JP2020051761A - 表示装置 - Google Patents

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JP2020051761A
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雅基 加藤
Masaki Kato
雅基 加藤
厚志 藤田
Atsushi Fujita
厚志 藤田
ジョンレムエルエボラ マグサディア
Jonremueruebora Magsadhia
ジョンレムエルエボラ マグサディア
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Abstract

【課題】防水性を高めることが可能な計器装置を提供する。【解決手段】最表面に保護層15が形成された情報表示部10と、この情報表示部10を収容する表側筐体80とを備え、表側筐体80は、情報表示部10の表示領域に対応して設けられる開口部81aを有する基部81を備え、基部81は、接着剤ADを配設可能に設けられる窪み部81bと、開口部81aと窪み部81bとの間に介在する壁部81cとを有し、壁部81cと保護層15との間には隙間部Xが形成されるとともに、窪み部81bに配設された接着剤ADを介して保護層15と筐体とが接合される構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動2輪車や自動車等の各種車両に搭載される表示装置に関するものである。
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、車両に搭載された車両用計器であり、車速情報等の車両情報を表示する液晶表示パネル(情報表示部)と、この液晶表示パネルを収容する樹脂製の筐体とを備える。筐体は、液晶表示パネルの可視領域を定めるための開口部を有する見返し板(基部)と、液晶表示パネルの側方及び背後側を覆う箱型形状の裏カバーとで構成されている。そして、この場合、見返し板は、表示装置の最前面に設けられた樹脂製の透明な表カバー(透視パネル)によって覆われている。
特開2018−54471号公報
近年、上記のように液晶表示パネルと筐体と表カバーとから主に構成された表示装置において、更なる構成部品の削減を実現する取り組みがなされている。具体的には、本願発明者らは液晶表示パネルと筐体と表カバーとのうち、表カバーを廃止する表カバー廃止タイプの表示装置の実用化に向けた検討を重ねてきた。
ところで、例えば特許文献1に記載の筐体(見返し板)と液晶表示パネルとの間に隙間が形成された表示装置に関して、表カバーを廃止した場合、当該隙間から水などの異物が表示装置内部に侵入し、防水性が低下してしまうという問題点があり、この点で更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、防水性を高めることが可能な表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、最表面に保護層が形成された情報表示部と、前記情報表示部を収容する筐体とを備え、前記筐体は、前記情報表示部の表示領域に対応して設けられる開口部を有する基部を備え、前記基部は、接着部材を配設可能に設けられる窪み部と、前記開口部と前記窪み部との間に介在する壁部とを有し、前記壁部と前記保護層との間には隙間部が形成されるとともに、前記窪み部に配設された前記接着部材を介して前記保護層と前記筐体とが接合される構成としたことを特徴とする。
また本発明は、前記筐体の内部空間にて前記情報表示部を収容するように設けられる導電性のケース部材を備え、前記ケース部材は、前記保護層の周縁部分を覆う覆い部を有し、前記窪み部に配設された前記接着部材を介して前記覆い部と前記筐体とが接合される構成としたことを特徴とする。
また本発明は、前記保護層は、ハードコート層であることを特徴とする。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、防水性を高めることが可能な表示装置を提供できる。
本発明の実施形態による表示装置の正面図。 図1のA−A断面図。 図2中、B部を拡大して示す要部拡大断面図。
以下、図1〜図3に基づいて、本発明の表示装置を自動2輪車や自動車等の車両に搭載される車両用計器に適用した場合を例に挙げて説明する。なお、以下の説明では、車両用計器を正視(視認)する視認者側を表側とし、当該視認者側とは反対側である反視認者側を裏側とする。
図1、図2において、本実施形態による表示装置としての車両用計器Dは、各種の車両情報を表示するとともに最表面に後述する保護層が形成された情報表示部10と、この情報表示部10の裏側に位置する回路基板20と、情報表示部10に照明光を供給するように回路基板20の表側に実装(配設)された光源30と、情報表示部10を保持するように回路基板20上に載置される樹脂ケース40と、情報表示部10と回路基板20と光源30と樹脂ケース40と拡散板50とを収容する導電性のケース部材60と、車両用計器Dの外装ケースを構成する樹脂製の筐体70とを備えている。
情報表示部10は、一対の絶縁基板(ガラス基板)間に液晶を封入した液晶セル11と、液晶セル11の表側に設けられた表側偏光部材12と、液晶セル11の裏側に設けられた裏側偏光部材13とを備えた液晶表示パネル(フラットパネルディスプレイ)であり、フレキシブル配線板(図示省略)を用いて回路基板20と電気的に接続されている。
