JP2020042365A - 冷蔵庫システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品がユーザの元に到着した可能性が高い場合に商品情報を在庫情報に登録することができる技術を提供する。【解決手段】冷蔵庫システムは、サーバと、前記サーバとネットワークを介して通信可能な端末装置を有している冷蔵庫と、を備えている。前記サーバは、前記端末装置から発注された商品を特定する商品情報を含む発注情報を記憶している。前記端末装置は、商品の在庫を特定する在庫情報を記憶している記憶部と、前記サーバに記憶されている発注情報を前記ネットワークを介して取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したことを確認するユーザ操作を受け付けるための操作部と、前記ユーザ操作を前記操作部が受け付けた場合に、前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報を前記記憶部に記憶されている在庫情報に登録する制御部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本明細書に開示する技術は、冷蔵庫システムに関する。
特許文献1には冷蔵庫システムが開示されている。特許文献1の冷蔵庫システムは、商品販売システムと、商品販売システムとネットワークを介して通信可能な端末装置とを備えている。また、特許文献1の冷蔵庫システムは、端末装置と通信可能な冷蔵庫を備えている。特許文献1の端末装置は、注文明細をデータ変換して商品情報に加工して冷蔵庫に送信する。
特開2014−085043号公報
特許文献1の冷蔵庫システムでは、端末装置からユーザが発注した商品がユーザの元に未だ到着していないにもかかわらず、その商品情報が収納品情報として登録されてしまうことがある。そこで本明細書は、商品がユーザの元に到着した可能性が高い場合に商品情報を在庫情報に登録することができる技術を提供する。
本明細書に開示する冷蔵庫システムは、サーバと、前記サーバとネットワークを介して通信可能な端末装置を有している冷蔵庫と、を備えている。前記サーバは、前記端末装置から発注された商品を特定する商品情報を含む発注情報を記憶している。前記端末装置は、商品の在庫を特定する在庫情報を記憶している記憶部と、前記サーバに記憶されている発注情報を前記ネットワークを介して取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したことを確認するユーザ操作を受け付けるための操作部と、前記ユーザ操作を前記操作部が受け付けた場合に、前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報を前記記憶部に記憶されている在庫情報に登録する制御部と、を備えている。
第1実施例に係る冷蔵庫システムの構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る冷蔵庫が設置されている家の間取り図である。 在庫情報の一例を示す図である。 第1実施例に係る冷蔵庫の正面図である。 保管対応情報の一例を示す図である。 発注情報の一例を示す図である。 第1実施例に係る在庫登録処理のフローチャートである。 報知情報の一例を示す図である。 第2実施例に係る在庫登録処理のフローチャートである。 保管場所情報を選択するための画面の一例を示す図である。 第4実施例に係る冷蔵庫システムの構成を示すブロック図である。 第4実施例に係る冷蔵庫が設置されている家の間取り図である。 第4実施例に係る在庫登録処理のフローチャートである。 第5実施例に係る冷蔵庫システムの構成を示すブロック図である。 第5実施例に係る冷蔵庫が設置されている家の間取り図である。 第5実施例に係る在庫登録処理のフローチャートである。
(第1実施例)
実施例に係る冷蔵庫システムについて図面を参照して説明する。図1に示すように、実施例に係る冷蔵庫システム1は、サーバ10と、複数の冷蔵庫20(20a、20b、20c)とを備えている。各冷蔵庫20(20a、20b、20c)は、各冷蔵庫本体40(40a、40b、40c)と、各端末装置30(30a、30b、30c)とを備えている。冷蔵庫システム1のサーバ10と、各冷蔵庫20(20a、20b、20c)の各端末装置30(30a、30b、30c)とは、ネットワーク50を介して通信可能に接続されている。ネットワーク50は、例えばインターネットやVPN(Virtual Private Network)である。
以下では、複数の冷蔵庫20のうちの1個の冷蔵庫20aについて説明する。その他の冷蔵庫20b、20cについては、代表で説明する1個の冷蔵庫20aと同様の構成であるので詳細な説明を省略する。同様に、以下では、複数の端末装置30のうちの1個の端末装置30aについて説明する。その他の端末装置30b、30cについては、代表で説明する1個の端末装置30aと同様の構成であるので詳細な説明を省略する。また、各冷蔵庫本体40(40a、40b、40c)についても同様である。
図2に示すように、冷蔵庫システム1の冷蔵庫20aは、冷蔵庫20aのユーザの家90の中に設置されている。冷蔵庫20aのユーザの家90の中には、例えばキッチン91、納戸92、寝室93等が存在している。冷蔵庫システム1の冷蔵庫20aは、例えばキッチン91の中に設置されている。冷蔵庫20aが設置されている家90の中には複数の商品が保管されている。例えば、家90のキッチン91の中にポテトチップスが保管されており、納戸92の中にシャンプーとティッシュが保管されている(図3参照)。冷蔵庫システム1の冷蔵庫20aは、例えば冷蔵室、冷凍室、野菜室、製氷室等(図示省略)を備えている。冷蔵庫20aの庫内には複数の商品が保管されている。例えば、冷蔵庫20aの冷蔵室の中に牛乳が保管されており、冷凍室の中にアイスクリームが保管されている(図3参照)。冷蔵庫20aは、庫内に保管されている複数の商品を冷却する。
