JP2020039621A - 加熱調理器 - Google Patents

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幸靖 東
Yukiyasu Higashi
幸靖 東
雅之 岩本
Masayuki Iwamoto
雅之 岩本
宇野 正行
Masayuki Uno
正行 宇野
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Abstract

【課題】ヒーターをより有効に活用することができる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器100は、内鍋11と、外鍋12と、加熱板13と、第1加熱部14と、給水部18とを備える。外鍋12は、内鍋11を収容する。加熱板13は、外鍋12と内鍋11との間に設けられる。第1加熱部14は、加熱板13を加熱する。給水部18は、水を供給する。給水部18によって供給された水は、加熱板13に接触する。【選択図】図2

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
被加熱物を加熱調理する加熱調理器が開示されている。例えば、特許文献1には、加熱板を加熱することによって炊飯を行う電気炊飯器が開示されている。詳しくは、特許文献1に開示の電気炊飯器は、内釜と、内容器と、加熱板と、ヒーターと、ファンとを備える。内容器は、内釜を収容する。加熱板は、内容器の内部底部に設けられる。ヒーターは、内容器の内部側面と内釜との間に設けられる。ファンは、内容器の外側側面に取り付けられる。特許文献1に開示の電気炊飯器は、ヒーターを通電することにより加熱板を加熱するとともにファンを回転させて炊飯を行う。
特開平3−15421号公報
しかしながら、特許文献1に開示の電気炊飯器では、例えば、加熱板を加熱するヒーターを高出力で連続して駆動させると、内容器の温度が高温になる虞があり、ヒーターによる出力を抑制する必要がある。この結果、ヒーターを有効に活用できない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒーターをより有効に活用することができる加熱調理器を提供することにある。
本発明に係る加熱調理器は、内鍋と、外鍋と、加熱板と、第1加熱部と、給水部とを備える。前記外鍋は、前記内鍋を収容する。前記加熱板は、前記外鍋と前記内鍋との間に設けられる。前記第1加熱部は、前記加熱板を加熱する。前記給水部は、水を供給する。前記給水部によって供給された水は、前記加熱板に接触する。
本発明の加熱調理器によれば、ヒーターをより有効に活用することができる。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の構成を示す斜視図である。 図1に示すII−II線に沿った断面を示す図である。 図1に示す本体ケーシングを取り外した本体部を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る加熱板及びその近傍の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る貯水部及びその近傍の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る加熱調理器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る加熱調理器の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る加熱調理器の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る加熱調理器100の実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る加熱調理器100の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る加熱調理器100の構成を示す斜視図である。本実施形態において、加熱調理器100は、炊飯器である。詳しくは、本実施形態において、加熱調理器100は、熱板方式の炊飯器である。
図1に示すように、加熱調理器100は、本体部1、及び蓋部2を備える。以下では、本体部1が設けられる側を加熱調理器100の下側として実施形態を説明し、蓋部2が設けられる側を加熱調理器100の上側として実施形態を説明する。
本体部1は、本体ケーシング10を有する。蓋部2は、蓋ケーシング20を有する。蓋ケーシング20は、本体ケーシング10に開閉自在に支持される。蓋ケーシング20には、蒸気口2hが形成される。
