JP2020053558A - 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置 - Google Patents

転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020053558A
JP2020053558A JP2018181571A JP2018181571A JP2020053558A JP 2020053558 A JP2020053558 A JP 2020053558A JP 2018181571 A JP2018181571 A JP 2018181571A JP 2018181571 A JP2018181571 A JP 2018181571A JP 2020053558 A JP2020053558 A JP 2020053558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
substrate
chip component
adhesive layer
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018181571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6932676B2 (ja
Inventor
昇 朝日
Noboru Asahi
昇 朝日
靖典 橋本
Yasunori Hashimoto
靖典 橋本
敏行 陣田
Toshiyuki Jinta
敏行 陣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2018181571A priority Critical patent/JP6932676B2/ja
Publication of JP2020053558A publication Critical patent/JP2020053558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6932676B2 publication Critical patent/JP6932676B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】 レーザーリフトオフ法で転写基板が保持するチップ部品を転写先の基板に転写するのに際して、転写対象のチップのみを破損することなく確実に転写することができる転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法を提供すること。【解決手段】 光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写方法であって、前記粘着層を硬化する波長の光により前記粘着層をパターン露光して、前記粘着層の粘着力を部分的に低下させる露光工程と、前記露光工程の後に、レーザーリフトオフ法により前記チップ部品を前記転写先基板に転写するレーザーリフトオフ工程とを備える転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法を提供する。【選択図】 図4

Description

本発明は、チップ部品を基板に転写するための転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置に関する。
微細加工技術の進歩による半導体チップの微小化や、LEDの発光効率向上によるLEDチップの小型化が進んでいる。このため、半導体チップやLEDチップ等のチップ部品を、1枚のウェハ基板に、密に多数形成できるようになってきている。
近年、図15(a)にようにウェハ基板Wに密に形成されダイシングされたチップ部品Cを、所定の間隔を開けて配線基板Sに再配列し、高速高精度に実装する(図15(c))用途がある。例えば、画像表示装置として注目されているマイクロLEDディスプレイ製造においては、百万個以上のLEDチップを、間隔を開けTFT基板の所定位置に実装する必要がある。
ここで、ウェハ基板Wの断面を示す図15(b)および配線基板Sの断面を示す図15(d)の拡大図を図16(a)および図16(b)に示すが、チップ部品Cのバンプ電極Bを配線基板Sのそれぞれの電極(図示せず)に確実に接合するために、許容誤差が数μm程度以下の精度が必要となる。
そこで、図15(a)のようにウェハ基板W上に密に形成されたチップ部品Cを、図15(c)のように配線基板Sに所定の間隔を空け、高精度に実装するプロセスが種々検討されている。
なかでも、レーザーリフトオフ法については多くの検討がなされている(例えば特許文献1)。
図17はレーザーリフトオフ法によりウェハ基板Wから配線基板Sにチップ部品Cを転写配置する例を示している。図17(a)では左端のチップ部品Cにレーザー光Lを照射して、配線基板Sに転写する状態を示している。ここで、左端のチップ部品Cは配線基板Sの所定位置上部に位置合わせされている。また、図17(a)におけるレーザー光Lの波長はチップ部品CをウェハWから剥離するのに適した範囲から選ばれる。例えば、チップ部品の素材に吸収される波長を用いれば、温度上昇に伴い素材が分解して生じたガスによりウェハ基板Wからチップ部品Cは剥離される。
図17(b)は、レーザー光Lの照射によりウェハ基板Wから剥離した左端のチップ部品Cが配線基板Sに転写された状態を示している。ここで、左端のチップ部品Cは直下に転写されるため、配線基板Sの所定位置に配置される。なお、転写に伴うチップ部品Cの直下への移動距離dを、チップ部品CとバンプBの高さの合計より大きくしておけば、配線基板Sにチップ部品Cが転写されていても、干渉することなく、ウェハ基板Wを水平方向に移動させることは可能である。
図17(c)は、レーザー光Lの直下に、次に転写すべきチップ部品Cと配線基板Sの所定位置を配置してから、レーザー光Lを照射している状態を示している。このレーザー照射により、先に転写配置したチップ部品Cと間隔を空けて、次のチップ部品Cが配線基板Sの所定位置に転写配置される。
以降も、レーザー光Lの直下に転写すべきチップ部品Cと配線基板Sの所定位置(チップ部品Cを実装すべき位置)を随時配置して、チップ部品Cを転写することにより、図15(c)に示したような配線基板Sへのチップ部品Cの転写配置を行なうことが出来る。なお、ウェハ基板W上のチップ部品C配置で、配置ピッチの整数倍が配線基板Sの配置位置と整合している場合には、ウェハ基板Wを動かさずにレーザー光Lの照射位置を変更して転写させることもできる。
