JP2020052946A - 貨幣処理システムおよび貨幣処理装置 - Google Patents

貨幣処理システムおよび貨幣処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】貨幣処理装置を容易に緊急モードに移行させることができる貨幣処理システムを提供する。【解決手段】貨幣処理システムは、強盗に対応するための緊急モードを有する少なくとも1つの貨幣処理装置2a〜2eと、緊急モードに移行させる移行指示を、無線通信によって貨幣処理装置に送信する端末装置1a,1bと、銀行A1のロビーA2aおよびカウンタA2b内を撮影するカメラ3と、カメラの画像に含まれる人の動き等から強盗が発生したか否かを判定する情報処理装置4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、貨幣処理システムおよび貨幣処理装置に関する。
紙幣処理装置には、金融機関に強盗が入った際に、強盗に渡す貨幣を出力するためのロバリーモード(強盗モード)を有するものがある。例えば、特許文献1では、行員の紙幣処理装置の操作により、紙幣処理装置はロバリーモードに移行する。
特開2007−316785号公報
しかしながら特許文献1では、強盗と対面する行員が紙幣処理装置を直接操作して、紙幣処理装置をロバリーモードに移行する。そのため、行員の紙幣処理装置に対するロバリーモードの直接操作が、強盗に悟られる場合があり、紙幣処理装置をロバリーモードに移行するのが難しい場合もある。
そこで本発明は、貨幣処理装置を容易に緊急モードに移行させることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の貨幣処理システムは、強盗に対応するための緊急モードを有する少なくとも1つの貨幣処理装置と、前記緊急モードに移行させる移行指示を、無線通信によって前記貨幣処理装置に送信する端末装置と、を有する。
本発明の貨幣処理装置は、前記貨幣処理システムにおいて使用される。
本発明の貨幣処理装置は、無線通信によって端末装置から移行指示を受信する受信部と、貨幣の入金処理および出金処理の少なくとも一方を実行する通常モードと、強盗に対応するための緊急モードとを切替える制御部と、を有し、前記制御部は、前記移行指示の受信に応じて、前記通常モードから前記緊急モードに切替える。
本発明によれば、貨幣処理装置を容易に緊急モードに移行させることができる。
本発明の実施の形態に係る貨幣処理システムの一例を示した図である。 端末装置のブロック構成例を示した図である。 貨幣処理装置のブロック構成例を示した図である。 情報処理装置のブロック構成例を示した図である。 貨幣処理システムの動作例を示したシーケンス図である。 端末装置のディスプレイに表示される画面例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る貨幣処理システムの一例を示した図である。図1には、銀行A1の内部が示してある。銀行A1は、ロビーA2aと、カウンタA2bと、を有している。ロビーA2aとカウンタ内A2cとは、カウンタA2bにより仕切られている。図1に示すように、貨幣処理システムは、端末装置1a,1bと、貨幣処理装置2a〜2eと、カメラ3と、情報処理装置4と、を有している。
端末装置1a,1bは、ディスプレイおよび無線通信機能を備えた端末装置である。端末装置1a,1bは、例えば、タブレット端末、スマートフォン、またはウェアラブル端末等の携帯端末である。端末装置1a,1bは、ラップトップPC(Personal Computer)またはPC等の端末装置であってもよい。
端末装置1aは、銀行A1の行員であるユーザB1a(第1のユーザ)によって所持される。ユーザB1aは、例えば、カウンタ内A2cにおいて銀行A1の管理業務等を行う上級管理者(非一般行員)である。
端末装置1bは、銀行A1の行員であるユーザB1b(第2のユーザ)によって所持される。ユーザB1bは、例えば、カウンタ内A2cにおいて顧客対応等を行う一般行員である。
端末装置1a,1bは、例えば、ブルートゥース(登録商標)またはWi−fi(登録商標)等によって、貨幣処理装置2a〜2eと無線通信を行う。また、端末装置1a,1bは、ブルートゥースまたはWi−fi等によって、情報処理装置4と無線通信を行う。
貨幣処理装置2a〜2eは、例えば、TCR(Teller Cash Recycler)である。TCRは、入金処理および出金処理を行う貨幣処理装置である。貨幣処理装置2a〜2eは、例えば、カウンタ内A2cに設置される。なお、貨幣処理装置2a〜2eが、TCR以外の貨幣処理装置(たとえばATM(Automatic Teller Machine))の場合にも、本発明を適用可能である。貨幣処理装置の種類によっては、貨幣処理装置がロビーA2に設置されてもよい。
