JP6340932B2 - スキャナー - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナーに関する。
従来、スキャナー(画像読み取り装置)に組み込まれる照明装置の光源には、冷陰極管が多く使用されていた。しかし、冷陰極管は、電力を多く消費し、特殊な駆動回路が必要であり、また、内部に水銀蒸気を封入しているため環境への負荷が高い、等といった理由により、冷陰極管に替わる光源として、LEDが使用されるようになってきている(特許文献1,2参照)。
特開平8‐22081号公報 特開2005‐311457号公報
スキャナーの光源としてLEDを使用する場合、明るさのムラが問題となる。LEDは、冷陰極管と異なりほぼ点光源であるため、光源としてLEDを複数用いた場合に、照らされる原稿において明るさの濃淡が生じ(つまり明るさのムラが生じ)、このようなムラがセンサーによる原稿の読み取り結果に表れてしまう。
また、前記光源としてLEDを用いる場合、冷陰極管を用いていた場合と同様の読み取りの品質を保つためには、冷陰極管を用いていた場合と同様の明るさ(光量)を実現するための工夫が求められる。
本発明は上述の課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、点光源を使用する場合に、明るさのムラを抑制し、かつ/又は明るさを向上させることが可能なスキャナーを提供する。
本発明の態様の一つは、複数の光源を第1方向に並べて設けた光源ユニットからの光を原稿に照射して、当該原稿のスキャンを実行するスキャナーであって、前記光源ユニットは、乱反射面とプリズム板とを有し、前記乱反射面と前記プリズム板とは、前記光源からの光が当該乱反射面で反射した後に当該プリズム板を透過して前記原稿に向かう位置に設けられ、前記プリズム板は、前記原稿側に一定方向に連続して並ぶ複数の三角プリズムを有し、前記乱反射面側に平面を有する構成としている。
当該構成によれば、複数の光源から発せられた光は、乱反射面で乱反射した後にプリズム板を透過して原稿を照射する。そのため、光源から発せられてから原稿を照射するまでの光量の損失が少なく、また、原稿を照らす光が均一化される(明るさのムラが抑制される)。なお本願では、理想的な点光源ではない、ある程度の大きさ(例えば、スキャン対象となる原稿の最大サイズよりも十分小さい大きさ)を持った光源も点光源と呼ぶものとする。
本発明の態様の一つは、前記一定方向とは、前記第1方向であり、前記三角プリズムは、前記第1方向に直交する第2方向へ延伸している構成としてもよい。
当該構成によれば、原稿に照射される光の前記第1方向における明るさのムラが抑制される。
明るさのムラを少なくするには、できるだけ光源を密に配置することが重要である。このような観点から、前記第1方向における前記光源の間隔は20ミリ以下であるとしてもよい。
また、前記ムラを目立たなくするには、三角プリズムの間隔をできるだけ密にした方が良い。このような観点から、前記一定方向における前記三角プリズムの間隔は、前記第1方向における前記光源の間隔の1%以下であるとしてもよい。
本発明の態様の一つは、前記光源ユニットは、前記プリズム板の前記第1方向に直交する第2方向における一端側に、前記光源を前記第1方向に複数並べた第1光源列を有し、前記プリズム板の前記第2方向における他端側に、前記光源を前記第1方向に複数並べた第2光源列を有し、前記第1光源列の光源と前記第2光源列の光源とは、前記第1方向において位置がずれて配置されているとしてもよい。
当該構成によれば、プリズム板の両側に光源の列(第1光源列および第2光源列)を設けることで、原稿をより万遍なく同等の明るさで照らすことができる。また、第1光源列の光源と第2光源列の光源とが第1方向において位置がずれて配置されているため、第1光源列および第2光源列の全体で、第1方向における光源の密度を向上させていると言える。
本発明の態様の一つは、前記光源ユニットは、前記光源が発した光を反射させて前記乱反射面を照らす反射板を有するとしてもよい。
当該構成によれば、光源が発した光をより確実に乱反射面で乱反射させることができる。
本発明の態様の一つは、前記光源ユニットは、前記プリズム板を透過した光を前記原稿に照射するための出射口を有し、前記反射板は、前記出射口と重ならない位置に設けられているとしてもよい。
当該構成によれば、反射板の存在によって出射口が狭められないため、乱反射面で反射しプリズム板を透過した光を効率的に出射口へ導くことができる。
