JP2020040274A - 携帯型画像形成装置 - Google Patents

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雅俊 石田
安藤 貴之
Takayuki Ando
貴之 安藤
洋平 小山内
Yohei Osanai
洋平 小山内
聡 奈良井
Satoshi Narai
聡 奈良井
智也 藤井
Tomoya Fujii
智也 藤井
国彦 西岡
Kunihiko Nishioka
国彦 西岡
宗和 平田
Munekazu Hirata
宗和 平田
真志 大田
Masashi Ota
真志 大田
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Abstract

【課題】走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することができ、記録材上の所望の位置に画像を形成することを容易にする。【解決手段】携帯型画像形成装置1であって、当該携帯型画像形成装置の側面33に、ユーザーが指を当てる指当て部38Bが設けられ、走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部61,62が、走査直交方向において前記指当て部から外れた位置に配置されている。【選択図】図8

Description

本発明は、携帯型画像形成装置に関するものである。
従来、携帯型画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1には、ユーザーが装置本体を片手で把持して記録材上で走査することにより、当該記録材に画像を形成するハンディモバイルタイプのインクジェットプリンタ(携帯型画像形成装置)が開示されている。
ところが、従来の携帯型画像形成装置では、画像形成時の走査方向に対して直交する走査直交方向の画像形成位置をユーザーが適切に把握することができず、記録材上の所望の位置に画像を形成することが難しいという課題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、携帯型画像形成装置であって、当該携帯型画像形成装置の側面に、ユーザーが指を当てる指当て部が設けられ、走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部が、走査直交方向において前記指当て部から外れた位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することができ、記録材上の所望の位置に画像を形成することが容易になる。
実施形態に係るHMPを斜め上方から見た外観斜視図。 HMP本体から、カバー部材を取り外した状態を示す外観斜視図。 スペーサー部材を離脱させた状態のHMP本体を斜め下方から見た外観斜視図。 HMP本体で記録材上に画像形成する様子を示す説明図。 HMP本体の電気回路の一部を示すブロック図。 スペーサー部材を装着した状態のHMP本体を斜め下方から見た外観斜視図。 ローラ非接触形態のHMP本体が湾曲軌道に沿って移動操作されている様子を示す説明図。 (a)は、印字ガイドを収納位置に閉じた状態のHMP本体を斜め上方から見た外観斜視図。(b)は、印字ガイドを使用位置まで開いた状態のHMP本体を斜め上方から見た外観斜視図。 (a)は、印字ガイドを収納位置に閉じた状態のHMP本体の平面図。(b)は、印字ガイドを使用位置まで開いた状態のHMP本体1の平面図。 印字ガイドを使用位置まで開いた状態のHMP本体を記録面側から見た底面図。 使用位置まで開いた状態の印字ガイドと画像形成位置との関係を示す説明図。 HMP本体から開いた状態の印字ガイドを示す平面図。 印字ガイドを使用位置まで開いた状態のHMP本体の背面図。 印字ガイドを使用位置まで開いた状態のHMP本体の左側面図。 印字ガイドを取り外したときのHMP本体の左側面図。 印字ガイドの拡大図。 HMP本体の使用時に、HMP本体をユーザーが片手で把持している様子を示す説明図。
以下、本発明を、携帯型画像形成装置であるハンディモバイル型インクジェットプリンタ(以下、HMPという)に適用した一実施形態について説明する。
まず、実施形態に係るHMPの装置本体の基本的な構成について説明する。
図1は、実施形態に係るHMP10を斜め上方から見た外観斜視図である。
図2は、HMP10の装置本体であるHMP本体1から、カバー部材8を取り外した状態を示す外観斜視図である。
本実施形態に係るHMP10は、HMP本体1と、HMP本体1に対して着脱可能な着脱部材であるスペーサー部材4と、スペーサー部材4が装着されたHMP本体1に対してスペーサー部材4を挟んで装着可能な装着部材であるカバー部材8とから構成されている。カバー部材8は、ABS樹脂などの樹脂製であり、その内壁面上に凹部81が形成されている。HMP本体1にカバー部材8が取り付けられると、HMP本体1に設けられる2つの突起部16(1つは不図示)が、カバー部材8に設けられる2つの凹部81(1つは不図示)に、それぞれスナップフィットによって引っ掛かる。これにより、HMP本体1にカバー部材8が取り付けられた状態が保持される。HMP本体1からカバー部材8を取り外す場合、ユーザーはHMP本体1をカバー部材8から引き抜くことで、スナップフィットにより引っ掛かっていた突起部16が凹部81から外れ、HMP本体1からカバー部材8を取り外すことができる。
図3は、スペーサー部材4をHMP本体1から離脱させた状態のHMP本体1とスペーサー部材4を斜め下方から見た外観斜視図である。
同図に示されるHMP本体1は、上部ユニット2と下部ユニット3とから主に構成されている。HMP本体1は、全体的におおよそ直方体形状をなしており、その走査方向(=印字方向:図中矢印X方向)の長さは、ユーザーが掌で掴める程度である。
HMP本体1の筐体は、後述するインクジェットヘッドの記録部(画像形成部)を用紙などの記録材に対面させる対向面である記録面30、これの反対面である上面31、記録面30における走査方向(図中矢印X方向)に対して直交する方向(図中矢印Y方向、以下「走査直交方向」という。)に延在する左側面32などを有している。また、走査直交方向に延在する右側面33、走査方向(X方向)に延在する背面34、走査方向に延在する正面35なども有している。HMP本体1は、通常、記録面30を鉛直方向下方に向けつつ、上面31を鉛直方向上方に向ける姿勢で使用される。
