JP2020037788A - 円形立坑の覆工構造及び構築方法 - Google Patents
円形立坑の覆工構造及び構築方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020037788A JP2020037788A JP2018164463A JP2018164463A JP2020037788A JP 2020037788 A JP2020037788 A JP 2020037788A JP 2018164463 A JP2018164463 A JP 2018164463A JP 2018164463 A JP2018164463 A JP 2018164463A JP 2020037788 A JP2020037788 A JP 2020037788A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- ring
- primary
- lining body
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 28
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 abstract 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
Description
鉛直方向に掘り進む立坑では、掘削に伴い地圧が大きくなるため、深度が深くなるほど覆工コンクリートへの作用応力が大きくなり、コンクリートや鋼材といった覆工を構成する部材の高強度化、大断面化が必要となる。ところが、部材強度には限界があるため、必要耐力がそれを上回る場合は、覆工断面を大きくすることで対応せざるを得ないが、断面を大きくすると、剛性も大きくなり、当然に作用荷重も大きくなるため、応力を低減するという効果が薄れてしまう。
そこで、荷重自体を低減するために、従前から、吹付コンクリートとロックボルトで立坑掘削壁面を支保し、岩盤を変形させつつ岩盤の耐力を最大限利用するNATM工法と同様の考え方による掘削工法、いわゆるロングステップ工法も採用されていた。しかしながら、ロングステップ工法では、岩盤の変形の収束を待った後、鉛直上方に移動して覆工コンクリートを打設するため、鉛直上下方向への掘削・覆工機械設備の入れ替え等の段取りに手間がかかる。このため、施工の時間的ロスが多く、近年は採用が少ない。また本工法の場合、覆工コンクリートのような剛な構造を作らなければ、そもそも一定の内空を確保することも難しく、断面が確保されなければ上下方向の掘削機械等の設備移動も困難となる。
特許文献1に先進導坑や上半を先行掘削させるベンチカットを併用したNATM工法によるトンネルの構築方法が開示されているが、こうした掘削方法を立坑のロングステップ工法に併用しても、立坑の場合は必ず上下作業になるため、前述と同様に設備移動のための段取り替え等の時間的ロスが避けられない。
一方、ショートステップ工法は、発生応力を小さく制御することが可能であれば、施工効率、断面確保及び安全性等の観点からは優れた工法である。
係る円形立坑の覆工構造によれば、上下に連続する前記リング状覆工体のうち上方の前記二次覆工体と下方の前記一次覆工体とが連続体であるので、掘削の進行で解放される応力を下方の一次覆工体に負わせながら変形も許容し、その分だけ低減された応力を上方の二次覆工体に作用させることができる。一次覆工体には大きな応力が発生するが、仮設構造物として扱うことで、一次覆工体が仮に終局限界を超えても破壊さえ生じなければ良いという設計思想のもと、一次覆工体が有する耐荷性能を限界まで利用できるので、本設構造物としての二次覆工体の発生応力を低減でき、部材断面の合理化を図ることができる。
この傾斜によって、連続体である一次覆工体及び二次覆工体との間に楔状の隙間が確保できるため、コンクリート打設するためのシュートや配管挿入のためのスペースを確保することができる。
この縁切材により連続体である上下覆工体を構造上確実に分離できるため、掘削の進行によって下方の一次覆工体に生じる応力を上方の二次覆工体に伝達することを遮断することが可能となる。
周辺地盤の傾斜や断層等の存在によって、土圧に異方性(偏荷重)が認められる場合は、作用荷重の条件によっては、覆工体に引張り力が生じる可能性がある。覆工体に掘削壁面に沿ってリング状に鋼製支保工が埋め込まれていれば、係る引張力を担うことができる。
係る円形立坑覆工構造の構築方法によれば、上下に連続する上方の二次覆工体と下方の一次覆工体とが連続的に打設されて構築されるため、型枠形状を工夫して連続する上方の二次覆工体と下方の一次覆工体とを同時に打設できるので、施工サイクルとして覆工体が一重のショートステップ工法と同様に行うことができる。
また、覆工体の下端に傾斜が設けられていることで、コンクリート打設するためのシュートや配管の挿入スペースを確保することができ、さらに、連続する一次,二次覆工体との間に縁切材を設けることで、掘削の進行によって下方の一次覆工体に生じる応力を上方の二次覆工体へ伝達することを遮断できる。さらに、二次覆工体に支保工が埋め込まれていれば、土圧の異方性によって覆工体に生じる引張力に対抗できる。
また、本発明の円形立坑覆工構造の構築方法によれば、上下に連続する一次,二次覆工体のコンクリートを一度に打設できる。
<円形立坑の覆工構造>
図1(a)に、同図(b)のA−A矢視である円形立坑の覆工構造の正面図を示す。また、同図(b)に、同図(a)のB−B矢視である断面図をそれぞれ示す。
本発明の円形立坑の覆工構造Sは、地表から地中G内に円筒形に掘削された掘削壁面Wに打設してリング状に形成された一次覆工体1と、一次覆工体1の内面側に打設してリング状に形成された二次覆工体2とからなる。本実施形態では、床付け掘削後に底版Bが構築されているが、底版Bは必要に応じて構築されれば良く、必須の構成ではない。
ここで、連続体である上方の二次覆工体2と下方の一次覆工体1との間に縁切材3が埋め込まれているが、一次覆工体1で生じた応力の構造的に連続する二次覆工体2への伝達が抑制されれば、縁切材3の材質、寸法、形状等は限定されない。
また、二次覆工体2内には、掘削壁面Wまたは一次覆工体1に沿ってリング状の鋼製支保工4が埋め込まれていることが望ましい。
図3は、本発明の円形立坑覆工の構築方法の構築サイクルを示す。
