JP2020055055A - 工具及び工具システム - Google Patents

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Abstract

【課題】工具に先端工具を保持させるに当たり、先端工具とは別の部材を工具に取り付け及び工具から取り外すことを不要にする。【解決手段】工具1は、先端工具3を保持可能な保持部9と、往復回転機構6とを備える。往復回転機構6は、保持部9を往復回転させる。保持部9は、保持面911と、固定部922と、弾性機構920とを備える。先端工具3が保持部9に保持された保持状態では、先端工具3は保持面911に重ねられ、固定部922は先端工具3の一部分である取付部35に引っかかる。保持状態では、弾性機構920は固定部922に弾性力を加え、かつ固定部922は取付部35に、弾性力に由来する力を、保持面911に向けて加える。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に工具及び工具システムに関し、より詳細には、先端工具を往復回転させうる工具、及び先端工具と工具とを備える工具システムに関する。
先端工具を往復回転させる電動工具の一例として、特許文献1に記載の電動工具がある。特許文献1の記載によれば、電動工具に切断刃を仮固定した後に、ピンを切断刃及び電動工具先端の穴に差し込んで、切断刃をピンと電動工具の先端とで挟持することで電動工具に切断刃を取り付ける。
特開2017−127943号公報
特許文献1に記載の電動工具では、先端工具を電動工具に保持させるためにピンを用いるため、電動工具からのピンの取り外し及び電動工具へのピンの取付けという煩雑な作業を要し、またピンを紛失すると先端工具を取り付けられなくなってしまう。
本開示の課題は、工具に先端工具を保持させるに当たり、先端工具とは別の部材を工具に取り付け及び工具から取り外すことを不要にできる工具及び工具システムを提供することである。
本開示の一態様に係る工具は、先端工具を保持可能な保持部と、前記保持部を往復回転させる往復回転機構とを備える。前記保持部は、保持面と、固定部と、弾性機構とを備える。前記先端工具が前記保持部に保持された保持状態では、前記先端工具は前記保持面に重ねられ、前記固定部は前記先端工具の一部分である取付部に引っかかり、前記弾性機構は前記固定部に弾性力を加え、かつ前記固定部は前記取付部に、前記弾性力に由来する力を前記保持面に向けて加える。
本開示の一態様に係る工具システムは、前記工具と、前記先端工具とを備える。
本開示には、工具に先端工具を保持させるに当たり、先端工具とは別の部材を工具に取り付け及び工具から取り外すことを不要にできるという利点がある。
図1は、本開示の実施形態に係る工具及び工具システムを示す側面図である。 図2は、同上の工具及び工具システムを示す背面図である。 図3は、同上の工具及び工具システムの上部の断面図である。 図4A、図4B及び図4Cは、同上の工具に先端工具を取り付ける様子を示す概略の断面図である。 図5A、図5B及び図5Cは、同上の工具から先端工具を取り外す様子を示す概略の断面図である。 図6は、同上の工具における取付部の変形例を示す概略の断面図である。
本開示に係る工具1及び工具システム10の概要について説明する。工具1は、先端工具3を保持可能な保持部9と、往復回転機構6とを備える。往復回転機構6は、保持部9を往復回転させる。保持部9は、保持面911と、固定部922と、弾性機構920とを備える。先端工具3が保持部9に保持された保持状態では、先端工具3は保持面911に重ねられ、固定部922は先端工具3の一部分である取付部35に引っかかる。さらに前記保持状態では、弾性機構920は固定部922に弾性力を加え、かつ固定部922は取付部35に、弾性力に由来する力を、保持面911に向けて加える。工具システム10は、工具1と、先端工具3とを備える。
このため、本開示によれば、工具1の保持部9が備える固定部922から取付部35に加えられる力によって、先端工具3を保持部9に保持させることができる。このため、工具1に先端工具3を保持させるに当たり、先端工具3とは別の部材を工具1に取り付け及び工具1から取り外すことを、不要にできる。
以下、本開示の、より具体的な実施形態について、図1から図5Cを参照して説明する。なお、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の例にすぎない。また、下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、以下の説明における前後方向、左右方向、及び上下方向という方向は、実体を伴わず、説明のために便宜上使用しているにすぎず、実施形態に係る工具1を使用する際の方向を規定しない。