貨幣処理装置2a〜2eは、通常モードと、緊急モードとのいずれか一方のモードにおいて動作する。通常モードとは、例えば、行員または顧客等の操作者の指示通りに入金処理および出金処理を行うためのモードである。緊急モードとは、例えば、通常モードと同様に動作するが、出金口から出金される貨幣の出金額が予め設定された額に達すると、貨幣処理装置2a〜2e内に残っている紙幣の残額を「0」と表示するようなモードである。緊急モードは、例えば、ロバリーモードと呼ばれてもよい。
貨幣処理装置2a〜2eは、ユーザB1aが所持する端末装置1aによって、通常モードと緊急モードとの間で動作モードが切替えられる。すなわち、貨幣処理装置2a〜2eは、銀行A1の管理業務等を行う上級管理者によって、通常モードと緊急モードとの間で動作モードが切替えられる。
例えば、貨幣処理装置2a〜2eは、通常モードで動作しているとする。端末装置1aは、ユーザB1aから、緊急モードへ動作を切替える操作を受付けたとする。端末装置1aは、緊急モードへの動作切替えの操作を受付けると、貨幣処理装置2a〜2eに対し、緊急モードに移行させる移行指示を、無線通信によって送信する。移行指示を受信した貨幣処理装置2a〜2eは、通常モードから緊急モードに動作モードを切替える。
カメラ3は、例えば、ロビーA2a、カウンタA2bおよびカウンタ内A2cを撮影し、貨幣処理装置2a〜2eを操作する者を撮影する。カメラ3は、撮影した画像の画像データを情報処理装置4に送信する。
情報処理装置4は、例えば、サーバまたはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。情報処理装置4は、例えば、銀行A1のセキュリティを管理する装置である。例えば、情報処理装置4は、コグニティブコンピューティングにより、カメラ3の画像データを解析し、強盗の発生および強盗の位置等を判定(検知)する。コグニティブ(cognitive)コンピューティングとは、システム自身が推論や学習をすることを示す概念である。
図1の貨幣処理システムの概略動作例について説明する。銀行A1内において、強盗が発生したとする。図1に示すように、強盗B2は、貨幣処理装置2dの前に位置しているとする。
情報処理装置4は、カメラ3の画像データを解析し、強盗の発生および強盗の位置を判定する。例えば、情報処理装置4は、強盗B2が貨幣処理装置2dの前に位置していることを判定する。情報処理装置4は、判定した強盗B2の位置を示す位置情報を端末装置1aに送信する。
端末装置1aは、情報処理装置4から送信された位置情報を受信し、受信した位置情報に基づいて、端末装置1aが備えるディスプレイに強盗の発生場所を表示する。例えば、端末装置1aは、銀行A1内の平面図と、強盗B2との位置とを、端末装置1aのディスプレイにビジュアル的に表示する(例えば、図6を参照)。これにより、端末装置1aを所持するユーザB1aは、強盗の発生と強盗の位置とを容易に認識できる。
ユーザB1aは、強盗の発生と強盗の位置とを認識すると、端末装置1aを用いて、貨幣処理装置2a〜2eの動作モードを緊急モードに移行させる。上記例では、強盗B2は、貨幣処理装置2dのロビーA2a側の面に位置しており、ユーザB1aは、貨幣処理装置2dの動作モードを緊急モードに移行させる。
端末装置1aは、ユーザB1aから、貨幣処理装置2dを緊急モードに移行する操作を受付けると、貨幣処理装置2dに対し、動作モードを緊急モードに移行する移行指示を送信する。貨幣処理装置2dは、端末装置1aから緊急モードへの移行指示を受信すると、動作モードを通常モードから緊急モードに切替える。
これにより、ユーザB1aは、貨幣処理装置2dを直接操作しなくても、強盗B2から離れた場所である位置から、端末装置1aを用いた貨幣処理装置2dの遠隔操作により、貨幣処理装置2dの動作モードを緊急モードに容易に切替えることができる。また、強盗B2と対面するユーザB1bは、強盗B2から貨幣処理装置2dの出金を強要されても、貨幣処理装置2dの動作モードを緊急モードに切替えなくて済み、緊急モードへの切替えが強盗B2に悟られずに済む。
なお、端末装置1aは、貨幣処理装置2dに緊急モードへの移行指示を送信する際、強盗が発生した情報または強盗の位置情報を端末装置1bに送信してもよい。これにより、強盗の発生が、一般行員であるユーザB1bにも共有される。
また、ユーザB1aおよびユーザB1bは、カウンタ内A2cに居るとしたが、ロビーA2a内に居てもよい。また、貨幣処理装置2a〜2eのそれぞれに、ユーザB1a(例えば、装置を操作する担当者)が配置されていてもよい。
