JP2020054681A - 天板補強構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】天板の前後の端部側を補強することのできる構造を提供する。【解決手段】相対する側板15の上部に天板12が配置されており、当該天板12は、その前端が側板15間のパネル17の面よりも前方に位置するように設けられている。天板12の前端部下面側には、側板15間に配置される補強桟20が固定されて天板12が補強されるようになっている。補強桟20は、長手方向中間部がスペーサ22を介して天板12に固定され、両端部が連結具21を介して側板15及び天板12に固定されている。【選択図】図2
Description
本発明は天板補強構造に係り、特に、天板の前後方向の端部を補強することに適した天板補強構造に関する。
対面式キッチンは、キャビネットの上端に天板を配置して構成されている。このタイプの天板は、調理作業をする側の天板の前端がキャビネットの前端に対して僅かに前方に位置している一方、天板の後端はキャビネットの後端から所定長さ離れて位置している場合が多い。従って、天板の後端側に上方から荷重が加えられたときに、当該天板の後端側が撓んでしまう、という問題を生ずる。
そこで、例えば、特許文献1、2に開示されているような天板の補強構造が提案されている。
そこで、例えば、特許文献1、2に開示されているような天板の補強構造が提案されている。
特許文献1に記載された構成にあっては、天板の前後幅がキャビネットの側板の前後幅よりも大きく設けられ、天板の後端側が側板の後端に対して後方に突出する構成であるため、当該突出した部分を複数のL字型金具で下面側から補強しても片持ち支持となり、十分な補強とはならない。また、多数のL字型金具が必要とされることからコストが上昇するとともに重量の増大を招き、設置手間も掛かるという不都合がある。
更に、特許文献1記載の構成は、L字型金具をキャビネットの後端に位置する垂直パネルと天板の裏貼りスペーサとによって隠蔽する構成を採用しているため、L字型金具による補強を行うことなく対面式キッチンを設置した後においては、追加設置することが困難となっている。
更に、特許文献1記載の構成は、L字型金具をキャビネットの後端に位置する垂直パネルと天板の裏貼りスペーサとによって隠蔽する構成を採用しているため、L字型金具による補強を行うことなく対面式キッチンを設置した後においては、追加設置することが困難となっている。
また、特許文献2に記載された発明は、矩形状の補強板を天板の下面側に配置させたもので、補強板は、その一端側となる前端側が天板下に位置するキャビネットのパネル上端に固定される構成であるため、補強板を後付けすることが困難となっている。更に、特許文献2記載の発明は、特許文献1記載の発明と同様に、天板の後端側が片持ち支持される構成で、補強板を設ける構成としても、天板の補強効果は十分とは言い難い。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、天板の前後方向における端部を補強することができる天板補強構造を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、キッチン等のシステムを導入した後においても上記の補強構造を容易に適用することができる汎用性を備えた天板補強構造を提供することにある。
更に、本発明の目的は、天板の前後方向の端部形状と補強桟の形状とにより、外観上の体裁を維持しつつ良好な手触りという機能美を達成できる天板補強構造を提供することにある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、天板の前後方向における端部を補強することができる天板補強構造を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、キッチン等のシステムを導入した後においても上記の補強構造を容易に適用することができる汎用性を備えた天板補強構造を提供することにある。
更に、本発明の目的は、天板の前後方向の端部形状と補強桟の形状とにより、外観上の体裁を維持しつつ良好な手触りという機能美を達成できる天板補強構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、特許請求の範囲記載の構成を採用したものである。具体的には、相対する側板の上部に位置する天板の補強構造であって、