同図(a)は、m次掘削を完了し、型枠5内にn番目の一次覆工体1(n)と、その上方であるn−1番目の二次覆工体2(n−1)のコンクリートを同時に打設した後の立坑断面図を示す。また同図(b)は、m+1次掘削完了後、n+1番目の一次覆工体1(n+1)と、その上方であるn番目の二次覆工体2(n)を同時に打設するために型枠5を下方に移動させた断面図を示す。なお、型枠5の脱型後、下方への移動・設置に際し、予めn番目の鋼製支保工4を敷設しておく。
以降、上下に連続する一次覆工体1と二次覆工体2のコンクリートを同時・連続的に打設、掘削、型枠5の脱型、鋼製支保工4の設置、型枠5の下方への移動・設置を繰り返すことで円形立坑の覆工構造が構築される。
なお、縁切材3及び鋼製支保工4の設置は必要に応じて行えば良く、縁切材3は、打設した覆工コンクリートの硬化具合を見計らって設置する。
図6に数値解析結果である覆工体に生じる発生応力の深度分布を示す。従来のショートステップ工法を反映した結果をA、本発明の円形立坑覆工の構築方法における結果をBとする。2ケースとも所定の深度を掘削後、鋼製支保工の建て込み、型枠の設置、覆工コンクリートの打設という構築サイクルは共通しているが、従来のショートステップ工法は、本発明の構築方法における一次覆工体1を構築する時点と同じタイミングで一次覆工体1と二次覆工体2とを合わせた厚さ(剛性)の覆工コンクリートを一度に打設するとした点で相違する。
解析の結果、従来工法によるAの覆工コンクリートでは、終局限界を超える応力が発生するが、本発明の構築方法によるBの二次覆工体2では、Aの3割減の発生応力で、終局限界以内に抑えることができることを確認できた。
また、覆工体の下端に傾斜が設けられていることで、コンクリート打設するためのシュートや配管の挿入スペースを確保することができ、上下に連続する一次,二次覆工体との間に縁切材を設けることで、掘削の進行によって下方の一次覆工体に生じる応力の上方の二次覆工へ伝達を遮断することができる。さらに、二次覆工体に鋼製支保工が埋め込まれていれば、土圧の異方性によって覆工体に生じる引張力に対抗できる。
また、円形立坑覆工の構築方法の実施形態によれば、連続する一次,二次覆工体のコンクリートを一度に打設できる。
覆工体の数は実施形態で示した一次、二次に限定されず、例えば、三次以上の覆工体があっても良く、立坑の形状も矩形形状であっても良い。また、鋼製支保工4は本設構造物である二次覆工体2に埋設するとしたが、必要に応じて仮設構造物である一次覆工体内にも埋設しても良い。
S 円形立坑の覆工構造
W 掘削壁面
B 底版
1 一次覆工体
11 円筒部
12 傾斜部
21 円筒部
22 傾斜部
2 二次覆工体
3 縁切材
4 鋼製支保工
5 型枠
Claims (5)
- 地表から地山深部に向けて上下に連なる複数のリング状覆工体により延設された円形立坑の覆工構造であり、
前記リング状覆工体は少なくとも掘削壁面にリング状に形成された一次覆工体と、
前記一次覆工体の内面側にリング状に形成された二次覆工体とからなり、
上下に連続する前記リング状覆工体のうち上方の前記二次覆工体と下方の前記一次覆工体とが連続体であることを特徴とする円形立坑の覆工構造。 - 前記一次覆工体及び前記二次覆工体の下端部には下方に向かって前記掘削壁面の方向に傾斜している傾斜部が施されていることを特徴とする請求項1に記載の円形立坑の覆工構造。
- 前記連続体である二次覆工体と一次覆工体との間に縁切材が埋め込まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円形立坑の覆工構造。
- 前記二次覆工体には前記掘削壁面に沿ってリング状に鋼製支保工が埋め込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の円形立坑の覆工構造。
- 地表から地山深部に向けて上下に連なる複数のリング状覆工体からなり、コンクリートの打設により延設された円形立坑を構築する方法であり、
前記円形立坑は少なくとも前記地山を掘削して露出した掘削壁面に打設してリング状に形成された一次覆工体と、
前記一次覆工体の内面側に打設してリング状に形成された二次覆工体とからなり、
上下に連続する前記リング状覆工体のうち上方の前記二次覆工体と下方ロットの前記一次覆工体とを連続的に打設することを特徴とする円形立坑覆工の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018164463A JP7090512B2 (ja) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 円形立坑の覆工構造及び構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018164463A JP7090512B2 (ja) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 円形立坑の覆工構造及び構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020037788A true JP2020037788A (ja) | 2020-03-12 |
JP7090512B2 JP7090512B2 (ja) | 2022-06-24 |
Family
ID=69737606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018164463A Active JP7090512B2 (ja) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 円形立坑の覆工構造及び構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7090512B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55152294A (en) * | 1979-05-17 | 1980-11-27 | Mitsui Constr | Method of conjoining pit |
JPS62189296A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | 清水建設株式会社 | 立坑の機械掘削工法およびその装置 |
JPH0598893A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-04-20 | Fujita Corp | トンネル覆工構築法 |
