JP6544441B2 - 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム - Google Patents

電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP6544441B2
JP6544441B2 JP2017551784A JP2017551784A JP6544441B2 JP 6544441 B2 JP6544441 B2 JP 6544441B2 JP 2017551784 A JP2017551784 A JP 2017551784A JP 2017551784 A JP2017551784 A JP 2017551784A JP 6544441 B2 JP6544441 B2 JP 6544441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling portion
coil
power transmission
coupling
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017551784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017086083A1 (ja
Inventor
佐利 山口
佐利 山口
市川 敬一
敬一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2017086083A1 publication Critical patent/JPWO2017086083A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544441B2 publication Critical patent/JP6544441B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type

Description

本発明は、ワイヤレスで電力を伝送するシステムに関し、特に、そのシステムに用いられる電力伝送用アンテナ装置、それを備える電気機器、および電力伝送装置と電力受電装置とで構成される電力伝送システムに関する。
ワイヤレス電力伝送システム(Wireless Power Transfer : WPT)の一例と言える特許文献1には、磁界型の電力伝送システムが開示されている。また、この特許文献1には、送電コイルと受電コイルとの間に別のインダクタ(コイル)を含んだ中継用のLC共振回路を設け、より離れた場所への電力供給が可能としている。
国際公開第2013/133028号
送電コイルと受電コイルとを磁界結合させて、すなわち磁界エネルギーを介して、電力を伝送する場合、送電コイルと受電コイルとの結合係数は、有効電力の伝送効率に大きな影響を与える。そのため、送電コイルと受電コイルとの間に、単に別のコイルを配置しただけでは、送電コイルを有する送電装置から受電コイルを有する受電装置へ効率よく電力伝送できない場合がある。
本発明の目的は、ワイヤレスで効率よく電力伝送できる電力伝送用アンテナ装置、それを備える電気機器および電力伝送システムを提供することにある。
(1)本発明の電力伝送用アンテナ装置は、
ワイヤレス電力伝送システムの電力送電回路または電力受電回路の少なくとも何れかが接続される第1コイルと、
前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、
相手装置の第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも大きいコイル状導体を有する第2結合部と、
前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される。
上記構成により、第1コイル(自装置が送電装置である場合は送電コイル、自装置が受電装置である場合には受電コイル)と第1結合部との結合係数を高めるとともに、第2コイル(相手装置が受電装置である場合は受電コイル、相手装置が送電装置である場合には送電コイル)と第2結合部との結合係数も高めることができる。そのことにより、電力伝送効率を高めることができる。
また、第1結合部と第2結合部とを接続する接続部付近での、第1結合部に流れる電流によって生じる磁束と第2結合部に流れる電流によって生じる磁束とが相殺されない。そのため、第2コイル(相手装置のコイルアンテナ)との結合に寄与する、第2結合部の実効的なコイル開口を大きくでき、第2結合部と第2コイルとの結合係数を大きくできる。
)上記()において、前記第1結合部のコイル巻回軸方向において、前記第1結合部の位置は前記接続部の位置と異なることが好ましい。すなわち第1結合部と接続部とは同一平面上にはなく、第1結合部と接続部とが立体的に形成される。このことにより、平面視では、接続部は鋭角的となって、第2結合部の実効的なコイル開口を大きくでき、且つ立体的には第1結合部と第2結合部との接続部での鋭角的な折れ曲がりがなくなって、接続部の断線が防止できる。