図4に示すように、冷蔵庫システム1の冷蔵庫20aは、冷蔵庫本体40aと、端末装置30aとを備えている。冷蔵庫本体40aの中に複数の商品が保管されている。冷蔵庫20aの端末装置30aは、冷蔵庫本体40aに着脱可能に取り付けられている。端末装置30aは、例えば冷蔵庫本体40aのドアの正面に取り付けられている。端末装置30aは、例えばスマートフォン型やタブレット型の端末である。端末装置30aと冷蔵庫本体40aとは、別体に構成されている。端末装置30aと冷蔵庫本体40aとは、無線通信可能に構成されている。端末装置30aは、冷蔵庫本体40aから取り外されて冷蔵庫20aのユーザが携帯することもできる。
図1に示すように、冷蔵庫本体40aは、制御部41と、人感センサ44(第1検知装置の一例)とを備えている。冷蔵庫本体40aの制御部41は、CPU42と、メモリ43とを備えている。CPU42は、メモリ43に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ43は、例えばROMとRAM(図示省略)を備えている。
人感センサ44は、例えば冷蔵庫本体40aのドアの正面に取り付けられている。人感センサ44は、冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内に人が存在することを検知することができる。例えば、冷蔵庫本体40aのドアから1mの範囲内に人が存在することを人感センサ44が検知する。人感センサ44が人を検知すると、人感センサ44から冷蔵庫本体40aの制御部41に検知信号が送信される。また、人感センサ44から端末装置30aの制御部31にも検知信号が送信される。
冷蔵庫20aの端末装置30aは、制御部31と、表示部35と、操作部36と、報知部37と、情報取得部38とを備えている。端末装置30aの制御部31は、CPU32と、メモリ33(記憶部の一例)と、RTC34とを備えている。CPU32は、メモリ33に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ33は、例えばROMとRAM(図示省略)を備えている。RTC34は、時計としての機能を有しており、時刻を計ることができる。
端末装置30aのメモリ33には、図3に示す在庫情報が記憶されている。在庫情報は、冷蔵庫20aが設置されている家90の中に保管されている商品の在庫を特定する情報である。在庫情報では、冷蔵庫20aの庫内に保管されている商品の在庫を特定することができる。また、在庫情報では、冷蔵庫20aの庫外であって、家90の中に保管されている商品の在庫を特定することができる。例えば、図3に示す在庫情報では、冷蔵庫20aの冷蔵室の中に1個の牛乳が保管されており、冷凍室の中に1個のアイスクリームが保管されていることを特定できる。また、図3に示す在庫情報では、家90のキッチン91の中に1個のポテトチップスが保管されており、納戸92の中に1個のシャンプーと1個のティッシュが保管されていることを特定できる。
メモリ33に記憶されている在庫情報には、保管場所情報と商品情報とが含まれている。保管場所情報は、商品の保管場所を特定する情報である。図3に示す例では、冷蔵庫20a(冷蔵室、冷凍室)、キッチン91、納戸92のそれぞれが保管場所情報に相当する。また、商品情報は、商品を特定する情報である。図3に示す例では、牛乳、アイスクリーム、ポテトチップス、シャンプー、ティッシュのそれぞれが商品情報に相当する。また、商品情報には、商品の個数を特定する個数情報が含まれている。保管場所情報と商品情報とが対応付けられてメモリ33に記憶されている。
また、端末装置30aのメモリ33には、図5に示す保管対応情報が記憶されている。保管対応情報には、保管方法情報と保管場所情報とが含まれている。保管対応情報は、商品の保管方法と保管場所との対応関係を示す情報である。保管方法情報は、商品の保管方法を特定する情報である。保管場所情報は、商品の保管場所を特定する情報である。図5に示す保管対応情報では、例えば、商品の保管方法が10℃以下である場合は、その商品の保管場所が冷蔵庫20aの冷蔵室であるとして、保管方法情報と保管場所情報とが対応付けられている。また、例えば、商品の保管方法が−15℃以下である場合は、その商品の保管場所が冷蔵庫20aの冷凍室であるとして、保管方法情報と保管場所情報とが対応付けられている。図5に示す例では、10℃以下、−15℃以下、常温1、常温2のそれぞれが保管方法情報に相当する。また、冷蔵庫20a(冷蔵室)、冷蔵庫20a(冷凍室)、キッチン91、納戸92のそれぞれが保管場所情報に相当する。
図1に示す端末装置30aの表示部35は、例えば液晶パネルを備えている。表示部35は、冷蔵庫20aの各機能や各動作に関する情報を表示する。端末装置30aの操作部36は、冷蔵庫20aの各機能を実行するための複数のボタンを備えている。操作部36は、冷蔵庫20aに関するユーザ操作を受け付ける。冷蔵庫20aのユーザが操作部36のボタンを操作すると、操作されたボタンに従った信号が操作部36から制御部31に送信される。端末装置30aの表示部35と操作部36とは、タッチパネルとして一体に構成されていてもよい。
