JP2020061888A - 無線給電システム - Google Patents

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真 佐藤
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Shinichiro Fuki
慎一郎 婦木
徹 菅藤
Toru Sugafuji
徹 菅藤
純 今井
Jun Imai
純 今井
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【課題】1つの送電コイル2を用いて複数の受電コイルへ送電する場合に、受電電力差を抑制すること。【解決手段】無線給電システムは、2つの受電コイル1A、Bと、1つの送電コイル2とを有している。送電コイル2は、z軸方向に複数回巻かれたコイルであり、各巻きごとに、2つの作用部20A、Bと、作用部20Aと作用部20Bとを接続する連結部21と、によって構成されている。作用部20A、Bは、受電コイル1A、Bの四方を囲うように配置されている。受電コイル1A、Bの断面積は、作用部20A、Bの断面積の1/2以下に設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、送電コイルから複数の受電コイルに対して磁界共鳴方式より非接触で送電を行う無線給電システムに関する。
近年、非接触で電力を伝送する無線給電技術がさかんに研究、開発されている。無線給電方式は各種提案されており、電磁誘導方式や磁界共鳴方式などがある。中でも磁界共鳴方式が注目されている。磁界共鳴方式は、送電コイルと受電コイルの相対的な配置の自由度が高く、送電コイルの影響範囲内であれば、複数の受電コイルを配置することが可能である。
特許文献1には、電磁誘導方式の送電コイルおよび受電コイルとして、2つの円形コイルを八の字型に連結させた形状が記載されている。このような形状とすることで、不要電磁場放射が抑制されることが記載されている。
特開2013−247822号公報
しかし、1つの送電コイルで複数の受電コイルに送電する場合、磁界強度のばらつきや干渉などのため、送電効率の高い領域と低い領域が生じ、各受電コイルの受電電力に差が生じる場合があった。
そこで本発明の目的は、1つの送電コイルで複数の受電コイルに送電する無線給電システムにおいて、各受電コイル間の受電電力差を抑制することである。
本発明は、送電コイルから複数の受電コイルに対して磁界共鳴方式より非接触で送電を行う無線給電システムにおいて、送電コイルの単位巻き当たりの構造は、各受電コイルの四方を囲うようにして配置された作用部と、各作用部間を接続する連結部と、を有した構造であり、各受電コイルの断面積は、その受電コイルを囲う作用部の断面積の1/2以下である、ことを特徴とする無線給電システムである。
本発明において、各受電コイルの中心から、その受電コイルを囲う作用部までの最長距離と最短距離との差が、その作用部の直径の8倍以下であるとよい。各受信コイルの受電電力差をより低減することができる。
本発明において、送電電力が10W以下の場合、受電コイルの直径は3〜200mm、受電コイルの軸方向の長さは1〜20mmであることが好ましい。受電効率を向上させることができ、また受電電力差をより低減することができる。
本発明において、送電電力が10W以下の場合、送電コイルの直径は10〜400mm、送電コイルの軸方向の長さは1〜100mmであることが好ましい。受電効率を向上させることができ、また受電電力差をより低減することができる。
本発明によれば、各受電コイル間の受電電力差を抑制することができる。
実施例1の無線給電システムの構成を示した図。 受電コイル1A、1B、送電コイル2の形状、配置を示した図。 送電コイル2の変形例を示した図。 送電コイル2の変形例を示した図。 送電コイル2の変形例を示した図。 実施例1の無線給電システムの変形例を示した図。 実施例2における車両の内部の様子を示す模式図。 実施例2の無線給電システムの概略構成を示す模式図で。 実施例2における送電コイルと筐体との固定状態を示す図(その1)。 実施例2における送電コイルと筐体との固定状態を示す図(その2)。 図10のV-V 断面の一部を示す部分断面図。 実施例2における送電コイルの形状を示す図。 実施例2における受電コイルと発光装置との位置関係を示す斜視図。 実施例2の無線給電システムの回路を模式的に示す図。 実施例2の変形例における送電コイルと筐体との取付を説明するための図。 実施例3の送電コイルの形状を示す正面図。 図16の矢印J1の方向から送電コイルを視た図。