また、貨幣処理システムは、銀行A1に設置されるとしたが、これに限られない。貨幣処理システムは、例えば、小売店等の施設内に設置されてもよい。
また、貨幣処理装置2a〜2eは、貨幣の入金処理および出金処理を行うとしたが、これに限られない。貨幣処理装置2a〜2eは、入金処理および出金処理の少なくとも一方の機能を有していてもよい。
また、端末装置1a,1bの台数は、図1の例に限られない。端末装置1a,1bのそれぞれは、2台以上存在していてもよい。また、貨幣処理装置2a〜2eの台数も、図1の例に限られない。貨幣処理装置は、4台以下であってもよいし、6台以上であってもよい。
また、貨幣処理装置2a〜2eが扱う貨幣は、紙幣および硬貨の両方またはいずれか一方であってもよい。
図2は、端末装置1aのブロック構成例を示した図である。図2に示すように、端末装置1aは、制御部11と、ディスプレイ12と、操作部13と、音声出力部14と、駆動部15と、通信部16と、記憶部17と、を有している。
制御部11は、端末装置1a全体を制御する。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成されてもよい。
ディスプレイ12は、制御部11から出力されるデジタル映像データに基づいて映像を表示する。ディスプレイ12は、例えば、液晶ディスプレイである。
操作部13は、例えば、端末装置1aの所持者であるユーザB1aの操作を受け付ける。操作部13は、受け付けた操作に対応する情報を制御部11に出力する。操作部13は、例えば、ディスプレイ12に重畳されるタッチパネルである。操作部13は、キー入力装置等であってもよい。
音声出力部14は、制御部11から出力されるデジタル音声データに基づいて音声を出力する。音声出力部14は、例えば、スピーカである。
駆動部15は、例えば、モータである。駆動部15は、例えば、制御部11の制御に応じて、端末装置1aを振動させる。
通信部16は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信によって、貨幣処理装置2a〜2eと通信を行う。また、通信部16は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信によって、端末装置1bと通信を行う。また、また、通信部16は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信によって、情報処理装置4と通信を行う。
記憶部17には、制御部11が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部17には、制御部11が計算処理を行うためのデータまたは各部を制御するためのデータが記憶される。記憶部17は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、およびHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置によって構成されてもよい。
図2では、端末装置1aのブロック構成例について説明したが、端末装置1bも端末装置1aと同様のブロックを有している。
図3は、貨幣処理装置2aのブロック構成例を示した図である。図3に示すように、貨幣処理装置2aは、制御部21と、入金口22と、出金口23と、搬送部24と、識別部25と、収納部26と、ディスプレイ27と、操作部28と、通信部29と、記憶部30と、を有している。
制御部21は、貨幣処理装置2a全体を制御する。制御部21は、例えば、CPUで構成されてもよい。
入金口22には、ユーザB1bまたは顧客により貨幣が投入される。入金口22は、投入された貨幣を搬送部24に繰出す。
出金口23には、搬送部24によって搬送された貨幣が集積される。ユーザB1bまたは顧客は、出金口23に集積された貨幣を、出金口23から取出すことができる。
搬送部24は、制御部21の制御に基づいて、入金口22に入金された貨幣を収納部26に搬送する。また、搬送部24は、制御部21の制御に基づいて、収納部26から繰り出された貨幣を出金口23に搬送する。
識別部25は、搬送部24の周辺に設けられている。識別部25は、各種センサ(図示せず)を備え、搬送部24で搬送される貨幣の金種、真偽、表裏、正損、新旧等を識別する。搬送部24で搬送される貨幣は、例えば、識別部25の識別結果に応じて、貨幣の金種に対応した収納部26に搬送される。
収納部26は、例えば、貨幣の金種ごとに対応して、貨幣処理装置2aに設けられる。収納部26は、搬送部24で搬送された貨幣を収納する。また、収納部26は、制御部21の制御に基づいて、収納している貨幣を搬送部24に繰出す。
