JP2020063931A - 車両点検装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2方向に移動する車両の外観検査を、コストの増加を抑制しつつ自動的に行なう技術を提供する。【解決手段】第1の速度計測手段、第2の速度計測手段、1次元センサ、および制御装置を備え、1次元センサが、移動する車両をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報を得る車両点検装置であり、点検情報は、車両が第1の方向に移動する場合と、第1の方向と逆向きの第2の方向に移動する場合の双方で取得可能で、第2の速度計測手段は第1の速度計測手段よりも高精度である。第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定されず、かつ、第1の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、第1の速度計測手段の速度情報により1次元センサの測定タイミングを制御し、第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、第2の速度計測手段の速度情報で測定タイミングを制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の外観を検査する技術に関わる。
従来から装置の外観を種々のセンサで測定し、装置の維持管理に役立てようとする技術がある。
例えば、特許文献1には、複数のセンサを車両進行方向に対して直交する方向に一列に配置してなるラインカメラを用い、ラインカメラで車両底面を撮影することで、二次元センサ撮影で発生していた画面端の歪みをなくし、小型化も実現できるという技術が開示されている。
また、特許文献2には、入庫した車両を位置センサに基づき定位置に停止させ、カメラによって車両のバネを撮影し、バネの長さから調整用メンテナンスガイダンスを出力するという技術が開示されている。
特開2009−10906号公報 特開2002−87256号公報
鉄道車両の安全な運用を図るため、鉄道車両が車庫を出発した時点と、帰着した時点の外観検査を行って変化を検出し、例えば差分を抽出することにより、鉄道車両の外観の定点観測が可能となる。外観検査のためには、例えばラインカメラ(ラインセンサカメラ、ラインスキャンカメラ等ともいう)による写真撮影や、光切断法を用いる光切断カメラや、レーザ光による三次元計測法の利用が考えられる。
車両外観の定点観測の省力化を図るためには、鉄道車両が車庫を出発した時点と、帰着した時点に車両を停止させることなく、人手を介さずに検査が行なえることが理想的である。
ラインカメラによる撮像は、一列に配列されたセンサ(ラインセンサ)により画像を連続的に取得することで、所定の面の画像を得るという、スキャナーやコピー機と同じ原理の撮像方式である。ラインカメラは鮮明な2次元画像(2次元平面画像)を得るのに好適である。固定位置にあるラインセンサが一定間隔のタイミングで撮像する場合、車両が一定速度で移動していれば、画像を合成するだけで歪みの無い2次元画像が得られる。ただし、車両の速度が一定ではない場合には、画像が歪んでしまう。
このため、車両が移動している状態で撮影や計測を行なうためには、高精度な車両の移動速度の情報を得、ラインカメラによる撮像タイミングの制御、あるいは画像合成時の補正を行なう必要がある。この時、撮影結果の画像の歪みは、車両の移動速度の計測精度に依存する。
光切断カメラによる3次元計測は、ライン状のレーザ光を車両に照射し、その反射光から三角測量に基づいて被測定物の3次元形状(3次元立体像)を得ることができる。測定時にはライン状のレーザ光に対して、車両を相対的に移動させることで、車両全体の3次元形状を取得する。また、ライン状のレーザ光の代わりに、スポット状のレーザを一方向にスキャンしてもよい。光切断カメラを用いた撮影においても、ラインカメラと同様に、歪みの無い画像取得のためには撮影間隔を均一にする必要があり、車両の移動速度の情報が必要である。
本明細書等では、ラインカメラや光切断カメラ等、被測定物をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の測定情報(2次元画像や3次元形状情報)を得るための撮像装置や検出装置を、「1次元センサ」と呼ぶことにする。1次元センサで得られる情報は厳密には1次元ではない場合があるが、その測定方向に着目した便宜的な名称である。また上記測定する方向(被測定物の移動方向と交差する方向)を「測定方向」と、1回の測定で測定した領域を「測定領域」と呼ぶことにする。以下の実施例では、1次元センサとしてラインカメラを例にして説明する。