上面31には、画像形成操作部としてのプリントボタン14と、電源操作部としての電源ボタン15とが設けられている。また、上部ユニット2の左側面32側には、USB接続口6が設けられている。USB接続口6はUSBケーブルを接続するためのものである。HMP本体1の中に装着された充電式のバッテリーに対し、USB接続口6に接続したUSBケーブルを介して外部の電源から電力を供給することで、バッテリーを充電することができる。
下部ユニット3の正面35側には、下部ユニット3の幅狭部37よりも幅の広い上部ユニット2の幅広部21が位置している。下部ユニット3の幅狭部37の左右側面32,33には、ユーザーがHMP本体1を把持して使用する際に手の指を当てる位置(通常は、親指と、中指、薬指又は小指とをそれぞれ当てる位置)に、指当て部としての把持形状部38A,38Bが形成されている。ユーザーは、使用時、すなわち、画像形成のためにHMP本体1を記録材の表面上で走査方向(図中矢印X方向)に移動させる時には、幅広部21が手首側にくるようにして、左右側面32,33の各把持形状部38A,38Bにそれぞれ当てた指で下部ユニット3を挟み込むようにHMP本体1を把持する。
本実施形態の把持形状部38A,38Bは、指の腹が引っ掛かる程度の浅い凹部あるいは溝によって構成され、ユーザーが把持したときに指が僅かに引っ掛かるように構成されている。なお、指当て部の形態は、上述したような凹形状や溝形状のものに限らず、例えば突起のような凸形状のものであってもよい。また、ユーザーが指を当てる位置を認識できるものであれば、形状によるものに限らず、その形状に代えて又はその形状と併せて、側面32,33の本体とは異なる色に着色した枠線等の図柄によるものであってもよい。
走査直交方向において幅広部21が幅狭部37に比べて幅広になっているのは、カバー部材8をHMP本体1に取り付けたときに幅広部21の外壁面とカバー部材8の外壁面とが、図1に示すように略平面となるようにするためである。
ユーザーは電源ボタン15を長押しすることによってHMP本体1の電源の入切(ON/OFF)を切り替えることができる。このように、電源ボタン15の長押しにより電源が切れるようにすることで、後述するように、画像形成動作期間中における電源ボタン15の誤操作の抑制に寄与することができる。電源を入れた状態では、スマートフォンなどとの無線通信により、HMP本体1の上部ユニット2内に設けられた制御基板に対して画像情報を取得させることができる。その後、記録面30を記録材の表面に対面させる姿勢でHMP本体1を記録材の表面上に置いた後、プリントボタン14を一度押してから、図4に示すようにHMP本体1を走査方向(X方向)に沿って移動させることで、記録材Pの表面に画像を形成することができる。なお、HMP本体1は、ユーザーの移動操作(手動走査)によって走査方向に沿って往復移動させる場合、往路と復路のそれぞれで、記録材の表面に画像を形成することができる。
記録材Pは、用紙などの紙類に限定されるものではなく、OHP、布、段ボール、包装容器、ガラス、基板などのあらゆる画像形成対象が含まれる。
上部ユニット2は下部ユニット3に対して開閉するように下部ユニット3に支持されている。下部ユニット3の内部には、記録部とインクタンクとを一体で備えるインクタンク一体型のインクジェットヘッド40(インクカートリッジ)が装着されている。このとき、インクの液滴を吐出する記録部が鉛直方向下方に向けられる。このインクジェットヘッド40は、記録部からインクの液滴を吐出して画像を記録することで画像形成を行うものである。
図3に示すように、HMP本体1の記録面30には、下部ユニット3内に装着されたインクジェットヘッド40の記録部を外部に露出させるための開口30aが設けられている。インクジェットヘッド40の記録部は、複数の吐出孔41を有しており、圧電素子の駆動によってそれぞれの吐出孔41からインクの液滴を個別に吐出することが可能である。
インクジェットヘッド40においては、インクを吐出するための駆動源として、積層型圧電素子や薄膜型圧電素子等を用いた電気機械変換素子(圧電アクチュエータ等)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子、振動板と対向電極とからなる静電アクチュエータなどを用いることができる。
記録部の吐出孔41から吐出されるインク(液体)は、吐出孔41から吐出可能な粘度や表面張力を有する液体であればよく、特に限定されないが、常温常圧下において、又は加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下になるものであることが好ましい。具体的には、インク(液体)は、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、等を含む溶液、懸濁液、乳濁液等である。これらは、例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
記録面30には、記録材上におけるHMP本体1の位置を検知する検知手段としての位置検知センサー59、回転可能な左側第一ローラ17a、左側第二ローラ17b、右側第一ローラ18a、右側第二ローラ18bなどが設けられている。
HMP本体1はユーザーによって走査方向に移動操作されるときに、記録材の表面上に接触している前述した4つのローラを転動させる。このようなローラが設けられていることで、ユーザーはHMP本体1を走査方向に沿って直進させることができ、走査方向に往復移動させることができる。このとき、記録材の表面や記録材を載せた台の表面に接触するのは、HMP本体1に設けられる4つのローラだけであり、記録面30と記録材の表面との間を所定の距離だけ離間させている。このため、インクジェットヘッド40の記録部と記録材の表面との距離が一定に保たれ、所望の高画質の画像を形成することができる。
位置検知センサー59は、記録材の表面までの距離や表面状態(例えば凹凸)を検知したり、HMP本体1の移動距離を検知したりするセンサーであり、例えばパソコンの光学式マウス(ポインティングデバイス)などで使用されているものと同様のものを利用できる。位置検知センサー59は、HMP本体1が置かれている場所(記録材)に光を照射し、その部分の状態を「模様」として読み取る。そして、位置検知センサー59の動きに対してその「模様」がどのように移動するのかを連続して捉えることで、移動量を算出する。
図5は、HMP本体1の電気回路の一部を示すブロック図である。
制御基板57は、各種の演算処理やプログラム実行を行うCPU55、近距離無線通信用のBt(Bluetooth(登録商標))基板52、データを一時記憶するRAM53、ROM54、記録制御部56などを有している。この制御基板57は、上部ユニット2の中空内において、USB接続口6の裏側の位置に固定されている。