図1及び図2に示すように、本実施形態における工具システム10は、工具1と、先端工具3とを備える、手持ち式のマルチツールである。マルチツールとは、回転軸Xを中心に先端工具3を往復回転させることができ、かつ先端工具3を取替え可能な工具1である。なお、回転軸Xは仮想軸であり、往復回転とは、回転の向きが順次反転する軸回転である。
工具1は、保持部9と、工具本体2と、電池パック4と、を備える。工具本体2は、電池パック4から電力の供給を受けて保持部9を往復回転させる部分、すなわち保持部9に保持されている先端工具3を往復回転させる部分である。工具本体2は、利用者が把持可能な太さの棒状に形成されており、利用者が把持する把持部としても機能する。工具本体2は、保持部9及び先端工具3を往復回転駆動するための構成部品を収容するハウジング21を備えている。構成部品は、往復回転機構6及び駆動源7を含む。
往復回転機構6は、保持部9を回転軸Xを中心に往復回転させる機構である。駆動源7は、往復回転機構6を駆動する電動モータである。往復回転機構6は、ハウジング21の内部の上部に収容され、駆動源7は、ハウジング21の内部における往復回転機構6の下側に収容され、制御回路8は、ハウジング21の内部における駆動源7の下側に収容されている。
ハウジング21は、略柱状である。ハウジング21の軸線方向(上下方向)に直交する断面での断面形状は、例えば略円形又は略矩形である。ハウジング21は、本体部22と、台部23と、を備えている。
本体部22は、断面略円形の柱状で上下方向に延びている。本体部22の略下半部分は、利用者が把持可能な把持部24になっている。把持部24は、本体部22の略上半部分である上部25の太さよりも少し細めの太さに形成されている。
台部23は、本体部22における長手方向(上下方向)の下端部に設けられており、本体部22の外周側に突出している。より詳細には、台部23は、前後方向に長い略直方体形に形成されている。台部23の前後両側の側面は、本体部22の上部25の前後両側の側面よりも前後方向外側に突出している(図1参照)。台部23の左右両側の側面は、本体部22の把持部24の左右両側の側面よりも左右方向外側に突出しており、本体部22の上部25の左右両側の側面と比べて同程度に突出している(図2参照)。
台部23の下面231に、電池パック4が着脱可能に装着される。台部23の下面231への電池パック4の装着によって、電池パック4は、台部23(したがって工具本体2)に機械的及び電気的に接続される。
ハウジング21の上部25の前面には、保持部9が配置されている。より詳細には、ハウジング21の上部25の内部には、保持部9を往復回転させるための回転軸部61が前後方向に沿って収容されている。回転軸部61の先端部(すなわち前端部)は、ハウジング21の上部25の前面から前方に突出している。回転軸部61の先端に保持部9が配置されている。保持部9に先端工具3を保持させることができる。
ハウジング21の外周面には、電源スイッチ30と、変速ダイヤル40と、が設けられている。
電源スイッチ30は、工具1を駆動している状態と駆動していない状態との間で切り替えるためのスイッチである。電源スイッチ30は、例えば上下方向に往復移動可能なスライド式のスイッチである。電源スイッチ30は、ハウジング21の外周面において、例えば、把持部24の上側(例えば把持部24を把持した手の親指が届く位置)に設けられている。変速ダイヤル40は、先端工具3の往復回転速度を調整するためのダイヤル式のスイッチである。変速ダイヤル40のダイヤルの回転位置に応じて往復回転速度が調整される。変速ダイヤル40は、ハウジング21の外周面において、例えば、把持部24の下部に設けられている。
電池パック4は、工具本体2に電力を供給する部品である。電池パック4は、複数の電池と、電池ケース41と、を備えている。
電池は、例えばリチウムイオン電池である。複数の電池は電気的に接続されている。電池ケース41は、電池パック4の外殻を構成し、かつ複数の電池を収容する。電池パック4は、電池の個数及び電池間の電気的な接続の仕方(すなわち直列接続又は並列接続)に応じて、電池性能(定格出力電圧及び電池容量など)を異ならせることができる。例えば電池パック4として、定格出力電圧が14.4V(ボルト)の電池パックと、定格出力電圧が18V(ボルト)の電池パックと、が用意されている。
