JP2011086890A - ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】磁場共振型のワイヤレス給電に利用されるコイルについて、コイルサイズの増加を抑制しつつ巻き数を増加させる。
【解決手段】給電コイルから受電コイルには磁気共振により電力が伝送される。給電コイルは、多層基板116の第1層基板144にスペースを設けつつ巻回され、更に、第2層基板146にもスペースを設けつつ巻回される。また、軸方向(z軸方向)から見たとき、第1層のコイル導体106aと第2層のコイル導体106bが重なり合わないように巻回される。
【選択図】図7

Description

本発明は、交流電力のワイヤレス送電および受電に利用するコイルの構造に関する。
電源コードなしで電力を供給するワイヤレス給電技術が注目されつつある。現在のワイヤレス給電技術は、(A)電磁誘導を利用するタイプ(近距離用)、(B)電波を利用するタイプ(遠距離用)、(C)磁場の共振現象を利用するタイプ(中距離用)の3種類に大別できる。
電磁誘導を利用するタイプ(A)は、電動シェーバーなどの身近な家電製品において一般的に利用されているが、距離を大きくすると電力伝送効率が急激に低下してしまうため数cm程度の近距離でしか使えないという課題がある。電波を利用するタイプ(B)は、遠距離で使えるが電力が小さいという課題がある。磁場共振現象を利用するタイプ(C)は、比較的新しい技術であり、数m程度の中距離でも高い電力伝送効率を実現できることから特に期待されている。たとえば、EV(Electric Vehicle)の車両下部に受電コイルを埋め込み、地中の給電コイルから非接触にて電力を送り込むという案も検討されている。ワイヤレスであるため完全に絶縁されたシステム構成が可能であり、特に、雨天時の給電に効果的であると考えられる。以下、タイプ(C)を「磁場共振型」とよぶ。
磁場共振型は、マサチューセッツ工科大学が2006年に発表した理論をベースとしている(特許文献1参照)。特許文献1では、4つのコイルを用意している。これらのコイルを給電側から順に「エキサイトコイル」、「給電コイル」、「受電コイル」、「ロードコイル」とよぶことにする。エキサイトコイルと給電コイルは近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。同様に、受電コイルとロードコイルも近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。これらの距離に比べると、給電コイルから受電コイルまでの距離は「中距離」であり、比較的大きい。このシステムの目的は、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電することである。
エキサイトコイルに交流電力を供給すると、電磁誘導の原理により給電コイルにも電流が流れる。給電コイルが磁場を発生させ、給電コイルと受電コイルが磁気的に共振すると、受電コイルには大きな電流が流れる。電磁誘導の原理によりロードコイルにも電流が流れ、ロードコイルと直列接続される負荷から交流電力が取り出される。磁場共振現象を利用することにより、給電コイルから受電コイルまでの距離が大きくても高い電力伝送効率を実現できる。
米国公開2008/0278264号公報 特開2006−230032号公報 国際公開2006/022365号公報 米国公開2009/0072629号公報 米国公開2009/0015075号公報 特開2008−172872号公報
受電コイルはキャパシタと接続されてLC共振回路を形成する。給電コイルも別のキャパシタと接続されてLC共振回路を形成する。これらのLC共振回路の共振周波数が互いに一致するとき、電力伝送効率が最大となる。
135kHz以下の周波数帯は電波法の規制が緩やかであることから、共振周波数を低周波数帯に設定することが好ましい場合もある。共振周波数を低くするためにはコイルのインダクタンスを大きくすればよい。そのためにはコイルの巻き数を多くすればよいが、コイルが大型化してしまうという問題がある。また、コイルを密に巻くと、コイル導体間の浮遊容量が大きくなるため共振特性が悪化してしまうという問題もある。
本発明は、上記課題に基づいて完成された発明であり、磁場共振型のワイヤレス給電に利用されるコイルについて、コイルサイズの増加を抑制しつつ巻き数を増加させることを主たる目的とする。
本発明に係るワイヤレス給電装置は、給電コイルから受電コイルにワイヤレスにて交流電力を送電するための装置である。この装置は、給電コイルに交流電力を供給する電源回路と、受電コイルの共振周波数にて共振する給電コイル回路を備える。給電コイル回路は、給電コイルとキャパシタを含む。給電コイルは、コイル導体間のスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、給電コイルの軸方向から見たときに第1層のコイル導体と第2層のコイル導体が交互に並列配置される。