)上記(1)において、前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口の外側に配置され、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とは前記接続部で接続されていてもよい。これにより、第1結合部と第2結合部とを接続する接続部付近での、第1結合部に流れる電流によって生じる磁束と第2結合部に流れる電流によって生じる磁束とは相殺されない。そのため、第2コイル(相手装置のコイルアンテナ)との結合に寄与する、第2結合部の実効的なコイル開口を大きくでき、第2結合部と第2コイルとの結合係数を大きくできる。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記第1コイルに接続されるキャパシタを備えることが好ましい。これにより、第1コイルと第1結合部との結合、第2コイルと第2結合部との結合が低下しても、低い駆動電圧で高効率の電力伝送が可能となる。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記第1結合部に接続されるキャパシタを備えることが好ましい。これにより、第1コイルと第1結合部との結合、第2コイルと第2結合部との結合が低下しても、低い駆動電圧で高効率の電力伝送が可能となる。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記第2結合部に接続されるキャパシタを備えることが好ましい。これにより、第1コイルと第1結合部との結合、第2コイルと第2結合部との結合が低下しても、低い駆動電圧で高効率の電力伝送が可能となる。
)本発明の電子機器は、
電力送電回路または電力受電回路と、前記電力送電回路または前記電力受電回路が接続される電力伝送用アンテナ装置とを備え、
前記電力伝送用アンテナ装置は、
前記電力送電回路または前記電力受電回路が接続される第1コイルと、
前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、相手装置の第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1コイルおよび前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される。
上記構成により、電力伝送効率の高い電子機器が構成される。
)本発明の電力伝送システムは、
電力送電装置および電力受電装置を含み、
前記電力受電装置は、電力受電回路と、当該電力受電回路に接続された電力伝送用アンテナ装置とを有し、
前記電力送電装置は、電力送電回路と、当該電力送電回路に接続された第2コイルとを有し、
前記電力伝送用アンテナ装置は、
前記電力受電回路が接続される第1コイルと、
前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、前記第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1コイルおよび前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される。
上記構成により、電力伝送効率の高いワイヤレス電力伝送システムが構成される。
)本発明の電力伝送システムは、
電力送電装置および電力受電装置を含み、
前記電力受電装置は、電力受電回路と、当該電力受電回路に接続された第2コイルとを有し、
前記電力送電装置は、電力送電回路と、当該電力送電回路に接続された電力伝送用アンテナ装置とを有し、
前記電力伝送用アンテナ装置は、
前記電力送電回路が接続される第1コイルと、
前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、前記第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1コイルおよび前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される。
上記構成により、電力伝送効率の高いワイヤレス電力伝送システムが構成される。
本発明によれば、ワイヤレスで効率よく電力伝送できる電力伝送用アンテナ装置、それを備える電気機器および電力伝送システムが得られる。
図1は第1の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置101および電力伝送システム201の構成を示す図である。 図2は電力伝送システム201の回路図である。 図3は電力伝送システム201の回路図であり、コイル極性を示す図である。 図4(A)は第1の実施形態における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図であり、図4(B)は比較例の電力伝送用アンテナ装置における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図である。 図5は電力伝送用アンテナ装置101の平面図である。 図6(A)(B)は、図5において、X−Y平面にある電力伝送用アンテナ装置101をZ軸上の所定高さからY軸方向に俯瞰した図である。 図7(A)(B)は、図5におけるH−H部分を視た図である。 図8は第2の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置102および電力伝送システム202の構成を示す図である。 図9は第2の実施形態における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図である。 図10は第3の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置103の構成を示す図である。 図11は第4の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置104およびそれを備える電力伝送システムの構成を示す図である。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置および電力伝送システムの構成を示す図である。
この電力伝送システム201は、電力受電装置111と電力送電装置121とで構成される。電力送電装置121は電力受電装置111が載置される載置台を備え、この電力送電装置121の載置台に電力受電装置111が載置された状態で電力伝送が行われる。図1は、電力送電装置121の載置台に電力受電装置111が載置された状態での概略平面図である。
