JP7275385B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本開示は、冷媒回路に設けられる圧縮機に関する。
空気調和装置または冷蔵庫等の冷媒回路に設けられる圧縮機には、当該冷媒回路の過負荷状態または冷媒漏れ状態等の異常運転時における圧縮機の温度上昇を防止するため、温度センサーが設けられている。例えば、特許文献1に記載された圧縮機には、この種の温度センサーと、ターミナルと、当該ターミナルを埃または水等から保護するターミナル保護カバーと、が圧縮機のシェル外表面に設けられている。
かかる特許文献1の圧縮機では、温度センサーの外形寸法と同一の大きさの空間部と、この空間部の片端にセンサーリード線を引き出すための開口空間と、が形成されたセンサー保持部が、ターミナル保護カバーから延出して形成されている。そして、温度センサーは、センサー保持部の空間部に嵌め込まれて仮固定された状態で、ターミナル保護カバーをターミナルに被せて圧縮機のシェル外表面に取り付けることで、センサー保持部によりシェル外表面に密着固定される。すなわち、特許文献1の圧縮機では、温度センサーを埃または水等から保護するターミナル保護カバーを保持具として用いることにより、温度センサーを圧縮機に密着固定している。
特開2002-188570号公報
ところで、冷媒回路に設けられる圧縮機には、前述した圧縮機の温度上昇を防止する観点から、異常運転時に圧縮機の高温状態を検知し、基盤への給電を遮断することで運転を停止できるように、温度センサーを追加して設けることが望ましい。
しかしながら、特許文献1のようなターミナル保護カバーに対し、単純に複数の温度センサーを固定するための構造を追加しても、取付状態においてターミナル保護カバーが傾き、圧縮機に対して各温度センサーを十分に密着固定できない虞がある。その結果、かかるターミナル保護カバーを用いて複数の温度センサーを取り付けたとしても、異常運転時において正確な温度検知ができず、圧縮機の温度上昇を防止できない虞がある。
本開示は、上記課題を解決するためのものであり、複数の温度センサーによってシェルの正確な温度を検知でき、異常運転時における温度上昇を防止可能な圧縮機を提供することを目的とする。
本開示に係る圧縮機は、外郭を構成するシェルと、前記シェルの温度を検知する複数の温度センサーと、各前記温度センサーを前記シェルに取り付けるセンサー保持具と、を備え、前記センサー保持具は、弾性を有する板状部材からなり、各前記温度センサーを別々に保持する複数の保持部を有し、各前記保持部間には、切欠部が形成されており、各前記温度センサーは、前記センサー保持具が、前記シェルに取り付けられた状態において各前記保持部によって前記シェルに密着固定されるものである。
本開示に係る圧縮機によれば、センサー保持具の各保持部間には、切欠部が形成されるため、各保持部が互いの弾性変動に左右されることなく、独立して温度センサーを保持可能となる。したがって、複数の温度センサーを取り付ける場合のセンサー保持具の傾きを抑制し、各温度センサーをシェルに密着固定できる。よって、複数の温度センサーによりシェルの正確な温度を検知でき、圧縮機の異常運転時における温度上昇を防止できる。
実施の形態1に係る圧縮機が設けられた空気調和装置の冷媒回路を示す模式図である。 図1の空気調和装置における室外機の構成を示す斜視図である。 図2の圧縮機を示す斜視図である。 図3の圧縮機の上部を分解して示す分解斜視図である。 図3の圧縮機の上部を上方から見て示す上面図である。 図4のセンサー保持具を示す斜視図である。 図6のセンサー保持具におけるターミナル保護カバーとの接触領域を示す平面図である。 図5のセンサー保持具における第1センサー保持部をA-A視野から見て示す断面図である。 図5のセンサー保持具における第2温度センサー非挿入時の第2センサー保持部をB-B視野から見て示す断面図である。 図5のセンサー保持具における第2温度センサー挿入時の第2センサー保持部をA-A視野から見て示す断面図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態について説明する。なお、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。すなわち、本開示は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、そのような変更を伴う圧縮機も本開示の技術思想に含まれる。さらに、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態1.
