JP2020062917A - リム組み補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】リム組み作業効率が良く、保管スペースが大きくならずに済むリム組み補助具を実現する。【解決手段】リム組み補助具10は、タイヤインフレート時にタイヤのビードとリムフランジとの隙間から空気が漏れることを防ぐためのリム組み補助具であり、複数のセグメントC1〜C12からなる環状構造を有し、複数のセグメントC1〜C12のうちの少なくとも1つが着脱可能である。セグメントC1〜C12のうちの少なくとも1つを着脱することにより、1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できる。1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10の保管スペースが大きくならずに済む。【選択図】図1

Description

本発明は、リム組み補助具に関する。
従来、周長を変化させることのできるホースからエアーを噴射し、エアーカーテンによって空気漏れを防ぐリム組み補助具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、伸縮性素材により成形された円環状チューブの膨張時における外径側の外周面、もしくは外径側から内径側に至る一部の外周面に、チューブバルブを取付けたタイヤ組立て用補助具が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4325798号公報 実開昭59−093903号公報
リムには、複数の種類がある。複数種類のリム径についてリム組み作業を行う場合、作業効率を向上させることが好ましい。また、複数種類のリム径に対応できるように複数種類のリム組み補助具を用意すると、リム組み補助具について大きな保管スペースが必要になる。これらの観点からリム組み補助具について改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、リム組み作業効率が良く、保管スペースが大きくならずに済むリム組み補助具を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様によるリム組み補助具は、複数のセグメントからなる環状構造を有し、前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つが着脱可能である。
前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つは柔軟性および伸縮性を有する素材によって構成されていてもよい。
前記複数のセグメントは、略円柱形状であることが好ましい。
前記複数のセグメントのうちの1つである第1セグメントは、長さ80mm±10mmの範囲でリムフランジに接することが好ましい。
前記複数のセグメントのうちの1つである第1セグメントは、長さ40mm±10mmの範囲でリムフランジに接することが好ましい。
前記複数のセグメントのうちの他の1つである第2セグメントは、所定のリム径に対応する周長で前記リムフランジに接することが好ましい。
前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つは、他のセグメントと接続するための連結部をそれぞれ有し、前記連結部によって前記他のセグメントに対して着脱可能であることが好ましい。
前記複数のセグメントは、それぞれ、内部に気室がある中空構造を有し、前記複数のセグメントの少なくとも1つのセグメントは、前記気室に気体を充填するためのエアバルブを有していてもよい。
前記複数のセグメントの少なくとも1つのセグメントは、他のセグメントと接続し、気室同士を連通するためのエアバルブを有していてもよい。
前記気室同士を連通するためのエアバルブによって、前記気室の間を流れる空気の方向が一方向に規制されていてもよい。
前記気室同士を連通するためのエアバルブが、前記他のセグメントと接続するための連結部となってもよい。
本発明にかかるリム組み補助具は、リム組み作業効率が良く、保管スペースが大きくならずに済むという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態によるリム組み補助具を示す図である。 図2Aは、図1における1つのセグメントを拡大して示す図である。 図2Bは、図2AのA−A部の断面図である。 図2Cは、面ファスナを連結部として用いる場合の接続の例を示す図である。 図2Dは、面ファスナを連結部として用いる場合の接続の例を示す図である。 図3は、リム組み作業を示す図である。 図4は、同じ長さを有する複数のセグメントと、これらとは異なる長さのセグメントとを組み合わせたリム組み補助具を示す図である。 図5Aは、図4に示すリム組み補助具を構成するセグメントを組み合わせる例を示す図である。 図5Bは、図4に示すリム組み補助具を構成するセグメントを組み合わせる例を示す図である。 