JP2020064283A - レンズ駆動装置、レンズ駆動方法、およびプログラム - Google Patents

レンズ駆動装置、レンズ駆動方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レンズ駆動装置において、消費電力が全体の約7割を占める位置検出回路が常に動作することで、撮像システム全体としての消費電力が増加する原因となっていた。【解決手段】レンズ駆動装置は、検出したレンズの位置を示す検出信号を出力し、異なる消費電力で動作する複数の動作モードを有する位置検出部と、複数の動作モードの中から位置検出部を動作させる動作モードを選択する選択部と、検出信号に基づいて、選択された動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する位置信号生成部と、レンズの目標位置を示す目標位置信号およびレンズ位置信号に基づいて、レンズの駆動量を算出する算出部と、駆動量に基づいてレンズを駆動する駆動部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置、レンズ駆動方法、およびプログラムに関する。
レンズの位置検出時は、位置検出部への電圧印加を行い、位置検出時以外は、電圧印加を停止させるようにし、位置検出時以外の不必要な時間帯における消費電流を抑える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特許第4662786号
上記のレンズ駆動装置は、カメラが起動している間、1ms毎に割り込み処理される角速度をトリガとして、位置検出回路を割り込みの度に起動しており、位置検出回路は常に動作している。一例として、レンズ駆動装置における位置検出部の消費電流は全体の約7割を占めており、撮像システム全体としての消費電力が増加する原因となっていた。
本発明の第1の態様においては、レンズ駆動装置を提供する。レンズ駆動装置は、検出したレンズの位置を示す検出信号を出力し、異なる消費電力で動作する複数の動作モードを有する位置検出部を備えてもよい。レンズ駆動装置は、複数の動作モードの中から位置検出部を動作させる動作モードを選択する選択部を備えてもよい。レンズ駆動装置は、検出信号に基づいて、選択された動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する位置信号生成部を備えてもよい。レンズ駆動装置は、レンズの目標位置を示す目標位置信号およびレンズ位置信号に基づいて、レンズの駆動量を算出する算出部を備えてもよい。レンズ駆動装置は、駆動量に基づいてレンズを駆動する駆動部を備えてもよい。
選択部は、動作モードに応じて、算出部が駆動量の算出に用いるパラメータを変化させてもよい。
レンズ駆動装置は、検出信号を記憶する記憶装置を更に備えてもよい。位置信号生成部は、動作モードに応じて位置検出部が出力した検出信号または記憶装置に保存された検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成してもよい。
算出部は、レンズ位置信号と目標位置信号とに基づいてPID制御を行い、選択部は、動作モードに応じて、算出部のPID制御の制御パラメータを変化させてもよい。
位置検出部は、複数の動作モードのそれぞれにおいて異なる動作周期でレンズの位置を検出してもよい。
複数の動作モードは、第1の動作周期でレンズの位置を検出する連続検出モードと、第1の動作周期よりも長い第2の動作周期でレンズの位置を検出し、レンズの位置を検出する複数の位置検出動作の間に位置検出部を省電力動作に切り替えてレンズの位置を検出しない省電力モードとを含んでもよい。
選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、位置検出部を動作させる動作モードを複数の動作モードの中から選択してもよい。
選択部は、外部から入力される目標位置信号の変化量に基づいて、位置検出部を動作させる動作モードを複数の動作モードの中から選択してもよい。
選択部は、外部から入力される、レンズを有するカメラの撮像指示に基づいて、位置検出部を動作させる動作モードを複数の動作モードの中から選択してもよい。
選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、算出部が駆動量の算出に用いるパラメータを変化させてもよい。
算出部は、レンズ位置信号と目標位置信号とに基づいてPID制御を行い、選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、算出部のPID制御の制御パラメータを変化させてもよい。
