JP2020060316A - 熱源機 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸性水蒸気の逆流を防止するとともに、作業性に優れる熱源機を安価に提供する。【解決手段】バーナ31が配設されたバーナボディ30と、バーナボディ30と接続され、燃料ガスと燃焼用空気との混合気をバーナ31に供給するファン70が収容されたファンケース40と、混合気のガス流路の下流側へのみ開放するフラップ52を有する逆止弁5とを備える熱源機において、逆止弁5をファン側接続流路内における吹出口44よりも上流側に配設する。【選択図】図2

Description

本発明は、熱源機に関する。特に、本発明は、バーナが配設されたバーナボディと、バーナボディと連通状態で接続されるファンケースとを有する熱源機に関する。
図5は、従来の熱源機の一例である給湯器を示す概略構成図である。図5に示すように、この給湯器は、燃焼面310aが下向きとなるように、バーナボディ300の下面に設けられた下向き燃焼式のバーナ310を有する。また、バーナ310の燃焼面310aの下方には、顕熱回収型の一次熱交換器210が設けられており、さらにその下方に、潜熱回収型の二次熱交換器220が設けられている。
この種の給湯器では、ファンケース400内のファン700を回転させることにより、混合装置620内で、給気管630から取り込まれる空気とガス供給管640から送り込まれる燃料ガスとが混合されて混合気が生成される。そして、混合気が、ファンケース400からバーナボディ300に送り込まれる。
上記給湯器では、バーナ310の燃焼面310aは下向きに設けられているため、給湯運転中、ファン700の送風によりバーナ310からの火炎とともに燃焼排気が下方へ向かって噴出される。そして、燃焼排気が一次及び二次熱交換器210,220に送られた後、燃焼排気は排気ダクト660を通って排気口から給湯器外へ排出される。このとき、二次熱交換器220で潜熱が回収された燃焼排気の一部は、二次熱交換器220内で凝縮して酸性のドレンとなって、滞留する。
また、上記給湯器では、給湯運転の停止によりバーナ310の燃焼が終了すると、ファン700による送風も停止する。このとき、バーナ310は一次及び二次熱交換器210,220の上方に設けられているため、二次熱交換器220内に滞留していた酸性のドレンが蒸発して酸性水蒸気が発生し、バーナボディ300へ上昇してくる。そのため、酸性水蒸気がバーナ310を越えて、ファンケース400や、さらに混合装置620に到達する場合がある。その結果、酸性水蒸気がこれらの内部で結露すると、ファンケース400内のファン700の羽根が錆びたり、混合装置620が腐食したりする。
上記観点から、バーナボディ300とファンケース400との間に、逆止弁500が配設されている。逆止弁500のフラップ520は、混合気のガス流路の下流側へのみ開放するように設けられているため、ファン700の停止中、バーナボディ300よりも上流側への酸性水蒸気の到達が防止される。
特開2017−20693号公報
ところで、ファン700の送風によってファンケース400からバーナボディ300に混合気を供給するためには、ファンケース400のファン側接続流路とバーナボディ300のバーナ側接続流路とを気密状態で接続する必要がある。そのため、特許文献1の給湯器では、バーナボディ300のバーナ側接続流路の上流端側の接続端面に、逆止弁500の周縁部及び逆止弁500の上流側に配設される環状パッキンが嵌り込む階段状の段差部が設けられ、逆止弁500はバーナボディ300の流入口350からバーナ側接続流路内に向かって着脱可能に挿入されている。従って、バーナ310のメンテナンスや清掃等の作業では、バーナボディ300とファンケース400との接続を解除することにより、逆止弁500をバーナボディ300のバーナ側接続流路内から取り出すことができる。
しかしながら、上記のように逆止弁500がバーナ側接続流路内から取り出し可能であると、バーナボディ300とファンケース400とを再度、接続するときに、逆止弁500の取り付け忘れが生じやすい。また、メンテナンス等の作業が行われるごとに逆止弁500の再取り付けが必要になるため、作業工程が増加する。さらに、バーナボディ300とファンケース400とを気密状態で接続するためには、逆止弁500をバーナボディ300の上流端側の接続端面の段差部に正確に嵌め込む必要がある。そのため、逆止弁500の再取り付け時に、取り付け不良が生じやすい。また、ファンケース400とバーナボディ300との間に逆止弁500が挟まれた状態で気密性を確保するためには、逆止弁500が嵌め込まれるバーナボディ300の上流端側の接続端面の段差部をアルミダイキャスト等により精密に形成する必要があり、コストが増加する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ファンの停止中にバーナボディからファンケースへの酸性水蒸気の逆流を防止できるとともに、メンテナンス等の作業における逆止弁の取り付け忘れや取り付け不良を防止できる熱源機を低コストで提供することにある。
