JP2020059639A - 複層ガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】3枚のガラス板を有していても、全体の厚みを小さくしつつ、遮音性能を高めることができる、複層ガラスを提供する。【解決手段】本発明に係る複層ガラスは、第1ガラス板1と、第1ガラス板と所定間隔をおいて対向するように配置された第2ガラス板2と、第2ガラス板と所定間隔をおいて対向するように配置された第3ガラス板3と、第1ガラス板及び第2ガラス板の周縁部の隙間、及び第2ガラス板及び第3ガラス板の周縁部の隙間をシールするシール部材4と、を備え、第1ガラス板の厚みをG1(mm)、第2ガラス板の厚みをG2(mm)、第3ガラス板の厚みをG3(mm)、第1ガラス板と第2ガラス板と間の空隙の厚みをS1(mm)、第2ガラス板と第3ガラス板と間の空隙の厚みをS2(mm)としたとき、G1+G2+G3<28mm、及び1.5≦G3/G1≦3を充足する。【選択図】図1

Description

本発明は、複層ガラスに関する。
近年、建築物等の窓ガラスには、複層ガラスが多く採用されている。複層ガラスは、2以上のガラス板の間に内部空間を形成したものであり、これによって、室内の断熱性を高めることを目的としている。例えば、特許文献1に記載の複層ガラスでは、3枚のガラス板を用い、これらガラス板の間に2つの空隙層を設けて、これによって遮音性能を高めている。
特開2011−236083号公報
ところで、特許文献1の複層ガラスのようにガラス板の数が多くなると、遮音性能は高くなるものの、全体の重量が増したり、コストが高くなる等の問題がある。したがって、3枚のガラス板を有する複層ガラスであっても、できるだけ全体の厚みを小さくしつつ遮音性能を高めることが要望されていた。
本発明は、この問題を解決するためになされたのであり、3枚のガラス板を有していても、全体の厚みを小さくしつつ、遮音性能を高めることができる、複層ガラスを提供することを目的とする。
項1.第1面及び第2面を有する第1ガラス板と、
第3面及び第4面を有し、前記第3面が前記第1ガラス板の第2面と所定間隔をおいて対向するように配置された第2ガラス板と、
第5面及び第6面を有し、前記第5面が前記第2ガラス板の第4面と所定間隔をおいて対向するように配置された第3ガラス板と、
前記第1ガラス板及び第2ガラス板の周縁部の隙間、及び前記第2ガラス板及び第3ガラス板の周縁部の隙間をシールするシール部材と、
を備え、
前記第1ガラス板の厚みをG1(mm)、前記第2ガラス板の厚みをG2(mm)、前記第3ガラス板の厚みをG3(mm)、前記第1ガラス板と第2ガラス板と間の空隙の厚みをS1(mm)、前記第2ガラス板と第3ガラス板と間の空隙の厚みをS2(mm)としたとき、
G1+G2+G3<28mm、及び
1.5≦G3/G1≦3を充足する、複層ガラス。
項2.2≦S2/S1≦5を充足する、項1に記載の複層ガラス。
項3.JIS A4706:2000に準拠する遮音等級がT3以上である、項1または2に記載の複層ガラス。
項4.S1+S2≦36mmを充足する、項1から3のいずれかに記載の複層ガラス。
項5.S1≧5mmを充足する、項1から4のいずれかに記載の複層ガラス。
項6.S2≦24mmを充足する、項1から5のいずれかに記載の複層ガラス。
項7.G2≦4mmを充足する、項1から6のいずれかに記載の複層ガラス。
項8.少なくとも前記第3面または第4面に積層されるLow−E膜をさらに備えている、項1から7のいずれかに記載の複層ガラス。
項9.前記第3ガラス板が室外側に配置される、項1から8のいずれかに記載の複層ガラス。
本発明によれば、3枚のガラス板を有していても、全体の厚みを小さくしつつ、遮音性能を高めることができる。
本発明に係る複層ガラスの一例を示す断面図である。 実施例及び比較例に用いたシミュレーションのモデルの断面図である。 実施例1及び比較例1の遮音性能を示すグラフである。 実施例2及び比較例2の遮音性能を示すグラフである。 実施例3及び比較例3の遮音性能を示すグラフである。 実施例4〜7及び比較例4においてS2/S1を変化させたときの遮音性能を示すグラフである。 実施例8〜10の遮音性能を示すグラフである。
<1.複層ガラスの概要>