このように構成された工具1は、電源スイッチ30の操作で稼働し、又は停止する。そして、工具1が稼働している状態で、変速ダイヤル40が回転操作されると、先端工具3の往復回転速度が調整される。利用者は、工具1の把持部24を把持して、往復回転する先端工具3の先端部を、例えば、タイルと下地との間に差し込むことで、容易に、タイルを剥離することができる。作業内容に応じて先端工具3を取り替えることで、工具1を各種の作業に使用することができる。
図3を参照して、往復回転機構6について説明する。
往復回転機構6は、ハウジング21の内部の上部に配置されている。往復回転機構6の下側(すなわち把持部24の上部)には、駆動源7が収容されている。駆動源7は、ハウジング21の長手方向に沿って配置されている。駆動源7のシャフト71は、ハウジング21の上部に向けて延びている。シャフト71は、駆動源7の回転動力を出力する。シャフト71は、駆動源7が作動すると上下方向の回転軸を中心に軸回転する。
往復回転機構6は、回転軸部61と、作動アーム63と、連結軸部64と、を備えている。回転軸部61の一部と、作動アーム63及び連結軸部64は、ハウジング21内に収容されている。
回転軸部61は、保持部9を支持しかつ往復回転させる。回転軸部61は、ハウジング21の内部の上部に配置されている。回転軸部61は、前後方向に沿った(すなわちシャフト71に直交する)回転軸Xを中心に軸回転可能である。回転軸部61の先端部は、ハウジング21の前面から前側に突出している。
保持部9は、回転軸部61の、回転軸Xに沿った方向(前後方向)の一端(前端)に固定されている。なお、回転軸部61に別部材である保持部9が取り付けられていてもよく、回転軸部61と保持部9とが一体の部材を構成してもよい。
作動アーム63は、回転軸部61の外周面に固定されている作動部631と、作動部631から回転軸Xに直交しかつシャフト71に向かう向き(下方)に延びるアーム部632とを備える。アーム部632は、左右に分岐したU字状である。
連結軸部64は、シャフト71の先端部(上端部)に連結されている。連結軸部64は、同心軸部64aと、同心軸部64aよりも上方(すなわち同心軸部64aに対してシャフト71とは反対側)にある偏心軸部64bと、を有している。同心軸部64aは、シャフト71に連結されている。偏心軸部64bの、シャフト71の回転軸に沿った中心軸は、シャフト71の回転軸と外れた位置にある。すなわち、偏心軸部64bの中心軸は、シャフト71の回転軸から偏心している。偏心軸部64bは、作動アーム63におけるU字状のアーム部に囲まれた位置にある。偏心軸部64bには、偏心軸部64bの外周を囲むようにベアリング65が装着されている。ベアリング65の外周面は、U字状のアーム部632に挟まれるように接触している。すなわち、作動アーム63のアーム部632がベアリング65を挟んでおり、ベアリング65の有する中心孔に偏心軸部64bが嵌め合わされている。
この往復回転機構6では、駆動源7が駆動してシャフト71が軸回転すると、連結軸部64が回転する。連結軸部64における偏心軸部64bは、偏心軸部64bの中心軸からずれた軸を中心に回転する。偏心軸部64bの回転に伴い、ベアリング65は、ベアリング65の中心がシャフト71の回転軸を中心に周回するように運動する。それによってベアリング65は、ベアリング65に接している作動アーム63のアーム部632を左右方向に揺動する。それに伴って作動アーム63の作動部631が回転軸部61を、前後方向に沿った回転軸Xを中心に往復回転させる。このため、回転軸部61に固定されている保持部9が、回転軸Xを中心に往復回転する。
保持部9の詳細について、図4Aから図5Cを参照して説明する。本実施形態における保持部9は、保持部本体91、固定具92及び解除具93を備える。
保持部本体91は、回転軸部61の前端に固定されている。保持部本体91は、例えば金属製である。保持部本体91は、例えば回転軸Xと重なる中心軸を有する円柱状である。保持部本体91は、前端に、前方を向く保持面911を有する。このため、本実施形態では、回転軸Xは保持面911と直交する。保持部本体91は、外周面912も有する。外周面912は、回転軸Xを囲み、かつ回転軸X側とは反対側を向く。また、保持部本体91は、保持面911で開口する凹所である支持凹所913を有する。
固定具92は、例えば金属製である。固定具92は、保持部本体91の支持凹所913に装着される。固定具92は、支持部921と固定部922とを有する。支持部921は、基部923と、基部923から延びる支持片924とを備える。基部923は、支持凹所913の底部に固定される。支持片924は、基部923から支持凹所913の開口に向けて(すなわち前方に向けて)延び、支持片924の先端部(前端部)は支持凹所913の開口から外部空間へ突出している。支持部921は、例えば二つの支持片924を備え、この二つの支持片924は間隔をあけて並んでおり、二つの支持片924の並ぶ方向は、回転軸Xと直交する。本実施形態では、保持部9は二つの固定部922を備える。固定部922は、保持面911の前方にある。すなわち、固定部922は、保持面911に対して、保持面911の向く側の位置に配置されている。二つの固定部922は、二つの支持片924のそれぞれの先端部から、回転軸Xと直交しかつ回転軸Xから離れる向きに突出している。
