JP2020059689A - 経口組成物 - Google Patents

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功 横山
宏章 横山
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Abstract

【課題】ハイドロキシアパタイトの配合比率を最適化し、歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する効果を高める。【解決手段】歯の再石灰化を促進させる経口組成物であって、天然由来または鉱物由来のハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite)が3%〜80%、クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする。また、炭酸カルシウムが3%〜80%、クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする。さらに、海洋深層水が0.01%〜20%、ブロメライン(Bromelain)が2%〜4%、キシリトール(Xylitol)が10%〜50%の重量比で混合されても良い。【選択図】なし

Description

本発明は、歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物に関する。
人が食事をすると、口腔内が“ph5.5以下の酸性”となり、歯のエナメル質表層のアパタイト結晶が溶かされる。この現象は「脱灰」と呼称されているが、脱灰が生じても、カルシウムイオンおよびリン酸イオンを含む唾液が酸を中和し、再び歯に沈着し、再石灰化という現象が生じる。口腔内ではこのような現象が繰り返し生じているが、間食等によって口腔内が継続して酸性の状態となると、虫歯になりやすくなる。
このような状況を改善させるために、例えば、特許文献1には、歯牙エナメル質の再石灰化を極めて効果的に促進し、虫歯を積極的に抑制する歯牙エナメル質の再石灰化促進剤が開示されている。この再石灰化促進剤は、非晶質ハイドロキシアパタイトおよびX線回折における2θ=31〜35°に2本のピークが示される非晶質化ハイドロキシアパタイトを含有する。また、特許文献2には、脱灰した歯牙エナメル質の再石灰化を促す口腔用組成物が開示されている。この口腔用組成物は、レシチンとハイドロキシアパタイトを含有し、ハイドロキシアパタイトの含有量が0.0001〜30質量%である。
特開2008−260702号公報 国際公開第2017/085927号
このように、歯の状態を良好に維持することが知られているハイドロキシアパタイトであるが、その含有割合が高ければ高いほど効果も高まるわけではない。口腔内を健全化する組成物は多数提案されているが、どのような配合でハイドロキシアパタイトを用いるかについては、今までは明確にされていなかった。また、カルシウムイオンやリン酸イオンのイオン化率を高めることができれば、サプリメントとしても有益であると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ハイドロキシアパタイトの配合比率を最適化し、歯の再石灰化を促進させる効果を高めると共に栄養を補助することができる経口組成物を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の経口組成物は、歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物であって、天然由来または鉱物由来のハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite)が3%〜80%、クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする。
(2)また、本発明の経口組成物は、歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物であって、炭酸カルシウムが3%〜80%、クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする。
(3)また、本発明の経口組成物は、海洋深層水が0.01%〜20%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする。
(4)また、本発明の経口組成物は、ブロメライン(Bromelain)が2%〜4%の重量
比でさらに混合されたことを特徴とする。
(5)また、本発明の経口組成物は、キシリトール(Xylitol)が10%〜50%の重
量比でさらに混合されたことを特徴とする。
(6)また、本発明の経口組成物は、非晶質の水溶性ケイ素(ケイ酸)が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする。
(7)また、本発明の経口組成物は、フルボ酸が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする。