端末装置30aの報知部37は、例えば液晶パネルを備えている。この報知部37は、表示部35と一体に構成されていてもよい。また、報知部37と表示部35と操作部36とが、タッチパネルとして一体に構成されていてもよい。端末装置30aの報知部37は、液晶パネルに表示される画像によって所定の情報を報知する。例えば、冷蔵庫本体40aに保管されている商品に関する情報を報知部37が報知する。端末装置30aの情報取得部38は、ネットワーク50にアクセスしてサーバ10から所定の情報を取得する。情報取得部38は、定期的にネットワーク50にアクセスする。
図1に示す冷蔵庫システム1では、冷蔵庫20aのユーザが、例えば食品や雑貨等の商品を端末装置30aから発注することができる。例えば、冷蔵庫20aのユーザが、牛乳、アイスクリーム、ポテトチップス等の食品を端末装置30aから発注することができる。また、冷蔵庫20aのユーザが、シャンプー、ティッシュ等の雑貨を端末装置30aから発注することができる。ユーザが端末装置30aの操作部36を操作することによって、任意の複数の商品を発注することができる。本実施例では、食品として、1個の牛乳、1個のアイスクリーム、1個のポテトチップスが端末装置30aから発注されたとする。また、雑貨として、1個のシャンプー、1個のティッシュが端末装置30aから発注されたとする。
冷蔵庫システム1のサーバ10は、冷蔵庫20aの端末装置30aと通信可能に接続されている。サーバ10は、冷蔵庫20aの端末装置30aから商品の発注を受け付けることができる。サーバ10は、例えばネットスーパーや店舗型スーパーのサーバである。サーバ10は、CPU11と、メモリ12とを備えている。CPU11は、メモリ12に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ12は、例えばROMとRAM(図示省略)を備えている。
冷蔵庫システム1のサーバ10は、冷蔵庫20aの端末装置30aから商品の発注を受け付けると、発注された商品を特定する商品情報を含む発注情報を生成する。発注情報は、端末装置30aからの発注内容を特定する情報である。例えばサーバ10は、1個の牛乳、1個のアイスクリーム、1個のポテトチップス、1個のシャンプー、1個のティッシュの発注を端末装置30aから受け付けると、図6に示すように、各商品を特定する各商品情報を含む発注情報を生成する。サーバ10は、生成した発注情報をメモリ12に記憶する。なお、商品情報は商品を特定する情報であり、商品情報には商品の個数を特定する個数情報が含まれている。
また、発注情報には、保管方法情報が含まれている。保管方法情報は、商品の保管方法を特定する情報である。図6に示す例では、10℃以下、−15℃以下、常温1、常温2のそれぞれが保管方法情報に相当する。発注情報に含まれる各商品情報と各保管方法情報とが対応付けられてメモリ12に記憶される。
サーバ10が発注情報を生成した後に、発注情報に含まれる各商品情報によって特定される各商品(例えば、図6に示す1個の牛乳、1個のアイスクリーム等)が、冷蔵庫20aのユーザ宛に発送される。例えば、サーバ10の管理者であるネットスーパーが、ネットスーパーの倉庫に保管されている各商品を、冷蔵庫20aのユーザ宛に発送する。ユーザ宛に発送される各商品は、例えばネットスーパーの提携先の宅配業者によってユーザの元に宅配される。
次に、上記の冷蔵庫システム1で実行される在庫登録処理について説明する。在庫登録処理は、例えば冷蔵庫20aの電源がオンになると実行される。図7に示すように、在庫登録処理のS10では、冷蔵庫20aの端末装置30aの情報取得部38が、サーバ10のメモリ12に記憶されている発注情報(図6参照)をサーバ10から取得する。情報取得部38は、ネットワーク50を介してサーバ10に定期的にアクセスしている。例えば、情報取得部38は、毎日の0:00にサーバ10にアクセスしている。他の例では、情報取得部38が不定期で随時サーバ10にアクセスしてもよい。
続くS11では、端末装置30aの情報取得部38が、到着予定時刻情報を取得する。到着予定時刻情報は、冷蔵庫20aのユーザ宛に発送された各商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着する予定である時刻を特定する情報である。すなわち、到着予定時刻情報は、宅配業者によって宅配される各商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着する予定である時刻を特定する情報である。情報取得部38は、ネットワーク50を介して到着予定時刻情報を取得することができる。例えば、情報取得部38は、ネットワーク50を介して、ユーザの元に各商品を宅配する宅配業者が管理しているサーバにアクセスし、宅配業者のサーバから到着予定時刻情報を取得する。到着予定時刻情報によって特定される到着予定時刻は、例えば2017年3月24日の16:00等である。
続くS12では、端末装置30aの制御部31が、S11で取得した到着予定時刻情報によって特定される時刻が到来したか否かを判断する。時刻は制御部31のRTC34によって計られている。到着予定時刻情報によって特定される時刻(例えば2017年3月24日の16:00)が到来した場合は、S12で制御部31がYESと判断してS13に進む。そうでない場合は、S12で制御部31がNOと判断して待機する。なお、S12で判断される到着予定時刻は、商品の到着予定時間帯の開始時刻または終了時刻であってもよい。例えば、商品の到着予定時間帯が16:00〜17:00である場合は、到着予定時刻が16:00または17:00であってもよい。