本発明の態様の一つは、スキャナーは、前記原稿を保持するためのプラテンガラスと、前記プラテンガラスの前記光源ユニットが配置された側とは逆側に配置され、前記プラテンガラスに保持された前記原稿を読み取るための光学系と、を有し、前記プリズム板は、前記光学系の被写界深度の外側に配置されているとしてもよい。
当該構成によれば、プリズム板が、光学系の被写界深度の外側に配置されているため、プリズム板における三角プリズム群による模様(筋状の模様)が光学系によって読み取られることを回避できる。
本発明の態様の一つは、前記光源ユニットは、ドーム型の屋根を有する空間に少なくとも前記光源と前記プリズム板とを収容し、当該ドーム型の屋根の内面を前記乱反射面とした構成としてもよい。
当該構成によれば、曲面で形成された乱反射面によって、乱反射面とプリズム板との間の空間の明るさがより均一化されるため、プリズム板を透過して原稿を照らす光のムラが抑制される。
本発明の態様の一つは、前記光源ユニットは、少なくとも前記光源と前記プリズム板とを収容する空間の内面であって前記乱反射面を含む面の色を白色としてもよい。
当該構成によれば、光源が発した光の損失を極力抑えて原稿を照らすことができる。
本発明の態様の一つは、前記乱反射面は、ガウス散乱よりもランバート散乱に近い散乱特性を有するとしてもよい。
当該構成によれば、ガウス散乱よりもランバート散乱に近い散乱特性を有する乱反射面を用いることにより、原稿を照射する際の明るさを、より均一化かつ向上させることができる。前記乱反射面は、前記ランバート散乱に近い光散乱フィルムで構成されるとしてもよい。
本発明の態様の一つは、前記三角プリズムが並ぶ方向が互いに異なる複数枚の前記プリズム板を重ねて配置するとしてもよい。
当該構成によれば、原稿を照射する光強度をより向上させることができる。
本発明の技術的思想は、上述したスキャナーのみによって実現されるものではない。例えば、スキャナーが備える構成の一部(光源ユニット等)を一つの発明として捉えることができる。また、スキャナーは、原稿を読み取る機能以外の機能を併せ持った複合機であってもよい。
スキャナーの主要部を例示する斜視図。 照明装置を例示する断面図。 点光源列とプリズム板との位置関係を例示する図。 プリズム板(第1のプリズム板)を例示する斜視図。 三角プリズムを含むプリズム板の一部を例示する図。 照明装置が出射する光の軌跡を示す図。 光の角度および強度に応じた分布を示す図。 第1のプリズム板を使用した場合の光強度の分布を示す図。 第2のプリズム板を使用した場合の光強度の分布を示す図。 プリズム板(第2のプリズム板)を例示する斜視図。 第1のプリズム板を第2のプリズム板の上に重ねて使用した場合の光強度の分布を示す図。 第2のプリズム板を第1のプリズム板の上に重ねて使用した場合の光強度の分布を示す図。 プリズム板を使用しない場合の光強度の分布を示す図。 ランバート散乱特性とガウス散乱特性との比に対する明るさの比を示した図。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態にかかるスキャナー10の主要部を斜視図により例示している。スキャナー10は、読み取り対象となる不図示の原稿(透過原稿)を照射する照明装置20と、原稿を読み取る光学系30とを少なくとも有する。照明装置20は、光源ユニットの一例である。光学系30としては、例えば、密着光学系としてのコンタクトイメージセンサーモジュール(CISM)や、CCDを用いた縮小光学系等が採用される。
照明装置20と光学系30とは、原稿を保持するためのプラテンガラス40を挟んで対峙している。プラテンガラス40の上(照明装置20側)に原稿が置かれる。原稿は、プラテンガラス40に直接置かれてもよいし、いわゆるフィルムホルダー等に保持された状態でプラテンガラス40に間接的に置かれてもよい。
照明装置20および光学系30は、所定方向(図1ではX方向)を長手方向として構成されており、当該X方向に直交するZ方向に沿って、同期して移動可能である。つまり、スキャナー10では、照明装置20および光学系30がこのように同期して移動することにより、プラテンガラス40に置かれた原稿の全範囲をスキャンすることができる。
スキャナー10が水平面に設置されてプラテンガラス40が水平となっている場合を想定すると、X方向およびZ方向は水平方向を向き、X方向およびZ方向に直交するY方向は、鉛直方向(上下方向)を向く。X方向は「第1方向」に該当し、Z方向は「第2方向」に該当する。なお、スキャナー10は、原稿を読み取る機能(スキャン機能)のみを有する製品である以外にも、印刷機能やファクシミリ機能等の他の機能をも併せ持った複合機(複合機の一部)や複合システムであってもよい。また、スキャナー10は、原稿を透過させた光を読み取る透過型のスキャナーに限定されず、原稿が反射した光を読み取る反射型のスキャナーであってもよい。