表側偏光部材12は、液晶セル11の表側に貼り付けられた表側偏光板である。裏側偏光部材13は、液晶セル11の裏側に貼り付けられた裏側偏光板である。そして、表側から見て両偏光部材12、13が重なり合っている部分は、前記車両情報を表示する表示領域として構成される。例えば図1では、前記車両情報の一例として車両の走行速度を示す車速表示部14が前記表示領域に表示された例を示している。
なお、この場合、情報表示部10の最表面には保護層15が形成される。保護層15は、表側偏光部材12の表側全面に吹き付け、塗装、フィルム等によって形成されたハードコート層を適用することができる。このようにハードコート層を形成することで、情報表示部10の強度が確保され、また情報表示部10の表面に傷等が形成されるのを防止することができる。
回路基板20は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターンが施された硬質配線基板であり、情報表示部10の表示制御や光源30の点灯制御を行う制御部(図示省略)や光源30、抵抗、コンデンサ等からなる回路部品等が前記配線パターンに導通接続されている。
光源30は、適宜色の照明光を発する複数個のチップ型発光ダイオードであり、拡散板50の裏側となる回路基板20上にそれぞれ配置(実装)され、表側(拡散板50側)に向けて照明光を供給する発光体である。
樹脂ケース40は、例えば白色系の合成樹脂材料によって形成され、各光源30を取り囲むように回路基板20と拡散板50との間に位置し、拡散板50並びに拡散板50上に載置される情報表示部10を保持するための略枠形状の周壁41を備える。なお、41aは、周壁41の適宜箇所に設けられたネジ螺合部であり、このネジ螺合部41aは、ケース部材60の後述する支持部側を向く部位に複数個設けられる。
拡散板50は、例えば乳白色を有する薄板状の透光性合成樹脂材料によって形成され、情報表示部10の裏面に沿うように配置される。また、拡散板50は、樹脂ケース40の周壁41によって包囲される各光源30からの照明光を略均一化させるための光拡散部材としての機能を有し、この略均一化された照明光は情報表示部10側に導かれる構成となっている。
ケース部材60は、金属材料(導電性材料)によって略枠状にプレス成形された金属ケースを適用することができ、筐体70の内部空間Sにて情報表示部10を収容するように設けられる。
ケース部材60は、図3に示すように保護層15の周縁部分15aを覆う表側枠部である覆い部61と、回路基板20を裏側から支える裏側枠部である支持部62と、覆い部61と支持部62とを繋ぐ側壁63とを有している。
覆い部61には、情報表示部10(前記表示領域)を臨ませるための開口窓61aが開口形成される。支持部62には、各ネジ螺合部41aに対応する位置に略円形の貫通孔からなるネジ孔62aが各々設けられる(図2参照)。
また、側壁63には、表側筐体80の後述する表側側壁部に接触する接触片63aが設けられる。接触片63aを設けることで、人間の手が保護層15上に触れたときに情報表示部10に帯電する静電気は覆い部61、側壁63、接触片63aを経て筐体70側へと伝播するため、情報表示部10が誤動作する虞がなくなる。
ここで、支持部62を周壁41に固定するにあたっては、裏側からネジFを各ネジ孔62aに貫通させるとともに各ネジ螺合部41aに螺合させればよい。これにより、情報表示部10と拡散板50と樹脂ケース40と回路基板20とが覆い部61と支持部62との間に挟持されることになる(図2参照)。以下、このように情報表示部10と拡散板50と樹脂ケース40と回路基板20とがケース部材60内に組み付けられたものを表示ユニットと言うこともある。
筐体70は、合成樹脂材料によって形成された樹脂部品であり、表側に位置する表側筐体80と、表側筐体80と対をなすように裏側に位置する裏側筐体90と一体化された構成となっている(図2参照)。この一体化にあたっては、表側筐体80と裏側筐体90とを適宜固定手段(例えば後述するように前記表示ユニットと表側筐体80とを固定するために用いられる接着剤等)を用いて固定すればよい。
表側筐体80は、情報表示部10の表側に位置する略枠状の基部81と、ケース部材60の側方を覆うように設けられる略枠状の表側側壁部(側壁部)82とを備える。
基部81は、情報表示部10の前記表示領域に対応して設けられる略矩形の開口部81aと、接着部材である接着剤ADを配設可能に設けられる窪み部81bと、開口部81aと窪み部81bとの間に介在する壁部81cとを有している。特に、本例では基部81に接着剤ADを設けるための窪み部81bを設けたことにより、回路基板20(情報表示部10)の板面方向に沿った基部81の横方向寸法を極力、小さくすることができる。つまり、このことは情報表示部10の周囲に設ける必要のある車両用計器Dの額縁部分(情報非表示部分)を極力、小さくすることができることを意味している。
開口部81aは、前記表示領域を露出させるための表示用の開口窓である。窪み部81bは、基部81の情報表示部10側を向く裏面に形成された凹部であり、表側筐体80を裏側から見たときに、開口部81aを取り囲むように基部81の全周に渡って設けられる。
