JP5906457B2 - 非接触給電装置 - Google Patents
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Description
本発明に従う非接触給電装置の第2の形態は、電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、および、前記1次コイルに対応して設けられ、複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、前記磁性体コアのうちの他の磁性体コアと隣接していない部分に配置され、磁性体により構成される補助部材とを備え、前記複数の1次コイルユニットは少なくとも1つの前記側面が前記補助部材と隣り合う磁性体コアである第1の磁性体コアを含み、前記1次コイルの軸方向に直交する方向に沿う前記補助部材の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスの関数である。
本発明に従う非接触給電装置の第3の形態は、電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、ならびに、前記1次コイルを支持する支持面および前記支持面と繋がる複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、前記複数の側面のうちの他の磁性体コアと隣接していない側面と隣接するように配置され、磁性体により構成される補助部材とを備える。
〔1〕本発明に従う非接触給電装置の第1の形態は、電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、および、前記1次コイルに対応して設けられ、複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、前記磁性体コアのうちの他の磁性体コアと隣接していない部分に配置され、磁性体により構成される補助部材とを備え、前記複数の1次コイルユニットは少なくとも1つの前記側面が前記補助部材と隣り合う磁性体コアである第1の磁性体コア、および、全ての前記側面が他の磁性体コアと隣り合う磁性体コアである第2の磁性体コアを含み、前記補助部材は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように構成される。
〔2〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記補助部材における前記1次コイルの軸方向に直交する方向の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように設定される。
〔3〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記補助部材の透磁率、前記第1の磁性体コアの透磁率、および、前記第2の磁性体コアの透磁率は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように設定される。
〔4〕本発明に従う非接触給電装置の第2の形態は、電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、および、前記1次コイルに対応して設けられ、複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、前記磁性体コアのうちの他の磁性体コアと隣接していない部分に配置され、磁性体により構成される補助部材とを備え、前記複数の1次コイルユニットは少なくとも1つの前記側面が前記補助部材と隣り合う磁性体コアである第1の磁性体コアを含み、前記1次コイルの軸方向に直交する方向に沿う前記補助部材の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスの関数である。
〔5〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記磁性体コアは前記複数の側面と繋がる支持面を含み、前記支持面は前記1次コイルを支持する。
〔6〕本発明に従う非接触給電装置の第3の形態は、電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、ならびに、前記1次コイルを支持する支持面および前記支持面と繋がる複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、前記複数の側面のうちの他の磁性体コアと隣接していない側面と隣接するように配置され、磁性体により構成される補助部材とを備える。
〔7〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記給電面を含み、前記複数の1次コイルユニットを収容する筐体をさらに備え、前記磁性体コアおよび前記補助部材は前記筐体の底面上に配置され、前記1次コイルユニットは前記給電面と前記支持面との間に配置される。
〔8〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記1次コイルの軸方向に沿う前記補助部材の厚みは前記1次コイルの軸方向に沿う前記磁性体コアの厚みよりも厚い。
〔9〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記補助部材の厚みは前記磁性体の厚みと前記1次コイルの軸方向に沿う前記1次コイルの厚みとを合わせた厚み以下である。