図2は、X方向に垂直な面(Y‐Z面)による照明装置20の断面を例示している。照明装置20内の空間Aには、点光源としてのLED21と、プリズム板22とが少なくとも配置されている。ここで点光源の概念には、大きさを持たない理想的な点光源に限られず、LEDやLED以外の点光源も含むものとするが、ここでは一例として、LED21を示している。LED21は、白色LEDである。後述するように(図3参照)、LED21は、第1方向に沿って複数並べられている。
空間Aは、ドーム型の屋根(蓋)23を有し、屋根23の内面は、乱反射面23aとされている。乱反射面23aとプリズム板22とは、LED21からの光が乱反射面23aで乱反射した後にプリズム板22を透過して原稿に向かう位置に設けられている。
LED21は、図2から判るように、空間Aにおいて両側(Z方向における両側)に配置されており、光を発する出射面21aが乱反射面23aを向くように設けられている。LED21は、例えば、出射面21aが水平よりも所定程度(50度程度)上を向いた角度で配置されている。LED21は、LED21を発光させるための回路等を搭載した基板24に据え付けらえている。基板24の内面は、屋根23の内面と連続しており、屋根23の内面とともに空間Aの天井を形成している。なお、図2から判るように、照明装置20内部の構成は、概略、左右(図2における左右)対称となっている。
プリズム板22は、乱反射面23aと対峙する位置に、水平に保持されている。なお本明細書において、水平、直交、平行、等と表現した場合、それらは厳密な水平、直交、平行だけを意味するのではなく、ある程度の誤差(例えば、+−1,2度程度の誤差)も許容するものとする。プリズム板22は、上側(乱反射面23a側)を平面22aとし、下側(原稿側)をプリズム形成面22bとした、透明な部材である。
照明装置20は、空間A内に、LED21が発した光を反射させて乱反射面23aを照らす反射板25を更に有する。反射板25は、LED21の近傍(LED21の出射面21aよりも下方)において、空間Aの中央側へ突出するように設けられており、かつ乱反射面23aと対峙している。反射板25は、例えば、銀等をプラスチック等の板状の部材に蒸着し、かつ表面を保護用のフィルムで覆って構成された部材である。図2の例では、反射板25の図の中央側に伸びている面は、水平よりも所定程度(5度程度)起き上がった状態で傾いている。
照明装置20は、プリズム板22よりも下側(原稿側)において空間Aを開口させる出射口26を有する。つまり、照明装置20は、出射口26を通過した光により原稿を照射する。出射口26は、照明装置20と同様にX方向を長手方向としており、全体が略矩形とされている。なお、符号dは、出射口26のZ方向の幅(出射口幅)を示している。符号eは、Y方向における、出射口26から乱反射面23a(乱反射面23aの中央位置)までの距離(ドーム高さ)を示す。符号fは、左右のLED21(図3に示す点光源列27に属するLED21と点光源列28に属するLED21)のZ方向における中心(出射面21aの中心)間距離(列間距離)を示す。符号gは、Y方向における、出射口26からLED21(出射面21aの中心)までの距離(LED高さ)を示す。符号hは、Y方向における、出射口26からプリズム板22までの距離(プリズム板高さ)を示す。
また図2から判るように、反射板25は、その先端部25aが、Z方向において出射口26の近い側の端よりも空間Aの中央側へ突出していない。つまり、反射板25は、Z方向において出射口26の範囲と重ならない位置に設けられている。このように反射板25が出射口26と重ならない位置に設けられることにより、出射口26が狭められず、出射口26から出射する光量の損失が防止される。
さらに本実施形態では、空間A(出射口26より中側の空間)に露出する部位の色を、LED21、反射板25およびプリズム板22を除いて、全て白に統一している。つまり、乱反射面23aはもちろん、空間Aに露出する基板24の面や、プリズム板22から出射口26に至る側面等は、全て白色とされている。このように、空間Aに露出する部位の色を白色とすることで、空間A内での光の反射を促進し(光の吸収を抑え)、原稿に照射される光の損失を極力少なくしている。
図3は、LED21およびプリズム板22の配置を、上側からの視点(Y方向と平行な視点)により例示している。図3では、LED21とプリズム板22以外の構成は、図示を省略している。プリズム板22は、照明装置20と同様に、X方向を長手方向としており、全体が略矩形とされている。図3に表れているプリズム板22の部位は、平面22aである。
