JP2020059457A - 乗物用シートロック装置 - Google Patents

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【課題】 操作ケーブルの誤作動を抑制可能な乗物用シートロック装置の一例を開示する。【解決手段】 乗物用シートロック装置は、操作ケーブル20のエンドキャップ部20Dを覆う保護カバー部22を少なくとも備える。これにより、当該乗物用シートロック装置では、アウターチューブ20Cに外力が作用してしまうことを抑制でき得る。したがって、当該乗物用シートロック装置では、操作ケーブル20の誤作動が生じることが抑制され得る。【選択図】図14

Description

本開示は、乗物用シートに適用される乗物用シートロック装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートロック装置は、乗物に対して固定されたストライカーと係合可能なフック、当該フックを解除位置に変位させるための操作レバー、及び当該操作レバーを遠隔操作するための操作ケーブル等を備える。
当該操作ケーブルは、インナーケーブル及びアウターチューブ等を有している。そして、インナーケーブルは操作レバーに連結され、アウターチューブのエンドキャップ部は、レバーケース等の不動部位に係止固定されている。
特開2014−504573号公報
アウターチューブ(特に、エンドキャップ部)に外力が作用すると、アウターチューブが大きく屈曲してしまい、操作ケーブルが誤作動してしまう可能性がある。つまり、アウターチューブが大きく屈曲してしまうと、操作レバーが操作されていないにも拘わらず、インナーケーブルがアウターチューブに対して変位し、フックが解除位置に変位してしまう。
本開示は、上記点に鑑み、操作ケーブルの誤作動を抑制可能な乗物用シートロック装置の一例を開示する。
乗物用シートに適用される乗物用シートロック装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、乗物又は乗物用シートに対して固定されたストライカー(7)と係合可能な係合位置と当該係合が解除可能な解除位置との間で変位可能なフック(11)と、フック(11)を解除位置に変位させるための操作部材(12)と、操作部材(12)を遠隔操作するための操作ケーブル(20)であって、当該操作部材(12)に連結されたインナーケーブル(20B)及び当該インナーケーブル(20B)が摺動可能に挿入されたアウターチューブ(20C)を有する操作ケーブル(20)と、アウターチューブ(20C)のうち少なくともエンドキャップ部(20D)を覆う保護カバー部(22)とである。
これにより、当該乗物用シートロック装置では、アウターチューブ(20C)に外力が作用してしまうことを抑制でき得る。したがって、当該乗物用シートロック装置では、操作ケーブル(20)の誤作動が生じることが抑制され得る。
なお、当該乗物用シートロック装置は、以下の構成であってもよい。
すなわち、保護カバー部(22)の少なくとも一部は、エンドキャップ部(20D)に対して乗物用シートの着座面側に位置していることが望ましい。これにより、操作ケーブル(20)に対応する箇所において、乗物用シートに着席した者が異物感を覚えてしまうことが抑制され得る。
操作部材(12)を変位可能に支持するベース部(13)備え、保護カバー部(22)は、ベース部(13)との一体成形部分であることが望ましい。これにより、保護カバー部(22)は、不動部分に一体成形された構成となる。したがって、可動部分に保護カバー部(22)が設けられた構成に比べて、乗物用シートロック装置の構成が簡素となる。
フック(11)が装着されたロックケース(15)と、ベース部(13)との一体成形部分として設けられ、ロックケース(15)の側壁面(15A)と対向した状態で当該側壁面(15A)に沿うように延びるアーム部(13B)とを備え、保護カバー部(22)は、アーム部(13B)から庇状に延出し、かつ、当該アーム部(13B)との一体成形部分であることが望ましい。
