JP2016002921A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用空調装置10は、空調装置本体部20a〜20cと非接触電力供給手段40とを備え、インストルメントパネル60に配設されている。空調装置本体部20a〜20cは、空調空気を車室内に吹き出す吹出口と、吹出口に配設されて空調空気の風向きを調整するためのグリルと、操作部に配設されたLEDとを備える。非接触電力供給手段40は、前記LEDに直列接続された受電コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備えた受電回路と、直列接続された送電コイル46およびコンデンサ49を有する共振回路を備えて車載バッテリ55の直流電圧をスイッチング制御して送電コイル46に交流電圧を印加する送電回路43と、前記受電コイルと送電コイル46とを有する電磁界結合回路とを備える。
【選択図】 図1
Description
送信手段(送信アンテナ)は、車両用空調装置のケースに備えられ、電磁波発生手段で発生した電磁波を受信手段に向けて送信する導電部材から形成される。
受信手段(受信アンテナ)は、グリルに備えられ、送信手段からの電磁波を受信する導電部材により形成され、風向調整ツマミが備えられたフィンに内蔵される。
エネルギー変換手段は、風向調整ツマミに内蔵されており、受信した電磁波のエネルギーを電気エネルギーに変換し、その電気エネルギーによる電力が発光部材に供給されて発光する。
そして、特許文献2には、1次巻線は送電装置に設けられた送電コイル、2次巻線は送電装置に向けて配置される受電装置に設けられた受電コイルにすることが開示されている。
それゆえ、送受信する電磁波のエネルギー損失を減らすために送信手段と受信手段との間隔をできるだけ小さくする必要があり、特許文献1には、送信手段と受信手段とを5〜10mmの間隔に配置することが記載されている。
また、エネルギー変換手段の寸法が大きくなるため、エネルギー変換手段が内蔵される風向調整ツマミが大型化し、意匠性が阻害されるという問題がある。
さらに、非接触電力供給手段の構成が複雑であるため、製造コストが高いという問題がある。
また、特許文献2の技術では、特許文献1のエネルギー変換手段に比べて、受電装置をコンパクト化することが可能である。
さらに、特許文献2の技術では、特許文献1の非接触電力供給手段に比べて、製造コストを低くすることが可能である。
第1の局面は、
空調空気を車室内に吹き出す吹出口と、
吹出口に配設されて空調空気の風向きを調整するためのグリルと、
1個または複数個の操作部にそれぞれ配設された発光部材と、
発光部材に対して非接触状態で電力を供給する非接触電力供給手段と
を備えた車両用空調装置であって、
非接触電力供給手段は、
発光部材に直列接続された受電コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備えた受電回路と、
直列接続された送電コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備え、車載バッテリの直流電圧をスイッチング制御して送電コイルに交流電圧を印加する送電回路と、
受電コイルと送電コイルとを有する電磁界結合回路とを備え、
電磁界結合回路は、受電コイルと送電コイルの間で、相互インダクタンスを介した磁界結合と、相互キャパシタンスを介した電界結合とが混合した電磁界共鳴回路を構成し、
電磁界結合回路の漏れインダクタンスにより、各共振回路が共鳴し、電磁界結合回路の1次側である送電コイルから、電磁界結合回路の2次側である受電コイルへ電力が伝送される。
よって、第1の局面では、送電コイルを受電コイルに近接配置する必要が無くなり、送電コイルの配設箇所の制約が小さくなるため、送電コイルの配設箇所の制約により車両用空調装置の意匠性が阻害されるのを防止できる。
さらに、第1の局面では、特許文献1に比べて、非接触電力供給手段の構成が単純であるため、製造コストを低くすることができる。
従って、第1の局面によれば、操作部に備えた発光部材に対して、高い電力伝送効率により非接触状態で電力を供給することが可能で、コンパクトかつ低コストな車両用空調装置を提供できる。
第2の局面は、第1の局面において、
非接触電力供給手段は、直列接続された中継コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備えた中継回路を更に含み、