ディスプレイ27は、制御部21から出力されるデジタル映像データに基づいて映像を表示する。ディスプレイ27は、例えば、液晶ディスプレイである。
操作部28は、例えば、ユーザB1aまたは顧客の操作を受け付ける。操作部28は、受け付けた操作に対応する情報を制御部21に出力する。操作部28は、例えば、ディスプレイ27に重畳されるタッチパネルである。操作部28は、キー入力装置等であってもよい。
通信部29は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信によって、端末装置1a,1bと通信を行う。
記憶部30には、制御部21が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部30には、制御部21が計算処理を行うためのデータまたは各部を制御するためのデータが記憶される。記憶部30は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、およびHDDなどの記憶装置によって構成されてもよい。
図3では、貨幣処理装置2aのブロック構成例について説明したが、貨幣処理装置2b〜2eも貨幣処理装置2aと同様のブロックを有している。
図4は、情報処理装置4のブロック構成例を示した図である。図4に示すように、情報処理装置4は、制御部41と、通信部42と、記憶部43と、を有している。
制御部41は、情報処理装置4全体を制御する。制御部41は、例えば、CPUで構成されてもよい。
通信部42は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信によって、端末装置1a,1bと通信を行う。また、通信部42は、例えば、ブルートゥースまたはWi−fi等の無線通信またはLAN(Local Area Network)ケーブルによる有線によって、カメラ3と通信を行う。
記憶部43には、制御部41が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部43には、制御部41が計算処理を行うためのデータまたは各部を制御するためのデータが記憶される。記憶部43は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、およびHDDなどの記憶装置によって構成されてもよい。
図5は、貨幣処理システムの動作例を示したシーケンス図である。カメラ3は、例えば、銀行A1のロビーA2a、およびカウンタA2b内を撮影している。カメラ3は、撮影する画像の画像データを情報処理装置4に送信する(ステップS1)。
情報処理装置4の制御部41は、通信部42を介して受信されたカメラ3の画像データに基づいて、強盗が発生したか否かを判定する。例えば、情報処理装置4の制御部41は、コグニティブコンピューティングにより、カメラ3の画像データを解析し、強盗が発生したか否かを判定する。具体的には、情報処理装置4の制御部41は、カメラ3の画像データに含まれている人の動き、恰好、所持物等から、強盗が発生したか否かを判定する。ここでは、情報処理装置4の制御部41は、強盗の発生を判定する(ステップS2)。
情報処理装置4の制御部41は、強盗の発生を判定すると、カメラ3の画像データに基づいて、銀行A1内における強盗B2の位置を判定し、位置情報を生成する(ステップS3)。位置情報は、例えば、強盗が発生した銀行A1内の座標であってもよい。情報処理装置4の制御部41は、位置情報を生成すると、通信部42を介して、位置情報を端末装置1aに送信する。
端末装置1aの制御部11は、通信部16を介して、情報処理装置4から位置情報を受信すると、受信した位置情報に基づいて、銀行A1内における強盗の位置をディスプレイ12に表示する(ステップS4)。なお、端末装置1aの制御部11は、情報処理装置4から位置情報を受信すると、駆動部15を駆動して端末装置1aを振動させ、強盗が発生したことを、端末装置1aを所持するユーザB1aに通知してもよい。または、端末装置1aの制御部11は、音声出力部14から音を出力し、強盗が発生したことを、端末装置1aを所持するユーザB1aに通知してもよい。これにより、ユーザB1aは、強盗が発生したことを知り、銀行A1内における強盗の位置をディスプレイ12で見ることができる。
ここで、端末装置1aのディスプレイ12に表示される画像例について説明する。
図6は、端末装置1aのディスプレイ12に表示される画像例を示した図である。図6には、端末装置1aのディスプレイ12に表示される画像50が示してある。
画像50には、銀行A1内の平面図が表示されている。画像50に含まれる画像51は、ロビーA2aを示している。また、画像50に含まれる画像52a〜52eは、銀行A1に配置された貨幣処理装置2a〜2eを示している。
