JP2020059994A - 浴室床構造 - Google Patents
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Abstract
Description
これに対して、介護施設など向けの大型浴室においては、例えば浴槽容量600L程度、1日の入浴回数10回程度、浴槽排水時間2分程度、排水流量毎分300L程度のスペックが要求される。
本発明は、かかる事情に鑑み、浴室の排水ピットを設置作業性などに制約されることなく大容量化できる浴室床構造を提供することを目的とする。
浴室床の底部に設置された架台と、
前記架台上に敷設された床敷設体と、
前記床敷設体の一側部に沿って前記浴室の一方向の一端部から他端部まで延びる排水ピットと、
を備え、前記排水ピット及び床敷設体が、互いに別体であり、かつ互いに独立して前記架台に支持されていることを特徴とする。
前記排水ピットが前記一対の床梁材の間に懸架され、前記各長手側縁が対応する床梁材に支持されていることが好ましい。
排水ピットを一対の床梁材どうしの間に挿し入れて、排水ピットの一対の長手側縁を床梁材に載せれば、排水ピットを架台に接合して固定する前であっても、排水ピットを架台に安定的に懸架できる。これによって、排水ピットの設置作業を一層容易化できる。排水ピットをかかる懸架構造とすることによって、排水ピットの深さ、幅、長さを十分に大きくでき、大容量を確保できる。
これによって、排水ピットの設置作業と床敷設体の設置作業を別々に行うことができる。1つの床梁材に排水ピットと床敷設体を互いに干渉しないようにして支持させたり連結させたりできる。
排水ピットにおける、荷重を床梁材にかける部分と、床梁材と連結固定される部分とが互いに離れて別々に設けられていてもよい。
床敷設体における、荷重を床梁材にかける部分と、床梁材と連結固定される部分とが互いに離れて別々に設けられていてもよい。
前記逃げ凹部には前記床敷設体の連結凸片が配置され、該連結凸片が敷設体連結手段を介して前記床梁材と連結されていることが好ましい。
これによって、排水ピットと床梁材との連結部と、床敷設体と床梁材との連結部を互いに離して干渉しないようにできる。
前記凹溝内にはスペーサ部材が前記張り出し縁部に被さるように収容され、
前記床敷設体の表層シートの端部が、前記スペーサ部材の上面を跨いで前記凸条壁部の上面に被さっていることが好ましい。
排水ピット及び床敷設体のうち一方を架台上に設置して床梁材と連結した後、他方を架台上に設置すると、排水ピットの凸条壁部と床敷設体との間に凹溝が形成され、その底部に張り出し縁部の連結座と逃げ凹部が現れる。これによって、前記凹溝を通して、排水ピット及び床敷設体の他方と床梁材との連結作業を行うことができる。その後、スペーサ部材で凹溝を塞ぎ、表層シートで覆う。
これによって、床梁材の撓み強度を向上でき、大容量の排水ピット及び床敷設体を確実に支持できる。
長さの異なるピットを組み合わせることによって、浴室の様々なサイズに対応して排水ピットの全長を調整できる。
前記排水ピットの短手端縁には、相対的に短い壁・扉受け枠部が設けられ、
前記長短の壁・扉受け枠部どうしが、接続装置を介して接続されていることが好ましい。
これによって、浴室壁パネル又は扉枠を、床敷設体の外周部に沿って設置するだけでなく排水ピットの短手端縁に沿っても設置できる。壁・扉受け枠部を介して、排水ピットと床敷設体を接続できる。
係合部材及び操作部材を有して、前記長短の壁・扉受け枠部の一方に設けられた第1接続部品と、
前記長短の壁・扉受け枠部の他方に設けられた第2接続部品と、を含み、
前記操作部材の操作によって、前記係合部材が着脱位置と拘束位置との間で昇降可能であり、
前記第2接続部品が、前記着脱位置における前記係合部材と着脱可能かつ前記拘束位置における前記係合部材によって離間不能に拘束されることが好ましい。