電磁界結合回路は、受電コイルおよび送電コイルに加えて、中継コイルを有し、
電磁界結合回路は、受電コイルと中継コイルの間と、中継コイルと送電コイルの間とで、相互インダクタンスを介した磁界結合と、相互キャパシタンスを介した電界結合とが混合した電磁界共鳴回路を構成し、
電磁界結合回路の漏れインダクタンスにより、各共振回路が共鳴し、電磁界結合回路の1次側である送電コイルから、中継コイルを介して、電磁界結合回路の2次側である受電コイルへ電力が伝送される。
第3の局面は、第1の局面または第2の局面において、操作部は空調空気の風向きを調整するための風向調整操作部である。
第3の局面では、風向調整操作部に配設された発光部材の発光を視認することにより、風向調整操作部の配設箇所を夜間でも確実に認識することができる。
第4の局面は、第3の局面において、グリルは格子状に配設された複数枚のフィンを備え、風向調整操作部は複数枚のフィンの内の少なくとも1個のフィンに配設され、発光部材は風向調整操作部の前面に配設される。
また、第4の局面では、風向調整操作部がフィンに配設されるため、意匠性を高めることができる。
そして、第4の局面では、発光部材は風向調整操作部の前面に配設されるため、発光部材の発光を視認し易い。
第5の局面は、第1〜第4の局面において、操作部は空調空気の風量を調整するための風量調整操作部である。
第5の局面では、風量調整操作部に配設された発光部材の発光を視認することにより、風量調整操作部の配設箇所を夜間でも確実に認識することができる。
第6の局面は、第1〜第5の局面において、受電回路は操作部に配設されている。
第6の局面では、受電回路を操作部に配設することにより、車両用空調装置をコンパクトにまとめることができる。
第7の局面は、第1〜第6の局面において、吹出口はインストルメントパネルに配設され、送電コイルはインストルメントパネルの外周縁に沿って配設される。
第7の局面では、送電コイルがインストルメントパネルの外周縁に沿って配設されるため、インストルメントパネルのどの箇所に受電コイルを配設した場合でも、受電コイルと送電コイルの間における磁界結合および電界結合が良好に得られることから、電力伝送効率を高めることができる。
第8の局面は、第1〜第6の局面において、吹出口はインストルメントパネルに配設され、送電コイルはインストルメントパネルの内部に配設される。
第8の局面では、前記磁界結合および前記電界結合が良好に得られるように、受電コイルの配設箇所に合わせて送電コイルの配設箇所を適宜設定すればよい。
また、各図面では、説明を分かり易くするために、各実施形態の構成部材の寸法形状および配置箇所を誇張して模式的に図示してあり、各構成部材の寸法形状および配置箇所が実物とは必ずしも一致しないことがある。
図1〜図3に示すように、第1実施形態の車両用空調装置(レジスタ)10は、空調装置本体部20a〜20c(ケース21、吹出口22、グリル23、フィン24a〜24e、風向調整操作部25、風量調整操作部26、LED27,28)、非接触電力供給手段40(受電回路41,42、送電回路43、受電コイル44,45、送電コイル46、コンデンサ47〜49、共振回路50〜52、電磁界結合回路53、制御回路54、車載バッテリ55)を備え、自動車のインストルメントパネル60に配設されている。
尚、図2(A)と図2(B)の縮尺は同一であるが、図2(C)は図2(A)(B)の縮尺よりも大きく図示してある。
各空調装置本体部20a〜20cの配設箇所は、運転席および助手席の乗員の上半身に向けて空調空気を車室内に吹き出すのに好適な箇所に設定されている。
図2に示すように、空調装置本体部20a〜20cは、ケース21、吹出口22、グリル23、フィン24a〜24e、風向調整操作部25、風量調整操作部26、LED(Light Emitting Diode)27,28などを備える。
吹出口22には、空調空気の風向きを調整するためのグリル23が配設されている。
合成樹脂製の各フィン24a〜24eは略矩形平板状であり、各フィン24a〜24eの長手方向は横方向(図1に示すインストルメントパネル60の横方向(車幅方向))に延出されている。
各フィン24a〜24eは上下方向に所定距離離間して配設され、各フィン24a〜24e間の隙間部分によりグリル23の開口部が形成されている。
