JP2002231534A - 高圧変圧器の巻線及びその作製方法 - Google Patents

高圧変圧器の巻線及びその作製方法

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JP2002231534A JP2001290340A JP2001290340A JP2002231534A JP 2002231534 A JP2002231534 A JP 2002231534A JP 2001290340 A JP2001290340 A JP 2001290340A JP 2001290340 A JP2001290340 A JP 2001290340A JP 2002231534 A JP2002231534 A JP 2002231534A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線に関して体積や重量を増加させることな
く巻線の放熱をより効果的にできる高圧変圧器を提供す
る。 【解決手段】 数枚の円板を並置することによって電気
巻線を形成する。各円板(12a、12b)は良好な熱
伝導率の電気絶縁材料から成り、導線(18a、18
b)が収容された渦巻き状の溝(16a、16b)を有
する。この巻線は放射線装置で使用される高圧変圧器に
適用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧変圧器及び超
高圧変圧器に関し、特にX線管に電圧を供給するのに使
用される高圧変圧器及び超高圧変圧器に関し、また特に
このような高圧変圧器又は超高圧変圧器のための巻線に
関する。
【0002】
【発明の背景】X線管は、真空チャンバの中に、マンガ
ンなどの材料で被覆された回転円板を有する陽極(又は
ターゲット)に電子線を放出する陰極を具備する。陰極
から放出された電子を加速するために、100kV以上
の電圧を陰極と陽極の間に印加することによってこれら
2つの素子の間に電界を形成する。加速された電子線の
回転円板上の衝突点からX線が放出される。
【0003】入力電圧から100kV以上の高電圧及び
超高電圧を得るためには、変圧器の巻線に接続された整
流回路を有することが望ましい。変圧器の巻線は超高電
圧にさらされるので、十分な厚さの材料で巻線の複数の
巻き部を互いに絶縁することが望ましい。この材料は、
放熱の良好な熱伝導率を有する一方で、電気不良を防止
するために良好な電気絶縁体でなければならない。この
ため、巻線は、複数の巻き部の層に配置された紙と、変
圧器が収容されたチャンバ全体を充填する誘電油とを通
常使用する。しかし、この技術では、電流が引き起こす
可能性のある巻線の加熱のために、効果的に放熱するこ
とができない。更に、動作コストをさげるために特にス
キャナにおいてより高速に、例えば従来よりも4倍以上
の速さで放射線試験を行わなければならない適用例もあ
る。この結果、単位時間当たりにさらに大きな熱が発散
される。
【0004】現在の技術では、この問題の一解決法とし
て、変圧器の体積と重量を増加する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻線に関して
体積や重量を増加させることなく巻線の放熱をより効果
的にできる高圧変圧器に関する。
【0006】本発明の一実施例は、(a)中心に形成さ
れた穴を有する電気絶縁材料からなる少なくとも1枚の
板と、(2)前記板の少なくとも片側に配置された渦巻
き状に巻かれた導線とを具備する変圧器の電気巻線に関
する。
【0007】本発明の一実施例は、導線が収容された渦
巻き状の溝を有する数枚の板を具備する導線を作製する
ための巻き付け方法に関する。
【0008】本発明のその他の特徴及び利点は添付の図
面を参照して以下の実施例の説明により明白なものとな
るであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】導線で発散する電気エネルギーか
ら発生する熱を発散するために、本発明の一実施例で
は、電気絶縁材料は高い熱伝導率を有する。
【0010】本発明の一実施例において、渦巻き状に巻
かれた導線を各々が有する並置された複数の板と導線の
複数の渦巻き部とが同じ回り方を示すが、ある板では外
側から内側に向かって巻かれ、それに隣接する板では内
側から外側に向かって巻かれている。導線の渦巻き状の
巻線は、導線を収容するために少なくとも片側に形成さ
れた渦巻き状の溝又はチャネルによって得られることが