プリズム板22のZ方向における一端側には、LED21をX方向に複数並べた列(点光源列)27が設けられ、プリズム板22のZ方向における他端側には、LED21をX方向に複数並べた列(点光源列)28が設けられている。点光源列27,28のいずれか一方が、第1、第2光源列のいずれか一方に該当し、点光源列27,28の他方が、第1、第2光源列の他方に該当する。また、点光源列27,28のいずれか一方を構成するLED21の数は、点光源列27,28の他方を構成するLED21の数より1つ多い。もちろん、点光源列27と点光源列28のLED数を同じとして、LEDピッチ(下記間隔i)の半分だけ互いの列をX方向においてずらせて配置してもよい。この場合、点光源列27のLED基板と点光源列28のLED基板を同一にできる。明るさのムラを少なくするには、点光源列27(点光源列28)におけるLED21の間隔i(点光源列内でのX方向におけるLED21の中心間距離)は、できるだけ小さい方がよい。一方で、LED21同士を接近させ過ぎると、LED21を適切に放熱させることができない。このような観点から本実施形態では、間隔iを20mm以下としており、より具体的には、間隔iを、5mm〜20mmの数値範囲の中で設定している。
また、図3から判るように、点光源列27のLED21と点光源列28のLED21とは、X方向において位置がずれて配置されている。具体的には、点光源列27のLED21と点光源列28のLED21とは、i/2だけ、X方向に位置がずれている。かかる構成とすることで、点光源列27,28全体のLED21のピッチを、i/2とすることができ、より明るさを均一化することができる。
図4は、プリズム板22の一部を斜視図により例示している。また、図5は、プリズム板22に形成された複数の三角プリズム29を、当該プリズムの三角形の断面に垂直な視点で示している。図4,5に示すように、プリズム板22のプリズム形成面22bにおいては、複数の三角プリズム29がX方向(所定方向の一例)に連続して並んでいる。つまり、各三角プリズム29は、当該プリズムの三角形の断面をX方向と平行としている。また、図4によれば、それぞれの三角プリズム29は、Z方向に延伸してZ方向を長手方向としている。三角プリズム29の前記三角形の断面は、図5に示すように、例えば、原稿側に突出する角を直角とした二等辺三角形である。
X方向における三角プリズム29の間隔jは、例えば、50μmである。むろん実際の製品においては、三角プリズム29の形状や間隔には誤差が存在する。また、三角プリズム29の形状や間隔は、上述したものに限られない。また、三角プリズム29の間隔jは、上述したLED21の間隔i(図3参照)の1%以下である。例えば、間隔jが50μmであり、間隔iが10mmであれば、間隔jは、間隔iの0.5%である。
プリズム板22は、光学系30の被写界深度の外側に配置されている。光学系30は、基本的には、原稿が置かれるプラテンガラス40の上面(照明装置20側の面)近辺に焦点が合うように設計されている。被写界深度とは、このように焦点が合わされている場合に、焦点がある程度合った状態で光学系30により読み取られる範囲(Y方向に沿った一定範囲)を指す。本実施形態では、プリズム板22が、このような被写界深度の範囲に含まれない位置に配置されるように、プリズム板高さhを設定している。かかる構成によれば、プリズム形成面22bにおける三角プリズム29群による模様(筋状の模様)が光学系30が備えるセンサーに結像されることが、回避される。
このような照明装置20によれば、各LED21の出射面21aから出射された光のある一部は乱反射面23aに当たって反射され、各LED21の出射面21aから出射された光の他の一部は反射板25に当たって反射して乱反射面23aに当たる。これにより、乱反射面23aとプリズム板22とで挟まれた空間は、乱反射を繰り返して散乱した光で満たされ、均一的な明るさとなる。そして、このように乱反射面23aで反射した後の光が、プリズム板22を透過する(プリズム板22の平面22aに入射し、プリズム形成面22bから出射する)。従って、出射口26の全域に亘って明るさが均一化された光が出射口26から出射され、原稿を照らす。この結果、ムラが抑制された高品質な読み取り結果が得られる。