図5Cは、図4に示すリム組み補助具を構成するセグメントを組み合わせる例を示す図である。 図6は、中空構造を有するセグメントを用いたリム組み補助具の例を示す図である。 図7Aは、図6における1つのセグメントを拡大して示す図である。 図7Bは、図7AのA−A部の断面図である。 図8は、図6中の2つのセグメントの外観を示す斜視図である。 図9Aは、セグメント同士の接続前の状態を示す図である。 図9Bは、セグメント同士が接続された状態を示す図である。 図10は、エアバルブの他に連結部を設けたセグメントの例を示す図である。 図11は、面ファスナを連結部として用いる場合の接続の例を示す図である。 図12は、面ファスナを連結部として用いる場合の接続の例を示す図である。 図13Aは、セグメントの内側に収納可能なエアバルブの構造を示す図である。 図13Bは、セグメントの内側に収納可能なエアバルブの構造を示す図である。 図13Cは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブを用いてセグメント同士を接続する前の状態を示す図である。 図13Dは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブを用いてセグメント同士が接続された状態を示す図である。 図13Eは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブと他のエアバルブとが接続された状態を示す図である。 図14Aは、爪部を有するエアバルブの例を示す斜視図である。 図14Bは、爪部と係合する凹部を有するエアバルブの例を示す斜視図である。 図14Cは、爪部を有するエアバルブと凹部を有するエアバルブとの接続途中の状態を示す断面図である。 図14Dは、爪部を有するエアバルブと凹部を有するエアバルブとが接続された状態を示す断面図である。 図15は、同じ長さを有する複数のセグメントと、これらとは異なる長さのセグメントとを組み合わせたリム組み補助具を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明において、他の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。各実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の省略、置換又は変更を行うことができる。なお、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
(リム組み補助具)
図1は、本発明の実施形態によるリム組み補助具を示す図である。図1に示すように、本実施形態によるリム組み補助具10は、複数のセグメントC1〜C12を含む。本実施形態のリム組み補助具10は、着脱可能な12個のセグメントC1〜C12を含む。図1は、複数のセグメントC1〜C12が環状に連結された状態を示す。つまり、本実施形態によるリム組み補助具10は、複数のセグメントC1〜S12からなる環状構造を有し、複数のセグメントC1〜S12のうちの少なくとも1つが着脱可能である。
各セグメントC1〜C12は、円環形状の一部をなす形状を有する。各セグメントC1〜C12は、他のセグメントと接続するための連結部をそれぞれ有する。各セグメントC1〜C12において、隣り合うセグメント同士が接続されることにより、図1に示す円環形状のリム組み補助具10が形成される。図1において、一点鎖線Yは、円環形状の中心Pを通る仮想線である。
図2Aは、図1における1つのセグメントC1を拡大して示す図である。図2Bは、図2AのA−A部の断面図である。図2Aに示すように、セグメントC1は、円環形状の一部をなす、略円柱形状を有する。円環形状の中心を通る一点鎖線Yに沿った、セグメントC1の断面形状、すなわちセグメントの長さ方向に対して直交する方向の断面形状は、円形形状である。このため、セグメントC1の側面S0は曲面になっている。図2Bは、一点鎖線Yに沿った断面を示す。図2Bに示すように、セグメントC1は、中身がつまった中実構造を有する。各セグメントC1〜C12の断面形状は、円形形状に限らず、他の形状であってもよい。セグメントの断面形状は、例えば、楕円形状、角に丸みを有する四角形または三角形などであってもよい。セグメントC1〜C12は、柔軟性を有する素材によって構成されており、リム組み補助具10を使用するときには、側面S0がリムフランジに密接した状態になる。各セグメントC1〜C12は、同じ寸法である必要はなく、リム組み補助具10を使用するときに側面S0がリムフランジに密接すれば、寸法に多少の誤差があっても問題はない。なお、セグメントC1〜C12を構成する、柔軟性および伸縮性を有する素材は、例えば、ゴムチューブ、発泡ウレタン、シリコンゴムである。
セグメントC1は、両側の端部T11、T12に、連結部S1、S2を有する。つまり、セグメントC1は、円柱の底面に相当する端部T11、T12に、一対の連結部S1、S2を有する。連結部S1、S2は、例えば、雄ネジおよび雌ネジ、凹凸形状を有しており、セグメント同士を連結することができる。連結部S1、S2は、接続状態から非接続状態への操作、および、非接続状態から接続状態への操作が容易であることが好ましい。例えば、面ファスナを、連結部S1、S2として用いることができる。