ところが、図17(a)から図17(b)に示したようにチップ部品Cをウェハ基板Wから剥離するためには、チップ部品Cにはレーザー光Lによる大きなエネルギーが加わる。このため、図17(b)に示した移動距離dの間にもチップ部品Cは加速された状態で配線基板Sに達する。一方、配線基板Sの電極部分は金属であり、加速されたチップ部品Cのバンプ電極Bが金属電極に接する際の衝撃により、図18のようにチップ部品Cが破損することもある。このような衝撃を緩和するために、(封止に用いる未硬化の)熱硬化性粘着剤(あるいは導電性ペーストやACF等)をチップ部品Cのバンプあるいは配線基板Cの電極に被覆しておくことも考えられるが、被覆厚みは5μm以下であり衝撃を緩和するには不充分である。
以上のように、ウェハ基板Wから配線基板Sへの直接転写ではチップ部品Cに加わる衝撃が大きいことから、別に転写基板を用いる転写方式が一般化している。
特開2010−161221号公報
転写基板を用いる転写方式は、図19(a)に示すように、まずウェハ基板Wのチップ部品Cに第1転写基板1を密着させて、レーザー光等によりチップ部品Cを剥離して第1転写基板1に転写する。なお、第1転写基板1は、ベース基板10と、ベース基板10のチップ部品Cを保持する側に粘着層11を設けた構成となっている。ここで、チップ部品Cは第1転写基板と密着した状態で転写するため、加速されることなく、第1転写基板1の粘着層11上に転写される。
ところで、図19(b)に示すように、第1転写基板1ではチップ部品CのバンプBが密着しているため、この状態から配線基板Sにチップ部品Cを転写しても、バンプBを配線基板Sの電極と接触させることはできない。そこで、第1転写基板1のチップ部品Cを第2転写基板2に再度転写する必要がある。この際、チップ部品Cの間隔を広げて第2転写基板2に転写することが多い。このため、第1転写基板1から第2転写基板2への転写には、主にレーザーリフトオフ法が用いられる。また、第1転写基板1と同様に、第2転写基板2もベース基板20と、ベース基板20のチップ部品Cを保持する側に粘着層21を設けた構成となっている。
図19(c)は、第1転写基板1のチップ部品Cが配置された面と、第2転写基板2の粘着層21を、間隔を空けて対向させた状態から、左端のチップ部品Cにレーザー光Lを照射して、第2転写基板2に転写する状態を示しているこの状態から、レーザー光Lを照射されたチップ部品Cは第2転写基板2に転写される(図20(d))。
その後、第1転写基板1と第2転写基板2の面方向の相対位置を変化させ、第2転写基板の所定位置にチップ部品Cを転写させる(図20(e)、図20(f))ことで、第2転写基板2へのチップ部品Cの転写を完了させる。
ところで、粘着層11を介して第1転写基板1に保持されるチップ部品Cを剥離する力は、ウェハ基板Wから剥離するよりは小さくて済む。このため、図18に示すようなチップ部品の破損は、第1転写基板1から第2転写基板2に転写への転写では低減される。しかし、第1転写基板1から第2転写基板2にチップ部品を転写するレーザーリフトオフ法においても破損を生じることがある。例えば、チップ部品Cにレーザー光Lを照射する際に、図21(a)に示すように、スポット径が小さい場合、チップ部品C周辺部まで第1転写基板1の粘着層11から剥離するために必要なレーザー強度は高くなる。このため、粘着層11から剥離したチップ部品Cは大きな運動エネルギーで第2転写基板2の粘着層21に到達して破損を生じることがある(図21(b))。これを抑制するために、粘着層21の工夫により衝撃力を緩和することは出来るが、破損を皆無にすることは困難である。
一方において、図22(a)のように、レーザー光Lのスポット径を広げることにより、チップ部品C周辺部も剥離しやすくなり、粘着層21に到達する際の破損も防ぐことができる。ただし、スポット径が広くなりすぎると、転写対象に隣接するチップ部品Cにもレーザー光Lが照射され、図22(b)のような部分剥離を生じることもあり、好ましくない。また、レーザー照射の位置合わせも高精度が要求される。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、レーザーリフトオフ法で転写基板が保持するチップ部品を転写先の基板に転写するのに際して、転写対象のチップのみを破損することなく確実に転写することができる転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写方法であって、
前記粘着層を硬化する波長の光により前記粘着層をパターン露光して、前記粘着層の粘着力を部分的に低下させる露光工程と、前記露光工程の後に、レーザーリフトオフ法により前記チップ部品を前記転写先基板に転写するレーザーリフトオフ工程とを備える転写方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の転写方法であって、
前記露光工程に際して遮光する遮光領域を、少なくとも前記レーザーリフトオフ工程でレーザーを照射するレーザー照射範囲内に設ける転写方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の転写方法であって、前記レーザー照射範囲内に設けた前記遮光領域が、5μm角以上で50μm角以下の範囲に相当する転写方法である。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の転写方法であって、
前記レーザーリフトオフ工程に用いる前記レーザー光がガウシャンビームであって、レーザー照射範囲が前記チップ部品のサイズより大きい転写方法である。
請求項5に記載の発明は、前記チップ部品としてLEDチップを用い、
請求項1から請求項4の何れかに記載の転写方法により、前記転写先基板に転写した前記LEDチップを、前記転写先基板からTFT基板に転写する工程を備えた画像表示装置の製造方法である。
請求項6に記載の発明は、前記チップ部品としてLEDチップを用い、前記転写先基板としてTFT基板を用い、
請求項1から請求項4の何れかに記載の転写方法により、前記LEDチップを前記TFT基板に転写する工程を備えた画像表示装置の製造方法である。