以下、本発明の具体的な実施例について、図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1の無線給電システムの構成を示した図である。図1のように、実施例1の無線給電システムは、2つの受電コイル1A、1Bと、1つの送電コイル2と、送電コイル2に接続された交流電源3、回路4と、受電コイル1A、1Bにそれぞれ接続された回路5A、Bとを有している。
実施例1の無線給電システムは、1つの送電コイル2から、2つの受電コイル1A、1Bへと磁界共鳴方式により非接触で電力を伝送するシステムである。送電電力の出力は、たとえば10W以下である。
交流電源3は、送電コイル2に交流電流を供給する電源である。その周波数は、たとえば500kHz〜15MHzである。回路4は、送電側の共振周波数を設定するための回路であり、キャパシタの容量やインダクタのインダクタンスによって所定の周波数となるように設定されている。また、回路5A、5Bは、受電側の共振周波数を送電側の共振周波数と整合させるための回路であり、キャパシタの容量やインダクタのインダクタンスによって所定の周波数となるように設定されている。回路5A、5Bには図示しない負荷が接続されている。負荷が直流駆動の機器であれば、受電電力を直流に変換して負荷に供給している。負荷は、たとえば発光素子である。
受電コイル1A、1Bおよび送電コイル2は、線材によって構成されている。線材は導電性材料であれば任意であり、たとえばリッツ線、銅単線を用いる。また、線材に限らず、FPCなどプリント基板上へのパターン印刷で構成してもよい。
次に、受電コイル1A、1Bおよび送電コイル2の形状や配置について、図2を参照に説明する。図2では、コイル1巻分の形状を示しており、送電コイル2の1巻分が成す平面に垂直な方向から見た図である。説明の簡便のため、図2に示すように座標系を定める。
まず、受電コイル1A、1Bについて説明する。受電コイル1A、1Bは、図2に示すように、x軸方向に所定の間隔を開けて配置されている。その間隔は、受電コイル1Aと受電コイル1Bとの干渉が十分に低減された範囲であれば任意である。また、受電コイル1A、1Bの軸方向はz軸方向で一致しており、受電コイル1A、1Bの成す平面と送電コイル2の成す平面とが同一平面となるように配置されている。
受電コイル1A、1Bは、線材を円形に巻いた円形コイルである。軸方向はz軸方向である。受電コイル1A、1Bの中心部には円柱状のフェライトコア10A、10Bがそれぞれ挿入されている。受電コイル1A、1Bの断面積は12mm2 、巻き数は4.5巻き、コイルの軸方向の長さ(z軸方向の長さ)は6.5mmである。また、フェライトコア10A、10Bの直径は8mm、長さは7mmである。
なお、受電コイル1A、1Bの断面積や巻き数は、実施例1で示した値に限られるものではなく、受電電力、受電効率などに応じて設定される。たとえば、送電電力が10W以下の場合、受電コイル1A、1Bのx軸方向およびy軸方向の幅(コイルの直径)は3〜200mm、コイルの軸方向の長さ(z軸方向の長さ)は1〜20mmとすることが好ましい。受電効率を向上させることができ、また受電電力差をより低減することができる。
また、受電コイル1A、1Bの形状は円形に限らず、正方形、長方形、などの形状であってもよい。また、受電コイル1Aと受電コイル1Bとで異なる形状であってもよい。ただし、受電コイル1Aと受電コイル1Bとでの受電電力差の制御を容易とする点で、同一形状とすることが好ましい。
また、受電コイル1A、1Bはコア材を必ずしも必要とするものではなく、空心コイルとしてもよい。ただし、受電コイル1A、1Bの断面積を20mm2 以下とする場合には、受電効率向上の点からフェライトコアを用いることが好ましい。
また、受電コイル1A、1Bの成す平面は、必ずしも送電コイル2の成す平面と同一平面である必要はなく、送電コイル2からの電力を受電できる範囲であれば、送電コイル2の成す平面とは平行な異なる面であってよいし、角度を成した面であってもよい。また、受電コイル1Aの成す平面と受電コイル1Bの成す平面とでは、平行な異なる面であってもよいし、角度を成していてもよい。
また、受電コイル1A、1Bの巻き方向は左巻き、右巻きのいずれでもよく、受電コイル1Aと受電コイル1Bとで巻き方向を変えてもよい。
