JP2020051698A - 電装品の取付構造、及びチリングユニット - Google Patents

電装品の取付構造、及びチリングユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2020051698A
JP2020051698A JP2018182482A JP2018182482A JP2020051698A JP 2020051698 A JP2020051698 A JP 2020051698A JP 2018182482 A JP2018182482 A JP 2018182482A JP 2018182482 A JP2018182482 A JP 2018182482A JP 2020051698 A JP2020051698 A JP 2020051698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical component
main surface
central axis
mounting structure
electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018182482A
Other languages
English (en)
Inventor
将平 寺崎
Shohei TERASAKI
将平 寺崎
俊輔 ▲薬▼師寺
俊輔 ▲薬▼師寺
Shunsuke Yakushiji
久雄 岩田
Hisao Iwata
久雄 岩田
智歌子 舟山
Chikako Funayama
智歌子 舟山
剛 飯尾
Takeshi Iio
剛 飯尾
繁 岩本
Shigeru Iwamoto
繁 岩本
諭 末廣
Satoshi Suehiro
諭 末廣
清水 健志
Kenji Shimizu
健志 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2018182482A priority Critical patent/JP2020051698A/ja
Priority to PCT/JP2019/026930 priority patent/WO2020066212A1/ja
Publication of JP2020051698A publication Critical patent/JP2020051698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/22Arrangement or mounting thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/24Cooling of electric components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/12Resilient or clamping means for holding component to structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】電装品を安定的に固定することが可能な電装品の取付構造、及びチリングユニットを提供する。【解決手段】電装品の取付構造100は、主面1Sを有する取付板1と、主面1Sに沿って延びる中心軸を有し、主面1Sを基準として、主面1Sに直交する厚さ方向両側に突出するように配置される電装品2を取付板1に固定する固定部3と、を備える。この構成によれば、電装品2が継続的な振動に曝された場合であっても、電装品2がずれたり脱落したり、固定部3が破損したりすることなく安定的に固定することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、電装品の取付構造、及びこれを備えたチリングユニットに関する。
空調装置の一例として、下記特許文献1に記載されたチリングユニット(熱交換ユニット)を備えたものが知られている。このチリングユニットは、空気熱交換器と、空気熱交換器に送風する送風機と、冷凍サイクル内の冷媒を圧縮する圧縮機と、を主に有している。送風機による送風が空気熱交換器に触れることで、冷凍サイクル内を循環する冷媒と、外部の空気との間で熱交換が行われる。
このような装置は、長時間にわたって高出力のもと継続的に運転される場合があることから、内部の電源回路も大容量の電力に対応できる構成とされている。より具体的には、この種の電源回路は、比較的に大型の電解コンデンサや、トランス(変圧器)、コンダクタ、リアクタを電装品として有している。これら電装品は、平面状をなす装置の内面に対して固定手段を介して押し付けられるように固定されることが一般的である。
特許第5401563号公報