銀行A1内の平面図の情報は、例えば、端末装置1aの記憶部17に記憶されている。端末装置1aの制御部11は、例えば、記憶部17に記憶されている銀行A1内の平面図の情報に基づいて、ディスプレイ12に画像50を表示する。
また、画像50には、強盗B2の位置を示すマーク画像53が表示されている。端末装置1aの制御部11は、情報処理装置4から受信した強盗B2の位置情報に基づいて、銀行A1内の平面図を示す画像50上に、強盗B2の位置を示すマーク画像53を表示する。
端末装置1aを所持するユーザB1aは、ディスプレイ12に表示される画像53によって、強盗B2が銀行A1内のどの位置に居るかを認識できる。例えば、図6の例の場合、端末装置1aを所持するユーザB1aは、強盗B2は貨幣処理装置2dの前に居ると認識できる。
また、画像50には、チェックボックス54a〜54eが表示されている。端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2a〜2eを示す画像52a〜52eに対応して、チェックボックス54a〜54eを表示する。
チェックボックス54a〜54eは、緊急モードに移行する貨幣処理装置2a〜2eを選択するためのボックスである。端末装置1aを所持するユーザB1aは、例えば、ディスプレイ12に表示されているチェックボックス54a〜54eをタップすることにより、緊急モードに移行させる貨幣処理装置2a〜2eを選択できる。端末装置1aを所持するユーザB1aは、チェックボックス54a〜54eによって、複数の貨幣処理装置2a〜2eを選択することもできる。なお、図6の例の場合、強盗B2は、貨幣処理装置2dの前に居るので、端末装置1aを所持するユーザB1aは、貨幣処理装置2dに対応するチェックボックス54dをチェックしている。
また、画像50には、ボタン55a,55bが表示されている。ボタン55aは、チェックボックス54a〜54eで選択された貨幣処理装置2a〜2eを緊急モードに移行させるためのボタンである。
端末装置1aの制御部11は、ボタン55aがタップされると、チェックボックス54a〜54eで選択された貨幣処理装置2a〜2eに対し、緊急モードへの移行指示を送信する。端末装置1aの制御部11は、ボタン55bがタップされると、例えば、通常の業務画面に戻る。
このように、端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2a〜2eと強盗B2との位置関係をディスプレイ12に地図表示する。これにより、ユーザB1aは、銀行A1内のどの場所で強盗が発生しているかを容易に把握でき、緊急モードに移行させるべき貨幣処理装置2a〜2eがどれであるかを素早く判断できる。
図5の説明に戻る。端末装置1aを所持するユーザB1aは、図6の例に倣い、緊急モードに移行させる貨幣処理装置として、貨幣処理装置2dを選択したとする。
端末装置1aの制御部11は、通信部16を介して、ユーザB1aが選択した貨幣処理装置2dに対し、移行指示を送信する(ステップS5)。
なお、端末装置1aの制御部11は、複数のチェックボックス54a〜54eが選択された場合、選択された複数のチェックボックス54a〜54eに対応する貨幣処理装置2a〜2eに移行指示を送信する。また、端末装置1aの制御部11は、チェックボックス54a〜54eの全てが選択された場合、銀行A1内に設置されている全ての貨幣処理装置2a〜2eに移行指示を送信する。
貨幣処理装置2dの制御部は、通信部を介して、端末装置1aから移行指示を受信すると、貨幣処理装置2dの動作モードを緊急モードに切替える(ステップS6)。
緊急モードにおける貨幣処理装置2dの動作には、例えば、下記の動作がある。
・貨幣処理装置2dの制御部は、出金口に出金した金額が予め設定された上限値に達すると、収納部に貨幣が残っていても、ディスプレイに残額「0」を表示する。
・貨幣処理装置2dの制御部は、予め決められた収納部(緊急モード専用の収納部)から、貨幣を出金する。緊急モード専用の収納部は、例えば、少額貨幣を収納する収納部であってもよい。また、緊急モード専用の収納部は、例えば、1つの収納部であってもよいし、複数の収納部であってもよい。緊急モード専用の収納部が複数の収納部の場合、複数の収納部のそれぞれが収納する貨幣の金種は、異なってもよい。
・貨幣処理装置2dの制御部は、通常モード時の出金速度より遅い速度で貨幣を出金する。
・貨幣処理装置2dの制御部は、少額の貨幣から出金する。例えば、貨幣処理装置2dの制御部は、1000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣の順に紙幣を出金する。
・貨幣処理装置2dの制御部は、出金する紙幣の記番号または画像を記憶部30に記憶する。