次に、送電コイル2について説明する。送電コイル2は、軸方向がz軸方向となるように複数回巻かれた線材であり、各巻きごとに、図2に示すように、2つの作用部20A、20Bと、作用部20Aと作用部20Bとを接続する連結部21と、によって構成されていて、全体として瓢箪型あるいはメガネ型の形状である。作用部20A、20B、連結部21のそれぞれについて、図2中において点線で囲うことによりその部分を明示している。送電コイル2の巻き数は、送電電力や送電効率などに応じて適宜設定され、たとえば2〜3巻きである。また、巻き方向は左巻き、右巻きのいずれでもよい。
作用部20Aは、受電コイル1Aへの送電に主として寄与する部分であり、作用部20Bは、受電コイル1Bへの送電に主として寄与する部分である。作用部20A、20Bは、断面形状が矩形となる線材の部分であり、x軸方向に間隔を開けて配置されている。また、作用部20Aの成す面と作用部20Bの成す面は同一面である。また、作用部20A、20Bは各辺をx軸方向、y軸方向に揃えて配置されている。また、作用部20Aの中心に受電コイル1Aが、作用部20Bの中心に受電コイル1Bが来るように配置されている。作用部20A、20Bのx軸方向の幅は140mm、y軸方向の幅は90mmである。
このように作用部20A、20Bが、受電コイル1A、1Bの四方を囲うように配置されている。つまり、受電コイル1A、1Bの中心に対して+x方向、−x方向、+y方向、−y方向のそれぞれに、作用部20A、20Bの各辺が等距離に位置している。そのため、作用部20A、20Bの各辺から生じる磁界強度の分布が均一となり、受電コイル1A、1Bが受電する電力も差が小さくなる。
なお、受電コイル1A、1Bが受電する電力の差をより低減するために、受電コイル1A、1Bの中心から作用部20A、20Bまでの最長距離と最短距離との差が、作用部20A、20Bの直径(作用部20A、20Bの外接円の直径)の8倍以下となるようにするとよい。
また、受電コイル1A、1Bの断面積は、作用部20A、20Bの断面積の1/2以下に設定されている。このように受電コイル1A、1Bの断面積あるいは作用部20A、20Bの断面積を設定することで、作用部20A、20Bからの受電電力差を抑制することができる。より好ましくは作用部20A、20Bの断面積の1/50以下である。
なお、実施例1では、作用部20A、20Bの平面パターンを矩形としたが、受電コイル1A、1Bの四方を囲う形状であれば任意の形状でよく、作用部20Aの平面パターンと作用部20Bの平面パターンとで異なる形状としてもよい。たとえば、作用部20A、20Bの平面パターンは、正方形、長方形、菱形、円、半円、楕円、多角形、などである。図3に、作用部20Aを円形とし、作用部20Bは矩形とした例を示す。作用部20Aと作用部20Bとでコイルの断面積を変えてもよい。図4に、作用部20Aの断面積を作用部20Bの断面積よりも大きくした例を示す。送電コイル2を筐体に巻き付けて実装する場合には、その筐体の形状に合わせた形状としてもよい。
また、実施例1では作用部20Aの成す面と作用部20Bの成す面を同一平面としているが、受電コイル1A、1Bに送電可能な範囲であれば、平行な異なる面としてもよいし、角度を成していてもよい。
また、受電コイル1A、1Bは、必ずしも作用部20A、20Bの中心でなくともよいが、受電電力差を抑制する観点からなるべく中心付近が好ましい。
連結部21は、作用部20Aと作用部20Bとを接続する部分であり、x軸方向に延びる2本の直線状の線材である。作用部20Aと作用部20Bとが対向する側において、作用部20Aの角部のうち一方とそれに対向する作用部20Bの角部とが連結部21によって連結されている。ここで連結部分は、線材が分岐することなく、作用部20A、20B、および連結部21の全体で一筆となるように連結されていれば任意である。連結部21の2本の直線のうち一方は、作用部20A、20Bの一辺と連続して一つの直線を成している。
なお、連結部21の位置は、実施例1に示した位置に限るものではなく、任意の位置で作用部20A、20Bと連結されていてよい。たとえば、図5のように、作用部20A、20Bの対向する辺の中央部で連結してもよい。ただし、実施例1に示した位置の方が、線材を折り曲げる位置が少なくて済み、また作用部20Aと作用部20Bとの間の空間領域を分断なく広く取ることができるため、送電コイル2の実装がより容易となる。さらに、作用部20A、20Bの各角部が受電コイル1A、1Bよりも遠い位置となるため、受電効率が向上する。
また、実施例1では、連結部21は2本の線材を並行な直線に配置した形状としているが、2本の線材の間隔や形状は任意であり、曲線としてもよい。また、2本の線材は接触させていてもよいし、縒り合わせてもよい。また、連結部21の長さも任意としてよい。