図2Cおよび図2Dは、面ファスナを連結部S1、S2として用いる場合の接続の例を示す図である。図2Cに示すように、セグメントC1の端部T11に面ファスナM12、セグメントC2の端部T12に面ファスナM21、が設けられている。面ファスナM12は輪状突起を有し、面ファスナM21は鉤状突起を有している。このため、面ファスナM12と、面ファスナM21とを密着させることにより、図2Dに示すように、セグメントC21とC22とを連結することができる。他のセグメントC23〜C32についても同様に、端部の面ファスナ同士を密着させることにより、セグメント同士を連結することができる。なお、図1に示すセグメントC2〜C12は、図2Aおよび図2Bに示すセグメントC1と同じ構成である。
(リム組み作業)
リム組み補助具10は、リム組み作業のタイヤインフレート時に、タイヤのビードとリムフランジとの隙間から空気が漏れることを防ぐために用いられる。図3は、リム組み作業を示す図である。図3は、リムR、タイヤ1およびリム組み補助具10の位置関係を示す。図3は、リムR、タイヤ1およびリム組み補助具10について、部分的な断面形状を示している。図3においては、説明の便宜のため、リムR、タイヤ1およびリム組み補助具10の一部分の図示を省略している。リム組み作業は、以下のように行われる。
最初に、リムRの嵌合面RMに、タイヤ1のビード部を嵌め込む。タイヤ1のビード部の一方が嵌合面RMに接触している状態において、リム組み補助具10を矢印Y1の方向に押し付ける。矢印Y1の方向は、リムRの回転軸に沿った方向である。リム組み補助具10をリムRに押し付けることにより、図3に示すように、リムRのフランジの端部RTとリム組み補助具10の表面とが接触し、かつ、タイヤ1の外表面(タイヤサイド部)とリム組み補助具10の表面とが接触した状態になる。この状態では、リムRの嵌合面RMと、リム組み補助具10の表面と、タイヤ1の内腔側とで囲まれた空間100が形成される。なお、リム組み補助具10は、端部RTではなく、リムRのフランジの内面に接触した状態でもよい。ただし、空気を導入する必要があるため、エアバルブ2の位置よりも端部RTに近い位置において、リム組み補助具10とフランジの内面とが接触する必要がある。
空間100が形成された状態において、リムRのエアバルブ2にホース3を接続し、ホース3を介して空気を注入する。すると、矢印Y2のように、空間100内に空気が導入される。空間100内に導入される空気によってタイヤ1が徐々に膨らみ、タイヤ1のビード部の他方が嵌合面RMに徐々に近づく。空間100内に導入される空気によってタイヤ1が完全に膨らむと、タイヤ1の一対のビード部が両方ともリムRの嵌合面RMの所定の位置に接触する。最後に、エアバルブ2からホース3を取り外す。以上により、リム組み作業は終了となる。
リム組み作業において、タイヤ1が膨らむにつれて、リム組み補助具10は矢印Y1の方向とは逆の方向に徐々に移動する。このとき、リム組み補助具10は、その側面と端部RTとの接触状態を保ちつつ移動する。接触状態を保ちつつ移動するため、リム組み補助具10が移動している最中において空間100から空気が漏れることはほとんどない。リム組み補助具10が略円柱形状を有し側面S0が曲面であるため、リム組み補助具10は端部RTとの接触状態を保ちつつスムーズに移動することができる。タイヤ1が完全に膨らむとリム組み補助具10は矢印Y1の方向とは逆の方向に向かって外れ、リムRのフランジの端部RTとリム組み補助具10の表面との接触状態が解除される。
なお、空間100については、完全な密閉空間である必要はなく、空気の出入りをおおむね遮断する程度の密閉性が確保できれば、リム組み作業に支障はない。すなわち、タイヤ1が膨らみ、リムRの嵌合面RMに組込むことができれば、空間100からわずかな空気の漏れがあっても問題はない。
ここで、図1および図2Aにおいて、セグメントC1の長さLは、セグメントC1の側面の外側の弧および内側の弧のうち、リムRのフランジの端部RTに接する側、すなわち内側の弧の長さである。以下の説明において、セグメントの長さとは、内側の弧の長さを指す。
セグメントC1〜C12の長さLが同じ場合、円環形状の形成に使用するセグメントの数によって、リム組み補助具10の周長を調整することができる。セグメントC1〜C12のうちの1つ(例えば、セグメントC12)を使用せずに、残りのセグメントC1〜C11を使用して円環形状を形成すれば、セグメントC1〜C12を使用して形成した円環形状の周長よりも長さLだけ短い周長を有するリム組み補助具を形成することができる。つまり、セグメントC1〜C12のうちの少なくとも1つを着脱することにより、1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できる。1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10の保管スペースが大きくならずに済む。なお、すべてのセグメントC1〜C12が着脱可能である必要はなく、少なくとも1つのセグメントが着脱可能であれば、そのセグメントを装着したり取り外したりすることで、リム組み補助具10の周長を調整できる。セグメントの着脱だけでリム組み補助具10の周長を調整できるので、複数種類のリム径についてリム組み作業を行う場合でも効率が良く作業できる。