S12でYESと判断された後のS13では、端末装置30aの制御部31が、冷蔵庫20aのユーザ宛に発送された各商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着したと判断する。すなわち、制御部31は、宅配業者によって宅配される各商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着したと判断する。例えば、図6に示す発注情報に含まれる各商品情報によって特定される各商品(例えば、1個の牛乳、1個のアイスクリーム等)がユーザの元に到着したと制御部31が判断する。上記のS12で到着予定時刻が到来した場合に、S13で冷蔵庫20aのユーザの元に各商品が到着したと制御部31が判断する。
続くS14では、端末装置30aの制御部31が、冷蔵庫本体40aに取り付けられている人感センサ44が人を検知したか否かを判断する。冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内に人が存在することを人感センサ44が検知した場合は、人感センサ44から端末装置30aの制御部31に検知信号が送信される。例えば、冷蔵庫20aのユーザが冷蔵庫本体40aのドアから1mの範囲内を通過すると、冷蔵庫本体40aに取り付けられている人感センサ44がそのユーザを検知する。端末装置30aの制御部31は、人感センサ44から検知信号を受信した場合は、S14でYESと判断してS15に進む。そうでない場合は、S14で制御部31がNOと判断して待機する。
S14でYESと判断された後のS15では、端末装置30aの制御部31が、報知部37によって報知情報を報知する。報知情報は、冷蔵庫20aが設置されている家90に各商品が到着したことを確認する情報である。すなわち、報知情報は、冷蔵庫20aのユーザの元に各商品が宅配されたことを確認する情報である。図8に示すように、報知部37は、例えば「商品が無事に届きましたか?」等の報知情報を報知する。また、S15では、図8に示すように、端末装置30aの操作部36に、各商品が到着したことを確認するユーザ操作を受け付けるための画面が表示される。
続くS16では、端末装置30aの制御部31が、各商品が到着したことを確認するユーザ操作が操作部36によって受け付けられたか否かを判断する。図8に示す画面では、冷蔵庫20aのユーザが操作部36の「はい」のボタンをタッチすると、各商品が到着したことを確認するユーザ操作が操作部36によって受け付けられる。操作部36がこのユーザ操作を受け付けると、操作部36から制御部31に受け付け信号が送信される。各商品が到着したことを確認する受け付け信号が制御部31に送信される。この場合は、S16で制御部31がYESと判断してS17に進む。なお、各商品が到着したことを確認するユーザ操作は、各商品について実行されてもよいし、全ての商品について一括で実行されてもよい。一方、冷蔵庫20aのユーザが操作部36の「いいえ」のボタンをタッチすると、各商品が到着したことを確認するユーザ操作が受け付けられない。この場合は、S16で制御部31がNOと判断してS14に戻る。
S16でYESと判断された後のS17では、端末装置30aの制御部31が、上記のS10で取得した発注情報に含まれる各商品情報を、メモリ33に記憶されている在庫情報に登録する。すなわち、端末装置30aの制御部31が、図6に示す発注情報に含まれる各商品情報(例えば、1個の牛乳、1個のアイスクリーム等)を、図3に示す在庫情報に追加する。そのため、図3に示す在庫情報では、各商品情報における個数情報が増加する。例えば、牛乳、アイスクリーム等の個数が1個から2個に増加する。
端末装置30aの制御部31は、S17で各商品情報を在庫情報に登録する際に、各商品情報に対応する各保管方法情報と、メモリ33に記憶されている保管対応情報とに基づいて、各保管場所情報を特定する。すなわち、端末装置30aの制御部31は、図6に示す発注情報に含まれる各保管方法情報と、図5に示す保管対応情報とに基づいて、各保管場所情報を特定する。例えば、図6に示す発注情報では牛乳の保管方法が10℃以下であり、図5に示す保管対応情報では10℃以下の保管方法に対応する保管場所が冷蔵庫20aの冷蔵室であるので、端末装置30aの制御部31は、牛乳の商品情報に対応する保管場所情報として冷蔵庫20aの冷蔵室を特定する。同様に、端末装置30aの制御部31は、アイスクリームの商品情報に対応する保管場所情報として冷蔵庫20aの冷凍室を特定する。端末装置30aの制御部31は、ポテトチップス、シャンプー、ティッシュの各商品情報についても同様に、対応する保管場所情報としてキッチン91、納戸92のそれぞれを特定する。
そして、端末装置30aの制御部31は、特定した各保管場所情報に基づいて、在庫情報に含まれる各保管場所情報と、各商品情報とを対応させて、各商品情報を在庫情報に登録する。例えば、端末装置30aの制御部31は、図3に示すように、牛乳の商品情報と、冷蔵庫20aの冷蔵室の保管場所情報とを対応させて、牛乳の商品情報を在庫情報に登録する。同様に、端末装置30aの制御部31は、アイスクリームの商品情報と、冷蔵庫20aの冷凍室の保管場所情報とを対応させて、アイスクリームの商品情報を在庫情報に登録する。ポテトチップス、シャンプー、ティッシュの各商品情報についても同様である。
このように端末装置30aの制御部31は、S17で各商品情報を在庫情報に登録する際に、発注情報に含まれる各保管方法情報に基づいて、在庫情報に含まれる各保管場所情報と各商品情報とを対応させて、各商品情報を在庫情報に登録する。その後、図7に示すS17の処理が終了すると在庫登録処理が終了する。