係合部材を着脱位置にして第2接続部品と係合させ、続いて、操作部材を操作することによって係合部材を拘束位置へ移動させる。これによって、係合部材と第2接続部品とが離間不能に拘束される。この結果、床敷設体と排水ピットの壁・扉受け枠部どうしを容易にかつしっかりと接続できる。操作部材が、第1接続部品の上面に現れていることが好ましい。これによって、操作部材を上方から操作することができる。例えば浴室の平面視外側に躯体壁が近接して配置されていても、操作部材を支障無く操作できる。
これによって、浴室の様々なサイズに対応して床敷設体の大きさを調整できる。表層シートによって床パネルどうしの継ぎ目を覆うことができる。
本実施形態における浴室1は、例えば介護施設などにおいて用いられる比較的大型の浴室である。図1に示すように、浴室1の全体が洗い場になっている。浴室1の供用時には、別途、移動式の浴槽(図示せず)を搬入可能である。
当該浴室1のスペックは、一般的な戸建て住宅における浴室よりも大きく、例えば浴槽容量600L程度、1日の入浴回数10回程度、浴槽排水時間2分程度、排水流量毎分300L程度である。なお、本発明が前記数値範囲に限定されるものではない。
排水ピット4は、浴室1の奥行方向D(図1において左右方向)の中央部(所定箇所)に配置され、かつ浴室1の幅方向W(一方向、図1において上下)の一端部から他端部まで延びている。
浴室床1aの上面(床面)には、浴室奥行方向Dの両側部(図1において左右両端)から排水ピット4へ向かって下へ傾く水流勾配が形成されている。
なお、浴室床1aの1のコーナーには、建物躯体の柱を避ける柱欠き1cが形成されている。柱欠き1cの有無や位置は、浴室1を設置する建物躯体に応じて適宜変更できる。
図1〜図3に示すように、架台3は、直交する方向W,Dの何れかへ水平に延びる床梁材31,32,33などを含む。浴室床1aの奥行方向Dの中央部には、2本の中央床梁材33(床梁材)が互いに間隔を置いて平行に配置されている。各中央床梁材33は、浴室床1aの幅方向Wの一端部から他端部まで水平に延びている。中央床梁材33の両端部が、浴室床1aの外周の奥行方向Dへ延びる床梁材32と接合されている。
なお、下側梁部材35の内側に上側梁部材34が嵌められ、下側梁部材35の側板35bが上側梁部材34の側板34bの外面に宛がわれていてもよい。
凸条壁部43の上面と段差43dとの角部には、凸縁部43bが上方へ突出するように形成されている。
なお、床敷設体2の各床パネル5には、レベル調整ボルトからなる脚部5dが設けられ、該脚部5dが床梁材33に載せられることで、床敷設体2の荷重が脚部5dから床梁材33にかかっている。つまり、床敷設体2においても、荷重を床梁材33にかける部分5dと、床梁材33と連結固定される部分5gとが互いに離れて別々に設けられている。
スペーサ部材49は、例えば上下に縦長の四角筒形状のアルミ押出型材によって構成され、排水ピット4の長手方向(浴室幅方向W)へ真っ直ぐ延びている。スペーサ部材49は、角柱形状でもよい。スペーサ部材49の材質は、アルミなどの金属に限らず樹脂でもよい。
表層シート端部6bの下面の防水粘着テープ6gと端面のシーリング材6sとによって、表層シート端部6bと排水ピット4との間が二重に防水処理されている。
表層シート6とスペーサ部材49とは、非接合状態となっているが接着剤などで接合されていてもよい。
なお、各壁・扉受け枠部2f,4fにおける浴室内側を向く側部には、表層シート6の端部を受けるシート端受け枠部2k,4kが設けられている。床敷設体2の奥行方向Dに延びるシート端受け枠部2kは、水流れ勾配に合わせて傾斜されている。
ホルダ部材11は、硬質樹脂によって構成され、上下に長いケース状になっている。ホルダ部材11の両側板11a,11bの形状は、壁・扉受け枠部2f,4fの断面形状とほぼ同一に形成されている。側板11a,11bの外側面には例えばEPDMの発泡体からなる水密材51,52が設けられている。