送電コイル2全体としての形状、大きさは特に限定されないが、送電電力が10W以下である場合、x軸方向およびy軸方向の幅(コイルの直径)は10〜400mm、コイルの軸方向の長さ(z軸方向の長さ)は1〜100mmとすることが好ましい。受電効率を向上させることができ、また受電電力差をより低減することができる。また、この場合、作用部20A、20Bおよび連結部21の形状、大きさは、全体として上記大きさに収まる範囲であれば任意である。
また、実施例1では、回路4と接続する2本の線材を作用部20Aから引き出しているが、引き出し位置は任意でよく、連結部21から引き出してもよい。
以上、実施例1の無線給電システムでは、各受電コイル1A、1Bに対して、送電コイルがそれぞれの四方を囲うように配置されているため、各受電コイル1A、1Bでの受電電力差を抑制することができる。
なお、実施例1の無線給電システムは、2つの受電コイルに送電するものであるが、本発明は3つ以上の受電コイルに送電するシステムに対しても適用することができる。受電コイルを3つとした場合の例を図6に示す。図6のように、送電コイル30は、作用部30A、30B、30Cを有し、作用部30Aと作用部30Bは連結部31Aにより連結され、作用部30Bと作用部30Cは連結部32Bにより連結されている。受電コイル1A、1B、1Cは、作用部30A、30B、30Cの中心に配置されている。これにより、各受電コイル1A、1B、1Cは、作用部30A、30B、30Cによって四方を囲われている。
また、実施例1の無線給電システムは、2つの受電コイルの受電電力差の抑制に好適であるが、受電電力差が所望の値となるように調製することにも利用できる。
実施例2は、実施例1の無線給電システムを組み込んだ空調用レジスタである。以下、その構成を図を参照に説明する。
1.車載部品
図7は、車両の内部の様子を示す模式図である。図7に示すように、車両の運転席の正面にはインストルメントパネルIPがある。インストルメントパネルIPには、空調用レジスタCA1が複数設けられていて、そのうち中央付近の2つの隣接した空調用レジスタCA1が実施例2のものである。空調用レジスタCA1は、筐体160と、ユーザーが風向を調整するためのノブN1と、を有する。ノブN1は、発光することができるようになっている。車内が暗い場合であっても、ユーザーがノブN1の位置を容易に把握することができるからである。
2.無線給電システム
図8は、無線給電システム100の概略構成を示す模式図である。無線給電システム100は、磁界共鳴方式の無線給電を行う。図8に示すように、無線給電システム100は、1個の送電コイル110と、2個の受電コイル120と、送電回路130と、受電回路140と、発光装置150と、筐体160と、を有する。
無線給電システム100の共振周波数は、6.78MHzである。そのため、送電コイル110および受電コイル120に流れる電流の周波数は6.78MHzである。送電コイル110のLC回路の共振周波数も6.78MHzである。受電コイル120のLC回路の共振周波数も6.78MHzである。送電回路130が送電コイル110に流す電流の周波数も6.78MHzである。実際には、狙った周波数からわずかにずれる場合がある。また、例示として6.78MHzを挙げたが、例えば、500kHz以上15MHzの共振周波数を採用してもよい。また、上記以外の共振周波数を用いてもよい。
送電コイル110は、受電コイル120の周囲に磁界を形成するためのコイルである。送電コイル110は、後述するコンデンサーと直列に接続されている。送電コイル110は、線材からなる。線材として、例えば、単線、リッツ線が挙げられる。送電コイル110の材質は、例えば、銅が挙げられる。送電コイル110は、2つの四辺形を囲むような形状をしている。送電コイル110のより詳細な形状については後述する。送電コイル110は、空芯である。送電コイル110の巻き数は1以上3以下であるとよい。もちろん、この数値範囲に限らない。なお、図8では、送電コイル110の巻き数は1である。
受電コイル120は、送電コイル110が形成する磁界により電流を発生させるコイルである。受電コイル120は、後述するコンデンサーと直列に接続されている。受電コイル120は、線材からなる。線材として、例えば、単線、リッツ線が挙げられる。受電コイル120の材質は、例えば、銅が挙げられる。受電コイル120は、作用部110A、Bの中心部分にそれぞれ配置されている。そのため、受電コイル120は作用部110A、Bによってそれぞれが四方を囲まれている。図8において、受電コイル120は、四角形に近い形状をしているが、ばねのような螺旋形状であってもよい。