請求項7に記載の発明は、光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写装置であって、
前記転写基板を保持する転写基板保持手段と、前記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記粘着層に、前記粘着層を硬化する波長の光を照射する光源と、
前記転写基板と前記光源の間に前記光を部分的に遮光するマスクを配し、前記チップ部品に対して位置合わせを行う機能と、前記転写基板から前記マスクを退避させる機能を有したマスク配置手段と、前記マスクを前記転写基板から退避させた状態で、前記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記チップ部品にレーザー光を照射するレーザー光源とを備えた転写装置である。
請求項8に記載の発明は、光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写装置であって、
前記転写基板を保持する転写基板保持手段と、記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記粘着層を硬化する波長のレーザー光を走査しながら照射して前記粘着層の粘着力を部分的に低下させる機能と、前記チップ部品をレーザーリフトオフ法により前記転写基板から前記先基板に転写するレーザー光を照射する機能とを有したレーザー光源とを備えた転写装置である。
本発明の転写方法を用いることで、レーザーリフトオフ法でチップ部品を転写基板から転写先基板に転写する際に、レーザー光のパワーを過大にすることがなくなり、転写対象のチップのみを破損することなく確実に転写することができ、配線基板へのチップ部品の転写および実装も確実に行なうことが出来る。このため、数百万個のLEDチップをTFT基板に転写するような画像表示装置の製造にも好適である。
本発明の実施形態に係る転写基板(第1転写基板)の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る第1転写基板の粘着層の感光性を説明するもので、(a)フォとマスクを用いて部分露光をしている状態、(b)露光部が硬化して粘着性が低下した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係り、(a)ウェハ基板に保持されダイシングされたチップ部品を示す図であり、(b)ウェハ基板からチップ部品を第1転写基板に転写する工程を示す図であり、(c)チップ部品が第1転写基板に転写された状態を示す図である。 本発明の実施形態に係り、(a)粘着層によりチップ部品を保持した第1転写基板、(b)粘着層をパターン露光している状態、(c)露光した部分で粘着層の粘着性が低下している状態を説明する図である。 本発明の実施形態に係り,(a)チップ部品を保持する粘着層の粘着性が部分的に低下した第1転写基板1と第2転写基板2を対向させた状態、(b)第2転写基板と対向した第1転写基板のチップ部品にレーザー光を照射している状態を示す図であり、(c)チップ部品が第2転写基板に転写された状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る転写装置の動作を説明するもので、(a)装置構成を示す図であり、(b)露光工程の準備段階を示す図である。 本発明の実施形態に係る転写装置の動作を説明するもので、(c)露光工程を示す図であり、(d)レーザーリフトオフ工程を示す図である。 本発明の実施形態に係り、レーザーリフトオフ工程でガウシャンビームのレーザー光を照射している状態を示す図である。 レーザーリフトオフ工程でガウシャンビームのレーザー光を照射している状態を示す図において、レーザー光照射範囲よりもチップ部品のサイズが大きい例を示す図である。 ガウシャンビームのレーザー光を照射してもレーザー光照射範囲よりもチップ部品のサイズが大きい場合に本発明を適用した例を示すものであり。(a)第2転写基板と対向した、第1転写基板のチップ部品にレーザー光を照射している状態を示す図であり、(b)チップ部品が第2転写基板に転写された状態を示す図である。 本発明の実施形態に係り、(a)チップ部品と粘着部の面形状を示す図であり、(b)同低粘着部の具体的な形状を説明する図である。 本発明の実施形態に係り、レーザーリフトオフ工程のレーザー光照射範囲内とは別に粘着部を残す例を示す図である。 第二転写基板に本発明を適用する実施形態について説明するもので、(a)光硬化性の粘着層を有する第2転写基板の構成を示す図であり、(b)同粘着層とベース基板の間に衝撃吸収層を有した構成を示す図である。 本発明の別の実施形態を説明するもので、(a)チップ部品側から光を照射して粘着層を露光している状態を示し、(b)同露光により部分的に低粘着層が形成された状態を示す図である。 (a)ウェハ基板とチップ部品を示す上面図、(b)断面図であり、(c)配線基板とチップ部品を示す上面図、(d)断面図である。 (a)ウェハ基板とチップ部品の断面の拡大図であり、(b)配線基板にチップ部品を実装した断面の拡大図である。 ウェハ基板から配線基板にチップ部品を直接転写する工程を説明するもので、(a)ウェハ基板からチップ部品を剥離する工程、(b)配線基板にチップ部品が転写された状態(c)ウェハ基板から次のチップ部品を剥離する工程、(d)配線基板に次のチップ部品が転写された状態、を示す図である。 ウェハ基板から剥離されたチップ部品が配線基板との衝突による衝撃で破損する様子を説明する図である。 従来のレーザーリフトオフ法によるチップ部品の転写工程を説明するものであり、(a)ウェハ基板からチップ部品を第1転写基板に転写する工程を示す図であり、(b)チップ部品が第1転写基板に転写された状態を示すものであり、(c)第2転写基板と対向した、第1転写基板のチップ部品にレーザー光を照射している状態を示す図である。 従来のレーザーリフトオフ法によるチップ部品の転写工程を説明するものであり、(d)チップ部品が第2転写基板に転写された状態を示す図であり、(e)第1転写基板の次のチップ部品にレーザー光を照射している状態を示す図であり、(f)次のチップ部品が第2転写基板に転写された状態を示す図である。 レーザーリフト法において、(a)チップ部品に対してスポット径の小さなレーザー光を照射している状態を示す図であり、(b)転写後のチップ部品が破損した状態を示す図である。 レーザーリフト法において、(a)チップ部品に対してスポット径の大きめなレーザー光を照射している状態を示す図であり、(b)転写対象に隣接するチップ部品が部分剥離した状態を示す図である。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る転写基板である第1転写基板1である。図1に示すように第1転写基板1はベース基板10に粘着層11が積層される構成となっている。