(セグメントの長さ)
図1に示すリム組み補助具10は、同じ長さを有する複数のセグメントC1〜C12を含む。同じ長さではなく、異なる長さのセグメントを組み合わせてリム組み補助具10を構成してもよい。図4は、同じ長さを有する複数のセグメントC1〜C3と、これらとは異なる長さのセグメントCL1とを組み合わせたリム組み補助具10Aを示す図である。
これらのセグメントC1〜C3、セグメントCL1を組み合わせて接続すれば、4種類の円環を形成することができる。すべてのセグメントC1〜C3、および、セグメントCL1を組み合わせて接続すれば、図4に示す円環形状のリム組み補助具10Aを形成することができる。1つのリム組み補助具10Aによって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10Aの保管スペースが大きくならずに済む。
図5A〜図5Cは、図4に示すリム組み補助具10を構成するセグメントC1〜C3、セグメントCL1を組み合わせる例を示す図である。セグメントC1〜C3を用いずに、セグメントCL1だけを用い、セグメントCL1の両端部を接続すれば図5Aに示す円環形状のリム組み補助具10A1を形成することができる。
また、セグメントC1とセグメントCL1とを用い、セグメントC1の端部とセグメントCL1の端部とを接続すれば、図5Bに示す円環形状のリム組み補助具10A2を形成することができる。さらに、セグメントC1およびC2とセグメントCL1とを用い、セグメントC1の一方の端部とセグメントCL1の端部とを接続し、セグメントC2の端部とセグメントCL1の他方の端部とを接続すれば、図5Cに示す円環形状のリム組み補助具10A3を形成することができる。
ここで、図4に示すセグメントC1〜C3のうちの1つを追加すると、リム組み補助具10の周長がリムの1インチ分増加するように、セグメントC1〜C3の長さを設定しておく。リムの1インチに対応する、セグメントの長さは約80mmである。リムの1インチに対応する周長は、1インチ(25.4mm)に円周率πを乗じることによって算出できる。すなわち、リムの1インチに対応する周長は25.4mm×3.14=約80mmである。連結部S1、S2の厚みを考慮すると、セグメントのリムフランジに接する範囲は、長さ80mm±10mmであることが好ましい。すなわち、複数のセグメントC1〜C3およびCL1のうちの1つである第1セグメントC1〜C3は、長さ80mm±10mmの範囲でリムフランジの端部RTに接する。セグメントC1〜C3すべてが長さ80mm±10mmである必要はなく、少なくとも1つのセグメントのリムフランジに接する範囲が、長さ80mm±10mmであれば、そのセグメントを着脱することにより、リムの1インチに対応する周長を増減できる。
以上の構成において、セグメントCL1だけで形成した円環、すなわち図5Aに示す状態で所定のリム径、例えば12インチのリム径のリムに使用できるとすれば、1つのセグメントC1を追加した図5Bに示す状態で13インチのリム径のリムに使用できる。また、2つのセグメントC1およびC2を追加した図5Cに示す状態で14インチのリム径のリムに使用できる。さらに、3つのセグメントC1、C2およびC3を追加した図4に示す状態で15インチのリム径のリムに使用できる。つまり、図4中の内径R0が15インチのリムに、図5A中の内径R1が12インチのリム径のリムに、図5B中の内径R2が13インチのリムに、図5C中の内径R3が14インチのリム径のリムに、それぞれ適用できる。
以上のように、長いセグメントCL1と、1インチ分の長さを持つ短いセグメントC1〜C3を用い、セグメントC1〜C3のうちの少なくとも1つを着脱することにより、1つのリム組み補助具10Aによって複数種類のリム径に対応できる。1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10Aの保管スペースが大きくならずに済む。また、短いセグメントを多数使用するよりも、連結するセグメントの数が少なくなり、組み替え作業を効率化することができる。
また、図4に示すセグメントC1〜C3のうちの1つを追加すると、リム組み補助具10の周長がリムの1/2インチ分増加するように、セグメントC1〜C3の長さを設定してもよい。リムの1/2インチに対応する、セグメントの長さは、上記の1/2の数値となるため、約40mmである。連結部S1、S2の厚みを考慮すると、セグメントのリムフランジに接する範囲は、長さ40mm±10mmであることが好ましい。すなわち、複数のセグメントC1〜C3およびCL1のうちの1つである第1セグメントC1〜C3は、長さ40mm±10mmの範囲でリムフランジの端部RTに接する。セグメントC1〜C3すべてが長さ40mm±10mmである必要はなく、少なくとも1つのセグメントのリムフランジに接する範囲が、長さ40mm±10mmであれば、そのセグメントを着脱することにより、リムの1/2インチに対応する周長を増減できる。