<空気調和装置1の構成>
図1を参照しながら、本開示の実施の形態1に係る圧縮機10が設けられた空気調和装置1について説明する。図1は、実施の形態1に係る圧縮機10が設けられた空気調和装置1の冷媒回路5を示す模式図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る空気調和装置1は、冷媒を介して外気と室内の空気との間で熱を移動させることにより、冷房または暖房して室内の空気調和を行うものであり、室内機2と室外機3とを有している。
空気調和装置1においては、室内機2と室外機3とが内部に配置される冷媒配管4および外部に配置される冷媒配管4aおよび冷媒配管4bを介して接続され、冷媒を循環させる冷媒回路5が構成されている。冷媒回路5には、圧縮機10、流路切替装置11、室外熱交換器12、膨張弁13および室内熱交換器14が設けられ、これらが冷媒配管4、4aおよび4bを介して接続されている。
室外機3は、圧縮機10、流路切替装置11、室外熱交換器12および膨張弁13を有している。また、室外機3は制御部6を備えている。圧縮機10は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機10は、インバータによって駆動制御されてもよい。この場合、制御部6によって運転周波数を変化させて、圧縮機10の容量を変更することができる。なお、圧縮機10の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置11は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。
空気調和装置1は、制御部6からの指示に基づいて、流路切替装置11を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転または冷房運転を実現することができる。室外熱交換器12は、冷媒と室外空気との熱交換を行う。また、室外熱交換器12には、冷媒と室外空気との間の熱交換の効率を高めるための室外送風機15が、当該室外熱交換器12に対向して設けられている。ここで、室外送風機15は、インバータによって駆動制御されてもよい。この場合、室外送風機15は、インバータによって駆動源であるファンモーター16の運転周波数を変化され、ファンの回転速度を変更する。なお、室外送風機15は、同様の効果が得られるものであれば、例えば、ファンの種類はシロッコファンでもよいし、プラグファンでもよい。また、室外送風機15は押し込み方式でもよいし、引っぱり方式でもよい。
ここで、室外熱交換器12は、暖房運転時において蒸発器として機能し、冷媒配管4b側から流入した低圧の冷媒と、室外空気との間で、熱交換を行って冷媒を蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。また、室外熱交換器12は、冷房運転時において凝縮器として機能し、冷媒配管4a側から流路切替装置11を介して流入した圧縮機10にて圧縮済の冷媒と、室外空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管4b側に流出させる。なお、ここでは室外空気を外部流体として用いる場合を例に説明したが、外部流体は室外空気を含む気体に限らず、水を含む液体であってもよい。
膨張弁13は、冷媒の流量を制御する絞り装置であり、膨張弁13の開度を変化させることで冷媒配管4を流れる冷媒の流量を調節することにより、冷媒の圧力を調整する。膨張弁13は、冷房運転時において、高圧の液状態の冷媒を低圧の気液二相状態の冷媒へと膨張させ減圧させる。なお、膨張弁13としては、同様の効果が得られるものであれば、電子膨張弁またはキャピラリーチューブ等でもよい。例えば、膨張弁13が、電子式膨張弁で構成された場合は、制御部6の指示に基づいて開度調整が行われる。
室内機2は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器14と、室内熱交換器14が熱交換を行う空気の流れを調整する室内送風機17と、を有する。
室内熱交換器14は、暖房運転時において凝縮器として機能し、冷媒配管4a側から流入した冷媒と、室内空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させ、冷媒配管4b側に流出させる。また、室内熱交換器14は、冷房運転時において蒸発器として機能し、冷媒配管4b側から流入した膨張弁13によって低圧状態にされた冷媒と、室内空気との間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、冷媒配管4a側に流出させる。なお、ここでは室内空気を外部流体として用いる場合を例に説明したが、外部流体は室内空気を含む気体に限らず、水を含む液体であってもよい。