ベース基板10は、レーザーリフトオフ法に用いるレーザー光Lの波長に対して透光性を有している必要がある。これは、レーザー光Lをチップ部品Cと粘着層11の界面に照射する必要があるためである。
粘着層11は、例えばシリコーンやアクリル系等に樹脂素材によって形成され、光硬化性を有しており、所定の波長の光により硬化して粘着性が低下するものである。すなわち、図2(a)に示すように、フォトマスクPMで部分的に遮光した状態で露光した場合、粘着層11を硬化させる波長が含まれた光UVであれば、露光した部分の粘着層11は粘着力が低下し低粘着部11Cとなる(図2(b))。ここで、低粘着部11Cは粘着性を有しない非粘着性の場合も含む。一方、遮光された部分は粘着部11Aとして粘着性を維持する。ただし、回折等による光の回り込みにより、粘着部11Aの外周部の粘着力が低下することはある。なお、以上の説明では、ベース基板10が粘着層11を硬化する波長の光を透過させることを前提としている。
以下、基板W上のチップ部品Cを第2転写基板2に転写するまでの工程に、図1に示す構成の第1転写基板1を用いた実施形態を、図3、図4および図5を用いて説明する。
図3(a)はウェハ基板Wに形成されダイシングされたチップ部品Cを示す図であり、個々のチップ部品Cにはバンプ電極Bが形成されている。なお、本発明が対象とするチップ部品は1辺が100μm以下にダイシングされた微小サイズのものを主とするが、これに限定されるものではない。
図3(b)は、ウェハ基板W上のチップ部品Cを第1転写基板1に転写する工程を説明するもので、ウェハ基板Wのチップ部品Cに第1転写基板1を密着させた状態でチップ部品Cをウェハ基板Wから剥離して第1転写基板1の粘着層11に転写する状態を示したものである。図3(b)の状態において、ウェハ基板Wを透過したレーザー光等によりチップ部品Cを加熱することにより、チップ部品Cを構成する成分が分解し、チップ部品Cとウェハ基板Wの界面で生じたガスによりチップ部品Cが剥離する。
この後、ウェハ基板Wと第1転写基板1を離せば、図3(c)のようにチップ部品Cは第1転写基板1側に転写され粘着層11に保持される。
次に、チップ部品Cが転写された第1転写基板1(図4(a))において、粘着層11の粘着力を部分的に低下させる露光工程について説明する。
本実施形態の露光工程においては、粘着層11を硬化させる波長の光により、図4(b)に示すようにパターン露光を行なう。すなわち、チップ部品の配置に合わせたパターンを有するフォトマスクPMを、第1転写基板1のチップ部品Cを保持する面の反対面に配置して、粘着層11を硬化する波長を含む光UVを、フォトマスクPMを介して照射して露光するものである。
この露光により、図4(c)に示すように、光UVを照射された部分の粘着層11は硬化して低粘着部11Cとなる。一方、フォトマスクPMにより遮光されていた部分は硬化せず、粘着性を維持しているので粘着部11Aとなる(図4(c))。ここで、光UVの照射量により低粘着部11Cと粘着部11Aの粘着力差を変化させることは可能であり、チップ部品Cの保持は実質的に粘着部11Aのみが担うような差を設けることが好ましい。なお、図4(c)のようにチップ部品Cを保持した第1転写基板1の粘着層11を部分的に低粘着部11Cとした状態をチップ部品転写基板100と呼ぶ。
図4(c)では、チップ部品Cの中心部分の一定領域を残して、低粘着層11Cとする例を示しており、このように低粘着部11Cのパターンを形成するようなフォトマスクPMが図4(b)に示す露光に用いられる。
次に、チップ部品転写基板100からチップ部品Cを第2転写基板2にレーザーリフトオフ法により転写するレーザーリフトオフ工程について図5を用いて説明する。
まず、図5(a)に示すように、チップ部品Cと粘着層21が対向するようにして、スペーサー102を介して第1転写基板1と第2転写基板2を平行に配置する。ここで、スペーサー102は、一部のチップ部品Cを第2転写基板2に転写した後も、第1転写基板1が保持するチップ部品Cと第2転写基板2に転写されたチップ部品Cが干渉することなく、第1転写基板1と第2転写基板2の相対位置を平行移動できるだけの高さを有している。
この状態から、図5(b)のように、レーザー光Lを照射することにより、ベース基板10を透過した光は粘着層11とチップ部品Cの界面に到達する。ここで、レーザー光Lの波長がチップ部品Cに吸収されるものであれば、チップ部品Cから生じたガス圧により、チップ部品Cには、粘着層11から剥離する方向に力が加わる。なお、粘着層11の材質が、未硬化状態で特定の波長を吸収してガスを放出するものであれば、レーザー光Lの波長を粘着部11Aが吸収する波長としてもよい。また、レーザー光Lの照射範囲は、チップ部品Cの面サイズ内に納まるようにして、隣接するチップ部品Cへの影響を回避することが望ましい。
図5(b)に示すようなレーザー光Lの照射により、チップ部品Cには粘着層11から離れる方向の力が加わるが、チップ部品Cを実質的に保持する粘着部11Aの面積を適切にしておくことにより、過度な運動エネルギーが加わることなくチップ部品Cを粘着層11から確実に剥離することが出来る。具体的には、粘着層11の粘着部11Aが、レーザー光Lの照射範囲内にあるのであれば、チップ部品Cを実質的に保持している部分とレーザーリフトオフ法により剥離させる箇所が一致するので、適度なエネルギーのレーザー光Lでレーザーリフトオフが確実に行なえる。すなわち、過大なエネルギーのレーザー光Lによってチップ部品を破損するようなことが防げる。このため、図4(b)の露光工程で用いるフォトマスクPMによって遮光する遮光領域を、レーザーリフトオフ工程のレーザー照射範囲内としておくことが望ましい。
さらに、レーザー光Lのスポット径が小さめであってもチップ部品C周辺部は粘着保持されていないので、チップ部品C全体を剥離することが容易となる。このため、転写対象に隣接するチップ部品Cがレーザー光Lの影響を受けることも防げる。
