JP2020048489A - 移植機 - Google Patents
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Abstract
Description
苗収容体22の個数と周回動する範囲を設定したうえで、苗収容体22の上側開口部を可能な限り広く形成できて、機体のコンパクト化を図りつつ苗収容体22への苗補給作業をできるだけ容易に行えるものとなる。
また、移植機は、移植具20が植付けた苗に対して覆土鎮圧するための覆土具である覆土鎮圧輪37を各移植具20の苗植付け個所の後方左右両側近傍位置に設けている。この覆土鎮圧輪37は、転動輪であって、機体に固定された取付部材25に左右方向の覆土具取付軸38回りに上下回動自在に取り付けられた覆土具フレーム39の回動先端側(後側)に取り付けられている。前記覆土具フレーム39は、パイプフレ−ムを適宜折り曲げて構成されている。この覆土具フレーム39の後端部には上下方向に延びるロッド40の下端を連結している。
苗植付装置5は、先端が下方に向かうくちばし状の移植具20と、該移植具20の下端部が圃場面より上方となる位置と圃場面より下方となる位置とに移植具20を上下動させる上下動機構21と、くちばし状の移植具20の下端部が閉じて上方から苗を受け入れて内側に苗を収容する閉状態と移植具20の下端部が左右に開いて内側に収容した苗を下方に放出する開状態とに移植具20を開閉する開閉機構とを備え、苗供給装置6は、苗を上方から受け入れて内側に苗を収容する複数の苗収容体22と、該苗収容体22を移植具20の上方を通過するように周回移動させる移動機構と、移植具20の上方位置で苗収容体22の底部を開放して内側に収容した苗を落下させて移植具20に苗を供給する苗落下供給機構とを備えた苗供給装置6を備える。
移植具20は、上下動機構21に装着している。前記上下動機構21は、後部を移植具20に連結した上側と下側の昇降リンク21A,21Bを備えている。そして、別途設けた駆動機構からの動力で上下の昇降リンク21A,21Bを上下動させ、左右の移植具20が上下動する構成となっている。この上下動の上昇位置では移植具20の下端部が圃場面より上方に位置し、下降位置では移植具20の下端部が圃場面より下方に位置する。移植具20の開閉機構は、上下動機構21の作動に連動して、移植具20が下降下端位置(図6の位置(D))に達すると該移植具20の下部側を左右に開いて下方に開放状態とし、移植具20が上昇上端位置(図6の位置(U))に達すると該移植具20の下部側を閉じて閉塞状態とする構成である。
図3は、苗植付装置5の移植具20近傍における要部側面図であり、図4は、要部平面図であり、図5は要部背面図である。左右の移植具20は、それぞれ、左右方向の所定範囲において左右位置を調節可能とする左右位置調節機構を備えている。この左右位置調節機構は、図3に示されるように、上下の昇降リンクで構成される上下動機構21の後部にリンクホルダ23を回動可能に設け、リンクホルダ23の後部に、機体の左右方向に延びる断面コの字形状のホッパ位置調節プレート24を装着し、このホッパ位置調節プレート24に取付位置を左右に調節可能なホッパホルダ25を連結して構成されており、このホッパホルダ25によって移植具20を支持するように構成されている。
次に、移植具20に付着した泥土を除去するためのスクレーパ121の構成について説明する。
図6のスクレーパ近傍の要部側面図に示されるように、上下動機構21の下方において機体に固定された取付部材25は、覆土具取付軸38の鉛直下方向にスクレーパステー取付軸201を備えており、このスクレーパステー取付軸201に、スクレーパステー202が回動可能に取り付けられている。このスクレーパステー202は、機体の前後方向に延びるように形成されており、前端が取付部材25と連結され、後端が機体後方へと延びるように設けられている。スクレーパステー202は、図示しない連動機構によって、上下動機構21による移植具20の上下動と連動して、スクレーパステー取付軸201を支点として後端を上下回動可能に構成されている。これにより、スクレーパステー202の後端に連結されたスクレーパ121が上下に可動可能な範囲を拡張するとともに、スクレーパステー202を移植具20の昇降動作と連動して上下動させることで、移植具20に付着した泥土を好適に掻取ることができる。なお、スクレーパステー202をスクレーパステー取付軸201に固定して取り付けることも可能である。