室内送風機17の運転速度は、ユーザーの設定により決定される。ここで、室内送風機17は、インバータによって駆動制御されることが好ましい。この場合、室内送風機17は、インバータによってファンモーター18の運転周波数を変化され、ファンの回転速度を変更する。なお、室内送風機17は、同様の効果が得られるものであれば、例えば、ファンの種類はシロッコファンでもよいし、プラグファンでもよい。また、室内送風機17は押し込み方式でもよいし、引っぱり方式でもよい。
<空気調和装置1の冷房および暖房運転の動作例>
次に、空気調和装置1の動作例として冷房運転の動作を説明する。圧縮機10によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置11を経由して、室外熱交換器12に流入する。室外熱交換器12に流入したガス冷媒は、室外送風機15により送風される外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器12から流出する。室外熱交換器12から流出した冷媒は、膨張弁13によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機2の室内熱交換器14に流入し、室内送風機17により送風される室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器14から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機2から空調対象空間である室内に吹き出される。室内熱交換器14から流出したガス冷媒は、流路切替装置11を経由して圧縮機10に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置1の冷房運転は、図1中、実線の矢印で示す以上の動作が繰り返される。
次に、空気調和装置1の動作例として暖房運転の動作を説明する。圧縮機10によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置11を経由して、室内機2の室内熱交換器14に流入する。室内熱交換器14に流入したガス冷媒は、室内送風機17により送風される室内空気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室内熱交換器14から流出する。このとき、ガス冷媒から熱を受け取り暖められた室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機2から室内に吹き出される。室内熱交換器14から流出した冷媒は、膨張弁13によって膨張および減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室外機3の室外熱交換器12に流入し、室外送風機15により送風される外気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器12から流出する。室外熱交換器12から流出したガス冷媒は、流路切替装置11を経由して圧縮機10に吸入され、再び圧縮される。空気調和装置1の暖房運転は、図1中、破線の矢印で示す以上の動作が繰り返される。
<室外機3の構成>
ここで、図2を参照しながら、本実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機3について説明する。図2は、図1の空気調和装置1における室外機3の構成を示す斜視図である。
図2に示すように、室外機3は、外郭を覆う筐体として、一側面を覆うサイドパネル30aと、前面およびサイドパネル30aとは反対の他側面を覆うフロントパネル30bと、天面を覆うトップパネル30cおよび底面を覆う底板31と、を備えている。そして、筐体は、全体として直方体形状で形成されている。なお、室外機3の筐体は、当該筐体の背面側に配置され、室外熱交換器12を覆う不図示の背面パネルを備えていてもよい。
室外機3における筐体の内部は、仕切板32によって風路室33と機械室34とに区画されている。風路室33における筐体の前面側には、室外送風機15が設置されている。また、風路室33における室外送風機15の背面側には、室外熱交換器12が設置されている。
室外送風機15は複数の翼15aを備え、ファンモーター16により回転駆動される。また、室外機3の筐体における室外送風機15の前面側に位置するフロントパネル30bには、筐体の内部の空気を当該筐体の外部へと排出するためのスリット状の吹出口30baが設けられている。室外熱交換器12は、詳細な図示を省略するが冷媒を流通させる伝熱管と、伝熱管を流れる冷媒と外気との間の伝熱面積を大きくするためのフィンとを備えた構造を有している。
機械室34には、室外熱交換器12と冷媒配管4を介して接続され、当該室外熱交換器12へと冷媒を供給する圧縮機10が設置されている。また、機械室34には、室外機3の運転有無を検知する電流センサー、パワーモジュールおよびインバータ基板等の電気部品が収容された電気部品箱35が設置されている。
