JP2020036128A5 - - Google Patents

Description

本発明に係わる撮像装置は、複数の画素が２次元的に配置され、異なる領域の画素において時間的に並行して異なる露光時間での露光を行うことが可能な撮像素子と、フリッカーを検知する検知手段と、前記検知手段により検知されたフリッカーの周期よりも短いフレームレートで撮像を行う場合に、前記フレームレートにおける１フレーム内で設定できる露光時間を第１の露光時間として前記撮像素子の第１の領域で第１の画像を撮像するとともに、前記第１の露光時間の整数倍の時間と前記フリッカーの１周期の時間との差分を第２の露光時間として前記撮像素子の前記第１の領域とは異なる第２の領域で第２の画像を撮像するように前記撮像素子を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (13)

1. 複数の画素が２次元的に配置され、異なる領域の画素において時間的に並行して異なる露光時間での露光を行うことが可能な撮像素子と、
   フリッカーを検知する検知手段と、
   前記検知手段により検知されたフリッカーの周期よりも短いフレームレートで撮像を行う場合に、前記フレームレートにおける１フレーム内で設定できる露光時間を第１の露光時間として前記撮像素子の第１の領域で第１の画像を撮像するとともに、前記第１の露光時間の整数倍の時間と前記フリッカーの１周期の時間との差分を第２の露光時間として前記撮像素子の前記第１の領域とは異なる第２の領域で第２の画像を撮像するように前記撮像素子を制御する制御手段と、
   を備えることを特徴とする撮像装置。
2. 前記第１の露光時間は、前記フレームレートにおける１フレーム内で設定できる最大の露光時間であることを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
3. 前記制御手段は、前記第１の露光時間の整数倍の時間と前記第２の露光時間とを加えた時間が、前記フリッカーの１周期の時間と一致するように、前記第１の露光時間と前記第２の露光時間を設定することを特徴とする請求項１または２に記載の撮像装置。
4. 前記第１の画像と前記第２の画像を合成して１フレームの画像とする合成手段をさらに備えることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の撮像装置。
5. 前記合成手段は、前記フリッカーの１周期の時間が前記第１の露光時間の整数倍である場合は、異なるフレームにおける前記第１の画像を合成することを特徴とする請求項４に記載の撮像装置。
6. 前記フリッカーの周期よりも長いフレームレートで撮像を行う場合は、前記合成手段は、画像の合成を行わないことを特徴とする請求項４に記載の撮像装置。
7. 前記第１の領域は、前記撮像素子の１行おきの行を合わせた領域であり、前記第２の領域は、前記撮像素子の前記第１の領域以外の１行おきの行を合わせた領域であることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の撮像装置。
8. 前記フリッカーの周期よりも長いフレームレートで撮像を行う場合は、前記制御手段は、前記第１の露光時間を前記フリッカーの１周期の整数倍の時間に一致させることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の撮像装置。
9. 前記フリッカーの周期よりも長いフレームレートで撮像を行う場合は、前記制御手段は、前記第２の露光時間を０とすることを特徴とする請求項８に記載の撮像装置。
10. 前記第１の露光時間と前記第２の露光時間は、連続した露光時間であることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の撮像装置。
11. 複数の画素が２次元的に配置され、異なる領域の画素において時間的に並行して異なる露光時間での露光を行うことが可能な撮像素子を備える撮像装置を制御する方法であって、
    フリッカーを検知する検知工程と、
    前記検知工程において検知されたフリッカーの周期よりも短いフレームレートで撮像を行う場合に、前記フレームレートにおける１フレーム内で設定できる露光時間を第１の露光時間として前記撮像素子の第１の領域で第１の画像を撮像するとともに、前記第１の露光時間の整数倍の時間と前記フリッカーの１周期の時間との差分を第２の露光時間として前記撮像素子の前記第１の領域とは異なる第２の領域で第２の画像を撮像するように前記撮像素子を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
12. 請求項１１に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
13. 請求項１１に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。