以上の構成において、セグメントCL1だけで形成した円環、すなわち図5Aに示す状態で所定のリム径、例えば12インチのリム径のリムに使用できるとすれば、1つのセグメントC1を追加した図5Bに示す状態で12.5インチのリム径のリムに使用できる。また、2つのセグメントC1およびC2を追加した図5Cに示す状態で13インチのリム径のリムに使用できる。さらに、3つのセグメントC1、C2およびC3を追加した図4に示す状態で13.5インチのリム径のリムに使用できる。つまり、図4中の内径R0が13.5インチのリムに、図5A中の内径R1が12インチのリムに、図5B中の内径R2が12.5インチのリムに、図5C中の内径R3が13インチのリムに、それぞれ適用できる。
以上のように、長いセグメントCL1を使用し、これに1/2インチ分の長さを持つ短いセグメントC1〜C3を追加していくことにより、複数種類のリム径に対応することができる。短いセグメントを多数使用するよりも、連結するセグメントの数が少なくなり、組み替え作業を効率化することができる。なお、長いセグメントCL1が柔軟性および伸縮性を有していれば、短いセグメントC1〜C3は柔軟性および伸縮性を有していなくてもよい。
(中空構造)
図6は、中空構造を有するセグメントを用いたリム組み補助具10Bの例を示す図である。図6に示すように、各セグメントを内部に空気を充填可能なチューブとし、連結部にエアバルブを持ち、連結した状態で一箇所から全てのセグメント内部に同時に空気を注入できるようにしてもよい。図6に示すリム組み補助具10Bは、複数のセグメントC21〜C32を含む。本実施形態において、リム組み補助具10Bは、着脱可能な12個のセグメントC21〜C32を含む。図6は、複数のセグメントC21〜C32が環状に連結された状態を示す。
各セグメントC21〜C32は、円環形状の一部をなす形状を有する。各セグメントC21〜C32は、他のセグメントと接続するための連結部をそれぞれ有する。各セグメントC21〜C32において、隣り合うセグメント同士が接続されることにより、図6に示す円環形状のリム組み補助具10が形成される。図6において、一点鎖線Yは、円環形状の中心Pを通る仮想線である。
セグメントC21は、エアバルブV1を有する。エアバルブV1は、セグメントC21の内部と外部とを繋げる弁、セグメントC21に充填又は内部から排出する際の空気の通り道となる弁である。エアバルブV1は、内部の空気の出し入れを行う以外の場合、閉じている。
図7Aは、図6における1つのセグメントC22を拡大して示す図である。図7Bは、図7AのA−A部の断面図である。図7Aに示すように、セグメントC22は、円環形状の一部をなす、略円柱形状を有する。図7Bは、一点鎖線Yに沿った断面を示す。図7Aおよび図7Bに示すように、円環形状の中心を通る一点鎖線Yに沿った、セグメントC22の断面形状は、円形形状である。円形形状に限らず、他の形状であってもよい。セグメントの断面形状は、例えば、楕円形状、角に丸みを有する四角形または三角形などであってもよい。セグメントC22の側面S0は曲面になっている。
図7Bに示すように、セグメントC22は、内部に気室S3がある中空構造を有する。他のセグメントC21、C23〜C32についても同様である。セグメントC21〜C32は、柔軟性および伸縮性を有する素材によって構成されており、リム組み補助具10Bを使用するときには、側面S0がリムフランジに密接した状態になる。各セグメントC21〜C32は、同じ寸法である必要はなく、リム組み補助具10を使用するときに側面S0がリムフランジに密接すれば、寸法に多少の誤差があっても問題はない。なお、セグメントC21〜C32を構成する、柔軟性および伸縮性を有する素材は、例えば、ゴム、発泡ウレタン、シリコンゴムである。
セグメントC22は、両側の端部T11、T12に、連結部S10、S20を有する。連結部S10、S20は、例えば、雄ネジおよび雌ネジ、凹凸形状を有しており、セグメント同士を連結することができる。連結部S10、S20は、接続状態から非接続状態への操作、および、非接続状態から接続状態への操作が容易であることが好ましい。例えば、面ファスナを、連結部S10、S20に用いることができる。また、セグメントC22は、両側の端部T11、T12に、エアバルブV21、V22を有する。エアバルブV21、V22は、隣接するセグメントの気室同士を連通するためのエアバルブである。端部T11、T12に、エアバルブV21、V22を設けた場合、エアバルブV21、V22を他のセグメントと接続するための連結部として用いてもよい。その場合、面ファスナなどの連結部を別に設ける必要はない。なお、図6に示すセグメントC23〜C32は、図7Aに示すセグメントC22と同じ構成である。