電力受電装置111は、電力伝送用アンテナ装置101と電力受電回路10とを備える。また、電力送電装置121は、電力送電用の第2コイル21と電力送電回路20とを備える。
電力伝送用アンテナ装置101は、第1コイル11、第1結合部31、第2結合部32、および、第1結合部31と第2結合部32とを接続する接続部4で構成される。
第1コイル11は複数ターンまたは1ターンのコイルであり、両端が電力受電回路10に接続される。
第1結合部31は、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。第1結合部31は、第1コイル11とほぼ同径であり、第1結合部31のコイル状導体に囲まれたコイル開口と第1コイル11のコイル開口とは重なる。また、第1結合部31は、第1コイル11と同心位置に配置されている。すなわち、第1コイル11および第1結合部31のコイル開口を平面視して、第1コイル11の形成領域(第1コイル11のコイル導体およびコイル開口)と第1結合部31の形成領域(第1結合部31のコイル状導体およびコイル開口)とは重なる。そのため、第1コイル11と第1結合部31とは高い結合係数で磁界結合する。
第2結合部32は、第1結合部31よりも大きいコイル状導体を有し、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。この第2結合部32は電力送電装置121の第2コイル21と磁界結合する。
第1結合部31と第2結合部32とは接続部4を介して接続されている。
電力送電装置121の第2コイル21は、この例では複数ターンのコイルであり、その両端が電力送電回路20に接続されている。
電力送電装置121の載置台内に第2コイル21が設けられている。第2コイル21のコイル導体およびコイル開口からなる第2コイル21の形成領域は、電力受電装置111の第2結合部32の形成領域より大きい。すなわち、第2コイル21のコイル開口は、電力受電装置111の第2結合部32のコイル開口より大きい。電力送電装置121の上記載置台に電力受電装置111が載置された状態で、第2結合部32が第2コイル21の形成領域内に入る。
図2は電力伝送システム201の回路図である。図2に表れているように、第1コイル11と第1結合部31は磁界結合し、第2結合部32と第2コイル21は磁界結合する。また第1コイル11と第2コイル21とは直接的にも磁界結合する。
電力送電回路20は例えば6.78MHz(最も低いISM帯)等のHF帯の高周波電流を第2コイル21に通電する。このことで、第2結合部32および第1結合部31に高周波電流が誘導される。第1結合部31と第1コイル11との磁界結合により、第1コイル11に高周波電流が誘導される。また、第2コイル21と第1コイル11との磁界結合によっても、第1コイル11に高周波電流が誘導される。
電力受電回路10には整流平滑回路およびDC−DCコンバーが設けられている。第1コイル11に誘導された高周波電流は上記整流平滑回路で整流平滑され、DC−DCコンバータで所定の直流電圧に変換される。
図1に表れているように、第1コイル11と第1結合部31とは、それらのコイル開口が同心且つほぼ同径であるので、両者の結合係数は第1コイル11と第2結合部32の結合係数より高い。また、第2コイル21と第2結合部32とは、第1コイル11のコイル導体の巻回軸方向と第1結合部31のコイル状導体の巻回軸方向が同じであり、第2コイル21の形成領域と第2結合部32の形成領域が互いに重なる領域の割合が大きいため、両者の結合係数は第2コイル21と第1結合部31の結合係数より高い。すなわち、第2コイル21と第2結合部32とは、それらのコイル開口が重なり、且つコイル開口の大きさが近似しているので、両者の結合係数は第2コイル21と第1結合部31の結合係数より高い。その結果、第1コイル11は、第1結合部31および第2結合部32を介して第2コイル21と強く結合する。
図3は電力伝送システム201の回路図であり、コイル極性を黒丸印で示す図である。図3に示すように第2コイル21と第2結合部32、第1コイル11と第2コイル21が、それぞれ同極性となり、第1コイル11と第1結合部31が逆極性となるように、コイル状導体の巻回方向を設計することで、第1コイル11と第2コイル21との直接的な磁界結合が、第1コイル11と第1結合部31との結合を強めあうように作用する。その結果、第1コイル11と第2コイル21との結合を強くすることができる。
図4(A)は本実施形態における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図であり、図4(B)は比較例の電力伝送用アンテナ装置における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図である。
比較例の場合、図4(B)に表れているように、第1結合部31および第2結合部32に矢印で示す電流が流れるとき、ドット記号とクロス記号で表されるような方向の磁界が発生する。第1結合部31に流れる電流によって第1結合部31の外側且つ第2結合部32の内側に生じる磁界の方向と、第2結合部32に流れる電流によって第2結合部32の内側且つ第1結合部31の外側に生じる磁界の方向は逆である。よって、第2結合部32のコイル導体の周囲に生じる磁界に偏りが生じる。
これに対し、本実施形態においては、図4(A)に表れているように、第1結合部31および第2結合部32に矢印で示す電流が流れるとき、ドット記号とクロス記号で表されるような方向の磁界が発生する。第1結合部31に流れる電流によって第1結合部31の外側且つ第2結合部32の内側に生じる磁界の方向と、第2結合部32に流れる電流によって第2結合部32の内側且つ第1結合部31の外側に生じる磁界の方向は同じ(ドット記号)である。