ここで、上記のようなチリングユニットでは、圧縮機や送風機のように常態的に回転駆動される機器によって振動が生じる場合がある。この振動が電装品に伝播することによって、当該電装品がずれたり脱落したり、固定部3が破損したりする可能性がある。その結果、装置の安定的な運用に影響を及ぼす可能性がある。
そこで本発明は、電装品を安定的に固定することが可能な電装品の取付構造を提供する。
本発明の一態様によれば、電装品の取付構造は、主面を有する取付板と、前記主面に沿って延びる中心軸を有し、前記主面を基準として、前記主面に直交する厚さ方向両側に突出するように配置される電装品を前記取付板に固定する固定部と、を備える。
この構成によれば、電装品が主面を基準として厚さ方向両側に突出するように配置され、かつこの状態で固定部によって取付板に固定されている。即ち、電装品の重心を主面に近づけることが可能となり、振動等の外力が加わった場合に主面上で電装品に働くモーメントを小さく抑えることができる。これにより、例えば電装品の中心軸が主面から離間するように配置されている構成に比べて、当該電装品を安定的に固定することができる。
また、前記固定部は、前記電装品の重心が前記主面上に位置するように前記電装品を固定してもよい。
この構成によれば、電装品の重心が主面上に位置していることにより、当該重心位置を中心として電装品に働くモーメントをさらに小さくすることができる。これにより、電装品をさらに安定的に固定することができる。
また、前記固定部は、前記電装品の前記中心軸方向における両端部が該中心軸方向から見て露出した状態で前記電装品を固定してもよい。
この構成によれば、電装品の両端部が露出していることにより、当該両端部に空気が接触する。これにより、電装品が発熱した場合であっても、空気によってその熱を逃がして、電装品を冷却することができる。これにより、電装品が適用される装置をより安定的に運用することができる。
また、前記固定部は、前記中心軸の周方向に延びることで前記電装品の外周を覆う帯状をなし、該固定部は前記中心軸方向において前記電装品の重心と重なる位置に設けられていてもよい。
この構成によれば、固定部が電装品の外周を覆う帯状をなすとともに、中心軸方向において電装品の重心と重なる位置に設けられている。これにより、電装品に対して振動等の外力が加わった場合であっても、重心を中心として働くモーメントを固定部によって十分に受け止めることができる。その結果、電装品が所定の位置からずれたり脱落したりする可能性を低減することができる。
また、前記取付板は、前記厚さ方向において前記主面とは反対側に凹むことで、前記電装品を前記厚さ方向の一方側から覆う収容凹部を有してもよい。
この構成によれば、電装品が、取付板に形成された収容凹部内で厚さ方向の一方側から当該収容凹部によって覆われるように収容されていることから、電装品が所定の位置からずれたり脱落したりする可能性をさらに低減することができる。
また、前記厚さ方向における前記収容凹部の底面は、前記電装品の外周面に当接していてもよい。
この構成によれば、収容凹部の底面が電装品の外周面に当接していることから、振動等による外力が電装品に加わった場合であっても、底面によって当該外力が受け止められることで、当該電装品が初期の位置からずれたり脱落したりする可能性をさらに低減することができる。
また、前記取付板には、前記電装品の外形に対応する形状を有し、該電装品を収容する収容孔部が形成されていてもよい。
この構成によれば、取付板に孔あけ加工を施すことのみによって、電装品を安定的に固定することが可能な取付構造を得ることができる。また、収容孔部から主面に直交する厚さ方向両側に電装品が露出することになるので、空冷効果が得られる。
また、本発明の一態様によれば、チリングユニットは、電装品と、前記電装品を取り付ける請求項1から7のいずれか一項に記載の取付構造と、前記電装品及び前記取付構造を収容するコントロールボックスと、を備える。
上記の態様によれば、電装品をより一層安定的に固定することが可能な電装品の取付構造、及びチリングユニットを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係るチリングユニットの構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係る電装品の取付構造を中心軸方向から見た断面図である。 本発明の第一実施形態に係る電装品の取付構造の中心軸を含む方向における断面図である。 本発明の第一実施形態に係る電装品の取付構造を中心軸方向から見た断面図である。 本発明の第二実施形態に係る電装品の取付構造の中心軸を含む方向における断面図である。 本発明の第二実施形態に係る電装品の取付構造の変形例を示す断面図である。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。本実施形態に係る電装品の取付構造100は、チリングユニット200のコントロールボックスに好適に適用される。まず、チリングユニット200の構成について説明する。チリングユニット200は、水等の各種の液体を、温度をコントロールしながら循環させるための装置であり、空調機や給湯機を含む様々な産業機械に付随して設置される。