前記天板の前後幅は、前記側板の前後幅と略同一であり、
前記側板の内面側間の長さと略同一の寸法を有するとともに、前記天板の下面側で前記側板の前部上側角部の近傍及び/又は後部上側角部の近傍に端部が位置するように配置される補強桟と、
前記天板に前記補強桟の長手方向中間部を固定するスペーサと、
前記補強桟の長手方向両端を前記側板又は、当該側板及び前記天板へ固定する連結具とを備える、という構成を採っている。
前記天板の前後幅は、前記側板の前後幅と略同一であり、
前記側板の内面側間の長さと略同一の寸法を有するとともに、前記天板の下面側で前記側板の前部上側角部の近傍及び/又は後部上側角部の近傍に端部が位置するように配置される補強桟と、
前記天板に前記補強桟の長手方向中間部を固定するスペーサと、
前記補強桟の長手方向両端を前記側板又は、当該側板及び前記天板へ固定する連結具とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記天板の下面側で前記側板の前後方向の中間部間に、前記天板と前記側板に対して垂直で、前記天板を支えるパネルが配置される、という構成を採っている。
また、前記天板の前端部及び/又は後端部は下面側が厚み増大部とされ、この厚み増大部の直近後方に前記補強桟が位置し、当該補強桟の前面は前記厚み増大部の下面よりも下方且つ後方に延びる傾斜面である、という構成を採ることが好ましい。
本発明によれば、天板と側板の前後幅が略同一であるため、天板の長手方向両端部は側板で支持され得る構成となり、当該構成を有していない従来例に比べ、耐荷重性を高めることができる。
また、補強桟は、天板の下面側における前後方向の端部側に配置されるとともに、長手方向中間部がスペーサを介して天板に固定される構成であるため、補強が最も必要な天板部分すなわち天板の端部を補強することができ、撓み難くすることができる。
更に、補強桟は単一の部材であり、その中間部や両側を天板や側板に固定する構成であるため、コスト上昇と重量増大を抑制し、設置手間が掛からず後付けも容易に行うことができる。
また、パネルは天板を下方から支えるとともに、パネルの後部側を隠蔽し、天板の前端側からの外観を良好なものとすることができる。
更に、天板の前端部及び/又は後端部の厚み増大部の直近後方に補強桟を配置する構成とすることで、天板の前後方向端部の外観を良好なものとしつつ、厚み部を掴んだり、その下方に手指をアクセスする際の手触りを滑らかなものとすることができ、加えて、厚み増大部と補強桟とを相互に作用させて天板を撓み難くすることができる。
また、補強桟は、天板の下面側における前後方向の端部側に配置されるとともに、長手方向中間部がスペーサを介して天板に固定される構成であるため、補強が最も必要な天板部分すなわち天板の端部を補強することができ、撓み難くすることができる。
更に、補強桟は単一の部材であり、その中間部や両側を天板や側板に固定する構成であるため、コスト上昇と重量増大を抑制し、設置手間が掛からず後付けも容易に行うことができる。
また、パネルは天板を下方から支えるとともに、パネルの後部側を隠蔽し、天板の前端側からの外観を良好なものとすることができる。
更に、天板の前端部及び/又は後端部の厚み増大部の直近後方に補強桟を配置する構成とすることで、天板の前後方向端部の外観を良好なものとしつつ、厚み部を掴んだり、その下方に手指をアクセスする際の手触りを滑らかなものとすることができ、加えて、厚み増大部と補強桟とを相互に作用させて天板を撓み難くすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、位置を示す用語は、図1に示される対面式キッチンを矢印aから見た場合を基準とする。また、対面式キッチンの場合、調理する際に通常立つ位置を基準にして、図1中奥行側(右上側)の端が「前」とされ、手前側(左下側)の端は「後」とされているが、本明細書においては、図1中奥行側の端を「後」、手前側の端を「前」として説明する。
図1において、対面式キッチン10は、箱状をなすキャビネット11と、その上部に配置された人造大理石等からなる天板12とを含む。天板12の面内には、シンク13及び電磁調理器14及び図示しない水栓等が配置されている。キャビネット11は、天板12の前後幅と略同一の前後幅を有する左右の側板15と、これら側板15間で天板12の下面側に位置する前部側のパネル17と、後部側に位置する図示しない他のパネル、補強木、扉、引き出し等を含む。