<圧縮機10の構成>
次に、図3~図10を参照しながら本実施の形態1に係る圧縮機10について説明する。図3は、図2の圧縮機10を示す斜視図である。図4は、図3の圧縮機10の上部を分解して示す分解斜視図である。図5は、図3の圧縮機10の上部を上方から見て示す上面図である。図6は、図4のセンサー保持具21を示す斜視図である。図7は、図6のセンサー保持具21におけるターミナル端子カバー26との接触領域を示す平面図である。図8は、図5のセンサー保持具21における第1センサー保持部23aをA-A視野から見て示す断面図である。図9は、図5のセンサー保持具21における第2温度センサー22b非挿入時の第2センサー保持部23bをB-B視野から見て示す断面図である。図10は、図5のセンサー保持具21における第2温度センサー22b挿入時の第2センサー保持部23bをA-A視野から見て示す断面図である。なお、以下では便宜上、複数のターミナル端子をまとめてターミナル端子20として図示して説明する。また、複数の温度センサーとしての第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bについても、適宜、各温度センサー22aおよび22bと称する場合がある。
図3~図5に示すように、圧縮機10は、外郭を構成するシェル10aの上部に、複数のターミナル端子20と、複数のターミナル端子20の周囲に配置される被覆体24と、これらターミナル端子20を保護するターミナル端子カバー26と、を備えている。ターミナル端子カバー26は、被覆体24を介して固定具27によりシェル10aの上部に固定される。
また、シェル10aの上部の吐出口10b周辺には、シェル10aの温度を検知する複数の温度センサーとしての第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bと、各温度センサー22aおよび22bを保護するセンサー保持具21と、が設けられている。センサー保持具21は、複数の温度センサー22aおよび22bを別々に保持する複数の保持部として、第1センサー保持部23aおよび第2センサー保持部23bを有する。センサー保持具21は、被覆体24を介して固定具27によりターミナル端子カバー26と共締めされ、シェル10aの上部に固定される。
本実施の形態1の場合、第1温度センサー22aは、断面円形状の円筒形状をなしており、第2温度センサー22bは、断面非円形状の直方体形状をなしている。第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bは、圧縮機10で圧縮された高圧のガスが充満する高圧のシェル10aにおいて、吐出口10bの周辺に配置され、前述した図1に示す空気調和装置1の冷媒回路5に吐出される高温冷媒の温度を測定する。すなわち、第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bは、冷媒回路5における過負荷運転または冷媒漏れ運転による圧縮機10の温度上昇を防止する目的で設けられる。
なお、ここでは、複数の温度センサーとして、第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bを設ける場合について述べるが、温度センサーは2つに限ることはない。また、各温度センサー22aおよび22bは、断面円形状の温度センサーと、断面非円形状の温度センサーと、が含まれていればよく、第1温度センサー22aが円筒形状、第2温度センサー22bが直方体形状に限定されることはない。
本実施の形態1の場合、センサー保持具21は、図6に示すように、弾性を有する板状部材からなり、各温度センサー22aおよび22bに対応した第1センサー側弾性部21aと、第2センサー側弾性部21bと、の間に切欠部21cが形成されている。換言すれば、センサー保持具21は、第1センサー側弾性部21aと、第2センサー側弾性部21bと、に切欠部21cを介して区画されている。そのため、第1センサー側弾性部21aと第2センサー側弾性部21bとが、互いの動きに左右されない独立した弾性部として利用可能となっている。
図7に示すように、センサー保持具21は、ターミナル端子カバー26と共締めされる際、カバー底部26aによって押圧固定される。そのため、切欠部21cを設けることで、カバー底部26aを支点とした第1センサー側弾性部21aと、第2センサー側弾性部21bと、に分割される。すなわち、第1センサー保持部23aおよび第2センサー保持部23b間には、切欠部21cが形成された構成になっている。
第1センサー保持部23aは、図6および図8に示すように、第1センサー側弾性部21aに第1温度センサー22aを挿入することで、仮固定するための第1センサー空間部25aが形成されて構成される。