(8)また、本発明の経口組成物は、海藻パウダー0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする。
本発明によれば、カルシウムおよびリン酸のイオン化率が高いため、口腔内に多くのカルシウムイオンおよびリン酸イオンを供給することができ、歯の再石灰化を促進させることが可能となる。また、クエン酸を含有することによって、唾液の分泌を促進させることができ、その結果、唾液内に含まれるカルシウムイオンおよびリン酸イオンとの相乗効果により、歯の再石灰化を促進させることが可能となる。唾液の分泌が促進されることから、本発明に係る経口組成物(イオン化アパタイト)に唾液中のカルシウムイオンおよびリン酸イオンが補給され、歯の再石灰化を促進させ、さらに唾液が出ることによって、ドライマウスを防ぐことができる。これにより、唾液腺の唾液分泌トレーニングが施され、歯周病抑制効果、口臭抑制効果を期待することができる。さらに、舌下は腕の40倍の経皮吸収率を有するとも言われ、人工の合成添加物による危険性が指摘される中、本発明に係る経口組成物は、天然の食品添加物・食品のみで組成されているため、人工添加物が体内に吸収されるリスクを無くすことが可能となる。さらに、多くのカルシウムイオンおよびリン酸イオンを供給することができるので、食用とした場合は、体内に有益なミネラルを供給するサプリメントとすることが可能となる。
市販のヨーグルトAの菌の増殖に与える海洋深層水パウダーの効果を示す図である。 市販のヨーグルトBの菌の増殖に与える海洋深層水パウダーの効果を示す図である。 海洋深層水パウダーの添加が、腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)の増殖に与える効果を示す図である。
本発明者らは、天然由来のハイドロキシアパタイトの機能に着目し、キシリトール、クエン酸、および海洋深層水と最適な混合比で混合させることによって、口腔内に多くのカルシウムイオンおよびリン酸イオンを供給することができることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明の経口組成物は、歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物であって、天然由来または鉱物由来のハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite)が3%〜80%、クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする。
これにより、本発明者らは、歯の再石灰化を促進させることを可能とした。以下、本発明の実施形態について、具体的に説明する。本実施形態では、本発明に係る経口組成物を「イオン化アパタイト」と呼称する。
ハイドロキシアパタイトは、人の歯のエナメル質の約97%を占め、また、骨の約65%を占める成分であり、リン酸とカルシウムから構成される。生体親和性が高く、中性で、人体にとって安全であると言われている。そして、ハイドロキシアパタイトは、歯のエナメル質とほぼ同じ成分であることから、人が食事や歯磨きをした際に歯の表面にできた傷や、脱灰による初期の虫歯を再石灰化し、修復する機能を持つ。
また、ハイドロキシアパタイトは、1分子中に10個のカルシウム原子を有しており、このカルシウム原子は、イオン交換により、カドミウム、鉛などの様々な金属と置換される。このようなイオン交換性によって、重金属等の有害物質を吸着する機能を有する。また、ハイドロキシアパタイトは、複雑な結晶構造を有し、表面が電荷を帯びていることから、細菌、ウィルス、花粉等を吸着する機能を有する。さらに、ハイドロキシアパタイトは、色素を吸着する機能や、過酸化脂質を吸着する機能を有する。
一般的に流通しているハイドロキシアパタイトは、鉱物(燐灰石)を原料として合成されるものが多いが、本実施形態に係るイオン化アパタイトでは、天然のホタテ貝殻を原料している。すなわち、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、重量比で3%〜80%の天然由来(ホタテ貝の貝殻に由来)のハイドロキシアパタイトを含有する。ただし、本発明は、ホタテ貝殻由来のハイドロキシアパタイトに限定されるわけではなく、サンゴ、魚の鱗・骨、牛骨など哺乳類骨、海藻、卵殻、ウニ殻、しじみ貝殻、牡蠣殻、真珠、ドロマイト、風化貝(カミオニシキ貝)などを原料とした天然由来のハイドロキシアパタイトを用いることも可能である。また、真珠母体に活用される貝殻に由来するハイドロキシアパタイトを用いることも可能である。この場合、例えば、アコヤガイ、クロチョウガイなどの貝殻が好適である。また、天然由来のハイドロキシアパタイトの代わりに、鉱物由来のハイドロキシアパタイトを用いても良い。