本発明によれば、
バーナが配設されたバーナボディと、
前記バーナボディと接続され、燃料ガスと燃焼用空気との混合気を前記バーナに供給するファンが収容されたファンケースと、
前記混合気のガス流路の下流側へのみ開放するフラップを有する逆止弁と、を備える熱源機であって、
前記バーナボディと前記ファンケースとは、前記バーナボディのバーナ側接続流路の流入口と前記ファンケースのファン側接続流路の吹出口とを介して、相互に連通しており、
前記逆止弁は、前記ファン側接続流路内における前記吹出口よりも上流側に配設されている熱源機が提供される。
上記熱源機によれば、逆止弁は、バーナボディのバーナ側接続流路の上流端開口部である流入口と連通するファンケースのファン側接続流路の下流端開口部である吹出口よりも上流側に配設される。このため、メンテナンス等の作業において、逆止弁をファンケースのファン側接続流路内から取り出すことなく、逆止弁がファンケースのファン側接続流路内に配設されている状態で、バーナボディとファンケースとの接続を解除することができる。なお、本明細書では、ファン収容部からバーナボディの流入口と連通する吹出口までのファンケースの下流側接続流路を、ファン側接続流路といい、吹出口から吹き出される混合気が流入口を介して流入するバーナボディの上流側接続流路を、バーナ側接続流路という。
また、上記熱源機によれば、逆止弁はファンケースの吹出口よりも上流側に配設されているから、バーナボディの流入口の周縁部に逆止弁を配設するための複雑な形状を形成する必要がない。このため、バーナボディの流入口の周縁部を、気密状態の形成に有利な平面状に形成することができる。これにより、板金を成形することによって作製される安価なバーナボディを使用することができる。
好ましくは、上記熱源機において、
前記逆止弁は、前記フラップが閉じているとき、前記フラップが前記吹出口よりも上流側に位置するように、前記ファン側接続流路内に配設される。
上記熱源機によれば、逆止弁は、フラップが閉じているとき、フラップがファンケースの吹出口よりも上流側に位置するように、ファンケースのファン側接続流路内に配設されているから、バーナボディとファンケースとを接続させるときに、フラップとバーナボディの流入口の周縁部との干渉を防止することができる。これにより、バーナボディとファンケースとを確実に気密状態で接続することができる。
好ましくは、上記熱源機において、
前記逆止弁は、前記フラップが開放しているとき、前記フラップが前記流入口の流入口開口縁に当接するように、前記ファン側接続流路内に配設される。
上記熱源機によれば、逆止弁は、フラップが開放しているとき、フラップがバーナボディの流入口の流入口開口縁に当接するように、ファンケースのファン側接続流路内に配設されているから、フラップの移動がバーナボディの流入口開口縁によって規制される。これにより、大量の混合気がファンケースからバーナボディへ供給される場合でも、フラップの過度の移動が防止されるから、フラップの引っ掛かりや変形を防止することができる。
好ましくは、上記熱源機において、
前記逆止弁は、前記フラップを回動自在に軸支する軸支部が設けられたケース体を有し、
前記ファン側接続流路は、前記吹出口の吹出口開口縁が前記軸支部よりも前記ファン側接続流路の内方に位置するように、前記軸支部を収容する収容部を有する。
上記熱源機によれば、逆止弁は、フラップを回動自在に軸支する軸支部が設けられたケース体を有しているから、混合気がファンケースからバーナボディへ供給されるとき、フラップは軸支部を基点として混合気のガス流路の下流側のみに向かって開放する。そして、ファンケースのファン側接続流路は、ファンケースの吹出口の吹出口開口縁が軸支部よりもファンケースのファン側接続流路の内方に位置するように、軸支部を収容する収容部を有しているから、混合気がファンケースのファン側接続流路内を流れるとき、軸支部によって混合気の流れが妨げられることもない。