〔10〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記磁性体コアは正方形を有し、前記補助部材は複数の第1の補助部材および複数の第2の補助部材を含み、前記第1の補助部材および前記第2の補助部材は長方形を有し、互いに異なる長さの長辺を有し、同じ長さの短辺を有し、前記第1の補助部材の長辺は前記磁性体コアの正方形の1辺と同じ長さを有し、前記第2の補助部材の長辺は前記磁性体コアの正方形の1辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、前記複数の第1の補助部材および前記複数の第2の補助部材は前記複数の磁性体コアの外周を囲む枠を構成するように前記複数の磁性体コアの周囲に並べられる。
〔11〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記磁性体コアは長方形を有し、前記補助部材は第1の補助部材、第2の補助部材、第3の補助部材、および、第4の補助部材を含み、前記第1の補助部材、前記第2の補助部材、前記第3の補助部材、および、前記第4の補助部材は長方形を有し、互いに異なる長さの長辺を有し、同じ長さの短辺を有し、前記第1の補助部材の長辺は前記磁性体コアの長辺と同じ長さを有し、前記第2の補助部材の長辺は前記磁性体コアの短辺と同じ長さを有し、前記第3の補助部材の長辺は前記磁性体コアの長辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、前記第4の補助部材の長辺は前記磁性体コアの短辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、前記第1の補助部材、前記第2の補助部材、前記第3の補助部材、および、前記第4の補助部材は前記複数の磁性体コアの外周を囲む枠を構成するように前記複数の磁性体コアの周囲に並べられる。
〔12〕前記非接触給電装置の一例によれば、前記補助部材と前記磁性体コアとを連結する連結部材をさらに備える。
〔13〕前記非接触給電装置の一例によれば、複数の前記1次コイルのそれぞれに接続される複数の共振コンデンサをさらに備え、前記複数の共振コンデンサは実質的に同一の容量を有する。
以下、本発明の非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第1の実施形態を図1〜図5を参照しつつ説明する。
図1に示すように、非接触給電システムは、給電装置10と、受電装置30とを備える。本例では、受電装置30は、電気機器40に接続されている。以下、給電装置10及び受電装置30の具体的構成について説明する。
まず、給電装置10の電気的構成について説明する。
図1に示すように、給電装置10は、単一の共通ユニット11と、この共通ユニット11にそれぞれ接続される複数の給電ユニット15a〜15iと、を備える。
給電ユニット15aは、励磁駆動回路16と、1次コイルユニットU1aとを備える。1次コイルユニットU1aは、1次コイルL1aと、コア20aとを有する。これと同様に、他の給電ユニット15b〜15iは、それぞれ1次コイルL1b〜L1i及びコア20b〜20iを有する1次コイルユニットU1b〜U1iを備える。また、1次コイルL1a〜L1iには、1次コイルL1a〜L1iを共振させるための共振コンデンサCが直列接続されている。この共振コンデンサCの容量は同一値に設定されている。
図2に示すように、給電装置10は、平板状の筐体2を有している。筐体2の上面には、受電装置30が設置される給電面6が形成される。筐体2の内部には、給電面6の全域に亘って計9個の1次コイルユニットU1a〜U1iが設けられている。本例では、1次コイルユニットU1a〜U1iは、給電面6において3行×3列のマトリックス状に配置されている。
図1に示すように、受電装置30は、整流回路31と、2次コイルユニットU2と、DC/DCコンバータ35とを備える。
2次コイルL2は、1次コイルL1a〜L1iからの磁束の変化に基づき交流電流を誘起する。整流回路31は、2次コイルL2に誘起される交流電力を整流する。DC/DCコンバータ35は、整流回路31からの直流電圧を電気機器40の動作に適切な値に変換する。この直流電圧は、例えば電気機器40の動作電力又は充電電力として利用される。
図3に示すように、中央の1次コイルL1eが励磁されたとき、その1次コイルL1eからの磁束は、自身のコア20eのみならず、そのコア20eに隣り合うコア20b,20d,20f,20hも通過する。このため、上記背景技術で説明したように、1次コイルL1eからの磁束量、ひいては1次コイルL1eのインダクタンスが低減しにくい。
(1)図4に示される中央のコア20eを除くコア20a〜20d,20f〜20iにおいて、他のコアと隣接していない側面には、磁性体でなる補助部材41,42が設けられる。そのコア20a〜20d,20f〜20iに対応する1次コイルL1a〜L1d,L1f〜L1iからの磁束は、補助部材41,42を磁路とするため上記背景技術の構成のように空中で拡散することが抑制される。この結果、その1次コイルの磁束、ひいてはインダクタンスの低下を抑制することができる。従って、1次コイルL1a〜L1d,L1f〜L1iにおいても、4側面がコア20b,20d,20f,20hに囲まれている中央のコア20eに対応する1次コイルL1eと同等のインダクタンスを実現することができる。よって、補助部材41,42を設けるだけで、受電装置30の出力(受電電力)を容易に安定させることができる。