また、乱反射面23aで乱反射した光は、三角プリズム29を通過する際に指向性がある程度整えられる。具体的には、プリズム板22の平面22aに入射する光は、Z方向に垂直な面(X‐Y面)に投影したときの当該平面22aに対して成す入射角度が約45度以上である場合、三角プリズム29から出射する際に、三角プリズム29と空気との境界面で屈折し、Y方向と成す角度をより小さくして出射する。一方、当該入射角度が約45度より小さい光の場合は、三角プリズム29により、再び平面22aの側へ戻る方向へ反射や屈折することで、乱反射面23aとプリズム板22とで挟まれた空間へ戻る。このように戻った光は、再度、乱反射面23aとプリズム板22とで挟まれた空間内で乱反射を繰り返して、プリズム板22の平面22aへ入射する。この結果、三角プリズム29を通過する光の向きは、Z方向からの視点で見たとき、理論的には、図5に示すようにY方向に対して約45度以内の範囲に揃えられる。
このように三角プリズム29によって、原稿側へ向かう光の向きが揃えられることで、光学系30が読み取る原稿の範囲がより明るく照らされる。また、光学系30がセンサーに取り込み可能な光の方向は、Y方向を中心としてある程度限定されているが、このように三角プリズム29によって、原稿側へ向かう光の向きが揃えられることで、光学系30が受ける光量が増し、より高品質な読み取り結果が得られるようになる。
図2において、例えば、出射口幅dは9mm、ドーム高さeは10mm、列間距離fは14mm、LED高さgは6mm、プリズム板高さhは5mm、程度とされる。また、これら寸法を採用した場合、図2に示した断面における屋根23の内面(乱反射面23a)の曲率半径rは10.5mmとする。
また、前記各寸法を採用した場合、反射板25は、乱反射面23aから4mm以内の範囲に設けられる。このように、反射板25を乱反射面23aに比較的近い位置に設けるとともに図示するような形状とする。LED21が発した光は、出射口26へ直接進むことが防止され、全てが乱反射面23aに(直接あるいは反射板25で反射した上で)当たるようになる。この結果、乱反射面23aとプリズム板22とで挟まれた空間における光の散乱が、より促進され、原稿を均一的な明るさで照らすことができる。また、反射板25は、上述したように水平よりも所定程度(5度程度)起き上がった状態で傾いている。そのため、LED21が発した光により、的確に乱反射面23aの中央付近を照らすことができ、前記光の散乱が促進される。反射板25の形状は図示する物に限られないが、LED21が発した光は、出射口26へ直接進むことを防止し、全てが乱反射面23aに当たるようにすることが望ましい。
さらに、前記各寸法を採用した場合、LED21は、Z方向において、出射口26の近い側の端から2mm以上(空間Aの中央から遠ざかる側へ)離れて位置する。このように、LED21を出射口26からある程度離れた位置に配置することにより、乱反射面23aの、特に、出射口26と対峙する範囲における明るさのムラを低減させ、よりムラの少ない明るさで原稿を照らすことができるようになる。
むろん上述した各構成についての具体的寸法は一例に過ぎず、このような具体的寸法によって本発明の開示範囲が狭められることは無い。
以下に、本実施形態による効果をさらに説明する。
図6aは、本実施形態にかかる照明装置20が出射する光の軌跡をX‐Y面に示している。また図6bは、図6aに対する比較例であり、プリズム板22を有さない場合の照明装置20が出射する光の軌跡をX‐Y面に示している。図6が示すX‐Y面の、Z方向の位置は、Z=0(mm)である。Z=0は、Z方向における照明装置20の中心位置に該当する(図3参照)。図6aにおいて符号22で示す位置は、プリズム板22が存在する位置である。図6a,6bはいずれも、照明設計解析ソフトウェアであるLight Tools(登録商標)を用いてシミュレーションを行った結果を示している。
図6aに示すように、本実施形態の照明装置20によれば、プリズム板22より上の空間(乱反射面23aと平面22aとの間の空間)に拡散した大量の光が溜まっており、プリズム板22より下(出射口26側)へ、ある程度出射方向が揃えられた光が出射していることが判る。一方、プリズム板22を有さない場合(図6b)は、図6aと比較すると、光の軌跡が疎らであり(つまり光量が少なく)、かつ、光の出射方向が揃っていない。