以上、第1実施例に係る冷蔵庫システム1について説明した。以上の説明から明らかなように、冷蔵庫システム1は、サーバ10と、サーバ10とネットワーク50を介して通信可能な端末装置30aを有している冷蔵庫20aと、を備えている。冷蔵庫システム1のサーバ10は、端末装置30aから発注された商品を特定する商品情報(例えば、牛乳、アイスクリーム等)を含む発注情報を記憶している(図6参照)。また、冷蔵庫システム1の端末装置30aは、商品の在庫を特定する在庫情報(図3参照)を記憶しているメモリ33と、サーバ10に記憶されている発注情報(図6参照)をネットワーク50を介して取得する情報取得部38と(図7のS10参照)、情報取得部38が取得した発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したことを確認するユーザ操作を受け付けるための操作部36とを備えている。また、冷蔵庫システム1の端末装置30aは、商品が到着したことを確認するユーザ操作を操作部36が受け付けた場合に(図7のS16でYES)、情報取得部38が取得した発注情報に含まれる商品情報をメモリ33に記憶されている在庫情報に登録する制御部31を備えている(図7のS17参照)。
この構成によれば、冷蔵庫20aのユーザの元に商品が到着したことを確認するユーザ操作を端末装置30aの操作部36が受け付けた場合に、端末装置30aの制御部31が、発注情報に含まれる商品情報を在庫情報に登録することができる。そのため、端末装置30aから発注された商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着した可能性が高い場合に商品情報を在庫情報に登録することができる。
また、上記の冷蔵庫システム1では、端末装置30aのメモリ33に記憶されている在庫情報に、商品の保管場所を特定する保管場所情報が含まれている(図3参照)。また、情報取得部38が取得する発注情報には、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品の保管方法を特定する保管方法情報が含まれている(図6参照)。端末装置30aの制御部31は、商品情報を在庫情報に登録する際に、発注情報に含まれる保管方法情報に基づいて、在庫情報に含まれる保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する。
この構成によれば、保管方法情報に基づいて保管場所情報と商品情報とを適切に対応させて登録することができる。各商品情報が各保管場所情報に適切に対応付けられて在庫情報に登録される。また、保管場所情報と商品情報とが保管方法情報に基づいて自動で対応付けられるので、冷蔵庫20aのユーザの手間を低減することができる。
また、上記の冷蔵庫システム1では、端末装置30aが、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される場合に商品が到着したことを確認する報知情報を報知する報知部37を備えている(図7のS12でYES、S13、S15、図8参照)。この構成によれば、端末装置30aから発注された商品が冷蔵庫20aのユーザの元に到着した可能性が高い場合に報知情報を報知することができる。適切なタイミングで報知情報を報知することができる。
また、上記の冷蔵庫システム1では、冷蔵庫20aが、冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内に人が存在することを検知する人感センサ44を備えている。また、端末装置30aの報知部37は、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される場合であって、冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内に人が存在することを人感センサ44が検知した場合に、商品が到着したことを確認する報知情報を報知する(図7のS12でYES、S13、S14でYES、S15、図8参照)。
この構成によれば、冷蔵庫20aのユーザが冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内にいるときに報知情報が報知されるので、冷蔵庫20aのユーザが冷蔵庫20aの庫内をすぐに確認することができる。冷蔵庫20aのユーザの元に到着する商品が冷蔵庫20aに保管される商品である場合に特に利便性が向上する。
また、上記の冷蔵庫システム1では、端末装置30aの情報取得部38が、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着する予定である時刻を特定する到着予定時刻情報をネットワーク50を介して取得可能である。情報取得部38が取得した到着予定時刻情報によって特定される時刻が到来した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される(図7のS11、S12でYES、S13参照)。この構成によれば、到着予定時刻に基づいて商品の到着を判断するので、冷蔵庫20aのユーザの元に商品が到着したことを適切なタイミングで正確に判断することができる。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記の実施例に限定されるものではない。以下の説明では、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