給電コイルを多層構造にて巻回することにより、給電コイルの平面サイズを抑制しつつ、巻き数を大きくできる。また、コイル導体間にスペースを設けることにより、浮遊容量を抑制している。更に、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体を交互に並列配置することにより、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体の距離を確保している。このような構造により、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体の間の浮遊容量も抑制している。
給電コイルは、第1層と第2層を有する多層基板上に巻回されてもよい。多層基板における第1層および第2層の双方または一方は、給電コイルのコイル導体を基板内部に収納するための溝を有してもよい。給電コイルを多層基板内に収納できるため、給電コイルの巻き線構造を安定維持しやすくなる。また、給電コイルに対する外界からの影響を排除しやすくなる。
多層基板の中央部に空洞を設け、かつ、空洞の一部に切り込みを入れてもよい。そして、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体を切り込み部分において連結してもよい。給電コイルの直径よりもコイル導体間のスペースを大きくしてもよい。スペースを大きくすることによりコイル導体間の浮遊容量をいっそう抑制しやすくなる。
この装置は、給電コイルと磁気結合するエキサイトコイルを含むエキサイト回路、を更に備えてもよい。エキサイト回路は、電源回路から供給された交流電力をエキサイトコイルから給電コイルに供給してもよい。エキサイトコイルは、給電コイルの内側に巻回されてもよい。
本発明に係るワイヤレス受電装置は、給電コイルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置である。この装置は、給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、ロード回路を含む。受電コイル回路は、受電コイルとキャパシタを含む。ロード回路は、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルと、ロードコイルから交流電力を供給される負荷を含む。受電コイルは、コイル導体間にスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、受電コイルの軸方向から見たときに第1層のコイル導体と第2層の導体が交互に並列配置される。
受電コイルを多層構造にて巻回することにより、受電コイルの平面サイズを抑制しつつ、巻き数を大きくできる。また、コイル導体間にスペースを設けることにより、浮遊容量を抑制している。更に、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体を交互に並列配置することにより、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体の距離を確保しやすくなる。このような構造により、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体の間の浮遊容量も抑制している。
受電コイルは、第1層と第2層を有する多層基板上に巻回されてもよい。多層基板における第1層および第2層の双方または一方は、受電コイルのコイル導体を基板内部に収納するための溝を有してもよい。多層基板の中央部に空洞を設け、かつ、空洞の一部に切り込みを入れてもよい。そして、第1層のコイル導体と第2層のコイル導体を、切り込み部分において連結してもよい。
本発明に係るワイヤレス電力伝送システムは、給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、給電コイルから受電コイルにワイヤレス送電するためのシステムである。このシステムは、給電コイルに交流電力を供給する電源回路と、給電コイルおよび第1のキャパシタを含み共振周波数にて共振する給電コイル回路と、受電コイルおよび第2のキャパシタを含み共振周波数にて共振する受電コイル回路と、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルとロードコイルから交流電力を供給される負荷とを含むロード回路と、を備える。給電コイルおよび受電コイルの双方または一方は、コイル導体間にスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、送電方向から見たときに第1層のコイル導体と第2層のコイル導体が交互に並列配置される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、磁場共振型のワイヤレス給電に利用されるコイルについて、コイルサイズの増加を抑制しつつ巻き数を増加させやすくなる。
ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図である。 密巻き構造を模式的に示す展開図である。 スペーサ巻き構造を模式的に示す展開図である。 両面基板型の構造を模式的に示す断面図である。 周波数とインダクタンスの関係を示す第1のグラフである。 周波数とインダクタンスの関係を示す第2のグラフである。 給電パッケージの展開図である。 切込部近辺を拡大した多層基板の側断面図である。 エキサイトコイルを収納可能な多層基板の側断面図である。 3層構造の多層基板の側断面図である。 4層構造の多層基板の側断面図である。 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図の別例である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図である。ワイヤレス電力伝送システム100は、給電側のワイヤレス給電装置102と、受電側のワイヤレス受電装置104を含む。ワイヤレス給電装置102は、エキサイト回路110と給電コイル回路120を含む。ワイヤレス受電装置104は、受電コイル回路130とロード回路140を含む。
給電コイル回路120が有する給電コイルLと、受電コイル回路130が有する受電コイルLの間には0.2〜1.0m程度の距離がある。ワイヤレス電力伝送システム100の主目的は、給電コイルLから受電コイルLにワイヤレスにて電力を送ることである。本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100は、100kHz以下の共振周波数にて動作させることを想定したシステムである。本実施形態においては共振周波数=44.5kHzであるとして説明する。したがって、給電コイル回路120の共振周波数と受電コイル回路130の共振周波数はそれぞれ44.5kHzに設定される。なお、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムは、たとえば、ISM(Industry-Science-Medical)周波数帯のような高周波数帯にて動作させることも可能である。
以下、給電コイルLから受電コイルLに向かう送電方向にz軸を設定する。また、z軸に直交するx軸とy軸を図1に示すように設定する。
エキサイト回路110は、エキサイトコイルLと交流電源112が直列接続された回路である。エキサイトコイルLは、交流電源112から共振周波数=44.5kHzの交流電力を供給される。エキサイトコイルLの巻き数は1回、導線直径は5mm、エキサイトコイルL自体の形状は210mm×210mmの正方形である。図1では、わかりやすさのため、エキサイトコイルLを円形に描いている。他のコイルについても同様である。図1に示す各コイルの材質はいずれも銅である。コイル導体としては、高周波数帯で顕在化しやすい表皮効果を考慮して、直径0.08mmの導線を252本よりあわせたリッツ線を採用している。
給電コイル回路120は、給電コイルLとキャパシタCが直列接続された回路である。エキサイトコイルLと給電コイルLは互いに向かい合っている。エキサイトコイルLと給電コイルLの距離は10mm以下と比較的近い。このため、エキサイトコイルLと給電コイルLは電磁気的に強く結合している。給電コイルLの巻き数は15回、導体直径は5mm、給電コイルL自体の形状は280mm×280mmの正方形である。エキサイトコイルLに交流電流Iを流すと、電磁誘導の原理により給電コイルLに起電力が発生し、給電コイル回路120には交流電流Iが流れる。交流電流Iは交流電流Iよりも格段に大きい。給電コイルLとキャパシタCそれぞれの値は、給電コイル回路120の共振周波数が44.5kHzとなるように設定される。
受電コイル回路130は、受電コイルLとキャパシタCが直列接続された回路である。給電コイルLと受電コイルLは互いに向かい合っている。給電コイルLと受電コイルLの距離は、0.2m〜1.0m程度と比較的長い。受電コイルLの巻き数は15回、導体直径は5mm、受電コイルL自体の形状は280mm×280mmの正方形である。受電コイル回路130の共振周波数も44.5kHzとなるように、受電コイルLとキャパシタCそれぞれの値が設定される。給電コイル回路120が共振周波数=44.5kHzにて磁界を発生させることにより、給電コイル回路120と受電コイル回路130は磁気的に共振し、受電コイル回路130にも大きな交流電流Iが流れる。
ロード回路140は、ロードコイルLと負荷LDが直列接続された回路である。受電コイルLとロードコイルLは実質的に重なり合うほど近接する。このため、受電コイルLとロードコイルLは電磁気的に特に強く結合している。ロードコイルLの巻き数は1回、導体直径は5mm、ロードコイルL自体の形状は300mm×300mmである。受電コイルLに交流電流Iが流れることにより、ロードコイルLに起電力が発生し、交流電流Iが流れる。こうして、交流電源112から供給される交流電力は、エキサイト回路110と給電コイル回路120により送電され、受電コイル回路130とロード回路140により受電され、負荷LDにより取り出される。