天然由来ハイドロキシアパタイトは、鉱物由来ハイドロキシアパタイトと異なり、アパタイト結晶構造の中にマグネシウムやナトリウムなど天然の微量ミネラルを含有する点で生体親和性が高いと言われている。例えば、シャンプーなどのヘアケア製品に配合することによって、シャンプーの泡立ちを損ねずに皮脂洗浄力が向上し、また、ヘアリンスやヘアコンディショナーによる頭皮や毛穴のケアが期待できる。また、天然由来ハイドロキシアパタイトは、環境汚染物質を吸着することもわかっており、アンチポリューションとして利用できる。さらに、後述するように、海洋深層水を添加することによって、カルシウム以外の天然イオン化ミネラルを追加補給することが可能となる。また、ハイドロキシアパタイトは、天然由来である場合だけでなく、鉱物由来のハイドロキシアパタイトであっても、還元された海洋深層水と組み合わせることによって、アパタイトに微量のミネラルが補われ、生体親和性を高めることができると考えられる。
[口内細菌吸着機能についての検証例]
本発明者らは、本実施形態に係る天然由来ハイドロキシアパタイトが、口内細菌を吸着する機能について着目し、第三者による試験結果に基づいて、検討を行なった。試験方法は、次の通りである。すなわち、使用培地を「3M Petrifilm AC」とし、(a)人が水でうがいをして吐き出したものを菌液とし、(b)菌液10mlに、0.3gの天然由来ハイドロキシアパタイトを加えて撹拌後、静置し、(c)天然由来ハイドロキシアパタイトが沈殿したら上水をとって、一般細菌用培地で48時間培養した。結果は、上記菌液が「7400個/ml」であったのに対し、天然由来ハイドロキシアパタイトで吸着した後は、「30個/ml」であった。減少率は、99.6%である。
また、本実施形態では、後述するように、炭酸カルシウム、例えば、風化貝(カミオニシキ貝)、化石サンゴパウダーおよびドロマイトを、ハイドロキシアパタイトの代わりに用いることが可能である。風化貝(カミオニシキ貝)、化石サンゴパウダーおよびドロマイトは、ハイドロキシアパタイトではないが、良質なカルシウム以外のミネラルを保有しており、歯や骨に対して、カルシウム補給との相乗効果面で効果生む可能性が期待される。
クエン酸は、カルボキシル基を3個有する弱酸で、酸味を持つことから食品添加物として多用される。イオン化アパタイトは、重量比で1%〜40%のクエン酸を含有する。クエン酸は、カルボキシル基を3個有する弱酸で、柑橘類の果物(みかん・ライム・レモン・グレープフルーツなど)に含まれている。また、酸味を持つことから食品添加物として多用されている。クエン酸は、生体内では、「クエン酸回路」の構成成分であり、主に、クエン酸回路によるエネルギー生産を目的として、サプリメントとして多用されている。
クエン酸には様々な効果があり、主に、疲労回復、美肌効果、発毛効果があることが知られている。例えば、「人間の髪の毛」は、弱酸性であるが、シャンプーは弱アルカリであるため、洗髪することによって、pHのバランスが崩れることがある。シャンプーを用いて洗髪した後、髪の毛がきしむことがあるが、これは髪の毛がアルカリ性に傾いてしまったことを意味する。クエン酸は、この状態を元に戻すために有用である。アルカリ性に傾いてしまった髪の毛をクエン酸で中和することによって、髪の毛の状態を元に戻すことが可能となる。クエン酸をシャンプーの後のリンスに使うことによって、髪の毛の状態を元に戻し、手触りを良くすると共に、血行を促進し頭皮を柔らかくする効果も奏する。さらに、薄毛や抜け毛の予防や、枝毛や切れ毛の改善にも効果があるとされている。
海洋深層水は、一般的に深度200m以深の海水であると理解されており、表層水に対して、清浄性、無機栄養塩類が豊富、低温安定性という特徴を有する。すなわち、海洋深層水は、人間の排水で汚染された河川水の影響を受けないため、化学物質による汚染がなく、太陽光が届かずプランクトン等が成育しないことから、有害な雑菌等も表層水の千分の一以下となっている。また、表層水に比べて、植物プランクトンの成長に必要な無機栄養塩類が豊富であり、さらに、水温や含有成分が変化し難く、水質が安定しているという特徴を有する。イオン化アパタイトは、水素を用いて還元処理を施した海洋深層水を用いており、重量比で0.01%〜20%の海洋深層水を含有する。水素を用いた還元処理を行なうことにより、水素が吸蔵された状態となり、水に溶けた時にカルシウムおよびリン酸のイオン化を促進させることに寄与すると考えられる。また、本実施形態では、海洋深層水に対し、水素による還元処理を行なった上で、天然由来のハイドロキシアパタイト等と混合する例を示すが、本発明は、これに限定されるわけではなく、イオン化アパタイトが出来上がった後で、水素によって還元処理を行なうことも可能である。なお、本発明は、海洋深層水に対し、必ずしも水素による還元処理をしなければならないわけではない。また、海洋深層水は、便宜上、粉末の状態で取り扱う場合もあるが、本発明は、粉末に限定されるわけではなく、液体その他の状態を採ることも可能である。
ブロメライン(Bromelain)は、タンパク質分解酵素の中のシステインプロテアーゼに分類される酵素であり、生のパイナップルの果実に含まれている。イオン化アパタイトは、虫歯菌や歯周病菌が多量に棲みつく歯垢(プラーク、バイオフィルムとも呼ばれる)を溶かし、除去する目的で、重量比で2%〜4%のブロメラインを含有する。