送電回路130は、送電コイル110に流す交流電流を発振するための回路である。送電回路130は、6.78MHzの交流電流を発生させる。
受電回路140は、受電コイル120に流れる電流を発光装置150に適した電流に変換するための回路である。具体的には、受電コイル120の交流電圧を発光装置150を駆動させるための直流電圧に変換する。受電回路140は、整流回路等その他の機能を備えていてもよい。
発光装置150は、暗い車内であってもノブN1の位置をユーザーに分かりやすく示すためのものである。発光装置150は、受電コイル120からの電力により駆動される電子部品である。発光装置150は、空調用レジスタのノブN1の一部を構成している。発光装置150は、半導体発光素子を有する。発光装置150は直流電圧により発光する。発光装置150は、電子デバイスであり電子部品である。なお、ノブN1は、ユーザーが操作する操作部である。ユーザーがノブN1の位置を変えることにより、ユーザーは空調用レジスタCA1の風向を調整することができる。
筐体160は、空調用レジスタCA1のハウジングである。つまり、筐体160に囲まれた装置は、空調用レジスタCA1である。筐体160の材質は、例えば、プラスチックである。筐体160は、装置のハウジングであるため、その厚みは十分に薄い。
3.送電コイル
3−1.送電コイルと筐体との固定状態
図9は、送電コイル110と筐体160との固定状態を示す図(その1)である。図9に示すように、筐体160の外壁には溝161が形成されている。そして、送電コイル110は、筐体160の溝161に収容されるように配置されている。このようにして、送電コイル110は、筐体160に固定されている。
図10は、送電コイル110と筐体160との固定状態を示す図(その2)である。図10のように、送電コイル110を筐体160に固定してもよい。図11は、図10のV-V 断面の一部を示す部分断面図である。図11に示すように、筐体160の外壁にはツメ162が形成されている。送電コイル110は、複数のツメ162により位置決めされるとともに筐体160に固定されている。ツメ162は、送電コイル110を固定するための支持部材である。
このように、送電コイル110を筐体160に対して相対的に位置決めし、固定することのできるものであれば、その他の支持部材を用いてもよい。また、筐体160と送電コイル110とは、一部で接触しているとよい。
なお、筐体160の溝161または支持部材は、送電コイル110を完全に覆うことなく、送電コイル110の少なくとも一部は、大気に触れている。つまり、送電コイル110は、非導電性材料で封止されているわけではない。
3−2.送電コイルの形状
図12は、送電コイル110の形状を示す図である。図12では、送電コイル110は1巻である。送電コイル110が囲む面は平面である。つまり、送電コイル110は、1つの平面上に位置する平面形状である。送電コイル110が囲む面を、xy平面にとる。そして、送電コイル110が囲む面に直交する向きにz軸をとる。
送電コイル110のx軸方向の長さは、例えば、10mm以上400mm以下である。80mm以上350mm以下であるとよい。送電コイル110のy軸方向の長さは、例えば、10mm以上400mm以下である。50mm以上100mm以下であるとよい。送電コイル110のz軸方向の長さは、例えば、0.5mm以上10mm以下である。これらの数値範囲は目安であり、上記以外の数値であってもよい。
図8、12に示すように、送電コイル110は、第1作用部111と第2作用部112と連結部113とを有する。第1作用部111は、1つ目の空調用レジスタの筐体160を囲う部分である。第2作用部112は、2つ目の空調用レジスタの筐体160を囲う部分である。連結部113は、第1作用部111と第2作用部112とを連結する部分である。
第1作用部111は、4つの辺111a、111b、111c、111dを有する。4つの辺111a、111b、111c、111dは、それぞれ第1作用部111の中央付近に磁界を発生させる。このように、4つの辺111a、111b、111c、111dが、筐体160を囲うため、筐体160の周囲に比較的強い磁界が形成される。
第2作用部112は、4つの辺112a、112b、112c、112dを有する。4つの辺112a、112b、112c、112dは、それぞれ第2作用部112の中央付近に磁界を発生させる。このように、4つの辺112a、112b、112c、112dが、筐体160を囲うため、筐体160の周囲に比較的強い磁界が形成される。
このように、送電コイル110は、筐体160を囲む4つの辺を有する。