Bt基板52は、スマートフォンやタブレット端末などの外部機器との近距離無線通信(Bluetooth通信)によってデータ通信を行うものである。また、ROM54は、HMP本体1のハードウェア制御を行うファームウェアや、インクジェットヘッド40の駆動波形データ等を格納するものである。また、記録制御部56は、インクジェットヘッド40を駆動させるためのデータ処理を実行したり、駆動波形を生成したりするものである。
制御基板57には、ジャイロセンサー58、位置検知センサー59、LEDランプ14a,15a、インクジェットヘッド40、プリントボタン14、電源ボタン15、バッテリー51などが電気的に接続されている。
ジャイロセンサー58は、周知の技術により、HMP本体1の傾きや回転角度を検知して、その結果を制御基板57に送信するものである。LEDランプ14aは、プリントボタン14における光透過性の材料からなる外装カバーの内部に設けられ、プリントボタン14を発光させるものである。同様に、LEDランプ15aは、電源ボタン15における光透過性の材料からなる外装カバーの内部に設けられ、電源ボタン15を発光させるものである。
電源ボタン15を押してHMP本体1の電源を入れると、各モジュールに電力が供給され、CPU55はROM54に格納されているプログラムに基づいて起動動作を開始し、プログラムや各データをRAM53に展開する。画像データを外部機器から近距離無線通信によって受信すると、記録制御部56は、受信した画像データに応じた駆動波形を生成する。そして、位置検知センサー59によって検知された記録材の表面上の位置に応じた画像を形成するようにインクジェットヘッド40からのインクの吐出を制御する。
また、制御基板57は、外部機器との近距離無線通信によって画像データを取得すると、LEDランプ14aを点滅させることで、光透過性のあるプリントボタン14を発光点滅させる。これを見たユーザーは、HMP本体1が画像データの取得中であることを知ることができる。制御基板57は、画像データの取得が完了して画像形成動作が可能な状態になると、LEDランプ14aの点滅を連続点灯に変更する。これを見たユーザーは、画像形成動作が可能な状態になったことを知り、HMP本体1を記録材上に置いてプリントボタン14を押す。
一方、制御基板57は、LEDランプ14aを連続点灯にしたら、プリントボタン14が押されるのを待機する。そして、プリントボタン14が押されると、LEDランプ14aを点滅させることで、プリントボタン14を発光点滅させる。これを見たユーザーは、画像形成動作中になったことを知り、HMP本体1の走査方向への移動操作(手動走査)を開始する。
HMP本体1の移動操作(手動走査)を終えたユーザーは、プリントボタン14をもう一度押す。これにより、制御基板57は、LEDランプ14aを消灯させて、プリントボタン14の発光を停止させる。また、プリントボタン14を押さずにHMP本体1を記録材から取り上げて、卓上などにそのまま置いたり、カバー部材8に取り付けて置いたりする場合もある。この場合、位置検知センサー59は、HMP本体1が記録材上から取り上げられたときに、位置の検知ができなくなるので、制御基板57は、位置検知センサー59が位置を検知しなくなったタイミングで、LEDランプ14aを消灯させて、プリントボタン14の発光を停止させる。
なお、移動操作(手動走査)中にプリントボタン14を押し続ける必要はない。移動操作に先立ってプリントボタン14を押して離せば、位置検知センサー59による検知結果に基づく画像形成処理が、画像形成の終了まで、プリントボタン14がもう一度押されるまで、あるいは、位置検知センサー59による位置検知不能まで、継続される。
HMP本体1は、左側ローラユニット17と、右側ローラユニット18とを有している。左側ローラユニット17は、HMP本体1の走査方向(X方向)における左側面32側の端部に取り付けられる。また、右側ローラユニット18は、HMP本体1の走査方向における右側面33側の端部に取り付けられる。
左側ローラユニット17は、金属製の軸部材17cと、これの長手方向における一端側に固定された左側第一ローラ17aと、他端側に固定された左側第二ローラ17bとを具備している。左側第一ローラ17a及び左側第二ローラ17bは、それぞれ、ゴムなどの摩擦抵抗の大きな材料からなる。
右側ローラユニット18は、金属製の軸部材18cと、これの長手方向における一端側に固定された右側第一ローラ18aと、他端側に固定された右側第二ローラ18bとを具備している。右側第一ローラ18a及び右側第二ローラ18bも、それぞれ、ゴムなどの摩擦抵抗の大きな材料からなる。
左側ローラユニット17は、軸部材17cの長手方向における両端付近のそれぞれがHMP本体1に固定された滑り軸受けに係合することで、滑り軸受けに回転可能に保持される。右側ローラユニット18も左側ローラユニット17と同様にして、HMP本体1に固定された滑り軸受け72に回転可能に保持される。
左側ローラユニット17や右側ローラユニット18は、HMP本体1の走査方向(X方向)への直進走行性を高めるためのものである。互いに軸部材17cに固定された左側第一ローラ17aと左側第二ローラ17bとが一体的に回転しつつ、互いに軸部材18cに固定された右側第一ローラ18aと右側第二ローラ18bとが一体的に回転することで、直進走行性を高める。
本実施形態のHMP本体1は、走査直交方向(Y方向)において、記録部の位置から外れた位置を、ローラユニット17,18における各ローラ17a,17b,18a,18bの配設位置にしている。このような配設位置では、HMP本体1を移動操作しているときに、形成直後画像部分に対してローラ17a,17b,18a,18bが接触することがない。よって、ローラ17a,17b,18a,18bの接触によって画像が乱れるのを回避することができる。
ローラユニット17,18の回転軸としての軸部材17c,18cとしては、上述したように金属製のものを用いている。非金属製のものを用いる構成に比べて、HMP本体1の移動操作中における軸部材の撓みを抑えることで、軸部材の撓みでHMP本体1の走行を不安定化させることによる画像の乱れを抑えることができる。更には、軸部材として小径のものを用いてHMP本体1の小型化を図ることもできる。
ここで、本実施形態のHMP本体1のようにローラ17a,17b,18a,18bを備えた構成においては、上述したとおり、ユーザーがHMP本体1を走査方向へ移動操作(手動走査)するときの直進走行性を確保できる。しかしながら、HMP本体1を湾曲軌道に沿って移動操作するときには、ローラ17a,17b,18a,18bが湾曲軌道に沿った移動操作を妨げ、良好な手動走査の邪魔になる。