位置信号生成部は、第1の動作モードにおいて、駆動量を算出する各タイミングで、位置検出部が新たに検出した検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成し、第2の動作モードにおいて、駆動量を算出する少なくとも一部のタイミングで、過去にレンズ位置信号を生成するのに用いられ、記憶装置に保存された検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成してもよい。
位置検出部は、レンズの位置を検出するセンサを有してもよい。位置検出部は、センサを駆動するセンサ駆動部を有してもよい。位置検出部は、センサからの信号を増幅する信号増幅部を有してもよい。位置検出部は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部を有してもよい。選択部は、位置検出部の消費電力が相対的に低い動作モードを選択する場合に、センサ、センサ駆動部、信号増幅部およびA/D変換部の少なくとも1つを間欠的に動作させてもよい。
本発明の第2の態様においては、レンズ駆動方法を提供する。レンズ駆動方法は、位置検出手段によって検出したレンズの位置を示す検出信号を出力する位置検出段階を備えてもよい。レンズ駆動方法は、位置検出手段を動作させる動作モードを、位置検出手段の消費電力が異なる複数の動作モードの中から選択する選択段階を備えてもよい。レンズ駆動方法は、検出信号に基づいて、選択された動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する位置信号生成段階を備えてもよい。レンズ駆動方法は、レンズの目標位置を示す目標位置信号およびレンズ位置信号に基づいて、レンズの駆動量を算出する算出段階を備えてもよい。レンズ駆動方法は、駆動量に基づいてレンズを駆動する駆動段階を備えてもよい。
本発明の第3の態様においては、プログラムを提供する。プログラムは、コンピュータに上記の方法を実行させてもよい。
上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となりうる。
本実施形態に係る撮像システム10の構成例を示す。 本実施形態に係るレンズ駆動方法の動作フローを示す。 本実施形態に係る選択部123の構成例を示す。 本実施形態に係る撮像システム10の構成例を示す。 本実施形態に係るコンピュータ2200の構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像システム10の構成例を示す。撮像システム10は、検出部15と、プロセッサ20と、アクチュエータ30と、レンズユニット40と、レンズ駆動装置100とを備える。
検出部15は、レンズユニット40が搭載される機器等の動きを検出する。検出部15は、一例として角速度センサ等を有し、レンズユニット40の角速度ωを検出する。プロセッサ20は、検出部15の検出結果に基づき、レンズユニット40の目標位置を算出して、当該目標位置を示す外部信号をレンズ駆動装置100に送信する。
アクチュエータ30は、レンズ駆動装置100からの外部信号に応じてレンズユニット40を駆動する。アクチュエータ30は、磁力によってレンズユニット40を移動させてよい。例えば、アクチュエータ30は、コイルを含み、当該コイルに電流を流して電流に応じた磁力を発生させる電磁石を有してよい。アクチュエータ30は、レンズユニット40に設けられた磁石を吸着または離間させるように磁力を発生させ、レンズユニット40を移動させてよい。
アクチュエータ30は、例えば、レンズユニット40の一方向の位置を変更する。また、アクチュエータ30は、レンズユニット40の異なる複数の方向の位置を変更させるように移動させるべく、各方向に対応して複数設けられてもよい。一例として、複数のアクチュエータ30は、異なる2方向(例えばxおよびy方向)または異なる3方向(例えばx、y、およびz方向)にレンズユニット40を移動させる。なお、図示する通り、x、yおよびz方向は互いに直交する方向であり、z方向はレンズユニット40の光軸方向である。
レンズユニット40は、一又は複数のレンズを有する。レンズ駆動装置100は、プロセッサ20からの外部信号に基づいて、アクチュエータ30によりレンズユニット40をxyz空間内の目標位置に移動させる。レンズ駆動装置100は、一例として、プロセッサ20からの外部信号に応じて、アクチュエータ30によりレンズユニット40をxy平面内の目標位置に移動させることでカメラ等の手振れ補正制御を実行したり、アクチュエータ30によりレンズユニット40をz方向の光軸上の目標位置に移動させることでカメラ等のオートフォーカス制御を実行したりしてもよい。レンズ駆動装置100は、受信部105と、位置検出部110と、制御部120と、D/A変換部130と、駆動部140とを備える。