ホルダ部材11の上面部には、浴室壁パネル7(又は浴室扉枠)の底部を受ける壁・扉受け凹部11gが形成されている。図8に示すように、隣接する枠部2f,4fの壁・扉受け凹部2g,4gどうしが、ホルダ部材11の壁・扉受け凹部11gを介して一直線に連なっている。
図10及び図11に示すように、係合部材12が拘束位置のとき、係合突起23の突出軸部24が拘束溝15bに通され、かつ軸頭部25が拘束隆起部16の平坦頂面16aに押し当てられて拘束されている。これによって、第1、第2接続部品10,20どうしが離間不能に係合され、ひいては壁・扉受け枠部2f,4fどうしが離間不能に接続されている。さらに、側板11bと壁・扉受け枠部2fとの間の水密材52が圧縮されて、防水処理されている。組み立て済みの浴室床1aにおいては、係合部材12は拘束位置に配置されている。
なお、図1に示すように、浴室幅方向に隣接する床パネル5の壁・扉受け枠部2fどうしは、前記接続装置9と同様の接続装置9Bを介して接続されている。
次に、排水ピット4を設置する。2つ(複数)のピット4a,4bは、工場などであらかじめ接続しておいてもよく、施工現場で接続してもよい。長さの異なるピット4a,4bを組み合わせることによって、浴室1の様々なサイズに応じて排水ピット4の全長を調整できる。
該排水ピット4のピット本体40を2本の中央床梁材33間に挿し入れ、一対の長手枠部41をそれぞれ対応する中央床梁材33の上に載せる。これによって、排水ピット4が2本の中央床梁材33間に懸架される。長手枠部41を床梁材33に載せれば、排水ピット4を架台3に接合して固定する前であっても、排水ピット4を架台3によって安定的に支持できる。
続いて、ピット固定ネジ47を、連結座44aに通して中央床梁材33にねじ込み、排水ピット4を架台3に固定する。排水ピット4は中央床梁材33間に安定的に懸架・支持されているから、ピット固定ネジ47による固定作業を容易に行うことができる。
しかも、この段階では、床パネル5が未だ設置されていないから、排水ピット4の設置作業を確実に容易化できる。排水ピット4が大容量の大型ピットであっても設置作業性を損なうことがない。
逆に言うと、設置作業性に制約されることなく排水ピット4を大容量化できる。
この段階では、床パネル5が未だ設置されておらず、浴室床下空間1bが開放されているから、排水トラップ4dの接続作業及び排水管4eの配管作業を容易に行うことができる。排水トラップ4dが大型で排水管4eが大径であっても、接続・配管作業に支障を来すことがない。
図5に示すように、この段階では、連結凸片5gが凹溝48の底部に現れているから、パネル固定ネジ5hのねじ込み操作を容易に行うことができる。ひいては浴室床パネル5と架台3の連結作業を容易に行うことができる。
複数の浴室床パネル5を同様の手順で架台3上に並べて設置し、隣接する床パネル5の壁・扉受け枠部2fどうしを接続部材9Bを介して接続する。
図14に示すように、接続装置9の係合部材12は着脱位置に配置しておく。そして、図14〜図15に示すように、枠部2f,4fどうしを水平に対峙させるとともに互いに接近させて、突き当てる。これに伴って、係合突起23が、受け入れ穴15aに受け入れられる。
続いて、操作部材13を操作することによって、図10及び図11に示すように、係合部材12を拘束位置まで上昇させる。操作部材13の頭部13aをホルダ部材11の上板部11cに配置することによって、操作部材13を上方から容易にネジ回し操作できる。したがって、浴室床1aの平面視外側に躯体壁8などが近接して配置されていても、操作部材13の操作に支障を来すことがない。