これにより、保護カバー部(22)に作用する外力は、アーム部(13B)を介してロックケース(15)に伝達される。ロックケース(15)は、アーム部(13B)及び保護カバー部(22)より機械的強度が大きいので、乗物用シートロック装置は、保護カバー部(22)に作用する外力を十分に受けることができ得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係る乗物用シートロック装置を示す図である。 第1実施形態に係る乗物用シートロック装置の分解図である。 第1実施形態に係る乗物用シートロック装置のロック状態を示す図である。 第1実施形態に係る乗物用シートロック装置のリリース状態を示す図である。 第1実施形態に係る乗物用シートロック装置のリリース状態を示す図である。 待機位置にある操作レバー及びレバーケースを示す図である。 作用位置にある操作レバー及びレバーケースを示す図である。 作業位置にある操作レバー及びレバーケースを示す図である。 待機位置にある操作レバーを示す図である。 作用位置にある操作レバーを示す図である。 作業位置にある操作レバーを示す図である。 操作レバーの被係止部を示す図である。 操作レバーの被係止部を示す図である。 保護カバー部を示す図である。 保護カバー部及びアーム部を示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本開示に係る乗物用シートロック装置が適用された例である。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載されたものである。
したがって、本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。なお、以下に示された乗物用シートロック装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
1.乗物用シートロック装置の概要
図1に示される乗物用シートロック装置10は、シートバック5を車両ボディ(図示せず。)に対して固定するためのロック装置である。当該シートバック5は、シートクッション(図示せず。)又は車両ボディに対して回転可能に連結されている。
シートバック5は着席者の背部を支持するための部位である。シートクッションは着席者の臀部を支持するための部位である。本実施形態に係る乗物用シートロック装置10は、シートバック5のシート幅方向一端側、つまりシートバック5のうち車両ボディに面した部位に装着される。
乗物用シートを利用する者(以下、利用者という。)は、乗物用シートロック装置10を操作することにより、シートバック5を起立状態に固定する場合と当該シートバック5を回転可能状態とする場合とを切り換えることができる。
2.乗物用シートロック装置の詳細
2.1 乗物用シートロック装置の構成
乗物用シートロック装置10は、図2に示されるように、フック11、操作レバー12、レバーケース13、操作ケーブル20及び保護カバー部22等を少なくとも備える。
<フック等>
フック11は、図1に示されるように、ストライカー7に引っ掛かるように係合する係合部材である。ストライカー7は、車両ボディに対して固定された被係合部材の一例である。このため、フック11には、ストライカー7が嵌り込み可能な凹部11Aが設けられている。
フック11は、ストライカー7と係合可能な係合位置(図3参照)と当該係合が解除可能な解除位置(図4及び図5参照)との間で変位可能である。本実施形態に係るフック11は、図2に示されるように、締結ブッシュ14A及びベースブラケット16を介してロックケース15に対して回転可能に装着されている。
ロックケース15は、ベースブラケット16及び締結ブッシュ14Aを介してシートバック5、つまり乗物用シートに固定される。なお、ロックケース15は樹脂製である。ベースブラケット16は金属製である。つまり、ロックケース15は、ベースブラケット16及び締結ブッシュ14Aにより補強された状態でシートバック5に固定される。
フックスプリング17は、フック11を解除位置側に向けて変位させる弾性力Fs1(図3参照)を発揮可能な弾性体である。本実施形態に係るフックスプリング17は、締結ブッシュ14Aと同軸線状に配置された捻りコイルばねにより構成されている。
ポール18は、操作レバー12に入力された操作力をフック11に伝達する。当該ポール18は、締結ブッシュ14B及びベースブラケット16を介してロックケース15に対して回転可能に装着されている。
ポール18には、第1押圧部18A及び第2押圧部18B等が少なくともが設けられている。第1押圧部18A及び第2押圧部18Bは、フック11に設けられた被押圧部11Bに接触可能な部位である。
第1押圧部18Aは、図3に示されるように、フック11が係合位置にあるときに被押圧部11Bに接触する部位である。第2押圧部18Bは、図4に示されるように、フック11が解除位置にあるときに被押圧部11Bに接触する部位である。
なお、第1押圧部18Aが被押圧部11Bに接触している状態では、第2押圧部18Bは被押圧部11Bと非接触状態となる。第2押圧部18Bが被押圧部11Bに接触している状態では、第1押圧部18Aは被押圧部11Bと非接触状態となる。
ポールスプリング19は、第1押圧部18A及び第2押圧部18Bを被押圧部11Bに押し付ける弾性力Fs2を発揮可能な弾性体である。つまり、ポールスプリング19は、図3の紙面において、ポール18を右向きに回転させる弾性力Fs2を発揮可能である。