具体的には図1に示すように、チリングユニット200は、送風機201と、冷凍サイクル202と、給水系統203と、ハウジング204と、電装品モジュール90(コントロールボックス)と、を備えている。送風機201は、ハウジング204内で、鉛直下方から上方に向かう空気の流れを形成する。送風機201の下方には、一対の空気熱交換器221(後述)が設けられている。一対の空気熱交換器221は、水平方向に互いに対向するように間隔をあけて配置されている。より詳細には、これら空気熱交換器221同士の間の間隔は、下方から上方に向かうに従って次第に大きくなっている。詳しくは図示しないが、空気熱交換器221は内部に冷媒が流通する伝熱管を有している。
冷凍サイクル202は、空気熱交換器221と、圧縮機222と、膨張弁223と、水熱交換器224と、四方弁(不図示)と、を有している。空気熱交換器221、圧縮機222、膨張弁223、四方弁は、ハウジング204内の空間に配置されている。空気熱交換器221、圧縮機222、膨張弁223、及び四方弁は配管によって接続されている。送風機201は、空気熱交換器221によって挟まれた空間の空気をこの空間の外部へ吸い出す。
給水系統203は、温度調節された水を生成する。給水系統203は、水と上記の水熱交換器224を流通する冷媒との間で熱交換させるための配管と、水を圧送するポンプ231と、を有している。水熱交換器224は、ハウジング204内における空気熱交換器221の下方に配置されている。水熱交換器224はポンプ231と接続されており、ポンプ231によって圧送された水は、水熱交換器224内を通過することで加熱されたり冷却されたりする。
次に、冷凍サイクル202の動作について説明する。まず、圧縮機222は、冷媒を圧縮し、圧縮した冷媒を冷媒回路に供給する。空気熱交換器221は、冷媒と、送風機201によって取り込まれた外部の空気との間で熱交換を行う。膨張弁223は、空気熱交換器221内で熱交換をすることで液化した高圧の冷媒を膨張させて低圧化する。空気熱交換器221は、冷却運転時には、凝縮器として用いられ室外へ放熱し、加熱運転時には、蒸発器として用いられ室外から吸熱する。
水熱交換器224は、冷媒と、給水配管を通じて取り込まれた水との間で熱交換を行う。水熱交換器224は、冷却運転時には蒸発器として用いられ、水の熱を吸熱し、加熱運転時には凝縮器として用いられ、水に対して放熱する。四方弁は、冷却運転時と加熱運転時とで冷媒の流通する方向を切り替える。これにより、冷却運転時には、冷媒が、圧縮機222、空気熱交換器221、膨張弁223及び水熱交換器224の順に循環する。一方、加熱運転時には、冷媒が、圧縮機222、水熱交換器224、膨張弁223及び空気熱交換器221の順に循環する。
電装品モジュール90は、上記のような冷却運転と加熱運転の切換や、吐出される水の温度を調節するための制御を行う。電装品モジュール90は、ハウジング204の内部に収容されている。電装品モジュール90は、後述する電装品2と、その取付構造100を収容する。詳しくは図示しないが、電装品モジュール90は、制御回路と、電源回路と、を主に備えている。電装品の取付構造100は、電装品モジュール90の一部として、各種の回路素子を所定の位置に固定するために用いられる。
本実施形態に係る電装品の取付構造100は、取付板1と、電装品2を取付板1に固定する固定部3と、を備えている。
取付板1は、一例として空調機器のチリングユニット200の内部に設けられた板状の部材である。取付板1の厚さ方向における一方側の面は、主面1Sとされている。本実施形態では、主面1Sは水平方向と鉛直方向とに広がる平面である。主面1Sには、後述する電装品2を収容するための収容凹部11が形成されている。収容凹部11は、上記厚さ方向において主面1Sとは反対側に向かって凹むことで、電装品2を上記厚さ方向の一方側から覆っている。
電装品2は、不図示の電源回路等に用いられる回路素子である。電装品2として具体的には、電解コンデンサやトランス、リアクタ、コンダクタが適用される。本実施形態では、電装品2は、中心軸Ocを中心とする円柱状をなしている。中心軸Ocは、上記の主面1Sに沿って延びている。より詳細には、中心軸Ocは、鉛直方向に延びるとともに、主面1S上に位置している。図2に示すように、電装品2の中心軸Oc方向における両側の端部は、いずれも中心軸Oc方向に直交する水平面上に広がっている。電装品2の中心軸Oc方向における一方側(上側)の端部は上端部21とされ、他方側(下側)の端部は下端部22とされている。