また、一行目の記録を行った後に続けて二行目の記録を行う場合、位置検知センサー59による位置検知が不能にならないように、記録面30を記録材の表面に対向させた姿勢のまま、走査直交方向へHMP本体1を移動させる改行操作が必要となる。この改行操作においても、HMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bが走査直交方向への移動を妨げ、良好な改行操作の邪魔になる。
そこで、本実施形態のHMP10は、HMP本体1の記録面30に対して着脱可能なスペーサー部材4を設け、スペーサー部材4の着脱によってHMP10の使用形態を切り替えられるようになっている。具体的には、記録材Pを載置された台の表面又は記録材Pの表面にローラ17a,17b,18a,18bを接触させて転動させながら走査するローラ接触形態と、当該表面にローラ17a,17b,18a,18bを接触させないローラ非接触形態とにすることができる構成になっている。
図6は、スペーサー部材4をHMP本体1に装着した状態のHMP本体1を斜め下方から見た外観斜視図である。
HMP本体1からスペーサー部材4を離脱させた場合、HMP10は、図3に示すように、記録材P等の表面にHMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bを接触させて転動させながら走査するローラ接触形態で使用できる。これにより、ローラ17a,17b,18a,18bによる直進走行性によって、ユーザーはHMP本体1を容易に走査方向に沿って真っ直ぐに移動操作することができ、適切な画像を形成することができる。一方、HMP本体1の記録面30にスペーサー部材4を装着すると、HMP10は、図6に示すように、記録材P等の表面にHMP本体1のローラ17a,17b,18a,18bを接触させないで走査するローラ非接触形態で使用できる。
スペーサー部材4は、下部ユニット3の記録面30に対して磁石で着脱されるようになっている。具体的には、スペーサー部材4には、HMP本体1の記録面30にスペーサー部材4を装着したとき、記録面30に露出している2つの磁性体である締結部材としての金属ネジのネジ頭39aに対向する位置に、それぞれ磁石42が位置するように設けられている。なお、本実施形態1では、スペーサー部材4に設けられる磁性体が金属ネジ等の締結部材である例で説明するが、スペーサー部材4の金属フレーム等のフレーム部材であってもよい。このようなフレーム部材は、通常、剛性を確保するために金属製であり、磁性体として利用できる。
また、図3に示すように、下部ユニット3の記録面30とスペーサー部材4との位置合わせのため、記録面30上には、位置合わせ突起39bと位置合わせ孔39cとが形成されている。そして、スペーサー部材4には、これらに対応する位置に、位置合わせ突起39bが入り込む位置合わせ孔43と、位置合わせ孔39cに入り込む位置合わせ突起が形成されている。これらの位置合わせ突起及び位置合わせ孔が相手側の位置合わせ孔及び位置合わせ突起と嵌り合うように、記録面30に対してスペーサー部材4が適切に位置合わせされると、スペーサー部材4上の磁石42が記録面30のネジ頭39aに対向し、図6に示すように、磁石42の磁力によってスペーサー部材4が記録面30に装着、保持される。
スペーサー部材4は、その本体がABS樹脂などの樹脂製であり、その記録材対向面(装着時に記録面30と対面する側とは反対側の面)には、HMP本体1を三点支持するための3つの突起44が設けられている。HMP本体1の記録面30に装着されたスペーサー部材4の突起44の先端は、ローラ17a,17b,18a,18bよりも記録面30に対して記録材Pと対向する方向に遠い位置にある。このため、スペーサー部材4を装着した状態のHMP本体1が記録材P上に置かれると、突起44の先端が記録面30の表面に接触し、ローラ17a,17b,18a,18bを記録材Pの表面から浮かせる。これにより、HMP10はローラ非接触形態となる。
ローラ非接触形態でHMP10を使用する場合、ユーザーは、HMP本体1を把持して、スペーサー部材4が装着された状態の記録面30が記録材Pの表面に対面するように置く。このとき、HMP本体1は、スペーサー部材4の3つの突起44によって、ローラ17a,17b,18a,18bが記録材Pの表面から浮いた状態で、記録材P上に三点支持される。そして、ユーザーは、記録材Pの表面に3つの突起44を摺動させるようにしてHMP本体1を移動操作(手動走査)し、記録材P上に画像を形成することができる。
図7は、湾曲軌道に沿って移動操作されているローラ非接触形態のHMP本体1を示す斜視図である。
ローラ非接触形態では、ローラ17a,17b,18a,18bが記録材Pの表面から浮いた状態であるため、HMP本体1を走査方向(X方向)とは異なる方向への移動操作(手動走査)が、ローラ17a,17b,18a,18bによって邪魔されることがない。そのため、ローラ接触形態に比べて、HMP本体1の湾曲走行性が向上する。よって、湾曲軌道に沿ったHMP本体1の移動操作を容易に行うことができる。
また、走査方向に沿って一行目の記録を行った後、走査直交方向の異なる位置に走査方向に沿って二行目の記録を行う場合、記録面30を記録材の表面に対向させた姿勢のまま、走査直交方向へHMP本体1を移動させる改行操作を行う場合にも、ローラ17a,17b,18a,18bによって邪魔されることがない。よって、ローラ接触形態に比べて、改行操作時の操作性が向上する。なお、ローラ非接触形態では、ローラ17a,17b,18a,18bによる直進走行性が得られないため、ユーザーは、ローラ17a,17b,18a,18bの補助がない状態で、走査方向へ直進させる必要がある。
本実施形態のスペーサー部材4に設けられる3つの突起44は、いずれも、走査直交方向(Y方向)において、インクジェットヘッド40の記録部(複数の吐出孔41)の位置から外れた位置に配設されている。これにより、ローラ非接触形態での画像形成時に、形成直後画像部分を突起44で擦って画像を乱してしまうことを防止することができる。
次に、本実施形態における印字ガイド60A,60Bについて説明する。
図8(a)は、印字ガイド60Bを収納位置に閉じた状態のHMP本体1を斜め上方から見た外観斜視図であり、図8(b)は、印字ガイド60Bを使用位置まで開いた状態のHMP本体1を斜め上方から見た外観斜視図である。
図9(a)は、印字ガイド60A,60Bを収納位置に閉じた状態のHMP本体1の平面図であり、図9(b)は、印字ガイド60A,60Bを使用位置まで開いた状態のHMP本体1の平面図である。
