JP2002542185A - 食品用酸にカルシウムを含む歯に有益なチューインガム - Google Patents

食品用酸にカルシウムを含む歯に有益なチューインガム

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Abstract

(57)【要約】 歯エナメル質の再石灰化のための方法及びチューインガムが提供される。これを目的として、不溶性部分、水溶性部分、香味料、炭酸カルシウム、及び食品用酸を含む砂糖を含まないチューインガム及びそれを用いる方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 本発明は、一般的には、チューインガムに関する。更に詳細には、本発明は、
歯に有益であり得るチューインガムに関する。 風邪を除いて、う蝕(う歯)は最も頻繁にあるヒト疾患である。The Merck Manu
al, 16 Edit., p.2480を参照されたい。フッ化物添加やデンタルケアの改善よう
なう蝕やう歯を減少させる多くの段階が取られてきたとはいえ、う歯は依然とし
て重要な問題である。これは、特に、成人集団に言えることである。う歯の80%
がその集団の20%に起こっている。Featherstone, An Updated Understanding o
f the Mechanism of Dental Decay and its Prevention, Nutrition Quarterly,
Vol. 14, No. 1, 1990, pp.5-11を参照されたい。 正常な歯を保護するために、歯エナメル質の薄層によって歯の上に保護コーテ
ィングが被覆される。このコーティングは、ヒドロキシアパタイト状構造の主に
カルシウムイオン、リン酸イオン、及び他のイオンからなる。エナメル質は炭酸
塩を2〜5%含有している。この炭酸塩含量は、エナメル質を酸溶解に感受性にす
る。Featherstone、同書6ページを参照されたい。 3つの要因: 感受性のある歯面; 適当な微生物叢; 及び微生物叢に適切な基質
の相互作用がう蝕を引き起こすと思われる。口中に存在する数種の酸発生微生物
がう歯の病変を開始し得るが、ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcu
s mutans)が主要な病原体であると思われる。例えば、上記The Merck Manualを
参照されたい。
【0002】 発酵性炭水化物を含有する食品はう蝕を促進し得ることが既知である。歯面に
付着する歯垢に主に残っているストレプトコッカス・ミュータンスがホストによ
って消費される発酵性炭水化物を代謝させるときにう歯が始まる。発酵性炭水化
物がバクテリアによって代謝している間、乳酸と他の有機酸が副生成物として分
泌する。これらの酸は、周囲の歯垢/歯周のpHを下げる。 歯垢/歯周のpHが5.5〜5.7の臨界レベルより下がった場合、歯エナメル質の重
要な成分のヒドロキシアパタイト(水酸化リン灰石、Ca10(PO4)6(OH)2)が溶け始
める。この臨界pHは、重要なイオンの濃度に依存して変化し得る。典型的には
、歯の多孔質表面の下で始まる。 バクテリアによる発酵性炭水化物の代謝に起因する酸の侵襲が繰り返され、基
質病変が拡大する。しかしながら、この点での体の自然再石灰化(remineralizat
ion)メカニズムはまだう歯過程を逆転し得る。しかし、病変がエナメル質表面が
破壊する点まで拡大する場合には、う窩が形成され、過程はもはや可逆的ではな
い。
【0003】 自然再石灰化過程は、部分的には、歯垢の上に唾液の流れを必要とする。唾液
によって周囲のpHが上昇し得る。更に、唾液中のカルシウムイオンとリン酸イ
オンが沈降して、発酵性炭水化物の代謝中に生成される有機酸によって溶けるヒ
ドロキシアパタイトを置換する。 しかしながら、典型的には、pHが臨界レベル(5.5〜5.7)より高い場合、この
再石灰化は有意レベルでのみ起こる。従って、唾液がpHをほとんど上げない場
合には、有意な再石灰化は起こらない。しかし、再石灰化過程を口腔中のフッ化
物によって促進させることができ、新しい結晶成長の速度を上げ、う歯病変内の
結晶の表面上に沈降するフッ素リン灰石状の物質をつくる。Featherstone同書7
頁を参照されたい。 ある種の実験において脱灰を妨げる多くの塩が報告されている。難点の1つは