辺111dおよび辺112dが非常に短いか、存在しない場合に比べて、本実施形態の送電コイル110は、より強い磁界を形成することができる。また、送電コイル110が辺111dおよび辺112dを有するため、送電コイル110を筐体160に固定しやすい。
4.受電コイル
図13は、受電コイル120と発光装置150との位置関係を示す斜視図である。図13に示すように、ノブN1は、空調用レジスタの風向を調整するための操作部である。ノブN1は、受電コイル120と受電回路140と発光装置150とを収容している。受電コイル120はらせん状である。受電コイル120からの電圧および電流は、受電回路140に入力される。受電回路140は、交流電圧を直流電圧に変換して発光装置150を駆動する。
ノブN1は、操作部であるとともに筐体160の内部または筐体160の表面に配置されている。そのため、受電コイル120は、筐体160の内部または筐体160の表面に配置されている。また、2つの受電コイル120は、送電コイル110の第1作用部111、第2作用部112の中央付近に配置され、第1作用部111、第2作用部112にそれぞれ四方を囲われている。
受電コイル120は、z軸方向に積層するように巻かれている。つまり、同一平面内にコイルが収まるようにコイルを巻くのではなく、コイルが囲む面に垂直なz軸方向に積層するようにコイルが巻かれている。
受電コイル120が囲む面の面積は、送電コイル110が囲む面の面積に比べて十分に小さい。送電コイル110が囲む面の面積に対する受電コイル120が囲む面の面積の比は、1/200以上1/10以下の程度である。あくまで目安であり、上記以外の数値であってもよい。
送電コイル110、受電コイル120の他の構成については、実施例1に記載した構成を採用することができる。
5.無線給電システムの回路
図14は、本実施形態の無線給電システム100の回路を模式的に示す図である。図14に示すように、送電コイル110は、コンデンサーC1とともにLC直列回路を構成する。受電コイル120は、コンデンサーC2とともにLC直列回路を構成する。前述のように、送電コイル110側のLC直列回路の共振周波数と、受電コイル120側のLC直列回路の共振周波数とは、等しくなるように回路設計されている。
無線給電システム100における送電出力は10W以下である。例えば、5Wである。発光装置150を駆動する電圧は、例えば、5Vである。もちろん、上記以外の数値であってもよい。発光装置150に流れる電流は、1mA以下である。もちろん、上記以外の数値であってもよい。
なお、図14では、コンデンサーC1は、送電回路130の外にあるように描かれている。図14は概念的なものであり、コンデンサーC1は、送電回路130の中にあってもよい。同様に、コンデンサーC2は、受電回路140の中にあってもよい。
6.実施例2の効果
空調用レジスタのノブのように配線を接続しにくいような場所であっても、無線給電により電子部品を動作させることができる。
車両の設計上、送電コイル110等を車内に配置する空間は限られている。本実施形態では、空調用レジスタの筐体160の外壁に送電コイル110を固定する。さらに、送電コイル110の形状が、筐体160の外形に合わせた形状になっているため、省スペースにつながり、設計上有利である。
また、車両では一般に振動が発生する。そのため、固定しているはずの送電コイル110の位置がずれてしまうおそれがある。本実施形態の無線給電システム100では、送電コイル110が筐体160に十分に固定されているため、車内で振動が繰り返し生じても、送電コイル110の位置がずれるおそれがほとんどない。
また、実施例2の空調用レジスタにおける無線給電システム部分は、実施例1の無線給電システムと同様であるから、実施例1の無線給電システムと同様の効果が得られる。すなわち、2つの受電コイル120間での受電電力差を抑制することができる。
受電コイル120は送電コイル110が囲む面内に位置することが好ましいが、車載部品の取付の都合上、z軸方向にずれることがある。無線給電システム100は磁界共鳴方式を採用しているため、送電コイル110と受電コイル120との間のz軸方向の変位が例えば数十cm程度あっても、問題無く発光装置150に給電することができる。
7.変形例
7−1.送電コイルの取付
図15は、実施例2の変形例における送電コイル110と筐体160との取付を説明するための図である。図15に示すように、ほぼ直方体形状の筐体160に対して送電コイル110を傾斜させて取り付けてもよい。
7−2.支持部材