ここで、エアバルブV21、V22を逆止弁とし、隣接するセグメントの気室の間を流れる空気の方向を一方向に規制してもよい。隣接するセグメントの気室の間を流れる空気の方向を一方向に規制することにより、セグメントC21〜C32による各気室の独立性を確保できる。それとともに、エアバルブV21、V22とは別に設けられている1箇所のエアバルブV1から空気を導入すればよいので、個々のセグメントC21〜C32について別々に空気を導入する場合に比べて、空気を充填する作業を簡易にすることができる。
図8は、図6中の2つのセグメントC21、C22の外観を示す斜視図である。セグメントC21は、エアバルブV1、V11およびV12を有している。セグメントC22は、エアバルブV21およびV22を有している。エアバルブは、セグメントの端部に設けられ、セグメント同士の気室を連通するためのエアバルブである。つまり、セグメントC21は、3つのエアバルブ(エアバルブV1、エアバルブV11およびV12)を有している。また、セグメントC22は、2つのエアバルブ(エアバルブV21およびV22)を有している。
図8は、気体を内部に充填した状態のセグメントC21、C22を示している。気体を内部に充填した状態において、セグメントC21、C22は、円環の一部分となる。このため、図4に示すように、気体を内部に充填した状態のセグメントC21〜C32を、エアバルブを介して接続することによって、円環形状のリム組み補助具10Bが形成される。セグメントC21のエアバルブV1は、円環の外側に突出した状態になる。このとき、各セグメントC21〜C32において、エアバルブによって各セグメントC21〜C32の気室が1つに連通した状態になる。この状態において、1つのセグメントC21からエアーを注入すれば、連結部を通してすべてのセグメントC21〜C32の内部にエアーを注入することができる。また、他のセグメントとの連結部にエアバルブを設けることで、各セグメント内に空気を充填したままセグメントを組み替えることができる。
図9Aは、セグメント同士の接続前の状態を示す図である。図9Bは、セグメント同士が接続された状態を示す図である。図9Aに示すように、セグメントC21はエアバルブV11を有し、セグメントC22はエアバルブV22を有している。エアバルブV11とエアバルブV22とは、嵌め合い可能な構造になっている。接続するエアバルブ同士が嵌め合い可能な構造になっていれば、部品点数の増加を招かない。本例では、図9Bに示すようにエアバルブV11をエアバルブV22に挿入して接続した状態で容易には抜けないように(接続が解除されないように)エアバルブV11の外径とエアバルブV22の内径との大きさが規定されている。エアバルブV11とエアバルブV22とは、例えば、配管継手(カプラ)と同様の構造になっている。なお、エアバルブV11とエアバルブV22とをナット、ネジなどを用いて固定してもよい。
図10は、エアバルブの他に連結部を設けたセグメントC21、C22の例を示す図である。図10に示すように、例えば、セグメントC21の端部に、連結部である面ファスナM11、M12を設け、セグメントC22の端部に面ファスナM21、M22を設けることにより、連結部S1、S2とすることができる。図11および図12は、面ファスナを連結部S1、S2として用いる場合の接続の例を示す図である。
図11に示すように、セグメントC21の端部においてエアバルブV11の取り付けられている部分の周囲に面ファスナM12、セグメントC22においてエアバルブV22の取り付けられている部分の周囲の端部に面ファスナM21、が設けられている。面ファスナM12は輪状突起を有し、面ファスナM21は鉤状突起を有している。このためエアバルブV11とV22とによってセグメントC21とC22とを接続する際、面ファスナM12と、面ファスナM21とを密着させることにより、図12に示すように、両者が接続される。この結果、セグメントC21とセグメントC22とがより強く接続される。他のセグメントC23〜C32についても同様に、端部のエアバルブ同士を接続する際、面ファスナ同士を密着させることにより、セグメント同士をより強く接続することができる。エアバルブによってセグメントを接続するとともに、面ファスナによってセグメントの端部同士を接続することにより、接続された状態のセグメントを移動させてもエアバルブを中心にセグメントが回動することを防止できる。
なお、面ファスナの代わりに、2つのセグメントの一方の端部に凹部、他方の端部に凸を設けたスナップボタン、留め金、フックなどを連結部として各セグメントに設けても良い。