、塩を送達するための生育性賦形剤を与えることである。更に、塩の一部によっ
て多くの安全性の課題が生じる。更に、塩の一部についての感覚の問題が、予防
の恩恵を受ける患者によって一定の基準でこれらの塩が用いられることを妨げて
いる。他の問題は、これらのカルシウム塩がかなりのコストを製品に加え得るこ
とである。
【0004】 カルシウム含有組成物は、チューインガムに用いられている。特に、現在の多
くのチューインガム製品にはベース充填剤として炭酸カルシウムが用いられてい
る。更に、チューインガムテクスチャーを改良するためにチューインガム配合物
中に炭酸カルシウムが用いられている。炭酸カルシウムは、極めて水不溶性であ
る。従って、炭酸カルシウムがチューインガムベースに添加されても、噛む人の
口中に十分なレベルで放出されず歯エナメル質の再石灰化を促進させるのである
。 ぴりっとした味を与えるためにチューインガムに酸を加えることは既知である
が、典型的には、そのような状態で炭酸カルシウムは使用されない。この点では
、酸が炭酸カルシウムによって中和されるので、通常はタルクがベース充填剤と
して用いられている。 米国特許第5,378,171号には、グリセロリン酸カルシウムを含む口腔衛生に有
益なシュガーチューインガムが開示されている。
【0005】発明の要約 本発明は、エナメル質の再石灰化のための組成物及び方法を提供する。本発明
によれば、カルシウムの治療的有効量と食品用酸を含む砂糖を含まないチューイ
ンガムが提供される。食品用酸がカルシウム含有ベースに添加された場合、不溶
性炭酸カルシウムを可溶性の塩に変換することがわかった。これにより、カルシ
ウムが噛む人の口中の唾液に放出されることが可能になり、歯エナメル質の再石
灰化を促進させるために及び/又は脱灰を低下させるために使用し得るカルシウ
ムが与えられる。 これを目的として、本発明は、不溶性部分、水溶性部分、香味料、炭酸カルシ
ウム、及び食品用酸を含む砂糖を含まないチューインガムを提供する。 本発明の実施態様においては、食品用酸は、乳酸; リン酸; クエン酸; リンゴ
酸; アスコルビン酸; ギ酸; フマル酸; コハク酸; 及び酒石酸からなる群より選
ばれる。 本発明の実施態様においては、炭酸カルシウムは、チューインガムの約0.1質
量%〜約20質量%を含んでいる。
【0006】 本発明の実施態様においては、チューインガムは、少なくとも1種の追加の口
腔衛生成分を含んでいる。 本発明の実施態様においては、食品用酸は、チューインガムの約0.4質量%〜
約5質量%を含んでいる。 本発明の実施態様においては、水溶性部分、水不溶性部分、噛む人の口中のカ
ルシウムイオン濃度が少なくとも100ppmになるのに十分な量の不溶性カルシウム
塩、及び食品用酸を含んでいる砂糖を含まないチューインガムが提供される。 実施態様においては、食品用酸は、乳酸; リン酸; クエン酸; リンゴ酸; アス
コルビン酸; ギ酸; フマル酸; コハク酸; 及び酒石酸からなる群より選ばれる。 実施態様においては、炭酸カルシウム含有組成物は、チューインガムの約0.1
質量%〜約20質量%を含んでいる。 実施態様においては、食用酸は、チューインガムの約0.4質量%〜約5質量%を
含んでいる。
【0007】 本発明の実施態様においては、更に、歯の再石灰化を促進させる方法であって
、水溶性部分、水不溶性部分、炭酸カルシウム、及び食品用酸を含むシュガーレ
スチューインガムを与える工程; 及び該シュガーレスチューインガムを咀嚼する
工程を含む前記方法が提供される。 実施態様においては、2ピースのチューインガムが一度に咀嚼される。 実施態様においては、チューインガムが1日少なくとも2回咀嚼される。 実施態様においては、チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
ムイオン濃度が少なくとも100ppmになる。 実施態様においては、チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
ムイオン濃度が少なくとも300ppmになる。 実施態様においては、チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
ムイオン濃度が少なくとも500ppmになる。 実施態様においては、カルシウムイオン濃度は、唾液中に少なくとも2分間維
持される。