結果として、図5(c)に示したように、第1転写基板1から第2転写基板2に、チップ部品Cを破損することなく確実に転写することが出来る。
なお、図5(c)に示した第2転写基板2の粘着層21は、チップ部品Cを保持する粘着性に加えて、第1転写基板1から転写されるチップ部品Cの衝撃を緩和する柔軟性も有していることが望ましい。
図6および図7は、以上のような工程で第1転写基板1から第2転写基板2にチップ部品Cの転写を行なう装置の一例である転写装置101の構成および動作を示したものである。
図6(a)は転写装置101の構成を示すものであり、転写基板である第1転写基板1が光硬化性粘着剤11を介して保持したチップ部品Cを、転写先基板である第2転写基板2に転写する例を示している。
転写装置101は、転写先基板ステージ3、転写基板保持手段4、マスク配置手段5、光源6、レーザー光源7、スライド機構8、レーザー光源スライド機構70を構成要素としている。
転写先基板ステージ3は転写先基板を保持するものであり、本実施形態においては第2転写基板2を保持する機能を有している。転写基板保持手段4は転写基板を保持して、転写先基板と平行な状態で、間隔および平面方向の相対位置を調整するのに用いるものであり、本実施形態においては第1転写基板1を保持する機能を有している。マスク配置手段5はフォトマスクPMを転写基板(本実施形態では第1転写基板1)のチップ部品が保持されていない面に配置するものである。光源6は、粘着層11を硬化させる波長を含む光UVを転写基板のチップ部品が保持されていない側から照射するものである。図6(a)において光源6はライン状の光を照射する形状としているが、これに限定されるものではない。レーザー光源7は、転写基板に保持されたチップ部品Cにスポット的なレーザー光Lを照射するものであり、レーザー光Lを照射されたチップ部品Cは剥離して転写先基板に転写される。スライド機構8は、マスク配置手段5、光源6を直線的(図6(a)ではY方向にスライドさせる機能を有している。また、レーザー光源スライド機構70はレーザー光源7を直線的(図6(a)ではX方向)にスライドさせる機能を有するとともに、スライド機構により直線的(Y方向)に移動する機能を有している。
図6(a)に示した構成の転写装置101では、露光工程を行なうのに際して、まず図6(b)のように、マスク配置手段5がフォトマスクPMを転写基板(第1転写基板1)と位置合わして配置してから、図7(c)のように光源6が光UVを照射して露光が行なわれる。転写装置101では光源6が、ライン状(X方向)の光UVを照射するため、スライド機構8に沿って(Y方向に)移動して面状の露光を実施する。
露光工程の後は、図7(d)のように、マスク配置手段5がフォトマスクPMを転写基板の上から退避させ、レーザー光Lによるチップ部品Cのレーザーリフトオフ工程を行なう。レーザーリフトオフに際しては、スライド機構8およびレーザー光源スライド機構70により、個々のチップ上にレーザー光源7を位置合わせしてレーザー光Lをチップ部品Cに照射する。
レーザーリフトオフ工程においては、転写先基板(第2転写基板2)上の所定の位置にチップ部品Cを転写するよう、転写基板保持手段4を用いて転写基板(第1転写基板1)を所定位置に配置する。
なお、本発明は、光源6、フォトマスクPMおよびマスク配置手段5がなくても実現可能である。すなわち、レーザー光源7が粘着層11を硬化する波長の光を照射可能であれば、スライド機構8およびレーザー光源スライド機構70により、レーザー光源7を走査して、粘着層11を所定パターンで露光してもよい。ただし、レーザー光源7を用いたパターン露光に際しては、リフトオフ現象を発生させないように発振パワーを制御する必要がある。
ところで、レーザー光Lの照射範囲がチップ部品Cの面サイズ内に納まるようにすることが望ましいと記したが、本発明はレーザー光Lの照射範囲がチップ部品Cのサイズより大きい場合においても適用することができる。例えば、図8に示すように、照射範囲がチップ部品Cのサイズよりも大きいガウシャンビームのレーザー光Lgであっても、照射範囲が隣接するチップ部品Cの粘着部11Aまで広がっていなければ、隣接するチップ部品Cへの影響は殆どない。
また、図9に示すような、ガウシャンビームのように広い照射範囲を有するレーザー光Lgでもレーザーリフトオフ法の適用が困難であった大きめサイズのチップ部品C(以後はチップ部品CWと記す)にも本発明は有効である。すなわち、ガウシャンビームのレーザー光Lgほど広い照射範囲を有しないレーザー光Lを用いる場合であっても、図10(a)のようにチップ部品CWを保持する粘着部11Aのサイズを適切にすることで、図10(b)のようにレーザーリフトオフ法による転写が可能となる。
なお、図10では断面図を示している、チップ部品CWと粘着部11Aの面形状は図11(a)のようになっており、チップ部品CWの1個分で示したのが図11(b)である。ここで、図11(b)に示すように、粘着部11Aの面サイズは、チップ部品C(チップ部品CWに限定しない)のサイズや照射するレーザー光の照射範囲にもよるが、5μm角以上で50μm角のサイズ内に入ることが望ましい。このサイズであれば、形状は限定されず、円形であってもよい。
なお、チップ部品CWのサイズが大きい場合、粘着部11Aをレーザー光L(Lg)の照射範囲のサイズに合わせた粘着部11Aのみでは淵部から剥離する可能性がある。このため、低粘着部11Cの粘着力が若干強まるように、露光工程において照射する、粘着層11を硬化する波長の光強度を弱めてもよい。ただし、低粘着部11Cの面積が粘着部11Aに比べて大きくなると、レーザーリフトオフ工程を確実に行なうことも困難であり、低粘着部11Cの粘着力を照射光強度で適切に制御するのも難しい。そこで、図12のようにチップ部品CWの淵部近傍に粘着部11aを設けてもよい。ここで、粘着部11aも大きすぎれば、レーザーリフトオフの際にチップ部品CWを剥離する妨げとなり得るが、パターン露光により形成するため、適切なサイズと配置に設定することが容易である。