物体の移動速度を高精度に測定する装置として、ドップラーレーザ(レーザドップラー速度計、ドップラーセンサ等ともいう)が知られている。ドップラーレーザは、測定物にレーザを照射し、測定物からの散乱光を検出する。散乱光は測定物の移動により発生するドップラー効果により周波数シフトした光となり、周波数シフト成分を信号処理することにより測定物の速度を高精度に算出する。
図8は、ドップラーレーザでラインカメラの撮影タイミングを制御する撮影装置の例を示した図である。
鉄道車両を進行方向に垂直方向(横方向)から見た模式図としている。説明の便宜を図るためのみの目的で、車両140の進行方向(一般に鉄道車両の長手方向)をx、地面に垂直方向をz、xとzに垂直方向(一般に鉄道車両の幅方向)をyとして座標系を定義しておく。この例では、測定面は車両の横面(xz面)であり、測定方向はy方向となる。
この構成では、高精度なドップラーレーザ110Lをラインカメラ120からx軸方向にズラして配置する。ドップラーレーザ110L,ラインカメラ120は、制御装置130で制御されている。この場合、ドップラーレーザ110Lは常時起動しておく。既に述べたように、鉄道車両が車庫を出発した時点と、帰着した時点の外観検査を行おうとする場合、ラインカメラ(1次元センサ)で撮像される車両は、車庫から出る方向と車庫に入る方向のいずれかに移動する。この時、ドップラーセンサ110Lで車両の速度を計測してから、ラインカメラ120の撮影タイミングを制御するため、車両140が通過する際には、ドップラーセンサ110Lで先に車両140の車速を計測し始め、その後しばらくしてから車両140がラインカメラ120上を通過するような位置関係にする。
しかし、この方式では、装置の両方向から列車が通過するため、例えば図8の通り車両140が右方向150Rに通過することを想定した配置とすると、左方向150Lに車両140が通過する場合には車両140がラインカメラ120上を先に通過してしまい、その場合は車両140の先頭部分の撮影が行えないという課題があった。
この課題の解決策の一つとして図1の装置構成例が考えられる。この構成では、高精度なドップラーレーザ110L,110Rをラインカメラ120の左右両側に配置する。
ドップラーレーザ110L,110R、ラインカメラ120は、制御装置130で制御されている。この場合ドップラーレーザ110L,110Rは常時起動しておく。
車両140が矢印150Rの方向に移動してくる場合には、ドップラーレーザ110Lで速度を計測し、速度信号によってラインカメラ120の撮像タイミングを制御する。車両140が矢印150Lの方向に移動してくる場合には、ドップラーレーザ110Rで速度を計測し、同様の処理を行なう。
図1のように構成すれば、車両通過時に左右いずれかのドップラーレーザ110で速度が計測できたら、ラインカメラ120の制御を行うことができるので、出庫時および入庫時双方の測定に対応できる。
しかし、この方式では、ドップラーレーザ110を2つ使用する必要がある。高精度のドップラーレーザは、高価なため装置コストが増加する。また、ドップラーレーザのレーザ出力は比較的大きいため、レーザを常時照射する場合は消費電力が大きくコストがかかる。
そこで本発明の目的は、2方向に移動する車両の外観検査のために、コストの増加を抑制しつつ、自動的に行いうる技術を提供することにある。
本発明の好ましい一側面は、第1の速度計測手段、第2の速度計測手段、1次元センサ、および制御装置を備え、1次元センサが、移動する車両をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報を得る車両点検装置である。この装置では、点検情報は、車両が第1の方向に移動する場合と、第1の方向と逆向きの第2の方向に移動する場合の双方で取得可能であり、第2の速度計測手段は第1の速度計測手段よりも高精度である。第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定されず、かつ、第1の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、制御装置は、第1の速度計測手段で得た速度情報により1次元センサの測定タイミングを制御する第1の制御モードで制御する。第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、制御装置は、第2の速度計測手段で得た速度情報により1次元センサの測定タイミングを制御する第2の制御モードで制御する。