このように本実施形態によれば、第1結合部31に流れる電流の周回方向と第2結合部32に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、第1結合部31と前記第2結合部32とが接続されていることにより、第1結合部31と第2結合部32とを接続する接続部付近での、第1結合部31に流れる電流によって生じる磁束と第2結合部32に流れる電流によって生じる磁束とが相殺されない。そのため、第2結合部32のコイル導体の周囲に生じる磁界の偏りを極力抑えることができる。
図5、図6(A)(B)、図7(A)(B)は、接続部4の構成を示す図である。図5は電力伝送用アンテナ装置101の平面図、図6(A)(B)は、図5において、X−Y平面にある電力伝送用アンテナ装置101をZ軸上の所定高さからY軸方向に俯瞰した図である。また、図7(A)(B)は、図5におけるH−H部分を視た図である。
図6(A)、図7(A)に示す電力伝送用アンテナ装置も、図6(B)、図7(B)に示す別の電力伝送用アンテナ装置も、第1結合部31のコイル巻回軸方向において、第1結合部31の位置(Z軸方向の高さ)は接続部4の位置(Z軸方向の高さ)とは異なる。
図6(A)、図7(A)に示す例では、第1結合部31のZ軸方向の高さは第2結合部32のZ軸方向の高さと異なる。第1コイル11は第1結合部31とほぼ同一高さにある。
図6(B)、図7(B)に示す例では、第1結合部31のZ軸方向の高さと第2結合部32のZ軸方向の高さとはほぼ等しい。第1コイル11は第1結合部31および第2結合部32とほぼ同一高さにある。
このように、第1結合部31のコイル巻回軸方向における接続部の位置(Z軸方向の高さ)は第1結合部31の位置と異なるので、接続部4の鋭角的な折れ曲がりがなくなって、接続部の断線が防止できる。また、平面視では、第1結合部31と第2結合部32との接続部は鋭角的となって、第2結合部の実効的なコイル開口を大きくできる。特に、第1結合部31、第2結合部32および接続部4は、基板上の導体パターンではなく、一連の絶縁被覆されたCu等の導電性ワイヤーで構成できるので、第1結合部31、第2結合部32および接続部4の直流抵抗を小さくでき、その結果、第1結合部31、第2結合部32および接続部4を設けることによる損失増加は抑制できる。
また、図6(A)、図7(A)に示す例では、第1コイル11と第2結合部32とは高さ方向(Z軸方向)に離れているので、第1コイル11と第2結合部32および接続部4との不要結合が抑制される。図6(B)、図7(B)に示す例では、第1コイル11と接続部4とは高さ方向(Z軸方向)に離れているので、第1コイル11と接続部4との不要結合が抑制される。すなわち、いずれも不要結合による相殺が抑制されて、第1コイル11と第1結合部31との実効的な結合係数は高い。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1の実施形態とは、第1結合部と第2結合部の形状が異なる電力伝送用アンテナ装置の例を示す。
図8は第2の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置102および電力伝送システム202の構成を示す図である。電力伝送システム202は、電力受電装置112と電力送電装置122とで構成される。電力受電装置112は、電力伝送用アンテナ装置102と電力受電回路10とを備える。また、電力送電装置122は、電力送電用の第2コイル21と電力送電回路20とを備える。
電力伝送用アンテナ装置102は、第1コイル11、第1結合部31、第2結合部32、および、第1結合部31と第2結合部32とを接続する接続部4で構成される。
第1コイル11は複数ターンまたは1ターンのコイルであり、両端が電力受電回路10に接続される。
第1結合部31は、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。第1結合部31は、第1コイル11とほぼ同径であり、第1コイル11と同心位置に配置されている。すなわち、第1コイル11および第1結合部31のコイル開口を平面視して、第1コイル11の形成領域と第1結合部31の形成領域とは重なる。
第1結合部31のコイル開口の平面視で、第1結合部31は第2結合部32のコイル開口の外側に配置され、第1結合部31に流れる電流の周回方向と第2結合部32に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、第1結合部31と第2結合部32とは接続部4で接続されている。
第2結合部32は、第1結合部31よりも大きいコイル状導体を有し、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。この第2結合部32は電力送電装置121の第2コイル21と磁界結合する。
電力送電装置122は、電力受電装置112が載置される載置台を備え、この載置台内に第2コイル21が設けられている。第2コイル21のコイル開口は、電力受電装置112の第2結合部32のコイル開口より大きい。電力送電装置122の上記載置台に電力受電装置112が載置された状態で、第2結合部32および第1結合部31は第2コイル21の開口内に入る。
図9は本実施形態における第1結合部31および第2結合部32の接続構造を示す図である。本実施形態においては、図9に表れているように、第1結合部31および第2結合部32に矢印で示す電流が流れるとき、ドット記号とクロス記号で表されるような方向の磁界が発生する。第1結合部31に流れる電流によって第2結合部32の内側に生じる磁界の方向と、第2結合部32に流れる電流によって第2結合部32の内側に生じる磁界の方向は同じ(ドット記号)である。
このように本実施形態によれば、第1コイル11との結合により第1結合部31に流れる電流と第2結合部32に流れる電流とは相殺されない。そのため、第1コイル11と、第1結合部31および第2結合部32との結合を高めることができ、伝送効率が上がる。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、第2の実施形態とは、第1結合部と第2結合部との接続構造が異なる電力伝送用アンテナ装置の例を示す。