本実施形態では、支持部921が弾性機構920を構成する。すなわち、弾性機構920は、固定部922につながる支持部921を備える。弾性機構920が固定部922に加える弾性力は、支持部921の弾性によって生じる。
固定部922は、保持面911に沿った方向に移動可能である。具体的には、固定部922は、支持部921が弾性変形することで、支持部921が弾性変形可能な範囲内で、保持面911に沿った方向の、固定部922が突出する向きとその反対向きとに移動可能である。すなわち、固定部922が移動可能な方向は、固定部922が突出する向きとその反対向きとを含む。
固定具92に保持部9の外部から力が加えられてない状態では、支持片924は、支持部921の弾性によって、支持凹所913の内周面に向けて押し付けられていることが好ましい。この場合、外部から固定部922に、固定部922が突出する向きとは反対向きの力が加えられると、固定部922は固定部922が突出する向きとは反対向きに移動し、かつ固定部922には支持部921から固定部922が突出する向きへの弾性力が加えられる。外部から固定具92へ加えられる力が弱まる又は無くなると、固定部922は固定部922が突出する向きへと移動し、元の位置へ復帰する。
固定部922は、保持面911側を向きかつ保持面911に対して傾斜している固定面925を有する。固定面925は、固定面925と保持面911との間の寸法が、固定部922の突出する向きにいくほど大きくなるように、傾斜している。固定面925は、例えば平面状である。なお、固定面925は全体として保持面911に対して傾斜していればよい。固定部922は、保持面911とは反対側に、ガイド面926を有する。ガイド面926は、保持面911とは反対側を向きかつ保持面911に対して傾斜している。ガイド面926は、固定面925とは逆向きに傾斜し、すなわちガイド面926における固定部922の突出する向き側にある部分ほど保持面911に近づくように傾斜している。
解除具93は、押さえ部931と、押さえ部931につながる解除ボタン932とを有する。保持部本体91は、配置空間914を有し、押さえ部931はこの配置空間914内に配置されている。配置空間914は、支持凹所913の内周面における、支持片924と対向する位置で開口する。このため、押さえ部931は支持片924と対向している。押さえ部931は、配置空間914から支持凹所913へ向けて移動可能である。保持部本体91は、配置空間914から支持凹所913とは反対側に向けて延びて保持部本体91の外周面912で開口する通孔915も有する。解除ボタン932は、通孔915に挿入され、かつ外周面912から外部空間へ突出している。固定具92が複数の支持片924を有する場合、保持部9は、複数の支持片924にそれぞれ対応する複数の解除具93を備えることが好ましい。本実施形態では、固定具92が二つの支持片924を有するため、保持部9は二つの支持片924にそれぞれ対応する二つの解除具93を備え、保持部本体91は二つの解除具93にそれぞれ対応する二組の配置空間914と通孔915との組合せを有する。二つの解除ボタン932は、保持部9の外周面912における、保持部9の中心軸を挟んだ位置にそれぞれ存在する。
また、保持面911は、保持面911の向く向きに突出し、かつ固定具92の周り(すなわち支持凹所913の開口の周り)を間隔をあけて円周状に囲む、複数の突起916を有する。
先端工具3の一例について説明する。先端工具3は、例えば金属製である。先端工具3は、例えば薄板状であり、保持状態では、先端工具3の厚み方向は回転軸Xに沿っている。先端工具3は、基端部31と、基端部31から回転軸Xと直交する一方向に沿って延びる工作部32とを有する。工作部32は基端部31よりも前方の位置(すなわち基端部31よりも工具1から離れた位置)にある。基端部31の工作部32側の端部は工作部32に向けて屈曲して工作部32につながっている。このため先端工具3は段を形作っている。工作部32の、基端部31とは反対側の端部は、工作用の刃である。基端部31は、基端部31を貫通する孔(取付孔33)と、取付孔33を囲むように配列された複数の孔34とを有する。複数の孔34は、保持面911における複数の突起916にそれぞれ対応する。本実施形態では、基端部31における、取付孔33の縁の一部分が、取付部35を構成する。取付部35は、取付孔33の縁における、固定部922が引っかかる部分であるともいえる。