本発明の好ましい他の一側面は、第1の速度計測手段、第2の速度計測手段、および1次元センサを用い、1次元センサが、移動する車両をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報を得る車両点検方法である。点検情報は、車両が第1の方向に移動する場合と、第1の方向と逆向きの第2の方向に移動する場合の双方で取得可能である。また、第2の速度計測手段は第1の速度計測手段よりも高精度である。この方法は、第1の速度計測手段を起動し、第2の速度計測手段および1次元センサを起動しない状態におく第1のステップと、第1の速度計測手段が車両の速度を検出することを契機に、第2の速度計測手段および1次元センサを起動する第2のステップと、第1の速度計測手段で得た速度情報を記録するとともに、第1の速度計測手段で得た速度情報により1次元センサの測定タイミングを制御して測定を行なう、第1の制御モードを実行する第3のステップと、第2の速度計測手段が車両の速度を検出することを契機に、第1の速度計測手段で得た速度情報および第2の速度計測手段で得た速度情報を記録するとともに、第2の速度計測手段で得た速度情報により1次元センサの測定タイミングを制御して測定を行なう、第2の制御モードを実行する第4のステップと、を実行する。
さらに具体的な方法の例では、第1の制御モードおよび第2の制御モードで測定した測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報である、2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つを得る第5のステップを実行する。第5のステップでは、第1の制御モードおよび第2の制御モードで測定した、第1の速度計測手段で得た速度情報および第2の速度計測手段で得た速度情報を用いて、2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つの、車両の移動方向の縮尺を補正する。特に第1の制御モードでの測定に基づく像を補正することが望ましい。
2方向に移動する車両の外観検査を、コストの増加を抑制しつつ車両全体に対して自動的に行ないうる技術を提供することができる。
ドップラーレーザをラインカメラの左右に配置した例を示す模式図。 第1の実施例の車両点検装置を説明する模式図。 車両点検装置の処理シーケンスを説明するフロー図。 制御装置が記録する撮像データのフォーマットの一例を示す表図。 合成した2次元画像の例を示すイメージ図。 低精度の速度計の速度信号とドップラーレーザの速度信号とをグラフ化した概念図。 第2の実施例の車両点検装置を説明する模式図。 ドップラーレーザとラインカメラを配置した撮影装置の模式図。
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
本明細書では、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、重複する説明は省略することがある。
同一あるいは同様な機能を有する要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、複数の要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数、順序、もしくはその内容を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は文脈毎に用いられ、一つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
本明細書において単数形で表される構成要素は、特段文脈で明らかに示されない限り、複数形を含むものとする。
以下で詳細に説明する実施例では、高精度な速度センサ前を車両が通過するまでラインカメラ制御に必要な車両速度を計測できないため、車両先頭部分はラインカメラ制御ができないという課題を低コストで克服し、速度計で計測した車両の移動速度に応じてカメラの撮像タイミングを制御し均一な写真を撮影する例を提案する。実施例の技術により、自動検査に必要な均一な2次元画像が得られる。
図2は、第1の実施例の車両点検装置を説明する模式図である。説明の便宜を図るためのみの目的で、車両140の進行方向(一般に鉄道車両の長手方向)をx、地面に垂直方向をz、xとzに垂直方向(一般に鉄道車両の幅方向)をyとして座標系を定義しておく。本図は、車両140をz方向から見た模式図としている。