図10は第3の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置103の構成を示す図である。電力伝送用アンテナ装置103は、第1コイル11、第1結合部31、第2結合部32、および、第1結合部31と第2結合部32とを接続する接続部4で構成される。
第1コイル11は複数ターンまたは1ターンのコイルであり、両端が電力受電回路に接続される。
第1結合部31は、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。第1結合部31は、第1コイル11とほぼ同径であり、第1コイル11と同心位置に配置されている。すなわち、第1コイル11および第1結合部31のコイル開口を平面視して、第1コイル11の形成領域と第1結合部31の形成領域とは重なる。
第1結合部31のコイル開口の平面視で、第1結合部31は第2結合部32のコイル開口の外側に配置され、第1結合部31に流れる電流の周回方向と第2結合部32に流れる電流の周回方向とが同方向となるように、第1結合部31と第2結合部32とは接続部4で接続されている。
第2結合部32は、第1結合部31よりも大きいコイル状導体を有し、この例ではほぼ1ターンのコイル状導体である。この第2結合部32は電力送電装置の第2コイル21と磁界結合する。
本実施形態によれば、第1結合部31と第2結合部32が接続部4を介して平面上で離れているので、第1コイル11と第2結合部32との不要結合が抑えられる。そのため、第1コイル11と第1結合部31および第2結合部32との結合係数を大きくできる。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、共振用キャパシタを備える電力伝送用アンテナ装置の例を示す。
図11は第4の実施形態に係る電力伝送用アンテナ装置104およびそれを備える電力伝送システムの構成を示す図である。
電力伝送用アンテナ装置104は、第1コイル11、第1結合部31、第2結合部32、および、第1結合部31と第2結合部32とを接続する接続部で構成される。
第1コイル11には電力受電回路10が接続されている。また、電力送電装置の第2コイル21には電力送電回路20が接続されている。
第1結合部31には共振用キャパシタC1が直列に接続されていて、第2結合部32には共振用キャパシタC2が直列に接続されている。この第1結合部31、第2結合部32、および共振用キャパシタC1,C2による合成のLC回路の共振周波数は、第1結合部31のインダクタンスと第2結合部32のインダクタンスによる合成インダクタンスと、共振用キャパシタC1のキャパシタンスと共振用キャパシタC2のキャパシタンスによる合成キャパシタンスとによって定まる。合成のLC回路の共振周波数は、電力伝送で用いる周波数(例えば6.78MHz)またはその近傍の周波数であることが好ましい。
また、第1結合部31と共振用キャパシタC1とで第1のLC回路とみなし、第2結合部32と共振用キャパシタC2とで第2のLC回路とみなす。この場合、第1のLC回路の第1結合部31のインダクタンスと共振用キャパシタC1のキャパシタンスとで定まる共振周波数と、第2のLC回路の第2結合部32のインダクタンスと共振用キャパシタC2のキャパシタンスとで定まる共振周波数とは、合成のLC回路の共振周波数またはその近傍の周波数であることが好ましい。これにより、第1結合部と第2結合部の一方または両方が、電界結合、磁界結合またはその両方により影響を受けることで、共振周波数が大きく変動することを抑制する。
なお、本実施形態では、第1コイル11にキャパシタC10が並列接続されていて、第2コイル21にはキャパシタC20が並列接続されている。第1コイル11とキャパシタC10によるLC共振回路の共振周波数、第2コイル21とキャパシタC20によるLC共振回路の共振周波数のいずれも、電力伝送で用いる周波数(例えば6.78MHz)またはその近傍の周波数であることが好ましい。
これにより、第1コイル11と第1結合部31との結合、および、第2コイル21と第2結合部32との結合が低下しても、低い駆動電圧で高効率な電力伝送が可能となる。
《第5の実施形態》
以上に示した各実施形態では、第1コイル11に電力受電回路10を接続し、第2コイル21に電力送電回路20を接続した例を示したが、この関係は逆でもよい。すなわち、第1コイル11を電力送電側のコイルとし、第2コイル21を電力受電側のコイルとしてもよい。その場合には、第1コイル11に電力送電回路を接続して、この第1コイル11と電力送電回路とで電力送電装置を構成し、第2コイル21に電力受電回路を接続して、この第2コイル21と電力受電回路とで電力受電装置を構成する。
なお、各実施形態で示した例では、第1結合部31および第2結合部32はそれぞれほぼ1ターンのコイル状としたが、第1結合部31および第2結合部32の一方を複数ターンのコイル状としてもよい。また、両方を複数ターンのコイル状としてもよい。
また、各実施形態で示した例では、第1コイル11のコイル導体と第1結合部31のコイル状導体は同心(共通の巻回軸)としたが、それぞれの巻回軸は異なっていてもよい。第1結合部31のコイル開口を平面視したとき、第1コイル11と第1結合部31のそれぞれの形成領域(好ましくはそれぞれのコイル開口)が重なればよい。また、第1コイル11のコイル導体と第1結合部31のコイル状導体のそれぞれの巻回軸方向も同じであることが望ましいが、巻回軸方向が互いに角度をなしていてもよい。それぞれの巻回軸のなす角は45度以内であることが好ましい。
また、各実施形態で示した例では、第1コイル11のコイル開口と第1結合部31のコイル開口はほぼ同形状としたが、異なっていてもよい。コイル開口は同じであるほど結合係数が高くなるため、一方のコイル開口の面積が他方のコイル開口の面積の2倍未満であることが好ましい。