係合部材12が拘束位置へ向かって上昇されるのに伴って、係合突起23の突出軸部24が、受け入れ穴15aから拘束溝15bへ移行される。さらに図17(a)〜同図(b)に拡大して示すように、軸頭部25が、拘束隆起部16の傾斜案内面16bに沿って壁・扉受け枠部4f側(図17において左側)へ押されながら平坦頂面16a側へ移行される。これに伴って、係合突起23ひいては壁・扉受け枠部2fが壁・扉受け枠部4f側へ引き寄せられる。
更に、表層シート6の敷設、壁パネル7及び図示しない扉枠の設置等を行う。図10の二点鎖線にて示すように、浴室壁パネル7(又は扉枠)の底部は、床敷設体2の枠部2fの壁・扉受け凹部2gに嵌め入れられるだけでなく、排水ピット4の枠部4fの壁・扉受け凹部4gにも嵌め入れられ、さらには接続装置9の壁・扉受け凹部11gにも嵌め入れられる(図11参照)。したがって、操作部材13を浴室壁パネル7(又は扉枠)によって隠すことができる。
排水ピット4を一対の床梁材33,33の間に懸架された懸架構造とし、かつ浴室幅方向Wの一端部から他端部まで横切らせることによって、排水ピット4の深さ、幅、長さを十分に大きくでき、大容量を確保できる。
さらに浴室床構造によれば、共通の床梁材33に排水ピット4と床敷設体2を支持、連結させることができる。しかも、排水ピット4と床パネル5を直接には接続せず、互いに干渉しないようにして床梁材33を介して接続できる。
床梁材33は、U字状断面の上下の梁部材34,35を嵌め合わせた構造とすることによって、撓み強度を向上でき、大容量の排水ピット4及び大面積の床敷設体2を確実に支持できる。
複数の床パネル5を並べることによって、浴室の様々なサイズに対応して床敷設体2の大きさを調整できる。
表層シート6を複数の床パネル5の上面に跨らせることによって、床パネル5どうしの継ぎ目を表層シート6によって覆うことができる。
例えば、排水ピット4の片側だけに床敷設体2が設けられていてもよい。
接続装置9の第1接続部品10が、床敷設体2の壁・扉受け枠部2fに設けられ、第2接続部品20が、排水ピット4の壁・扉受け枠部4fに設けられていてもよい。
第1接続部品10の係合部材が係合突起を有し、該係合突起が操作部材13によって着脱位置と拘束位置との間で移動可能であってもよい。かつ第2接続部品20が、前記第1接続部品10の係合突起に対する受け入れ穴15a及び拘束溝15bを有し、更には拘束隆起部16を有していてもよい。
拘束位置が着脱位置に対して下方に位置されていてもよい。係合部材を下降させることによって拘束位置になるようにしてもよい。
本発明の浴室床構造は、介護施設などの大型浴室に限らず、戸建て住宅や集合住宅その他の浴室にも適用できる。
床パネルはFRP製であってもよい。
浴室が、浴槽及び浴槽受けパンを有していてもよい。本発明の床パネルが、前記浴槽受けパンを含んでいてもよい。
1 浴室
1a 浴室床
2 床敷設体
2f 長い壁・扉受け枠部
3 架台
4 排水ピット
4a 第1ピット
4b 第2ピット
4c 排水口
4d 排水トラップ
4e 排水管
4f 短い壁・扉受け枠部
4g 壁・扉受け凹部
5 床パネル
5g 連結凸片
5h パネル固定ネジ(敷設体連結手段)
6 表層シート
7 浴室壁パネル
8 躯体壁
9 接続装置
10 第1接続部品
11 ホルダ部材
11g 壁・扉受け凹部
12 係合部材
13 操作部材
13a 操作部
15 係合受け部
15a 受け入れ穴
15b 拘束溝
16 拘束隆起部
16a 平坦頂面
16b 傾斜案内面
20 第2接続部品
23 係合突起
24 突出軸部
25 軸頭部
33 中央床梁材(床梁材)
34 上側梁部材
34a 上板
34b 側板
35 下側梁部材
35a 上板
35b 側板
40 ピット本体
41 長手枠部(長手側縁)
42 ピット枠脚部
43 凸条壁部
44 張り出し縁部
44a 連結座
44c 逃げ凹部
47 ピット固定ネジ(ピット連結手段)
48 凹溝
49 スペーサ部材