負荷LDを受電コイル回路130に直列接続すると、受電コイル回路130のQ値が悪くなる。このため、受電用の受電コイル回路130と電力取り出し用のロード回路140を分離している。また、電力伝送効率を高めるためには、エキサイトコイルL、給電コイルL、受電コイルLおよびロードコイルLの中心線を揃えることが好ましい。
共振周波数を低周波数帯に設定するためには、給電コイルLや受電コイルLのインダクタンスを大きくすればよい。しかし、インダクタンスを大きくするためには、コイルの巻き数を多くする必要があり、この結果としてコイルが大型化してしまう。そこで、本実施形態においては、給電コイルLと受電コイルLの巻き線構造を工夫することにより、コンパクトでありながら十分な巻き数を確保している。本実施形態の巻き線構造を説明する前に、「密巻き」と「スペーサ巻き」およびそれらの問題点について説明する。
図2は、密巻き構造を模式的に示す展開図である。図2上側はxy平面図であり、下側はA−A線における側断面図(yz平面)である。図2において、コイル導体106は基板114のxy平面上に巻回される。隣り合うコイル導体106は互いに密着している。密巻きの場合には、コイルの巻き数を多くできるというメリットがあるが、コイル導体106間の浮遊容量が大きくなりやすい。特に、共振周波数が高周波数帯に設定されるときには、コイル導体106の表皮効果が顕在化しやすいため、浮遊容量の影響がいっそう大きくなる。
図3は、スペーサ巻き構造を模式的に示す展開図である。図3上側はxy平面図であり、下側はB−B線における側断面図(yz平面)である。図3においても、コイル導体106は基板114のxy平面上に巻回されている。隣り合うコイル導体106の間にはスペース108が設けられる。スペーサ巻きの場合には、コイル導体106間の浮遊容量を小さくできるというメリットがあるが、コイルの巻き数を増やしにくい。
図4は、両面基板型の構造を模式的に示す断面図である。図2や図3に示すように、1枚の基板114上にコイル導体106を巻回する構造を「片面基板型」とよぶ。これに対し、図4に示すように、コイル導体106を2枚の基板114で挟む構造を「両面基板型」とよぶ。
図5は、周波数とインダクタンスの関係を示す第1のグラフである。横軸は周波数(MHz)、縦軸はインダクタンス(μH)を示す。図5のグラフは、リッツ線(直径0.08mmの導線を252本よりあわせたもの)により、巻き数5回、外形140mm×140mmの正方形状のコイルを作り、コイルを流れる交流電流の周波数とコイルのインダクタンスの関係を調べた結果を示す。基板114は3.0mm厚のアクリル基板である。
両面密巻き特性150は、両面基板型・密巻きコイルの周波数特性を示す。片面密巻き特性152は片面基板型・密巻き、両面スペーサ巻き特性154は両面基板型・スペーサ巻き、片面スペーサ巻き特性156は片面基板型・スペーサ巻きの周波数特性を示す。
図5に示すように、密巻きは高周波数帯においてインダクタンスが大きく変化している。一方、スペーサ巻きのインダクタンスは両面基板型、片面基板型共に安定している。密巻きの場合には、コイル導体間の浮遊容量の影響が高周波数帯において顕在化しやすいためと考えられる。したがって、スペーサ巻きの方が周波数特性が優れているといえる。
また、両面基板型・密巻きと片面基板型・密巻きを比べると、両面基板型の方が高周波数帯においてインダクタンスが特に変化しやすい。したがって、片面基板型・密巻きのコイル導体であっても、コイル導体に壁等の物体が近接すると両面基板型に近い状態となるため、共振特性がいっそう悪化することになる。両面基板型・スペーサ巻きと片面基板型・スペーサ巻きでも両面基板型の方がインダクタンスの変化が大きいが、密巻きに比べればその差はわずかである。両面基板型、片面基板型の違いによるインダクタンス変化がわずかであるという点でも、スペーサ巻きは優れている。
図6は、周波数とインダクタンスの関係を示す第2のグラフである。横軸は周波数(MHz)、縦軸はインダクタンスの変化率(%)を示す。密巻き特性158は、図5の結果に基づき、同一周波数における両面基板型・密巻きコイルのインダクタンスと片面基板型・密巻きコイルのインダクタンスの比率を「変化率」としてプロットしたものである。スペーサ巻き特性160は、図5の結果に基づき、同一周波数における両面基板型・スペーサ巻きコイルのインダクタンスと片面基板型・スペーサ巻きコイルのインダクタンスの比率をプロットしたものである。スペーサ巻き特性160に比べると密巻き特性158の方が、高周波数帯における変化率が大きい。すなわち、両面基板型と片面基板型の乖離が大きくなる。