・貨幣処理装置2dの制御部は、出金する貨幣に不可視インクなどで印を付ける。
貨幣処理装置2dの制御部は、上記の1つの動作を緊急モードにおける動作としてもよいし、複数組み合わせた動作を緊急モードにおける動作としてもよい。
端末装置1aの制御部11は、ステップS5にて移行指示を送信した後、通信部16を介して、端末装置1bに強盗発生情報を送信する(ステップS7)。すなわち、端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2dに移行指示を送信した場合、移行指示を貨幣処理装置2dに送信したことを示す情報を、端末装置1bに送信する。
端末装置1bの制御部は、通信部を介して、端末装置1aから強盗発生情報を受信すると、強盗が発生したことを、端末装置1bを所持するユーザB1bに通知する(ステップS8)。例えば、端末装置1bの制御部は、駆動部を駆動して端末装置1bを振動させ、強盗が発生したことを、端末装置1bを所持するユーザB1bに通知する。または、端末装置1bの制御部は、音声出力部から音を出力し、強盗が発生したことを、端末装置1bを所持するユーザB1bに通知してもよい。
以上説明したように、貨幣処理システムは、強盗B2に対応するための緊急モードを有する貨幣処理装置2a〜2eと、緊急モードに移行させる移行指示を、無線通信によって貨幣処理装置2a〜2eに送信する端末装置1aと、を備える。これにより、銀行A1の行員であるユーザB1aは、貨幣処理装置2a〜2eを直接操作することなく、端末装置1aを用いた貨幣処理装置2a〜2eの遠隔操作によって、容易に貨幣処理装置2a〜2eを緊急モードに移行させることができる。また、貨幣処理装置2a〜2eは、遠隔操作によって、緊急モードに移行するので、強盗B2に悟られず、安全に緊急モードに移行できる。
(変形例1)
貨幣処理装置2a〜2eの緊急モードにおける動作は、端末装置1aによって設定されてもよい。
例えば、端末装置1aの制御部11は、操作部13に対するユーザB1aの操作に応じて、ディスプレイ12に、貨幣処理装置2a〜2eの緊急モードの動作設定を行う画面を表示する。端末装置1aの制御部11は、操作部13を介して、緊急モードにおいて貨幣を出金する出金額を受け付ける。端末装置1aの制御部11は、通信部16を介して、受け付けた出金額を貨幣処理装置2a〜2eに送信する。
貨幣処理装置2a〜2eの制御部は、通信部を介して、端末装置1aから緊急モードにおける出金額を受信し、受信した出金額を記憶部に記憶する。貨幣処理装置2a〜2eの制御部は、緊急モードにおいて、操作部を介し、出金操作を受付けると、記憶部に記憶した出金額を上限として貨幣を出金する。
端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2a〜2eの全てに対し、同じ出金額を同時に設定してもよい。例えば、端末装置1aの制御部11は、操作部13を介して受け付けた1つの出金額を、貨幣処理装置2a〜2eの全てに送信してもよい。また、端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2a〜2eのそれぞれに対し、異なる出金額を設定してもよい。例えば、端末装置1aの制御部11は、操作部13を介して、貨幣処理装置2a〜2eのそれぞれにおける個別の出金額を受付け、受け付けた出金額を貨幣処理装置2a〜2eのそれぞれに送信してもよい。
貨幣処理装置2a〜2eの制御部は、通常モードにおいて、緊急モードにおける動作が設定されてもよい。また、貨幣処理装置2a〜2eの制御部は、緊急モードに移行した場合においても、緊急モードにおける動作が設定されてもよい。
端末装置1aの制御部11は、緊急モードにおける出金額の設定以外にも、貨幣を出金する収納部をいずれにするかの設定を受付けてもよい。また、端末装置1aの制御部11は、貨幣を出金する速度の設定を受付けてもよい。また、端末装置1aの制御部11は、出金する金種の設定を受付けてもよい。また、端末装置1aの制御部11は、出金する紙幣の記番号または画像を記憶するか否かの設定を受付けてもよい。また、端末装置1aの制御部11は、出金する貨幣に不可視インクなどで印を付けるか否かの設定を受付けてもよい。
このように、貨幣処理装置2a〜2eは、端末装置1aの遠隔操作によって緊急モードにおける動作が設定される。これにより、ユーザB1aは、端末装置1aを用いて容易に貨幣処理装置2a〜2eの緊急モードにおける動作を設定することができる。
(変形例2)
貨幣処理装置2a〜2eの制御部21は、端末装置1aから移行指示を受信し、緊急モードに移行すると、緊急モードに移行したことを示す移行情報を、通信部29を介し端末装置1aに送信してもよい。そして、端末装置1aの制御部11は、通信部16を介して、貨幣処理装置2a〜2eから移行情報を受信すると、ディスプレイ12に貨幣処理装置2a〜2eが緊急モードに移行したことを表示してもよい。