本実施形態において、天板12の前端部下面側は、当該天板12の他の面の肉厚よりも相対的に厚みを有する厚み増大部12Aとされている。そのため、図2に示されるように、側板15の上部前端には厚み増大部12Aとの位置的な干渉を避けるための切欠部15Aが形成されている。天板12の後端部下面側も同様の構成としてもよい。
本実施形態において、天板12の前端部下面側は、当該天板12の他の面の肉厚よりも相対的に厚みを有する厚み増大部12Aとされている。そのため、図2に示されるように、側板15の上部前端には厚み増大部12Aとの位置的な干渉を避けるための切欠部15Aが形成されている。天板12の後端部下面側も同様の構成としてもよい。
前記パネル17は、天板12の下面側で側板15の前後方向の中間部間に位置し、且つ、天板12と側板15に対して垂直となるように配置されている。このパネル17よりも前方位置となる天板12の前端部下面側に設けられた厚み増大部12Aの直近後方には、図2、3に示されるように、補強桟20が位置するように配置されている。
前記補強桟20は、アルミニウム等の金属材により左右方向に長い一本の押出成形品により構成されている。この補強桟20は、側板15の内面側間の長さと略同一の寸法を有するとともに、天板12の下面側で側板15の前部上部角部の近傍に端部が位置するように配置されている。また、補強桟20は、その長手方向中間部における複数個所が、板状若しくはブロック状のスペーサ22を介して天板12に固定され、両端が連結具21を介して側板15及び天板12に固定されている。
図2、3に示されるように、補強桟20は、前面部23、起立補強片24、屈曲部25、後端起立部26とを含む。前面部23は、厚み増大部12Aの下面よりも下方に延びるととともに、下端が後方に位置する傾斜面に設けられている。前面部23の前部上端は後方に屈曲して天板12の下面に相対する当接面30とされている。起立補強片24は、前面部23を補強するために略垂直方向に向けられ、その上端は、当接面30と共に天板12の下面に突き当てられるようになっている。
また、屈曲部25は、前面部23に連なる前平面25Aと、後端起立部26に連なる後平面25Bと、これら前平面25A及び後平面25B間に位置する凸状面25Cとからなる。凸状面25Cの上端平面には、補強桟20の長手方向両側に位置してスロット状をなす一対のねじ挿入穴33(図5参照)が設けられ、また、補強桟20の長手方向中間部の複数個所、本実施形態では2個所に穴35が設けられ、これらの穴35に挿通されるねじ36をスペーサ22にねじ込むことで補強桟20を天板12に固定することができるようになっている。
なお、補強桟20の長手方向両端には、前面部23、起立補強片24、屈曲部25、後端起立部26のそれぞれの端部をカバーする形状を備えた図示しない樹脂製キャップが装着できるようになっており、これにより、補強桟20を側板15間に取り付ける際に、側板15等の面を傷付けることがないようになっている。
また、スペーサ22は、樹脂、木材、金属等の材料を用いることができ、その前後幅は、図3に示されるように、起立補強片24、後端起立部26との間に隙間を形成する程度とされ、この隙間により、スペーサ22を接着剤で天板12の下面に接着固定したときにはみ出した接着剤が固化して起立補強片24や後端起立部26の天板12への正確な突き当てを阻害することがないようになっている。
また、屈曲部25は、前面部23に連なる前平面25Aと、後端起立部26に連なる後平面25Bと、これら前平面25A及び後平面25B間に位置する凸状面25Cとからなる。凸状面25Cの上端平面には、補強桟20の長手方向両側に位置してスロット状をなす一対のねじ挿入穴33(図5参照)が設けられ、また、補強桟20の長手方向中間部の複数個所、本実施形態では2個所に穴35が設けられ、これらの穴35に挿通されるねじ36をスペーサ22にねじ込むことで補強桟20を天板12に固定することができるようになっている。
なお、補強桟20の長手方向両端には、前面部23、起立補強片24、屈曲部25、後端起立部26のそれぞれの端部をカバーする形状を備えた図示しない樹脂製キャップが装着できるようになっており、これにより、補強桟20を側板15間に取り付ける際に、側板15等の面を傷付けることがないようになっている。
