JP2020049859A - 液体消費装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、複合機10(液体消費装置の一例)は、概ね直方体形状である。複合機10は、インクジェット記録方式で用紙12(図2参照)等のシートに画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。プリンタ部11は、前壁14Aに開口13が形成された筐体14を有している。
図1に示されるように、給送トレイ20は、開口13を通じて前後方向8に沿って複合機10に対して挿入及び脱抜される。開口13は、複合機10の前面で且つ左右方向9の概ね中央部に位置する。図2に示されるように、給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。図1及び図2に示されるように、排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されている。排出トレイ21は、排出ローラ部55によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。図2に示されるように、給送部15は、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備える。給送ローラ25は、給送アーム26の先端に回転可能に支持されている。給送ローラ25は、給送用モータ(不図示)によって駆動される。給送アーム26は、プリンタ部11のフレーム(不図示)に支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20に向かって回動付勢されている。
図2に示されるように、搬送経路65は、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部から後方へ延び、プリンタ部11の後部において上方に延びつつ前方にUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間における搬送経路65は、図3に示されるように、左右方向9における複合機10の概ね中央部に設けられており、且つ前後方向8に延びている。搬送経路65内における用紙12の搬送向き29は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
図2に示されるように、搬送ローラ部54は、搬送経路65に配置されている。搬送ローラ部54は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送用モータ(不図示)によって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送用モータに駆動されて回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて、搬送向き29に搬送される。
図2に示されるように、排出ローラ部55は、搬送経路65における搬送ローラ部54より搬送向き29の下流に配置されている。排出ローラ部55は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送用モータ(不図示)によって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送用モータに駆動されて回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて、搬送向き29に搬送される。
図2に示されるように、記録部24は、搬送経路65における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39とを備えている。
図2及び図3に示されるように、プラテン42は、搬送経路65における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。プラテン42は、搬送経路65を挟んで記録部24と上下方向7に対向配置されている。プラテン42は、搬送ローラ部54によって搬送される用紙12を下方から支持する。
図1(B)に示されるように、筐体14の前壁14Aの右部に、開口22が形成されている。図1(A)に示されるように、カバー70が、筐体14に、開口22を覆うようにして取り付けられている。カバー70は、開口22を閉塞する閉位置(図1(A)に示される位置)と、開口22を開放する開位置(図1(B)に示される位置)との間を回動可能である。図1(A)に示されるように、カバー70が閉位置のとき、インクタンク100の管体112(図1(B)及び図4参照)は、外部から閉塞されている。図1(B)に示されるように、カバー70が開位置のとき、インクタンク100の管体112は、外部に露出されている。図1(A)に示されるように、カバー70には、開口97が形成されている。筐体14の内部のうち開口22の後方に位置する部分には、空間が拡がっている。この空間に、インクタンク100が配置される。
図4に示されるインクタンク100は、プリンタ部11に設けられている。インクタンク100は、プリンタ部11が備える記録部24にインクを供給するものである。インクタンク100は、インクの色毎に4つのインクタンク100が設けられている。各インクタンク100には、異なる色のインクが貯留される。具体的には、ブラックインク、イエローインク、シアンインク、マゼンタインクが、各インクタンク100にそれぞれ貯留される。但し、インクタンク100の数及びインクの色は上記の例に限定されない。