ポール18の回転中心、フック11の回転中心、第1押圧部18A、第2押圧部18B及び被押圧部11Bは、少なくとも以下の要件を満たすように構成されている。
第1押圧部18A又は第2押圧部18Bが被押圧部11Bに接触している状態において、第1押圧部18Aが被押圧部11Bを押圧する力は、被押圧部11Bの曲率中心に向けて作用するように構成されている。このため、当該力は、フック11を回転させる回転力として寄与しない。
<操作レバー等>
操作レバー12は、フック11を解除位置に変位させるための操作部材の一例である。当該操作レバー12は、利用者により直接的又は間接的に操作される。レバーケース13は、図6〜図8に示されるように、操作レバー12を変位可能に支持するベース部の一例である。
操作レバー12は、待機位置(図6及び図9参照)、作用位置(図7及び図10参照)、及び作業位置(図8及び図11参照)を含む範囲内で変位可能である。待機位置は、操作レバー12に操作力が作用していないときの操作レバー12の位置である。操作レバー12が待機位置にある場合、通常、フック11は係合位置にある(図3参照)。
作用位置は、フック11が解除位置となるときの操作レバー12の位置である。換言すれば、作用位置は、利用者がフック11を解除位置とすることを目的として、当該利用者が待機位置にある操作レバー12に操作力を付与したときの操作レバー12の位置である。
作業位置は、操作レバー12が使用範囲外に位置するときの当該操作レバー12の位置である。使用範囲は、待機位置から作用位置に至る範囲である。したがって、フック11を解除位置とすることを目的とした操作力が操作レバー12に付与された状態では、操作レバー12は、通常、使用範囲内に位置する。
なお、本実施形態に係る操作レバー12は、レバーケース13に回転可能に支持されている。作用位置は、操作レバー12が待機位置よりシート前方側に回転変位した位置である。作業位置は、操作レバー12が作用位置よりシート前方側に回転変位した位置である。
<被係止部>
乗物用シートロック装置10は、図9に示されるように、被係止部12Aを備えている。被係止部12Aは、操作ケーブル20のケーブルエンド20Aが着脱自在に引っ掛かって係止される部位である。
操作ケーブル20は、図2に示されるように、ケーブルエンド20A、インナーケーブル20B、アウターチューブ20C及びエンドキャップ部20D等を有するコントロールケーブルである。インナーケーブル20Bは、可撓性を有するワイヤーである。
アウターチューブ20Cは、インナーケーブル20Bが摺動可能に挿入された可撓性を有する管である。ケーブルエンド20Aは、インナーケーブル20Bの直径寸法より大きな外形寸法を有する部位であって、当該インナーケーブル20Bの端部に連結された部位である。
エンドキャップ部20Dは、アウターチューブ20Cの端部に設けられて当該端部を覆う硬質な樹脂又は金属にて構成された蓋部である。エンドキャップ部20Dには、図6に示されるように、溝状の係止部20F及びカシメ部20Eを有しいる。
アウターチューブ20Cは、係止部20Fにてレバーケース13に係止されている。エンドキャップ部20Dは、カシメ部20Eにてアウターチューブ20Cに固定されている。つまり、本実施形態に係るエンドキャップ部20Dは、少なくとも係止部20F及びカシメ部20Eを含む部位をいう。
インナーケーブル20Bの端部のうちケーブルエンド20Aと反対側の端部は、遠隔操作部(図示せず。)に連結されている。利用者は、遠隔操作部を操作することにより、操作レバー12を間接的に操作できる。なお、本実施形態に係る遠隔操作部は、車両の荷室に設けられている。
被係止部12Aは、図9に示されるように、操作レバー12と一体的に変位する。本実施形態に係る被係止部12Aは、操作レバー12の一部として、当該操作レバー12と共に樹脂にて一体成形された一体成形部分である。
被係止部12Aは、図12及び図13に示されるように、係止壁12B及び案内部12E等を有して構成されている。係止壁12Bは、図9に示されるように、インナーケーブル20Bが貫通する貫通穴12Lを有し、かつ、ケーブルエンド20Aが離接変位可能な壁部である。
そして、当該係止壁12Bは、ケーブルエンド20Aが接触したときに当該ケーブルエンド20Aを係止する。なお、本実施形態に係るケーブルエンド20Aは円柱状である。このため、係止壁12Bは、ケーブルエンド20Aの外周面に沿うように円弧状の湾曲している。
図9〜図11に示されるように、ケーブルエンド20Aは、係止壁12Bに対して離接変位可能である。このため、係止壁12Bを挟んでアウターチューブ20Cと反対側には、ケーブルエンド20Aを変位可能とするための空間12Fが設けられている。