なお、工作部32の形状は、上記には限られず、先端工具3を用いて行われる工作の種類に応じた適宜の形状であればよい。例えば工作部32はグラインダでもよい。
保持部9への先端工具3の取付けについて、図4Aから図4Cを参照して説明する。本実施形態では、保持部9は、保持部9に保持されていない先端工具3に固定部922が押し込まれることで、保持状態を実現できる。具体的には、まず先端工具3が保持部9に保持されていない状態で、図4Aに示すように基端部31を保持面911と対向させる。この状態で、基端部31における取付孔33を保持部9における固定部922と位置合わせし、かつ基端部31における複数の孔34を保持部9の保持面911における複数の突起916と位置合わせする。この状態で、図4Bに示すように、先端工具3に固定部922が押し込まれる。すると、固定部922のガイド面926が取付孔33の縁の一部である取付部35に接触する。固定部922が押し込まれるにしたがって、取付部35からガイド面926に力がかけられる。それに応じて支持部921が弾性変形し、固定部922は保持面911に沿った方向の、固定部922が突出する向きとは反対向きに移動する。先端工具3に固定部922が更に押し込まれると、ガイド面926が取付部35から離れて、固定面925が取付部35に接触する。それに応じて、固定部922は、支持部921からかけられる弾性力によって、保持面911に沿った方向の、固定部922が突出する向きへと移動する。先端工具3に固定部922が更に押し込まれると、最終的には、固定面925が取付部35に接触した状態で、複数の孔34に複数の突起916がそれぞれ嵌まり、かつ基端部31が保持面911に接する。これにより、図4Cに示すように、保持状態が実現される。
保持状態では、先端工具3は保持面911に重ねられる。さらに、保持状態では、固定部922は取付部35に引っかかり、弾性機構920は固定部922に弾性力を加え、かつ固定部922は取付部35に、弾性力に由来する力を、保持面911に向けて加える。具体的には、保持状態では、固定部922の固定面925が取付部35に接触した状態で、弾性機構920である支持部921から固定部922に、保持面911に沿った方向の、固定部922が突出する向きの弾性力がかけられる。すなわち、弾性機構920が固定部922に加える弾性力の向きは、固定部922が保持面911に沿って移動可能な方向における、固定部922が取付部35へ近づく向きと一致する。これにより固定部922は、取付部35に押し付けられて、取付部35に引っ掛けられている。本実施形態では、二つの固定部922には、保持面911に沿った方向の、互いに離れる向きの弾性力がかけられて、取付部35に押し付けられる。このため、固定部922から先端工具3にかけられる保持面911に沿った方向の力が釣り合い、これにより保持状態では、先端工具3は保持面911に沿って移動できなくなる。また、このように固定部922が取付部35に押し付けられることで、固定部922は、支持部921から加えられる弾性力に由来する力を、取付部35へ加える。すなわち、固定部922は、保持面911側を向きかつ保持面911に対して傾斜している固定面925を有し、保持状態では、固定部922は、固定面925で取付部35に接する。これにより、固定部922は取付部35に引っかかる。さらに、固定部922は、固定面911から取付部へ保持面35に向かう力を加える。これは、固定面925が前記のように傾斜しているために、固定部922から取付部35へ加えられる力には、保持面911に向かう力が含まれためである。この保持面911に向かう力によって、先端工具3の基端部31が保持面911へ押し付けられる。これにより、保持状態では、先端工具3が保持面911からは離れなくなる。これにより、先端工具3が保持部9に保持される。
利用者は、保持状態で、工具1の把持部24を把持して、往復回転する先端工具3の先端部を、例えば、タイルと下地との間に差し込むことで、容易に、タイルを剥離することができる。また、往復回転する先端工具3の先端部を、例えば、石膏ボードなどの部材に押し当てることで、部材を切削して穴あけ加工を施すことができる。また、作業内容に応じて先端工具3を取り替えることで、工具1を各種の作業に使用することができる。