本実施形態のHMP本体1には、画像形成時の走査方向(X方向)に対して直交する走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部が形成された指示部材としての印字ガイド60A,60Bが設けられている。本実施形態の印字ガイド60A,60Bは、HMP本体1の左右側面32,33にそれぞれ設けられ、印字ガイド60A,60Bの下端部に設けられる回転軸63(図16参照)がHMP本体1に設けられた軸受孔32c,33c(図15参照)に取り付けられている。印字ガイド60A,60Bは、この回転軸63回りに回動することで、図8(a)や図9(a)に示す収納位置と図8(b)や図9(b)に示す使用位置とに切り替え可能となっている。
印字ガイド60A,60Bの使用位置とは、画像形成時に走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部を機能させる姿勢をとる位置である。印字ガイド60A,60Bの収納位置とは、印字ガイド60A,60Bが使用位置から移動することで、印字ガイド60A,60Bを含むHMP本体1の外形寸法が使用位置よりも小さくなる位置であれば、特に制限はない。本実施形態では、印字ガイド60A,60Bが入り込む収納溝32a,33aがHMP本体1の左右側面32,33に形成されており(図14参照)、収納位置は、印字ガイド60A,60Bが収納溝32a,33aに入り込む位置である。
印字ガイド60A,60Bの上端部には、印字ガイド60A,60Bが収納溝32a,33aに入り込むときに、収納溝32a,33aの内壁面に形成されている凹部にはまり込む凸部が形成されている。これにより、収納位置に位置する印字ガイド60A,60Bは、HMP本体1に対してスナップフィットにより保持される。
図10は、印字ガイド60A,60Bを使用位置まで開いた状態のHMP本体1を記録面側から見た底面図である。
HMP本体1の記録面30に露出しているインクジェットヘッド40の記録部には、複数の吐出孔41が走査直交方向(Y方向)に並べられた1又は2列以上の吐出孔列が形成されている。HMP本体1を走査することで、この吐出孔列が存在する走査直交方向の領域(印字幅領域)に画像が形成されるので、吐出孔列の走査直交方向長さは、1回の走査によって形成される画像の走査直交方向最大長さである。本実施形態において、印字ガイド60A,60Bの走査直交方向長さは、吐出孔列の長さとほぼ一致しており、1回の走査によって形成される画像の走査直交方向最大長さに略一致する。
図11は、使用位置まで開いた状態の印字ガイド60A,60Bと画像形成位置との関係を示す説明図である。
記録材P上に画像を形成する場合、ユーザーはプリントボタン14を押して走査方向(X方向)に沿って図中左から右へとHMP本体1を移動操作(手動走査)する。これにより、HMP本体1が走査方向へ移動しながら複数の吐出孔41からインクが吐出され、記録材P上には、図11に示すように、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」の順に画像が形成される。
本実施形態において、走査方向(X方向)における画像形成位置は、移動操作(手動走査)の開始位置にHMP本体1を置いた時のHMP本体1の右側面33が位置する記録材上の地点から画像が形成されるように設定される。一方、走査直交方向(Y方向)における画像形成位置は、移動操作(手動走査)の開始位置にHMP本体1を置いた時のHMP本体1の吐出孔41が対向する記録材上の領域内に設定される。吐出孔41は記録面30に設けられており、HMP本体1を記録材P上に置いた状態では、ユーザーは吐出孔41を視認することができず、吐出孔41の位置を確認して走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を把握することはできない。
そのため、本実施形態のHMP本体1では、印字ガイド60A,60Bを設け、ユーザーが印字ガイド60A,60Bを見ることで、走査方向(X方向)へ手動走査したときに形成されることになる画像の走査直交方向位置を把握できるようにしている。
特に、本実施形態の印字ガイド60A,60Bには、走査直交方向(Y方向)における画像中央位置Ybを指し示す指示部が形成されているため、ユーザーは、走査方向(X方向)へ手動走査したときに形成されることになる画像の走査直交方向位置を、より正確に把握することができる。
図12は、HMP本体1から開いた状態の印字ガイド60A,60Bを示す平面図である。
本実施形態における印字ガイド60A,60Bは、ユーザーが透過して画像を視認可能な程度の透明性を有する透明性部材で構成されている。これにより、ユーザーは、印字ガイド60A,60BをHMP本体1から開いた使用位置に切り替えた状態でも、その印字ガイド60A,60Bの下方に存在する記録材上の画像等を印字ガイド60A,60Bを介して視認することが可能である。
本実施形態の印字ガイド60A,60Bは、走査方向(X方向)に長尺な形状をなしている。各印字ガイド60A,60Bには、その長尺方向(走査方向)の略全域にわたって、長尺指示部としての指示突起61が形成されている。この指示突起61は、印字ガイド60A,60Bの走査直交方向両端部の中央を通り、当該両端部に沿って平行に延びている。印字ガイド60A,60Bの走査直交方向両端部は、上述したように、複数の吐出孔41からなる吐出孔列が存在する走査直交方向の領域(印字幅領域)の両端部に対応するように位置している。したがって、指示突起61は、印字幅領域の走査直交方向中央位置すなわち画像中央位置に対応するように位置している。
このような指示突起61が印字ガイド60A,60Bに形成されていることで、例えば、記録材P上に描かれている罫線に沿って画像を形成する場合、使用位置の印字ガイド60A,60B上の指示突起61が罫線と平行になるようにHMP本体1を記録材P上に置いて走査することで、罫線に沿った適切な位置に画像を記録材P上に形成できる。
なお、印字ガイド60A,60Bに形成される長尺指示部の形態は、上述したような指示突起61の凸形状のものに限らず、例えば指示溝のような凹形状のものであってもよい。また、このような形状によって指示するものに限らず、その形状に代えて又はその形状と併せて、印字ガイド60A,60Bの本体とは異なる色に着色した直線等の図柄によって指示するものであってもよい。
また、本実施形態の印字ガイド60A,60Bは、その走査方向端部に形成された切り欠き指示部62を有している。この切り欠き指示部62は、図12に示すように、走査方向端部から内部に向けて先細る三角形状の切り欠きによって構成され、その三角形状の頂点(先細りの先端)が印字ガイド60A,60Bの走査直交方向両端部の中央に位置している。したがって、上述した指示突起61と同様に、切り欠き指示部62は、印字幅領域の走査直交方向中央位置すなわち画像中央位置に対応するように位置している。