また、スペーサ22は、樹脂、木材、金属等の材料を用いることができ、その前後幅は、図3に示されるように、起立補強片24、後端起立部26との間に隙間を形成する程度とされ、この隙間により、スペーサ22を接着剤で天板12の下面に接着固定したときにはみ出した接着剤が固化して起立補強片24や後端起立部26の天板12への正確な突き当てを阻害することがないようになっている。
前記連結具21は、図2、図6に示されるように、天板12の下面と平行に位置する平面部40と、この平面部40の一端に連なる垂下面41とを有する。垂下面41は、図6(B)中左右両側が中間よりも長い取付面42とされている。これら取付面42を形成する垂下面41の中間部からは平面部40とほぼ平行に延びる中間平面部43が設けられている。取付面42には、図2に示されるように、ねじ45を挿入するための穴46がそれぞれ設けられている一方、中間平面部43には、ボルト47をねじ込むためのねじ穴48(図6(C)参照)が設けられている。
前記補強桟20を取り付ける場合には、先ず、連結具21の平面部40に予め貼付されている両面テープTを介して連結具21を天板12の裏面に貼り付ける。次に、図2に示されるように、ねじ45を用いて連結具21を側板15の内面側にそれぞれ固定する。
なお、天板12の前端側の下面2個所位置には、スペーサ22が工場で接着剤を用いて固定されている。
次いで、補強桟20を両手に持ち、その端部に連結具21が、中間にスペーサ22が、それぞれ受容されるように補強桟20を側板15間に配置させる。
このようにして補強桟20を側板15間に掛け渡した状態で、補強桟20の長手方向中間に設けられた穴35にねじ36を挿入してスペーサ22にねじ込む。一方、補強桟20の長手方向両側に設けられたねじ挿入穴33にボルト47を挿入して連結具21のねじ穴48にねじ込む。これにより、補強桟20の長手方向中間部と両側とを天板12及び側板15に固定して取付作業を完了することができる。
なお、天板12の前端側の下面2個所位置には、スペーサ22が工場で接着剤を用いて固定されている。
次いで、補強桟20を両手に持ち、その端部に連結具21が、中間にスペーサ22が、それぞれ受容されるように補強桟20を側板15間に配置させる。
このようにして補強桟20を側板15間に掛け渡した状態で、補強桟20の長手方向中間に設けられた穴35にねじ36を挿入してスペーサ22にねじ込む。一方、補強桟20の長手方向両側に設けられたねじ挿入穴33にボルト47を挿入して連結具21のねじ穴48にねじ込む。これにより、補強桟20の長手方向中間部と両側とを天板12及び側板15に固定して取付作業を完了することができる。
従って、このような実施形態によれば、スペーサ22を介して補強桟20を天板12に固定することで、天板の前端部における剛性を高めることができる。また、天板12を側板15の前後幅と略同一とし、天板12に固定された補強桟20を連結具21を介して側板15及び天板12に固定することで、天板12の前端部における耐荷重性を向上させることができる。
更に、側板15に連結具21を固定し、補強桟20の端部に連結具21を受容させるように補強桟20を配置し、この状態で、スペーサ22及び連結具21に補強桟20をねじ等で固定するだけで天板10の補強を簡易且つ迅速に行うことができる。
また、スペーサ22は、補強桟20の凸状面25Cと天板12との間に配置したから、凸状の高さ分だけスペーサ22の厚みを薄くすることができ、部品の小型化を達成することができる。
更に、補強桟20を固定した状態においては、当該補強桟20の前面部23の上端は厚み増大部12Aにより隠蔽されるようになる一方、前面部23の面は下方且つ後方に向かう傾斜面となって表出するため、極端な段差を表出することなく外観上の体裁を良好に維持できるばかりでなく、厚み増大部12下に手指をアクセスするような場合に段差を感じ難い滑らかな手触りを確保できる、という機能美をも得る。
更に、側板15に連結具21を固定し、補強桟20の端部に連結具21を受容させるように補強桟20を配置し、この状態で、スペーサ22及び連結具21に補強桟20をねじ等で固定するだけで天板10の補強を簡易且つ迅速に行うことができる。
また、スペーサ22は、補強桟20の凸状面25Cと天板12との間に配置したから、凸状の高さ分だけスペーサ22の厚みを薄くすることができ、部品の小型化を達成することができる。