移植具20が上昇上端位置から下降動作するとき、スクレーパ121の下方掻取部122Aが、移植具20の外周部の左右両側に接触して、摩擦力によってスクレーパ121が押し下げられる。これにより、スクレーパ121は、傾斜姿勢からスクレーパ回動支点軸205を回動支点として下方へと回動しながら、左右のスクレーパ板122,122が移植具20の対応する外周部の左右側面にそれぞれ作用するとともに、移植具20は下降動作とともにやや前方に移動するよう構成されているため、これに応じ、移植具20の外周部の前側がスクレーパ板122,122に接触して、移植具20の外周部の前側に付着した泥土についても好適に除去することができる。
次に、スクレーパ121の別構成例について説明する。
図9(a)ないし図9(c)において、スクレーパ121は、左右のスクレーパ板122,122の後端部側を連結部材127で連結するように構成したが、連結部材127を取り外して構成してもよく、さらには、連結部材127を取り外した構成とするとともに左右のスクレーパ板122,122の後端部側において上側掻取部122Bを設けず、機体後端部で左右のスクレーパ板122,122の端部同士が上方には略突出しない形状で重なり合うように左右のスクレーパ122,122を形成してもよい。
図9(a)ないし図9(b)において、スクレーパ板122,122を支持する左右のスクレーパアーム123,123を設け、左右のスクレーパアーム123,123の前端側を基部124の両端にそれぞれ固定する構成としたが、このスクレーパ板122,122を左右に可動支持するように左右のスクレーパアーム123,123を設け、それぞれの前端を基部124に軸支し、後端を開閉可能な可動端として構成してもよい。この場合、スクレーパ板122,122の左右間を閉じるようにして、スクレーパ板122,122の前端部分をスプリングなどの弾性部材で連結し、スクレーパ板122,122を連結付勢する。これにより、移植具20の径に合わせて、接触するスクレーパ板122,122の左右間が弾性力により調節されて好適に泥を掻取ることができる。
図6において、取付部材25にスクレーパステー取付軸201を設け、このスクレーパステー取付軸201に、スクレーパステー202を設け、スクレーパ121を連結する構成としたが、移植具20にスクレーパ121´を取り付ける構成としてもよい。詳細には、図11(a)に示されるように、移植具20を開閉させる開閉機構である開閉ガイド301の左右両側に摺動ボス部302,302を設け、該摺動ボス部302,302に上下に摺動自在に摺動ロッド303,303を設けるとともに、該摺動ロッド303,303を上方に付勢するロッドスプリング304,304をそれぞれ設けてスクレーパ上下動機構を構成するとともに、摺動ロッド303,303の下端に、傾斜角度が調節可能なスクレーパ板305,305を設け、摺動ロッド303,303に外力が加わっていない状態において移植具20にスクレーパ板305が干渉する構成とする。ここで、スクレーパ板305,305の傾斜角度を調節可能としたことにより、移植具20の円錐角度に合わせて、スクレーパ板305,305の傾斜角度を調節することで、泥土の掻取り効果を向上できる。
2 操縦ハンドル
2a グリップ部
3 エンジン
4 走行車体
5 苗植付装置
6 苗供給装置
7 後輪
9 ミッションケース
10 伝動ケース
11 アクスルケース
12 車軸
14 センサプレート
17 縦フレーム
18 車軸
19 機体フレーム
20 移植具
21 上下動機構
21A,21B 昇降リンク
22 苗収容体
23 リンクホルダ
24 ホッパ位置調節プレート
25 ホッパホルダ
26 揺動カム
27 植付昇降伝動ケース
28 ホッパ昇降アーム
37 覆土具(覆土鎮圧輪)
38 覆土具取付軸
39 覆土具フレーム
40 ロッド
46 作業者用座席
101 容器支持部
103 底面保持部
104 容器回動軸
110 ローリング用アクチュエータ
113 水平回動バー
121 スクレーパ
122A 下方掻取部
122B 上方掻取部
122a,122a 下側傾斜部
122b,122b 上側傾斜部
122c,122c 下部接触部
122d,122d 上部接触部
123,123 スクレーパアーム
124 基部
128a 切込み