他の実施例では、端末装置30aの情報取得部38が、図7に示すS11で到着予定時刻情報を取得した後に、取得した到着予定時刻情報が変更されたか否かを確認するためにネットワーク50に随時アクセスしてもよい。例えば、情報取得部38は、到着予定時刻情報が変更されたか否かを確認するために、毎日の6:00に宅配業者が管理するサーバにネットワーク50を介してアクセスしてもよい。また、情報取得部38は、宅配業者が管理するサーバに不定期で随時アクセスしてもよい。
また、他の実施例では、端末装置30aの報知部37が、到着予定時刻情報が変更された場合に、変更後の到着予定時刻情報によって特定される時刻を報知してもよい。例えば、情報取得部38が上記のS11で到着予定時刻情報を取得した後に、ネットワーク50に再びアクセスして変更後の到着予定時刻情報を取得した場合は、変更後の到着予定時刻情報によって特定される時刻を報知部37が報知する。また、例えば、情報取得部38が上記のS11で到着予定時刻情報を取得した後に、冷蔵庫20aのユーザが手動で到着予定時刻情報を変更した場合に、変更後の到着予定時刻情報によって特定される時刻を報知部37が報知する。この構成によれば、変更後の到着予定時刻を冷蔵庫20aのユーザに報知することができる。そのため、例えば、宅配業者の都合によって到着予定時刻に遅延が生じた場合であってもユーザが適切に対応することができる。
また、上記の第1実施例では、第1検知装置として人感センサ44を用いていたが、この構成に限定されるものではない。他の実施例では、第1検知装置としてカメラを用いてもよい。この場合は、例えば、カメラが冷蔵庫20aの周囲の所定範囲内を撮像する構成であってもよい。また、第1検知装置は、冷蔵庫本体40aのドアが開かれたことを検知するドアセンサや、冷蔵庫本体40aのドアがタッチされたことを検知するタッチセンサ等であってもよい。
また、上記の第1実施例では、図7に示すS14の処理で、端末装置30aの制御部31が、人感センサ44が人を検知したか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではなく、S14の処理を省略することもできる。
(第2実施例)
上記の第1実施例では、S17で端末装置30aの制御部31が商品情報を在庫情報に登録する際に、発注情報に含まれる保管方法情報に基づいて保管場所情報と商品情報とを対応させていたが、この構成に限定されるものではない。
第2実施例では、ユーザ操作によって保管場所情報が選択される。具体的には、第2実施例では、図9に示すように、S16でYESと判断された後にS40の処理が実行される。S40では、端末装置30aの制御部31が、保管場所情報を選択するための画面を操作部36に表示する。図10に示すように、端末装置30aの操作部36には、保管場所情報を選択するユーザ操作を受け付けるための画面が表示される。操作部36は、保管場所情報を選択するユーザ操作を受け付け可能である。図10に示す画面では、例えば冷蔵庫20aのユーザが操作部36の「冷蔵庫(冷蔵室)」のボタンをタッチすると、冷蔵庫(冷蔵室)の保管場所情報が選択される。ユーザ操作によって保管場所情報が選択される。保管場所情報が選択されると、その情報が操作部36から制御部31に送信される。なお、ユーザ操作による保管場所情報の選択は、各商品情報について実行されてもよいし、全ての商品情報について一括で実行されてもよい。続くS17では、端末装置30aの制御部31が、各商品情報を在庫情報に登録する際に、S40で選択された各保管場所情報と各商品情報とを対応させて、各商品情報を在庫情報に登録する。
以上、第2実施例に係る冷蔵庫システム1について説明した。以上の説明から明らかなように、第2実施例に係る冷蔵庫システム1では、端末装置30aの操作部36が、商品の保管場所を特定する保管場所情報を選択するユーザ操作を受け付け可能である。また、端末装置30aの制御部31が、商品情報を在庫情報に登録する際に、操作部36で選択された保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する。この構成によれば、ユーザ操作に基づいて保管場所情報と商品情報とを適切に対応させて登録することができる。冷蔵庫20aのユーザによる選択に応じて各商品情報が各保管場所情報に適切に対応付けられて在庫情報に登録される。そのため、冷蔵庫20aのユーザにとって使い勝手が向上する。
(第3実施例)
上記の第1実施例では、S17で端末装置30aの制御部31が商品情報を在庫情報に登録する際に、商品情報に含まれる保管方法情報に基づいて保管場所情報と商品情報とを対応させていたが、この構成に限定されるものではない。
第3実施例では、端末装置30aの制御部31は、商品情報を在庫情報に登録する際に、前回に対応させた保管場所情報と同じ保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する。例えば、端末装置30aの制御部31は、図3に示すように、牛乳の商品情報と、冷蔵庫20aの冷蔵室の保管場所情報とを対応させて登録した場合は、次回も、牛乳の商品情報と、冷蔵庫20aの冷蔵室の保管場所情報とを対応させて登録する。例えば、端末装置30aから異なる日に同じ商品(例えば牛乳)が発注され、異なる日に同じ商品(例えば牛乳)が冷蔵庫20aのユーザの元に到着した場合は、端末装置30aの制御部31は、後の到着日の保管場所情報を、先の到着日の保管場所情報と同じ保管場所情報とする。端末装置30aの制御部31は、後の到着日に保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する際に、先の到着日に対応させた保管場所情報と同じ保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する。端末装置30aの制御部31は、複数回にわたって同じ商品情報(例えば牛乳)を在庫情報に登録する際に、その商品情報と対応させる保管場所情報を統一する。