以下、本発明にかかる非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第2の実施形態について、図6を参照しつつ説明する。この実施形態の非接触給電システムは、補助部材の厚さがコアの厚さより大きく形成されている点が上記第1の実施形態と異なっている。その他の点は、第1の実施形態の非接触給電システムと同様の構成を備えている。
以上、説明した実施形態によれば、特に以下の効果を奏することができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明にかかる非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第3の実施形態について、図7を参照しつつ説明する。この実施形態の非接触給電システムは、補助部材の幅がコアの厚さと同一である点が上記第1の実施形態と異なっている。その他の点は、第1の実施形態の非接触給電システムと同様の構成を備えている。
以上、説明した実施形態によれば、特に以下の効果を奏することができる。
以下、本発明にかかる非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第4の実施形態について、図8及び図9を参照しつつ説明する。この実施形態の非接触給電システムは、補助部材がコアと同形状である点が上記第1の実施形態と異なっている。その他の点は、第1の実施形態の非接触給電システムと同様の構成を備えている。
(6)補助部材43をコア20a〜20iと同一形状とすることで、全てのコア20a〜20iの周囲が同一形状のコア20a〜20i又は補助部材43に囲まれる。よって、各1次コイルL1a〜L1iのインダクタンスを同等にできる。
(第5の実施形態)
以下、本発明にかかる非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第5の実施形態について、図10を参照しつつ説明する。この実施形態の非接触給電システムは、コアの形状が長方板状である点が上記第1の実施形態と異なっている。その他の点は、第1の実施形態の非接触給電システムと同様の構成を備えている。
コア21a〜21fの周囲は第1〜第4の補助部材51〜54が組み合わされることで囲まれる。各補助部材51〜54は長方板状に形成されるとともに、それぞれ短辺は同一の長さに形成されている。
(8)図10(a)〜(h)に示すように、様々な配置パターンにて長方板状のコアが並べられた場合であっても、4種類の補助部材51〜54にてコアの外周を囲むことができる。このように補助部材51〜54の種類を必要最小限とすることで製造コストを低減できる。また、補助部材の種類を少なくすることで組み立てが容易となる。
以下、本発明にかかる非接触給電装置を非接触給電システムに具体化した第6の実施形態について、図11及び図12を参照しつつ説明する。この実施形態の非接触給電システムは、補助部材及びコア又はコア同士を連結する連結部材が設けられている点が上記第1の実施形態と異なっている。その他の点は、第1の実施形態の非接触給電システムと同様の構成を備えている。
(9)補助部材側連結部材70及びコア側連結部材65の嵌合部72,67を互いに嵌合させることで、容易にコア20a〜20i及び補助部材41,42の組み立てを行うことができる。
・第3の実施形態においては、図7に示すように、補助部材41,42の幅Eは、コア20a〜20iの厚さC1と同一に形成されていた。しかし、図13に示すように、補助部材41,42の幅Eを、コア20a〜20iの厚さC1より小さく形成してもよい。この場合、例えば、補助部材41,42及びコア20a〜20i間で透磁率の異なる磁性体を採用する。詳しくは、補助部材41,42の透磁率を、コア20a〜20iの透磁率より大きく設定する。これにより、補助部材41,42のサイズを小さく形成した場合であっても、透磁率を増加させることで、コア20a〜20iと同等の磁束を通すことができる。これにより、各1次コイルL1a〜L1iのインダクタンスを同等にしつつ補助部材41,42の形状の自由度を向上させることができる。
・上記各実施形態においては、コアは正方板状又は長方板状であったが、その他、三角、5角又は6角等の板状であってもよい。この場合にも、コアの辺の長さに合わせて補助部材を形成する。また、コアは円板状であってもよい。この場合には、例えば、コアの円弧に沿って湾曲した補助部材が形成される。また、1次コイルの形状も他の多角形又は円形であってもよい。
コア21a〜21fと同様の長方板状に形成される。
・上記各実施形態においては、補助部材41,42,51〜54及びコア20a〜20i,21a〜21fは筐体2の底面に直接設置されていた。しかし、筐体2の底面に励磁駆動回路16が設けられる場合がある。この場合には、補助部材及びコアは、同一平面を形成する励磁駆動回路16の上面に設置されてもよい。
(付記1)
受電装置が設置される給電面と、この給電面に沿って装置内部に設けられる1次コイルと、前記1次コイルに対応して設けられる磁性体コアとを備え、前記1次コイルに交流電流が供給されることで発生する磁束を介した電磁誘導により前記受電装置に非接触で給電する非接触給電装置において、
前記磁性体コアにおいて他の磁性体コアと隣接していない部分に磁性体で構成される補助部材を設けた
ことを特徴とする非接触給電装置。
(付記2)
前記補助部材および前記磁性体コアは同一面上に設置され、
前記補助部材における前記1次コイルの軸方向に沿う厚みは前記磁性体コアにおける前記軸方向の厚みより大きく形成される
付記1に記載の非接触給電装置。
(付記3)
少なくとも1つの側面が前記補助部材と隣り合う第1の磁性体コアと、