好ましい。導線を1枚の板から隣接する板に通すことを
可能にするために、第1の板が渦巻き部の外周部の点に
切欠きを有する一方、隣接する板(又は第2の板)は渦
巻き部の内周部の点に切欠きを有する。これによって、
導線が第1の板の外周部の切欠きを介して第1の板を通
過して隣接する板(又は第2の板)に届き、また第2の
板の内周部の切欠きを介して隣接する板を通過して次の
板(又は第3の板)に到着する。この第3の板は、第1
の板同様、外周部の切欠きを有する。
【0011】この導線は、断面が単一又は多重ストラン
ド型の円形であることが好ましい。
【0012】溝の底辺の形状は導線の断面形状に適合す
るのが好ましいが、半円形状でも平坦形状でも可能であ
る。板の周辺部としては、いかなる形状も可能である
が、先鋭な形状は避けるべきである。
【0013】板の中心穴の輪郭形状は、板を載置した支
持体の外形に適合する。板の組み立てを可能且つ容易に
するために、板は盲孔と協働するラグなどの手段を有す
る。
【0014】高熱伝導率の電気絶縁体を充填するように
設計された空間を複数の板の間に形成するように板を組
み立てる。
【0015】複数の板の間に配置された高熱伝導率の電
気絶縁体としては、使用温度において液体でも固体でも
可能である。
【0016】尚、図1、図3、図4、及び図5は概略図
であり、図2に示される相対的な大きさを表してはいな
い。
【0017】巻線10a又は10bは絶縁材料からなる
円板12a又は12bを具備し(図1及び図2)、円板
12a又は12bの片側14a又は14bは渦巻き状の
溝又はチャネル16a又は16bを有し、その反対側2
6a又は26bは平坦になっている。導線18a又は1
8bは溝16a又は16bに収容されて、第1の周辺端
部20a又は20b及び第2の中心端部22a又は22
bにおいて溝から抜け出る。
【0018】渦巻き部を形成する隣接するチャネルは、
同様の渦巻き形状を持つ壁24a又は24bによって分
離されている。導線は接着点などの手段によって渦巻き
状の溝に保持される。
【0019】円板12a又は12bでは、その中心部に
孔50a又は50bが形成されている。円板12aは、
渦巻き部の外周部の終点20aにおける周辺部に、円板
12bの渦巻き部の外周部の始点20bの方向(点線6
4)に導線18aを通すための切欠き62aを有する。
一方、円板12bは、点20bにおける周辺部ではなく
渦巻き部の内周部の終点22bに、後続の隣接する円板
の渦巻き部の内周部の始点の方向(点線68)に導線1
8bを通すための切欠き6bを有する。
【0020】尚、円板12aの内周部の点22aから外
周部の点20aを通り、且つ円板12bの外周部の点2
0bから内周部の点22bを通るように、渦巻き状の溝
16a及び16bは、例えば反時計回りなどの同じ回り
方を有する。従って、渦巻き部を形成する複数の巻き部
からなる巻線は、円板12aでは内側22aから外側2
0aに、円板12bでは外側20bから内側22bに向
かって形成される。
【0021】これらの渦巻き部の特徴や、円板の周辺部
や内周部の穴を介して導線を1枚の円板から隣接する円
板に通すという特徴によって、導線18a及び18bを
横切る電流によって発生した磁界が合算される。
【0022】説明のために、円板12は1mmの厚さE
を有し、溝は6/10mmの深さPを有し、壁24は2
/10mmの幅Lを有する。溝16によって、直径Dが
6/10mmの円形の断面を有する導線18を収容する
ことができる。
【0023】溝の底辺としては、図2に示すように、円
形の断面を有する円筒形の導線を収容するために、半円
形状や平坦形状などいかなる形状でも可能である。導線
は、断面が円形であるものが好ましいが、電気放電を引
き起こすような先鋭な縁部が存在しないという条件で他
のいかなる形状も可能である。
【0024】円板の絶縁材料としては、良好な電気絶縁
を形成し且つ高い熱伝導率を示すものであれば全ての既
知の種類が可能である。1998年10月5日、本出願
人によって出願されたフランス特許出願第2,784,
261号記載の材料が好ましい。
【0025】この円板は例えば図面に示す円形形状など
の異なる形状を有することが可能であるが、楕円形状や
角に丸みがついた矩形形状などの他の形状も可能であ
る。円板の形状に適合することができたり又は円板の形
状以外の形状をとることができる渦巻き部にも同様のこ
とが当てはまる。内周部の穴としても、いかなる形状も
可能であり、円板の外形に適合することも適合しないこ
とも可能である。内周部の穴の形状は、巻線が載置され