例えば、図6において、緊急モードに移行する貨幣処理装置として、貨幣処理装置2dが選択されている。貨幣処理装置2dは、緊急モードに移行すると、移行情報を端末装置1aに送信する。端末装置1aの制御部11は、貨幣処理装置2dから移行情報を受信すると、例えば、貨幣処理装置2dに対応する画像52dの色を変更し、貨幣処理装置2dが緊急モードに移行したことを表示する。
このように、端末装置1aは、ディスプレイ12に貨幣処理装置2a〜2eが緊急モードに移行したことを表示する。これにより、端末装置1aを所持するユーザB1aは、貨幣処理装置2a〜2eが適切に緊急モードに移行したことを把握できる。
(変形例3)
図5のステップ7において、端末装置1aの制御部11は、強盗発生情報を端末装置1bに送信する。このとき、端末装置1aの制御部11は、情報処理装置4から受信した強盗B2の位置情報を端末装置1bに送信してもよい。そして、端末装置1bの制御部は、端末装置1aと同様に、ディスプレイに強盗の位置を表示し、ユーザB1bから、緊急モードに移行する貨幣処理装置2a〜2eの選択を受付けてもよい。
例えば、端末装置1bの制御部は、端末装置1aと同様に、ディスプレイに図6に示した画像50を表示する。端末装置1bの制御部は、チェックボックス54a〜54eで選択された貨幣処理装置2a〜2eに対し、移行指示を送信する。端末装置1bの移行指示を受信した貨幣処理装置2a〜2eは、緊急モードに移行する。
このように、貨幣処理装置2a〜2eは、ユーザB1aが所持する端末装置1aおよびユーザB1bが所持する端末装置1bからの移行指示に応じて、緊急モードに移行する。これにより、例えば、ユーザB1aおよびユーザB1bの一方が、強盗B2に対応しても、強盗B2に対応していない他方のユーザB1aおよびユーザB1bが貨幣処理装置2a〜2eを緊急モードに移行させることができる。
(変形例4)
端末装置1bは、心拍数または体温等の生体情報を測定する生体センサを備えてもよい。例えば、端末装置1bは、例えば、ウェアラブル端末であってもよい。そして、端末装置1bの制御部は、生体センサから出力される生体情報に基づいて、強盗が発生したことを判定し、強盗が発生したことを示す情報を、通信部を介して、端末装置1aに送信してもよい。
例えば、強盗が発生し、ユーザB1bが強盗B2に対応したとする。この場合、ユーザB1bは、緊張により心拍数が上昇しまたは体温が上昇する。端末装置1bの制御部は、例えば、ユーザB1bの心拍数の変化(例えば心拍数の上昇幅)および体温の変化(例えば体温の上昇幅)の少なくとも一方に基づいて、強盗が発生したことを判定し、強盗が発生したことを示す情報を、通信部を介して、端末装置1aに送信する。
端末装置1aの制御部11は、端末装置1bから強盗が発生したことを示す情報を受信すると、例えば、駆動部15を駆動して、端末装置1aを振動させ、強盗が発生したことをユーザB1aに通知する。または、端末装置1aの制御部11は、音声出力部14から音を出力し、強盗が発生したことをユーザB1aに通知する。強盗が発生したことを認識したユーザB1aは、例えば、端末装置1aのディスプレイ12にカメラ3の画像データを表示させ、強盗場所の発生を確認する。そして、ユーザB1aは、端末装置1aを用いて、緊急モードに移行する貨幣処理装置2a〜2eを指定する。端末装置1aの制御部11は、ユーザB1aが選択した貨幣処理装置2a〜2eに対し、移行指示を送信する。
なお、端末装置1aも生体センサを備えてもよい。端末装置1aの制御部11は、生体センサの生体情報に基づいて、強盗の発生を判定してもよい。
(変形例5)
ユーザB1aは、例えば、目視または他の行員からの口頭等によって強盗の発生を判断した場合、端末装置1aを操作し、貨幣処理装置2a〜2eを緊急モードに切替えてもよい。この場合、図5のシーケンスは、例えば、ステップS5から開始される。
このように、ユーザB1aが強盗の発生を判断する場合でも、ユーザB1aは、端末装置1aを用いて、貨幣処理装置2a〜2eを容易に緊急モードに移行させることができる。また、ユーザB1aは、貨幣処理システムが情報処理装置4およびカメラ3を備えなくても、端末装置1aを用いて、貨幣処理装置2a〜2eを容易に緊急モードに移行させることができる。また、ユーザB1aは、情報処理装置4がコグニティブコンピューティングの機能を備えなくても、端末装置1aを用いて、貨幣処理装置2a〜2eを容易に緊急モードに移行させることができる。
1a,1b 端末装置
2a〜2e 貨幣処理装置
3 カメラ
4 情報処理装置
A1 銀行
A2a ロビー