【0008】 本発明の利点は、う蝕の危険を予防又は低減する方法を提供することである。 本発明の他の利点は、エナメル質の再石灰化の方法を提供することである。 本発明の利点は、更に、う蝕を治療することである。 更に、本発明の利点は、口腔衛生を改善するために使用し得るチューインガム
を提供することである。 更に、本発明の利点は、他のカルシウム源の感覚的欠点をもたないチューイン
ガムを提供することである。 更に、本発明の利点は、口腔衛生を改善する簡単で楽しい方法を提供すること
である。 本発明の利点は、更に、歯に有益でありかつ低コストであるチューインガムを
提供することである。 更に、本発明の利点は、治療剤を口腔領域に長時間送達する組成物及び方法を
提供することである。 本発明の特徴及び利点は、更に、好適実施態様の詳細な説明と図面に記載され
ており、それらから明らかになる。
【0009】好適実施態様の詳細な説明 本発明は、歯エナメル質の再石灰化のための方法及び組成物を提供する。従っ
て、本発明は、う蝕を予防及び/又は治療する方法及び組成物を提供する。本発
明によれば、カルシウムの治療的に有効な量及び食品用酸を含むチューインガム
が提供される。本発明のチューインガムは、咀嚼したときに口腔衛生を改善し得
る。 特に、炭酸カルシウムを含有するガムベースに食品用酸を添加すると、ガムが
咀嚼されたときに可溶性の塩に変換することがわかった。従って、そのときのガ
ムは、噛む人の口中で再石灰化を促進させ及び/又は脱灰を低下させる。 種々の食品用酸が使用し得る。そのような酸としては、乳酸、リン酸、クエン
酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、ギ酸、フマル酸、コハク酸、又は酒石酸又はそ
の混合物が含まれる。例えば、クエン酸は、炭酸カルシウムをクエン酸カルシウ
ムに変換する。乳酸は、炭酸カルシウムを乳酸カルシウムに変換する。また、リ
ン酸は、炭酸カルシウムをリン酸カルシウムに変換する。これらの酸は、酸がそ
れぞれの塩に変換するのでガム中のpHレベルを約5〜7に維持することがわかっ
た。食品用酸、例えば、クエン酸は、炭酸カルシウムを含有するシュガーレスチ
ューインガムに添加した場合、不溶性炭酸カルシウムを可溶性の塩に変換するた
めに、再石灰化を促進し得る。
【0010】 食品酸は、典型的には対応するカルシウム塩よりほとんど費用がかからない。
炭酸カルシウムは、非常に安価であり、典型的にはチューインガム製品中に存在
する。結果として、本発明のチューインガムは、等価なカルシウム塩と配合した
ガムより製造するのに費用がかからない。 チューインガムは、炭酸カルシウムを好ましくは約0.1質量%〜約20質量%、
更に好ましくは約1質量%〜約15質量%、最も好ましくは約3質量%〜約12質量%
を含む。唾液中に少なくとも100ppm、好ましくは少なくとも300ppm、最も好まし
くは少なくとも500ppmのカルシウム濃度がガムを咀嚼しているときに少なくとも
1分間、好ましくは2分を超える間、最も好ましくは4分間生じるのに十分な炭酸
カルシウムがチューインガム中に存在しなければならない。 これは、1ピースのチューインガム当たり少なくとも4mg、好ましくは少なくと
も5mg、最も好ましくは8mgの食品用酸、例えば、クエン酸を混入させることによ
り達成される。好ましくは、食品用酸、例えば、クエン酸は、チューインガム塊
に混合されるが、混合する前に炭酸カルシウムと予め混和することもできる。
【0011】 上述のように、リン酸、乳酸、酒石酸、ギ酸、フマル酸、コハク酸、又はアス
コルビン酸を含むクエン酸以外の他の食品用酸を本発明に用いることができる。
これらの酸は、咀嚼中の唾液中にカルシウムイオンを生成させるのに他のものよ
り効果的であることがわかった。発明者らは、個々の理論に縛られることを望ま
ないが、このための理由が酸の解離定数と生成したカルシウム塩の溶解度による
ものであると考える。 チューインガム組成物は、シュガーレスチューインガム配合物であってもよい
。そのような配合物は、典型的には、多量の糖アルコール充填剤、かなりの部分
のガムベース、少量のシロップ剤、軟化剤、香味剤、着色剤及び高強度甘味剤を
含有する。低レベルの糖アルコールと高レベルのベース及び/又は低カロリー又
はカロリーフリー充填剤を含有する低カロリーガムも考えられる。生成物は、タ