以上、第3実施例に係る冷蔵庫システム1について説明した。以上の説明から明らかなように、第3実施例に係る冷蔵庫システム1では、端末装置30aの制御部31が、商品情報を在庫情報に登録する際に保管場所情報と商品情報とを対応させて登録した場合は、次回に保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する際に、前回に対応させた保管場所情報と同じ保管場所情報と商品情報とを対応させて商品情報を在庫情報に登録する。この構成によれば、商品情報を在庫情報に登録する際に、前回の登録時と同様に、保管場所情報と商品情報とを適切に対応させて登録することができる。
(第4実施例)
図11及び図12に示すように、第4実施例に係る冷蔵庫システム1は、ドアセンサ54(第2検知装置の一例)を備えている。ドアセンサ54は、冷蔵庫20aが設置されている家90の玄関98のドア99に取り付けられている。ドアセンサ54は、家90の玄関98のドア99が開けられたことを検知することができる。ドアセンサ54は、冷蔵庫20aの端末装置30aと通信可能に構成されている。家90の玄関98のドア99が開けられたことをドアセンサ54が検知すると、ドアセンサ54から端末装置30aの制御部31に検知信号が送信される。
上記の第1実施例では、図7に示すS12で、端末装置30aの制御部31が、到着予定時刻が到来したか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではない。第4実施例では、図13に示すように、上記のS12に代えてS22の処理が実行される。S22では、端末装置30aの制御部31が、家90の玄関98のドア99が開かれたか否かを判断する。家90の玄関98のドア99が開かれると、ドア99に取り付けられているドアセンサ54がそれを検知して、検知信号を端末装置30aの制御部31に送信する。端末装置30aの制御部31は、ドアセンサ54から検知信号を受信した場合は、S22でYESと判断してS13に進む。そうでない場合は、S22で制御部31がNOと判断して待機する。S22で玄関98のドア99が開けられたと判断される場合に、S13で冷蔵庫20aのユーザの元に各商品が到着したと制御部31が判断する。
以上、第4実施例に係る冷蔵庫システム1について説明した。以上の説明から明らかなように、第4実施例に係る冷蔵庫システム1は、冷蔵庫20aが設置されている家90の玄関98のドア99が開けられたことを検知するドアセンサ54を備えている。冷蔵庫20aが設置されている家90の玄関98のドア99が開けられたことをドアセンサ54が検知した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される(図13のS22でYES、S13参照)。この構成によれば、冷蔵庫20aのユーザの元に商品が到着したことを適切なタイミングで正確に判断することができる。
(第5実施例)
図14及び図15に示すように、第5実施例に係る冷蔵庫システム1は、宅配ボックス89と、ボックスセンサ55(第3検知装置の一例)とを備えている。宅配ボックス89は、冷蔵庫20aが設置されている家90の玄関98の外に設置されている。宅配ボックス89は、玄関98のドア99の近傍に設置されている。この宅配ボックス89は、商品を保管することができる。例えば、冷蔵庫20aのユーザが不在である場合に、宅配業者が、冷蔵庫20aのユーザの元に宅配した商品を宅配ボックス89内に入れる。
ボックスセンサ55は、例えば宅配ボックス89の底部に取り付けられている。ボックスセンサ55は、宅配ボックス89内に商品が存在することを検知することができる。例えば、宅配業者が宅配ボックス89内に商品を入れると、ボックスセンサ55が、宅配ボックス89内に商品が存在することを検知する。ボックスセンサ55は、冷蔵庫20aの端末装置30aと通信可能に構成されている。宅配ボックス89内に商品が存在することをボックスセンサ55が検知すると、ボックスセンサ55から端末装置30aの制御部31に検知信号が送信される。
上記の第1実施例では、図7に示すS12で、端末装置30aの制御部31が、到着予定時刻が到来したか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではない。第5実施例では、図16に示すように、上記のS12に代えてS32の処理が実行される。S32では、端末装置30aの制御部31が、宅配ボックス89内に商品が存在するか否かを判断する。宅配ボックス89内に商品が存在する場合は、ボックスセンサ55がそれを検知して、検知信号を端末装置30aの制御部31に送信する。端末装置30aの制御部31は、ボックスセンサ55から検知信号を受信した場合は、S32でYESと判断してS13に進む。そうでない場合は、S32で制御部31がNOと判断して待機する。S32で宅配ボックス89内に商品が存在すると判断される場合に、S13で冷蔵庫20aのユーザの元に各商品が到着したと制御部31が判断する。