キシリトール(Xylitol)は、キシロースから合成される糖アルコールの一種である。キシリトールは、口腔内の細菌による酸の産生がほとんどなく、また、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の一部の代謝を阻害することから、非う蝕性甘味料として知られている。このため、摂取しやすくすることができる。イオン化アパタイトは、重量比で10%〜50%のキシリトールを含有する。なお、キシリトールの代わりに、ステビア、ソルビトール、トレハロースなどの非う蝕性、低う蝕性の甘味料を用いても良い。
また、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、非晶質の水溶性ケイ素(ケイ酸)が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されても良い。ケイ素は、人体の皮膚、骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、様々な部位に含まれており、健やかな皮膚、強い骨、しなやかな髪、つやのある爪を保持するためには、ケイ素が必要とされることが分かっている。本実施形態に係るイオン化アパタイトは、ケイ素を含むことによってアンチエイジング効果を高めることが可能となる。
また、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、フルボ酸が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されても良い。フルボ酸は、植物が、土中の微生物により分解されたできた腐植土壌に存在する有機酸の一つである。フルボ酸は、植物が土中のミネラルを吸収するために必要な役割を担う。また、フルボ酸は、ミネラルをイオン化し、体内に吸収されやすい形に変化させる(キレート作用)。フルボ酸は、このキレート作用により、ミネラルをイオン化し、活性酸素の抑制が期待できることが知られている。本実施形態に係るイオン化アパタイトは、フルボ酸を含むことによって、健康維持や健康増進のために期待できると言える。
また、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、海藻パウダーが0.01%〜5%の重量比でさらに混合されても良い。この海藻パウダーは、石灰質が沈着した海藻が枯れて海底に堆積したものを採取して粉末にしたものであり、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、イオウ、鉄などのミネラルを豊富に含んでいる。例えば、アイスランドの北大西洋沿岸の浅瀬や沖の海底に生息している海藻(例えば、Lithothamnion)の粉末を用いることができる。
また、海藻含有ミネラル、海洋深層水、水溶性ケイ素(ケイ酸)、フルボ酸、海藻パウダーに水素担持加工を施してもよい。
なお、「粘性」が必要である場合は、天然由来の食品添加物として、「キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、グァーガム、ガゴメ昆布粉末、アカモク粉末、プルラン、カラギーナン、その他海藻由来増粘剤」などを配合することも可能である。
例えば、天然由来(ホタテ貝殻)のハイドロキシアパタイトが60%、キシリトールが30%、クエン酸が6%、ブロメラインが3%、ミント香料が0.5%、海洋深層水が0.5%といった重量配分の製品を構成することが可能である。また、例えば、天然由来(ホタテ貝殻)のハイドロキシアパタイトが40%、クエン酸が30%、キシリトールが27%、ブロメラインが2%、海洋深層水が1%といった重量配分の製品を構成することができる。
このように、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、天然由来のハイドロキシアパタイト、キシリトール、クエン酸、ブロメラインおよび海洋深層水を含有すると共に、水溶性ケイ素(ケイ酸)、フルボ酸、海藻パウダーを含有するが、混合した状態でそれぞれの成分が100%以下となることは言うまでもない。また、バラ科の植物エキス、ハイビスカスエキス、ザクロエキス、シソの実エキス、クランベリーエキス、オリーブエキス(葉、実、花)等の各種ポリフェノール以外にもミント・ハッカ、月桂樹葉エキス・ケルセチン・水素・ケイ素・フルボ酸・炭などを更に混合することによって、味が良好になったり、溶液が黒色になったり、虫歯菌・歯周病菌の増殖抑制や口臭抑制など機能性が向上するので、商品の魅力を高めることが可能となる。
本実施形態に係るイオン化アパタイトは、顆粒粉末の状態に加工されており、外観上、白色粉末の状態である(官能試験法による)。また、水分率は、10%以下である(常圧加熱乾燥法による)。また、一般生菌数は、3,000個/g以下である(標準寒天平板培養法による)。また、大腸菌群は、陰性である(BGLB法による)。また、重金属(Pb)およびヒ素(As)は、検出しない(原子吸光光度法による)。ただし、本発明は、顆粒に限定されるわけではない。顆粒のほか、液体状・ペースト状・タブレット状など、種々の剤型を採ることが可能である。