以下、本発明に係る複層ガラスの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る複層ガラスの断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る複層ガラスは、矩形状の3つのガラス板、つまり第1ガラス板1、第2ガラス板2、及び第3ガラス板3を有しており、これらが所定間隔をおいて、この順で配置されている。そして、第1ガラス板1及び第2ガラス板2の周縁部の隙間と、第2ガラス板及び第3ガラス板の周縁部の隙間には、シール材4が設けられている。これにより、第1ガラス板1と第2ガラス板2との間に密閉された第1空隙層5が形成され、第2ガラス板2と第3ガラス板3との間に密閉された第2空隙層6が形成される。
シール材4としては、シリコーンシーラント、ポリサルファイドシーラントなどの公知のシール材を用いることができる。また、各空隙層5,6において、シール材4の内側には、接着剤で固定されたスペーサ7が配置され、このスペーサによって隣接するガラス板の間の隙間の距離が維持される。スペーサ7は、ガラス板の4つの辺のうち、2つ以上に沿って配置されることが好ましい。また、スペーサ7の内部には、ゼオライトなどの公知の乾燥剤(図示省略)が充填されている。
以下では、説明の便宜のため、この複層ガラスの各部の寸法、部位などを以下のように規定する。また、本実施形態では、第1ガラス板1を屋内側、第3ガラス板3を屋外側に配置することとする。
・第1ガラス板1の厚み:G1(mm)
・第2ガラス板2の厚み:G2(mm)
・第3ガラス板3の厚み:G3(mm)
・第1空隙層4の厚み:S1(mm)
・第2空隙層5の厚み:S2(mm)
・第1ガラス板の屋内側の面:第1面
・第1ガラス板の屋外側の面:第2面
・第2ガラス板の屋内側の面:第3面
・第2ガラス板の屋外側の面:第4面
・第3ガラス板の屋内側の面:第5面
・第3ガラス板の屋外側の面:第6面
<2.各ガラス板の材料及び厚み>
第1〜第3ガラス板1〜3を構成する材料は、特には限定されず、公知のガラス板を用いることができる。例えば、熱線吸収ガラス、クリアガラス、グリーンガラス、UVグリーンガラス、ソーダライムガラスなど種々のガラス板を用いることができる。
第1〜第3ガラス板1〜3の合計厚み(G1+G2+G3)は、28mm未満となっており、20mm以下であることがさらに好ましく、15mm以下であることが特に好ましい。すなわち、複層ガラス全体の厚みを抑えるため、3つのガラス板1〜3の合計厚みが小さく設定されている。また、ガラス板1〜3の厚みが小さくなることで、複層ガラスの重量を低減することができる。
また、各ガラス板1〜3の厚みは、0.1〜20mmの間で適宜設定することができるが、第1ガラス板1の厚みG1と第3ガラス板3の厚みG3との関係が、以下の式(1)を充足するように設定される。
1.5≦G3/G1≦3 (1)
上記式(1)を充足することで、第1ガラス板1と第3ガラス板3の共鳴透過周波数をずらすことができ、低周波数域での共鳴透過周波数の落ち込みを低減することができる。なお、G3/G1は、2.5以下であることが好ましい。この値が大きすぎると、例えば、第1ガラス板1を室内側に配置する場合、その厚みが薄くなりすぎて耐風圧強度が低下するおそれがある。
具体的な第1ガラス板1の厚みG1は、例えば、上述した合計厚みを考慮して、1.5〜11mmとすることが好ましく、2.5〜8mmとすることがさらに好ましい。一方、第2ガラス板2の厚みG3は、例えば、上述した合計厚みを考慮して、2.5〜20mmとすることが好ましく、8〜15mmとすることがさらに好ましい。
また、第1及び第3ガラス板1,3の間に配置される第2ガラス板2の厚みG2は、本発明者により遮音性能に大きく寄与しないことが確認されたため、できるだけ薄くすることが好ましい。具体的には、厚みG2は、4.0mm以下であることが好ましく、2.0mm以下であることがさらに好ましい。
<3.各空隙層の厚み>
次に、各空隙層5,6の厚みについて説明する。第1空隙層5と第2空隙層6の合計厚み(S1+S2)は、36mm以下であることが好ましく、27mm以下であることがさらに好ましい。また、第1空隙層5の厚みS1と第2空隙層6の厚みS2との関係が、以下の式(2)を充足することが好ましい。
2.0≦S2/S1≦5.0 (2)
すなわち、厚みが小さい第1ガラス板1側に配置される第1空隙層5の厚みを小さく、厚みが大きい第3ガラス板3側に配置される第2空隙層6の厚みを大きくすることが好ましい。
