JP2020035912A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレンチ内にゲート電極が設けられた半導体装置において、トレンチのピッチを狭くすることが可能な技術を提案する。【解決手段】 半導体装置であって、半導体基板と、前記半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、前記各トレンチ内に配置されたゲート絶縁膜及びゲート電極を有している。前記半導体基板が、前記半導体基板の前記上面に露出しているとともに前記ゲート絶縁膜に接するn型のソース領域と、前記ソース領域の隣で前記半導体基板の前記上面に露出しているp型のボディコンタクト領域と、前記ソース領域と前記ボディコンタクト領域の下側に配置されているp型のボディ領域と、前記ボディ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接するn型のドリフト領域を有している。前記ソース領域の深さにおける前記各トレンチの幅が、前記ソース領域よりも下側の深さにおける前記各トレンチの幅よりも狭い。【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、半導体装置に関する。
特許文献1に開示の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチを有している。各トレンチ内に、ゲート絶縁膜と、ゲート電極が配置されている。半導体基板は、n型のソース領域と、p型のボディコンタクト領域と、p型のボディ領域と、n型のドリフト領域を有している。ソース領域とボディコンタクト領域は、半導体基板の前記上面に露出している。ソース領域は、ゲート絶縁膜に接している。ボディ領域は、ソース領域とボディコンタクト領域の下側に配置されており、ソース領域の下側でゲート絶縁膜に接している。ドリフト領域は、ボディ領域の下側でゲート絶縁膜に接している。
特開2009−117593号公報
トレンチ内にゲート電極が設けられた半導体装置においては、トレンチのピッチを狭くすると、チャネル密度が高くなり、オン抵抗が下がる。他方、トレンチの間には、ソース領域とボディコンタクト領域を設ける必要がある。トレンチのピッチを狭くすると、トレンチの間の間隔が狭くなり、その間隔に設けられるソース領域とボディコンタクト領域のパターンが極めて細かくなる。このため、製造工程においてソース領域とボディコンタクト領域を形成することが困難となる。したがって、従来は、トレンチのピッチを狭くすることに限界があった。本明細書では、従来よりもトレンチのピッチを狭くすることが可能な技術を提案する。
本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、前記各トレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、前記各トレンチ内に配置されているとともに前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されたゲート電極を有している。前記半導体基板が、前記半導体基板の前記上面に露出しているとともに前記ゲート絶縁膜に接するn型のソース領域と、前記ソース領域の隣で前記半導体基板の前記上面に露出しているp型のボディコンタクト領域と、前記ソース領域と前記ボディコンタクト領域の下側に配置されているとともに前記ソース領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接するp型のボディ領域と、前記ボディ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接するn型のドリフト領域を有している。前記ソース領域の深さにおける前記各トレンチの幅が、前記ソース領域よりも下側の深さにおける前記各トレンチの幅よりも狭い。
この半導体装置では、ソース領域の深さにおけるトレンチの幅が狭い。したがって、トレンチのピッチを狭くしても、ソース領域の深さにおいてトレンチの間の間隔を確保することができる。したがって、トレンチのピッチを狭くしても、トレンチの間の間隔にソース領域とボディコンタクト領域を形成することができる。また、ソース領域よりも下側の深さでは、トレンチの幅が広いので、トレンチの間の間隔が狭い。しかしながら、ソース領域よりも下側の深さでは、トレンチの間の間隔に設けられるボディ領域及びドリフト領域は複雑なパターンを有する必要がない。したがって、ボディ領域及びドリフト領域を適切に形成することができる。このように、この半導体装置の構造によれば、トレンチのピッチを狭くしても、各半導体領域を適切に形成することができる。したがって、この半導体装置の構造によれば、トレンチのピッチを狭くすることが可能であり、オン抵抗を低減することができる。
本明細書が開示する半導体装置の製造方法は、幅広トレンチ形成工程、第1ゲート絶縁膜形成工程、第1ゲート電極形成工程、半導体層成長工程、幅狭トレンチ形成工程、第2ゲート絶縁膜形成工程、第2ゲート電極形成工程、及び、ソース‐ボディコンタクト領域形成工程を有する。前記幅広トレンチ形成工程では、n型のドリフト領域上にp型のボディ領域が設けられた半導体ウエハの上面に、前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト領域に達する複数の幅広トレンチを形成する。前記第1ゲート絶縁膜形成工程では、前記各幅広トレンチ内に、前記各幅広トレンチの内面を覆う第1ゲート絶縁膜を形成する。前記第1ゲート電極形成工程では、前記各幅広トレンチ内に、前記第1ゲート絶縁膜によって前記半導体ウエハから絶縁された第1ゲート電極を形成する。前記半導体層成長工程では、前記半導体ウエハ及び前記第1ゲート電極の上部に半導体層をエピタキシャル成長させる。前記幅狭トレンチ形成工程では、前記半導体層の上面に、前記半導体層を貫通して前記第1ゲート電極に達し、前記幅広トレンチよりも幅が狭い複数の幅狭トレンチを形成する。前記第2ゲート絶縁膜形成工程では、前記各幅狭トレンチ内に、前記各幅狭トレンチの内面を覆う第2ゲート絶縁膜を形成する。前記第2ゲート電極形成工程では、前記各幅狭トレンチ内に、前記第2ゲート絶縁膜によって前記半導体ウエハ及び前記半導体層から絶縁されており、前記第1ゲート電極に接続されている第2ゲート電極を形成する。前記ソース‐ボディコンタクト領域形成工程では、前記各幅狭トレンチの間の前記半導体層に、ソース領域とボディコンタクト領域を形成する。前記ソース領域が、前記半導体層の上面に露出し、前記第2ゲート絶縁膜に接し、前記ボディ領域の上面に接するn型領域である。前記ボディコンタクト領域が、前記ソース領域の隣で前記半導体層の前記上面に露出し、前記ボディ領域の上面に接するp型領域である。
この製造方法では、各幅狭トレンチの幅が狭いので、各幅狭トレンチのピッチを狭くしても、各幅狭トレンチの間の間隔を広く確保することができる。したがって、各幅狭トレンチの間の半導体層に、ソース領域とボディコンタクト領域を好適に形成することができる。したがって、この製造方法によれば、各トレンチのピッチが狭く、オン抵抗が低い半導体装置を好適に製造することができる。
実施形態のMOSFETの断面図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 実施形態のMOSFETの製造工程の説明図。 変形例のMOSFETの製造工程の説明図。 変形例のMOSFETの製造工程の説明図。
図1に示す実施例1のMOSFET10は、SiC(炭化ケイ素)により構成された半導体基板12を有している。半導体基板12の上面12aには、ソース電極80が配置されている。半導体基板12の下面12bには、ドレイン電極84が配置されている。
半導体基板12の上面12aには、互いに平行に伸びる複数のトレンチ34が設けられている。複数のトレンチ34は、一定のピッチP1で配列されている。各トレンチ34は、図1の紙面に対して垂直な方向に長く伸びている。各トレンチ34は、幅広トレンチ34aと幅狭トレンチ34bを有している。幅狭トレンチ34bは、半導体基板12の上面12aを含む範囲に設けられている。幅広トレンチ34aは、幅狭トレンチ34bの下側に設けられている。幅広トレンチ34aは、幅狭トレンチ34bよりも広い幅を有している。したがって、幅広トレンチ34aの間の間隔部50aの幅は、幅狭トレンチ34bの間の間隔部50bの幅よりも狭い。
各トレンチ34内には、ゲート絶縁膜38と、ゲート電極40が配置されている。ゲート絶縁膜38は、幅広トレンチ34aから幅狭トレンチ34bにわたって、トレンチ34の内面を覆っている。ゲート電極40は、幅広トレンチ34aから幅狭トレンチ34bにわたって分布している。ゲート電極40の一部は、半導体基板12の上面12aから上側に突出している。ゲート電極40は、ゲート絶縁膜38によって半導体基板12から絶縁されている。ゲート電極40の上面は、層間絶縁膜36によって覆われている。ゲート電極40は、層間絶縁膜36によってソース電極80から絶縁されている。
半導体基板12は、複数のソース領域24、複数のボディコンタクト領域26、ボディ領域27、ドリフト領域28、及び、ドレイン領域30を有している。
複数のソース領域24と複数のボディコンタクト領域26は、幅狭トレンチ34bの深さ範囲に配置されている。すなわち、ソース領域24とボディコンタクト領域26は、幅狭トレンチ34bの間の間隔部50b内に配置されている。間隔部50b内に、ソース領域24とボディコンタクト領域26がパターニングされて設けられている。
各ソース領域24は、n型である。各ソース領域24は、半導体基板12の上面12aに露出しており、ソース電極80にオーミック接触している。各ソース領域24は、幅狭トレンチ34b内のゲート絶縁膜38に接している。
各ボディコンタクト領域26は、p型である。各ボディコンタクト領域26は、ソース領域24に隣接する範囲で半導体基板12の上面12aに露出しており、ソース電極80にオーミック接触している。各ボディコンタクト領域26は、ゲート絶縁膜38に接しない範囲に配置されている。
ボディ領域27は、ボディコンタクト領域26よりもp型不純物濃度が低いp型領域である。ボディ領域27は、ソース領域24及びボディコンタクト領域26に対して下側から接している。ボディ領域27は、幅広トレンチ34aの深さ範囲に配置されている。すなわち、ボディ領域27は、幅広トレンチ34aの間の間隔部50a内に配置されている。ボディ領域27は、幅広トレンチ34a内のゲート絶縁膜38に接している。ボディ領域27は、ソース領域24の下側でゲート絶縁膜38に接している。
ドリフト領域28は、ソース領域24よりもn型不純物濃度が低いn型領域である。ドリフト領域28は、ボディ領域27に対して下側から接している。ドリフト領域28は、幅広トレンチ34aの間の間隔部50aからトレンチ34の下端よりも下側まで分布している。ドリフト領域28は、ボディ領域27の下側で、幅広トレンチ34a内のゲート絶縁膜38に接している。ドリフト領域28は、ボディ領域27によってソース領域24から分離されている。
ドレイン領域30は、ドリフト領域28よりもn型不純物濃度が高いn型領域である。ドレイン領域30は、ドリフト領域28に対して下側から接している。ドレイン領域30は、半導体基板12の下面12bに露出する範囲に形成されている。ドレイン領域30は、ドレイン電極84に対してオーミック接触している。
次に、MOSFET10の動作について説明する。ドレイン電極84には、ソース電極80よりも高い電位が印加される。ゲート電極40にゲート閾値以上の電位を印加すると、ゲート絶縁膜38に接する範囲のボディ領域27にチャネルが形成される。チャネルによって、ソース領域24とドリフト領域28が接続される。このため、ソース電極80から、ソース領域24、チャネル、ドリフト領域28、及び、ドレイン領域30を経由して、ドレイン電極84に向かって電子が流れる。すなわち、MOSFET10がオンする。
トレンチ34のピッチP1を狭くすることで、チャネルの密度を高くし、MOSFET10のオン抵抗を低減することができる。また、このMOSFET10では、ソース領域24の深さにおけるトレンチ34の幅(すなわち、幅狭部34bの幅)が、ソース領域24よりも下側の深さにおけるトレンチ34の幅(すなわち、幅広部34aの幅)よりも狭い。このため、トレンチ34のピッチP1を狭くしても、幅狭トレンチ34bの間の間隔部50bを広く確保することができる。このため、トレンチ34のピッチP1を狭くしても、広い間隔部50bにソース領域24とボディコンタクト領域26をパターニングして形成することができる。すなわち、製造工程において、パターニングの加工精度の問題は生じず、ソース領域24とボディコンタクト領域26を好適に形成することができる。また、ピッチP1を狭くすると、幅広トレンチ34aの間の間隔部50aは狭くなるが、間隔部50aにはボディ領域27及びドリフト領域28が横方向全体に分布しており、これらの領域をパターニングして形成する必要はない。このように、MOSFET10の構造によれば、ピッチP1を狭くしても、加工上の問題が生じない。したがって、トレンチ34のピッチP1を狭くして、MOSFET10のオン抵抗を低減することができる。
次に、MOSFET10の製造方法について説明する。まず、図2に示すように、エピタキシャル成長によって、ドリフト領域28上にボディ領域27が形成される。以下では、ドリフト領域28とボディ領域27により構成されたウエハを、半導体ウエハ14という。
次に、図3に示すように、半導体ウエハ14の上面が部分的にエッチングされ、半導体ウエハ14の上面に幅広トレンチ34aが形成される。幅広トレンチ34aは、ボディ領域27を貫通してドリフト領域28に達するように形成される。
次に、図4に示すように、酸化膜の成膜とパターニングによって、幅広トレンチ34aの内面にゲート絶縁膜38aが形成される。
次に、図5に示すように、半導体ウエハ14上にポリシリコンを堆積することで、ゲート電極40aが形成される。ここでは、幅広トレンチ34aの内部にポリシリコンが充填され、幅広トレンチ34a内にゲート電極40aが形成される。
次に、図6に示すように、ゲート電極40aがエッチングされ、半導体ウエハ14の上面上のゲート電極40aが除去される。幅広トレンチ34a内には、ゲート電極40aが残存する。
次に、図7に示すように、酸化膜の成膜とパターニングによって、幅広トレンチ34a内のゲート電極40a上にゲート絶縁膜38cが形成される。
次に、図8に示すように、エピタキシャル成長によって、ボディ領域27及びゲート絶縁膜38c上に半導体層20が形成される。
次に、図9に示すように、半導体層20の上面が部分的にエッチングされ、半導体層20の上面に、幅狭トレンチ34bが形成される。幅狭トレンチ34bは、幅広トレンチ34aの上部に形成される。幅狭トレンチ34bは、半導体層20とゲート絶縁膜38cを貫通してゲート電極40aに達するように形成される。したがって、幅狭トレンチ34bが幅広トレンチ34aに繋がり、トレンチ34が形成される。
次に、図10に示すように、酸化膜の成膜によって、半導体層20の表面にゲート絶縁膜38bが形成される。すなわち、ゲート絶縁膜38bは、幅狭トレンチ34bの側面と半導体層20の上面に形成される。ゲート絶縁膜38a、38b、38cが互いに繋がることで、図1に示すゲート絶縁膜38が形成される。
次に、図11に示すように、幅狭トレンチ34bの内部と半導体層20の上部にポリシリコンを堆積することで、ゲート電極40bが形成される。幅狭トレンチ34bの下端においてゲート電極40bがゲート電極40aと接続されることで、図1に示すゲート電極40が形成される。また、図11に示すように、半導体層20の上部では、エッチングによってゲート電極40bが部分的に除去される。
次に、図12に示すように、エッチングによって、半導体層20の上部のゲート絶縁膜38bが除去される。また、ゲート電極40bの上面を覆うように、層間絶縁膜36が形成される。
次に、図13に示すように、イオン注入によって、半導体層20(すなわち、幅狭トレンチ34bの間の間隔部50b)に、ソース領域24とボディコンタクト領域26が形成される。トレンチ34のピッチP1が狭くても、幅狭トレンチ34bの幅が狭いので、間隔部50bの幅が広い。したがって、間隔部50bにパターニングされたソース領域24とボディコンタクト領域26を好適に形成することができる。
次に、半導体層20の上面と層間絶縁膜36を覆うように、ソース電極80を形成する。次に、半導体ウエハ14の下面にn型不純物を注入して、ドレイン領域30を形成する。次に、半導体ウエハ14の下面にドレイン電極84を形成する。これによって、図1のMOSFET10が完成する。
上述した実施形態の製造方法によれば、トレンチ34のピッチP1が狭いMOSFET10を好適に製造することができる。
次に、変形例の製造方法について説明する。変形例の製造方法では、図5の工程まで上述した実施形態の製造方法と同様に加工を行う。次に、図14に示すように、半導体ウエハ14の上面上に薄い膜厚でゲート電極40aが残存するように、ゲート電極40aをエッチングする。次に、図15に示すように、半導体ウエハ14の上面上に残存したゲート電極40a(ポリシリコン)を酸化させることで、ゲート絶縁膜38cを形成する。その後、図7に示すように、ゲート絶縁膜38cをパターニングする。その後の工程は、上述した実施形態の製造方法と同様に実施される。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
12 :半導体基板
24 :ソース領域
26 :ボディコンタクト領域
27 :ボディ領域
28 :ドリフト領域
30 :ドレイン領域
34 :トレンチ
34a :幅広トレンチ
34b :幅狭トレンチ
36 :層間絶縁膜
38 :ゲート絶縁膜
40 :ゲート電極
50a :間隔部
50b :間隔部
80 :ソース電極
84 :ドレイン電極

Claims (2)

  1. 半導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板の上面に設けられた複数のトレンチと、
    前記各トレンチの内面を覆うゲート絶縁膜と、
    前記各トレンチ内に配置されており、前記ゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されたゲート電極、
    を有しており、
    前記半導体基板が、
    前記半導体基板の前記上面に露出しており、前記ゲート絶縁膜に接するn型のソース領域と、
    前記ソース領域の隣で前記半導体基板の前記上面に露出しているp型のボディコンタクト領域と、
    前記ソース領域と前記ボディコンタクト領域の下側に配置されており、前記ソース領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接するp型のボディ領域と、
    前記ボディ領域の下側で前記ゲート絶縁膜に接するn型のドリフト領域、
    を有しており、
    前記ソース領域の深さにおける前記各トレンチの幅が、前記ソース領域よりも下側の深さにおける前記各トレンチの幅よりも狭い、
    半導体装置。
  2. 半導体装置の製造方法であって、
    n型のドリフト領域上にp型のボディ領域が設けられた半導体ウエハの上面に、前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト領域に達する複数の幅広トレンチを形成する工程と、
    前記各幅広トレンチ内に、前記各幅広トレンチの内面を覆う第1ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記各幅広トレンチ内に、前記第1ゲート絶縁膜によって前記半導体ウエハから絶縁された第1ゲート電極を形成する工程と、
    前記半導体ウエハ及び前記第1ゲート電極の上部に半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
    前記半導体層の上面に、前記半導体層を貫通して前記第1ゲート電極に達し、前記幅広トレンチよりも幅が狭い複数の幅狭トレンチを形成する工程と、
    前記各幅狭トレンチ内に、前記各幅狭トレンチの内面を覆う第2ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記各幅狭トレンチ内に、前記第2ゲート絶縁膜によって前記半導体ウエハ及び前記半導体層から絶縁されており、前記第1ゲート電極に接続されている第2ゲート電極を形成する工程と、
    前記各幅狭トレンチの間の前記半導体層に、ソース領域とボディコンタクト領域を形成する工程、
    を有し、
    前記ソース領域が、前記半導体層の前記上面に露出し、前記第2ゲート絶縁膜に接し、前記ボディ領域の上面に接するn型領域であり、
    前記ボディコンタクト領域が、前記ソース領域の隣で前記半導体層の前記上面に露出し、前記ボディ領域の前記上面に接するp型領域である、
    製造方法。
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