ブ、スティック、チャンク又は剤皮を施したペレットに形成することができる。
約1〜約5グラムのピースサイズが好ましい。 チューインガムは、一般的には、水不溶性ガムベース、水溶性部分、及び香味
料からなる。水溶性部分は、咀嚼中の時間にわたって香味料の一部を消散させる
。ガムベース部分は、咀嚼の間、口中に保持される。
【0012】 不溶性ガムベースは、一般的には、エラストマー、樹脂、脂肪又は油、軟化剤
、又は無機充填剤を含んでいる。ガムベースは、ワックスを含んでも含まなくて
もよい。不溶性ガムベースは、チューインガムの約5〜95質量%、普通にはチュ
ーインガムの10〜約50%、好適実施態様においてはチューインガムの20〜約35質
量%を含んでいる。 実施態様においては、本発明のチューインガムベースは、合成エラストマー約
20〜約60質量%、天然エラストマー0〜約30質量%、エラストマー可塑剤約5〜約
55質量%、充填剤約4〜約35質量%、軟化剤約5〜約35質量%、及び着色剤、酸化
防止剤等の任意の各種成分少量(約1%以下)を含有する。 合成エラストマーとしては、GPC質量平均分子量が約10,000〜約95,000のポリ
イソブチレン、イソブチレン-イソプレンコポリマー(ブチルエラストマー)、ス
チレン-ブタジエン比が約1:3〜約3:1のスチレン-ブタジエンコポリマー、GPC質
量平均分子量が約2,000〜約90,000のポリ酢酸ビニル、ポリイソプレン、ポリエ
チレン、ラウリン酸ビニル含量がコポリマーの約5〜約50質量%の酢酸ビニル-ラ
ウリン酸ビニルコポリマー、又はその組合わせを挙げることができるがこれらに
限定されない。
【0013】 好ましい範囲は、ポリイソブチレンの場合、50,000〜80,000 GPC質量平均分子
量であり、スチレン-ブタジエンの場合、1:1〜1:3結合スチレン-ブタジエンであ
り、ポリ酢酸ビニルの場合、10,000〜65,000 GPC質量平均分子量であり、高分子
量ポリ酢酸ビニルは、典型的には風船ガムベースに用いられ、酢酸ビニル-ラウ
リン酸ビニルの場合、ラウリン酸ビニル含量が10〜45%である。 天然エラストマーとしては、スモークドラテックス又は液状ラテックス又はグ
アユールのような天然ゴム、又はジェルトン、レキカスピ、ペリロ、ソルバ、マ
ッサランデュババラタ、マッサランデュパチョコレート、ニスペロ、ロシンジン
ハ、チクル、ガタハンカンのような天然ガム、又はその組合わせを含むことがで
きる。好ましい合成エラストマー又は天然エラストマー濃度は、ベースが用いら
れるチューインガムが下記のように粘着性ガムか普通の風船ガム又はレギュラー
ガムであるかによって異なる。好ましい天然エラストマーは、ジェルトン、チク
ル、ソルバ又はマッサランデュバラタを含んでいる。
【0014】 エラストマー可塑剤としては、部分的水素化ロジンのグリセロールエステル、
重合ロジンのグリセロールエステル、部分的二量化ロジンのグリセロールエステ
ル、ロジンのグリセロールエステル、部分的水素化ロジンのペンタエリスリトー
ルエステル、ロジンのメチルエステル又は部分的水素化メチルエステル、ロジン
のペンタエリスリトールエステルのような天然ロジンエステル; α-ピネン、β-
ピネン、及び/又はd-リモネンから誘導されたテルペン樹脂のような合成樹脂;
又は上記の適切な組合わせが挙げられるがこれらに限定されない。好ましいエラ
ストマー可塑剤もまた個々の適用、又は用いられるエラストマーの種類によって
異なる。 充填剤/テクスチャライザーとしては、炭酸マグネシウム又は炭酸カルシウム
、粉末石灰石、ケイ酸マグネシウムやアルミニウムのようなケイ酸塩タイプ、ク
レー、アルミナ、タルク、酸化チタン、リン酸一、二又は三カルシウム、樹木の
ようなセルロースポリマー、又はその組合わせが挙げられる。本発明においては
、炭酸カルシウムが好ましい充填剤であるが、炭酸カルシウムが別個に添加され
る場合には他の充填剤を用いることができる。
【0015】 軟化剤/乳化剤としては、獣脂、水素化獣脂、水素化植物油又は部分的水素化
植物油、ココア乳脂、グリセロールモノステアレート、フリセロールトリアセテ
ート、レシチン、モノ、ジ及びトリグリセリド、アセチル化モノグリセリド、脂
肪酸(例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸又はリノレイン酸)、又
はその組合わせが挙げられる。 着色剤及びホワイトナーとしては、FD&C型染料又はレーキ顔料、フルーツ