また、上記熱源機によれば、軸支部はファンケースのファン側接続流路に設けられた収容部内に収容されており、ファンケースの吹出口開口縁が軸支部よりもファン側接続流路の内方に位置しているから、ファンケースの吹出口は逆止弁の配設位置におけるファン側接続流路よりも小さい。そのため、ファンケースの吹出口に対向するバーナボディの流入口を小さくすることができる。これにより、バーナボディのバーナ側接続流路を小さくすることができるから、コンパクトなバーナボディを形成することができる。
好ましくは、上記熱源機において、
前記逆止弁は、前記ケース体の外周面から外方に突出するフランジ片を有しており、
前記フランジ片は、前記ファン側接続流路を形成する構成壁の内面に設けられた溝部に嵌め込まれる。
上記熱源機によれば、ケース体の外周面から外方に突出するフランジ片をファン側接続流路を形成する構成壁の内面に設けられた溝部に嵌め込むことにより、逆止弁をファン側接続流路内に固定することができる。従って、バーナボディとファンケースとの接続が解除されるときでも、ファン側接続流路からの逆止弁の脱落を確実に防止することができる。
また、上記熱源機によれば、フランジ片がファン側接続流路を形成する構成壁の内面に設けられた溝部に嵌め込まれるから、酸性水蒸気がケース体の外周面とファン側接続流路を形成する構成壁の内面との間に侵入しても、酸性水蒸気はフランジ片と溝部との間の狭い隙間に入り込む。そのため、酸性水蒸気が狭い隙間を通過するとき、通過抵抗が大きくなる。これにより、溝部よりも上流側への酸性水蒸気の漏れを確実に防止することができる。
好ましくは、上記熱源機において、
前記流入口は、前記流入口開口縁から下流側に向かって突出するバーリング部を有する。
上記熱源機によれば、バーナボディの流入口は流入口開口縁から下流側に向かって突出するバーリング部を有するから、フラップが流入口開口縁に当接しても、フラップの引っ掛かりや変形が生じ難い。また、バーリング部が、バーナボディとファンケースとの接続の障害物となることもない。
以上のように、本発明によれば、逆止弁をファンケースのファン側接続流路内から取り出すことなく、逆止弁がファンケースのファン側接続流路内に配設されている状態で、バーナボディとファンケースとの接続を解除することができる。従って、メンテナンス等の作業が終了し、バーナボディとファンケースとを再接続するとき、逆止弁の取り付け忘れを確実に防止することができる。また、バーナボディとファンケースとを再接続するとき、逆止弁の再取り付け作業が不要であるだけでなく、逆止弁の取り付け不良が生じることもない。さらに、気密性を確保するために、逆止弁を嵌め込む複雑な形状をバーナボディの流入口の周縁部に形成する必要がない。従って、本発明によれば、酸性水蒸気の逆流を確実に防止でき、作業性を向上させることができる熱源機を低コストで提供することができる。
本発明の実施の形態に係る熱源機を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る熱源機を示す要部分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る熱源機の逆止弁が開いた状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱源機の逆止弁が閉じた状態を示す要部拡大断面図である。 従来の熱源機を示す概略構成図である。
以下、図面を参照しながら本実施の形態の熱源機を具体的に説明する。図1は、給湯器に適用した本発明の実施の形態に係る熱源機の概略構成図であり、図2は、熱源機の要部を示す分解斜視図である。
給湯器のケーシング100内には、下向きの燃焼面31aを有するバーナ31を備えるバーナボディ30と、これに連通するファンケース40とが設けられている。ファンケース40は、横倒し状態で配設されている。ファンケース40内には、空気と燃料ガスの混合気をバーナボディ30内のバーナ31に送り込む縦軸型のファン70が収容されている。なお、本明細書では、便宜上、バーナボディ30とファンケース40とが並列している方向を左右方向、左右方向と水平方向に交差する方向を前後方向、左右方向と鉛直方向に交差する方向を上下方向という。また、ファン70の回転によって形成される混合気のガス流路に従って、ファンケース40側を上流側、バーナボディ30側を下流側という。
バーナボディ30内のバーナ31の下方には、バーナ31からの燃焼排気で加熱される顕熱熱交換器である第1熱交換器21と、潜熱熱交換器である第2熱交換器22とが設置されている。また、ファンケース40の上流側には、空気と燃料ガスとを混合させる混合装置62が連設されている。混合装置62には、空気が供給される給気管63と、燃料ガスが供給されるガス供給管64とが接続されている。