図7aは、図6aに示した各軌跡の光の、角度および強度に応じた分布を示し、図7bは、図6bに示した各軌跡の光の、角度および強度に応じた分布を示している。図7の円グラフにおいては、90度は、Y方向のプラス側つまり乱反射面23a側を示し、−90度は、Y方向のマイナス側つまり出射口26側を示している。また、図7の円グラフの半径方向は、光の強度を示している。図7aによれば、図7bと比較すると、−90度方向により強い(約1.4倍強い)光が出射されており、かつ出射されている光量も全体的に多いことが判る。また、図7aでは、出射される光の分布がおよそ−40度〜−140度の範囲に収まっており、−30度〜−150度の範囲(あるいはそれよりも広角な範囲)に光の分布が広がっている図7bと比較して、原稿へ向かう光の方向性がより揃えられていることが判る。このような図6,7からも、本実施形態によって光学系30が受ける光量の増加が実現されることが判る。
図8a,8b,8cはそれぞれ、本実施形態にかかる照明装置20が出射する光の強度(W/mm)分布であり、前記照明設計解析ソフトウェアを用いてシミュレーションを行った結果を示している。尚、LED21は、点光源列27に25個、点光源列28に24個配置してあり、LED21は1個当たり1Wの光出力、合計49Wを出力している。図8a,8b,8cにおける横軸(単位はmm)は、X方向の位置を示し、X=0は、X方向における照明装置20の中心位置に該当する。また、図8bは、Z=0の位置における分布、図8aは、Z=−2mmの位置(図3参照)における分布、図8cは、Z=+2mmの位置(図3参照)における分布をそれぞれ示している。なお、後述の図9,11,12,13に示す各強度分布についても、横軸、縦軸およびZ値の意味は、図8と同様の解釈となる。また、図8(図9,11,12,13も同様)はいずれも、Y方向については定義していないが、例えば、Y方向における出射口26の位置(高さ)で得られる分布である。
以下では、図4,5に示したプリズム板22を、第1のプリズム板とも呼ぶ。第1のプリズム板とは、図4,5に示したプリズム板22を、後述の図10に示すプリズム板22(第2のプリズム板とも呼ぶ。)と区別するための便宜上の表現である。
図8a,8b,8c(同様に図6aおよび図7a)は、プリズム板22として第1のプリズム板を使用した場合のシミュレーション結果である。一方、図13a,13b,13cは、図6bおよび図7bと同様、プリズム板22を使用しない場合の、前記照明設計解析ソフトウェアを用いたシミュレーション結果である。図8a,8b,8cに示した各分布のうち、X=−80〜80の範囲における強度の平均値として、0.0041(W/mm)という値が得られた。一方、図13a,13b,13cに示した各分布のうち、同じX=−80〜80の範囲における強度の平均値として、0.00327(W/mm)という値が得られた。このような図8と図13との比較からも、プリズム板22(第1のプリズム板)を用いた本実形態にかかる照明装置20によれば、原稿に対する照射光の明るさが向上することが判る。また、プリズム板22を使用しない場合は、点光源(LED21)の間隔に応じてX方向における明るさのムラが生じると考えられるが、本実施形態のように、乱反射した後の光が第1のプリズム板の三角プリズム29を通過することで、X方向における明るさのムラの間隔が三角プリズム29のピッチ(間隔j)に応じて狭まり、結果的に、X方向における明るさのムラが目立たなくなるようになると言える。
図10は、図4,5とは異なる例にかかるプリズム板22(第2のプリズム板)の一部を斜視図により例示している。図10に示すように、プリズム板22のプリズム形成面22bにおいては、複数の三角プリズム29がZ方向(所定方向の一例)に連続して並んでいる。つまり、各三角プリズム29は、当該プリズムの三角形の断面をZ方向と平行としている。図10によれば、それぞれの三角プリズム29は、X方向に延伸してX方向を長手方向としている。すなわち、第2のプリズム板は、三角プリズム29の延伸方向が、第1のプリズム板における三角プリズム29の延伸方向と直交している。第2のプリズム板においても、三角プリズム29の形状は、第1のプリズム板と同様に、原稿側に突出する角を直角とした二等辺三角形とする。
図9a,9b,9cは、プリズム板22として第2のプリズム板を使用した場合の、前記照明設計解析ソフトウェアを用いたシミュレーション結果である。図9a,9b,9cに示した各分布のうち、X=−80〜80の範囲における強度の平均値として、0.0043(W/mm)という、図8a,8b,8cの各分布から得られた前記強度の平均値とほぼ同等の値が得られた。すなわち、第1のプリズム板の替わりに第2のプリズム板を使用する場合であっても、プリズム板22を使用しない場合(図13a,13b,13c)と比較して、原稿に対する照射光の明るさが向上することが判る。