続いて、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る加熱調理器100の構成について更に説明する。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面を示す図である。なお、図2では、理解を容易にするために、断面を示すハッチングを一部省略している。
図2に示すように、加熱調理器100は、内鍋11、外鍋12、加熱板13、熱板ヒーター14、温度センサー15、保温ヒーター16、貯水部17、及び給水部18を更に備える。なお、熱板ヒーター14は、第1加熱部の一例である。本体ケーシング10は、内鍋11、外鍋12、加熱板13、熱板ヒーター14、温度センサー15、保温ヒーター16、貯水部17、及び給水部18を収容する。
内鍋11は、上方が開口する底有の筒形状である。以下、内鍋11の開口を「内鍋開口11h」と記載する。本実施形態において、内鍋11は、上面視略円形形状であり、内鍋開口11hは、上面視略円形形状である。
内鍋11には、被加熱物Fが収容される。被加熱物Fは、加熱調理の対象となる食品である。本実施形態において、被加熱物Fは、米Rと炊飯水WSとを含む。炊飯水WSは、炊飯に使用される水である。内鍋11は、例えば、鉄を材料として含む。
外鍋12は、上方が開口する底有の筒形状である。以下、外鍋12の開口を「外鍋開口12h」と記載する。本実施形態において、外鍋12は、上面視円形形状であり、外鍋開口12hは、上面視円形形状である。詳しくは、外鍋開口12hは、内鍋開口11hと同心円であり、外鍋開口12hの外形寸法は、内鍋開口11hの外形寸法よりも大きい。外鍋12は、例えば、鉄を材料として含む。
外鍋12には、内鍋11が取出し自在に収容される。外鍋12に内鍋11が収容されると、内鍋11と外鍋12との間に隙間が形成される。以下、内鍋11と外鍋12との間の隙間を「蒸気空間100s」と記載する。
外鍋12は、外鍋本体部12mと、外鍋基部12bとを有する。外鍋基部12bは、外鍋本体部12mよりも下方に設けられる。本実施形態において、外鍋基部12bの外形寸法は、外鍋本体部12mの外形寸法よりも小さい。
加熱板13は、内鍋11と外鍋12との間に設けられる。詳しくは、加熱板13は、外鍋基部12bによって下方から支持される。
加熱板13は、高熱伝導部材で構成される。加熱板13は、上面視略円形形状である。加熱板13は、例えば、アルミニウムを材料として含む。
熱板ヒーター14は、加熱板13を加熱する。熱板ヒーター14の出力は、保温ヒーター16の出力よりも高い。熱板ヒーター14の出力は、例えば、1000ワットである。
熱板ヒーター14は、加熱板13に埋め込まれる。したがって、熱板ヒーター14が通電されると(駆動すると)、加熱板13が加熱されて加熱板13の温度が上昇する。なお、本実施形態において、熱板ヒーター14は、加熱板13に鋳込まれる。
温度センサー15は、加熱板13の温度を測定し、加熱板13の温度を示す信号を出力する。
保温ヒーター16は、内鍋11に収容された被加熱物Fを保温するために内鍋11を加熱する。保温ヒーター16の出力は、例えば、60ワットである。
貯水部17は、給水部18と接続する。貯水部17には、給水部18から供給された水が貯まる。以下、給水部18から貯水部17へ供給される水を「供給水WK」と記載し、貯水部17に貯まる水を「貯留水WC」と記載する場合がある。
蓋部2は、内蓋21、及び外蓋22を更に有する。蓋ケーシング20は、内蓋21、及び外蓋22を収容する。蓋ケーシング20には、蒸気口2hが形成される。例えば、内鍋11の内部で発生した水蒸気は、蒸気口2hを介して、加熱調理器100の外部に排気される。
内蓋21は、内蓋本体及び内側パッキンを有する。蓋部2が閉じると、内鍋開口11hは、内蓋本体と内側パッキンとによって塞がれる。
外蓋22は、内蓋21を覆うように設けられる。外蓋22は、外蓋本体及び外側パッキンを有する。蓋部2が閉じると、外鍋開口12hは、外蓋本体と外側パッキンとによって塞がれる。
続いて、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態1に係る給水部18の構成について説明する。図3は、図1に示す本体ケーシング10を取り外した本体部1を示す斜視図である。
図3に示すように、給水部18は、図2を参照して説明した貯水部17に水を供給する。給水部18は、給水タンク181、第1給水パイプ182、ポンプ183、及び第2給水パイプ184を有する。
給水タンク181は、水を貯留する。第1給水パイプ182は、給水タンク181とポンプ183とに接続する。第2給水パイプ184は、ポンプ183と貯水部17とに接続する。
ポンプ183が駆動すると、給水タンク181に貯留された水が貯水部17へ供給される。
続いて、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態1に係る加熱板13及びその近傍の構成について説明する。図4は、本発明の実施形態1に係る加熱板13及びその近傍の構成を示す図である。