本実施例の車両点検装置100は、高精度なドップラーレーザ110を一つだけ用い、進行方向の両側に低精度な速度計210L,210Rを配置している。ドップラーレーザ110、低精度な速度計210L,210R、ラインカメラ120は、制御装置130で制御されている。ラインカメラ120による撮像方向(測定方向)は、車両の進行方向(移動方向)であるx方向に交差し、この例ではy方向となる。車両140のy方向に細長く分割された領域(測定領域)のイメージが、ラインカメラのラインセンサによる1回の撮像で取得されることになる。
制御装置130は、処理装置、記憶装置、入力装置、および出力装置を備える、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いることができる。この場合、実施例で説明する各種の処理は、記憶装置に格納されたソフトウェアを処理装置が実行することで実現される。制御装置の構成は、単体のコンピュータで構成してもよいし、あるいは、入力装置、出力装置、処理装置、記憶装置の任意の部分が、ネットワークで接続された他のコンピュータで構成されてもよい。また、ソフトウェアで構成した機能と同等の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウエアでも実現できる。
低精度な速度計210の例としては、超音波ドップラー速度計がある。超音波ドップラー速度計の測定原理は、ドップラーレーザと同様にドップラー効果を用いるが、使用する波が超音波となる。超音波は光に比べ波長が長く、減衰が大きく、測定値に温度や気圧の影響がある等により、精度はドップラーレーザに比べて劣るが比較的安価な装置である。超音波ドップラー速度計は、ドップラーレーザに比べて常時動作させても運用コストが比較的安い。
図3は、車両点検装置100の処理シーケンスを説明するフロー図である。最初、制御装置130の制御により、低精度な速度計210L,210Rを常時起動しておく。一方、ドップラーレーザ110は、制御装置130からの指示があるまではレーザを放射しない状態(停止あるいはスタンバイ状態)である(ステップS301)。精度の点からは、スタンバイ(ウォームアップ)状態が好ましい。また、ラインカメラ120もオフ状態しておく。
車両140が図2の矢印150Rの方向に移動してくる場合には、最初に低精度な速度計210Lの測定可能範囲に進入し、これが速度を検出する(ステップS302)。検出した速度信号は、制御装置130に送られる。また、このとき低精度な速度計210L,210Rのいずれが速度信号を検出したかを識別することにより、制御装置130は車両の進行方向を判別する。
制御装置130は、低精度な速度計210Lの速度検出を契機にして、ドップラーレーザ110とラインカメラ120を起動する(ステップS303)。これにより、ドップラーレーザ110はレーザの放射を開始する。
その後、車両点検装置100は、制御装置130の制御により「制御モード1」で動作する。制御モード1では、低精度な速度計210の速度信号を記録する。また、低精度な速度計210の速度信号に基づいて、ラインカメラ120の撮像タイミング(例えばスキャンレート)を制御し、車両140の撮像を行なう(ステップS304)。撮像箇所は車両140の任意の部分を選択できるが、例えば、車両の底面を撮像する。ラインカメラ120が撮像した撮像データは、制御装置130に送られ、記憶装置に保存される。
公知であるが、ラインカメラで撮像した対象物の移動方向分解能は、対象物の移動速度とラインセンサの最短スキャン周期に依存する。よって、ラインカメラを使用して2次元の画像を得るためには、車両の移動速度に応じて、スキャンレート(1ライン当たりの撮像にかかる時間)を調整する必要がある。本実施例では、制御モード1においては、低精度な速度計210の速度信号に基づいて、ラインカメラ120の撮像タイミングが制御されている。
車両140がドップラーレーザ110の測定可能範囲まで到達すると、ドップラーレーザ110が速度の検出を開始する(ステップS305)。ドップラーレーザ110が検出した速度信号は、制御装置130に送られる。
制御装置130は、ドップラーレーザ110の速度検出をトリガーにして、制御モード1から「制御モード2」に切り替える。制御モード2では、低精度な速度計210の速度信号およびドップラーレーザ110の速度信号を記録する。また、ドップラーレーザ110の速度信号に基づいて、ラインカメラ120の撮像タイミングを制御し、車両の撮像を行なう(ステップS306)。ラインカメラ120が撮像した撮像データは、制御装置130に送られ、記憶装置に保存される。なお、ドップラーレーザ110の速度検出直後に制御モードを切り替えるのではなく、所定時間を置いてから切り替えて、ドップラーレーザ110が安定して測定できるようにしてもよい。