エキス又は植物エキス、二酸化チタン、又はその組合わせが挙げられる。 ベースは、ワックスを含んでも含まなくてもよい。ワックスを含まないガムベ
ースの例は、米国特許第5,286,500号に開示されており、この明細書の記載は本
願明細書に含まれるものとする。 不溶性ガムベース部分のほかに、典型的なチューインガム組成物は、水溶性バ
ルク部分と1種以上の香味剤を含んでいる。水溶性部分としては、バルク甘味剤
、高強度甘味剤、香味剤、軟化剤、乳化剤、着色剤、酸味剤、増量剤、酸化防止
剤、又は所望の性質に寄与する他の成分を含み得る。 軟化剤は、ガムの噛みごこちと食感を最適化するためにチューインガムに添加
される。可塑剤や可塑化剤としても知られる軟化剤は、一般的には、チューイン
ガムの約0.5〜約15質量%を構成している。軟化剤としては、グリセリン、レシ
チン、又はその組合わせを含むことができる。ソルビトール、水素化デンプン加
水分解物、コーンシロップ又はその組合わせを含むもののような甘味剤水溶液も
チューインガム中の軟化剤や結合剤として用いることができる。
【0016】 バルク甘味剤は、典型的にはチューインガムの5〜約95質量%、更に典型的に
は20〜80質量%、普通には30〜60質量%を構成する。 シュガーレス甘味剤としては、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、
水素化デンプン加水分解物、マルチトール等のような糖アルコールが単独で又は
組合わせて挙げられるがこれらに限定されない。 高強度人工甘味剤も単独で又は上記のものと組合わせて使用し得る。好ましい
甘味剤としては、スクラロース、アスパルテーム、アセサルファーム、アリテー
ム、サッカリン又はその塩、シクラミン酸又はその塩、グリシリジン、ジヒドロ
カルコン、タウマチン、モネリン等が単独で又は組合わせて挙げられるがこれら
に限定されない。長く持続する甘味剤や香味料の知覚を与えるために、封入する
かあるいは人工甘味剤の少なくとも一部の放出を制御することができることが望
ましい。湿潤顆粒、ワックス顆粒、噴霧乾燥、噴霧冷却、流動床コーティング、
コアセルベーション、又はファイバーエクステンションのような手法が所望の放
出特性を達成するために用いることができる。 人工甘味剤の使用レベルは、非常に変動し、甘味剤の効力、放出速度、製品の
所望の甘味、用いられる香味料のレベルと種類又はコストの問題のような要因に
左右される。従って、人工甘味剤の活性レベルは、0.02〜約8%に変動してもよ
い。封入に用いられる担体が含まれる場合、封入される甘味剤の使用レベルは比
例して高くなる。
【0017】 シュガー甘味剤及び/又はシュガーレス甘味剤の組合わせをチューインガムに
用いることができる。更に、軟化剤は、例えば、砂糖又はアルジトールの水溶液
によって甘味を追加することもできる。 低カロリーガムが所望される場合には、低カロリー充填剤が使用し得る。低カ
ロリー充填剤の例としては、ポリデキストロース、ラフチロース、ラフチリン;
フルクトオリゴサッカリド(ニュートラフローラ); パラチノースオリゴサッカリ
ド; グアガム加水分解物(サンファイバー); 又は不消化デキストリン(ファイバ
ーゾル)が挙げられる。しかしながら、他の低カロリー充填剤も使用し得る。 種々の香味剤が使用し得る。香味剤は、ガムの約0.1〜約15質量%、好ましく
は0.2〜5%の量で使用し得る。香味剤としては、精油、合成香味料又はその混合
物を含むことができ、シトラス油、フルーツエッセンス、ペパーミント油、スペ
アミント油、他のミント油、チョウジ油、ウインターグリーン油、アニス等の植
物やフルーツから誘導された油が挙げられるがこれらに限定されない。人工香味
剤や人工香味成分も用いることができる。天然香味剤と人工香味剤は、感覚的に
許容しうる方法で混合することができる。 追加の口腔衛生成分も添加することができ、pH制御剤(例えば、尿素又は緩衝
剤)、歯石又はう歯制御のための他の無機成分(リン酸塩、フッ化物)、又は抗歯
垢剤/抗歯肉炎剤(クロルヘキシジン、CPC、トリクロサン)が挙げられるがこれら
に限定されない。追加の成分は、安全かつ有効でなければならず、炭酸カルシウ
ム又は選ばれた食品用酸と好ましく反応しなければならない。 例としてかつ限定されないものとしての本発明の実施例は次の通りである。
【0018】 実施例