案内部12Eは、係止壁12Bから離間しているケーブルエンド20Aが当該係止壁12Bに接近変位する際に、当該ケーブルエンド20Aが予め決められた姿勢にて当該係止壁12Bに接触するように当該ケーブルエンド20Aの変位を案内することが可能な部位である。
具体的には、案内部12Eは、第1壁部12C及び第2壁部12Dを有して構成されている。第1壁部12Cは、空間12Fを挟んで第2壁部12Dから離間している。第1壁部12Cと第2壁部12Dとの離間距離は、概ねケーブルエンド20Aの直径寸法に等しい。
このため、ケーブルエンド20Aの外周面が第1壁部12C及び第2壁部12Dに滑り接触するので、ケーブルエンド20Aの姿勢が拘束された状態で当該ケーブルエンド20Aが係止壁12Bに接近変位する。
第2壁部12Dと係止壁12Bとの間には、貫通穴12L及び空間12Fと連通する溝部12Gが設けられている。溝部12Gは、少なくともインナーケーブル20Bが貫通可能な幅寸法を有する。
係止壁12Bは、図12及び図13に示されるように、ケーブルエンド20Aが嵌り込み可能な箱状又は袋状に構成された部位に設けられている。すなわち、係止壁12Bの周囲のうち少なくとも1方向(本実施形態では、3方向)には、壁部12H、12J、12Kが設けられている。
壁部12H、12J、12Kは、係止壁12Bに係止されたケーブルエンド20Aを囲むように設けられている。なお、係止壁12B、壁部12H、12J、12K、第1壁部12C及び第2壁部12Dは樹脂にて一体成形された一体成形部である。
<カバー部>
図6に示されるように、レバーケース13にはカバー部13Aが設けられている。カバー部13Aは、被係止部12Aの少なくとも一部を覆うことにより、ケーブルエンド20Aが被係止部12Aから離脱することを規制可能な部位である。なお、本実施形態に係るカバー部13Aは、レバーケース13と共に樹脂にて一体成形された一体成形部分である。
そして、カバー部13A及び被係止部12Aは、少なくとも以下の(a)及び(b)の要件を満たすように構成されている。
(a)操作レバー12が使用範囲にある場合には、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱することを規制可能な状態となる。具体的には、使用範囲では、図6及び図7に示されるように、空間12F(図9参照)がカバー部13Aで覆われてケーブルエンド20Aが当該空間12Fから離脱不可な状態となる。
(b)操作レバー12が作業位置にある場合には、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱可能な状態になる。具体的には、作業位置では、図8に示されるように、空間12Fの一部が開放されてケーブルエンド20Aが当該空間12Fから離脱可能な状態となる。
<保護カバー部>
保護カバー部22は、図6に示されるように、エンドキャップ部20Dを覆う保護部材の一例である。当該保護カバー部22の少なくとも一部は、エンドキャップ部20Dに対して乗物用シートの着座面側に位置している。
具体的には、当該保護カバー部22は、エンドキャップ部20Dに対してシートバック5のシート前方側に位置している。なお、保護カバー部22は、レバーケース13と共に樹脂にて一体成形されたレバーケース13との一体成形部分である。
保護カバー部22は、図14に示されるように、アーム部13Bから庇状に延出した部分である。さらに、保護カバー部22は、アーム部13Bに一体成形された当該アーム部13Bとの一体成形部分である。アーム部13Bは、レバーケース13に一体成形された当該レバーケース13との一体成形部分である。
当該アーム部13Bは、図15に示されるように、ロックケース15の側壁面15Aと対向した状態で当該側壁面15Aに沿うように延びる片持ち梁状の部位である。そして、保護カバー部22は、アーム部13Bの延び方向と直交する方向に庇状に延出している。
なお、乗物用シートロック装置は、アーム部13Bと側壁面15Aとが接触している構成、及びアーム部13Bと側壁面15Aとが非接触である構成のうちいずれであってもよい。本実施形態に係る乗物用シートロック装置10では、アーム部13Bと側壁面15Aとは非接触である。
<コーション部材>
乗物用シートロック装置10は、図3に示されるように、コーション部材21を備える。コーション部材21は、フック11の位置を示すインジケータ部である。当該コーション部材21は、フック11が係合位置にあることを示す第1位置(図3参照)と当該フック11が解除位置にあることを示す第2位置(図4及び図5参照)との間で変位可能である。