以上から、密巻きよりもスペーサ巻きの方が周波数特性に優れるといえる。高周波数帯で共振させる場合には、コイルの巻き数は少なくても良いため、スペーサ巻きを採用しやすい。一方、低周波数帯で共振させる場合には、インダクタンスを大きくするためにコイルの巻き数を多くしたい。ただし、スペーサ巻きの場合には、巻き数を増やすとコイルのサイズも大きくなりやすい。密巻きを採用したとしても、コイルの巻き数を多くした場合には、コイルサイズは増加せざるを得ない。そこで、本実施形態の給電コイルLや受電コイルLは、コイルサイズを抑制しつつ、巻き数を十分に増やす巻き線構造を採用している。
図7は、給電パッケージ142の展開図である。同図上側が給電パッケージ142のxy平面図、下側がC−C線における側断面図(yz平面)を示す。給電パッケージ142は、給電コイルLを樹脂製の多層基板116に封入した構成となっている。なお、受電コイルLも、別の多層基板116に封入され、受電パッケージ(図示せず)が形成される。給電パッケージ142における給電コイルLの巻き線構造と、受電パッケージにおける受電コイルLの巻き線構造は基本的に同様であるため、以下においては給電パッケージ142について説明する。
多層基板116は、第1層基板144と第2層基板146の2つの基板を積層し、更に、カバー149を積層することにより形成される。第1層基板144、第2層基板146およびカバー149は、正方形板状の樹脂基板であり、中央部に正方形状の空洞部162が設けられる。このため、多層基板116は輪形状となる。第1層基板144および第2層基板146においては、空洞部162の一部に切込部164が設けられる。
給電パッケージ142は、以下のプロセスにて製造される。まず、第1層基板144および第2層基板146には、あらかじめ渦巻き状の溝166を形成しておく。次に、コイル導体106a(コイル導体106の一部)を第1層基板144の溝166に沿って巻回する。コイル導体106aを第1層基板144の溝166に這わせれば、第1層基板144にスペーサ巻きが形成される。コイル導体106aは全体として第1層基板144内に収容される。ここで、第1層基板144において隣接する溝166同士の距離d1は、少なくともコイル導体106aの直径よりも大きい。したがって、第1層基板144において隣り合うコイル導体106aの間に発生する浮遊容量は十分に小さくなる。
巻回後、コイル導体106b(コイル導体106の残部)を切込部164を介して引き出しておく。次に、コイル導体106aを収納した第1層基板144の上に第2層基板146を接着する。こうして、第1層基板144内にコイル導体106aは安定的に固定される。
第2層基板146においてもスペーサ巻きが形成される。コイル導体106bは全体として第2層基板146内に収納される。第2層基板146においても、隣り合う溝166同士の距離d2は、少なくとも溝166bの直径よりも大きい。したがって、第2層基板146において隣り合うコイル導体106bの間に発生する浮遊容量も十分に小さい。
巻回後、コイル導体106bを収納した第2層基板146の上にカバー149を接着する。こうして、第2層基板146内にコイル導体106bが安定的に固定される。給電パッケージ142からはコイル導体106a、106bの端点のみが引き出され、その内部に2重のスペーサ巻きが形成される。このような巻き線構造により、コイル導体106の間に発生する浮遊容量とコイルサイズを抑制しつつ、巻き数を多くできる。図7に示す巻き線構造の場合、巻き数は、第1層で4回、第2層で4回であるため計8回となっている。
給電コイルLの軸方向(z軸方向)から見たとき、第2層基板146において隣り合う2つのコイル導体106bの間に、第1層基板144のコイル導体106aが配置されている(図7のxy平面図参照)。すなわち、z軸方向から見ると、第1層基板144のコイル導体106aと第2層基板146のコイル導体106bは、交互に並列している。この結果、コイル導体106aとコイル導体106bの距離d3が大きくなるので、コイル導体106aとコイル導体106bの間に発生する浮遊容量(以下、「厚み浮遊容量」とよぶ)も抑制できる。多層基板116の材質として、非誘電率の低い樹脂等を用いれば特に効果的である。変形例として、第2層基板146と第1層基板144の接着面側ではなく、その反対側にコイル導体106aを収納してもよい。この場合には、距離d3をいっそう大きくできる。
図8は、切込部164近辺を拡大した多層基板116の側断面図である。コイル導体106aは切込部164を介して、第2層基板146の溝166に連絡される。切込部164付近においてコイル導体106の特性が大きく変化しないように、コイル導体106を緩やかに屈曲させている。屈曲部分のxz平面に対する傾斜角θは45°以下であることが望ましい。
図9は、エキサイトコイルLを収納可能な多層基板116の側断面図である。給電パッケージ142に、給電コイルLだけでなくエキサイトコイルLを収納してもよい。図9に示すように、給電コイルLの内側にエキサイトコイルLのコイル導体107を巻回してもよい。共振特性に悪影響がなければ、エキサイトコイルLは密巻きでもよい。また、エキサイトコイルLは、第1層基板144と第2層基板146のいずれに巻回してもよいし、給電コイルLと同様にして第1層基板144と第2層基板146の双方に巻回してもよい。