更に、補強桟20を固定した状態においては、当該補強桟20の前面部23の上端は厚み増大部12Aにより隠蔽されるようになる一方、前面部23の面は下方且つ後方に向かう傾斜面となって表出するため、極端な段差を表出することなく外観上の体裁を良好に維持できるばかりでなく、厚み増大部12下に手指をアクセスするような場合に段差を感じ難い滑らかな手触りを確保できる、という機能美をも得る。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、対面式キッチン10に本発明が適用された場合を図示、説明したが、洗面化粧台や、天板付き家具にも適用することができる。
また、前記実施形態では、連結具21が両面テープTを介して天板10の裏面に連結される場合を示したが、ねじによる固定方式としてもよい。
更に、補強桟20は、その端部が側板15の前部上側角部の近傍に位置する構成を図示、説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、補強桟20の端部を側板15の後部上側角部の近傍に位置させることで天板12の後端部を補強したり、補強桟20の端部を側板15の前部上側角部及び後部上側角部の近傍に位置させることで天板の前後方向の両端部を補強するように構成することも可能である。
更に、連結具21は、側板15と天板12にそれぞれ固定される構成としたが、少なくとも側板15に固定する構成としてもよい。但し、天板の補強効果を高める上では、前記実施形態のように、側板15及び天板12に対して連結具21を固定する構成が有利である。
また、スペーサ22は必ずしも工場にて固定させておく必要はない。キッチンの設置現場で接着剤を用いて固定することでもよく、後付けも行うことができる。
また、前記実施形態では、連結具21が両面テープTを介して天板10の裏面に連結される場合を示したが、ねじによる固定方式としてもよい。
更に、補強桟20は、その端部が側板15の前部上側角部の近傍に位置する構成を図示、説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、補強桟20の端部を側板15の後部上側角部の近傍に位置させることで天板12の後端部を補強したり、補強桟20の端部を側板15の前部上側角部及び後部上側角部の近傍に位置させることで天板の前後方向の両端部を補強するように構成することも可能である。
更に、連結具21は、側板15と天板12にそれぞれ固定される構成としたが、少なくとも側板15に固定する構成としてもよい。但し、天板の補強効果を高める上では、前記実施形態のように、側板15及び天板12に対して連結具21を固定する構成が有利である。
また、スペーサ22は必ずしも工場にて固定させておく必要はない。キッチンの設置現場で接着剤を用いて固定することでもよく、後付けも行うことができる。
10…対面式キッチン、12…天板、12A…厚み増大部、15…側板、17…パネル、20…補強桟、21…連結具、22…スペーサ、23…前面部
Claims (3)
- 相対する側板の上部に位置する天板の補強構造であって、
前記天板の前後幅は、前記側板の前後幅と略同一であり、
前記側板の内面側間の長さと略同一の寸法を有するとともに、前記天板の下面側で前記側板の前部上側角部の近傍及び/又は後部上側角部の近傍に端部が位置するように配置される補強桟と、
前記天板に前記補強桟の長手方向中間部を固定するスペーサと、
前記補強桟の長手方向の両端を前記側板又は、当該側板及び前記天板へ固定する連結具とを備えたことを特徴とする天板補強構造。 - 前記天板の下面側で前記側板の前後方向の中間部間に、前記天板と前記側板に対して垂直で、前記天板を支えるパネルが配置されることを特徴とする請求項1記載の天板補強構造。
- 前記天板の前端部及び/又は後端部は下面側が厚み増大部とされ、この厚み増大部の直近後方に前記補強桟が位置し、当該補強桟の前面は前記厚み増大部の下面よりも下方且つ後方に延びる傾斜面であることを特徴とする請求項2記載の天板補強構造。
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JPS6045305A (ja) * | 1984-07-19 | 1985-03-11 | 松下電器産業株式会社 | 厨房家具 |
JPS641562U (ja) * | 1987-06-24 | 1989-01-06 | ||
WO2017069212A1 (ja) * | 2015-10-23 | 2017-04-27 | 株式会社イトーキ | 板材の連結装置及び組立式筐体 |
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