また、各実施形態で示した例では、第1コイル11、第2コイル21、第1結合部31、はそれぞれ円形状に形成されたコイル導体であるが、楕円や矩形等の多角形など、他の形状でもよい。但し、コイル導体が円形であれば、それぞれの巻回軸に関して回転させた場合でも、回転させた角度の違いによる特性の変化は小さい。
また、各実施形態で、第1コイル11と第1結合部31との結合を高めるため、または第2コイル21と第2結合部32との結合を高めるため、磁性体を配置してもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
C1,C2,C10,C20…共振用キャパシタ
4…接続部
10…電力受電回路
11…第1コイル
20…電力送電回路
21…第2コイル
31…第1結合部
32…第2結合部
101,102,103,104…電力伝送用アンテナ装置
111,112…電力受電装置
121,122…電力送電装置
201,202…電力伝送システム

Claims (9)

  1. ワイヤレス電力伝送システムの電力送電回路または電力受電回路の少なくとも何れかが接続される第1コイルと、
    前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、
    相手装置の第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも大きいコイル状導体を有する第2結合部と、
    前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
    前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
    前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される、電力伝送用アンテナ装置。
  2. 前記第1結合部のコイル巻回軸方向において、前記第1結合部の位置は前記接続部の位置と異なる、請求項に記載の電力伝送用アンテナ装置。
  3. 前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口の外側に配置され、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とは前記接続部で接続されている、請求項1に記載の電力伝送用アンテナ装置。
  4. 前記第1コイルに接続されるキャパシタを備える、請求項1からのいずれかに記載の電力伝送用アンテナ装置。
  5. 前記第1結合部に接続されるキャパシタを備える、請求項1からのいずれかに記載の電力伝送用アンテナ装置。
  6. 前記第2結合部に接続されるキャパシタを備える、請求項1からのいずれかに記載の電力伝送用アンテナ装置。
  7. 電力送電回路または電力受電回路と、前記電力送電回路または前記電力受電回路の少なくとも何れかが接続される電力伝送用アンテナ装置とを備える電子機器において、
    前記電力伝送用アンテナ装置は、
    前記電力送電回路または前記電力受電回路の少なくとも何れかが接続される第1コイルと、
    前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、相手装置の第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
    前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
    前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される、電子機器。
  8. 電力送電装置および電力受電装置を含む電力伝送システムにおいて、
    前記電力受電装置は、電力受電回路と、当該電力受電回路に接続された電力伝送用アンテナ装置とを有し、
    前記電力送電装置は、電力送電回路と、当該電力送電回路に接続された第2コイルとを有し、
    前記電力伝送用アンテナ装置は、
    前記電力受電回路が接続される第1コイルと、
    前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、前記第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
    前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
    前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される、電力伝送システム。
  9. 電力送電装置および電力受電装置を含む電力伝送システムにおいて、
    前記電力受電装置は、電力受電回路と、当該電力受電回路に接続された第2コイルとを有し、
    前記電力送電装置は、電力送電回路と、当該電力送電回路に接続された電力伝送用アンテナ装置とを有し、
    前記電力伝送用アンテナ装置は、
    前記電力送電回路が接続される第1コイルと、
    前記第1コイルと結合するコイル状導体を有する第1結合部と、前記第2コイルと結合し、前記第1結合部よりも形成領域の大きなコイル状導体を有する第2結合部と、前記第1結合部と前記第2結合部とを接続する接続部と、を有するコイルアンテナを備え、
    前記第1コイルの形成領域と前記第1結合部の形成領域とは、前記第1結合部のコイル開口の平面視で重なり、
    前記第1結合部のコイル開口の平面視で、前記第1結合部は前記第2結合部のコイル開口と重なり、前記第1結合部に流れる電流の周回方向と前記第2結合部に流れる電流の周回方向とが互いに逆となるように、前記第1結合部と前記第2結合部とが前記接続部で接続される、電力伝送システム。