[検証例]
検体として、本実施形態に係るイオン化アパタイトとした。また、比較例1として、ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイト、ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイトを粉砕しナノパウダー化した分散液を検体とした。各検体を5gに水50mlを加え、30分間振とう後、0.45μmのメンブランフィルターでろ過した液について、リンとカルシウムの含有量をICP発光分析法にて測定した。ただし、検体重量から算出した。また、pHについては、1%の水溶液について、ガラス電極法によって測定した。測定結果を次の表1および表2に示す。
Figure 2020059689
[比較例1]
Figure 2020059689
[比較例2]
比較例2の検体として、第1の市販の口腔用組成物とした。検体2.5gに、水25mlを加え、30分間振とう後、上澄みを0.45μmのメンブランフィルターでろ過した液について、リンとカルシウムの含有量をICP発光分析法にて測定した。ただし、検体重量から算出した。また、pHについては、1%の懸濁液について、ガラス電極法によって測定した。測定結果を次の表3に示す。
Figure 2020059689
[比較例3]
比較例3の検体として、第2の市販の口腔用組成物とした。検体5gに、水50mlを加え、30分間振とう後、0.45μmのメンブランフィルターでろ過した液について、リンとカルシウムの含有量をICP発光分析法にて測定した。ただし、検体重量から算出した。また、pHについては、1%水溶液について、ガラス電極法によって測定した。測定結果を次の表4に示す。
Figure 2020059689
[考察]
上記の検証の結果、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、比較例1に示すように、元素材である「ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイト」や「ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイトのナノ分散液」を大きく上回る数値が認められた。すなわち、イオン化アパタイトは、ハイドロキシアパタイトの配合率が、最大でも80%であるにもかかわらず、100%の元素材のホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイトを大幅に上回るイオン化率を有していることが分かった。さらに、イオン化アパタイトは、「ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイトを、1kg当たり数万円をかけて粉砕し、<ナノレベル>にした分散液体」よりも大幅に高いイオン化率を有していることが分かった。
歯の脱灰から虫歯へ進行させないためには、砂糖の代用糖として脱灰の原因となる酸を産生しないキシリトール等の糖アルコールを使用することに加え、唾液に溶解しやすいカルシウムを供給することが重要であることが知られている。人間の唾液には、再石灰化に必要なリン酸イオンは十分にあるが、カルシウムイオンは十分ではない。つまり、リン酸イオン濃度は十分であるが、カルシウムイオン濃度はその半分量以下である。本実施形態に係るイオン化アパタイトは、上記の通り、リン酸イオンと共に、多量のカルシウムイオンを供給することができるため、初期の「う蝕」で失われたミネラルを補給するのに十分なカルシウムイオンを唾液中に溶かしこむことが可能となる。ハイドロキシアパタイトは、カルシウムイオンとリン酸イオンを歯に供給するため、歯の再石灰化を促進する。その上で、唾液中では、リン酸イオンに比べて相対的にカルシウムイオンが不足するため、多量のカルシウムイオンを供給できるイオン化アパタイトは、更に有用な効果を期待することが可能となる。
また、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、比較例2に示すように、第1の市販の口腔用組成物を大幅に上回るイオン化率を有していることが分かった。この「第1の市販の口腔用組成物」は、歯科専売であり、鉱物由来のナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトを高配合という点にて、現時点で市場における最上位の歯磨き剤とされているものであるが、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、これをはるかに凌ぐ能力を有している。さらに、比較例3に示した「第2の市販の口腔用組成物」は、一見すると、高いイオン化率を示しているが、「Ca/P」を計算すると、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、2.1であるのに対し、この「第2の市販の口腔用組成物」は、1.5しかない。このため、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、「第2の市販の口腔用組成物」よりもカルシウムイオンの供給率が高いと言える。また、「第2の市販の口腔用組成物」の原料は、ハイドロキシアパタイトではなく、ジャガイモ由来の「リン酸化オリゴ糖カルシウム」である。さらに、このリン酸化オリゴ糖カルシウムは、100%のハイドロキシアパタイトと比べて3倍程度高額であり、実用面を考慮するとコスト的に厳しい面がある。これらのことから、カルシウムイオンの提供率という点では、本実施形態に係るイオン化アパタイトが、経口組成物として最上位のイオン化率を有していることとなる。