すなわち、コーション部材21は、操作レバー12と一体的に回転変位しなら、当該操作レバー12に対して第1位置と第2位置との間で変位可能である。コーション部材21は、ばね21A(図2参照)から常に弾性力を受けている。
当該弾性力の向きは、コーション部材21を第1位置から第2位置に向けて変位させる向きである。さらに、コーション部材21には、図6に示されるように、レバーケース13に設けられたカム部21Bに滑り接触する摺接部21Cが設けられている。
そして、操作レバー12が操作力を受けて回転変位すると、コーション部材21は、当該操作レバー12と一体的に回転変位する。このとき、摺接部21Cがカム部21Bに沿って変位するので、コーション部材21が第1位置と第2位置との間で変位する。
2.2 乗物用シートロック装置の作動
<ロック状態>
フック11が係合位置となると、当該フック11はストライカー7と係合してロック状態となる。ロック状態では、図3に示されるように、第1押圧部18Aが被押圧部11Bに接触する。
このとき、図示しないガタ抑えカムプレートは、フック11を係合位置側に向けて回転させる力を発生させる。なお、大荷重がフック11に入力された場合には、当接部11Cが第3押圧部18Cに係止されるため、ロック状態が保持される。
<ロック状態→リリース状態>
ロック状態において、操作レバー12が操作されると、当該操作レバー12に入力された操作力が、図4に示されるように、ポールレバー18Dを介してポール18に伝達される。これにより、フック11は、第1押圧部18Aと被押圧部11Bとが非接触状態となり、かつ、第2押圧部18Bが被押圧部11Bに接触するように回転変位する。
つまり、フック11が係合位置から解除位置に回転変位してリリース状態となる。当該リリース状態では、第2押圧部18Bが被押圧部11Bを押圧する力は、被押圧部11Bの曲率中心に向けて作用する。このため、フックスプリング17が発揮する回転力により、フック11が解除位置に保持される。
<リリース状態→ロック状態>
リリース状態において、シートバック5が利用者により起立状態まで起こされると、ストライカー7がフック11に接触し、フック11はストライカー7から押圧力を受ける。当該押圧力は、フック11を解除位置側から係合位置側に押圧する。このため、フック11とストライカー7とが係合してロック状態となる。
<作業位置>
利用者が使用範囲を超えて作業位置まで操作レバー12を変位させると、図5に示されるように、第1押圧部18A及び第2押圧部18Bが共に被押圧部11Bに対して非接触状態となる。このため、フック11は、フックスプリング17の弾性力に解除位置に保持される。
操作レバー12が作業位置まで到達すると、図8に示されるように、空間12Fの一部が開放されてケーブルエンド20Aが当該空間12Fから離脱可能な状態となる。つまり、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱可能な状態になる。
3.本実施形態に係る乗物用シートロック装置の特徴
3.1 保護カバー部に係る特徴
本実施形態に係る乗物用シートロック装置10は、エンドキャップ部20Dを覆う保護カバー部22を少なくとも備える。
これにより、当該乗物用シートロック装置10では、アウターチューブ20Cに外力が作用してしまうことを抑制でき得る。したがって、当該乗物用シートロック装置10では、操作ケーブル20の誤作動が生じることが抑制され得る。
保護カバー部22の少なくとも一部は、エンドキャップ部20Dに対して乗物用シートの着座面側に位置している。これにより、操作ケーブル20に対応する箇所において、乗物用シートに着席した者が異物感を覚えてしまうことが抑制され得る。
保護カバー部22は、レバーケース13との一体成形部分である。これにより、保護カバー部22は、不動部分に一体成形された構成となる。したがって、可動部分に保護カバー部22が設けられた構成に比べて、乗物用シートロック装置10の構成が簡素となる。
保護カバー部22は、アーム部13Bから庇状に延出した当該アーム部13Bとの一体成形部分である。これにより、保護カバー部22に作用する外力は、アーム部13Bを介してロックケース15に伝達される。
ロックケース15は、アーム部13B及び保護カバー部22より機械的強度が大きいので、乗物用シートロック装置10は、保護カバー部22に作用する外力を十分に受けることができ得る。
3.2 その他の構成に係る特徴
乗物用シートロック装置10では、操作レバー12が使用範囲にある場合には、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱することが抑制され得る。
操作レバー12が作業位置になると、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱可能な状態になるので、作業者は、操作ケーブル20を乗物用シートロック装置10に組み付ける組付作業、及び操作ケーブル20を乗物用シートロック装置10から取り外す取外作業を容易に行うことができ得る。
被係止部12Aは、係止壁12Bから離間しているケーブルエンド20Aが当該係止壁12Bに接近変位する際に、当該ケーブルエンド20Aが予め決められた姿勢にて当該係止壁12Bに接触するように当該ケーブルエンド20Aの変位を案内する案内部12Eを有している。
これにより、インナーケーブル20Bが変位していない状態、つまり、インナーケーブル20Bに張力が作用していない状態において、操作レバー12が変位した場合、インナーケーブル20Bが撓むように曲がってしまうことが抑制される(図10参照)。したがって、被係止部12Aからケーブルエンド20Aが離脱することが抑制され得る。
すなわち、通常、操作レバー12が待機位置にあるときには、係止壁12Bとケーブルエンド20Aとは接触した状態にある(図9参照)。当該状態において、遠隔操作部が操作されることなく、操作レバー12のみが操作されると、ケーブルエンド20Aは、係止壁12Bから離間するように当該係止壁12Bに対して相対変位する(図10参照)。
したがって、遠隔操作部が操作されることなく、操作レバー12のみが操作された場合であっても、インナーケーブル20Bが撓むように曲がってしまうことが抑制される。なお、当該撓む箇所とは、インナーケーブル20Bのうち係止壁12Bとケーブルエンド20Aとの間に位置する箇所である。
因みに、ケーブルエンド20Aが係止壁12Bに対して固定された構成であると、ケーブルエンド20Aが被係止部12Aから離脱してしまう可能性がある。
すなわち、インナーケーブル20Bに張力が作用していない状態で操作レバー12が操作されると、ケーブルエンド20Aが操作レバー12と共に変位するため、インナーケーブル20Bが大きく撓んでしまうおそれがある。
インナーケーブル20Bが大きく撓むと、ケーブルエンド20Aが被係止部12Aから離脱してしまう可能性がある。これに対して、本実施形態では、インナーケーブル20Bが大きく撓むことが抑制されるので、ケーブルエンド20Aが被係止部12Aから離脱してしまうことが抑制され得る。
被係止部12Aには、案内部12Eが設けられているので、ケーブルエンド20Aが予め決められた姿勢にて当該係止壁12Bに接触するように当該ケーブルエンド20Aの変位を案内することができ得る。延いては、ケーブルエンド20Aが変位する際に、当該ケーブルエンド20Aがこじれてしまうことが抑制され得る。
係止壁12Bは、ケーブルエンド20Aが嵌り込み可能な箱状又は袋状に構成された部位に設けられている。これにより、係止壁12Bの機械的強度が向上し得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係るエンドキャップ部20Dは、少なくとも係止部20F及びカシメ部20Eを含む部位であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、エンドキャップ部20Dが係止部20F及びカシメ部20Eのうちいずれか一方の部位のみにて構成された発明であってもよい。
上述の実施形態では、ストライカー7が車両ボディに対して固定され、乗物用シートロック装置10がシートバック5に設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、ストライカー7がシートバック5に設けられ、乗物用シートロック装置10が車両ボディに対して固定されていてもよい。
上述の実施形態に係る保護カバー部22は、乗物用シート(シートバック5)の着座面側に位置していた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、シートバック5の着座面側及び当該シートバック5の側面側に位置し、アーム部13B及びロックケース15等と協働してエンドキャップ部20Dの周囲全体を覆う構成であってもよい。
上述の実施形態に係る保護カバー部22は、レバーケース13との一体成形部分であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、保護カバー部22がレバーケース13と別部品として製造された後、ネジ等の締結具にて当該保護カバー部22がレバーケース13に一体化された構成であってもよい。