図4に示すように、外鍋12は、外鍋内周面12n、及び外鍋外周面12gを有する。外鍋内周面12nは、外鍋12に収容された内鍋11の外周面と対向する。外鍋外周面12gは、外鍋内周面12nとは反対側の面である。外鍋内周面12nと、外鍋12に収容された内鍋11の外周面との間には、図2を参照して説明した蒸気空間100sが形成される。
加熱板13は、熱板本体部131、及び熱板基部132を有する。熱板基部132は、外鍋基部12bに設けられる。
熱板本体部131は、中央部131c、及び鍔部131tを有する。鍔部131tは、中央部131cの外縁から上方に向けて延びる。
中央部131cは、その一部が内鍋11の外周面に接触する。以下、中央部131cのうち、内鍋11の外周面に接触する部分を「内鍋接触面131f」と記載する。内鍋接触面131fは、第1板面の一例である。
内鍋接触面131fが内鍋11の外周面に接触することにより、熱板ヒーター14によって加熱された加熱板13の熱が内鍋11に伝達される。
また、加熱板13は、外鍋12(外鍋内周面12n)と対向する外鍋対向面13fを有する。外鍋対向面13fは、熱板本体部131の外鍋12に対向する面と、熱板基部132の外鍋12に対向する面とを含む。なお、外鍋対向面13fは、第2板面の一例である。
次に、図5を参照して、本発明の実施形態1に係る貯水部17及びその近傍の構成について説明する。図5は、本発明の実施形態1に係る貯水部17及びその近傍の構成を示す図である。
図5に示すように、貯水部17は、加熱板13よりも内鍋11の径方向DRの外側に設けられる。以下では、内鍋11の径方向DRを「径方向DR」として実施形態を説明する。
貯水部17は、給水口171、貯水空間172、及び連通開口17hを有する。連通開口17hは、貯水空間172と、図2を参照して説明した蒸気空間100sとを連通させる。
給水口171は、第2給水パイプ184に接続する。供給水WKは、給水口171を介して貯水空間172に給水される。本実施形態において、給水口171は、外鍋内周面12nに形成される。
貯水空間172は、加熱板13の径方向DRの外側に設けられる。詳しくは、貯水空間172は、外鍋対向面13fと、外鍋内周面12nとによって構成される。
外鍋対向面13fは、貯水空間172の径方向DRの内側の側面を構成する。外鍋内周面12nは、貯水空間172の径方向DRの外側の側面と貯水空間172の底面とを構成する。
貯水空間172が、外鍋対向面13fによって構成されているため、貯水空間172に貯まった水(貯留水WC)は、加熱板13の外鍋対向面13fに接触する。加熱板13の温度が所定の温度以上である場合、加熱板13の外鍋対向面13fに接触した貯留水WCは、加熱板13の熱エネルギーによって水蒸気になる。水蒸気は、連通開口17h及び蒸気空間100s(図2参照)を伝って加熱調理器100の上方へ移動する。
次に、図6を参照して、本発明の実施形態1に係る加熱調理器100の構成について更に説明する。図6は、本発明の実施形態1に係る加熱調理器100の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、加熱調理器100は、電源装置4、記憶部5、及び制御部6を更に備える。電源装置4は、加熱調理器100の各部に電力を供給する。
記憶部5は、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)によって構成される。記憶部5は、各種データ、及び加熱調理器100の各部の動作を制御するための制御プログラムを記憶する。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサー及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような集積回路のうちの少なくとも一方によって構成される。制御部6は、記憶部5に記憶された制御プログラムを実行することによって、加熱調理器100の各部の動作を制御する。例えば、制御部6は、熱板ヒーター14の動作を制御する。具体的には、制御部6は、所定の条件において、熱板ヒーター14を駆動させる。所定の条件は、より大きな熱量を被加熱物Fに与えることが必要な場合である。具体的には、所定の条件は、炊飯工程における立ち上げ工程である。
また、制御部6は、温度センサー15から出力される信号に基づいて、加熱板13の温度を取得し、加熱板13の温度が閾値以上であるか否かを判定する。閾値は、例えば、180度である。
制御部6は、加熱板13の温度が閾値以上であると判定すると、給水部18の動作を制御する。詳しくは、制御部6は、加熱板13の温度が閾値以上であると判定すると、所定量の水が貯水部17に供給されるように給水部18の動作を制御する。所定量は、例えば、20ccである。