Claims (10)
- 浴室床の底部に設置された架台と、
前記架台上に敷設された床敷設体と、
前記床敷設体の一側部に沿って前記浴室の一方向の一端部から他端部まで延びる排水ピットと、
を備え、前記排水ピット及び床敷設体が、互いに別体であり、かつ互いに独立して前記架台に支持されていることを特徴とする浴室床構造。 - 前記架台が、前記排水ピットの一対の長手側縁に沿って延びる一対の床梁材を含み、
前記排水ピットが前記一対の床梁材の間に懸架され、前記各長手側縁が対応する床梁材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室床構造。 - 前記排水ピットと前記床敷設体とが、互いに共通の前記床梁材における、互いに離れた箇所に支持又は連結されていることを特徴とする請求項2に記載の浴室床構造。
- 前記長手側縁には、前記床梁材の上面に沿って前記床敷設体へ向けて張り出す張り出し縁部が形成され、前記張り出し縁部には、前記長手側縁の延び方向に離れて連結座と逃げ凹部とが設けられ、前記連結座がピット連結手段を介して前記床梁材と連結され、
前記逃げ凹部には前記床敷設体の連結凸片が配置され、該連結凸片が敷設体連結手段を介して前記床梁材と連結されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の浴室床構造。 - 前記排水ピットには前記長手側縁に沿って延びる凸条壁部が形成され、前記凸条壁部と前記床敷設体との間に凹溝が画成され、前記凹溝の底部に前記張り出し縁部が配置されており、
前記凹溝内にはスペーサ部材が前記張り出し縁部に被さるように収容され、
前記床敷設体の表層シートの端部が、前記スペーサ部材の上面を跨いで前記凸条壁部の上面に被さっていることを特徴とする請求項4に記載の浴室床構造。 - 前記床梁材が、上板及び一対の側板を有する逆さU字状の断面の上側梁部材と、下板及び一対の側板を有するU字状の断面の下側梁部材とを含み、これら上下の梁部材どうしが、互いの側板が重なるように嵌め合わされていることを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の浴室床構造。
- 前記排水ピットが、延び方向に沿って一直線に並べられた長尺の第1ピット及び短尺の第2ピットを含み、これら第1、第2ピットが、互いの間に水密材を挟んで突き当てられて連結されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の浴室床構造。
- 前記床敷設体の外周部に沿って、浴室の壁パネル又は扉枠を受ける相対的に長い壁・扉受け枠部が設けられ、
前記排水ピットの短手端縁には、相対的に短い壁・扉受け枠部が設けられ、
前記長短の壁・扉受け枠部どうしが、接続装置を介して接続されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の浴室床構造。 - 前記接続装置が、
係合部材及び操作部材を有して、前記長短の壁・扉受け枠部の一方に設けられた第1接続部品と、
前記長短の壁・扉受け枠部の他方に設けられた第2接続部品と、を含み、
前記操作部材の操作によって、前記係合部材が着脱位置と拘束位置との間で昇降可能であり、
前記第2接続部品が、前記着脱位置における前記係合部材と着脱可能かつ前記拘束位置における前記係合部材によって離間不能に拘束されることを特徴とする請求項8に記載の浴室床構造。 - 前記床敷設体が、前記排水ピットの延び方向に並べられた複数の床パネルと、前記複数の床パネルの上面に跨って敷設された表層シートとを含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の浴室床構造。
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