る予定の磁気ハブの形状に対応している。
【0026】一般に、良好な熱伝導率で複数の巻き部の
間に良好な電気絶縁を確保し導線の損失により発生した
熱を効果的に発散できるようにするために、渦巻き状の
導線の支持体は電気絶縁材料からなる板となっている。
渦巻き部の隣接する溝が壁24a及び24bにより分離
されることによって、導線の隣接する2つの巻き部の間
の電気絶縁を形成する。
【0027】絶縁板上に平坦に渦巻き状に巻かれた絶縁
された導線を使用することによって、本発明の一実施例
を適用することができる。この電気絶縁は、複数の巻き
部の間に絶縁物を注入することに絶縁され且つ可能な限
り強化された導線によって得られる。
【0028】本発明の一実施例において、数枚の円板1
2を並置することによって数本の巻線10がまとめられ
てコイルを形成する。これによって、円板12bの溝1
6bを有する片側14bは円板12aの平坦な片側26
aと対向し、且つこれら2枚の円板の間に空間28を可
能な限り残しながら片側28aによって被覆される。
【0029】空間28は、導線18で発散した電気エネ
ルギーから発生する熱を奪いとるように、良好な熱伝導
率を有する材料を受け入れるために形成されている。こ
の材料は、例えば絶縁油のような流体であるが、シリコ
ーンやポリマーのような固体でも可能である。
【0030】コイルを形成するために、円板30(図3
及び図4)の導線18は円板30の外周部の切欠き62
aを介して点20bで後続の円板32に向かって通過す
る。その後、導線18は円板32の渦巻き部と点22b
における内周部の切欠き66bとを介して点22cで第
3の円板34に向かって通過する。最後に、導線18
は、図示しない第4の円板に向かって通過する(矢印3
8)ために、切欠き70cを介して点20cで第3の円
板34を通過する。第1の円板30では、先行する円板
からの導線18が点22aに到着する(矢印36)。
【0031】円板30、32、及び34の渦巻き部は、
例えば図1に示すような反時計回りのように同じ回り方
を有するが、円板30及び34では内側から外側に向か
って渦が巻かれ、中心の円板32では外側から内側に向
かって渦が巻かれている。さらに、導線18は、円板3
0及び32の間では外側で1つの円板を次の円板に向か
って通過するが、円板32及び34の間では内側で通過
する。その結果、導線18を循環する電流によって各円
板に磁界が発生し、この磁界が他の円板で発生した他の
磁界に加えられる。
【0032】あるコイルを形成する一まとまりの円板を
マンドレル40に形成することができる。このマンドレ
ル40は円板の穴50と協働している。これらの円板は
2つのフランジ42及び44によって互いを維持し合
い、フランジ42及び44は例えば図示しないねじ付き
ロッドとナットとによって円板に押し付けられている。
複数の円板の間の空間28は例えば図示しないウェッジ
によって得られ、これらの円板の角度位置は図示しない
盲孔と協働し且つ各円板の両側に配置された図示しない
ラグによって維持される。
【0033】複数の円板の間の空間28には、熱を奪い
取るための非常に良好な熱伝導率を有する電気絶縁生成
物を充填することができる。この生成物としては、固体
も可能である。使用条件が厳しい場合は、非常に良好な
熱伝導率を有する電気絶縁流体を充填した密閉容器の中
にコイルを配置することができる。この流体はラジエー
タなどの冷却手段によって可能な限り冷却されている。
【0034】本発明によるコイルは以下の利点を有す
る。すなわち、(1)これらのコイルは、絶縁円板と導
線を収容する溝とを使用することによって非常に高い電
圧を支援することができる。(2)これらのコイルは運
転温度で固体となる材料に封入することができるが、冷
却油に浸漬することもできる。(3)導線にはニスを塗
布することもできるし、また多重ストランド型の導線も
可能である。(4)円板の電気絶縁材料は、従来技術の
コイルで使用された絶縁紙よりも高い電気導電率を有す
る。また、この電気絶縁材料はより高い誘電率とより低
い誘電損を有する。(5)円板は成形によって作製され
るので、そのコストは低い。(6)これらの円板によっ
て、コイルを得るための組み立てが容易になる。
【0035】また、本発明は複数の円板によってコイル
を形成するための巻線方法に関する。この方法によれば
(図5)、コイルを形成するのに望ましい円板の数N、
例えばN=6を計算する。これら6枚の円板の内、3枚
の円板D1、D3、及びD5は内周部の切欠き66bを