電装品2の上端部21には、複数の端子23が設けられている。これら複数の端子23は、中心軸Oc方向における収容凹部11の一方側(上側)の面(凹部上面12)と電装品2の上端部21との間に形成された間隙に収容されている。なお、電装品2の下端部22は、中心軸Oc方向における収容凹部11の他方側(下側)の面(凹部下面13)に対して隙間なく当接している。即ち、電装品2の上端部21は凹部上面12と平行であり、下端部22は凹部下面13と平行である。また、電装品2の側面(外周側面24)は、中心軸Ocを中心とする円筒面状をなすとともに、収容凹部11における上記厚さ方向を向く面(凹部底面14)に少なくとも線接触している。言い換えると、外周側面24と凹部底面14との間には、わずかに隙間が形成されていてもよいし、外周側面24と凹部底面14とが全体にわたって面接触していてもよい。
電装品2の重心CGは、中心軸Oc上であって、本実施形態では上端部21側に偏った位置とされている。電装品2は、上記の主面1Sを基準として、主面1Sに直交する上記厚さ方向の両側に突出するように配置されている。言い換えると、電装品2は、中心軸Ocを基準として半分が収容凹部11内に収容され、残りの半分が収容凹部11の外部に露出している。したがって、中心軸Oc方向から見て、上端部21の半分、及び下端部22の半分が外部に露出している。
固定部3は、電装品2を取付板1に固定するために設けられている。固定部3は、中心軸Ocの周方向に延びることで電装品2の外周を覆う帯状の固定部本体31と、固定部本体31の両端に設けられて当該固定部本体31を取付板1の主面1S上に固定するためのボルト32と、を有している。固定部3は中心軸Oc方向において電装品2の重心CGと重なる位置に設けられている。図2に示すように、固定部本体31は、主面1Sから離れる方向に延びる一対の側部33と、これら側部33の主面1Sとは反対側の端部同士を接続する接続部34と、を有している。接続部34は電装品2の外周側面24に対して上記厚さ方向から当接している。即ち、上記厚さ方向における一対の側部33の寸法は、主面1Sからの電装品2の突出高さに基づいて決定される。
ここで、上記のようなチリングユニットでは、圧縮機や送風機のように常態的に回転駆動される機器によって振動が生じる場合がある。この振動が電装品2に伝播することによって、当該電装品2がずれたり脱落したり、固定部3が破損したりする可能性がある。その結果、装置の安定的な運用に影響を及ぼす可能性がある。
そこで、本実施形態に係る電装品の取付構造100では、上述のような各構成を採っている。上述の構成によれば、電装品2が主面1Sを基準として上記厚さ方向両側に突出するように配置され、かつこの状態で固定部3によって取付板1に固定されている。即ち、電装品2の重心CGを取付板1の主面1Sに近づけることができ、電装品2に振動等の外力が加わった場合に主面1S上で電装品2に働くモーメントを小さく抑えることができる。これにより、例えば電装品2の中心軸Ocが主面1Sから離間するように配置されている構成に比べて、当該電装品2をより安定的に固定することができる。
特に本実施形態では、電装品2の重心CGが主面1S上に位置していることにより、当該重心CG位置を中心として電装品2に働くモーメントをさらに小さくすることができる。これにより、電装品2をさらに安定的に固定することができる。
加えて、上述の構成によれば、電装品2の両端部が露出していることにより、当該両端部に空気が接触する。これにより、電装品2が発熱した場合であっても、空気によってその熱を逃がして、電装品2を冷却することができる。これにより、電装品2が適用される装置をより安定的に運用することができる。
さらに加えて、上述の構成によれば、固定部3が電装品2の外周を覆う帯状をなすとともに、中心軸Oc方向において電装品2の重心CGと重なる位置に設けられている。これにより、電装品2に対して振動等の外力が加わった場合であっても、重心CGを中心として働くモーメントを固定部3によって十分に受け止めることができる。その結果、電装品2が所定の位置からずれたり脱落したり、固定部3が破損したりする可能性を低減することができる。
さらに、上述の構成によれば、電装品2が、取付板1に形成された収容凹部11内で上記厚さ方向の一方側から当該収容凹部11によって覆われるように収容されていることから、電装品2が所定の位置からずれたり脱落したり、固定部3が破損したりする可能性をさらに低減することができる。
加えて、上述の構成によれば、収容凹部11の底面が電装品2の外周面に当接していることから、振動等による外力が電装品2に加わった場合であっても、底面によって当該外力が受け止められることで、当該電装品2が初期の位置からずれたり脱落したり、固定部3が破損したりする可能性をさらに低減することができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図4と図5を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。本実施形態では、取付板1に収容凹部11が形成されておらず、電装品2の外形に対応した孔部(収容孔部15)が形成されている点で第一実施形態と異なっている。さらに、本実施形態では、電装品2を取付板1に固定するための固定部3が、上記厚さ方向両側に1つずつ設けられている。即ち、電装品2は、一対の固定部3によって上記厚さ方向両側から支持された状態で取付板1に固定されている。取付板1の収容孔部15の下側の端縁と電装品2の下端部22とは隙間なく当接している。一方で、収容孔部15の上側の端縁と電装品2の上端部21との間には端子23を収容するための隙間が形成されている。また、本実施形態においても、上記第一実施形態と同様に、電装品2の重心CGは、主面1S上に位置している。より詳細には、収容孔部15内における主面1Sの延長上に重心CGが位置している。