図13Aおよび図13Bは、セグメントの内側に収納可能なエアバルブの構造を示す図である。図13Cは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブを用いてセグメント同士を接続する前の状態を示す図である。図13Dは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブを用いてセグメント同士が接続された状態を示す図である。図13Eは、図13Aおよび図13Bに示すエアバルブと他のエアバルブとが接続された状態を示す図である。図13A、図13Bおよび図13Eは、セグメントC22のエアバルブV22aを、他のエアバルブとの接続方向に沿った中心軸を含む面で切った断面を示す図である。図13Cおよび図13Dは、セグメントC21のエアバルブV11とセグメントC22のエアバルブV22aとでセグメント同士を接続する例を示す図である。
図13Aにおいて、エアバルブV22aは、セグメントC22の端部から突出した状態である。エアバルブV22aは、弾性を有する部材を用いて成型されている。
図13Bにおいて、矢印YaおよびYbのようにエアバルブV22aをセグメントC22の内側に押し込む方向に力を加えるとエアバルブV22aは、図中の破線の位置から実線の位置に変形する。実線の位置に変形したエアバルブV22aは、セグメントC22の内側に収納された状態になる。
このため、図13Cに示すように、セグメントC21のエアバルブV11とセグメントC22のエアバルブV22aとを接近させ、両者を接続すると、図13Dに示すように、エアバルブV22aがセグメントC22の内側に収納される。図13Dの状態では、セグメントC21とセグメントC22とが密着した状態で接続される。このとき、図13Eに示すように、エアバルブV11は変形せず、エアバルブV22aは変形する。
円環状に接続されたセグメントC21〜C32のすべてのエアバルブを上記のようにセグメントC21〜C32の内側に収納可能な構造にすることにより、空気充填後のリム組み補助具の形状を均一にすることができる。エアバルブV11、エアバルブV22aの取り付けられている部分の周囲に、図10〜図12を参照して説明した面ファスナを設け、セグメント同士をより強く接続してもよい。
なお、図13Dおよび図13Eの状態において、セグメントC21とセグメントC22とを引き離すと、エアバルブV22aは、図13Bの実線の位置から破線の位置に変形して図13Aの状態に戻る。
接続される2つエアバルブの一方に爪部、他方に凹部を設けておき、接続状態において爪部と凹部とが係合するようにしてもよい。図14Aは、爪部を有するエアバルブの例を示す斜視図である。図14Bは、爪部と係合する凹部を有するエアバルブの例を示す斜視図である。図14Cは、爪部を有するエアバルブと凹部を有するエアバルブとの接続途中の状態を示す断面図である。図14Dは、爪部を有するエアバルブと凹部を有するエアバルブとが接続された状態を示す断面図である。なお、図14Cおよび図14DはエアバルブV11bおよびエアバルブV22bを、エアバルブ同士の接続方向に沿った中心軸を含む面で切った断面を示す図である。
図14Aに示すようにエアバルブV22bの周囲に爪部T1〜T9が設けられている。エアバルブV22bの孔部Vhの中心軸から各爪部T1〜T9までの距離は同じである。エアバルブV22bは、図13Bを参照して先述したように、セグメントの内側に押し込む方向に力を加えると、セグメントの内側に収納された状態になる。このとき、爪部T1〜T9は、孔部Vhの中心軸に近づくように倒れる。
また、図14Bに示すようにエアバルブV11bの根元部分の外周に凹部Uが設けられている。爪部T1〜T9の先端部分は、凹部Uに係合できる形状になっている。
このため、図14Cに示すように、セグメントC21のエアバルブV11bとセグメントC22のエアバルブV22bとを接近させ、両者を接続すると、図14Dに示すように、エアバルブV11bは変形せず、エアバルブV22bは変形してセグメントC22の内側に収納されるとともに、爪部T1〜T9は孔部Vhの中心軸に近づくように倒れる。図14Dの状態はエアバルブV22bの爪部Tと、エアバルブV11bの凹部Uとが係合した状態である。
円環状に接続されたセグメントC21〜C32のすべてのエアバルブを上記のようにセグメントC21〜C32の内側に収納可能な構造にすることにより、空気充填後のリム組み補助具の形状を均一にすることができる。また、爪部Tと凹部Uとが係合した状態になるので、セグメント同士がより強く接続され、セグメント同士の接続状態が解除されることを抑制できる。
なお、図14Dの状態において、セグメントC21とセグメントC22とを引き離すと、エアバルブV22bは、図14Aおよび図14Cに示す、元の状態に戻る。
セグメントが中空である場合においても、円環形状の形成に使用するセグメントの数によって、リム組み補助具10Bの周長を調整することができる。セグメントC21〜C32のうちの1つ(例えば、セグメントC32)を使用せずに、残りのセグメントC1〜C31を使用して円環形状を形成すれば、セグメントC21〜C32を使用して形成した円環形状の周長よりも長さLだけ短い周長を有するリム組み補助具を形成することができる。つまり、複数のセグメントC21〜C32のうちの少なくとも1つを着脱することにより、1つのリム組み補助具10Bによって複数種類のリム径に対応できる。1つのリム組み補助具10Bによって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10Bの保管スペースが大きくならずに済む。なお、すべてのセグメントC21〜C32が着脱可能である必要はなく、少なくとも1つのセグメントが着脱可能であれば、そのセグメントを装着したり取り外したりすることで、リム組み補助具10Bの周長を調整できる。