ここまで説明の実施形態では、レーザーリフト法により第1転写基板1が保持するチップ部品Cを第2転写基板2に転写する場合に限定しているが、本発明は第2転写基板2が保持するチップ部品Cを配線基板Sに転写する場合にも有効である。すなわち、第2転写基板2を転写基板とし、配線基板Sを転写先基板としてもよい。具体的には、図13(a)に示す、ベース基板20と粘着層21からなる第2転写基板2において、粘着層21を第1転写基板1の粘着層11と同様な特性とすればよい。更に、第2転写基板2には衝撃吸収性も要求されることから、図13(a)のベース基板20と粘着層21の間に衝撃吸収層22を設けた構成としてもよい(図13(b))。ここで、衝撃吸収層22は衝撃吸収特性とともに、少なくともレーザー光Lを透過させる光透過性を有しており、更に粘着層21を硬化させる波長の光を透過させる光透過性を有していることが望ましい。
更に、本発明の別の実施形態として、図14(a)のようにチップ部品C側から粘着層11を硬化する波長を含む光UVを照射してもよい。この場合、フォトマスクは用いず、隣接するチップ部品Cの隙間を通過する光UVがチップ部品Cの端部で反射や回折することで、図14(b)のようにチップ部品の周縁部と対面する粘着層11が硬化して低粘着層11Cが形成され、チップ部品Cに比べて粘着部11Aのサイズを小さくすることが出来る。
以上のように、本発明では、チップ部品Cをレーザーリフト法で、第1転写基板1から第2転写基板2に転写するのに際して、あるいは第2転写基板2から配線基板Sに転写するのに際して、転写対象のチップ部品Cを破損することなく確実に転写先の基板に転写することが、転写対象に隣接するチップ部品Cにも悪影響を及ぼすことなく行なえる。
このため、本発明の転写基板を、多数のチップ部品を、間隔を空けて配線基板に実装するような用途に用いた場合、工程内のチップ破損率を極めて低く抑えることができ、リペアに要するコストも大幅に低減することができる。したがって、最終的な配線基板としてTFT基板を用い、チップ部品としてLEDチップを用いるような画像表示装置の製造方法として本発明は好適であり、百万個以上のLEDを用いる高品質の画像表示装置の製造方法として極めて適したものである。
1 第1転写基板
2 第2転写基板
3 転写先基板ステージ
4 転写基板保持手段
5 マスク配置手段
6 光源
7 レーザー光源
8 スライド機構
10 ベース基板
11 粘着層
11A 粘着部
11B 低粘着部(非粘着部)
20 ベース基板
21 粘着層
22 衝撃吸収層
70 レーザー光源スライダー
101 転写装置
102 スペーサー
B バンプ
C、CW チップ部品
L レーザー光
PM フォトマスク
S 配線基板
UV 粘着層を硬化させる波長を含む光
W ウェハ基板

Claims (8)

  1. 光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写方法であって、
    前記粘着層を硬化する波長の光により前記粘着層をパターン露光して、前記粘着層の粘着力を部分的に低下させる露光工程と、
    前記露光工程の後に、レーザーリフトオフ法により前記チップ部品を前記転写先基板に転写するレーザーリフトオフ工程とを備える転写方法。
  2. 請求項1に記載の転写方法であって、
    前記露光工程に際して遮光する遮光領域を、少なくとも前記レーザーリフトオフ工程でレーザーを照射するレーザー照射範囲内に設ける転写方法。
  3. 請求項2に記載の転写方法であって、前記レーザー照射範囲内に設けた前記遮光領域が、5μm角以上で50μm角以下の範囲に相当する転写方法。
  4. 請求項1に記載の転写方法であって、
    前記レーザーリフトオフ工程に用いる前記レーザー光がガウシャンビームであって、レーザー照射範囲が前記チップ部品のサイズより大きい転写方法。
  5. 前記チップ部品としてLEDチップを用い、
    請求項1から請求項4の何れかに記載の転写方法により、前記転写先基板に転写した前記LEDチップを、
    前記転写先基板からTFT基板に転写する工程を備えた画像表示装置の製造方法。
  6. 前記チップ部品としてLEDチップを用い、前記転写先基板としてTFT基板を用い、
    請求項1から請求項4の何れかに記載の転写方法により、前記LEDチップを前記TFT基板に転写する工程を備えた画像表示装置の製造方法。
  7. 光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写装置であって、
    前記転写基板を保持する転写基板保持手段と、
    前記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記粘着層に、前記粘着層を硬化する波長の光を照射する光源と、
    前記転写基板と前記光源の間に前記光を部分的に遮光するマスクを配し、前記チップ部品に対して位置合わせを行う機能と、前記転写基板から前記マスクを退避させる機能を有したマスク配置手段と、
    前記マスクを前記転写基板から退避させた状態で、前記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記チップ部品にレーザー光を照射するレーザー光源とを備えた転写装置。
  8. 光硬化性の粘着層を介して転写基板に保持されたチップ部品を転写先基板に転写する転写装置であって、
    前記転写基板を保持する転写基板保持手段と、
    記転写基板の前記チップ保持面の反対側から前記粘着層を硬化する波長のレーザー光を走査しながら照射して前記粘着層の粘着力を部分的に低下させる機能と、前記チップ部品をレーザーリフトオフ法により前記転写基板から前記先基板に転写するレーザー光を照射する機能とを有したレーザー光源とを備えた転写装置。
JP2018181571A 2018-09-27 2018-09-27 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置 Active JP6932676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181571A JP6932676B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181571A JP6932676B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020053558A true JP2020053558A (ja) 2020-04-02