【0019】 実施例4が炭酸カルシウムとクエン酸のプレブレンドであることは留意しなけ
ればならない。食品用酸は、所望量で置換されてもよい。実施例5は、配合物中
に追加の炭酸カルシウムを用いていない。どちらかといえば、酸はベース中に存
在する炭酸カルシウムと反応し得る。 砂糖を含まないチューインガムによって促された唾液について使用食品酸と炭
酸カルシウムとの効果を求めるために試験を行った。実験には3人の被検者を関
与させた。被検者には、実施例6、7及び8のガムを咀嚼させた。各試料を、集め
た唾液について(飲み込まずに)20分の時間にわたって指定した間隔で評価した。
20分前に、被検者にはベースラインの唾液のカルシウム含量を決定するために2
分間測定したガムベース試料(0.60g +/- 0.05g)を咀嚼することが要求された。
集めた唾液試料の質量を量り、撹拌し、容量を希釈し、原子吸収(AA)により分析
して各被検者のベースライン値に調整したカルシウム濃度を求めた。 3種のガム配合物を下記の実施例6、7、及び8に従って調製した。食品用酸と炭
酸カルシウム添加剤の一様な分配を確実にするためにバッチの混合時間を延長し
た。ピースを2.00g〜2.10gに切断し、試験前2週間ねかせた。試料を分析で試験
して正しい配合と酸の中和を確認した。
【0020】 実施例
【0021】 本発明の組成物の実施例(7と8)は共に対照(6)より咀嚼中に高いレベルのカル
シウムを放出した。図1は、その結果を示すグラフである。 本発明の実施例7と8の試験結果は、塩の溶解度に基づいて予想されたデータと
一致している。炭酸カルシウムは、酸性溶液中で更に可溶性になる。結果は、用
いられた酸の強さと生成した対応する塩の溶解度に基づく予想と一致している。
更に、より多くのカルシウムが咀嚼中に放出されてカルシウム塩の溶解が多くな
るにつれて歯の有益な性質を高め得る。 これらの結果に基づき、食品用酸を炭酸カルシウム含有生成物に添加すると唾
液に放出されるカルシウム量が増加するということが結論された。また、強い酸
を用いることにより、より可溶性のカルシウム塩が生成され得ることは留意され
なければならない。 感覚の熟練技術者によって、対照と各々が異なる量のクエン酸を有する実験用
ガムによる記述パネルが行われた。試験したガムは次に示されるように配合され
た。
【0022】 実施例
【0023】 パネルにより、クエン酸を含有する2つの実験用配合物は風船ガムとして許容
しうるが、対照の同じ香味料プロファルと一致しないということが結論された。
実験用試料の各々は、最初の咀嚼で酸っぱい酸の特徴を示した。実験用ガムは、
始めて30秒後に対照と同じになり、酸っぱい/ぴりっとした特徴は消失した。更
に、2つの実験用試料は、まばらな弱い泡を示した。クエン酸を1.00%含有する
試料は、対照に最も近いものであった。 本明細書に記載された好適実施態様に対する種々の変更と修正が当業者に明ら
かであることは理解されるべきである。そのような変更と修正は、本発明の真意
と範囲から逸脱することなくかつ企図された利点を減少させることなくなされる
。従って、そのような変更と修正は前述の特許請求の範囲によって包含されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 経時放出カルシウムを示す前述の実施例6〜8の唾液抽出データのグラフである
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月7日(2002.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項20
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 19/00 A61P 19/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブロデリック ケヴィン アメリカ合衆国 イリノイ州 60402 バ ーウィン ウェノナ 1527 Fターム(参考) 4B014 GB13 GK05 GL01 GL04 4C076 AA69 BB01 CC40 DD38 DD41 DD42 DD43 DD48 DD59 DD63 DD67 EE04 EE07 EE30 FF01 FF68 4C086 AA01 AA02 HA04 HA16 MA01 MA05 MA36 MA52 NA09 NA10 NA14 ZA96