図2に示すように、ファンケース40は、上方に開放し、ファン70を収容可能なファン収容部41aを有する下ケース41と、モータMが収容されたモータ収容部42aを有する上ケース42とを備える。下ケース41のファン収容部41aの下面には、ファン70の回転によって混合装置62から送られてくる混合気が流入する給気口48が開設されている。また、下ケース41のファン収容部41aの外周面に続く下流側には、上方に開放する略U字状の下通路部41bが延設されている。下通路部41bの下流端の周縁には、外方に張り出す取り付けフランジ41cが形成されている。また、上ケース42のモータ収容部42aの下流側には、下通路部41bの上方開放部を覆う通路蓋部42bが延設されている。通路蓋部42bの下流端は、上方に張り出す取り付けフランジ41cの上流側の端面に当接するように設定されている。従って、本実施の形態では、下ケース41と上ケース42とを接合させると、下ケース41の下通路部41bと、上ケース42の通路蓋部42bとによって、混合気がファンケース40からバーナボディ30へ向かって流れるファンケース40の下流側接続流路である略矩形状のファン側接続流路4が形成される。また、側方に開口する下ケース41の下通路部41bの下流端によって、ファンケース40の下流端開口部である混合気が吹き出される吹出口44が形成される。さらに、取り付けフランジ41cによって平面状のファン側接続端面が形成される。なお、ファンケース40を構成する下ケース41や上ケース42の構造は、特に限定されない。例えば、ファンケース40は、中間の高さで分割された下ケース41と上ケース42とを接合することによって形成されてもよい。また、取り付けフランジ41cの一部は、上ケース42に形成されてもよい。
図2及び図3に示すように、下ケース41の下通路部41bの下流端よりも上流側の所定位置には、下通路部41bの内面を外方に凹ませた下溝部41dが形成されている。また、下ケース41と上ケース42とを接合させたとき、上ケース42の通路蓋部42bにおける下溝部41dに対応する位置には、通路蓋部42bの内面を外方に凹ませた上溝部42dが形成されている。これらの上下溝部42d,41dには、後述する逆止弁5のケース体50のフランジ片51が嵌め込まれる。なお、上下溝部42d,41dは、ファン側接続流路4を形成する構成壁の全ての内面に形成する必要はなく、フランジ片51に対応する位置に設けられる。
上ケース42の通路蓋部42bは、上溝部42dよりも下流側で上方に突設されている。そのため、下ケース41と上ケース42とを接合させると、上溝部42dよりも下流側のファン側接続流路4は、上溝部42dよりも上流側のファン側接続流路4よりも上方に広がっており、上溝部42dの下流側に上方に凹んだ凹部13が形成されている。この凹部13には、後述する逆止弁5の軸支部53が収容される。また、下ケース41の下通路部41bの下流端に形成される吹出口44の吹出口開口縁の上縁は、凹部13が形成されている通路蓋部42bの内面よりも下方(すなわち、ファン側接続流路4の内方)に位置している。
下ケース41の下通路部41bの下流端から上下方向に張り出す取り付けフランジ41cには、ファンケース40と、後述する取り付け用枠体80とを接続するための複数のネジ挿通孔Hが穿設されている。
逆止弁5は、ファンケース40の吹出口44よりも上流側の所定位置に収容されている。逆止弁5は、略矩形筒状のケース体50と、ケース体50の外周面の上流側の端縁から外方に張り出すフランジ片51と、ケース体50の開口部50aの下流側に設けられ、混合気の流れによって下流側へのみ開放するフラップ52と、フラップ52を回動自在に軸支する軸支部53とを備える。
ケース体50の下流側の端面は、下端が上端よりも下流側に位置するように傾斜している。このため、ケース体50の開口部50aがフラップ52によって閉じられると、フラップ52は、開口部50aの傾斜に沿って、フラップ52の下端が軸支部53に軸支された上端よりも下流側に位置する。
既述したように、フランジ片51は、下ケース41の下通路部41bの内面に形成された下溝部41d及び上ケース42の通路蓋部42bの内面に形成された上溝部42dに嵌め込まれる。これにより、逆止弁5の上下及び左右方向における移動が規制され、逆止弁5がファン側接続流路4内に固定される。なお、本実施の形態では、フランジ片51はケース体51の外周面の全周にわたって形成されているが、略矩形筒状のケース体50が用いられる場合、フランジ片51はケース体50の2つの対向する一対の側壁の外周面のうち、上下及び左右方向の少なくともいずれか一方向において対向する一対の側壁の外周面に形成されてもよい。