また、図8a,8b,8cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での標準偏差として、4.4E−5(W/mm)という値が得られた。なお、“E−5”は、10の−5乗を意味する。一方、図9a,9b,9cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での標準偏差として、6.84E−5(W/mm)という値が得られた。このような標準偏差で比較すると、第1のプリズム板を使用した場合の方が、第2のプリズム板を使用した場合よりも光強度のばらつきが小さいため、明るさのムラを抑制する効果が高いと言える。
なお、照明装置20内に配置するプリズム板22は、1枚ではなく、複数枚であってもよい。より具体的には、照明装置20は、三角プリズム29が並ぶ方向が互いに異なる複数枚のプリズム板22を重ねて配置してもよい。
図11,12はいずれも、プリズム板22として第1のプリズム板および第2のプリズム板を使用した場合の、前記照明設計解析ソフトウェアを用いたシミュレーション結果である。具体的には、図11a,11b,11cは、第1のプリズム板を、第2のプリズム板の上(乱反射面23a側)に重ねて照明装置20内に配置した場合(第1+第2のプリズム板使用時)の結果であり、図12a,12b,12cは、第2のプリズム板を、第1のプリズム板の上(乱反射面23a側)に重ねて照明装置20内に配置した場合(第2+第1のプリズム板使用時)の結果である。
図11a,11b,11cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での強度の平均値として、0.00533(W/mm)という値が得られた。また、図11a,11b,11cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での標準偏差として、4.8E−5(W/mm)という値が得られた。一方、図12a,12b,12cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での強度の平均値として、0.00535(W/mm)という値が得られた。また、図12a,12b,12cに示した各分布におけるX=−80〜80の範囲での標準偏差として、4.86E−5(W/mm)という値が得られた。このような結果によれば、第1のプリズム板と第2のプリズム板とを重ねて使用することで、原稿に対する照射光の明るさをより向上させることができると言える。加えて、第1のプリズム板と第2のプリズム板とを重ねて使用した場合であっても、プリズム板22として第1のプリズム板だけを使用する場合(図8a,8b,8c)とほぼ同等の標準偏差が得られるため、第1のプリズム板だけを使用した場合と同様に、明るさのムラを抑制する効果が高いと言える。
次に、乱反射面23aにおける光の散乱特性について説明する。
図14は、ランバート(Lambert)散乱特性とガウス(Gauss)散乱特性との比率に対する、得られる明るさの比を示したグラフである。当該グラフも、前記照明設計解析ソフトウェアを用いたシミュレーションにより得られる。図14の横軸は、乱反射面23aにおけるランバート散乱特性を有する面の面積とガウス散乱特性を有する面の面積との和に対する、ランバート散乱特性を有する面の面積比を示している。当該横軸における0.5は、ランバート散乱特性を有する面の面積とガウス散乱特性を有する面の面積との比が等しいことを意味する。一方、図14の縦軸は、プリズム板22を使用しなかった場合に計測される出射口26側の明るさに対する、プリズム板22(第1のプリズム板)を上述のように使用した場合に計測される出射口26側の明るさの比を示している。当該縦軸における1.0は、プリズム板22の使用/不使用にかかわらず明るさが等しいことを意味する。
ここで、ランバート散乱とは、入射角度に因らず、着目する面の法線方向に対してcosθで反射強度が定まる散乱であり、理想的な拡散反射表面が持つ散乱特性である。具体的には、紙等は、ランバート散乱に近い散乱特性を有する。一方、ガウス散乱とは、着目する面において、入射光が正反射する場合の出射光の出射角度に対してガウス分布に近似される散乱を言い、例えば鏡面が持つ散乱特性である。図14によれば、ランバート散乱特性の比率が高い場合(横軸の値が約0.5以上の場合)に、プリズム板22が存在することによる効果(明るさ向上の効果)が発揮される(縦軸の値が1.0以上となる)と言える。従って本実施形態では、乱反射面23aは、ランバート散乱特性を有する面の面積比の方がガウス散乱特性を有する面の面積比よりも大きい、つまりガウス散乱よりもランバート散乱に近い散乱特性を有する面として構成される。これを実現するために、ドーム内面の微小形状を理想的な乱反射面になるように形成するほかに、ドーム内面にランバート散乱に近い散乱特性を有する光散乱フィルムを張り付けてもよい。これにより、ドーム内面をより理想的な乱反射面とすることができる。