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水不溶性ガムベース部分; 水溶性部分; 香味料; 炭酸カルシウム; 及び 食品用酸 を含むことを特徴とする、砂糖を含まないチューインガム。
  2. 【請求項2】 該食品用酸が乳酸; リン酸; クエン酸; リンゴ酸; アスコル
    ビン酸; ギ酸; フマル酸; コハク酸; 及び酒石酸からなる群より選ばれる、請求
    項1記載の砂糖を含まないチューインガム。
  3. 【請求項3】 該炭酸カルシウムが該チューインガムの約0.1質量%〜約20
    質量%を含んでいる、請求項1記載の砂糖を含まないチューインガム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の追加の口腔衛生成分を含んでいる、請求項1
    記載の砂糖を含まないチューインガム。
  5. 【請求項5】 該食品用酸が該チューインガムの約0.4質量%〜約5質量%を
    含んでいる、請求項1記載の砂糖を含まないチューインガム。
  6. 【請求項6】 該食品用酸がクエン酸である、請求項1記載の砂糖を含まな
    いチューインガム。
  7. 【請求項7】 水溶性部分; 水不溶性ガムベース部分; 噛む人の口中のカルシウムイオン濃度が少なくとも100ppmになるのに十分な量の
    炭酸カルシウム; 及び 食品用酸 を含むことを特徴とする、砂糖を含まないチューインガム。
  8. 【請求項8】 該食品用酸が乳酸; リン酸; クエン酸; リンゴ酸; アスコル
    ビン酸; ギ酸; フマル酸; コハク酸; 及び酒石酸からなる群より選ばれる、請求
    項7記載の砂糖を含まないチューインガム。
  9. 【請求項9】 該炭酸カルシウムが該チューインガムの約0.1質量%〜約20
    質量%を含んでいる、請求項7記載の砂糖を含まないチューインガム。
  10. 【請求項10】 少なくとも1種の追加の口腔衛生成分を含んでいる、請求
    項7記載の砂糖を含まないチューインガム。
  11. 【請求項11】 該食品用酸が該チューインガムの約0.4質量%〜約5質量%
    を含んでいる、請求項7記載の砂糖を含まないチューインガム。
  12. 【請求項12】 該食品用酸がクエン酸である、請求項7記載の砂糖を含ま
    ないチューインガム。
  13. 【請求項13】 該炭酸カルシウムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
    ムイオン濃度が少なくとも300ppmになる、請求項7記載の砂糖を含まないチュー
    インガム。
  14. 【請求項14】 歯の再石灰化を促進させる方法であって、 水溶性部分、水不溶性部分、炭酸カルシウム、及び食品用酸を含むシュガーレ
    スチューインガムを与える工程; 及び 該シュガーレスチューインガムを咀嚼する工程 を含む、前記方法。
  15. 【請求項15】 2ピースのチューインガムを一度に咀嚼する、請求項14記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 該チューインガムを1日少なくとも2回咀嚼する、請求項14
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 該チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
    ムイオン濃度が少なくとも100ppmになる、請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 該チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
    ムイオン濃度が少なくとも300ppmになる、請求項14記載の方法。
  19. 【請求項19】 該チューインガムによって噛む人の口の唾液中のカルシウ
    ムイオン濃度が少なくとも500ppmになる、請求項14記載の方法。
  20. 【請求項20】 該カルシウムイオン濃度が唾液中に少なくとも2分間維持
    される、請求項17記載の方法。
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