以上、本発明の実施形態1について説明した。本実施形態によれば、制御部6は、加熱板13の温度が閾値以上であると判定すると、貯水部17に水が供給されるように給水部18の動作を制御する。図5を参照して説明したように、貯水部17に貯まった水(貯留水WC)は、加熱板13の外鍋対向面13fに接触する。加熱板13に接触した貯留水WCは、加熱板13から熱エネルギーを吸収して水蒸気になる。これにより、加熱板13の温度が低下する。この結果、加熱板13(本体ケーシング10などの加熱板13の周辺部材)の温度上昇を抑制できる。したがって、熱板ヒーター14を高出力で連続して駆動させることができ、被加熱物Fにより大きな熱量を与えることができる。よって、熱板ヒーター14をより有効に活用することができる。
また、本実施形態において、貯留水WCは、加熱板13の外鍋対向面13fに接触する。外鍋対向面13fは、内鍋接触面131f(内鍋11と接触する面)とは異なる面である。したがって、貯水部17に貯留水WCが供給された場合であっても、内鍋11の温度低下を抑制できる。
また、本実施形態において、加熱板13に接触した貯留水WCは、加熱板13から熱エネルギーを吸収して水蒸気になる。水蒸気は、蒸気空間100s(内鍋11と外鍋12との間)を伝って加熱調理器100の上方へ移動し、図1を参照して説明した蒸気口2hを介して、加熱調理器100の外部へ排気される。水蒸気は、上方へ移動する過程において内鍋11を加熱する。よって、加熱板13の熱エネルギーをより有効に活用することができる。
なお、本実施形態において、被加熱物Fが米Rと炊飯水WSとを含む形態を説明したが、被加熱物Fは、例えば、肉、及び魚のような食材を含んでもよい。
また、本実施形態において、貯水空間172が外鍋対向面13fと、外鍋内周面12nとによって構成されたが、貯水空間172は、外鍋対向面13fと、外鍋内周面12nとによって構成される場合に限定されない。貯水空間172は、貯留水WCが外鍋対向面13fと接触する構成であればよく、例えば、外鍋対向面13f以外の壁面又は外鍋内周面12n以外の壁面を含んでもよい。具体的には、貯水空間172は、外鍋対向面13fと、外鍋対向面13f以外の壁面且つ外鍋内周面12n以外の壁面とによって構成されてもよい。あるいは、貯水空間172は、外鍋対向面13fと、外鍋内周面12nと、外鍋対向面13f以外の壁面且つ外鍋内周面12n以外の壁面とによって構成されてもよい。
また、本実施形態において、熱板ヒーター14の出力が1000ワットである場合を説明したが、熱板ヒーター14は、一般的な加熱調理器が備える加熱板を加熱するためのヒーターと比較して高出力のヒーターであればよく、熱板ヒーター14の出力は1000ワットに限定されない。熱板ヒーター14の出力は、例えば、800ワットであってもよい。
また、本実施形態において、加熱板13に接触することによって発生した水蒸気が蒸気口2hを介して加熱調理器100の外部へ排気される場合を説明したが、加熱板13に接触することによって発生した水蒸気が排気される蒸気口は、蒸気口2hに限定されない。例えば、蓋部2は、蒸気口2hとは異なる蒸気口を更に有し、加熱板13に接触することによって発生した水蒸気は、蒸気口2hとは異なる蒸気口から加熱調理器100の外部へ排気されてもよい。
[実施形態2]
次に、図7及び図8を参照して、本発明の実施形態2に係る加熱調理器100について説明する。実施形態2は、バンドヒーター19を更に備える点が実施形態1と異なる。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。
図7は、本発明の実施形態2に係る加熱調理器100の構成を示す断面図である。図8は、本発明の実施形態2に係る加熱調理器100の構成を示すブロック図である。
図7及び図8に示すように、加熱調理器100は、バンドヒーター19を更に備える。バンドヒーター19は、第2加熱部の一例である。バンドヒーター19の出力は、例えば、400ワットである。
バンドヒーター19は、貯水部17の上方に設けられる。バンドヒーター19は、外鍋本体部12mに設けられる。詳しくは、バンドヒーター19は、外鍋本体部12mの外鍋外周面12gに設けられる。本実施形態において、バンドヒーター19は、外鍋外周面12gに沿って連続して設けられる。
また、バンドヒーター19は、外鍋本体部12mのうち、外鍋基部12bに近い側(下側)に設けられる。換言すると、バンドヒーター19は、外鍋本体部12mのうち、連通開口17hに近い位置に設けられる。バンドヒーター19は、貯水部17(連通開口17h)から上昇した水蒸気を加熱して過熱水蒸気を生成する。
以上、実施形態2について説明した。本実施形態によれば、バンドヒーター19は、水蒸気を加熱し、過熱水蒸気を生成する。過熱水蒸気は、蒸気空間100sを伝って加熱調理器100の上方へ移動する過程において内鍋11を加熱する。したがって、熱板ヒーター14の熱エネルギーをより有効に活用することができる。