このような切り欠き指示部62が印字ガイド60A,60Bに形成されていることで、例えば、使用位置の印字ガイド60A,60B上の切り欠き指示部62が走査直交方向における目標の画像形成位置に一致するようにHMP本体1を記録材P上に置いて走査することで、走査直交方向における適切な位置に画像を記録材P上に形成できる。
なお、印字ガイド60A,60Bに形成される切り欠き指示部62の形態は、走査方向端部から内部に向けて先細る三角形状のものに限られず、適宜選択することができる。また、このような切り欠き指示部に対し、印字ガイド60A,60Bの本体とは異なる色の着色を施してもよい。
図13は、印字ガイド60A,60Bを使用位置まで開いた状態のHMP本体1の背面図である。
本実施形態のHMP本体1のようにインクジェット方式では、インクジェットヘッド40の吐出孔41から吐出されたインクが記録材Pにインク付着して乾燥するまでには一定時間を要する。上述したとおり、印字ガイド60A,60Bは、吐出孔41と走査直交方向における同じ位置に配置されているため、記録材Pに付着した直後のインク部分を印字ガイド60Aが通過することになる。
そこで、本実施形態のHMP本体1では、印字ガイド60A,60Bは、図13に示すように、使用位置において、記録材Pから所定距離離間して保持されるように構成されている。これにより、HMP本体1による画像形成中(手動走査中)に、記録材Pに付着した直後のインク部分に印字ガイド60Aが接触することがない。よって、記録材Pに付着した直後のインク部分に印字ガイド60Aが接触(摺擦)することによる画像の乱れを抑制することができる。
図14は、印字ガイド60A,60Bを使用位置まで開いた状態のHMP本体1の部分拡大図である。
図15は、印字ガイド60A,60Bを取り外したときのHMP本体1の部分拡大図である。
図16は、印字ガイド60A,60Bの拡大図である。
なお、図14及び図15は、左右側面32,33に共通のものである。
本実施形態においては、印字ガイド60A,60Bを使用位置に保持するための保持部材が設けられている。この保持部材は、使用位置に位置する印字ガイド60A,60Bが自重によって収納位置へ移動しない程度の保持力で、印字ガイド60A,60Bを使用位置に保持するものである。このような保持部材を設けることで、例えば、記録面30が鉛直方向上側を向くような姿勢でHMP本体1による画像形成を行うような状況であっても、印字ガイド60A,60Bを使用位置に保持した状態で手動走査しながら画像形成を行うことができる。また、このような保持部材を設けることで、例えば、画像形成中(手動走査中)に、使用位置にある印字ガイド60A,60Bが収納位置に向かう不測の外力を受けても、その外力が保持部材による保持力を超えないものであれば、印字ガイド60A,60Bを使用位置に保持し続けることができる。
本実施形態の保持部材は、使用位置に位置する印字ガイド60A,60Bに当接して摩擦力により印字ガイド60A,60Bが自重で収納位置に切り替わらないようにする摩擦保持部材である。本実施形態においては、HMP本体1の側面32,33に形成された収納溝32a,33aには、使用位置まで回動した印字ガイド60A,60Bの被当接部60aに当接する摩擦保持部材としての段差部32b,33bが形成されている。HMP本体1の軸受孔33cに取り付けられた印字ガイド60A,60Bの下端部の回転軸63回りで、印字ガイド60A,60Bが収納位置から使用位置の直前まで回動する間は、印字ガイド60A,60Bの被当接部60aは段差部32b,33bに当接しない。したがって、段差部32b,33bからの摩擦力によって印字ガイド60A,60Bの回動が妨げられることはなく、印字ガイド60A,60Bをスムーズに回動させることができる。
印字ガイド60A,60Bが使用位置の直前からさらに使用位置に向けて回動すると、印字ガイド60A,60Bの両被当接部60aがそれぞれ段差部32b,33bに当接し、印字ガイド60A,60Bが挟持される。これにより、段差部32b,33bと被当接部60aとの摩擦力によって印字ガイド60A,60Bの回動が妨げられる。なお、印字ガイド60A,60Bが使用位置に達すると、収納溝32a,33aの底壁面33dに印字ガイド60A,60Bが当接し、それ以上の回動が禁止される。よって、段差部32b,33bと被当接部60aとの摩擦力に抗してユーザーが印字ガイド60A,60Bを使用位置まで回動させることで、印字ガイド60A,60Bを使用位置に位置させ、かつ、段差部32b,33bと被当接部60aとの摩擦力による保持力が発揮されて、印字ガイド60A,60Bが使用位置に保持される。
図17は、HMP本体1の使用時に、HMP本体をユーザーが片手で把持している様子を示す説明図である。
HMP本体1を用いて画像を形成するとき、一般に、ユーザーは、記録材P上に置かれたHMP本体1を上方から見る姿勢で、ユーザーは画像形成作業を行う。このとき、ユーザーは、図17に示すように、手の平でHMP本体1の上面31の一部を覆うようにして、HMP本体1の左右側面32,33に形成された左右の把持形状部38A,38Bに当てた指H1〜H5で、HMP本体1を把持する。本実施形態の印字ガイド60A,60Bは、上述のとおり、HMP本体1の左右側面32,33から突出するように設けられているため、HMP本体1を上方から見るユーザーであっても、印字ガイド60A,60Bの指示突起61や切り欠き指示部62を視認することができる。
しかしながら、仮に、印字ガイド60A,60Bの指示突起61や切り欠き指示部62が、走査直交方向(Y方向)において把持形状部38A,38Bに重なる位置(すなわち、第一把持形状部38Aもしくは第二把持形状部38Bの指先側端部G1と手首側端部G2との間)に配置されていると、把持しているユーザーの手Hに隠れて指示突起61や切り欠き指示部62が見えにくく、走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することが妨げられてしまう。
そこで、本実施形態においては、図14等に示すように、印字ガイド60A,60Bの指示突起61や切り欠き指示部62が、走査直交方向(Y方向)において把持形状部38A,38Bから外れた位置に配置されている。より詳しくは、印字ガイド60A,60Bの指示突起61や切り欠き指示部62の走査直交方向位置は、第一把持形状部38Aもしくは第二把持形状部38Bの指先側端部G1よりも指先側に配置されている。そのため、ユーザーがHMP本体1の側面32,33の把持形状部38A,38Bに指H1〜H5を当てて把持したとき、指示突起61や切り欠き指示部62が走査直交方向(Y方向)において把持形状部38A,38Bに重なる位置に配置されている場合よりも、指示突起61や切り欠き指示部62がユーザーの手Hに隠れにくく、見えやすいので、走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することができる。