受信部105は、プロセッサ20から外部信号を受信する。受信部105は、例えば、伝送インタフェースを介してプロセッサ20に接続され、プロセッサ20がソフトウェア処理により出力する外部信号を受信する。また、受信部105は、外部信号を受信する。受信部105は、外部信号を予め定められた周期で受信してもよい。一例として、受信部105はプッシュ型の通信により外部信号を受動的に受信してもよい。受信部105は、プロセッサ20から外部信号が規定された通信方式で送信された場合、当該通信方式に従って外部信号を受信してもよい。例えば、受信部105は、プロセッサ20からシリアル通信方式、パラレル通信方式、ネットワーク、または無線通信方式等によって送信された外部信号を受信してもよい。また、一例として、受信部105は、OS等によって伝送信号の優先順位等が制御される伝送インタフェース、例えばIC(アイ・スクエアド・シー、Inter−Integrated Circuit)方式を用いてプロセッサ20から外部信号を受信してもよい。受信部105は、受信した外部信号を外部信号処理部121に供給する。
位置検出部110は、レンズユニット40の位置を検出し、検出したレンズユニット40の位置を示す検出信号を出力する。位置検出部110は、センサ111と、センサ駆動部113と、信号増幅部115と、A/D変換部117とを含む。
センサ111は、レンズユニット40の位置を検出する。センサ111は、レンズユニット40の1方向の角度および/または位置を検出してもよい。また、センサ111は、レンズユニット40の複数の方向の角度および/または位置をそれぞれ検出してもよい。センサ111は、例えば、レンズユニット40の位置に応じて変動する磁場、反射光、渦電流、静電容量、および超音波等をセンスして、レンズユニット40の位置を検出してもよい。一例として、レンズユニット40が磁石等を有する場合、センサ111は、当該磁石の磁場を検出する磁気センサであることが好ましい。センサ111は、一例として、ホール素子、シリコンホール素子、化合物ホール素子、磁気抵抗素子、GMR(Giant Magneto Resistive)素子、インダクタンスセンサ等を含んでもよい。センサ111は、レンズユニット40の位置の検出信号を信号増幅部115に供給する。
センサ駆動部113は、センサ111を駆動する。センサ駆動部113は、例えばセンサ111に電圧または電流を与えることによって、センサ111を駆動する。センサ駆動部113は、制御部120によって制御されてもよい。
信号増幅部115は、センサ111からの信号を増幅する。信号増幅部115は、例えば、センサ111が検知した検知信号の振幅電圧または電流値を1倍以上に増幅してもよい。信号増幅部115は、増幅した検出信号をA/D変換部117に供給する。
A/D変換部117は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換部117は、信号増幅部115から受け取った検出信号を、デジタル信号へ変換する。A/D変換部117は、変換したデジタル信号を制御部120へ供給する。
制御部120は、プロセッサ20からの外部信号と、位置検出部110からの検出信号とに基づき、D/A変換部130および駆動部140を介して、線形デバイスであるアクチュエータ30を制御することにより、レンズユニット40を制御する。制御部120は、一例として、検出信号に示されるレンズユニット40の検出位置に基づいて、レンズユニット40を外部信号に示される目標位置に移動させるように、クローズドループによるフィードバック制御を実行してもよい。制御部120は、マイクロコントローラ等のCPUを含む制御コンピュータであり、検出プログラムを実行することにより以下に示す各部として機能する。これに代えて、制御部120は、専用回路またはプログラマブル回路によって実現されてもよい。制御部120は、外部信号処理部121と、選択部123と、位置信号生成部125と、算出部127と、記憶部129とを含む。
外部信号処理部121は、受信部105を介して外部のプロセッサ20から入力される外部信号を処理する。外部信号処理部121は、処理した外部信号を選択部123および算出部127へ供給する。
選択部123は、位置検出部110を動作させる動作モードを、位置検出部110の消費電力が異なる複数の動作モードの中から選択する。より具体的には、選択部123は、外部信号処理部121から受け取る外部信号の変化に基づいて、位置検出部110を動作させる動作モードを上記の複数の動作モードの中から選択する。
上記の複数の動作モードは、例えば、第1の動作周期でレンズユニット40の位置を検出する連続検出モードと、当該第1の動作周期よりも長い第2の動作周期でレンズユニット40の位置を検出し、レンズユニット40の位置を検出する複数の位置検出動作の間に位置検出部110を省電力動作に切り替えてレンズユニット40の位置を検出しない省電力モードとを含んでもよい。選択部123は、位置検出部110の消費電力が相対的に低い動作モード、例えば上記の省電力モードを選択する場合に、位置検出部110に含まれる、センサ111、センサ駆動部113、信号増幅部115およびA/D変換部117の少なくとも1つを間欠的に動作させ、例えば一定時間の間にこれらの少なくとも1つの電源をオフにする。省電力モードは、一例として、位置検出部110が間欠的にレンズユニット40の位置を検出する間欠動作モードと呼ぶ場合がある。省電力モードの位置検出部110は、レンズユニット40の位置を検出するものの、レンズ位置の検出頻度は連続動作モードの場合に比べて低く、故に、消費電力が連続動作モードの場合に比べて低い。上記の第1の動作周期の一例は0.1msであってもよく、上記の第2の動作周期の一例は0.2ms、0.4msまたは0.8msであってもよい。本実施形態においては、第2の動作周期は外部信号の変化に拘わらず一定とするが、選択部123は、外部信号の変化に応じて第2の動作周期を動的に変更してもよい。