持つ円板12bに沿った渦巻き部を有し、3枚の円板D
2、D4、及びD6は外周部の切欠き62aを持つ円板
12aに沿った渦巻き部を有する。
【0036】線コイル80から延出する導線18は円板
D5及びD3の穴を通過し、導線18の先端は切欠き6
6bにおける内周部の点22bで円板D1に到達する。
円板D1は関節腕84に担持される図示しないマンドレ
ルによって支持される。外周部の点20bで終端するた
めに、円板D1を右方向に回転させることによって導線
18をローラ82により渦巻き状の溝に収容する。その
後、腕84を移動して円板D2を受け取り、それを円板
D1に隣接した位置にあるマンドレルまで持っていく。
この隣接位置において、円板の外周部側から通過するた
めに、導線18を円板D2の外周部の切欠き62aに収
容する。内周部の点22aで終端するために、マンドレ
ルを右方向に回転させることによって導線18をローラ
82により円板D2の渦巻き部に収容する。
【0037】その後、円板D3を円板D2に当接して、
円板D3を厚さ方向に横切るために導線18を内周部の
錐欠き66bに通す。外周部の点20bで終端するため
に、マンドレルを右方向に回転させることによって導線
18をローラ82により円板D3の渦巻き部に収容す
る。
【0038】円板D4を円板D3に並置して渦巻き状の
巻線を形成するために、円板D2と同じ方法で円板D4
をマンドレルに当接する。その後、円板D5が処理さ
れ、円板D6がこれに続く。円板D6の後にコイル巻線
が完成し、この巻線は並置された6枚の円板D1〜D6
を具備する。
【0039】上記の説明によって、巻線方法が下記の工
程を含む下記の段階を有することがわかる。すなわち、
(a)中心穴から板の周辺部に伸びる渦巻き状の溝16
bと中心穴50bとを片側に有する複数の第1の板D
1、D3、及びD5を作製する工程と、(b)板の周辺
部から中心穴に伸びる渦巻き状の溝16aと中心穴50
aとを片側に各々有する複数の第2の板D2、D4、及
びD6を作製する工程と、(c)複数の第1の板D1、
D3、及びD6の穴に導線18を通す工程と、(d)複
数の第1の板の内、板D1をマンドレルに固定する工程
と、(e)中心穴を始点に導線18を溝の位置に配設す
るためにマンドレルを回転する工程と、(f)導線18
が渦巻き部の外周部の端部に到達した時にマンドレルの
回転を停止する工程と、(g)複数の第2の板の内、板
D2をマンドレルに固定する工程と、(h)渦巻き部の
外周部の端部を始点に導線18を溝の位置に配設するた
めにマンドレルを回転する工程と、(i)導線18が中
心穴で終端した時にマンドレルの回転を停止する工程
と、(j)複数の第1及び第2の板上で巻線が得られる
まで工程d〜工程iを繰り返す工程とを具備する。
【0040】特許請求の範囲に記載された本発明の範囲
を逸脱することなく当業者により構成及び/又は工程及
び/又は機能において様々な変更を実施されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導線を有する隣接する2枚の円板の概略図。
【図2】 導線を有する隣接する2枚の円板の一部の拡
大断面斜視図。
【図3】 導線を有する並置された3枚の円板の組み立
てを示す概略図。
【図4】 3枚の円板のマンドレルへの載置の概略図。
【図5】 巻線を構成する円板の渦巻き部に導線を配置
する方法を示す線図。
【符号の説明】
10a、10b…巻線、12a、12b…円板、16
a、16b…溝、18、18a、18b…導線、24、
24a、24b…壁、30、32、34…円板、40…
マンドレル、42、44…フランジ、50a、50b…
孔、62a、62b…切欠き、70c…切欠き、80…
線コイル、82…ローラ、84…関節腕、D1、D2、
D3、D4、D5、D6…円板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E043 AB01 BA01 DA02 5E050 CA01 5E062 EE02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)中心に形成された穴を有する電気
    絶縁材料からなる少なくとも1枚の板(12a、12
    b)と、 (b)前記板(12a、12b)の少なくとも片側に配
    置され且つ巻き部が互いに電気的に絶縁されている渦巻
    き状に巻かれた導線(18a、18b)とを具備する変
    圧器の電気巻線。
  2. 【請求項2】 前記板(12a、12b)は、前記導線