128b 同上
201 スクレーパステー取付軸
202 スクレーパステー
203 スプリング
204 回転カム
205 スクレーパ回動支点軸
206 スクレーパアーム取付軸
207,207 上部ボス部
208,208 下部ボス部
301 開閉ガイド
302,302 摺動ボス部
304,304 ロッドスプリング
305,305 スクレーパ板
306 押圧プレート
Claims (8)
- 受けた移植物を圃場に植付ける移植具を機体側面視でループ状の下端軌跡に沿って昇降可能に備える移植機において、
前記移植具の付着泥土を掻取るためのスクレーパを備え、
前記スクレーパは、移植具の昇降動作に合わせて昇降しながら、泥土を除去するためのスクレーパ板を前記移植具の外周部に作用させる構成としたことを特徴とする移植機。 - 前記スクレーパは、弾性板材によって前記スクレーパ板を構成し、さらに、前記スクレーパ板を支持する左右のスクレーパアームを設け、
前記スクレーパ板は、前記左右のスクレーパアームに対して下方に形成された下方掻取部と、上方に形成された上方掻取部とを備え、
前記上方掻取部は、前記スクレーパの後端側に設けられるとともに、前記スクレーパ板の左右間を閉じる連結部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の移植機。 - 前記移植具を上下に昇降動作させる上下動機構を備え、
前記移植具を左右方向にスライドして位置調整可能に構成するとともに、
前記スクレーパは、機体に固定された左右方向に延びるスクレーパステー取付軸に機体の前後方向に延びるスクレーパステーを介して取り付けられ、
前記スクレーパステーを前記スクレーパステー取付軸の軸上で、左右方向に取り付け位置を調節可能に構成するとともに、前記上下動機構の昇降動作と連動して上下に回動可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の移植機。 - 前記スクレーパは、前記スクレーパステーの後端を支点として回動可能に構成され、さらに、前記スクレーパステーに取り付けられた弾性部材により上方に付勢されており、
前記移植具の下端が前記ループ状の下端軌跡の上端にあるとき、前端から後端に向けて立ち上がるように傾斜した傾斜姿勢となり、
前記移植具の下端が前記ループ状の下端軌跡の下端にあるとき、前記移植具の干渉を受けて、前端から後端にかけて略水平となる水平姿勢となるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の移植機。 - 前記スクレーパは、前記スクレーパ板を前記移植具の昇降動作と連動して上下動可能とするスクレーパ上下動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
- 前記スクレーパ上下動機構は、ロッドスプリングによって上方に付勢された上下動可能な摺動ロッドを前記移植具の側方に配設するとともに、前記摺動ロッドの下端部に前記スクレーパ板を取付けて構成され、
前記移植具が所定位置まで上昇すると、機体に設けられた板状部材に前記摺動ロッドの上端部が干渉して押し下げられることよって、前記スクレーパ板が前記移植具の外周部へ作用する位置から下方に移動する構成としたことを特徴とする請求項5に記載の移植機。 - 前記移植具が植付けた苗に対して覆土鎮圧するための覆土具である覆土鎮圧輪を備え、
前記スクレーパは、前記覆土鎮圧輪の前方に配設されるとともに、前記スクレーパの後端部は、前記覆土鎮圧輪の前端部よりも前方に配設され、かつ、前記スクレーパの左右幅を前記覆土鎮圧輪の左右幅より狭く構成したことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の移植機。 - 停車時に機体の移動を規制するために機体に回動可能に設けられた回動スタンドと、
植付動作時に圃場面に接地して機体に対する畝上面高さを検出するために回動可能に機体に設けられたセンサプレートと、を備え、
前記回動スタンド及び前記センサプレートの回動支点は、前記スクレーパの回動支点よりも下方に設けられたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の移植機。
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