フラップ52を軸支する軸支部53は、ケース体50の上側壁上であって、上方のフランジ片51の下流側に設けられている。また、既述したように、軸支部53は、ファン側接続流路4内に形成される凹部13に収容されている。このため、図3に示すように、吹出口44の吹出口開口縁の上縁は、軸支部53の下端よりも下方(すなわち、ファン側接続流路4の内方)に位置している。これにより、ファン側接続流路4内を上流側から流れてきた混合気は、軸支部53によって阻害されることなく、円滑に吹出口44に向かって流れる。
また、図4に示すように、逆止弁5は、混合気がファン側接続流路4を流れておらず、フラップ52が閉じているとき、フラップ52が吹出口44よりも上流側に位置するように、ファン側接続流路4内に配設されている。このため、バーナボディ30とファンケース40とを接続させるとき、フラップ52が吹出口44から下流側に突出しない。これにより、フラップ52の干渉による取り付け不良の発生を防止することができる。
さらに、図3に示すように、逆止弁5は、混合気がファン側接続流路4を流れて、フラップ52が開放しているとき、フラップ52が、後述するバーナボディ30の流入口35の流入口開口縁の上縁に当接するように、ファン側接続流路4内に配設されている。これにより、大量の混合気がファン側接続流路4を流れる場合でも、フラップ52の回動が流入口開口縁によって規制される。このため、フラップ52がゴムなどの変形しやすい材料からなる場合でも、フラップ52の変形や引っ掛かりを防止することができる。
図2及び図3に示すように、バーナボディ30は、下面にバーナ31が取り付けられた略矩形状の扁平なバーナボディ本体33と、バーナボディ本体33の上面から上方に突出する筒状の導入部34とを備える。バーナ31は、全一次空気燃焼式のバーナであり、例えば、下向きに開口する多数の炎孔を有するセラミックス製の燃焼プレート、または金属繊維をネット状に編み込んだ燃焼マットからなる。バーナ31は、下向きの燃焼面31aを有しており、ファンケース40から送られてくる混合気を燃焼させる。
導入部34は、下方に開口し、バーナボディ本体33と連通する導入口(図示せず)と、側方に開口する略矩形状の流入口35とを有する。従って、バーナボディ30とファンケース40とを接続させると、流入口35と既述したファンケース40の下流端開口部である吹出口44とを介して、バーナボディ30とファンケース40とが連通する。また、導入部34の内部空間がバーナボディ30の上流側接続通路であるバーナ側接続流路3を形成し、流入口35がバーナボディ30の上流端開口部を形成する。
導入部34の構成壁のうち、上壁及び流入口35が開設された側壁は、平面状に形成されている。また、流入口35が開設された側壁は、正面側端部がバーナボディ本体33の上面の正面側寄りの左右方向中央部に位置し、背面側端部がバーナボディ本体33の上面の背面側寄りの右側方に位置するように、傾斜して設けられている。この流入口35が開設された側壁の上流側接続端面が、バーナ側接続端面を形成する。バーナ側接続端面と、下ケース41の下通路部41bの下流端から外方に張り出す取り付けフランジ41cによって形成されるファン側接続端面とは、後述する取り付け用枠体80(取り付け部)及び環状パッキン90を介して接続される。
流入口35は、導入部34の側壁をバーリング加工することによって形成されている。そのため、流入口35には、バーナボディ30の上流端開口縁である流入口開口縁から下流側に向かって突出するバーリング部35aが形成されている。これにより、逆止弁5のフラップ52が下流側に回動して、フラップ52が流入口開口縁の上縁に当接しても、フラップ52の引っ掛かりや変形を確実に防止することができる。
また、流入口開口縁の上縁は、吹出口開口縁のそれよりも低く形成されている。既述したように、吹出口44は、吹出口開口縁の上縁がそれより上流側のファン側接続流路4を形成する通路蓋部42bの内面よりも下方に位置するように設けられている。そのため、吹出口44に対向する流入口35が開設される側壁の高さ、すなわち、導入部34の高さを低く設定できる。これにより、コンパクトなバーナボディ30を形成することができる。さらに、導入部34の高さが抑えられるため、板金を絞り加工することにより導入部34を有するバーナボディ30を作製することができる。