そして、厚みが小さい第1空隙層5の厚みS1の下限は、例えば、5mm以上であることが好ましく、10mm以上であることがさらに好ましい。これは、空隙層が薄いと断熱性能が低下するからである。例えば、断熱複層ガラスの規格であるJIS R3209の断熱性の区分3種(U3−2)を充足するには、上記のように、5mm以上にすることが好ましい。一方、厚みの大きい第2空隙層6の厚み2の上限については、例えば、24mm以下であることが好ましい。これは、空隙層の厚みが24mmを超えても、対流の影響で断熱性能の向上が乏しいからであり、且つ複層ガラス全体の厚みを抑えるためである。
<4.特徴>
(1)上記式(1)を充足するように第1ガラス板1と第3ガラス板3の厚みが設定されているため、3つのガラス板1〜3の合計の厚みが小さく、28mm未満であっても、低周波数域での共鳴透過周波数の落ち込みを抑えることができる。すなわち、本実施形態に係る複層ガラスによれば、複層ガラス全体の厚みを小さくしつつ、低周波数域での遮音性能を向上することができる。
(2)さらに、空隙層5,6の厚みS1,S2を、式(2)を充足するように設定すると、低周波数側での遮音性能の低下をより抑えることができる。
(3)厚みの大きい第3ガラス板3を屋外側に配置すると、外部からの飛来物との衝突によるガラスの破損を抑制することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜、組み合わせ可能である。
<5−1>
上記実施形態では、厚みの大きい第3ガラス板3を屋外側に配置しているが、これに限定されるものではなく、第1ガラス板1を屋外側に配置してもよい。この場合、空隙層の位置関係は変わらず、第1ガラス板1と第2ガラス板2との間の空隙層が第1空隙層S1となる。なお、音源が第1ガラス板1側及び第3ガラス板3側のいずれにあっても、複層ガラスとしての遮音性能は同じである。
<5−2>
第1〜第3ガラス板1〜3の少なくとも一つにLow−E膜を積層することができる。Low−E膜は公知のものを用いることができる。Low−E膜を積層する面は、特には限定されないが、複層ガラスにおいて、外部と接触しない面に積層することが好ましい。すなわち、第2ガラス板2のいずれかの面、または第1ガラス板1の第1空隙層5側の面、または第3ガラス板3の第2空隙層6側の面とすることができ、これらの少なくとも1つの面にLow−E膜を積層することができる。
<5−3>
シール材4及びスペーサ7の形状等は特には限定されず、種々の形態が可能である。また、スペーサ7とシール材4を一体的に形成することもできる。また、費用に応じて、屋外側のガラス板の周縁部にパテを設けることもできる。
以下、本発明の実施例について説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
以下では、上述した複層ガラスの各ガラス板の厚みG1〜G3、及び空隙層S1,S2の厚みを変化させたときの、遮音性能を検討した。
以下の検討では、音響解析ソフト「ACTRAN」を用い、シミュレーションにより複層ガラスの各部位の厚みの変化による音響透過損失(STL)を算出した。シミュレーションに用いたモデルは、図2に示すとおりである。すなわち、上記実施形態で示した3枚のガラス板を空隙を介して配置している。そして、第3ガラス板の周縁にパテを配置し、各ガラス板の間には、シール材及びスペーサを統合した弾性体を配置した。また、第1ガラス板側から音波を入射し、第3ガラス板側から音波を出射した。詳細な設定は、以下のとおりである。
(ガラス板)
・ガラスの物性種類:弾性体
・ヤング率:7.16×1010Pa
・ポアソン比:0.23
・密度:2,500kgf/m3
・減衰率:0.01〜0.20
(パテ)
・パテの物性種類:弾性体
・ヤング率:4.9×106Pa
・ポアソン比:0.45
・密度:2,000kgf/m3
・減衰率:0.01
(シール材及びスペーサの統合体)
・統合体の寸法:ガラスと接触する部分の幅が10mm
・統合体の物性種類:弾性体
・ヤング率:2.94×107Pa
・ポアソン比:0.45
・密度:1,000kgf/m3
・減衰率:0.20
(空隙層)
・空気の物性種類:流体
・音速:340m/s
・密度:1.225kgf/m3
(境界条件)
・入射音波:ランダム拡散音源であり、10方向から入射させた。
<ガラス板の厚みに関する検討>
以下のとおり、実施例1〜3及び比較例1〜3を準備し、周波数ごとの音響透過損失を算出した。