車両140全体の画像を撮影し終わると、撮像した画像の合成処理を行なう(ステップS307:後に別途説明する)。撮影が終了するかどうかは、車両が通過すると低精度な速度計210の速度信号あるいはドップラーレーザ110の速度信号が無くなることにより判定できる。
以上の説明は、車両140が矢印150Rの方向に移動してくる場合であるが、車両140が矢印150Lの方向に移動してくる場合には、低精度な速度計210Lの代わりに低精度な速度計210Rが動作することで、上記と同様の処理を行なう。
以上の構成によれば、ドップラーレーザ110が車両140の速度を測定できない期間は、代わりに低精度な速度計210が車両の速度を測定し、ラインカメラ120の撮像タイミングを制御する。したがって、高価なドップラーレーザ110は1つだけで済み、また、ドップラーレーザ110のレーザ光は必要な期間のみ放射されるので、消費電力を低減できる。
なお、既述のように、速度信号によってラインカメラの撮像タイミングを制御する代わりに、ラインカメラの撮像タイミングは一定としておき、撮像データと撮像時点の速度信号を関連付け、画像を合成する際の処理で対応することもできる。ただし、後者の手法では、想定される最大の速度に対応して撮像タイミングを設定しなければ、必要な分解能が得られない可能性がある。そのため、撮像のための消費電力や、撮像した画像を蓄積するための記憶容量のコストが増加する。本実施例では、速度信号によってラインカメラの撮像タイミングを制御する手法で説明を行なう。
図4は、制御装置130が記録する撮像データのフォーマットの一例である。識別情報401、制御フラグ402、撮像データ(データ本体あるいはそれを指定するアドレス)403、速度信号を取得した低精度の速度計の識別情報404、低精度の速度計からの速度信号405、ドップラーレーザからの速度信号406等の項目を含む。これに加え他の情報を追加しても良い。
撮像データ403は、ラインカメラで撮像された1ラインデータずつ、識別情報401を付して格納される。識別情報の代わりに、あるいはこれに付加して、撮像時間を記録しても良い。
制御フラグ402は、撮像データ403が、低精度の速度計210の速度情報で制御されたラインカメラで撮像されたか(すなわち制御モード1によるデータ)、あるいは、ドップラーレーザ110の速度情報で制御されたラインカメラで撮像されたか(すなわち制御モード2によるデータ)、の区別を示す。
速度信号405は低精度の速度計210で得られた速度信号であり、速度信号406はドップラーレーザ110で得られた速度信号である。低精度の速度計210は2つあるため、どちらの速度計かを示すための、低精度の速度計の識別情報404を付加している。識別情報404は、例えば右側(R)か左側(L)かの区別を示す。この情報に基づいて車両の進行方向を判別することができる。車両の進行方向は、2次元画像を合成する際に、測定領域の測定データをどちらの方向に繋げるか判定するため用いる。
図3で説明したように、最初は低精度の速度計210だけが動作し、ドップラーレーザ110は動作していないので、ID001とID002のデータでは、ドップラーレーザからの速度信号406は「n/a(該当なし)」となっている。そして、ドップラーレーザからの速度信号406は「n/a(該当なし)」の間は、ラインカメラ120は低精度の速度計210の速度信号で制御されるので、制御フラグ402は低精度を示す「Low」であり、ドップラーレーザ110起動後は高精度を示す「High」になっている。
次に、撮像した画像の合成処理(ステップS307)について説明する。車両140の速度が正確に検出されていれば、その速度情報で撮像タイミングを制御されたラインカメラ120で撮像した1ラインデータ(測定領域の測定データ)を合成する(つなぎ合わせる)ことで、正確な2次元画像が再現できる。
しかしながら、低精度の速度計210による速度信号はドップラーレーザ110の速度信号より精度が低いため、図4に示したように、両者の値が異なる場合がある。
図5に合成した2次元画像の例を示す。この画像は車両140の横側を撮像した状況をイメージしている。図5(a)は、図4の1ラインデータ(撮像データ403)をそのまま合成した2次元画像510を示している。ここで、領域501は、ラインカメラが低精度の速度計210の速度信号で制御されていた「制御モード1」で撮像された領域である。この領域では、1ラインデータには、低精度を示す「Low」が制御フラグ402として付されている。また、領域502は、ラインカメラが高精度のドップラーレーザ110の速度信号で制御されていた「制御モード2」で撮像された領域である。この領域では、1ラインデータには、高精度を示す「High」が制御フラグ402として付されている。