なお、上述した実施形態では、インクジェット方式のHMP10に本発明を適用した例について説明したが、本発明の構成は他の画像形成方法による装置にも適用できる。例えば、感熱方式、又は熱転写方式など適宜な方式の記録装置に適用できる。熱転写方式のHMP本体は、液体を収納する収納容器としてのインクリボンを備えるため、インクリボンの底部に凹所を形成し、凹所により形成されたスペースに記録材を検知する検知手段としての位置検知センサーを収容すればよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[第1態様]
第1態様は、携帯型画像形成装置(例えばHMP10)であって、当該携帯型画像形成装置の側面32,33に、ユーザーが指を当てる指当て部(例えば把持形状部38A,38B)が設けられ、走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部(例えば指示突起61や切り欠き指示部62)が、走査直交方向において前記指当て部から外れた位置に配置されていることを特徴とするものである。
本態様においては、走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部を備えているため、ユーザーは、その指示部を視認することで、当該携帯型画像形成装置を走査したときに画像が走査直交方向のどの位置に形成されるかを適切に把握することができる。
ただし、携帯型画像形成装置を用いて画像を形成するとき、一般的には、記録材上に置かれた携帯型画像形成装置を上方から見る姿勢で、ユーザーは画像形成作業を行う。このとき、ユーザーは、手の平で携帯型画像形成装置の上面の一部を覆うようにして、携帯型画像形成装置の両側面に当てた指で携帯型画像形成装置を把持する。そのため、指示部の配置によっては、把持しているユーザーの手に隠れて指示部が見えにくく、走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することが妨げられる。
本態様によれば、走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部が、走査直交方向において指当て部から外れた位置に配置されている。そのため、ユーザーが携帯型画像形成装置の側面の指当て部に指を当てて把持したとき、指示部が走査直交方向において指当て部に重なる位置に配置されている場合よりも、指示部がユーザーの手に隠れにくく見えやすいので、走査直交方向の画像形成位置を適切に把握することができ、記録材上の所望の位置に画像を形成することが容易になる。
[第2態様]
第2態様は、第1態様において、前記指示部が形成された指示部材(例えば印字ガイド60A,60B)は、画像形成時に位置する使用位置と収納位置とに切替可能に構成され、前記指示部材が自重により前記収納位置に切り替わらないように該指示部材を前記使用位置に保持する保持部材(例えば段差部32b,33b)を有することを特徴とするものである。
これによれば、例えば、携帯型画像形成装置における記録材との対向面が鉛直方向上側を向くような姿勢で携帯型画像形成装置による画像形成を行うような状況であっても、指示部材を使用位置に保持した状態で手動走査しながら画像形成を行うことが可能となる。また、例えば、画像形成中(手動走査中)に、使用位置にある指示部材が収納位置に向かう不測の外力を受けても、その外力が保持部材による保持力を超えないものであれば、携帯型画像形成装置を使用位置に保持し続けることができる。
[第3態様]
第3態様は、第2態様において、前記保持部材は、前記使用位置に位置する前記指示部材に当接して摩擦力により前記指示部材が自重で前記収納位置に切り替わらないようにする摩擦保持部材(例えば段差部32b,33b)であることを特徴とするものである。
これによれば、簡易な構成で、指示部材を使用位置に保持することができる。
[第4態様]
第4態様は、第1乃至第3態様のいずれかにおいて、前記指示部が形成された指示部材は、走査方向に長尺な形状であり、前記指示部は、前記指示部材の走査方向略全域にわたって形成された長尺指示部(例えば指示突起61)であることを特徴とするものである。
これによれば、例えば、記録材上に描かれている罫線や記録材の端辺などの基準線に沿って画像を形成する場合、使用位置の指示部材上の長尺指示部が当該基準線と平行になるように携帯型画像形成装置を記録材上に置きやすいので、当該基準線に沿った適切な位置に画像を形成することができる。
[第5態様]
第5態様は、第4態様において、前記長尺指示部は、前記指示部材の本体とは異なる色であることを特徴とするものである。
これによれば、ユーザーが長尺指示部を認識しやすく、携帯型画像形成装置を記録材に対して適切に位置合わせして、走査直交方向の画像形成位置に画像を形成することができる。
[第6態様]
第6態様は、第1乃至第5態様のいずれかにおいて、前記指示部は、指示部材の走査方向端部に形成される切り欠きによって前記画像形成位置を指し示す切り欠き指示部62を含むことを特徴とするものである。
これによれば、例えば、使用位置の指示部材上の切り欠き指示部が走査直交方向における目標の画像形成位置に一致するように携帯型画像形成装置を記録材上に置いて走査することにより、走査直交方向における適切な位置に画像を記録材上に形成することができる。
[第7態様]
第7態様は、第6態様において、前記切り欠き指示部は、前記指示部材の本体とは異なる色であることを特徴とするものである。
これによれば、ユーザーが切り欠き指示部を認識しやすく、携帯型画像形成装置を記録材に対して適切に位置合わせして、走査直交方向の画像形成位置に画像を形成することができる。
[第8態様]
第8態様は、第1乃至第7態様のいずれかにおいて、前記指示部が形成された指示部材の本体は、透明性部材であることを特徴とするものである。
これによれば、ユーザーが指示部材越しに記録材上の画像形成位置を視認可能となり、携帯型画像形成装置を記録材に対して適切に位置合わせしやすくなり、走査直交方向の画像形成位置に画像を形成することができる。
[第9態様]
第9態様は、第1乃至第8態様のいずれかにおいて、前記指示部が形成された指示部材の走査直交方向長さは、1回の走査によって形成される画像の走査直交方向最大長さに略一致することを特徴とするものである。
これによれば、ユーザーが1回の走査によって形成される画像の走査直交方向最大長さ(画像が形成される最大幅)を直感的に把握でき、携帯型画像形成装置を記録材に対して適切に位置合わせしやすくなり、走査直交方向の画像形成位置に画像を形成することができる。