ところで、セグメントが中空である場合においても、異なる長さのセグメントを組み合わせてリム組み補助具を構成してもよい。図15は、同じ長さを有する複数のセグメントC21〜C23と、これらとは異なる長さのセグメントCL2とを組み合わせたリム組み補助具10Cを示す図である。
図15において、セグメントCL2は、エアバルブV1を有する。エアバルブV1は、セグメントCL2の内部と外部とを繋げる弁、セグメントCL2に充填又は内部から排出する際の空気の通り道となる弁である。エアバルブV1は、最も長いセグメントCL2に配置することが好ましい。最も長く容量の大きいセグメントCL2だけで円環を形成する場合、セグメントCL2のみに空気を注入しておけば、それを使用することができる。また、セグメントC1〜C3を後から追加する際、予め容積の大きいCL2に空気を注入しておけば、容量の小さいセグメントC1〜C3への空気注入は短時間で完了するので、空気の注入を含めたセグメント組み換え作業を効率的に行うことができる。
図15に示すセグメントC21〜C23、セグメントCL2を組み合わせて接続すれば、4種類の円環を形成することができる。このことは、図4および図5A〜図5Cを参照して説明したとおりである。セグメントC21〜C23のうちの少なくとも1つを着脱することにより、1つのリム組み補助具10Cによって複数種類のリム径に対応できる。1つのリム組み補助具10によって複数種類のリム径に対応できるため、保管スペースを節約でき、リム組み補助具10Cの保管スペースが大きくならずに済む。
1 タイヤ
2 エアバルブ
3 ホース
10、10A、10A1〜10A3、10B、10C リム組み補助具
100 空間
C1〜C12、C21〜C32、CL1、CL2 セグメント
M11、M12、M21、M22 面ファスナ
R リム
RM 嵌合面
RT 端部
S0 側面
S1、S2、S10、S20 連結部
S3 気室
T1〜T9 爪部
V1、V11、V11b、V21、V22、V22a、V22b エアバルブ

Claims (11)

  1. 複数のセグメントからなる環状構造を有し、
    前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つが着脱可能であるリム組み補助具。
  2. 前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つは柔軟性および伸縮性を有する素材によって構成されている請求項1に記載のリム組み補助具。
  3. 前記複数のセグメントは、略円柱形状である請求項1または請求項2に記載のリム組み補助具。
  4. 前記複数のセグメントのうちの1つである第1セグメントは、長さ80mm±10mmの範囲でリムフランジに接する請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のリム組み補助具。
  5. 前記複数のセグメントのうちの1つである第1セグメントは、長さ40mm±10mmの範囲でリムフランジに接する請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のリム組み補助具。
  6. 前記複数のセグメントのうちの他の1つである第2セグメントは、所定のリム径に対応する周長で前記リムフランジに接する請求項4または請求項5に記載のリム組み補助具。
  7. 前記複数のセグメントのうちの少なくとも1つは、他のセグメントと接続するための連結部をそれぞれ有し、前記連結部によって前記他のセグメントに対して着脱可能である請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のリム組み補助具。
  8. 前記複数のセグメントは、それぞれ、内部に気室がある中空構造を有し、
    前記複数のセグメントの少なくとも1つのセグメントは、前記気室に気体を充填するためのエアバルブを有する請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のリム組み補助具。
  9. 前記複数のセグメントの少なくとも1つのセグメントは、他のセグメントと接続し、気室同士を連通するためのエアバルブを有する請求項1から請求項8のいずれか1つに記載のリム組み補助具。
  10. 前記気室同士を連通するためのエアバルブによって、前記気室の間を流れる空気の方向が一方向に規制される請求項9に記載のリム組み補助具。
  11. 前記気室同士を連通するためのエアバルブが、前記他のセグメントと接続するための連結部となる請求項9または請求項10に記載のリム組み補助具。
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