被写体(車両)の移動速度とカメラのスキャンレートが整合していない場合、2次元画像は実物より伸びたり、縮んだりしてしまう。スキャンレートが早いとスキャン間隔が狭くなり、隣合うラインに同じ部分が含まれた画像が撮像されるため、伸びた2次元画像になる。スキャンレートが遅いとスキャン間隔が広くなり、撮影されない部分が出てくるため、逆に縮んだ2次元画像になる。
図5(a)に示した例では、低精度の速度計210の速度信号が実際の車両の移動速度よりも遅かったため、低精度の速度計210の速度信号は推定したスキャンレートが遅くなり領域501では縮んだ2次元画像になっている。なお、図5(a)に示した例では、低精度の速度計210が実際よりも遅い速度を計測した場合を記載したが、低精度の速度計210の計測精度は低いため、実際の数値よりも早い速度が計測される場合も考えられる。
図6は、低精度の速度計210の速度信号とドップラーレーザ110の速度信号とを、グラフ化した概念図である。縦軸が速度(m/秒)、横軸が時間(秒)である。低精度の速度計210の速度信号である点線601と、ドップラーレーザ110の速度信号である実線602は、図4の低精度の速度計からの速度信号405と、ドップラーレーザからの速度信号406をプロットしたものに対応する。
ここで、縦線603のタイミングで制御モード1と制御モード2が切り替わることになり、制御モード1で取得された画像が図5(a)の領域501、制御モード2で取得された画像が領域502に相当する。上述のように領域501の2次元画像は歪んでいる。
そこで、制御モード1および制御モード2における低精度の速度計からの速度信号405(図6の点線601)と、制御モード2におけるドップラーレーザからの速度信号406(図6の実線602)を用いて、制御モード1におけるドップラーレーザからの速度信号(図6の一点鎖線604)を推定する。推定方法は種々考えられるが、一般的には、低精度の速度計からの速度信号を時間の関数v1(t)、ドップラーレーザからの速度信号時間の関数v2(t)としたとき、制御モード2で得た速度情報から両者の関係「v2(t)=f(v1(t))」を導出し、関数fに制御モード1で得たv1(t)を代入して、ドップラーレーザからの速度信号v2(t)を計算すればよい。
推定方法の一例としては、f(v1(t))=α×v1(t)として補正値αを定義し、制御モード2における低精度の速度信号405と、制御モード2におけるドップラーレーザからの高精度の速度信号406の値からα=v2(t)/v1(t)を計算することで補正値αの値を求め、制御モード1における低精度の速度信号405からv2(t)=α×v1(t)としてv2(t)を推定する方法がある。
また、別の推定方法の一例としては制御モード1の場合の速度v2(t)は、制御モード1から制御モード2に切り替わったタイミングのドップラーレーザからの高精度の速度信号406の値として推定する方法がある。
推定したドップラーレーザからの速度信号を真の車両の速度として、図5(a)の領域501の走行方向(x方向)の縮尺を補正すると、より正確な2次元画像520として図5(b)が得られる。上記の例では、2次元平面画像の補正例であるが、3次元立体像でも同様に車体の移動方向(x方向)の縮尺を補正することができる。
なお、低精度の速度計210からの速度信号405が実際の速度より遅い場合には、スキャンレートが遅くなり、補正後の画像の分解能が下がる可能性がある。よって、低精度の速度計の測定誤差は、速度が大きいほうにシフトするよう調整を行なうことが望ましい。具体的な調整例としては、ドップラーレーザ110からの速度信号より低精度の速度計210の速度信号が大きくなるように設定しておくのが良い。
以上説明した実施例によれば、速度検出器として高価なドップラーレーザを複数用いる必要がなく、また、ドップラーレーザを常時起動させておく必要もなく、ラインカメラを用いて高精度な2次元画像を画像の欠けなく得ることができる。2次元画像は、制御装置130の記憶装置に記憶したり、出力装置である画像モニタに表示したりすることができ、ユーザはそれを使用して点検作業を行なうことが可能となる。あるいは人工知能(AI)などを用いて、画像データをチェックすることも可能である。