選択部123は、外部から入力される目標位置信号の変化量に基づいて、位置検出部110を動作させる動作モードを上記の複数の動作モードの中から選択してもよい。当該目標位置信号は、上記の外部信号に含まれていてもよい。
より具体的には、選択部123は、外部信号処理部121から1msごとに供給される、プロセッサ20からの目標位置信号に変化がない、目標位置信号を一定期間受信しない、または変化量が予め定められた変化量の閾値以下である場合に、目標位置信号の変化量が小さいと判定し、位置検出部110を省電力モードとする信号を位置信号生成部125に供給してもよい。当該変化量の閾値は、記憶部129に保存されていて、選択部123によって参照されてもよい。目標位置信号の変化量が小さい場合には、一例として、カメラ等の手振れ補正制御において、レンズ位置を大きく変化させず、消費電力を抑える。
同様に、選択部123は、外部信号処理部121から1msごとに供給される、プロセッサ20からの目標位置信号の変化量が上記の変化量の閾値よりも大きい場合に、目標位置信号の変化量が大きいと判定し、位置検出部110を連続動作モードとする信号を位置信号生成部125に供給してもよい。
また、例えば選択部123は、外部から入力される、レンズユニット40を有するカメラの撮像指示に基づいて、位置検出部110を動作させる動作モードを上記の複数の動作モードの中から選択してもよい。当該撮像指示は、当該カメラのシャッターボタンが押下されたことに応じて、プロセッサ20により出力されるものであってもよい。当該撮像指示は、上記の外部信号に含まれていてもよい。
より具体的には、選択部123は、外部信号処理部121から上記の撮像指示を供給されない場合に、外部から入力される外部信号に変化がないと判定し、位置検出部110を省電力モードとする信号を位置信号生成部125に供給してもよい。撮像指示を供給されないことは、一例として、カメラ等のオートフォーカス制御を実行しなくてもよいことを意味し得る。
同様に、選択部123は、外部信号処理部121から上記の撮像指示を供給された場合に、外部から入力される外部信号に変化があると判定し、位置検出部110を連続動作モードとする信号を位置信号生成部125に供給してもよい。撮像指示を供給されることは、一例として、カメラ等のオートフォーカス制御を実行すべきことを意味し得る。
位置信号生成部125は、検出信号に基づいて、選択部123により選択された動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する。より具体的には、位置信号生成部125は、動作モードに応じて位置検出部110が出力した検出信号または記憶部129に保存された検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成してよい。位置信号生成部125は、動作モードに応じて位置検出部110が出力した検出信号または記憶部129に保存された検出信号のいずれかを選択してレンズ位置信号として出力してよい。位置信号生成部125は、レンズユニットの40の駆動量を算出する各タイミングの内少なくとも一部のタイミングで、過去にレンズ位置信号を生成するのに用いられ、記憶部129に保存された検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成してよい。位置信号生成部125は、第1の動作モードにおいて、レンズユニット40の駆動量を算出する各タイミングで、位置検出部110が新たに検出した検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成してもよい。当該第1の動作モードは、上記の連続動作モードと対応してもよい。また、位置信号生成部125は、第2の動作モードにおいて、レンズユニット40の駆動量を算出する少なくとも一部のタイミングで、過去にレンズ位置信号を生成するのに用いられ、記憶部129に保存された検出信号に基づいて、レンズ位置信号を生成してもよい。この場合、位置信号生成部125は、レンズユニット40の検出信号を位置検出部110のA/D変換部117から供給される度に、検出信号を記憶部129に保存してもよい。なお、記憶部129は、記憶装置の一例である。