結果は、図3〜図5に示すとおりである。これら図3〜図5に記載の遮音等級線は、JIS A4706:2000に準ずる。図3に示すように、実施例1と比較例1とでは複層ガラスの合計厚みは同じではあるが、比較例1が第1及び第3ガラス板の厚み、及び第1及び第2空隙層の厚みを同じにしているのに対し、実施例1は、これらの厚みを相違させている。その結果、実施例1は、比較例1よりも低周波域での遮音性能が高くなっている。そして、実施例1は、遮音等級が概ねT1より大きく、T2に近い性能を有しているなっている。したがって、合計厚みが同じでも、両側のガラス板の厚みの比を調整することで、特に低周波域での遮音性能が向上することが分かった。図4に示すように、実施例2は、複層ガラスの合計厚みが比較例2よりも1mm小さいが、実施例1及び比較例1と同様の傾向を示ししている。また、図5に示すように、実施例3と比較例3も同様の傾向を示している。但し、実施例1,2,3はこの順で複層ガラスの合計厚みが大きくなっているため、遮音性能もこの順で大きくなっている。すなわち、実施例2は、遮音等級が概ねT3以上となり、実施例3はT4以上となっている。
<ガラス板の厚みと空隙層の厚みとの関係に関する検討>
次に、ガラス板の厚みと空隙層の厚みとの関係について検討した。ここでは、実施例4〜11及び比較例4,5を以下のとおり準備した。
そして、実施例4〜11及び比較例4,5において、S2/S1を変化させ、125〜500Hzまでの合計の音響透過損失を算出した。結果は、図6に示すとおりである。図6に示す通り、第1ガラス板と第3ガラス板の厚みが相違する実施例4〜7は、合計厚みが同じではあるが、第1ガラス板と第3ガラス板の厚みが同じである比較例4と比べ遮音性能が高いことが分かる。また、S2/S1が大きくなるにしたがって、遮音性能が大きくなっていることが分かる。但し、S2/S1が4を超えると遮音性能の向上の度合いが低くなっている。また、空隙層の厚みが反対であるS2/S1=2.0とS2/S1=0.5とを比べると、S2/S1=2.0が大きいことから、厚みの小さい第1空隙層を厚みの小さい第1ガラス板側に配置し、厚みの大きい第2空隙層を厚みの大きい第3ガラス板側に配置すると、遮音性能が高くなることが分かった。そして、図6の結果から、S2/S1は、上記式(2)で示した通り、2以上5以下であることが好ましい。
<第2ガラス板の厚みと遮音性能との関係に関する検討>
第2ガラス板の厚みG2を変化させた実施例12〜14を準備し、遮音性能を算出した。その他の寸法は以下の通りである。
・第1ガラス板の厚みG1:4mm
・第3ガラス板の厚みG3:12mm
・第1空隙層の厚みS1:4mm
・第2空隙層の厚みS2:4mm
結果は、図7に示すとおりである。同図に示すように、第2ガラス板の厚みが異なる実施例8〜10の遮音性能は概ね同じであった。したがって、第2ガラス板の厚みは遮音性能に余り寄与しないことが分かった。
1 第1ガラス板
2 第2ガラス板
3 第3ガラス板
4 第1空隙層
5 第2空隙層

Claims (9)

  1. 第1面及び第2面を有する第1ガラス板と、
    第3面及び第4面を有し、前記第3面が前記第1ガラス板の第2面と所定間隔をおいて対向するように配置された第2ガラス板と、
    第5面及び第6面を有し、前記第5面が前記第2ガラス板の第4面と所定間隔をおいて対向するように配置された第3ガラス板と、
    前記第1ガラス板及び第2ガラス板の周縁部の隙間、及び前記第2ガラス板及び第3ガラス板の周縁部の隙間をシールするシール部材と、
    を備え、
    前記第1ガラス板の厚みをG1(mm)、前記第2ガラス板の厚みをG2(mm)、前記第3ガラス板の厚みをG3(mm)、前記第1ガラス板と第2ガラス板と間の空隙の厚みをS1(mm)、前記第2ガラス板と第3ガラス板と間の空隙の厚みをS2(mm)としたとき、
    G1+G2+G3<28mm、及び
    1.5≦G3/G1≦3を充足する、複層ガラス。
  2. 2≦S2/S1≦5を充足する、請求項1に記載の複層ガラス。
  3. JIS A4706:2000に準拠する遮音等級がT3以上である、請求項1または2に記載の複層ガラス。
  4. S1+S2≦36mmを充足する、請求項1から3のいずれかに記載の複層ガラス。
  5. S1≧5mmを充足する、請求項1から4のいずれかに記載の複層ガラス。
  6. S2≦24mmを充足する、請求項1から5のいずれかに記載の複層ガラス。
  7. G2≦4mmを充足する、請求項1から6のいずれかに記載の複層ガラス。
  8. 少なくとも前記第3面または第4面に積層されるLow−E膜をさらに備えている、請求項1から7のいずれかに記載の複層ガラス。
  9. 前記第3ガラス板が室外側に配置される、請求項1から8のいずれかに記載の複層ガラス。
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