ラインカメラ以外でも、測定物の移動方向に垂直な方向に1ラインデータを取得し、それを合成して3次元形状情報を得る、光切断カメラやレーザ光による三次元計測にも同様に適用が可能である。
なお、本実施例では、低精度な速度計210を用いる例を説明しているが、これは速度測定可能であれば良く、その測定手段は問わない。
例えば間隔Lで設置した車両センサが車両検知するときの時間差Δtを用い、v=L/Δtの式に基づいて速度vを算出する速度計測手段などでもよい。あるいは、機械式の速度計や磁気センサを利用して車両の回転軸の回転数を検知してもよい。あるいは、車両自体が備える速度計からの信号を利用するものであってよい。
図7に他の実施例を示す。この実施例は、図2に示した実施例1から低精度の速度計210を一つ省略したものに相当する。車両140が矢印150Rの方向に移動する場合の処理は、実施例1と同じである。
逆に、車両140が矢印150Lの方向に移動する場合は、そちらの側に低精度の速度計210がないため、ラインカメラ120の手前にはドップラーレーザ110を配置する。ドップラーレーザ110は常時起動させておき、車両140が矢印150Lの方向に移動する場合は、最初から「制御モード2」で動作させることで、高精度の2次元画像を取得する。
したがって、制御装置130は、初期状態では低精度の速度計210およびドップラーレーザ110の両方を起動しておくとともに、ラインカメラ120は起動しないでおく。そして、低精度の速度計210またはドップラーレーザ110で車両140の速度情報が測定されることを契機に、ラインカメラ120を起動する。
実施例2では、ドップラーレーザ110を常時起動する必要があるが、1つの配置で済む点は実施例1と同様の効果である。また、実施例2では低精度の速度計210も1つで済むので、コスト削減効果がある。また、別途車両140の進入のみ検知する光センサ等をドップラーレーザ110の前方(x軸右方向)に配置しておき、光センサからの信号でドップラーレーザ110を起動するように構成すれば、ドップラーレーザ110を常時起動させないこともできる。
車両点検装置100、ドップラーレーザ110、ラインカメラ120、制御装置130、車両140、低精度な速度計210

Claims (15)

  1. 第1の速度計測手段、第2の速度計測手段、1次元センサ、および制御装置を備え、前記1次元センサが、移動する車両をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報を得る車両点検装置であって、
    前記点検情報は、前記車両が第1の方向に移動する場合と、前記第1の方向と逆向きの第2の方向に移動する場合の双方で取得可能であり、
    前記第2の速度計測手段は前記第1の速度計測手段よりも高精度であり、
    前記第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定されず、かつ、前記第1の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、前記制御装置は、前記第1の速度計測手段で得た速度情報により前記1次元センサの測定タイミングを制御する第1の制御モードで制御し、
    前記第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定される場合には、前記制御装置は、前記第2の速度計測手段で得た速度情報により前記1次元センサの測定タイミングを制御する第2の制御モードで制御する、
    車両点検装置。
  2. 前記第1の速度計測手段を2つ備え、
    前記第1の速度計測手段は、前記車両の移動方向に沿って、前記第2の速度計測手段および前記1次元センサの両側に配置されている、
    請求項1記載の車両点検装置。
  3. 前記制御装置は、
    初期状態では前記第1の速度計測手段を起動しておくとともに、前記第2の速度計測手段および前記1次元センサは起動せず、
    前記第1の速度計測手段で車両の速度情報が測定されることを契機に、前記第2の速度計測手段と前記1次元センサを起動する、
    請求項2記載の車両点検装置。
  4. 前記第1の速度計測手段を1つのみ備え、
    前記第1の速度計測手段および前記第2の速度計測手段は、前記車両の移動方向に沿って、前記1次元センサの両側に配置されている、
    請求項1記載の車両点検装置。
  5. 前記制御装置は、
    初期状態では前記第1の速度計測手段および前記第2の速度計測手段を起動しておくとともに、前記1次元センサは起動せず、
    前記第1の速度計測手段または前記第2の速度計測手段で車両の速度情報が測定されることを契機に、前記1次元センサを起動する、