上述の実施形態に係る保護カバー部22は、アーム部13Bから庇状に延出した当該アーム部13Bとの一体成形部分であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該発明は、例えば、保護カバー部22がアーム部13Bと別部品として製造された後、ネジ等の締結具にて当該保護カバー部22がアーム部13Bに一体化された構成、又はアーム部13Bがレバーケース13に設けられておらず、保護カバー部22が直接的にレバーケース13に設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態に係るアーム部13Bは、ロックケース15の側壁面15Aと対向した状態で当該側壁面15Aに沿うように延びた構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態に係る被係止部12Aは操作レバー12に一体成形された部位であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、被係止部12Aが操作レバー12と別体として構成され、リンク機構等を介して操作レバー12と一体的に変位する構成であってもよい。
上述の実施形態に係る操作レバー12は、レバーケース13に回転可能に支持された構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、操作レバー12がレバーケース13に対してスライド可能に支持された構成であってもよい。
上述の実施形態に係るカバー部13Aはレバーケース13に一体成形された部位であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、カバー部13Aがレバーケース13と別体として構成され、当該カバー部13Aがレバーケース13に固定された構成であってもよい。
上述の実施形態では、ケーブルエンド20Aが係止壁12Bに対して離接変位可能であり、かつ、当該ケーブルエンド20Aの変位を案内する案内部12Eを有していた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、ケーブルエンド20Aが被係止部12Aに固定された構成であってもよい。
上述の実施形態に係る係止壁12Bは、ケーブルエンド20Aが嵌り込み可能な箱状又は袋状に構成された部位に設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、壁部12H等が廃止された構成、又は被係止部12Aがケーブルエンド20Aの全周囲を囲む箱状又は袋状の構成であってもよい。
上述の実施形態では、車両に本開示に係る乗物用シートを適用した。しかし、本明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
5… シートバック 7… ストライカー 10… 乗物用シートロック装置
11… フック 12… 操作レバー 13… レバーケース
13A… カバー部 13B… アーム部 15… ロックケース
16… ベースブラケット 17… フックスプリング 18… ポール
19… ポールスプリング 20… 操作ケーブル
20A… ケーブルエンド 20B… インナーケーブル
20C… アウターチューブ 20D… エンドキャップ部 20E… カシメ部
20F… 係止部 21… コーション部材 22… 保護カバー部

Claims (4)

  1. 乗物用シートに適用される乗物用シートロック装置において、
    前記乗物又は前記乗物用シートに対して固定されたストライカーと係合可能な係合位置と当該係合が解除可能な解除位置との間で変位可能なフックと、
    前記フックを前記解除位置に変位させるための操作部材と、
    前記操作部材を遠隔操作するための操作ケーブルであって、当該操作部材に連結されたインナーケーブル及び当該インナーケーブルが摺動可能に挿入されたアウターチューブを有する操作ケーブルと、
    前記アウターチューブのうち少なくともエンドキャップ部を覆う保護カバー部と
    を備える乗物用シートロック装置。
  2. 前記保護カバー部の少なくとも一部は、前記エンドキャップ部に対して前記乗物用シートの着座面側に位置している請求項1に記載の乗物用シートロック装置。
  3. 前記操作部材を変位可能に支持するベース部備え、
    前記保護カバー部は、前記ベース部との一体成形部分である請求項1又は2に記載の乗物用シートロック装置。
  4. 前記フックが装着されたロックケースと、
    前記ベース部との一体成形部分として設けられ、前記ロックケースの側壁面と対向した状態で当該側壁面に沿うように延びるアーム部とを備え、
    前記保護カバー部は、前記アーム部から庇状に延出し、かつ、当該アーム部との一体成形部分である請求項3に記載の乗物用シートロック装置。
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