。
以下に実施例及び比較例を掲げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
[実施例]
実施例のイメージセンサ2は、上述した実施形態1のイメージセンサ2の具体例であり、下記の構成を有する。
実施例のイメージセンサ2は、図12(a)に示す、主走査方向Yにおける全長が215mmである導光板10を備えており、上述の図1〜図6に示した構成を有する。実施例のイメージセンサ2では、第一光拡散領域Aにおける複数の椀状の窪み10Aの深さCを0.18mm、底面部Dの曲率半径を0.075mm、上面部Eの曲率半径を0.15mm、直径を0.45mmとした。第一拡散領域Aの配置領域に関する幅Wは、15mmとした。また、第二光拡散領域Bにおける複数の窪みBの深さGを0.1mm、底面部Hの曲率半径を0.1mm、上面部Iの曲率半径を0.15mm、ピッチJを0.8mmとした。照射窓としてはガラス板を用いた。
実施例のイメージセンサ2について、出射光の照度分布をシミュレーションにより求めた。結果を図12(b)に示した。なお、図12(b)の破線で囲んだ部分が図12(a)の破線で囲んだ部分に対応している。図12(b)は、必要な光量が確保される有効領域のみを表している。
更に、実施例のイメージセンサ2における照射窓50からの距離が0mm、1.3mm及び2.6mmの位置における、出射光の強度をシミュレーションにより求めた。より具体的には、図13に示すように、導光体10の出射面12と照射窓50の入射面51との距離が1.2mmとなるよう、膜厚1.3mmの照射窓50を配置し、照射窓50の出射面52から評価面80までの距離52A(すなわち、照射窓50からの距離)を0mm、1.3mm、及び2.6mmと変化させた場合の出射光の強度をシミュレーションにより求めた。結果を図14に示した。なお、図14は、主走査方向Yに平行な出射面12の中心線上での結果である。
[比較例1]
比較例1のイメージセンサは、導光体の構成が異なること以外は、実施例のイメージセンサと同様の構成を有する。比較例1のイメージセンサは、図15(a)に示す導光体110を備えている。比較例1で用いた導光体110の対向面113には、実施例の導光体10の対向面13に設けられたような光拡散部はなく、いずれの面も平面状であった。
比較例1のイメージセンサについて、対向面113上の強度分布をシミュレーションにより求めた。結果を図15(b)に示した。図15(b)では、照明装置として使用可能な有効領域に加えて、有効領域の外側の、入射面付近の結果についても表している。
[比較例2]
比較例2のイメージセンサは、導光体の構成が異なること以外は、実施例のイメージセンサ2と同様の構成を有する。比較例2のイメージセンサは、図16に示す導光体110を備えている。図16(d)は、図16(c)におけるa−b線に沿った断面模式図である。比較例2で用いた導光体110は、対向面113全面に渡って、副走査方向Xに延設された窪み110Bが、主走査方向Yに沿って複数配置されている。複数の窪み110Bの深さGrを0.1mm、底面部Hrの曲率半径を0.1mm、上面部Irの曲率半径を0.15mm、主走査方向Yにおける導光体110の両方の端部でのピッチJr1を0.8mmとし、主走査方向Yにおける導光体110の中央部でのピッチJr2を0.9mmとした。また、入射面111から、入射面111に最も近い窪み110Bまでの距離Krは1mmとした。
比較例2のイメージセンサについて、実施例と同様に、出射光の照度分布及び強度をシミュレーションにより求めた。結果を図17に示した。なお、図17のグラフは、主走査方向Yに平行な出射面の中心線上、かつ、照射窓からの距離が1.3mmの位置における結果である。また、図17における照度分布の結果は、照明装置として使用可能な有効領域のみを表している。
[実施例及び比較例の対比]
図15(b)に示すように、比較例1の導光体110の入射面付近の領域111Aでは、対向面113に光源からの直接光が届き、高い強度が得られた。したがって、この光を副走査方向に広げることで、導光体内を進む反射光の副走査方向の分布も広げことができることが分かる。また、有効領域が含まれる範囲、例えば、端部付近の領域111Aより中央側の領域111Bにおいては、導光体110内を反射して進行した光が対向面113をスポット的に照らした。入射面に比較的近い領域111Bのように、光の反射回数が少ないと、光源からの光が副走査方向に充分広がらないことが分かる。したがって、この領域111Bの光を副走査方向Xに延設された窪みで拡散しても、副走査方向Xに広がらないため、この光を副走査方向Xに広げる構造が必要であることが分かる。
また、副走査方向Xに延設された窪み110Bを設けた比較例2では、図17に示すように、導光体の中央部で出射光が副走査方向に充分広がっているが、図17において破線で示した導光体の端部付近では、やはり上述のように出射光が副走査方向に充分に広がらなかった。すなわち、比較例2のイメージセンサに用いた導光体110では、出射面の全面に渡って均一な広がりをもつ光が得られなかった。この理由は、次のように考えられる。比較例2で用いた導光体110は、端部においても、副走査方向Xに延設された窪み110Bが設けられている。この窪み110Bは、光を主に主走査方向Yへと拡散するため、入射面111から入った光源からの光が副走査方向に充分に広がっていない端部付近では、副走査方向Xへ充分に光が拡散されなかったと考えられる。
一方、実施例では、図12(b)及び図14(a)〜(c)に示すように、導光体10の出射面12の全面に渡って均一性の高い光が得られた。特に、比較例1では端部において出射光が充分に広がらなかったが、実施例では、図12の点破線囲んだ部分に示されるように、端部においても出射光を副走査方向に広げることが可能となった。この理由は次のように考えられる。実施例で用いた導光体10では、光源20からの光が充分に広がっていない端部において、複数の椀状の窪み10Aを含む第一光拡散領域Aを設けたため、端部においても主走査方向Yだけでなく副走査方向Xにも光を拡散することが可能となった。更に、光が充分広がった状態で到達する中央部においては、副走査方向Xに延設された窪み10Bを含む第二光拡散領域Bを設けることにより、主に主走査方向Yへ光を拡散することが可能となった。その結果、導光体10の出射面12の全体に渡って、主走査方向Y及び副走査方向Xへ光を拡散することが可能となり、照明装置1からの出射光の均一性を高めることができたと考えられる。
更に、図14(a)〜(c)に示すように、実施例のイメージセンサは、照射窓50からの距離によらずに均一性の高い出射光を得ることができた。
以上のように、本発明は、イメージセンサによる光学画像情報の取得に有用な技術である。
1:照明装置
2:イメージセンサ
10、110:導光体
10A、10A1、10A2、10B、10B1、110B:窪み
11、111:入射面
11A:端部
11B:中央部
12:出射面
13、113:対向面
14:側面
19:突起
20:光源
30:撮像素子
31:受光素子
40:ロッドレンズアレイ
50:照射窓
51:照射窓の入射面
52:照射窓の出射面
52A:照射窓の出射面から評価面までの距離
60:測定窓
80:評価面
111A、111B:領域
A:第一光拡散領域
B:第二光拡散領域
C、C1、C2、G、Gr:深さ
D、H、Hr:底面部
D1、D2、F1、F2、H1、M1:底面
E、I、Ir:上面部
EA1、EA2、NA1:側面
F、Fa、Fb:直径
J、Jr1、Jr2:ピッチ
Kr:距離
L:光
P:紙葉類(照射対象)
P1:搬送路
SA、SA1、SA2、SB:光拡散部
W:幅
X:副走査方向
Y:主走査方向
Z:高さ方向