上述の構成によれば、電装品2が主面1Sを基準として上記厚さ方向両側に突出するように配置され、かつこの状態で固定部3によって取付板1に固定されている。即ち、振動等の外力が加わった場合に、主面1S上で電装品2に働くモーメントを小さく抑えることができる。これにより、例えば電装品2の中心軸Ocが主面1Sから離間するように配置されている構成に比べて、当該電装品2をより安定的に固定することができる。
さらに加えて、上述の構成によれば、取付板1に孔あけ加工を施すことのみによって、電装品2を安定的に固定することが可能な取付構造を得ることができる。特に本実施形態では、上述の第一実施形態のように収容凹部11を形成するために板材にしぼり加工やプレス加工を施す必要がなく、孔あけ加工を行うことのみによって収容孔部15を形成することができることから、製造コストを削減しつつ、作業工数を削減することができる。
また、収容孔部15から上記厚さ方向両側に電装品2が露出することになるので、空冷効果が得られる。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記の第一実施形態では、1つのみの固定部3が設けられている構成について説明した。しかしながら、図6に示すように、中心軸Oc方向に間隔をあけて複数(2つ)の固定部3を設ける構成を採ることも可能である。同様に、詳しくは図示しないが、第二実施形態において固定部3を中心軸Oc方向に間隔をあけて複数設けることも可能である。このような構成によれば、電装品2をより安定的に固定・支持することができる。
1…取付板
2…電装品
3…固定部
11…収容凹部
12…凹部上面
13…凹部下面
14…凹部底面
15…収容孔部
21…上端部
22…下端部
23…端子
24…外周側面
31…固定部本体
32…ボルト
33…側部
34…接続部
90…電装品モジュール
100…電装品の取付構造
200…チリングユニット
201…送風機
202…冷凍サイクル
203…給水系統
204…ハウジング
221…空気熱交換器
222…圧縮機
223…膨張弁
224…水熱交換器
231…ポンプ
1S…主面
CG…重心
Oc…中心軸

Claims (8)

  1. 主面を有する取付板と、
    前記主面に沿って延びる中心軸を有し、前記主面を基準として、前記主面に直交する厚さ方向両側に突出するように配置される電装品を前記取付板に固定する固定部と、
    を備える電装品の取付構造。
  2. 前記固定部は、前記電装品の重心が前記主面上に位置するように前記電装品を固定する請求項1に記載の電装品の取付構造。
  3. 前記固定部は、前記電装品の前記中心軸方向における両端部が該中心軸方向から見て露出した状態で前記電装品を固定する請求項1又は2に記載の電装品の取付構造。
  4. 前記固定部は、前記中心軸の周方向に延びることで前記電装品の外周を覆う帯状をなし、該固定部は前記中心軸方向において前記電装品の重心と重なる位置に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の電装品の取付構造。
  5. 前記取付板は、前記厚さ方向において前記主面とは反対側に凹むことで、前記電装品を前記厚さ方向の一方側から覆う収容凹部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の電装品の取付構造。
  6. 前記厚さ方向における前記収容凹部の底面は、前記電装品の外周面に当接している請求項5に記載の電装品の取付構造。
  7. 前記取付板には、前記電装品の外形に対応する形状を有し、該電装品を収容する収容孔部が形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の電装品の取付構造。
  8. 電装品と、
    前記電装品を取り付ける請求項1から7のいずれか一項に記載の取付構造と、
    前記電装品及び前記取付構造を収容するコントロールボックスと、
    を備えるチリングユニット。