算出部127は、位置信号生成部125から受け取るA/D変換されたレンズ位置信号、および、外部信号処理部121から受け取る目標位置信号に基づいて、レンズユニット40の駆動量を算出する。算出部127は、一例として、レンズユニット40の位置を外部信号に示される目標位置に近付けるようにレンズユニット40を駆動すべく、上記の駆動量を算出する。算出部127は、例えばPID(Proportional Integral Differential)演算によって当該駆動量を算出してもよい。この場合、算出部127は、比例ゲイン、積分ゲイン、および微分ゲイン等を、制御パラメータとして用いてもよい。算出部127は、算出した駆動量を示す駆動信号をD/A変換部130に供給する。
D/A変換部130は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。D/A変換部130は、算出部127から受け取った駆動量を示す駆動信号をアナログ信号へ変換する。D/A変換部130は、変換したアナログ信号を駆動部140へ供給する。
駆動部140は、D/A変換部130から入力されるアナログ信号に示される駆動量に基づいてレンズユニット40を駆動する。より具体的には、駆動部140は、アクチュエータ30に接続され、D/A変換部130から入力されるアナログ信号である電圧信号または電流信号をアクチュエータ30に供給することによって、アクチュエータ30に対し、当該電圧信号または電流信号に応じた駆動量だけレンズユニット40を駆動させる。
図2は、本実施形態に係るレンズ駆動方法の動作フローを示す。当該フローは、レンズ駆動装置100がプロセッサ20から外部信号を受信することにより開始する(ステップS101)。
レンズ駆動装置100の選択部123が、上記の外部信号の変化に基づいて、位置検出部110を動作させる動作モードを、位置検出部110の消費電力が異なる複数の動作モードの中から選択する(ステップS103)。位置検出部110は、位置検出手段の一例である。
位置検出部110は、上記の複数の動作モードのそれぞれにおいて異なる動作周期でレンズユニット40の位置を検出する。一例として、位置検出部110は、ステップS103において連続動作モードが選択された場合、上記の第1の動作周期でレンズユニット40の位置を検出し、検出信号を位置信号生成部125に供給する。また、位置検出部110は、ステップS103において省電力モードが選択された場合、上記の第2の動作周期でレンズユニット40の位置を検出し、検出信号を位置信号生成部125に供給するが、例えば1msの間に0.1msの位置検出動作と0.1msの省電力動作とを順に切り替えて、交互に繰り返すことで、消費電力を低減する。これらの処理は、位置検出段階に含まれる処理の一例である。
位置信号生成部125が、検出信号に基づいて、選択された前記動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する(ステップS105)。当該検出信号は、一例として、位置信号生成部125が、上記の連続動作モードに対応する第1の動作モードで動作する場合には、位置検出部110から次々と供給される検出信号のうち最新の検出信号であり、上記の省電力モードに対応する第2の動作モードで動作する場合には、記憶部129に保存されている検出信号である。
算出部127が、位置信号生成部125から入力されるレンズ位置信号、および、外部信号処理部121から供給される目標位置信号に基づいて、レンズユニット40の駆動量を算出し(ステップS107)、駆動部140が、D/A変換部130によって変換されて供給された、当該駆動量に応じた電圧信号または電流信号に基づいて、アクチュエータ30を駆動することにより、レンズユニット40を駆動する(ステップS109)。当該フローは、撮像システム10全体の電源がオンになっている限りにおいて繰り返される。
なお、上記のフローにおいて、ステップS105からステップS109の3ステップを、例えば1msごとの定期的な割り込みに応じて行ってもよい。レンズユニット40の位置検出を、割り込みの周期よりも長い周期で行う場合には、1又は複数の定期的な割り込み処理の間、位置検出部110を省電力モードに切り替え、例えば位置検出部110の電源をオフにしてもよい。
近年におけるスマートフォンのフラグシップと呼ばれる高機能端末では、オートフォーカスや、手振れ補正を高速かつ高精度に実現することが求められている。これらは、レンズの位置検出結果を用いてフィードバック制御を実施することで、実現されている。したがって、カメラが起動している間は、所望のレンズ位置となるように、常にレンズの位置制御を実施している。一方で、カメラが起動している間でも、レンズの位置検出は常に実施する必要はなく、必要な場合にだけ、例えばカメラのシャッターボタンを押したときなど手振れ補正を効かせたいときにだけ、位置検出を実施すればよい。しかしながら、レンズ制御を止めてしまうと、レンズが機械的な端点に張り付いてしまうため、レンズ制御は常時必要である。