第2センサー保持部23bは、図6、図9および図10に示すように、第2センサー側弾性部21bに第2温度センサー22bを挿入することで、仮固定するための第2センサー空間部25bが形成されて構成される。とりわけ、本実施の形態1の場合、第2センサー保持部23bは、図9に示すように、第2温度センサー22bを配置するシェル10aの据付面に対して非平行に形成される。具体的に、第2センサー保持部23bは、第2温度センサー22bを第2センサー空間部25bに挿入した際にシェル10aの据付面と平行となるように、第2温度センサー22bの非挿入時においてシェル10aの据付面に対して非平行に形成されている。
これにより、図10に示すように、第2センサー保持部23bに第2温度センサー22bを挿入した際、当該第2センサー保持部23bが据付面と平行となり、第2温度センサー22bが傾くのを抑制できる。よって、第2温度センサー22bが非円筒形状であっても、シェル10aに対して密着固定できる。
このように、第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bは、センサー保持具21が、シェル10aに取り付けられた状態において第1センサー保持部23aおよび第2センサー保持部23bによってシェル10aに密着固定される。
<実施の形態1における効果>
以上、説明したように、本実施の形態1の圧縮機10によれば、センサー保持具21は、第1センサー保持部23aおよび第2センサー保持部23b間に切欠部21cが形成されている。そして、センサー保持具21は、第1センサー保持部23aと第2センサー保持部23bとによって、互いの弾性変動に左右されることなく、各温度センサー22aおよび22bを独立して保持できる。つまり、センサー保持具21は、独立した第1センサー保持部23aと第2センサー保持部23bとを備え、ターミナル端子カバー26と共締めにて固定することにより、各温度センサー22aおよび22bの据付性を向上できる。したがって、第1温度センサー22aおよび第2温度センサー22bを取り付ける場合のセンサー保持具21の傾きを抑制し、各温度センサー22aおよび22bをシェル10aに対し、それぞれ密着固定できる。よって、各温度センサー22aおよび22bによりシェル10aの正確な温度を検知でき、圧縮機10の異常運転時における温度上昇を防止できる。
1 空気調和装置、2 室内機、3 室外機、30a サイドパネル、30b フロントパネル、30ba 吹出口、30c トップパネル、31 底板、32 仕切板、33 風路室、34 機械室、35 電気部品、4 冷媒配管、4a 冷媒配管、4b 冷媒配管、5 冷媒回路、6 制御部、10 圧縮機、10a シェル、10b 吐出口、11 流路切替装置、12 室外熱交換器、13 膨張弁、14 室内熱交換器、15 室外送風機、16 ファンモーター、17 室内送風機、18 ファンモーター、20 ターミナル端子、21 センサー保持具、21a 第1センサー側弾性部、21b 第2センサー側弾性部、21c 切欠部、22a 第1温度センサー、22b 第2温度センサー、23a 第1センサー保持部、23b 第2センサー保持部、24 被覆体、25a 第1センサー空間部、25b 第2センサー空間部、26 ターミナル端子カバー、26a カバー底部、27 固定具。

Claims (4)

  1. 外郭を構成するシェルと、
    前記シェルの温度を検知する複数の温度センサーと、
    各前記温度センサーを前記シェルに取り付けるセンサー保持具と、を備え、
    前記センサー保持具は、
    弾性を有する板状部材からなり、
    各前記温度センサーを別々に保持する複数の保持部を有し、
    各前記保持部間には、切欠部が形成されており、
    各前記温度センサーは、
    前記センサー保持具が、前記シェルに取り付けられた状態において各前記保持部によって前記シェルに密着固定される、圧縮機。
  2. 各前記温度センサーは、
    断面円形状の温度センサーと、断面非円形状の温度センサーと、が含まれる、請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記センサー保持具は、
    各前記保持部のうちの前記断面非円形状の温度センサーに対応する保持部が、当該温度センサーを配置する前記シェルの据付面に対して非平行に形成された、請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記シェルに配置されるターミナル端子と、
    前記シェルに取り付けられ、前記ターミナル端子を保護するターミナル端子カバーと、を更に備え、
    前記センサー保持具は、前記シェルに対して前記ターミナル端子カバーと共締めされる、請求項1~3のいずれか一項に記載の圧縮機。
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