A2b カウンタ
A2c カウンタ内
B1a,B1b ユーザ
B2 強盗
11,21,41 制御部
12,27 ディスプレイ
13,28 操作部
14 音声出力部
15 駆動部
16,29,42 通信部
17,30,43 記憶部
22 入金口
23 出金口
24 搬送部
25 識別部
26 収納部

Claims (16)

  1. 強盗に対応するための緊急モードを有する少なくとも1つの貨幣処理装置と、
    前記緊急モードに移行させる移行指示を、無線通信によって前記貨幣処理装置に送信する端末装置と、
    を有する貨幣処理システム。
  2. 前記端末装置は、第1のユーザが使用する第1の端末装置と、第2のユーザが使用する第2の端末装置とを含み、
    前記第1の端末装置は、前記第1のユーザの操作に応じて、前記貨幣処理装置に前記移行指示を送信した場合、前記移行指示を前記貨幣処理装置に送信したことを示す情報を、無線通信によって前記第2の端末装置に送信する、
    請求項1に記載の貨幣処理システム。
  3. 前記貨幣処理装置は、施設内に複数配置され、
    前記第1の端末装置は、前記第1のユーザの操作に応じて、前記移行指示を前記施設内に複数配置された前記貨幣処理装置に送信する、
    請求項2に記載の貨幣処理システム。
  4. 前記第1の端末装置は、前記第1のユーザの操作に応じて、前記移行指示を前記施設内に配置された全ての前記貨幣処理装置に送信する、
    請求項3に記載の貨幣処理システム。
  5. 前記第1の端末装置は、前記移行指示を前記施設内に複数配置された前記貨幣処理装置のうち前記第1のユーザが指定した貨幣処理装置に送信する、
    請求項3に記載の貨幣処理システム。
  6. 前記第1の端末装置は、前記貨幣処理装置の前記緊急モードにおける動作を設定する、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の貨幣処理システム。
  7. 前記貨幣処理装置は、出金機能を有し、
    前記第1の端末装置は、前記貨幣処理装置の前記緊急モードにおける出金額を設定する、
    請求項6に記載の貨幣処理システム。
  8. 前記第1の端末装置は、前記貨幣処理装置の動作モードを前記緊急モードに移行した後、前記貨幣処理装置の前記緊急モードにおける出金額を設定する、
    請求項7に記載の貨幣処理システム。
  9. 前記貨幣処理装置は、施設内に複数配置され、
    前記第1の端末装置は、前記施設内に複数配置された前記貨幣処理装置の前記緊急モードにおける出金額を設定する、
    請求項7に記載の貨幣処理システム。
  10. 前記貨幣処理装置が配置された施設内を撮影するカメラと、
    前記カメラにより取得された画像から、前記強盗の位置を解析する情報処理装置と、をさらに備え、
    前記端末装置はディスプレイを有し、
    前記端末装置は、前記解析装置から前記強盗の位置情報を受信し、前記強盗の位置を前記ディスプレイに表示する、
    請求項1に記載の貨幣処理システム。
  11. 前記端末装置は、前記貨幣処理装置と前記強盗との位置関係を前記ディスプレイに地図表示する、
    請求項10に記載の貨幣処理システム。
  12. 前記端末装置は、前記貨幣処理装置が前記緊急モードに移行したことを示す情報を前記ディスプレイに表示する、
    請求項10または11に記載の貨幣処理システム。
  13. 前記第2の端末装置は、前記第2のユーザの操作に応じて、無線通信によって前記移行指示を前記貨幣処理装置に送信する、
    請求項2から9のいずれか一項に記載の貨幣処理システム。
  14. 前記第2の端末装置は、前記第2のユーザの生体情報を取得する生体センサを有し、前記生体情報に基づいて前記強盗が発生したことを示す情報を取得するとともに、前記情報を前記第1の端末装置に送信する、
    請求項2から9のいずれか一項に記載の貨幣処理システム。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の貨幣処理システムにおいて使用される、貨幣処理装置。
  16. 無線通信によって端末装置から移行指示を受信する受信部と、
    貨幣の入金処理および出金処理の少なくとも一方を実行する通常モードと、強盗に対応するための緊急モードとを切替える制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記移行指示の受信に応じて、前記通常モードから前記緊急モードに動作モードを切替える、
    貨幣処理装置。
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