JP2018182482A 2018-09-27 2018-09-27 電装品の取付構造、及びチリングユニット Pending JP2020051698A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182482A JP2020051698A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 電装品の取付構造、及びチリングユニット
PCT/JP2019/026930 WO2020066212A1 (ja) 2018-09-27 2019-07-08 電装品の取付構造、及びチリングユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182482A JP2020051698A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 電装品の取付構造、及びチリングユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020051698A true JP2020051698A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69953108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018182482A Pending JP2020051698A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 電装品の取付構造、及びチリングユニット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020051698A (ja)
WO (1) WO2020066212A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3950175A (en) * 1973-11-05 1976-04-13 Corning Glass Works Pore size control in cordierite ceramic
JPS6038278Y2 (ja) * 1981-05-29 1985-11-15 富士通株式会社 部品取付構造
JPS5856484U (ja) * 1981-10-07 1983-04-16 三菱電機株式会社 部品取付け構造
JP3666278B2 (ja) * 1999-01-14 2005-06-29 松下電器産業株式会社 電子部品およびこれを実装する配線基板
JP2009246187A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fdk Corp 電子部品の固定構造および電子部品の固定方法
KR102581272B1 (ko) * 2017-02-03 2023-09-21 삼성전자주식회사 방폭 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020066212A1 (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101491432B1 (ko) 냉동 장치
WO2017013951A1 (ja) インバータ装置
JP5125355B2 (ja) 空気調和装置
CN104254738A (zh) 制冷装置
JP2016109314A (ja) コントローラ、空気調和機及びコントローラ組立方法
CN103542464A (zh) 空调机
JP5468532B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2015233074A (ja) 部品冷却用部材
US20220093993A1 (en) Device for regulating the temperature of an electronic component
WO2020066212A1 (ja) 電装品の取付構造、及びチリングユニット
JP6104378B2 (ja) 空気調和装置
JP6394386B2 (ja) 冷凍装置
JP2018004210A (ja) 冷凍装置の熱搬送ユニット
JP2011079344A (ja) 熱媒体加熱装置および車両用空調装置
CN111526699A (zh) 电器设备、电器盒及其控温方法
JP5772700B2 (ja) 冷凍装置
EP3825622A1 (en) Heat pump water heater outdoor unit
KR101679283B1 (ko) 히트파이프를 이용한 정수기
CN217519964U (zh) 空调室外机
JP7241959B2 (ja) 熱交換器ユニットおよび室外機
JP7275385B2 (ja) 圧縮機
CN214619844U (zh) 空调室外机
CN217519965U (zh) 空调室外机
KR20190012449A (ko) 디스플레이 냉각장치
JP7253896B2 (ja) 電装品モジュール、及びチリングユニット