これに対して、以上の実施形態によれば、撮像システム10のレンズ駆動装置100は、外部のプロセッサ20から入力される外部信号に応じて、レンズユニット40の光軸方向(Z方向)の位置を制御し、オートフォーカス機能を実行することができる。また、レンズ駆動装置100は、外部のプロセッサ20から入力される外部信号に応じて、レンズユニット40のXY平面における位置または3次元的な位置を制御して、手振れ補正機能を実行することができる。さらに、レンズ駆動装置100は、外部のプロセッサ20から入力される外部信号に応じて、位置検出部110の1つ又は複数の構成要素を間欠的に動作させることにより、時間当たりの消費電流を削減することができる。また、レンズ駆動装置100は、位置検出部110の1つ又は複数の構成要素を間欠的に動作させる場合にも、記憶装置に保存された検出信号に基づいてレンズユニット40を駆動させることを継続することにより、レンズユニット40が機械的な端点に張り付いてしまうことを防止できる。
図3は、本実施形態に係る選択部223の構成例を示す。本実施形態におけるレンズ駆動装置100は、上述の選択部123に代えて、選択部223を備える。選択部223は、上述の選択部123と異なる点として、変化量判定部251と、周期決定部253とを含み、他の点については選択部123と同様であるため、重複する説明は省略する。
変化量判定部251は、外部信号処理部121から供給される外部信号の変化量を判定する。変化量判定部251による当該機能は、上述した選択部123による、目標位置信号の変化量の判定機能や撮像指示の供給有無の判定機能などの、外部信号の変化の判定機能と同様であるため、重複する詳細な説明は省略する。変化量判定部251は、例えば外部信号の変化量ΔPVが、変化量の閾値VTH1以下であるか否か、閾値VTH1よりも小さい閾値VTH2以下であるか否か、および、閾値VTH2よりも小さい閾値VTH3以下であるか否か、の少なくとも何れかの判定をしてもよい。これらの変化量の閾値は、記憶部129に保存されていて、変化量判定部251によって参照されてもよく、また、3つよりも少ない又は多い数の閾値であってもよい。変化量判定部251は、判定結果を周期決定部253に出力する。
周期決定部253は、変化量判定部251からの判定結果に基づいて、位置検出部110の動作周期を決定する。より具体的には、周期決定部253は、例えば変化量判定部251により外部信号の変化量ΔPVが閾値VTH1よりも大きいと判定された場合に、位置検出部110を上記の第1の動作周期で動作させると決定し、ΔPVが閾値VTH1以下であって閾値VTH2よりも大きいと判定された場合に、位置検出部110を上記の第1の動作周期よりも長い動作周期tで動作させると決定し、ΔPVが閾値VTH2以下であって閾値VTH3よりも大きいと判定された場合に、位置検出部110をtの2倍の動作周期2tで動作させると決定し、ΔPVが閾値VTH3以下であると判定された場合に、位置検出部110をtの3倍の動作周期3tで動作させると決定してもよい。このように、レンズ駆動装置100は、外部から入力される外部信号の変化量に応じてレンズユニット40の位置を検出する周期を変更することにより、すなわち外部信号の変化量が小さいほどレンズ位置の検出周期を長くして検出頻度を減らすことにより、消費電力を小さくすることができる。これらの動作周期は、記憶部129に保存されていて、周期決定部253によって参照されてもよく、また、閾値の数に応じて3つよりも少ない又は多い数の動作周期であってもよい。周期決定部253は、位置検出部110の動作周期を示す信号を位置信号生成部125に供給する。なお、当該信号は、上述した位置検出部110の動作モードを示す信号に含まれていてもよい。
図4は、本実施形態に係る撮像システム10の構成例を示す。本実施形態における撮像システム10のレンズ駆動装置100は、上記の選択部123に代えて、選択部323を備える。以下では、選択部323が選択部123と異なる点のみを説明し、本実施形態における撮像システム10の他の構成は、図1を用いて説明した撮像システム10と同様であるため、対応する構成には同じ参照番号を用い、重複する説明を省略する。
選択部323は、上記の選択部223と同様の機能を有し、すなわち、外部から入力される外部信号の変化量に応じて位置検出部110の動作周期を変更する。選択部323は更に、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、算出部127が上記の駆動量の算出に用いるパラメータを変化させる。選択部323は動作モードに応じて、算出部127が上記の駆動量の算出に用いるパラメータを変化させてもよい。選択部323はレンズ駆動が安定するようにパラメータを変化させる。例えば、選択部323は位相余裕またはゲイン余裕のうち少なくともいずれかが大きくなるようにパラメータを変化させてよい。また、選択部323はゲインが小さくなるようにパラメータを変化させてよく、また、位相が進むようにパラメータを変化させてよい。例えば、算出部127が、位置信号生成部125から供給されるレンズ位置信号と外部信号処理部121から供給される目標位置信号とに基づいてPID制御を行う場合、選択部323は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、算出部127のPID制御の制御パラメータを変化させる。