JP6932676B2 JP6932676B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=69994034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018181571A Active JP6932676B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6932676B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111613699A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 微型发光二极管及其制作方法
WO2021217607A1 (zh) * 2020-04-30 2021-11-04 重庆康佳光电技术研究院有限公司 一种键合方法、显示背板及显示背板制造系统
CN113782650A (zh) * 2021-09-07 2021-12-10 苏州奕格飞半导体技术有限公司 晶圆激光剥离装置及方法
WO2022138458A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 日東電工株式会社 衝撃吸収粘着シート
WO2022171102A1 (zh) * 2021-02-09 2022-08-18 南昌广恒电子中心(有限合伙) 转移设备、转移方法和显示装置
JP7146145B1 (ja) * 2021-03-26 2022-10-03 リンテック株式会社 ワークハンドリングシートおよびデバイス製造方法
WO2023095672A1 (ja) * 2021-11-26 2023-06-01 信越エンジニアリング株式会社 レーザリフトオフ方法、レセプター基板の製造方法、レーザリフトオフ装置及びフォトマスク
WO2023127585A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 株式会社東海理化電機製作所 表示装置製造用治具、表示装置の製造方法、表示装置製造用治具を用いて製造された表示装置、及び表示装置の製造方法を用いて製造された表示装置
WO2023124898A1 (zh) * 2021-12-31 2023-07-06 天合光能股份有限公司 一种激光转印装置
KR20230115323A (ko) 2021-03-26 2023-08-02 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 필름 및 접속 구조체의 제조 방법
WO2023149023A1 (ja) * 2022-02-02 2023-08-10 日東電工株式会社 粘着シート
KR20230137867A (ko) 2021-01-29 2023-10-05 닛토덴코 가부시키가이샤 전자 부품 전사용 점착 시트 및 전자 부품 전사용 점착 시트를 사용한 전자 부품의 가공 방법
KR20230140549A (ko) 2021-01-29 2023-10-06 닛토덴코 가부시키가이샤 전자 부품 전사용 점착 시트 및 전자 부품 전사용 점착 시트를 사용한 전자 부품의 가공 방법
KR20230164139A (ko) 2021-05-12 2023-12-01 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 구조체의 제조 방법 및 접속 필름
JP7425246B1 (ja) 2022-12-16 2024-01-30 厦門市芯穎顕示科技有限公司 移載キャリア、移載アセンブリ及びマイクロデバイスの移載方法
JP7473716B1 (ja) 2022-12-16 2024-04-23 厦門市芯穎顕示科技有限公司 移載キャリア、移載アセンブリ及びマイクロデバイスの移載方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222179A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ搭載装置およびチップ搭載方法
JP2009295741A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Yamaha Motor Co Ltd 部品移載方法及び部品移載装置
JP2018060993A (ja) * 2016-09-29 2018-04-12 東レエンジニアリング株式会社 転写方法、実装方法、転写装置、及び実装装置
JP2018517298A (ja) * 2015-11-04 2018-06-28 ゴルテック インコーポレイテッド マイクロ発光ダイオードの搬送方法、製造方法、装置及び電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222179A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ搭載装置およびチップ搭載方法
JP2009295741A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Yamaha Motor Co Ltd 部品移載方法及び部品移載装置
JP2018517298A (ja) * 2015-11-04 2018-06-28 ゴルテック インコーポレイテッド マイクロ発光ダイオードの搬送方法、製造方法、装置及び電子機器
JP2018060993A (ja) * 2016-09-29 2018-04-12 東レエンジニアリング株式会社 転写方法、実装方法、転写装置、及び実装装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021217607A1 (zh) * 2020-04-30 2021-11-04 重庆康佳光电技术研究院有限公司 一种键合方法、显示背板及显示背板制造系统
CN111613699B (zh) * 2020-05-25 2021-06-01 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 微型发光二极管及其制作方法
CN111613699A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 微型发光二极管及其制作方法