図10は、3層構造の多層基板116の側断面図である。図10の多層基板116では、第1層基板144、第2層基板146の上に、第3層基板147を積層している。切込部164は、第1層基板144と第2層基板146の間だけでなく、第2層基板146と第3層基板147の間にも設けられる。コイル導体106aを第1層基板144にスペーサ巻きし、コイル導体106bを第2層基板146にスペーサ巻きし、更に、残りのコイル導体106cを第3層基板147にスペーサ巻きする。
z軸方向から見たとき、第2層基板146において隣り合うコイル導体106bの間に、第3層基板147のコイル導体106cが配置されている。また、z軸方向から見たとき、第1層基板144のコイル導体106aの真上に第3層基板147のコイル導体106cが位置している。第1層基板144と第3層基板147の間には第2層基板146が存在するため、コイル導体106aの真上にコイル導体106cを配置しても、そのコイル間距離d4を十分に確保できる。コイル導体106aとコイル導体106cの間に発生する厚み浮遊容量は十分に小さくなる。
図11は、4層構造の多層基板116の側断面図である。図11の多層基板116では、第3層基板147とカバー149の間に、第4層基板148が積層される。切込部164は、第3層基板147と第4層基板148の間にも設けられる。基板を多層化するほど、多層基板116の巻き数を多くできる。本発明者の実験によれば、1層あたりの巻き数6回とした3層構造の給電コイルLを0.1(μF)のキャパシタCと直列共振させたところ、インダクタンスは101(μH)、共振周波数が50kHzとなることが確認されている。
図12は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図の別例である。図1に示したように交流電源112によりエキサイトコイルLを駆動するのではなく、図12に示すように交流電源112により給電コイルLとキャパシタCを共振させることにより、給電コイルLを直接駆動してもよい。この場合には、エキサイト回路110を不要化できるため、ワイヤレス給電装置102を小型化しやすいというメリットがある。エキサイトコイルLを使用する図1の構成の場合には、図12の構成に比べて給電側のQ値を高くしやすいというメリットがある。
以上、実施形態に基づいてワイヤレス電力伝送システム100を説明した。コイルに可変キャパシタを直列接続すれば、共振周波数を変化させることもできる。変化可能範囲を低周波数帯域に設定するためには、コイルのインダクタンスを大きくするか可変キャパシタの静電容量を大きくする必要がある。しかし、現在のところ、小型で大容量の可変キャパシタは実用的ではない。共振周波数を低くし、かつ、可変キャパシタの静電容量を小さくするためには、インダクタンスが大きく、かつ、コンパクトなコイルが必要となる。
本実施形態によれば、給電コイルLや受電コイルLのコイル平面の大きさを抑制しつつ、巻き数を増やすことができる。インダクタンスが周波数帯域によって変化しにくいスペーサ巻きを採用できるため、浮遊容量の影響を排除しやすくなる。また、厚み浮遊容量を抑制するため、隣り合う基板上のコイル導体をz軸方向から見て交互に並列配置している。
各基板には、あらかじめコイル導体106を収納するための溝166が掘られているため、コイル導体106を安定的に巻回しやすくなる。更に、コイル導体106を完全に多層基板116内に収納できるため、外界からコイル導体106への影響を抑制しやすくなるというメリットもある。
特許文献5は、1層のスペーサ巻きであるため、低周波数帯に共振周波数を設定する場合には、コイルの平面サイズが大きくなってしまう。携帯電話機等の小型機器に受電コイルLを実装する場合には、十分なインダクタンスを確保できない可能性がある。これに対して、本実施形態として示したコイル構造によれば、コンパクトでありながら大きなインダクタンスを実現できる。
本実施形態においては、低周波数帯におけるインダクタンスを増加させるため、巻き線数を増加させるとして説明したが、10MHz以下の中周波数帯、あるいは、それ以上の高周波数帯においても巻き数を増やしたい場合もある。たとえば、小型機器へ受電コイルを搭載するときには、コイル面積を小さくするかわりに巻き数を多くしたい場合もある。この場合にも、図7に関連して説明した巻き線構造によれば、スペーサ巻きの良好な周波数特性を維持しつつ、コイル面積を抑制できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
100 ワイヤレス電力伝送システム、102 ワイヤレス給電装置、104 ワイヤレス受電装置、106,107 コイル導体、110 エキサイト回路、112 交流電源、116 多層基板、120 給電コイル回路、130 受電コイル回路、140 ロード回路、142 給電パッケージ、144 第1層基板、146 第2層基板、147 第3層基板、148 第4層基板、149 カバー、150 両面密巻き特性、152 片面密巻き特性、154 両面スペーサ巻き特性、156 片面スペーサ巻き特性、158 密巻き特性、160 スペーサ巻き特性、162 空洞部、164 切込部、166 溝、L エキサイトコイル、L 給電コイル、L 受電コイル、L ロードコイル。