Claims (8)

  1. 光源と、主走査方向に延設された導光体と、を備えるイメージセンサ用照明装置であって、
    前記導光体は、前記主走査方向における前記導光体の両端部の少なくとも一方を構成し、かつ、前記光源からの光が入射される入射面と、
    前記光源から入射された光を照射対象に向けて出射する出射面と、
    前記出射面の反対側に位置する対向面と、
    前記出射面及び前記対向面の少なくとも一方に設けられた第一光拡散領域と、
    前記出射面及び前記対向面の少なくとも一方に設けられた第二光拡散領域と、を有し、
    前記第一光拡散領域は、前記両端部のうちの前記光源側の一方又は両方の端部に設けられ、かつ、前記主走査方向及び副走査方向に光を拡散し、
    前記第二光拡散領域は、前記主走査方向における前記導光体の中央部に設けられ、かつ、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部を含み、
    前記複数の光拡散部は、各々、前記副走査方向に延設される
    ことを特徴とするイメージセンサ用照明装置。
  2. 前記第一光拡散領域は、各々が突起又は窪みである複数の光拡散部を含むことを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ用照明装置。
  3. 前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、各々、椀状、円錐状、円錐台状又は角錐状の突起又は窪みであることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ用照明装置。
  4. 前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、前記主走査方向において一定のピッチで配置され、かつ、前記副走査方向において一定のピッチで配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載のイメージセンサ用照明装置。
  5. 前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、六角格子状に互いに隣接して配置されることを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ用照明装置。
  6. 前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、相対的に大きな光拡散部と、相対的に小さな光拡散部とを含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のイメージセンサ用照明装置。
  7. 前記第一光拡散領域の前記複数の光拡散部は、前記相対的に大きな光拡散部と、前記相対的に小さな光拡散部とをそれぞれ複数含み、
    前記相対的に大きな光拡散部と、前記相対的に小さな光拡散部とは、前記主走査方向において交互に配置されることを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ用照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のイメージセンサ用照明装置を備えることを特徴とするイメージセンサ。

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