保持部9からの先端工具3の取り外しについて、図5Aから図5Cを参照して説明する。保持部9から先端工具3を取り外す場合には、解除具93を利用できる。解除具93は、保持状態で押されると、固定部922を、取付部35への引っかかりが解除されるように移動させる解除動作を行う。本実施形態では、解除具93は、上記のとおり保持部9の外周面912から突出する解除ボタン932を有し、解除具93は、保持状態で解除ボタン932が押されると、解除動作を行う。具体的には、図5Aに示すように解除具93の解除ボタン932が支持部921の支持片924へ向けて押されると、それに応じて解除具93が支持部921の支持片924へ向けて移動する。そうすると、解除具93の押さえ部931が支持片924を押して変形させる。それに伴い、固定部922は保持面911に沿った方向の、固定部922が突出する向きとは反対向きに移動する。これにより、固定部922の取付部35への引っかかりが解除される。この状態で、図5Bに示すように先端工具3を保持面911から離せば、図5Cに示すように先端工具3を保持部9から取り外せる。
本開示は、上記の実施形態には限られない。例えば本開示は、上記の実施形態における具体的な構成を変更した変形例を含みうる。
例えば、上記の実施形態では、保持部9は二つの固定部922を有し、保持状態では、二つの固定部922が二つの取付部35にそれぞれ加える、保持面911に沿った方向の力は、互いに反対方向を向いているため、釣り合っている。しかし、保持部9は三以上の固定部922を有してもよい。すなわち、保持部9は、固定部922を複数備えることが好ましく、先端工具3は、取付部35を複数有することが好ましい。保持状態では、複数の固定部922がそれぞれ複数の取付部35に引っかかることが好ましい。この保持状態で、複数の固定部922が複数の取付部35にそれぞれ加える、保持面911に沿った方向の力は、釣り合っていることが好ましい。この場合、保持部9は先端工具3が保持面911に沿って移動しないように安定して保持できる。
また、上記の実施形態では、保持部9は取付部35へ、保持面911に沿って回転軸Xから離れる向きの力を加えるが、力の向きはこれに限られない。例えば、取付孔及び取付部の構成によっては、保持部9は取付部35へ、保持面911に沿って回転軸Xに向かう向きの力を加えてもよい。また、上記の実施形態では、二つの保持部9は取付部35へ、互いに離れる向きに力を加えるが、取付孔及び取付部35の構成によっては、二つの保持部9が取付部35へ、互いに近づく向きに力を加えてもよい。
上記の実施形態のとおり、固定部922は、保持面911側を向きかつ保持面911に対して傾斜している固定面925を有することが好ましいが、この場合、固定面925の形状は平面でなくてもよい。すなわち、固定面925は、全体として保持面911に対して傾斜しているならば、例えば湾曲面であってもよく、凸面であってもよく、凹面であってもよい。また、固定部922が固定面925を有する場合、図6に示すように、取付部35は、保持面911に対して傾斜し、かつ保持状態で固定面925と対向して接触する受け面36を有していてもよい。この場合、固定部922が取付部35に安定して接触しうる。
先端工具3における取付部35と保持部9における固定部922との各々の構造は、固定部922が取付部35に引っかかることで先端工具3が保持部9に保持されうるのであれば、上記の実施形態に限定されない。例えば、先端工具3における保持面911と対向する面が凹所を有し、かつ凹所の内周面に取付部35として、固定部922が引っかかりうる窪みが形成されていてもよい。先端工具3が複数の取付孔33を有し、保持部9が複数の取付孔33にそれぞれ対応する複数の固定部922を有していてもよい。
上記の実施形態では、弾性機構920は固定具92における支持部921で構成され、支持部921の有する弾性に起因する弾性力を固定部922に加えるが、弾性機構920の構造はこれに限られない。例えば弾性機構920は、上記の支持部921に加えて、二つの支持片924の間に介在するバネ、ゴムなどの弾性体を備えもよい。この場合、弾性機構920は、弾性体の弾性に起因する弾性力を、支持片924を介して固定部922にかけることができる。
上記の実施形態では、弾性機構920が固定部922に保持面911に沿った向きの弾性力を加え、かつ固定部922が傾斜を有する固定面925で取付部35に接する。そのため、固定部922が取付部35に引っかかり、かつ固定部922が取付部35へ保持面911に向かう力を加える。しかし、固定部922は、これ以外の方式で取付部35に力を加えてもよい。例えば、取付部35に引っかかっている固定部922に弾性機構920が保持面911に向かう向きの弾性力を加えることで、固定部922が取付部35へ保持面911に向かう力を加えてもよい。