より具体的には、選択部323は、外部から入力される外部信号の変化量に応じて変更した位置検出部110の動作周期に応じて、算出部127のPID制御における比例ゲイン、積分ゲイン、および微分ゲインの少なくとも何れかを変化させる。例えば、選択部323は、算出部127のPID制御における比例ゲイン、積分ゲイン、および微分ゲインの少なくとも何れかを小さくしてよい。上述の通り、レンズ駆動装置100は、位置検出部110を間欠的に動作させる場合、記憶部129に保存された検出信号に基づいてレンズ位置信号を生成するが、このように処理すると、1度実施したA/D変換結果を複数回使用することになり、A/D変換部117の出力の更新周期が長くなる、すなわち、A/D変換部117の出力がゼロ次ホールド回路で補間されたように動作して遅延が発生する場合がある。補間点数をnとした場合、0次ホールド回路の伝達関数は、以下の数式で表される。
Figure 2020064283
位置検出部110の間欠動作の動作周期を2倍、3倍・・・と長くしていくと、それに伴って、算出部127に入力されるレンズ位置信号の位相遅れが大きくなる。位相遅れが大きくなると、最悪の場合、系の安定性不足により、レンズユニット40の発振が引き起こされてしまう。これに対して、本実施形態の選択部323によれば、上記の遅延が発生しても、安定したクローズドループ制御ができるように、位置検出部110の間欠動作の動作周期に応じてPID制御の制御パラメータを変化させる。
また、本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、Javascript(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図5は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の構成の一例を示す図である。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD−ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、選択部123から位置信号生成部125へ供給される外部信号は、連続動作モードか省電力モードかを示してもよく、位置信号生成部125は、省電力モードが示される外部信号を入力された場合、記憶部129に保存されている検出信号を読み出す期間を決定してもよい。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 撮像システム、15 検出部、20 プロセッサ、30 アクチュエータ、40 レンズユニット、100 レンズ駆動装置、105 受信部、110 位置検出部、111 センサ、113 センサ駆動部、115 信号増幅部、117 A/D変換部、120 制御部、121 外部信号処理部、123、223、323 選択部、125 位置信号生成部、127 算出部、129 記憶部、130 D/A変換部、140 駆動部、251 変化量判定部、253 周期決定部、2200 コンピュータ、2201 DVD−ROM、2210 ホストコントローラ、2212 CPU、2214 RAM、2216 グラフィックコントローラ、2218 ディスプレイデバイス、2220 入/出力コントローラ、2222 通信インタフェース、2224 ハードディスクドライブ、2226 DVD−ROMドライブ、2230 ROM、2240 入/出力チップ、2242 キーボード

Claims (15)

  1. 検出したレンズの位置を示す検出信号を出力し、異なる消費電力で動作する複数の動作モードを有する位置検出部と、
    前記複数の動作モードの中から前記位置検出部を動作させる動作モードを選択する選択部と、
    前記検出信号に基づいて、選択された前記動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する位置信号生成部と、
    前記レンズの目標位置を示す目標位置信号および前記レンズ位置信号に基づいて、前記レンズの駆動量を算出する算出部と、
    前記駆動量に基づいて前記レンズを駆動する駆動部と
    を備えるレンズ駆動装置。
  2. 前記選択部は、前記動作モードに応じて、前記算出部が前記駆動量の算出に用いるパラメータを変化させる、
    請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記検出信号を記憶する記憶装置を更に備え、