以上、第5実施例に係る冷蔵庫システム1について説明した。以上の説明から明らかなように、第5実施例に係る冷蔵庫システム1は、冷蔵庫20aが設置されている家90の玄関98の外に設置されている宅配ボックス89と、宅配ボックス89内に商品が存在することを検知するボックスセンサ55とを備えている。宅配ボックス89内に商品が存在することをボックスセンサ55が検知した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される(図16のS32でYES、S13参照)。この構成によれば、冷蔵庫20aのユーザの元に商品が到着したことを適切なタイミングで正確に判断することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:冷蔵庫システム、10:サーバ、20:冷蔵庫、30:端末装置、31:制御部、35:表示部、36:操作部、37:報知部、38:情報取得部、40:冷蔵庫本体、44:人感センサ、50:ネットワーク、54:ドアセンサ、55:ボックスセンサ、89:宅配ボックス

Claims (11)

  1. サーバと、
    前記サーバとネットワークを介して通信可能な端末装置を有している冷蔵庫と、を備えている冷蔵庫システムであって、
    前記サーバは、前記端末装置から発注された商品を特定する商品情報を含む発注情報を記憶しており、
    前記端末装置は、
    商品の在庫を特定する在庫情報を記憶している記憶部と、
    前記サーバに記憶されている発注情報を前記ネットワークを介して取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したことを確認するユーザ操作を受け付けるための操作部と、
    前記ユーザ操作を前記操作部が受け付けた場合に、前記情報取得部が取得した発注情報に含まれる商品情報を前記記憶部に記憶されている在庫情報に登録する制御部と、を備えている冷蔵庫システム。
  2. 前記記憶部に記憶されている在庫情報には、商品の保管場所を特定する保管場所情報が含まれており、
    前記情報取得部が取得する発注情報には、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品の保管方法を特定する保管方法情報が含まれており、
    前記制御部は、商品情報を在庫情報に登録する際に、発注情報に含まれる保管方法情報に基づいて、在庫情報に含まれる保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する、請求項1に記載の冷蔵庫システム。
  3. 前記操作部は、商品の保管場所を特定する保管場所情報を選択するユーザ操作を受け付け可能であり、
    前記制御部は、商品情報を在庫情報に登録する際に、前記操作部で選択された保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する、請求項1に記載の冷蔵庫システム。
  4. 前記制御部は、商品情報を在庫情報に登録する際に保管場所情報と商品情報とを対応させて登録した場合は、次回に保管場所情報と商品情報とを対応させて登録する際に、前回に対応させた保管場所情報と同じ保管場所情報と商品情報とを対応させて商品情報を在庫情報に登録する、請求項2または3に記載の冷蔵庫システム。
  5. 前記端末装置は、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される場合に商品が到着したことを確認する報知情報を報知する報知部を備えている、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫システム。
  6. 前記冷蔵庫は、前記冷蔵庫の周囲の所定範囲内に人が存在することを検知する第1検知装置を備えており、
    前記報知部は、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される場合であって、前記冷蔵庫の周囲の所定範囲内に人が存在することを前記第1検知装置が検知した場合に、商品が到着したことを確認する報知情報を報知する、請求項5に記載の冷蔵庫システム。
  7. 前記情報取得部は、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着する予定である時刻を特定する到着予定時刻情報を前記ネットワークを介して取得可能であり、
    前記情報取得部が取得した到着予定時刻情報によって特定される時刻が到来した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される、請求項5または6に記載の冷蔵庫システム。
  8. 前記情報取得部は、到着予定時刻情報が変更されたか否かを確認するために前記ネットワークに随時アクセスする、請求項7に記載の冷蔵庫システム。
  9. 前記報知部は、到着予定時刻情報が変更された場合に、変更後の到着予定時刻情報によって特定される時刻を報知する、請求項7または8に記載の冷蔵庫システム。
  10. 前記冷蔵庫が設置されている家の玄関のドアが開けられたことを検知する第2検知装置を更に備えており、
    前記冷蔵庫が設置されている家の玄関のドアが開けられたことを前記第2検知装置が検知した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される、請求項5または6に記載の冷蔵庫システム。
  11. 前記冷蔵庫が設置されている家の玄関の外に設置されているボックスと、
    前記ボックス内に商品が存在することを検知する第3検知装置と、を更に備えており、
    前記ボックス内に商品が存在することを前記第3検知装置が検知した場合に、発注情報に含まれる商品情報によって特定される商品が到着したと判断される、請求項5または6に記載の冷蔵庫システム。
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