全ての側面が前記他の磁性体コアと隣り合う第2の磁性体コアとを有し、
前記補助部材における前記1次コイルの軸方向に直交する方向の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスの関数であり、
前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスが前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと同等となるように前記直交する方向の幅が設定される
付記1または2に記載の非接触給電装置。
(付記4)
少なくとも1つの側面が前記補助部材と隣り合う第1の磁性体コアと、
全ての側面が他の磁性体コアと隣り合う第2の磁性体コアとを有し、
前記補助部材の透磁率、ならびに、前記第1および第2の磁性体コアの透磁率を異なる値とすることにより、前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスが前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと同等となるように設定される
付記1〜3のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
(付記5)
前記補助部材は前記磁性体コアと同一の形状である
付記1に記載の非接触給電装置。
(付記6)
前記磁性体コアは正方板状に形成され、互いに隣接するように複数設けられ、
前記補助部材はそれぞれ同一の短辺およびそれぞれ異なる長辺を有する長方板状に形成される第1の補助部材および第2の補助部材から構成され、
前記第1の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの正方形の1辺と同じ長さに形成され、前記第2の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの正方形の1辺の長さに前記短辺の長さを加えた長さに形成され、
前記第1および第2の補助部材が組み合わせられることにより前記複数の磁性体コアの外周が囲まれる
付記1〜4のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
(付記7)
前記磁性体コアは長方板状に形成され、互いに隣接するように複数設けられ、
前記補助部材はそれぞれ同一の短辺およびそれぞれ異なる長辺を有する長方板状に形成される第1〜第4の補助部材から構成され、
前記第1の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの長辺と同じ長さに形成され、
前記第2の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの短辺と同じ長さに形成され、
前記第3の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの長辺の長さに前記短辺の長さを加えた長さに形成され、
前記第4の補助部材はその長辺が前記磁性体コアの短辺の長さに前記短辺の長さを加えた長さに形成され、
前記第1〜第4の補助部材が組み合わせられることにより前記複数の磁性体コアの外周が囲まれる
付記1〜4のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
(付記8)
前記補助部材および前記磁性体コアにはそれらを隣接した状態で連結する連結部材が設けられる
付記1〜7のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
(付記9)
前記連結部材は磁気シールド材から構成される
付記8に記載の非接触給電装置。
(付記10)
前記1次コイルは前記磁性体コアの上面に位置し、
前記補助部材における厚みは前記磁性体の厚みと前記1次コイルにおけるその軸方向の厚みとを足し合わせた厚み以下に設定される
付記2に記載の非接触給電装置。
10 :給電装置
11 :共通ユニット
12 :共通制御回路
13 :電源回路
15a〜15i:給電ユニット
16 :励磁駆動回路
20a〜20i:コア
21a〜21f:コア(磁性体コア)
30 :受電装置
31 :整流回路
35 :DC/DCコンバータ
36 :コア
40 :電気機器
41 :第1の補助部材
42 :第2の補助部材
43 :補助部材
45〜50 :外枠
51 :第1の補助部材
52 :第2の補助部材
53 :第3の補助部材
54 :第4の補助部材
56〜62 :外枠
65 :コア側連結部材
66 :ベース部
67 :嵌合部
70 :補助部材側連結部材
71 :ベース部
72 :嵌合部
L1a〜L1i:1次コイル
L2 :2次コイル
U1a〜U1i:1次コイルユニット
U2 :2次コイルユニット
A :長辺
B :長辺
C :共振コンデンサ
D :厚さ
E :幅
G :長辺
H :長辺
I :長辺
J :長辺
C1 :厚さ
C2 :厚さ
P1 :中央
Claims (13)
- 電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、
前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、および、前記1次コイルに対応して設けられ、複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、
前記磁性体コアのうちの他の磁性体コアと隣接していない部分に配置され、磁性体により構成される補助部材とを備え、