WO2022138458A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 日東電工株式会社 衝撃吸収粘着シート
KR20230137867A (ko) 2021-01-29 2023-10-05 닛토덴코 가부시키가이샤 전자 부품 전사용 점착 시트 및 전자 부품 전사용 점착 시트를 사용한 전자 부품의 가공 방법
KR20230140549A (ko) 2021-01-29 2023-10-06 닛토덴코 가부시키가이샤 전자 부품 전사용 점착 시트 및 전자 부품 전사용 점착 시트를 사용한 전자 부품의 가공 방법
WO2022171102A1 (zh) * 2021-02-09 2022-08-18 南昌广恒电子中心(有限合伙) 转移设备、转移方法和显示装置
JP7146145B1 (ja) * 2021-03-26 2022-10-03 リンテック株式会社 ワークハンドリングシートおよびデバイス製造方法
KR20230115323A (ko) 2021-03-26 2023-08-02 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 필름 및 접속 구조체의 제조 방법
KR20230164139A (ko) 2021-05-12 2023-12-01 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 접속 구조체의 제조 방법 및 접속 필름
CN113782650A (zh) * 2021-09-07 2021-12-10 苏州奕格飞半导体技术有限公司 晶圆激光剥离装置及方法
WO2023095672A1 (ja) * 2021-11-26 2023-06-01 信越エンジニアリング株式会社 レーザリフトオフ方法、レセプター基板の製造方法、レーザリフトオフ装置及びフォトマスク
WO2023127585A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 株式会社東海理化電機製作所 表示装置製造用治具、表示装置の製造方法、表示装置製造用治具を用いて製造された表示装置、及び表示装置の製造方法を用いて製造された表示装置
WO2023124898A1 (zh) * 2021-12-31 2023-07-06 天合光能股份有限公司 一种激光转印装置
WO2023149023A1 (ja) * 2022-02-02 2023-08-10 日東電工株式会社 粘着シート
JP7425246B1 (ja) 2022-12-16 2024-01-30 厦門市芯穎顕示科技有限公司 移載キャリア、移載アセンブリ及びマイクロデバイスの移載方法
JP7473716B1 (ja) 2022-12-16 2024-04-23 厦門市芯穎顕示科技有限公司 移載キャリア、移載アセンブリ及びマイクロデバイスの移載方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6932676B2 (ja) 2021-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020053558A (ja) 転写方法およびこれを用いた画像表示装置の製造方法ならびに転写装置
JP7252032B2 (ja) 転写基板ならびにこれを用いた実装方法および画像表示装置の製造方法
US9802221B2 (en) Deposition mask production method and laser processing apparatus
US20120142124A1 (en) Method of applying phosphor to semiconductor light-emitting device
CN103887157B (zh) 光学掩膜板和激光剥离装置
WO2013089138A1 (ja) 蒸着マスク及び蒸着マスクの製造方法
JP5308213B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20200130076A (ko) 디스플레이 장치의 제조 방법, 및 소스 기판 구조체
JP2013069919A (ja) インプリント方法およびインプリント装置
US8562896B2 (en) Micropattern transfer method and micropattern transfer device
JPWO2010050209A1 (ja) 電子部品と可撓性フィルム基板の接合方法および接合装置
JP5899585B2 (ja) マスクの製造方法
JP2013179219A (ja) パターン形成装置及び半導体装置の製造方法
TWI528470B (zh) Film forming method and thin film forming apparatus
JP2020167251A (ja) 転写基板ならびにこれを用いた実装方法および画像表示装置の製造方法
US11374149B2 (en) Method of manufacturing display device and source substrate structure
US20200307036A1 (en) Forming apparatus and method for manufacturing article by using forming apparatus
JP6106949B2 (ja) パターン形成方法
JP7319070B2 (ja) 実装方法および画像表示装置の製造方法
CN110824844A (zh) 表面具凸纹结构薄膜的曲面基板及其制造方法
JP6245887B2 (ja) 基板製造方法及び基板製造装置
JP7492478B2 (ja) レーザリフトオフ装置およびレーザリフトオフ方法
KR102212605B1 (ko) 패터닝 장치 및 그 동작 방법
JP6008131B2 (ja) 光学部材の製造方法
JP4212094B2 (ja) 露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6932676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150