各フィン24a〜24eはリンク機構(図示略)を介して連結されており、風向調整操作部25をユーザーが摘んで手動操作し、各フィン24a〜24eの上下方向に対する傾斜角度を任意調整することにより、空調空気の上下方向の風向きを調整することができる。
LED27は風向調整操作部25の前面に配設されている。
合成樹脂製の風量調整操作部26は、ケース21に内蔵されている送風ファン(図示略)の回転数を調整するためのスライドスイッチにより構成されている。
風量調整操作部26をユーザーが摘んで手動操作すると、風量調整操作部26の上下方向の位置に応じて送風ファンの回転数が変化し、そのファンの回転数に応じた風量の空調空気を吹出口22から吹き出すことができる。
LED28は風量調整操作部26の前面に配設されている。
受電回路42は、LED28に直列接続された受電コイル45およびコンデンサ48を有する共振回路51を備え、各空調装置本体部20a〜20cの風量調整操作部26に内蔵されている。
受電回路41,42はそれぞれ、1枚のプリント配線基板(図示略)に搭載されている。
受電コイル44,45はそれぞれ、プリント配線基板の配線パターンによって形成されたワンターン(一回巻)の薄膜コイルであり、略水平に配置されている。
尚、送電コイル46をフレキシブル・プリント配線基板の配線パターンによって形成されたワンターンの薄膜コイルとし、そのフレキシブル・プリント配線基板をインストルメントパネル60に内蔵するか又はインストルメントパネル60の裏面に配設することにより、送電コイル46がインストルメントパネル60の外周縁に沿って配設されるようにしてもよい。
また、送電コイル46を配線ケーブルによって形成されたワンターンのコイルとし、その配線ケーブルをインストルメントパネル60に内蔵するか又はインストルメントパネル60の裏面に配設することにより、送電コイル46がインストルメントパネル60の外周縁に沿って配設されるようにしてもよい。
すると、各受電回路41,42において、各受電コイル44,45に直列接続されたLED27,28に対して、非接触状態で電力が供給され、各LED27,28が発光する。
尚、非接触電力供給手段40の詳細な動作については、特許文献2に記載されているため説明を省略する。
よって、各空調装置本体部20a〜20cの受電コイル44,45は送電コイル46に囲繞された状態になるため、受電コイル44,45と送電コイル46の間における磁界結合および電界結合が良好に得られることから、電力伝送効率を高めることができる。
第1実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
すなわち、受電回路41,42が内蔵される風向調整操作部25および風量調整操作部26を小型化可能であるため、風向調整操作部25および風量調整操作部26の意匠性が阻害されることがない。
さらに、第1実施形態では、特許文献1に比べて、非接触電力供給手段40の構成が単純であるため、製造コストを低くすることができる。
また、風向調整操作部25がフィン24cに配設されるため、意匠性を高めることができる。
図1,図4,図5に示すように、第2実施形態の車両用空調装置100は、空調装置本体部20a〜20c(ケース21、吹出口22、グリル23、フィン24a〜24e、風向調整操作部25、風量調整操作部26、LED27)、非接触電力供給手段110(受電回路41、送電回路43、中継回路111、受電コイル44、送電コイル46、中継コイル112、コンデンサ47,49,113、共振回路50,52,114、電磁界結合回路115、制御回路54、車載バッテリ55)を備え、自動車のインストルメントパネル60に配設されている。
中継回路111は、1枚のプリント配線基板(図示略)に搭載されている。
中継コイル112は、プリント配線基板の配線パターンによって形成されたワンターンの薄膜コイルであり、フィン24dに沿って配置されている。
すると、受電回路41において、受電コイル44に直列接続されたLED27に対して、非接触状態で電力が供給され、LED27が発光する。
加えて、第2実施形態では、送電コイル46と受電コイル44の距離が大きい場合でも、送電コイル46と受電コイル44の間の適宜な箇所に中継コイル112を配設することにより、磁界結合および電界結合が良好に得られるようになるため、電力伝送効率を高めることができる。
図6に示すように、第3実施形態の車両用空調装置200は、空調装置本体部20a〜20cおよび非接触電力供給手段40を備え、自動車のインストルメントパネル60に配設されている。