また、本実施形態において、バンドヒーター19は、外鍋本体部12mのうち、外鍋基部12b(連通開口17h)に近い側に設けられる。したがって、加熱板13に接触することにより発生した水蒸気をより効率良く加熱することができる。この結果、熱板ヒーター14の熱エネルギーをより有効に活用することができる。
なお、本実施形態において、バンドヒーター19が、外鍋外周面12gに連続して設けられる構成を説明したが、バンドヒーター19は、外鍋外周面12gに不連続に設けられてもよい。
また、本実施形態において、バンドヒーター19が水蒸気を加熱する形態を説明したが、バンドヒーター19は、例えば、内鍋11に収容された被加熱物Fを保温するための機能を兼ねてもよい。この場合、加熱調理器100は、保温ヒーター16を省略し得る。
また、本実施形態において、バンドヒーター19の出力が400ワットである構成を説明したが、バンドヒーター19の出力は、過熱水蒸気を生成し得る限り、400ワットに限定されない。バンドヒーター19の出力は、例えば、300ワットであってもよい。
以上、本発明の実施形態について、図面(図1〜図8)を参照しながら説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態で示す構成、材料、及び数値は、一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本発明の実施形態において、炊飯器に本発明を適用したが、本発明は、例えば、自動調理鍋にも適用可能である。
本発明は、加熱調理器の分野に有用である。
6 制御部
11 内鍋
12 外鍋
12b 外鍋基部
12g 外鍋外周面
12m 外鍋本体部
12n 外鍋内周面
13 加熱板
13f 外鍋対向面(第2板面)
14 熱板ヒーター(第1加熱部)
15 温度センサー
17 貯水部
18 給水部
19 バンドヒーター(第2加熱部)
100 加熱調理器
131c 内鍋接触面(第1板面)
F 被加熱物

Claims (8)

  1. 内鍋と、
    前記内鍋を収容する外鍋と、
    前記外鍋と前記内鍋との間に設けられる加熱板と、
    前記加熱板を加熱する第1加熱部と、
    水を供給する給水部と
    を備え、
    前記給水部によって供給された水は、前記加熱板に接触する、加熱調理器。
  2. 前記加熱板は、
    前記内鍋に接触する第1板面と、
    前記第1板面とは異なる第2板面と
    を有し、
    前記給水部によって供給された水は、前記第2板面に接触する、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記給水部によって供給された水が貯まる貯水部を更に備え、
    前記外鍋は、前記内鍋に対向する内周面を有し、
    前記貯水部は、前記外鍋の内周面と前記第2板面とを含む、請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記貯水部の上方に設けられる第2加熱部を更に備え、
    前記第2加熱部は、前記給水部によって供給された水が前記加熱板に接触することにより発生した水蒸気を加熱して過熱水蒸気を生成する、請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記外鍋は、前記内周面とは反対側の外周面を有し、
    前記第2加熱部は、前記外周面に設けられる、請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記外鍋は、外鍋本体部と、
    前記加熱板を支持する外鍋基部と
    を有し、
    前記第2加熱部は、前記外鍋本体部のうち、前記外鍋基部に近い側に設けられる、請求項4又は請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 前記内鍋は、前記給水部によって供給された水が前記加熱板に接触することにより発生した水蒸気によって加熱される、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記加熱板の温度を測定する温度センサーと、
    前記加熱板の温度に基づいて、前記給水部の動作を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記加熱板の温度が閾値以上になると、前記給水部に水を供給させる、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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