壁部81cは、情報表示部10側に向けて垂下形成された略枠状の立壁部である。この際、壁部81cとそのすぐ裏側に位置するハードコート層である保護層15とは当接しておらず、壁部81cと保護層15との間には隙間部Xが形成される。なお、ここでの壁部81cは、窪み部81bの内側において、基部81の全周に渡って設けられる。
裏側筐体90は、支持部62の裏側に位置する底壁部91と、表側側壁部82と対をなすように設けられる裏側側壁部92とを備える(図2参照)。
以上の各部により、車両用計器Dが構成されている。そして、このように構成された車両用計器Dにおいて、表側筐体80は接着剤ADを用いて前記表示ユニットに固定される。
例えば接着剤ADを用いた表側筐体80と前記表示ユニットとの固定は以下のようにして行われる。具体的には、ここでの詳細図示は省略するが、まず、例えば基部81が所定の載置面に載置されるように表側筐体80を前記載置面に設置し(つまり図2の状態の表側筐体80を逆さまにした表側筐体80を前記載置面に設置し)、その後、ディスペンサーを用いて窪み部81bに接着剤ADを塗布する。
最後に、上記の反転させた表側筐体80の内部に、壁部81cと保護層15とが対峙した状態の前記表示ユニット(つまり図2の状態の前記表示ユニットを逆さまにした反転表示ユニット)を組み込む。すると、壁部81cと保護層15との間に隙間部Xが形成されるように、覆い部61と保護層15の周縁部分15aとの双方が接着剤ADに接合され、接着剤ADを用いた表側筐体80と前記表示ユニットとの固定(接着固定)が完了する。
つまり、このことは、窪み部81bに配設された接着剤ADを介して表側筐体80(筐体70)と前記表示ユニットの表側(最表面)に位置する覆い部61とが接合されること、さらには、窪み部81bに配設された接着剤ADを介して表側筐体80(筐体70)と覆い部61よりも一段低い位置に位置する保護層15とが接合されることを意味している。
なお、接着剤ADを用いた表側筐体80と前記表示ユニットとの接着固定後に、上記のように表側筐体80と裏側筐体90とが一体化され、これを再度、逆さまにすることで、車両用計器Dは図2に示す正規(通常)の設置状態となる。このように本実施形態による車両用計器Dによれば、従来は必要であった前記表カバー(前記透視パネル)が不要となるので、回路基板20(情報表示部10)の前記板面方向とは直交する方向に沿った車両用計器Dの厚さ寸法が小さくなり、車両用計器Dを小型化することができるという利点がある。
以上のように本実施形態では、基部81は、接着剤ADを配設可能に設けられる窪み部81bと、開口部81aと窪み部81bとの間に介在する壁部81cとを有し、壁部81cと保護層15との間には隙間部Xが形成されるとともに、窪み部81bに配設された接着剤ADを介して保護層15と筐体70(表側筐体80)とが接合される構成としたものである。
従って、何らかの原因で保護層15の表側に水などの異物が付着して隙間部Xに入り込んだ場合であっても、当該異物の車両用計器D内部(内部空間S)への侵入が接着剤ADによって防止される。これにより、水などの異物が車両用計器D内部に侵入する虞がなくなり、防水性を高めることが可能な車両用計器Dを提供することができる。
また本実施形態では、ケース部材60は、保護層15の周縁部分15aを覆う覆い部61を有し、窪み部81bに配設された接着剤ADを介して覆い部61と筐体70(表側筐体80)とが接合される構成としたにより、複数個の部品でユニット化された前記表示ユニットを容易に固定することができ、車両用計器Dの組み付け作業性が向上するという利点がある。
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、情報表示部10が液晶表示パネルであったが、情報表示部10として液晶表示パネルに代えて有機ELパネルを採用してもよい。
10 情報表示部
14 車速表示部
15 保護層
15a 周縁部分
20 回路基板
30 光源
40 樹脂ケース
60 ケース部材
61 覆い部
70 筐体
80 表側筐体
81 基部
81a 開口部
81b 窪み部
81c 壁部
82 表側側壁部(側壁部)
90 裏側筐体
AD 接着剤(接着部材)
F ネジ
S 内部空間
X 隙間部

Claims (3)

  1. 最表面に保護層が形成された情報表示部と、
    前記情報表示部を収容する筐体とを備え、
    前記筐体は、前記情報表示部の表示領域に対応して設けられる開口部を有する基部を備え、
    前記基部は、接着部材を配設可能に設けられる窪み部と、前記開口部と前記窪み部との間に介在する壁部とを有し、
    前記壁部と前記保護層との間には隙間部が形成されるとともに、前記窪み部に配設された前記接着部材を介して前記保護層と前記筐体とが接合される構成としたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記筐体の内部空間にて前記情報表示部を収容するように設けられる導電性のケース部材を備え、
    前記ケース部材は、前記保護層の周縁部分を覆う覆い部を有し、
    前記窪み部に配設された前記接着部材を介して前記覆い部と前記筐体とが接合される構成としたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記保護層は、ハードコート層であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。
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