第3実施形態の車両用空調装置200において、第1実施形態の車両用空調装置10と異なるのは、非接触電力供給手段40が2個の送電コイル211,212を備える点である。
送電コイル212は、インストルメントパネル60に内蔵されたワンターンコイルであり、略垂直に配置され、各空調装置本体部20b,20cに近接して囲繞するように配設されている。
各送電コイル211,212は、非接触電力供給手段40の制御回路54(図3参照)に対して並列に接続されている。
尚、各送電コイル211,212毎に個別の制御回路54を設けてもよい。
そして、第3実施形態では、送電コイル211が空調装置本体部20aに近接して囲繞するため、送電コイル211と空調装置本体部20aの受電コイル44,45との距離が近くなり、受電コイル44,45と送電コイル211の間における磁界結合および電界結合が更に良好に得られることから、空調装置本体部20aへの電力伝送効率を第1実施形態よりも高めることができる。
図7に示すように、第4実施形態の車両用空調装置300は、空調装置本体部20a〜20cおよび非接触電力供給手段40を備え、自動車のインストルメントパネル60に配設されている。
第4実施形態の車両用空調装置300において、第3実施形態の車両用空調装置10と異なるのは、非接触電力供給手段40が3個の送電コイル211,213,214を備える点である。
送電コイル214は、インストルメントパネル60に内蔵されたワンターンコイルであり、略垂直に配置され、空調装置本体部20cに近接して囲繞するように配設されている。
各送電コイル211,213,214は、非接触電力供給手段40の制御回路54(図3参照)に対して並列に接続されている。
尚、各送電コイル211,213,214毎に個別の制御回路54を設けてもよい。
第5実施形態は、第3実施形態または第4実施形態における送電コイル211の配置を変更した変更例である。
図8(A)に示すように、第3実施形態または第4実施形態では、送電コイル211が略垂直に配置されると共に、送電コイル211が空調装置本体部20aのケース21を囲繞するように配設されている。
図2に示すように、空調装置本体部20aにおいて、受電コイル44は風向調整操作部25に内蔵されて略水平に配置され、受電コイル45は風量調整操作部26に内蔵されて略水平に配置されている。
すなわち、第3実施形態または第4実施形態では、送電コイル211が略垂直に配置され、空調装置本体部20aの各受電コイル44,45が略水平に配置されている。
そして、前記磁界結合および前記電界結合が強くなるほど、電力伝送効率を高めることができる。
図9(A)に示す配置例では、図8(C)に示す配置例と同じく、受電コイル44,45を送電コイル211が囲繞し、受電コイル44,45の全体が送電コイル211のループ内に位置している。
図9(B)に示す配置例では、受電コイル44,45の一部が送電コイル211のループ内に位置している。
図9(C)に示す配置例では、受電コイル44,45が送電コイル211のループ内に位置していない。
従って、図9(A)に示す配置例によれば、図9に示す3つの配置例の中で最も高い電力伝送効率を得ることができる。
第6実施形態は、第1実施形態における受電コイル44,45の配置を変更した変更例である。
図10に示すように、第6実施形態の空調装置本体部20a〜20cでは、風向調整操作部25に内蔵された受電コイル44が略垂直に配置され、風量調整操作部26に内蔵された受電コイル45も略垂直に配置されている。
尚、図10(A)と図10(C)の縮尺は同一であるが、図10(B)は図10(A)(C)の縮尺よりも大きく図示してある。
すなわち、前記磁界結合および前記電界結合が良好に得られるように、受電コイル44,45および送電コイル46,211〜214のそれぞれの巻回面の向き及び配設箇所は適宜設定すればよい。
本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記各実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
また、グリル23の内部に、縦格子のルーバー状のグリルを追加し、グリル23により空調空気の上下方向の風向きを調整することに加えて、縦格子のルーバー状のグリルにより、空調空気の横方向の風向きを調整するようにしてもよい。