本実施形態に係るイオン化アパタイトは、重量比で最大でも80%のハイドロキシアパタイトを含有するが、クエン酸および海洋深層水をも含むため、これらの作用でイオン化が促進されると考えられる。さらに、クエン酸の効果で唾液の分泌が促進される。検証例で示したように、イオン化アパタイトのpHは、5.2であり、酸性を示している。すなわち、「梅干し」と同様に、クエン酸の効果で唾液分泌が促され、カルシウムイオン、リン酸イオンが含まれる中性から弱アルカリ性の唾液により、やや酸性のイオン化アパタイトを口に入れてもすぐに中和される。このため、唾液不足による「ドライマウス」や「口臭がきつい歯周病患者」に対するケアが可能となる。さらに、本実施形態に係るイオン化アパタイトによって、唾液腺のトレーニング効果を得ることも可能となる。
さらに、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、人工の体に悪いとされる歯磨き剤に含まれる添加物・防腐剤は一切無配合である。そのため、オーガニック重視のユーザーに広く活用されることができる。また、粉末品のため、防腐剤も無配合である。一般に提供されている歯磨き剤は、舌下吸収が、腕の皮膚の40倍と言われているが、イオン化アパタイトによれば、口腔内に人工添加物を多く含んだ歯磨き剤を使用する危険を回避することも可能となる。すなわち、本実施形態に係るイオン化アパタイトを歯磨きの際に用いれば、歯を磨くことによって、唾液がたくさん分泌し、発泡するため、人工合成添加物の発泡剤を配合する必要はなく、また、人工添加物の舌下吸収を避けることができる。
以上のように、本実施形態に係るイオン化アパタイトは、天然由来または鉱物由来のハイドロキシアパタイト、クエン酸を含有すると共に、海洋深層水、ブロメライン、キシリトールを含有し、さらに、水溶性ケイ素(ケイ酸)、フルボ酸、海藻パウダーを含有し、海藻含有ミネラル、海洋深層水、水溶性ケイ素(ケイ酸)、フルボ酸、海藻パウダーに水素担持加工を施すことによって、これらの成分が融合し、個々の特性も保持しつつ、全体で相乗効果を生み出すよう設計された物質である。さらに、水素担持加工を施した海洋深層水、海藻含有ミネラル)、水溶性ケイ素(ケイ酸)、フルボ酸、海藻パウダーによって、液体に溶かした際に、速やかに分散させることを可能にした。なお、乳酸菌やビフィズス菌などを添加しても良い。また、添加する材料の種類が増えるとその分、他の材料の含有比率が下がることは言う までもない。例えば、乳酸菌、ビフィズス菌等を添加した場合には、ハイドロキシアパタイトやクエン酸の含有比率が下がることになっても、適正な範囲であれば、本発明の効果の点では問題はない。
なお、本実施形態では、天然由来のハイドロキシアパタイトを用いて説明したが、これ以外にも、カルシウムイオンやリン酸イオンを多く供給できる材料を使うことも可能である。例えば、天然由来のハイドロキシアパタイトの代わりに、炭酸カルシウムを用いることができる。炭酸カルシウムとして、例えば、風化貝(カミオニシキ貝)パウダー、化石サンゴパウダーまたはドロマイトパウダーは、カルシウムイオンを多く供給することができるため、天然由来のハイドロキシアパタイトの代わりに、風化貝(カミオニシキ貝)パウダー、化石サンゴパウダーまたはドロマイトパウダーのうち、いずれか一つを用いることも可能である。このような炭酸カルシウムは、上述した鉱物由来のハイドロキシアパタイトの場合と同様に、還元された海洋深層水と組み合わせることによって、炭酸カルシウムに微量のミネラルが補われ、生体親和性を高めることができると考えられる。
風化貝(カミオニシキ貝)は、北海道八雲地方で産出され、この風化貝をカルシウムの原料として用いることが可能である。八雲地方には、1500万年〜2000万年前に「カミオニシキ貝」が生息していたことから、この風化貝の堆積層が存在している。この風化貝は、95〜97%という高純度の炭酸カルシウムであり、カルシウムイオンの供給源として有効である。また、化石サンゴは、例えば、沖縄県の与那国島で算出され、カルシウム、マグネシウム、鉄などの約70種類ものミネラルを含んでいる。ドロマイトとは、サンゴなどの生物が海底に堆積して石灰岩になった後、カルシウムの一部が海水中のマグネシウムで置き換わって生成した生物由来の鉱石である。このようなドロマイトには、カルシウムとマグネシウムが2対1のバランスで含まれている。本実施形態では、風化貝(カミオニシキ貝)パウダー、化石サンゴパウダーまたはドロマイトパウダーのうち、いずれか一つを用いることで、多くのカルシウムイオンの供給を実現している。