    前記位置信号生成部は、前記動作モードに応じて前記位置検出部が出力した検出信号または前記記憶装置に保存された検出信号に基づいて前記レンズ位置信号を生成する、
    請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記算出部は、前記レンズ位置信号と前記目標位置信号とに基づいてPID制御を行い、前記選択部は、前記動作モードに応じて、前記算出部の前記PID制御の制御パラメータを変化させる、
    請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記位置検出部は、前記複数の動作モードのそれぞれにおいて異なる動作周期で前記レンズの位置を検出する、
    請求項1から4の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記複数の動作モードは、
    第1の動作周期で前記レンズの位置を検出する連続検出モードと、
    前記第1の動作周期よりも長い第2の動作周期で前記レンズの位置を検出し、前記レンズの位置を検出する複数の位置検出動作の間に前記位置検出部を省電力動作に切り替えて前記レンズの位置を検出しない省電力モードと
    を含む、
    請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、前記位置検出部を動作させる動作モードを前記複数の動作モードの中から選択する、
    請求項1から6の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記選択部は、外部から入力される前記目標位置信号の変化量に基づいて、前記位置検出部を動作させる動作モードを前記複数の動作モードの中から選択する、
    請求項7に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記選択部は、外部から入力される、前記レンズを有するカメラの撮像指示に基づいて、前記位置検出部を動作させる動作モードを前記複数の動作モードの中から選択する、
    請求項7に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、前記算出部が前記駆動量の算出に用いるパラメータを変化させる、
    請求項1から9の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  11. 前記算出部は、前記レンズ位置信号と前記目標位置信号とに基づいてPID制御を行い、前記選択部は、外部から入力される外部信号の変化に基づいて、前記算出部の前記PID制御の制御パラメータを変化させる、
    請求項10に記載のレンズ駆動装置。
  12. 前記位置信号生成部は、
    第1の動作モードにおいて、前記駆動量を算出する各タイミングで、前記位置検出部が新たに検出した前記検出信号に基づいて前記レンズ位置信号を生成し、第2の動作モードにおいて、前記駆動量を算出する少なくとも一部のタイミングで、過去に前記レンズ位置信号を生成するのに用いられ、記憶装置に保存された前記検出信号に基づいて前記レンズ位置信号を生成する、
    請求項1から11の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  13. 前記位置検出部は、
    前記レンズの位置を検出するセンサと、
    前記センサを駆動するセンサ駆動部と、
    前記センサからの信号を増幅する信号増幅部と、
    アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と
    を有し、
    前記選択部は、前記位置検出部の消費電力が相対的に低い動作モードを選択する場合に、前記センサ、前記センサ駆動部、前記信号増幅部および前記A/D変換部の少なくとも1つを間欠的に動作させる、
    請求項1から12の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  14. 位置検出手段によって検出したレンズの位置を示す検出信号を出力する位置検出段階と、
    前記位置検出手段を動作させる動作モードを、前記位置検出手段の消費電力が異なる複数の動作モードの中から選択する選択段階と、
    前記検出信号に基づいて、選択された前記動作モードに応じてレンズ位置信号を生成する位置信号生成段階と、
    前記レンズの目標位置を示す目標位置信号および前記レンズ位置信号に基づいて、前記レンズの駆動量を算出する算出段階と、
    前記駆動量に基づいて前記レンズを駆動する駆動段階と
    を備えるレンズ駆動方法。
  15. コンピュータに請求項14に記載のレンズ駆動方法を実行させるプログラム。
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