JP2017551784A 2015-11-19 2016-10-20 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム Active JP6544441B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015227014 2015-11-19
JP2015227014 2015-11-19
PCT/JP2016/081035 WO2017086083A1 (ja) 2015-11-19 2016-10-20 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017086083A1 JPWO2017086083A1 (ja) 2018-07-05
JP6544441B2 true JP6544441B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58718692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017551784A Active JP6544441B2 (ja) 2015-11-19 2016-10-20 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6544441B2 (ja)
WO (1) WO2017086083A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6925903B2 (ja) * 2017-08-02 2021-08-25 矢崎総業株式会社 アンテナ
JP7031986B2 (ja) * 2018-05-30 2022-03-08 矢崎総業株式会社 アンテナユニット
JP2022133597A (ja) * 2021-03-02 2022-09-14 Tdk株式会社 アンテナ装置及びこれを備えるアンテナモジュール

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5504333B2 (ja) * 2010-03-04 2014-05-28 本田技研工業株式会社 電気自動車
JP5139469B2 (ja) * 2010-04-27 2013-02-06 株式会社日本自動車部品総合研究所 コイルユニットおよび非接触給電システム
JP2013162611A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Seiko Instruments Inc ワイヤレス給電装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017086083A1 (ja) 2017-05-26
JPWO2017086083A1 (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10158256B2 (en) Contactless connector system tolerant of position displacement between transmitter coil and receiver coil and having high transmission efficiency
JP6206578B2 (ja) 受電用コイル構造体およびワイヤレス給電システム
JP5934935B2 (ja) 無線電力伝送システム
JP6269902B2 (ja) アンテナ装置および電子機器
WO2019176637A1 (ja) アンテナ装置、通信システム、及び電子機器
US9413196B2 (en) Wireless power transfer
JP6544441B2 (ja) 電力伝送用アンテナ装置、電子機器および電力伝送システム
US20180233961A1 (en) Inductive power transfer
JP6597885B2 (ja) コイルアンテナ、給電装置、受電装置およびワイヤレス電力供給システム
JP6583599B1 (ja) アンテナ装置、通信システム、及び電子機器
WO2019024584A1 (en) DEVICE FOR A WIRELESS POWER TRANSFER SYSTEM FOR A VEHICLE
WO2020217708A1 (ja) アンテナ結合回路、アンテナ結合素子及びアンテナ装置
JP2014087125A (ja) 非接触電力伝送装置
JP2013141164A (ja) アンテナ装置および通信端末装置
WO2015163296A1 (ja) 受電アンテナ
JP6885834B2 (ja) ワイヤレス充電用回路用のコモンモードチョークコイルおよびワイヤレス充電用回路
JP2016004990A (ja) 共振器
JP6414650B2 (ja) コイルアンテナ、給電装置、受電装置およびワイヤレス電力供給システム
JP2012156281A (ja) 空芯コイル
JP6642699B2 (ja) コイルアンテナ、給電装置、受電装置およびワイヤレス電力供給システム
JP6358410B2 (ja) コイルアンテナ、送電装置および受電装置
JP6567329B2 (ja) 共振器
JP2019179904A (ja) コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システム
JP6179621B2 (ja) コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置
US20200118732A1 (en) Coil unit

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6544441

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150