しかし、受電コイル44,45および送電コイル46,211〜214は、ワンターンコイルに限らず、複数回巻回したコイルに置き換えてもよい。
20a〜20c…空調装置本体部
22…吹出口
23…グリル
24a〜24e…フィン
25…風向調整操作部
26…風量調整操作部
27,28…LED(発光部材)
40,110…非接触電力供給手段
41,42…受電回路
43…送電回路
44,45…受電コイル
46,211〜214…送電コイル
47〜49,113…コンデンサ
50〜52,114…共振回路
53…電磁界結合回路
54…制御回路
55…車載バッテリ
60…インストルメントパネル
111…中継回路
112…中継コイル
Claims (8)
- 空調空気を車室内に吹き出す吹出口と、
前記吹出口に配設されて前記空調空気の風向きを調整するためのグリルと、
1個または複数個の操作部にそれぞれ配設された発光部材と、
前記発光部材に対して非接触状態で電力を供給する非接触電力供給手段と
を備えた車両用空調装置であって、
前記非接触電力供給手段は、
前記発光部材に直列接続された受電コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備えた受電回路と、
直列接続された送電コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備え、車載バッテリの直流電圧をスイッチング制御して前記送電コイルに交流電圧を印加する送電回路と、
前記受電コイルと前記送電コイルとを有する電磁界結合回路と
を備え、
前記電磁界結合回路は、前記受電コイルと前記送電コイルの間で、相互インダクタンスを介した磁界結合と、相互キャパシタンスを介した電界結合とが混合した電磁界共鳴回路を構成し、
前記電磁界結合回路の漏れインダクタンスにより、前記各共振回路が共鳴し、前記電磁界結合回路の1次側である前記送電コイルから、前記電磁界結合回路の2次側である前記受電コイルへ電力が伝送される車両用空調装置。 - 前記非接触電力供給手段は、直列接続された中継コイルおよびコンデンサを有する共振回路を備えた中継回路を更に含み、
前記電磁界結合回路は、前記受電コイルおよび前記送電コイルに加えて、前記中継コイルを有し、
前記電磁界結合回路は、前記受電コイルと前記中継コイルの間と、前記中継コイルと前記送電コイルの間とで、相互インダクタンスを介した磁界結合と、相互キャパシタンスを介した電界結合とが混合した電磁界共鳴回路を構成し、
前記電磁界結合回路の漏れインダクタンスにより、前記各共振回路が共鳴し、前記電磁界結合回路の1次側である前記送電コイルから、前記中継コイルを介して、前記電磁界結合回路の2次側である前記受電コイルへ電力が伝送される、
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記操作部は、前記空調空気の風向きを調整するための風向調整操作部である、
請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。 - 前記グリルは、格子状に配設された複数枚のフィンを備え、
前記風向調整操作部は、前記複数枚のフィンの内の少なくとも1個のフィンに配設され、
前記発光部材は、前記風向調整操作部の前面に配設されている、
請求項3に記載の車両用空調装置。 - 前記操作部は、前記空調空気の風量を調整するための風量調整操作部である、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用空調装置。 - 前記受電回路は、前記操作部に配設されている、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用空調装置。 - 前記吹出口は、インストルメントパネルに配設され、
前記送電コイルは、前記インストルメントパネルの外周縁に沿って配設されている、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用空調装置。 - 前記吹出口は、インストルメントパネルに配設され、
前記送電コイルは、前記インストルメントパネルの内部に配設されている、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用空調装置。
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