Claims (9)

  1. 給電コイルから受電コイルにワイヤレスにて交流電力を送電するための装置であって、
    前記給電コイルに前記交流電力を供給する電源回路と、
    前記給電コイルおよびキャパシタを含み、前記受電コイルの共振周波数にて共振する給電コイル回路と、を備え、
    前記給電コイルは、コイル導体間のスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、前記給電コイルの軸方向から見たときに前記第1層のコイル導体と前記第2層のコイル導体が交互に並列配置されることを特徴とするワイヤレス給電装置。
  2. 前記給電コイルは、前記第1層と前記第2層を有する多層基板上に巻回され、
    前記多層基板における前記第1層および前記第2層の双方または一方は、前記給電コイルのコイル導体を基板内部に収納するための溝を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス給電装置。
  3. 前記多層基板の中央部には空洞が設けられ、かつ、前記空洞の一部には切り込みが入れられており、
    前記第1層のコイル導体と前記第2層のコイル導体は、前記切り込み部分において連結されることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤレス給電装置。
  4. 前記給電コイルの直径よりも前記スペースが大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  5. 前記給電コイルと磁気結合するエキサイトコイルを含むエキサイト回路、を更に備え、
    前記エキサイト回路は、前記電源回路から供給された前記交流電力を前記エキサイトコイルから前記給電コイルに供給し、
    前記エキサイトコイルは、前記給電コイルの内側に巻回されるコイルであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  6. 給電コイルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置であって、
    前記受電コイルとキャパシタを含み、前記給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから前記交流電力を供給される負荷とを含むロード回路と、を備え、
    前記受電コイルは、コイル導体間にスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、前記受電コイルの軸方向から見たときに前記第1層のコイル導体と前記第2層のコイル導体が交互に並列配置されることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  7. 前記受電コイルは、前記第1層と前記第2層を有する多層基板上に巻回され、
    前記多層基板における前記第1層および前記第2層の双方または一方は、前記受電コイルのコイル導体を基板内部に収納するための溝を有することを特徴とする請求項6に記載のワイヤレス受電装置。
  8. 前記多層基板の中央部には空洞が設けられ、かつ、前記空洞の一部には切り込みが入れられており、
    前記第1層のコイル導体と前記第2層のコイル導体は、前記切り込み部分において連結されることを特徴とする請求項6または7に記載のワイヤレス受電装置。
  9. 給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、前記給電コイルから前記受電コイルにワイヤレス送電するためのシステムであって、
    前記給電コイルに交流電力を供給する電源回路と、
    前記給電コイルおよび第1のキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する給電コイル回路と、
    前記受電コイルおよび第2のキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから前記交流電力を供給される負荷とを含むロード回路と、を備え、
    前記給電コイルおよび前記受電コイルの双方または一方は、コイル導体間にスペースを確保しつつ第1層に巻回されたあと第2層にも巻回され、かつ、送電方向から見たときに前記第1層のコイル導体と前記第2層のコイル導体が交互に並列配置されることを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。
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