上記の実施形態では、保持状態では、保持面911における複数の突起916が先端工具3における複数の孔34にそれぞれ嵌まることで、先端工具3が保持部9に対して回転することが阻止されている。この突起916と孔34との組合せ以外にも、保持部9と先端工具3とが互いに嵌まり合う構造を有することで、先端工具3が保持部9に対して回転することが阻止されてもよい。例えば上記の実施形態とは逆に、保持面911が複数の孔を有し、先端工具3が保持状態で前記複数の孔にそれぞれ嵌まる複数の突起を有していてもよい。これら以外にも、先端工具3と保持部9とが、保持状態で互いに嵌まり合う凹凸形状を有することで、先端工具3が保持部9に対して回転することが阻止されていてもよい。
保持部9は、工具本体2に対して着脱可能であってもよい。また、保持部9を備えない工具に、保持部9を取り付けることで、本開示に係る工具1を実現してもよい。
上記の実施形態では、工具1は駆動源7として電動モータを備える電動駆動式の工具(電動工具)であるが、工具1は電動工具でなくてもよい。すなわち、工具1は、油圧駆動式の工具であってもよく、エア駆動式の工具であってもよい。
本開示は、上記の実施形態及び変形例だけでなく、上記の実施形態及び変形例の組合せも含む。
以上、説明した実施形態及び変形例から明らかなように、本開示の第一の態様に係る工具(1)は、先端工具(3)を保持可能な保持部(9)と、往復回転機構(6)とを備える。保持部(9)は、保持面(911)と、固定部(922)と、弾性機構(920)とを備える。先端工具(3)が保持部(9)に保持された保持状態では、先端工具(3)は保持面(911)に重ねられ、固定部(922)は先端工具(3)の一部分である取付部(35)に引っかかる。さらにこの保持状態では、弾性機構(920)は固定部(922)に弾性力を加え、かつ固定部(922)は取付部(35)に、弾性力に由来する力を、保持面(911)に向けて加える。
このため、第一の態様には、工具(1)に先端工具(3)を保持させるに当たり、先端工具(3)とは別の部材を工具(1)に取り付け及び工具(1)から取り外すことを不要にできるという利点がある。
第二の態様に係る工具(1)では、第一の態様において、保持部(9)は、固定部(922)を複数備える。先端工具(3)は、取付部(35)を複数有する。保持状態では、複数の固定部(922)がそれぞれ複数の取付部(35)に引っかかり、かつ複数の固定部(922)が複数の取付部(35)にそれぞれ前記弾性力に由来する保持面(911)に沿った方向の力を加える。保持面(911)に沿った方向の力は釣り合っている。
第二の態様では、保持状態において、固定部(922)は、先端工具(3)が保持面(911)に沿って移動することを阻止できる。
第三の態様に係る工具(1)では、第一又は第二の態様において、保持部(9)は、保持部(9)に保持されていない先端工具(3)に固定部(922)が押し込まれることで、保持状態を実現する。
第三の態様では、保持状態を、簡易な方法で実現できる。
第四の態様に係る工具(1)では、第一から第三のいずれか一の態様において、保持部(9)は、解除具(93)を更に備える。解除具(93)は、保持状態で押されると、固定部(922)を、取付部(35)への引っかかりが解除されるように移動させる解除動作を行う。
第四の態様によれば、解除具(93)を利用して、簡易な操作で保持状態を解消し、保持部(9)から先端工具(3)を取り外せる。
第五の態様に係る工具(1)では、第一から第四のいずれか一の態様において、先端工具(3)は、取付孔(33)を有し、取付部(35)は、取付孔(33)の縁の少なくとも一部である。
第五の態様によれば、取付孔(33)と固定部(922)とを位置合わせすることで、先端工具(3)を保持部(9)に容易に位置合わせでき、取付孔(33)に固定部(922)を押し込むことで容易に保持状態を実現できる。
第六の態様に係る工具(1)では、第五の態様において、保持部(9)は、外周面(912)を有し、解除具(93)は、外周面(912)から突出する解除ボタン(932)を有する。解除具(93)は、保持状態で解除ボタン(932)が押されると、解除動作を行う。
第六の態様によれば、解除ボタン(932)を押すという簡易な操作で保持状態を解消し、保持部(9)から先端工具(3)を取り外せる。
第七の態様に係る工具(1)では、第一から第六のいずれか一の態様において、固定部(922)は、保持面(911)に沿った方向に移動可能であり、保持状態における弾性力の向きは、前記方向の取付部(35)へ近づく向きと一致する。
第七の態様によれば、保持状態において、弾性機構(920)によって加えられる弾性力によって固定部(922)を取付部(35)に押し付けることで、固定部(922)を取付部(35)に安定して引っかけることができる。