10…スキャナー、20…照明装置、21…LED、21a…出射面、22…プリズム板、22a…平面、22b…プリズム形成面、23…屋根、23a…乱反射面、24…基板、25…反射板、25a…先端部、26…出射口、27,28…点光源列、29…三角プリズム、30…光学系、40…プラテンガラス、A…空間

Claims (13)

  1. 複数の光源を第1方向に並べて設けた光源ユニットからの光を原稿に照射して、当該原稿のスキャンを実行するスキャナーであって、
    前記光源ユニットは、乱反射面とプリズム板とを有し、
    前記乱反射面と前記プリズム板とは、前記光源からの光が当該乱反射面で反射した後に当該プリズム板を透過して前記原稿に向かう位置に設けられ、
    前記プリズム板は、前記原稿側に一定方向に連続して並ぶ複数の三角プリズムを有し、前記乱反射面側に平面を有する、ことを特徴とするスキャナー。
  2. 前記一定方向とは、前記第1方向であり、前記三角プリズムは、前記第1方向に直交する第2方向へ延伸していることを特徴とする請求項1に記載のスキャナー。
  3. 前記第1方向における前記光源の間隔は20ミリ以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスキャナー。
  4. 前記一定方向における前記三角プリズムの間隔は、前記第1方向における前記光源の間隔の1%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスキャナー。
  5. 前記光源ユニットは、前記プリズム板の前記第1方向に直交する第2方向における一端側に、前記光源を前記第1方向に複数並べた第1光源列を有し、前記プリズム板の前記第2方向における他端側に、前記光源を前記第1方向に複数並べた第2光源列を有し、前記第1光源列の光源と前記第2光源列の光源とは、前記第1方向において位置がずれて配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスキャナー。
  6. 前記光源ユニットは、前記光源が発した光を反射させて前記乱反射面を照らす反射板を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスキャナー。
  7. 前記光源ユニットは、前記プリズム板を透過した光を前記原稿に照射するための出射口を有し、前記反射板は、前記出射口と重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のスキャナー。
  8. 前記原稿を保持するためのプラテンガラスと、
    前記プラテンガラスの前記光源ユニットが配置された側とは逆側に配置され、前記プラテンガラスに保持された前記原稿を読み取るための光学系と、を有し、
    前記プリズム板は、前記光学系の被写界深度の外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスキャナー。
  9. 前記光源ユニットは、ドーム型の屋根を有する空間に少なくとも前記光源と前記プリズム板とを収容し、当該ドーム型の屋根の内面を前記乱反射面としたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のスキャナー。
  10. 前記光源ユニットは、少なくとも前記光源と前記プリズム板とを収容する空間の内面であって前記乱反射面を含む面の色を白色としたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のスキャナー。
  11. 前記乱反射面は、ガウス散乱よりもランバート散乱に近い散乱特性を有することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載のスキャナー。
  12. 前記乱反射面は、前記ランバート散乱に近い光散乱フィルムで構成されることを特徴とする請求項11に記載のスキャナー。
  13. 前記三角プリズムが並ぶ方向が互いに異なる複数枚の前記プリズム板を重ねて配置したことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載のスキャナー。
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