[線虫を用いた抗老化作用についての検証例(顆粒粉末の場合)]
本発明者らは、本実施形態に係るイオン化アパタイトが線虫の平均寿命に与える影響について着目し、第三者による試験結果に基づいて、検討を行なった。試験方法は、次の通りである。すなわち、「S-medium」に餌となる大腸菌OP−50株を懸濁させ、線虫(fer-15変異株)の培養液とした。この培養液を用いて線虫が成虫になるまで培養(20℃、100rpm)を行なった。その後、「S-buffer」にて線虫を回収、洗浄後、NaOH溶液およびハイター(登録商標)を用いて線虫の体を溶解させ、体内から卵を回収した。回収した卵は、20℃で1晩培養し、孵化させた。孵化させたL1幼虫は、24穴マイクロプレートを用い加熱処理大腸菌OP−50株(死菌体)を餌として、26.5℃で同調培養を行なった。このとき、マイクロプレートの1穴あたり線虫が約20匹となるように調整した。イオン化アパタイト(顆粒粉末)を100mg/mlの濃度で純水に溶解したものを原液とし、卵回収後、5日目に原液を0.22μmのフィルターでろ過減菌を行ない、培養液中の終濃度が、原液の10倍、100倍、1000倍希釈となるようにマイクロプレート各穴に加えた。その後、数日ごとに顕微鏡下で線虫の生存率を調べ、5日目の生存数を100%として、「Kaplan Meier法」により、生存率曲線を描き、ログランク検定によりp値を算出した。また、生存日数より平均寿命を算出した。結果は、以下の通りである。
Figure 2020059689
本実施形態に係るイオン化アパタイト(顆粒粉末)は、すべての処理区において、コントロールに対して有意な寿命の延長が認められた。特に、1000倍希釈時においても、十分に高い平均寿命を有していることから、薄めても十分な効果が期待され、実用性の観点からも十分に高い抗老化作用が得られることが分かった。
[線虫を用いた抗老化作用についての検証例(ノーマルの場合)]
本発明者らは、本実施形態に係るイオン化アパタイトが線虫の平均寿命に与える影響について着目し、第三者による試験結果に基づいて、検討を行なった。試験方法は、次の通りである。すなわち、「S-medium」に餌となる大腸菌OP−50株を懸濁させ、線虫(fer-15変異株)の培養液とした。この培養液を用いて線虫が成虫になるまで培養(20℃、100rpm)を行なった。その後、「S-buffer」にて線虫を回収、洗浄後、NaOH溶液およびハイター(登録商標)を用いて線虫の体を溶解させ、体内から卵を回収した。回収した卵は、20℃で1晩培養し、孵化させた。孵化させたL1幼虫は、24穴マイクロプレートを用い加熱処理大腸菌OP−50株(死菌体)を餌として、26.5℃で同調培養を行なった。このとき、マイクロプレートの1穴あたり線虫が約20匹となるように調整した。イオン化アパタイト(ノーマル)を100mg/mlの濃度で純水に溶解したものを原液とし、卵回収後、5日目に原液を0.22μmのフィルターでろ過減菌を行ない、培養液中の終濃度が、原液の10倍、100倍、1000倍希釈となるようにマイクロプレート各穴に加えた。その後、数日ごとに顕微鏡下で線虫の生存率を調べ、5日目の生存数を100%として、「Kaplan Meier法」により、生存率曲線を描き、ログランク検定によりp値を算出した。また、生存日数より平均寿命を算出した。結果は、以下の通りである。
Figure 2020059689
本実施形態に係るイオン化アパタイト(ノーマル)は、すべての処理区において、コントロールに対して有意な寿命の延長が認められた。特に、1000倍希釈時においても、十分に高い平均寿命を有していることから、薄めても十分な効果が期待され、実用性の観点からも十分に高い抗老化作用が得られることが分かった。
次に、本発明者らは、以下のように、本実施形態に係る海洋深層水が乳酸菌等の菌に与える影響について検証した。
[市販のヨーグルト中の菌の増殖についての検証例]
本発明者らは、本実施形態に係る海洋深層水が市販のヨーグルト中の菌の増殖に与える影響について着目し、第三者による試験結果に基づいて、検討を行なった。試験方法は、(a)12mLのMRS培地、もしくは海洋深層水パウダーを1%添加したMRS培地に、100倍希釈の市販のヨーグルトAおよびBを1mL添加し、(b)37℃で培養し、経時的に濁度を測定した。この「濁度」とは、液体の濁りの程度を示すもので,蒸留水1l中に,白陶土1mgを含む場合の濁りの度合いを1度(または1ppm)とする。図1は、市販のヨーグルトAの菌の増殖に与える海洋深層水パウダーの効果を示し、図2は、市販のヨーグルトBの菌の増殖に与える海洋深層水パウダーの効果を示す。図1および図2に示すように、海洋深層水パウダーを添加すると、ヨーグルト中の菌の増殖を促進することが明らかとなった。
[腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)の菌の増殖についての検証例]