[第10態様]
第10態様は、第1乃至第9態様のいずれかにおいて、前記指示部が形成された指示部材は、少なくとも画像形成時には記録材から所定距離離間して配置されることを特徴とするものである。
これによれば、携帯型画像形成装置による画像形成中(手動走査中)に、記録材に付着した直後のインク(液体)部分が指示部材によって摺擦されて画像が乱れるような事態の発生を抑制することができる。
[第11態様]
第11態様は、携帯型画像形成装置(例えばHMP10)であって、走査方向(X方向
)に長尺な長尺部材(例えば印字ガイド60A,60B)を有し、走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部(例えば指示突起61)が、前記長尺部材の走査方向略全域にわたって形成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、例えば、記録材上に描かれている罫線や記録材の端辺などの基準線に沿って画像を形成する場合、使用位置の長尺部材上の指示部が当該基準線と平行になるように携帯型画像形成装置を記録材上に置きやすいので、当該基準線に沿った適切な位置に画像を形成することができる。
[第12態様]
第12態様は、携帯型画像形成装置(例えばHMP10)であって、走査直交方向(Y方向)の画像形成位置を指し示す指示部(例えば指示突起61や切り欠き指示部62)が、画像形成時に位置する使用位置と収納位置とに切替可能な指示部材(例えば印字ガイド60A,60B)に形成され、前記指示部材が自重により前記収納位置に切り替わらないように該指示部材を前記使用位置に保持する保持部材(例えば段差部32b,33b)を有することを特徴とするものである。
本態様によれば、例えば、携帯型画像形成装置における記録材との対向面が鉛直方向上側を向くような姿勢で携帯型画像形成装置による画像形成を行うような状況であっても、指示部材を使用位置に保持した状態で手動走査しながら画像形成を行うことが可能となる。また、例えば、画像形成中(手動走査中)に、使用位置にある指示部材が収納位置に向かう不測の外力を受けても、その外力が保持部材による保持力を超えないものであれば、携帯型画像形成装置を使用位置に保持し続けることができる。
1 :HMP本体
2 :上部ユニット
3 :下部ユニット
4 :スペーサー部材
8 :カバー部材
14 :プリントボタン
15 :電源ボタン
30 :記録面
31 :上面
32 :左側面
33 :右側面
32a,33a:収納溝
32b,33b:段差部
33c :軸受孔
33d :底壁面
34 :背面
35 :正面
38A,38B:把持形状部
40 :インクジェットヘッド
41 :吐出孔
60A,60B:印字ガイド
60a :被当接部
61 :指示突起
62 :切り欠き指示部
63 :回転軸
P :記録材
特開2016−87880号公報

Claims (12)

  1. 携帯型画像形成装置であって、
    当該携帯型画像形成装置の側面に、ユーザーが指を当てる指当て部が設けられ、
    走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部が、走査直交方向において前記指当て部から外れた位置に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部が形成された指示部材は、画像形成時に位置する使用位置と収納位置とに切替可能に構成され、
    前記指示部材が自重により前記収納位置に切り替わらないように該指示部材を前記使用位置に保持する保持部材を有することを特徴とする携帯型画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記保持部材は、前記使用位置に位置する前記指示部材に当接して摩擦力により前記指示部材が自重で前記収納位置に切り替わらないようにする摩擦保持部材であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部が形成された指示部材は、走査方向に長尺な形状であり、
    前記指示部は、前記指示部材の走査方向略全域にわたって形成された長尺指示部であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記長尺指示部は、前記指示部材の本体とは異なる色であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部は、指示部材の走査方向端部に形成される切り欠きによって前記画像形成位置を指し示す切り欠き指示部を含むことを特徴とする携帯型画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記切り欠き指示部は、前記指示部材の本体とは異なる色であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部が形成された指示部材の本体は、透明性部材であることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部が形成された指示部材の走査直交方向長さは、1回の走査によって形成される画像の走査直交方向最大長さに略一致することを特徴とする携帯型画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の携帯型画像形成装置において、
    前記指示部が形成された指示部材は、少なくとも画像形成時には記録材から所定距離離間して配置されることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  11. 携帯型画像形成装置であって、
    走査方向に長尺な長尺部材を有し、
    走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部が、前記長尺部材の走査方向略全域にわたって形成されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。
  12. 携帯型画像形成装置であって、
    走査直交方向の画像形成位置を指し示す指示部が、画像形成時に位置する使用位置と収納位置とに切替可能な指示部材に形成され、
    前記指示部材が自重により前記収納位置に切り替わらないように該指示部材を前記使用位置に保持する保持部材を有することを特徴とする携帯型画像形成装置。
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