筐体160に設けられる支持部材は、その他の形状または構造であってもよい。例えば、クリップ、スペーサ―等を採用することができる。
7−3.送電コイルの積層方向
送電コイル110を2巻き以上に巻く際には、図13の受電コイル120と同様に、z軸方向に積層する。つまり、コイルが囲む面に交差する向きに積層するように、コイルを巻くのである。
7−4.無線給電方式
実施例2における無線給電システム100は、磁界共鳴方式である。しかし、実施例2の技術を電磁誘導方式の無線給電システムに適用することもできる。
7−5.筐体
本実施形態の筐体160は、空調用レジスタのハウジングである。しかし、筐体160は、その他の車載部品のハウジングであってもよい。また、車載部品以外の電化製品であってもよい。筐体160の材質は、ガラス、樹脂、セラミックス、その他の非導電性材料であるとよい。
7−6.電子部品
本実施形態の無線給電システム100は、発光装置150を有する。無線給電システム100は、発光装置150の代わりに、その他の電子デバイスまたは電子部品を有していてもよい。
7−7.組み合わせ
上記の変形例を自由に組み合わせてもよい。
実施例3について説明する。実施例3では、送電コイルの形状が実施例2と異なる。そのため、送電コイルについて説明する。
1.送電コイルの3次元形状
図16は、実施例3の送電コイル210の形状を示す正面図である。図16に示すように、送電コイル210は、第1作用部211と第2作用部212と連結部113とを有する。第1作用部211は、4つの辺111a、111b、211c、111dを有する。第2作用部212は、4つの辺112a、112b、212c、112dを有する。
図17は、図16の矢印J1の方向から送電コイル210を視た図である。図17に示すように、送電コイル210の辺211cおよび辺212cは、受電コイル120に向かって突出している。そのために、辺211cおよび辺212cは、受電コイル120に向かって湾曲している。
2.実施例3の効果
図17に示すように、z軸を設定する。この場合には、辺211cの突出部分と受電コイル120との間の距離K1(z軸方向)は、辺111aと受電コイル120との間の距離K2(z軸方向)よりも小さい。図17に示すように、距離K1が距離K2よりも十分に小さいので、辺211cは、受電コイル120の位置により強い磁界を発生させることができる。
3.変形例
3−1.突出する辺の数
図17では、4辺のうちの1辺である辺211cのみが、受電コイル120に向かって突出している。しかし、受電コイル120に向かって突出している辺の数は、もっと多くてもよい。受電コイル120に向かって突出している辺の数は、1以上4以下である。つまり、送電コイル110の4つの辺のうちの少なくとも1つの辺は、受電コイル120に向かって突出している。
3−2.組み合わせ
実施例3およびその変形例を実施例2およびその変形例と自由に組み合わせてもよい。
本発明の無線給電システムは、各種電気機器への無線給電に利用することができる。
1A、1B:受電コイル
2:送電コイル
3:交流電源
4、5A、5B:回路
20A、20B:作用部
21:連結部

Claims (4)

  1. 送電コイルから複数の受電コイルに対して磁界共鳴方式より非接触で送電を行う無線給電システムにおいて、
    前記送電コイルの単位巻き当たりの構造は、各前記受電コイルの四方を囲うようにして配置された作用部と、各前記作用部間を接続する連結部と、を有した構造であり、
    各前記受電コイルの断面積は、その受電コイルを囲う前記作用部の断面積の1/2以下である、
    ことを特徴とする無線給電システム。
  2. 各前記受電コイルの中心から、その受電コイルを囲う前記作用部までの最長距離と最短距離との差が、前記作用部の直径の8倍以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の無線給電システム。
  3. 送電電力は10W以下であり、受電コイルの直径は3〜200mm、受電コイルの軸方向の長さは1〜20mmである、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線給電システム。
  4. 送電電力は10W以下であり、送電コイルの直径は10〜400mm、送電コイルの軸方向の長さは1〜100mmである、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の無線給電システム。
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