本発明者らは、本実施形態に係る海洋深層水が腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)の菌の増殖に与える影響について検証した。試験方法は、(a)12mLの改変MRS培地、もしくは海洋深層水パウダーを1%、2%添加した改変MRS培地に、濁度(OD600)値が1.0(MRS培地)の腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)株を、1mL添加し、(b)37℃で培養し、経時的に濁度を測定した。図3は、海洋深層水パウダーの添加が、腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)の増殖に与える効果を示す。図3に示すように、海洋深層水パウダーの添加は、腸内乳酸菌(Lactobacillus gasseri JCM1131)株の増殖を促進することが明らかとなった。
[人体への塗布等]
本実施形態に係るイオン化アパタイトは、上述した機能を有する材料から構成されているため、洗顔、ボディーソープ、口腔ケア、頭皮ケアとして用いたり、皮膚ジェルパック、入浴料などに添加したりすることで活用できる。すなわち、シャンプーや洗顔料に混ぜて使用することによって、頭皮や皮膚に手軽に水素補給およびミネラル補給ができ、皮膚を清潔に還元させて酸化トラブルを抑制可能となる。本発明者らは、ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイトを活用したヘアケア用途、洗顔用途にて、試作品を完成させている。
[第1の試作品]
・ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイト…60%
・クエン酸…16.5%
・ブロメライン…3%
・海洋深層水粉末…20.5%
[第2の試作品]
・ホタテ貝殻由来ハイドロキシアパタイト…15%
・クエン酸…10%
・海洋深層水粉末…20%
・イヌリン…40%
・キサンタンガム…3%
・デキストリン…12%
ここで、第2の試作品では、「イヌリン、デキストリン、キサンタンガム」が配合されているが、「イヌリン、デキストリン」は、「アカシア食物繊維、難消化性デキストリン、結晶セルロース、HPMC、HPC、ラフィノース、フラクトオリゴ糖」などで代用することができ、「キサンタンガム(増粘剤)」は、「グァーガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、ガゴメ昆布パウダー、アカモク粉末、プルラン、カラギーナン」で代用することもできる。
以上説明したように、唾液に含まれるアパタイト(カルシウムイオン、リン酸イオン)とイオン化アパタイトに含まれる豊富なカルシウムイオン、リン酸イオンが相乗効果を発揮して歯の再石灰化を促進させることが可能となる。また、歯の汚れ菌類などを吸着除去することも可能となる。さらに、多くのカルシウムイオンおよびリン酸イオンを供給することができるので、食用とした場合は、体内に有益なミネラルを供給するサプリメントとすることが可能となる。

Claims (8)

  1. 歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物であって、
    天然由来または鉱物由来のハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite)が3%〜80%、
    クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする経口組成物。
  2. 歯の再石灰化を促進させると共に栄養を補助する経口組成物であって、
    炭酸カルシウムが3%〜80%、
    クエン酸が1%〜40%の重量比で混合されたことを特徴とする経口組成物。
  3. 海洋深層水が0.01%〜20%、の重量比でさらに混合されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の経口組成物。
  4. ブロメライン(Bromelain)が2%〜4%、の重量比でさらに混合されたことを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれかに記載の経口組成物。
  5. キシリトール(Xylitol)が10%〜50%、の重量比でさらに混合されたことを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の経口組成物。
  6. 非晶質の水溶性ケイ素(ケイ酸)が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の経口組成物。
  7. フルボ酸が0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の経口組成物。
  8. 海藻パウダー0.01%〜5%の重量比でさらに混合されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の経口組成物。
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