    請求項4記載の車両点検装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記1次元センサが測定した前記測定結果が、前記第1の速度計測手段で得た速度情報で測定タイミングが制御されたか、あるいは、前記第2の速度計測手段で得た速度情報で測定タイミングが制御されたかを記録する、
    請求項1記載の車両点検装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記第1の制御モードの間の前記測定結果に基づいて前記点検情報を得る際に、補正処理を行なう、
    請求項6記載の車両点検装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記第1の速度計測手段で得た速度情報および前記第2の速度計測手段で得た速度情報を、速度記録として記録しておき、
    前記第1の制御モードの間の車両の速度を、前記速度記録に基づいて推定し、
    推定された車両の速度を用いて前記補正処理を行なう、
    請求項7記載の車両点検装置。
  9. 前記点検情報は、2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つであり、
    前記補正処理では、2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つの、前記車両の移動方向の縮尺を補正する、
    請求項8記載の車両点検装置。
  10. 前記1次元センサは、ラインカメラまたは光切断カメラの少なくとも一つである、
    請求項1または請求項9に記載の車両点検装置。
  11. 前記第2の速度計測手段はドップラーレーザである、
    請求項1記載の車両点検装置。
  12. 前記第1の速度計測手段で得た速度情報は、前記第2の速度計測手段で得た速度情報より、大きな速度を示すように調整されている、
    請求項1記載の車両点検装置。
  13. 前記制御装置は、
    前記第1の速度計測手段で得た速度情報に基づいて、前記車両が前記第1の方向に移動しているか前記第2の方向に移動しているかを判別する、
    請求項1記載の車両点検装置。
  14. 第1の速度計測手段、第2の速度計測手段、および1次元センサを用い、前記1次元センサが、移動する車両をその移動方向と交差する方向に沿って複数回測定し、測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報を得る車両点検方法であって、
    前記点検情報は、前記車両が第1の方向に移動する場合と、前記第1の方向と逆向きの第2の方向に移動する場合の双方で取得可能であり、
    前記第2の速度計測手段は前記第1の速度計測手段よりも高精度であり、
    前記第1の速度計測手段を起動し、前記第2の速度計測手段および前記1次元センサを起動しない状態におく第1のステップと、
    前記第1の速度計測手段が前記車両の速度を検出することを契機に、前記第2の速度計測手段および前記1次元センサを起動する第2のステップと、
    前記第1の速度計測手段で得た速度情報を記録するとともに、前記第1の速度計測手段で得た速度情報により前記1次元センサの測定タイミングを制御して測定を行なう、第1の制御モードを実行する第3のステップと、
    前記第2の速度計測手段が前記車両の速度を検出することを契機に、前記第1の速度計測手段で得た速度情報および前記第2の速度計測手段で得た速度情報を記録するとともに、前記第2の速度計測手段で得た速度情報により前記1次元センサの測定タイミングを制御して測定を行なう、第2の制御モードを実行する第4のステップと、
    を実行する車両点検方法。
  15. 前記第1の制御モードおよび前記第2の制御モードで測定した測定結果に基づいて2次元以上の情報を含む点検情報である、2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つを得る第5のステップを実行し、
    前記第5のステップでは、
    前記第1の制御モードおよび前記第2の制御モードで測定した、前記第1の速度計測手段で得た速度情報および前記第2の速度計測手段で得た速度情報を用いて、前記2次元平面画像または3次元立体像の少なくとも一つの、前記車両の移動方向の縮尺を補正する、
    請求項14記載の車両点検方法。
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