第八の態様に係る工具(1)では、第七の態様において、固定部(922)は、保持面(911)側を向きかつ保持面(911)に対して傾斜している固定面(925)を有する。保持状態では、固定部(922)は、固定面(925)で取付部(35)に接することで取付部(35)に引っかかり、かつ固定面(925)から取付部(35)へ保持面(911)に向かう力を加える。
第八の態様によれば、保持状態において、固定部(922)が先端工具(3)を保持面(911)に押し付けることで、先端工具(3)を保持部(9)に安定して保持させることができる。
第九の態様に係る工具(1)では、第一から第八のいずれか一の態様において、弾性機構(920)は、固定部(922)につながる支持部(921)を備え、弾性力は、支持部(921)の弾性によって生じる。
第九の態様によれば、支持部(921)は自身の弾性に由来する弾性力を直接固定部(922)に加えることができるので、弾性機構(920)の構成を簡素化できる。
第十の態様に係る工具システム(10)は、第一から第九のいずれか一の態様に係る工具(1)と、先端工具(3)とを具備する。
このため、第十の態様には、工具(1)に先端工具(3)を保持させるに当たり、先端工具(3)とは別の部材を工具(1)に取り付け及び工具(1)から取り外すことを不要にできるという利点がある。
1 工具
3 先端工具
33 取付孔
35 取付部
6 往復回転機構
9 保持部
911 保持面
912 外周面
92 固定具
920 弾性機構
921 支持部
922 固定部
925 固定面
93 解除具
10 工具システム

Claims (10)

  1. 先端工具を保持可能な保持部と、前記保持部を往復回転させる往復回転機構とを備え、
    前記保持部は、保持面と、固定部と、弾性機構とを備え、
    前記先端工具が前記保持部に保持された保持状態では、
    前記先端工具は前記保持面に重ねられ、
    前記固定部は前記先端工具の一部分である取付部に引っかかり、
    前記弾性機構は前記固定部に弾性力を加え、かつ前記固定部は前記取付部に、前記弾性力に由来する力を前記保持面に向けて加える、
    工具。
  2. 前記保持部は、前記固定部を複数備え、
    前記先端工具は、前記取付部を複数有し、
    前記保持状態では、前記複数の固定部がそれぞれ前記複数の取付部に引っかかり、前記複数の固定部が前記複数の取付部にそれぞれ前記弾性力に由来する前記保持面に沿った方向の力を加え、前記保持面に沿った方向の力は釣り合っている、
    請求項1に記載の工具。
  3. 前記保持部は、前記保持部に保持されていない前記先端工具に前記固定部が押し込まれることで、前記保持状態を実現する、
    請求項1又は2に記載の工具。
  4. 前記先端工具は、取付孔を有し、前記取付部は、前記取付孔の縁の少なくとも一部である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の工具。
  5. 前記保持部は、解除具を更に備え、
    前記解除具は、前記保持状態で押されると、前記固定部を、前記取付部への引っかかりが解除されるように移動させる解除動作を行う、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の工具。
  6. 前記保持部は、外周面を有し、
    前記解除具は、前記外周面から突出する解除ボタンを有し、
    前記解除具は、前記保持状態で前記解除ボタンが押されると、前記解除動作を行う、
    請求項5に記載の工具。
  7. 前記固定部は、前記保持面に沿った方向に移動可能であり、前記保持状態における前記弾性力の向きは、前記方向の前記取付部へ近づく向きと一致する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の工具。
  8. 前記固定部は、前記保持面側を向きかつ前記保持面に対して傾斜している固定面を有し、
    前記保持状態では、前記固定部は、前記固定面で前記取付部に接することで前記取付部に引っかかり、かつ前記固定面から前記取付部へ前記保持面に向かう前記力を加える、
    請求項7に記載の工具。
  9. 前記弾性機構は、前記固定部につながる支持部を備え、前記弾性力は、前記支持部の弾性によって生じる、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の工具。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の工具と、前記先端工具とを具備する、
    工具システム。
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