    (18a、18b)が収容された渦巻き状の溝(16
    a、16b)を有する請求項1記載の電気巻線。
  3. 【請求項3】 前記板(12a、12b)は、高い熱伝
    導率を有する材料から成る請求項1又は2記載の電気巻
    線。
  4. 【請求項4】 各々が渦巻き状に巻かれた導線を持つ並
    置された複数の板を具備し、前記導線(18a、18
    b)の渦巻き部は同じ回り方を示すが、1枚の板(12
    b)では外側(20b)から内側(22b)に向かって
    巻かれ、隣接する板(12a)では内側(22a)から
    外側(20a)に向かって巻かれる請求項1、2、又は
    3記載の電気巻線。
  5. 【請求項5】 コイルの巻き付け動作において、前記導
    線(18)を1枚の板から隣接する板に通すように、1
    枚の板(12a)が渦巻き部(18a)の外周部の点
    (20a)に切欠き(62a)を有する一方、隣接する
    板(12b)は、渦巻き部(18b)の内周部の点(2
    2b)に切欠き(66b)を有する請求項4記載の電気
    巻線。
  6. 【請求項6】 前記導線(18a、18b)は、断面が
    円形である請求項1から5のいずれか1項に記載の電気
    巻線。
  7. 【請求項7】 前記溝(16a、16b)の底辺は、半
    円形の形状を有する請求項2から6のいずれか1項に記
    載の電気巻線。
  8. 【請求項8】 前記溝の底辺は、平坦である請求項2か
    ら6のいずれか1項に記載の電気巻線。
  9. 【請求項9】 前記板(12)は、周辺部が円形となっ
    ている円板の形状を有する請求項1から8のいずれか1
    項に記載の電気巻線。
  10. 【請求項10】 前記板(12)は、周辺部が楕円形と
    なっている円板の形状を有する請求項1から8のいずれ
    か1項に記載の電気巻線。
  11. 【請求項11】 前記板(12)は、周辺部が角に丸み
    のついた矩形となっている円板の形状を有する請求項1
    から8のいずれか1項に記載の電気巻線。
  12. 【請求項12】 前記板(12)の穴は、前記板が載置
    された支持体の輪郭に適合した輪郭を有する請求項1か
    ら11のいずれか1項に記載の電気巻線。
  13. 【請求項13】 各板(12a、12b)の両側は、隣
    接する複数の円板を互いに組み立て、且つ前記複数の円
    板の間の高熱伝導率の電気絶縁体用の充填空間(28)
    を維持するための手段を具備する請求項1から12のい
    ずれか1項に記載の電気巻線。
  14. 【請求項14】 前記空間(28)を充填する前記効熱
    伝導率の電気絶縁体は、使用温度で固体である請求項1
    3に記載の電気巻線。
  15. 【請求項15】 前記巻線は、高熱伝導率の電気絶縁流
    体で充填された密閉容器内に配置される請求項13に記
    載の電気巻線。
  16. 【請求項16】 電気巻線を得るための方法において、 (a)中心穴から板の周辺部に伸びる渦巻き状の溝(1
    6b)と中心穴(50b)とを片側に各々有する複数の
    第1の板(D1、D3、D5)を作製する工程と、 (b)板の周辺部から中心穴に伸びる渦巻き状の溝(1
    6a)と中心穴(50a)とを片側に各々有する複数の
    第2の板(D2、D4、D6)を作製する工程と、 (c)前記複数の第1の板(D1、D3、D5)の穴に
    導線(18)を通す工程と、 (d)前記複数の第1の板の内、板(D1)をマンドレ
    ルに固定する工程と、 (e)前記中心穴を始点に前記導線(18)を前記溝の
    位置に配設するために前記マンドレルを回転する工程
    と、 (f)前記導線(18)が渦巻き部の外周部の端部に到
    達した時に前記マンドレルの回転を停止する工程と、 (g)前記複数の第2の板の内、板(D2)を前記マン
    ドレルに固定する工程と、 (h)前記渦巻き部の外周部の端部を始点に前記導線
    (18)を前記溝の位置に配設するために前記マンドレ
    ルを回転する工程と、 (i)前記導線(18)が前記中心穴で終端した時に前
    記マンドレルの回転を停止する工程と、 (j)前記複数の第1及び第2の板上で巻線が得られる
    まで工程(d)から工程(i)を繰り返す工程とを具備
    する方法。
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