流入口35の開口幅は、フラップ52の幅よりも若干大きく形成されている。また、既述したように、吹出口開口縁の上縁は軸支部53の下端よりも下方に位置し、流入口開口縁の上縁は吹出口開口縁のそれよりも下方に位置している。さらに、フラップ52の回動は、流入口開口縁の上縁によって規制される。従って、混合気の流量が多くなって、フラップ52が最大開度で開放したときでも、フラップ52の下端は軸支部53よりも下方に位置する。これにより、フラップ52の過度の回動が防止され、フラップ52の変形を確実に防止することができる。
取り付け用枠体80は、圧縮変形可能な環状パッキン90を収容するパッキン収容部84が形成された略矩形状の主枠体81と、主枠体81の上端から下流側に延設された階段状の接合片82と、主枠体81の下端から上流側に延設された階段状の下片83とを有する。主枠体81には、環状パッキン90の外周縁と略同一の大きさの枠体開口部85が形成されている。パッキン収容部84は、環状パッキン90がパッキン収容部84に嵌め込まれると、環状パッキン90の上流側端面がパッキン収容部84の上流側端面から僅かに上流側に突出し、環状パッキン90の下流側端面がパッキン収容部84の下流側端面から僅かに下流側に突出するように設定されている。
パッキン収容部84よりも上方の主枠体81及び下片83には、ネジ16を螺合させるネジ挿通孔Hが穿設されている。また、取り付け用枠体80の接合片82は、導入部34の上壁の上面にスポット溶接により接続されている。
バーナボディ30とファンケース40とを接続させる場合、まず、導入部34のバーナ側接続端面を形成する側壁及びファン側接続端面を形成する取り付けフランジ41cとの間に、環状パッキン90が収容された取り付け用枠体80が挟まれるように、バーナボディ30とファンケース40とを対向配置させる。そして、取り付けフランジ41c及び取り付け用枠体80に形成されたネジ挿通孔Hにネジ16を挿通させ、さらにネジ16とナット26とを締結させる。これにより、対向するファンケース40の下流端開口部である吹出口44とバーナボディ30の上流端開口部である流入口35とが連通する。また、締結によってガス流路の流路方向に環状パッキン90が圧縮され、環状パッキン90の上流側端面が吹出口44の周縁部の取り付けフランジ41cに密接し、環状パッキン90の下流側端面が流入口35の周縁部の側壁に密接する。これにより、バーナボディ30とファンケース40とが気密状態で接続される。
既述したように、給湯運転が終了して、ファン70の回転が停止すると、ファン側接続流路4内を混合気が流れなくなるため、フラップ52によって逆止弁5のケース体51の開口部50aが閉塞される。従って、図4の破線矢印に示すように、第2熱交換器22からバーナボディ30に上昇してくる酸性水蒸気が、バーナ側接続流路3から流入口35及び吹出口44を介してファン側接続流路4に流入しても、酸性水蒸気は逆止弁5のフラップ52で堰き止められる。また、フラップ52で堰き止められた酸性水蒸気の一部は、ケース体50の外周面とファン側接続流路4を形成する下通路部41b及び通路蓋部42bの内面との間の隙間に侵入し、上下溝部42d,41dに到達する。その結果、酸性水蒸気が上下溝部42d,41dを越えて上流側に漏れる虞がある。しかしながら、逆止弁5のケース体50には、外方に張り出すフランジ片51が形成されており、上下溝部42d,41dには、フランジ片51が嵌め込まれている。従って、フランジ片51と上下溝部42d,41dとの間には、狭い隙間Sが形成されている。その結果、上下溝部42d,41dに到達した酸性水蒸気が隙間Sを通過するとき、通過抵抗が大きくなる。これにより、上下溝部42d,41dよりも上流側への酸性水蒸気の漏れを防止できる。また、フランジ片51と上下溝部42d,41dとによりシール性を確保できるから、フランジ片51と上下溝部42d,41dとの間に、シール用の他の環状パッキンを配設することなく、酸性水蒸気の逆流を防止することができる。特に、長いフランジ片51と、それに対応した深い上下溝部42d,41dとを形成すれば、隙間Sを通過する酸性水蒸気の移行距離が長くなり、上下溝部42d,41dよりも上流側への酸性水蒸気の漏れを確実に防止できる。
メンテナンスや清掃等の作業では、ナット26及びネジ挿通孔Hからネジ16を取り外することにより、バーナボディ30とファンケース40とが分離される。既述したように、逆止弁5は、吹出口44よりも上流側のファンケース40のファン側接続流路4内に固定されている。そのため、逆止弁5をファンケース40から取り出すことなく、逆止弁5がファンケース40のファン側接続流路4内に配設されている状態で、バーナボディ30とファンケース40との接続を解除することができる。従って、メンテナンス等の作業が終了し、バーナボディ30とファンケース40とを再接続するとき、逆止弁5の取り付け忘れを確実に防止することができる。また、バーナボディ30とファンケース40とを再接続するとき、逆止弁5の再取り付け作業が不要であるだけでなく、逆止弁5の取り付け不良が生じることもない。
また、取り付け用枠体80は、導入部34に固定されているため、メンテナンス等の作業において、逆止弁5だけでなく、取り付け用枠体80もバーナボディ30から取り外す必要がない。このため、取り付け用枠体80の取り付け忘れも防止できる。
さらに、逆止弁5はファンケース40の吹出口44よりも上流側に配設されているため、従来の熱源機のように、バーナボディ30の流入口35の周縁部に逆止弁5を配設するための複雑な形状を形成する必要がない。このため、バーナボディ30の流入口35の周縁部を、気密状態の形成に有利な平面状に形成することができる。これにより、板金を成形することによって作製される安価なバーナボディ30を使用することができる。
従って、本実施の形態によれば、酸性水蒸気の逆流を確実に防止でき、作業性を向上させることができる熱源機を安価に提供することができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、給湯器が用いられているが、ボイラなどの熱源機が用いられてもよい。
(2)上記実施の形態では、ファン収容部と下通路部とが一体に形成された下ケースが用いられ、ファンケースの一部にファン側接続流路が形成されている。しかしながら、ファン収容部とファン側接続流路とは、別部品で形成されてもよい。同様に、バーナボディ本体と、バーナ側接続流路を形成する導入部とは、別部品で形成されてもよい。
3 バーナ側接続流路
4 ファン側接続流路
5 逆止弁
13 凹部
30 バーナボディ
31 バーナ
35 流入口
35a バーリング部
40 ファンケース
41d 下溝部
42d 上溝部
44 吹出口
50 ケース体
51 フランジ片
52 フラップ
53 軸支部
70 ファン

Claims (6)

  1. バーナが配設されたバーナボディと、
    前記バーナボディと接続され、燃料ガスと燃焼用空気との混合気を前記バーナに供給するファンが収容されたファンケースと、
    前記混合気のガス流路の下流側へのみ開放するフラップを有する逆止弁と、を備える熱源機であって、
    前記バーナボディと前記ファンケースとは、前記バーナボディのバーナ側接続流路の流入口と前記ファンケースのファン側接続流路の吹出口とを介して、相互に連通しており、
    前記逆止弁は、前記ファン側接続流路内における前記吹出口よりも上流側に配設されている熱源機。
  2. 請求項1に記載の熱源機において、
    前記逆止弁は、前記フラップが閉じているとき、前記フラップが前記吹出口よりも上流側に位置するように、前記ファン側接続流路内に配設されている熱源機。
  3. 請求項1または2に記載の熱源機において、
    前記逆止弁は、前記フラップが開放しているとき、前記フラップが前記流入口の流入口開口縁に当接するように、前記ファン側接続流路内に配設されている熱源機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱源機において、
    前記逆止弁は、前記フラップを回動自在に軸支する軸支部が設けられたケース体を有し、
    前記ファン側接続流路は、前記吹出口の吹出口開口縁が前記軸支部よりも前記ファン側接続流路の内方に位置するように、前記軸支部を収容する収容部を有する熱源機。
  5. 請求項4に記載の熱源機において、
    前記逆止弁は、前記ケース体の外周面から外方に突出するフランジ片を有しており、
    前記フランジ片は、前記ファン側接続流路を形成する構成壁の内面に設けられた溝部に嵌め込まれている熱源機。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の熱源機において、
    前記流入口は、前記流入口開口縁から下流側に向かって突出するバーリング部を有する熱源機。

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