図5に示されるように、筐体101の内部空間の上部には、インク室111(第1タンク、貯留室の一例)が位置しており、下部にはバッファ室120(第2タンク、大気室の一例)が位置している。インク室111とバッファ室120とは、筐体101によって一体に形成されている。インク室111とバッファ室120とは、筐体101の内部空間を上下に隔てる隔壁103によって別の空間として区画されている。隔壁103は、前後方向8及び左右方向9に延びている。
図5に示されるように、筐体101の内部空間の下部には、バッファ室120が位置している。バッファ室120は、前後方向8及び左右方向9に延びる2つの隔壁125,126により、上下方向7に3つの領域120L,120M,120Hに区画されている。
図5に示されるように、インク室111の第1ライン146までインクが貯留されており、バッファ室120にはインクが進入していないとする。これは、バッファ室120内は大気連通口113と大気ポート108とを介して大気に開放されているが、注入口110がキャップ112で密閉されているため、インク室111内の空気も密閉された状態である。従って、インク室111内に貯留されているインクは、バッファ室120内に進入できない。この場合、連通流路124はインクで満たされており、且つバッファ室120との連通口116もインクで塞がれている。換言すれば、連通口116の下端位置にインクの液面がある。使用姿勢において、バッファ室120の底面(下壁105の上面)は、記録ヘッド39のノズル形成面41より下方に位置する。したがって、インクで満たされた記録ヘッド39の内部空間において、連通口116の下端位置とノズル形成面41との上下方向7の差が水頭差となって、記録ヘッド39の内部空間が負圧状態に維持される。これにより、ノズル形成面41のノズル40の開口に形成されたメニスカスが維持される。
図8に示されるように、バッファ室120の各領域120L,120M,120Lは、前後方向8において複数の分室120L1,120L2,120L3,120M1,120M2,120M3,120L1,120L2,120L3に区画されていてもよい。各領域120L,120M,120Lに属する分室は、前後方向8に隣り合う他の分室と、連通流路129を通じてインクが流通可能に連通されている。
上記実施形態及び変形例では、バッファ室120が上下方向7に3つの領域120L,120M,120Lに区画されているが、領域の数は3つに限定されず、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。同様に各領域120L,120M,120Lにおける分室の数は、3つに限定されず、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。また、各領域120L,120M,120Lにおける分室の数は必ずしも同じでなくてもよい。
39・・・記録ヘッド(液体消費部)
41・・・ノズル形成面(吐出口形成面)
100・・・インクタンク(タンク)
108・・・大気ポート(気体流路)
110・・・注入口
111・・・インク室(第1タンク、貯留室)
112・・・キャップ
113・・・大気連通口(第3開口)
114・・・連通口(第2開口)
115・・・流出口(第1開口)
116・・・連通口(第4開口)
120・・・バッファ室(第2タンク、大気室)
122・・・インク流路
124・・・連通流路
125,126・・・隔壁
Claims (5)
- 液体を消費する液体消費部と、
液体を注入するための注入口、第1開口、及び第2開口を備える貯留室を有する第1タンクと、
上記注入口と嵌合して上記注入口を封止可能なキャップと、
使用姿勢において少なくとも一部が上記貯留室より下方に位置しており、少なくとも第3開口及び第4開口を備える大気室を有する第2タンクと、
上記液体消費部と上記第1開口とを、液体が流通可能に接続する液体流路と、
上記第3開口と上記第2タンクの外部とを、気体が流通可能に接続する気体流路と、
上記第2開口と上記第4開口とを、液体が流通可能に接続する連通流路と、を備えており、
上記大気室における上記貯留室より下方に位置する空間は、使用姿勢における水平方向に延びる隔壁により上下方向に連続する一の経路として区画されており、
上記第3開口は上記隔壁の上方に位置し、上記第4開口は上記隔壁の下方に位置する液体消費装置。 - 上記一の経路は、上下方向と直交する水平方向において複数の分室に区画されており、
上記各分室は、水平方向に隣り合う分室と液体が流通可能に連通されている請求項1に記載の液体消費装置。 - 上記第2開口は上記貯留室の底面に位置しており、且つ上記第4開口は上記一の経路の最も下方の領域に位置する請求項1又は2に記載の液体消費装置。
- 上記使用姿勢において、上記大気室の底面は、上記液体消費部の吐出口形成面より下方に位置する請求項1から3のいずれかに記載の液体消費装置。
- 上記第1タンクと上記第2タンクとは一体に形成されており、上記貯留室及び上記大気室を区画する筐体を有する請求項1から4のいずれかに記載の液体消費装置。
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