前記複数の1次コイルユニットは少なくとも1つの前記側面が前記補助部材と隣り合う磁性体コアである第1の磁性体コア、および、全ての前記側面が他の磁性体コアと隣り合う磁性体コアである第2の磁性体コアを含み、
前記補助部材は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように構成される
非接触給電装置。 - 前記補助部材における前記1次コイルの軸方向に直交する方向の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように設定される
請求項1に記載の非接触給電装置。 - 前記補助部材の透磁率、前記第1の磁性体コアの透磁率、および、前記第2の磁性体コアの透磁率は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスと前記第2の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスとが実質的に等しくなるように設定される
請求項1に記載の非接触給電装置。 - 電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、
前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、および、前記1次コイルに対応して設けられ、複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、
前記磁性体コアのうちの他の磁性体コアと隣接していない部分に配置され、磁性体により構成される補助部材とを備え、
前記複数の1次コイルユニットは少なくとも1つの前記側面が前記補助部材と隣り合う磁性体コアである第1の磁性体コアを含み、
前記1次コイルの軸方向に直交する方向に沿う前記補助部材の幅は前記第1の磁性体コアに対応する前記1次コイルのインダクタンスの関数である
非接触給電装置。 - 前記磁性体コアは前記複数の側面と繋がる支持面を含み、
前記支持面は前記1次コイルを支持する
請求項1〜4のいずれか一項に記載の非接触給電装置。 - 電磁誘導により電力が伝送される受電装置を配置可能な給電面と、
前記給電面を通過する磁束を発生可能な1次コイル、ならびに、前記1次コイルを支持する支持面および前記支持面と繋がる複数の側面を含む磁性体コアを含む複数の1次コイルユニットと、
前記複数の側面のうちの他の磁性体コアと隣接していない側面と隣接するように配置され、磁性体により構成される補助部材とを備える
非接触給電装置。 - 前記給電面を含み、前記複数の1次コイルユニットを収容する筐体をさらに備え、
前記磁性体コアおよび前記補助部材は前記筐体の底面上に配置され、
前記1次コイルユニットは前記給電面と前記支持面との間に配置される
請求項5または6に記載の非接触給電装置。 - 前記1次コイルの軸方向に沿う前記補助部材の厚みは前記1次コイルの軸方向に沿う前記磁性体コアの厚みよりも厚い
請求項1〜6のいずれか一項に記載の非接触給電装置。 - 前記補助部材の厚みは前記磁性体の厚みと前記1次コイルの軸方向に沿う前記1次コイルの厚みとを合わせた厚み以下である
請求項8に記載の非接触給電装置。 - 前記磁性体コアは正方形を有し、
前記補助部材は複数の第1の補助部材および複数の第2の補助部材を含み、
前記第1の補助部材および前記第2の補助部材は長方形を有し、互いに異なる長さの長辺を有し、同じ長さの短辺を有し、
前記第1の補助部材の長辺は前記磁性体コアの正方形の1辺と同じ長さを有し、
前記第2の補助部材の長辺は前記磁性体コアの正方形の1辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、
前記複数の第1の補助部材および前記複数の第2の補助部材は前記複数の磁性体コアの外周を囲む枠を構成するように前記複数の磁性体コアの周囲に並べられる
請求項1〜9のいずれか一項に記載の非接触給電装置。 - 前記磁性体コアは長方形を有し、
前記補助部材は第1の補助部材、第2の補助部材、第3の補助部材、および、第4の補助部材を含み、
前記第1の補助部材、前記第2の補助部材、前記第3の補助部材、および、前記第4の補助部材は長方形を有し、互いに異なる長さの長辺を有し、同じ長さの短辺を有し、
前記第1の補助部材の長辺は前記磁性体コアの長辺と同じ長さを有し、
前記第2の補助部材の長辺は前記磁性体コアの短辺と同じ長さを有し、
前記第3の補助部材の長辺は前記磁性体コアの長辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、
前記第4の補助部材の長辺は前記磁性体コアの短辺の長さと前記補助部材の短辺の長さとを合わせた長さを有し、
前記第1の補助部材、前記第2の補助部材、前記第3の補助部材、および、前記第4の補助部材は前記複数の磁性体コアの外周を囲む枠を構成するように前記複数の磁性体コアの周囲に並べられる
請求項1〜9のいずれか一項に記載の非接触給電装置。 - 前記補助部材と前記磁性体コアとを連結する連結部材をさらに備える
請求項1〜11のいずれか一項に記載の非接触給電装置。 - 複数の前記1次コイルのそれぞれに接続される複数の共振コンデンサをさらに備え、
前記複数の共振コンデンサは実質的に同一の容量を有する
請求項1〜12のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
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