JPH1054045A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-02-24 | Shinki Corp:Kk | マンホール壁兼用筒状体を用いた立坑構築方法並びに掘削用刃口体、掘削用滑剤供給装置及びマンホール兼用沈設筒状体 |
JPH11200369A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Azuma Kogyo Kk | モルタル深礎杭施工方法 |
JP2000064793A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-02-29 | Tekken Constr Co Ltd | トンネルの覆工構造およびその覆工方法 |
JP2000144740A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-26 | Zenitaka Corp | 袋詰コンクリートを用いた深礎工法 |
JP2006241800A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Japan Railway Construction Transport & Technology Agency | トンネル施工方法 |
-
2018
- 2018-09-03 JP JP2018164463A patent/JP7090512B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55152294A (en) * | 1979-05-17 | 1980-11-27 | Mitsui Constr | Method of conjoining pit |
JPS62189296A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | 清水建設株式会社 | 立坑の機械掘削工法およびその装置 |
JPH0598893A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-04-20 | Fujita Corp | トンネル覆工構築法 |
JPH1054045A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-02-24 | Shinki Corp:Kk | マンホール壁兼用筒状体を用いた立坑構築方法並びに掘削用刃口体、掘削用滑剤供給装置及びマンホール兼用沈設筒状体 |
JPH11200369A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Azuma Kogyo Kk | モルタル深礎杭施工方法 |
JP2000064793A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-02-29 | Tekken Constr Co Ltd | トンネルの覆工構造およびその覆工方法 |
JP2000144740A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-26 | Zenitaka Corp | 袋詰コンクリートを用いた深礎工法 |
JP2006241800A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Japan Railway Construction Transport & Technology Agency | トンネル施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7090512B2 (ja) | 2022-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2732101B1 (en) | Diaphragm wall apparatus and methods | |
JP6762800B2 (ja) | 既設杭基礎の補強工法及び補強構造 | |
AU2010350042B2 (en) | Method and assembly for constructing a diaphragm wall | |
CN106545019B (zh) | 用于级差式地下结构施工的换撑体系及施工方法 | |
JP6543176B2 (ja) | 躯体構築方法 | |
JP2010121404A (ja) | 多連トンネルの構築方法および多連トンネル構造 | |
JP2017214722A (ja) | 基礎構造物の施工方法および基礎構造物 | |
KR101618719B1 (ko) | Cfτ 기둥의 이음구조를 이용한 지하구조물의 역타공법 | |
KR100546998B1 (ko) | 직접 굴착식 터널 갱구 가시설 시공 방법 | |
JP5777435B2 (ja) | 小規模建築物用基礎の補強工法 | |
JP7090512B2 (ja) | 円形立坑の覆工構造及び構築方法 | |
JP7177233B2 (ja) | コンクリート函体もしくはオープンシールド機の発進反力構造および方法 | |
JP5524642B2 (ja) | 開削工法 | |
JP5739051B1 (ja) | 地盤改良ベタ基礎の液状化対策構造、及び液状化による不同沈下発生の修正方法 | |
KR20190072213A (ko) | 터널 굴착을 위한 반개착 방법 | |
JP5639213B2 (ja) | オープンシールド工法 | |
JP2022001706A (ja) | 地すべり抑止杭および地すべり抑止杭の構築方法。 | |
JP4475116B2 (ja) | 立坑構造及びその構築方法 | |
JP6543177B2 (ja) | 躯体構築方法 | |
JP2006336228A (ja) | 地下空間の構築方法 | |
CN110106888A (zh) | 一种免水平支撑的自稳式基坑围护支撑结构施工方法 | |
JP7075280B2 (ja) | 地盤改良構造および掘削方法 | |
JP4196290B2 (ja) | めがねトンネルのセンターピラーの補強構造及びトンネルの構築方法 | |
JP6130139B2 (ja) | 耐圧版を有するケーソン構造物及びその構築方法 | |
KR20130015032A (ko) | 강관파일의 부력방지장치 및 시공방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7090512 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |