JP2020034367A - ゼロクロス検出回路、超音波流量計、およびゼロクロス検出方法 - Google Patents

ゼロクロス検出回路、超音波流量計、およびゼロクロス検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を大きくすることなく、フォーリングエッジとライジングエッジの両方のゼロクロス点を、安定して検出する。【解決手段】第1の状態検出回路12Aで、検出電圧Vinが予め設定されている閾値電圧Vsを上回った第1の状態に遷移したことを検出し、第2の状態検出回路12Bで、第1の状態からVinがゼロ電圧Vzを下回った第2の状態に遷移したことを検出し、第3の状態検出回路12Cで、第1の状態となった時点から、超音波信号の半周期分の時間Tf/2だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出し、第4の状態検出回路12Dが、第3の状態からVinがVzを上回った第4の状態に遷移したことを検出し、出力回路12Eで、第2の状態および第4の状態に遷移したタイミングをゼロクロス点として検出出力する。【選択図】 図4

Description

本発明は、超音波流量計において、流量計測に用いる超音波信号の伝搬時間差を検出するため、トランスデューサからの検出信号のゼロクロス点を検出するためのゼロクロス検出技術に関する。
一般に、超音波流量計では、流体の流れを横切るように2つのトランスデューサを対向配置し、順逆方向のそれぞれで超音波信号を送受信して、トランスデューサー間における超音波伝搬時間を検出し、順逆方向における超音波伝搬時間の伝搬時間差に基づいて流体の流量を計算している。
超音波伝搬時間を検出するための一方法として、受信した超音波信号を示す検出信号の検出電圧(AC電圧)がゼロ電圧(0V)と交差するゼロクロス時刻に基づいて超音波伝搬時間を検出する、いわゆるゼロクロス法が用いられている。
このゼロクロス法では、検出電圧のうち同一時間位置にある目標ゼロクロス点を検出するため、検出電圧が予め設定した閾値電圧を最初に超えたトリガー点を基準として、トリガー点以降に最初に検出されたゼロクロス点を目標ゼロクロス点として特定している。この際、閾値電圧がプラスで最初のゼロクロス点がフォーリングエッジの場合、次のライジングエッジのゼロクロス点を使って、連続する2つのゼロクロスの平均値から超音波の伝搬時間が求められる。
特許第5134844号公報
しかしながら、受信した超音波信号を示す検出信号の検出電圧には、ノイズが重畳しているため、ゼロクロス点を誤って複数回検出してしまう恐れがある。前述した従来技術によれば、検出電圧が閾値を超える部分の検出について、「波形割れ」もしくは「チャタリング」を防止する方法が開示されているが、ゼロクロス点においても、チャタリングを防止する措置が必要である。ただし、閾値を超える部分の検出では高い精度が必要とされるものではないが、ゼロクロス点の時間位置は超音波伝搬時間そのものに影響するため、遅延量が少ない検出方法が必要となる。
このような場合、一般にはSRラッチを使って、ゼロ点から離れた位置でリセットし、ゼロ点をクロスするときにセットすることで、チャタリングを防止することが行われている。検出電圧がプラスからマイナスへゼロ点をクロスする場合(フォーリングエッジ)ではプラス側に閾値を用意し、その値を超えたところでSRラッチをリセットし、ゼロ点をクロスするところでSRラッチをセットするようにすることで、SRラッチの出力からチャタリングのないゼロクロス検出を得ることができる。
この際、先に述べた理由によりライジングエッジでのゼロクロスも検出する必要がある。このためには、マイナス側に閾値を用意し、その値を超えたところでSRラッチをリセットし、ゼロ点をクロスするところでSRラッチをセットするようにすることで、ライジングエッジについてもSRラッチの出力からチャタリングのないゼロクロス検出を得ることができる。ただし、このためには、プラス側とマイナス側の両方の閾値をそれぞれ用意する必要があり、回路規模が大きくなるためコストや消費電流、専有面積などの面で課題がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、回路規模を大きくすることなく、フォーリングエッジとライジングエッジの両方のゼロクロス点を、安定して検出できるゼロクロス検出技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるゼロクロス検出回路は、一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計で用いられて、受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出するためのゼロクロス検出回路であって、前記検出電圧が予め設定されている閾値電圧を上回った第1の状態に遷移したことを検出する第1の状態検出回路と、前記第1の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回った第2の状態に遷移したことを検出する第2の状態検出回路と、前記第1の状態となった時点から、前記超音波信号の半周期分の時間だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出する第3の状態検出回路と、前記第3の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を上回った第4の状態に遷移したことを検出する第4の状態検出回路と、前記第2の状態および前記第4の状態に遷移したタイミングを前記ゼロクロス点として検出出力する出力回路とを備えている。
また、本発明にかかる上記ゼロクロス検出回路の一構成例は、前記第1の状態検出回路が、前記検出電圧と前記閾値電圧とを比較し、前記第1の状態を検出したことを示す第1の状態検出信号を出力する第1のコンパレータを含み、前記第2の状態検出回路は、前記検出電圧と前記ゼロ電圧とを比較し、前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回って負電圧状態であることを示す負電圧検出信号を出力する第2のコンパレータと、前記第1の状態検出信号によりリセットされるとともに、前記負電圧検出信号によりセットされることにより、前記第2の状態を検出したことを示す第2の状態検出信号を保持出力する第1のラッチ回路とを含むものである。
また、本発明にかかる上記ゼロクロス検出回路の一構成例は、前記第3の状態検出回路が、前記第1の状態検出信号を前記半周期分の時間だけ遅延させた第3の状態検出信号を出力する遅延回路を含み、前記第4の状態検出回路は、前記第3の状態検出信号によりリセットされるとともに、第2の状態検出信号の反転論理信号によりセットされることにより、前記第4の状態を示す第4の状態検出信号を保持出力する第2のラッチ回路とを含むものである。
また、本発明にかかる上記ゼロクロス検出回路の一構成例は、前記出力回路が、前記第2の状態検出信号と前記第4の状態検出信号との論理積に基づいて、前記ゼロクロス点を示すゼロクロス検出信号を出力する論理積回路を含むものである。
また、本発明にかかる超音波流量計は、一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出する回路として、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のゼロクロス検出回路を備えるものである。
また、本発明にかかるゼロクロス検出方法は、一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計で用いられて、受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出するためのゼロクロス検出回路で用いられるゼロクロス検出方法であって、第1の状態検出回路が、前記検出電圧が予め設定されている閾値電圧を上回った第1の状態に遷移したことを検出する第1の状態検出ステップと、第2の状態検出回路が、前記第1の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回った第2の状態に遷移したことを検出する第2の状態検出ステップと、第3の状態検出回路が、前記第1の状態となった時点から、前記超音波信号の半周期分の時間だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出する第3の状態検出ステップと、第4の状態検出回路が、前記第3の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を上回った第4の状態に遷移したことを検出する第4の状態検出ステップと、出力回路が、前記第2の状態および前記第4の状態に遷移したタイミングを前記ゼロクロス点として検出出力する出力ステップとを備えている。
本発明によれば、検出電圧が閾値電圧を上回ったトリガー点から超音波信号の半周期分の時間だけ経過した時点以降の第2の状態において、検出電圧がゼロ電圧を上回るゼロクロス点の検出が開始されることになる。このため、プラス側とマイナス側の両方の閾値電圧を用意する必要がなくなる。したがって、回路規模を大きくすることなく、検出電圧が閾値電圧を超えた後に連続して発生する、フォーリングエッジとライジングエッジの両方のゼロクロス点を、安定して検出することが可能となる。
超音波流量計の構成を示すブロック図である。 検出電圧とゼロクロス点との関係を示す信号波形図である。 トリガー点およびゼロクロス点の検出状態に関する遷移を示す状態遷移図である。 ゼロクロス検出回路の構成を示すブロック図である。 ゼロクロス検出回路の具体的構成を示すブロック図である。 ゼロクロス検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[超音波流量計]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる超音波流量計1について説明する。図1は、超音波流量計の構成を示すブロック図である。
この超音波流量計1は、一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を順逆両方向で送受信する計測工程を複数回繰り返し実施し、これら計測工程ごと得られた両方向における超音波信号の伝搬時間差に基づいて、流体の流量を計測する超音波流量計である。
図1に示すように、超音波流量計1は、計測対象となる流体が流れる円筒形状の測定管Cと、測定管Cの外周面のうち流体が流れる方向に対して上流側と下流側にそれぞれ取り付けられた一対のトランスデューサTD1,TD2と、これらTD1,TD2で検出された検出電圧を信号処理して流量を計算出力する流量演算装置10とから構成されている。
TD1(TD2)は、配線Wを介して接続された流量演算装置10からの送信指示信号に応じて、測定管C内に向けて超音波信号U1を送信する。TD2(TD1)は、測定管C内を流れる流体を通過した、TD1(TD2)からの超音波信号U1(U2)を受信し、その受信結果を示す検出電圧を、配線Wを介して流量演算装置10へ出力する。
この際、U1,U2の伝搬時間t1,t2は、流体の流れから受ける影響が異なるため、流体の流量Qに応じた分だけt1,t2の差、すなわち伝搬時間差Δtが生じる。超音波流量計は、このΔtに基づいて流量Qを導出するようにしたものである。なお、本実施の形態にかかる流量演算装置10で用いる、ΔtからQを求める演算手法については、一般的な超音波流量計で用いられている公知の計算式を用いればよく、ここでの詳細な説明は省略する。
[流量演算装置]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる流量演算装置10の構成について説明する。
図1に示すように、流量演算装置10は、主な機能部として、入出力I/F部11、ゼロクロス検出回路12、記憶部13、計測制御部14、流量計算部15、および流量出力部16を備えており、これら機能部は、内部バスBを介してデータやり取り可能に接続されている。これら機能部のうち、計測制御部14、流量計算部15、および流量出力部16は、CPUとプログラムが協働することにより実現される。
入出力I/F部11は、配線Wを介してトランスデューサTD1,TD2と接続されて、TD1,TD2との間で計測に用いる各種信号をやり取りする機能を有している。
ゼロクロス検出回路12は、計測工程ごとに、超音波信号U1(U2)を受信したTD2(TD1)から出力される検出電圧Vinと予め設定した閾値電圧Vsとを比較する機能と、VinがVsを超えたトリガー点以降において、Vinがゼロ電圧Vz(0V)とゼロクロスするゼロクロス点を検出する機能とを有している。
記憶部13は、半導体メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、流量演算装置10での流量計測動作に用いる各種処理データやプログラムを記憶する機能を有している。
計測制御部14は、予め設定されている周期的な計測タイミングの到来、あるいはオペレータや上位装置(図示せず)からの任意のタイミングにおける指示に応じて、入出力I/F部11からTD1,TD2に対して送信指示信号を出力することにより、TD1,TD2間で計測対象となる流体を介して超音波信号U1,U2を両方向で交互に送受信する計測工程を、N回繰り返し実施する機能を有している。
流量計算部15は、ゼロクロス検出回路12で検出されたゼロクロス点のゼロクロス時刻を記憶部13に保存する機能と、記憶部13に保存されているゼロクロス時刻から予め設定されている複数の目標ゼロクロス点に関する目標ゼロクロス時刻をそれぞれ抽出する機能と、これら目標ゼロクロス時刻から求めたU1,U2に関する伝搬時間t1,t2さらには伝搬時間差Δtに基づいて、流体の流量Qを計算し、記憶部13に保存する機能とを有している。
流量出力部16は、通信ネットワークNWを介して上位装置(図示せず)と接続し、定期的あるいは上位装置からの出力指示に応じて、記憶部13から流量Qを取得して上位装置へ出力する機能とを有している。
[本発明の原理]
次に、図2を参照して、本発明の原理について説明する。図2は、検出電圧とゼロクロス点との関係を示す信号波形図である。
トランスデューサTD1,TD2から流量演算装置10へ入力される検出電圧Vinは、図2に示すように、振幅が時間軸に沿って増減する複数の正弦波交流パルスからなる。
ゼロクロス検出回路12は、前述したように、Vinが閾値電圧Vsを超えたことを検出した後、Vinがゼロ電圧Vzとゼロクロスするゼロクロス点を検出する。
時刻T0に流量計測が開始された後、時刻T11にVinがVsを超えてトリガー点X1に達した場合、これ以降の時刻T2,T3,T4,T5,…におけるゼロクロス点、すなわちZ2,Z3,Z4,Z5,…を検出することになる。
ここで、図2を観察すると、まずZ2はX1の後、VinがVzを下回るゼロクロス点(フォーリングエッジ)である。次のZ3は、Z2の後にVinがVzを上回るゼロクロス点(ライジングエッジ)であるが、図2の拡大図に示すように、Vinに重畳したノイズによりチャタリングが発生して、Z2のすぐ後でライジングエッジのゼロクロス点Z3’をZ3として誤検出する可能性がある。
このため、VinがVzからある程度負電圧方向に変化して、ノイズの影響がなくなってから次のゼロクロス点であるZ3の検出を開始するのが望ましい。
一方、Vsは、Vinの振幅がVsに届かない期間におけるノイズの影響を回避して、トリガー点Xを安定して検出しうる電圧に予め設定されている。したがって、トリガー点X1を検出した時刻T11から、超音波信号周期Tfの半周期分の時間Tf/2だけ経過した時点におけるVinも、ノイズの影響を回避可能な負電圧側の振幅を持つものと考えられる。
本発明は、このようなトリガー点X1からTf/2だけ経過した時点における、VinとVinに重畳するノイズとの関係に着目し、X1を検出した後Tf/2だけ経過した時点から、次のゼロクロス点、すなわちVinがVzを上回るゼロクロス点Z3(ライジングエッジ)の検出を開始するようにしたものである。
この際、図2に示されているように、流量計測の開始からX1を最初に検出するまでの期間(T0〜T11)を状態0とし、X1検出からZ2を検出するまでの期間(T11〜T2)を状態1とし、Z2からZ3の検出を開始するまでの期間(T2〜T21)を状態2とし、Z3の検出を開始してからZ3の検出までの期間(T21〜T3)を状態3とし、Z3検出からX3を検出するまでの期間(T3〜T31)を状態4とした場合、これら状態1〜状態4は、X1,X3,…ごとに繰り返されていることが分かる。
図3は、トリガー点およびゼロクロス点の検出状態に関する遷移を示す状態遷移図である。前述した状態1〜状態4を整理すると、図3のような状態遷移図が得られる。
すなわち、流量計測の開始によりVinが入力された時点(T0)で状態0に遷移し、VinがVsより上回ってX1が検出された時点(T11)で状態1に遷移し、VinがVzを下回ってZ2が検出された時点(T2)で状態2に遷移する。続いて、VinがVsを上回って状態1に遷移した後、半周期分の時間Tf/2だけ経過した時点(T21)で状態3に遷移する。この後、VinがVzを上回ってZ3が検出された時点(T3)で状態4に遷移し、Vinが再びVsより上回ってX3が検出された時点(T11)で状態1に戻ることになる。
本発明は、このようなゼロクロス検出回路12における、トリガー点およびゼロクロス点の検出状態に関する遷移順序に着目し、これら状態1〜状態4を検出する第1、第2、第3、および第4の状態検出回路をそれぞれ設け、第2および第4の検出回路からの検出出力に基づいて、ゼロクロス点Z2,Z3,Z4,Z5,…の検出タイミングを示すゼロクロス検出信号Zを出力するようにしたものである。
[ゼロクロス検出回路]
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかるゼロクロス検出回路12について詳細に説明する。図4は、ゼロクロス検出回路の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、ゼロクロス検出回路12には、主な回路部として、第1の状態検出回路12A、第2の状態検出回路12B、第3の状態検出回路12C、第4の状態検出回路12D、および出力回路12Eが設けられている。
第1の状態検出回路12Aは、検出電圧Vinが予め設定されている閾値電圧Vsを上回った第1の状態に遷移したことを検出し、第1の状態を示す第1の状態検出信号S1を出力する機能を有している。
第2の状態検出回路12Bは、S1に基づいて第1の状態から検出電圧Vinがゼロ電圧Vzを下回った第2の状態に遷移したことを検出し、第2の状態を示す第2の状態検出信号S2を出力する機能を有している。
第3の状態検出回路12Cは、S1に基づいて第1の状態となった時点から、超音波信号の半周期分の時間Tf/2だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出し、第3の状態を示す第3の状態検出信号S3を出力する機能を有している。
第4の状態検出回路12Dは、S3に基づいて第3の状態から検出電圧Vinがゼロ電圧を上回った第4の状態に遷移したことを検出し、第4の状態を示す第4の状態検出信号S4を出力する機能を有している。
出力回路12Eは、S2とS4に基づいて、第2の状態および第4の状態に遷移したタイミングをゼロクロス点として検出し、ゼロクロス点を示すゼロクロス検出信号Zを出力する機能を有している。
図5は、ゼロクロス検出回路の具体的構成を示すブロック図である。図4に示したゼロクロス検出回路12の第1の状態検出回路12A、第2の状態検出回路12B、第3の状態検出回路12C、第4の状態検出回路12D、および出力回路12Eは、図5に示すような具体的な回路でそれぞれ構成することができる。
すなわち、第1の状態検出回路12Aは、主な回路部として、非反転入力端子(+)にVinが入力され、反転入力端子(−)にVsが入力され、出力端子からS1を出力する第1のコンパレータCMP1を含んでいる。CMP1は、一般的なコンパレータ回路でもよく、オペアンプで構成してもよい。
また、第2の状態検出回路12Bは、主な回路部として、非反転入力端子(+)にVzが入力され、反転入力端子(−)にVinが入力され、出力端子からVinがVzを下回り負電圧状態であることを示す負電圧検出信号Snを出力する第2のコンパレータCMP2と、S1によりリセットされるとともに、Snによりセットされることにより、S2を保持出力する第1のラッチ回路L1とを含んでいる。
この際、L1をSRラッチ回路で構成した場合、リセット端子(R)にS1が入力されるとともに、セット端子(S)にSnが入力され、出力端子(Q)からS2が出力されることになる。なおL1は、SRラッチ回路に限定されるものではなく、同様の機能を有するラッチ回路やフリップフロップ回路で構成してもよい。
また、第3の状態検出回路12Cは、主な回路部として、S1を超音波信号の半周期分の時間Tf/2だけ遅延させたS3を出力する遅延回路DLYを含んでいる。DLYについては、CR時定数回路を有する一般的な遅延回路であってもよく、流量演算装置10で用いるクロック信号を計数するカウンタ回路で構成してもよい。
また、第4の状態検出回路12Dは、主な回路部として、Snの論理を反転することにより、VinがVzを上回り正電圧状態であることを示す正電圧検出信号Spを出力するインバータINVと、S3によりリセットされるとともに、Spによりセットされることにより、S4を保持出力する第2のラッチ回路L2とを含んでいる。
この際、L2をSRラッチ回路で構成した場合、リセット端子(R)にS3が入力されるとともに、セット端子(S)にSpが入力され、出力端子(Q)からS4が出力されることになる。なおL2は、SRラッチ回路に限定されるものではなく、同様の機能を有するラッチ回路やフリップフロップ回路で構成してもよい。
また、出力回路12Eは、主な回路部として、L1から出力されるS2とL2から出力されるS4とを入力とし、これらS2とS4の論理積信号を、ゼロクロス点を示すゼロクロス検出信号Zとして出力する論理積回路ANDを含んでいる。
[本実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかるゼロクロス検出回路12の動作について説明する。図6は、ゼロクロス検出回路の動作を示すタイミングチャートである。
図6に示すように、時刻T0における流量計測の開始に応じて、ゼロクロス検出回路12における検出状態は、状態0に遷移する。この後、時刻T11に最初にVinがVsを超えた場合、第1の状態検出回路12AのCMP1からの出力S1が、L(Lowレベル)からH(Highレベル)に立ち上がってトリガー点X1が検出され、検出状態は状態1に遷移する。これにより、L1がS1によりリセットされて出力S2がLレベルとなる。続く、時刻T12にVinがVsを下回ってS1がHからLに変化し、L1のリセットが解除される。
この後、時刻T2にVinがVzを下回った場合、第2の状態検出回路12BのCMP2からの出力SnがLからHに変化する。このSnの立ち上がりタイミングでL1がセットされ出力S2がLからHに変化する。これにより、ゼロクロス点Z2が検出され、検出状態は状態2に遷移する。
一方、第3の状態検出回路12CのDLYは、出力S1の立ち上がりタイミングである時刻T11からTf/2の計時を開始し、Tf/2の経過後の時刻T21に、出力S3がLからHに変化して、検出状態は状態3に遷移する。これにより、L2がS3によりリセットされて出力S4がLレベルとなる。
この後、時刻T3にVinがVzを上回った場合、第2の状態検出回路12BのCMP2からの出力SnがHからLに変化し、第4の状態検出回路12DのINVからの出力SpがLからHに変化する。このSpの立ち上がりタイミングでL2がSpによりセットされ出力S4がLからHに変化する。これにより、ゼロクロス点Z3が検出され、検出状態は状態4に遷移する。
続く時刻T31にVinが再びVsを超えた場合、第1の状態検出回路12AのCMP1からの出力S1が、LからHに立ち上がってトリガー点X3が検出され、検出状態は状態1に遷移する。これにより、L1がS1によりリセットされて出力S2がLレベルとなる。続く、時刻T12にVinがVsを下回ってS1がHからLに変化し、L1のリセットが解除される。
このようにして、ゼロクロス検出回路12における検出状態は、流量計測を開始した状態0の後、状態1、状態2、状態3、および状態4を繰り返し遷移することになる。
出力回路12Eの論理積回路ANDは、L1からの出力S2とL2からの出力S4との論理積を出力する。なお、状態0において、S2は初期値としてLレベルに維持されており、S4は初期値としてHレベルに維持されているものとする。
したがって、S2とS4がともにHレベルとなる、時刻T2から時刻T21までの期間と、時刻T3から時刻T31までの期間に、ゼロクロス検出信号ZがHレベルとなり、このZの立ち上がりタイミングがゼロクロス点Z2,Z3を示すことになる。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、第1の状態検出回路12Aで、検出電圧Vinが予め設定されている閾値電圧Vsを上回った第1の状態に遷移したことを検出し、第2の状態検出回路12Bで、第1の状態からVinがゼロ電圧Vzを下回った第2の状態に遷移したことを検出し、第3の状態検出回路12Cで、第1の状態となった時点から、超音波信号の半周期分の時間Tf/2だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出し、第4の状態検出回路12Dが、第3の状態からVinがVzを上回った第4の状態に遷移したことを検出し、出力回路12Eで、第2の状態および第4の状態に遷移したタイミングをゼロクロス点として検出出力するようにしたものである。
より具体的には、第1の状態検出回路12Aが、VinとVsとを比較し、第1の状態を検出したことを示す第1の状態検出信号S1を出力する第1のコンパレータCMP1を含み、第2の状態検出回路12Bが、VinとVzとを比較し、VinがVzを下回って負電圧状態であることを示す負電圧検出信号Snを出力する第2のコンパレータCMP2と、S1によりリセットされるとともに、Snによりセットされることにより、第2の状態を検出したことを示す第2の状態検出信号S2を保持出力する第1のラッチ回路L1とを含むようにしたものである。
また、第3の状態検出回路12Cが、S1を超音波信号の半周期分の時間Tf/2だけ遅延させた第3の状態検出信号S3を出力する遅延回路DLYを含み、第4の状態検出回路12Dが、S3によりリセットされるとともに、正電圧検出信号Spによりセットされることにより、第4の状態を示す第4の状態検出信号S4を保持出力する第2のラッチ回路L2とを含み、出力回路12Eが、S2とS4との論理積に基づいて、ゼロクロス点を示すゼロクロス検出信号Zを出力する論理積回路ANDを含むようにしたものである。
これにより、VinがVsを上回ったトリガー点X1からTf/2だけ経過した時点以降の状態2において、VinがVzを上回るゼロクロス点Z3の検出が開始されることになる。このため、ノイズの影響が大きい期間、すなわちX1の後、VinがVzを下回るゼロクロス点Z2の直後におけるZ3の検出が避けられることになる。また、プラス側(またはマイナス側)の閾値だけでフォーリングエッジとライジングエッジの両方のゼロクロス点を検出できることになり、プラス側とマイナス側の両方の閾値電圧を用意する必要がなくなる。したがって、回路規模を大きくすることなく、検出電圧Vinが閾値電圧Vsを超えた後に連続して発生する、フォーリングエッジとライジングエッジの両方のゼロクロス点を、チャタリングすることなく安定して検出することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…超音波流量計、10…流量演算装置、11…入出力I/F部、12…ゼロクロス検出回路、12A…第1の状態検出回路、12B…第2の状態検出回路、12C…第3の状態検出回路、12D…第4の状態検出回路、12E…出力回路、13…記憶部、14…計測制御部、15…流量計算部、16…流量出力部、CMP1,CMP2…コンパレータ、L1,L2…ラッチ回路、DLY…遅延回路、INV…インバータ、AND…論理積回路、Vin…検出電圧、Vs…閾値電圧、Vz…ゼロ電圧、S1…第1の状態検出信号、S2…第2の状態検出信号、S3…第3の状態検出信号、S4…第4の状態検出信号、Sn…負電圧検出信号、Sp…正電圧検出信号、Z…ゼロクロス検出信号、B…内部バス、C…測定管、TD1,TD2…トランスデューサ、W…配線、NW…通信ネットワーク。

Claims (6)

  1. 一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計で用いられて、受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出するためのゼロクロス検出回路であって、
    前記検出電圧が予め設定されている閾値電圧を上回った第1の状態に遷移したことを検出する第1の状態検出回路と、
    前記第1の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回った第2の状態に遷移したことを検出する第2の状態検出回路と、
    前記第1の状態となった時点から、前記超音波信号の半周期分の時間だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出する第3の状態検出回路と、
    前記第3の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を上回った第4の状態に遷移したことを検出する第4の状態検出回路と、
    前記第2の状態および前記第4の状態に遷移したタイミングを前記ゼロクロス点として検出出力する出力回路と
    を備えることを特徴とするゼロクロス検出回路。
  2. 請求項1に記載のゼロクロス検出回路において、
    前記第1の状態検出回路は、前記検出電圧と前記閾値電圧とを比較し、前記第1の状態を検出したことを示す第1の状態検出信号を出力する第1のコンパレータを含み、
    前記第2の状態検出回路は、前記検出電圧と前記ゼロ電圧とを比較し、前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回って負電圧状態であることを示す負電圧検出信号を出力する第2のコンパレータと、前記第1の状態検出信号によりリセットされるとともに、前記負電圧検出信号によりセットされることにより、前記第2の状態を検出したことを示す第2の状態検出信号を保持出力する第1のラッチ回路とを含む
    ことを特徴とするゼロクロス検出回路。
  3. 請求項2に記載のゼロクロス検出回路において、
    前記第3の状態検出回路は、前記第1の状態検出信号を前記半周期分の時間だけ遅延させた第3の状態検出信号を出力する遅延回路を含み、
    前記第4の状態検出回路は、前記第3の状態検出信号によりリセットされるとともに、第2の状態検出信号の反転論理信号によりセットされることにより、前記第4の状態を示す第4の状態検出信号を保持出力する第2のラッチ回路とを含む
    ことを特徴とするゼロクロス検出回路。
  4. 請求項3に記載のゼロクロス検出回路において、
    前記出力回路は、前記第2の状態検出信号と前記第4の状態検出信号との論理積に基づいて、前記ゼロクロス点を示すゼロクロス検出信号を出力する論理積回路を含むことを特徴とするゼロクロス検出回路。
  5. 一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、
    受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出する回路として、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のゼロクロス検出回路を備えることを特徴とする超音波流量計。
  6. 一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を送受信し、これら超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計で用いられて、受信した前記超音波信号を示す検出電圧がゼロ電圧とゼロクロスするゼロクロス点を検出するためのゼロクロス検出回路で用いられるゼロクロス検出方法であって、
    第1の状態検出回路が、前記検出電圧が予め設定されている閾値電圧を上回った第1の状態に遷移したことを検出する第1の状態検出ステップと、
    第2の状態検出回路が、前記第1の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を下回った第2の状態に遷移したことを検出する第2の状態検出ステップと、
    第3の状態検出回路が、前記第1の状態となった時点から、前記超音波信号の半周期分の時間だけ経過した第3の状態に遷移したことを検出する第3の状態検出ステップと、
    第4の状態検出回路が、前記第3の状態から前記検出電圧が前記ゼロ電圧を上回った第4の状態に遷移したことを検出する第4の状態検出ステップと、
    出力回路が、前記第2の状態および前記第4の状態に遷移したタイミングを前記ゼロクロス点として検出出力する出力ステップと
    を備えることを特徴とするゼロクロス検出方法。
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