JP2020033974A - 内燃機関 - Google Patents

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勝広 伊藤
大地 今井
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大地 今井
俊博 森
Toshihiro Mori
俊博 森
小林 大
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【課題】EGR通路からのEGRガス導入により、必要な量のNOxを気筒に供給する。【解決手段】本発明の内燃機関は、排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路と、EGR弁と、EGRクーラと、NOx吸着触媒とを備える。NOx吸着触媒は、EGR通路に配置される。EGR弁は吸気通路に流入する排気の流量を調節するためのバルブであって、NOx吸着触媒よりも下流側のEGR通路に設置される。EGRクーラは、NOx吸着触媒よりも上流側のEGR通路、又は、NOx吸着触媒に並行に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関に関する。より具体的にはEGR装置を備える内燃機関に関するものである。
特許文献1には、圧縮着火内燃機関の着火を促進させる必要がある場合に、気筒内に、NOを供給することが記載されている。また特許文献1には、NOの供給の方法として、触媒より下流側の排気通路と吸気系とを連通するEGR通路を介して、EGRガスを導入することが記載されている。
特開2007−262954号公報 特開平10−196462号公報 特開2006−233947号公報
EGR通路からEGRガスを導入することでNOを供給する構成の場合、NOの供給量は、内燃機関からのNO排出量に依存することになる。このため、着火を促進させる必要がある場合であっても、気筒内に、十分な量のNOを供給することができない事態を生じ得る。
本発明は以上の課題を鑑みてなされたものであり、EGR通路からのEGRガス導入により、必要な量のNOxを気筒に供給できるように改良された内燃機関を提供するものである。
本発明の内燃機関は、排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路と、EGR弁と、EGRクーラと、NOx吸着触媒とを備える。NOx吸着触媒は、EGR通路に配置される。EGR弁は吸気通路に流入する排気の流量を調節するためのバルブであって、NOx吸着触媒よりも下流側のEGR通路に設置される。
EGRクーラは、NOx吸着触媒よりも上流側のEGR通路、又は、NOx吸着触媒に並行に配置される。ここで、「下流側」、「上流側」とは、それぞれ、EGR通路の、排気通路との接続部側から、吸気通路との接続部側に流れるEGRガスの流れにおける下流側、上流側を意味する。
EGRクーラがNOx吸着触媒に並行に配置される構成の場合、本発明の内燃機関は、NOx吸着触媒をバイパスするEGR通路に並行なバイパス通路を有し、EGRクーラは、バイパス通路に配置される。
本発明の内燃機関において、EGR通路にはNOx吸着触媒が配置され、EGRクーラは、NOx吸着触媒の下流側ではない位置に配置される。これによりNOx吸着触媒への高温の排気の流入を抑制することができる。また、EGR弁は、NOx吸着触媒より下流に配置されている。これによりEGR弁の閉弁時であっても、排気脈動によって、NOx吸着触媒に排気を流入させることができる。従って、NOx吸着触媒にNOxを確実に吸着させておくことができる。従って、必要な場合に、NOx吸着触媒に吸着されたNOxをパージすることで、必要な量のNOxを筒内に供給することができる。
本発明の実施の形態の内燃機関の全体構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態の内燃機関の他の構成の例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態の内燃機関の他の構成の例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態の内燃機関の他の構成の例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態の内燃機関の他の構成の例を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
図1は、本発明の実施の形態の内燃機関の全体構成を模式的に示す図である。本実施の形態の内燃機関は、複数のシリンダ2を有する多気筒エンジン(以下、単にエンジンという)である。図1では、1つのシリンダ2のみをブロックで例示しているが、シリンダの数と配置に限定はない。各シリンダ2の各吸気ポートには、吸気通路4が連通し、各排気ポートには、排気通路6が連通している。吸気通路4にはスロットルバルブ8が設置されている。
図1に示されるように、内燃機関は排気ガスの一部を排気通路6から吸気通路4へ再循環させるEGR装置10を有している。EGR装置10は、EGR通路12とEGRクーラ14とEGR弁16とを備えている。EGR通路12は、排気ガスの一部をEGRガスとして取り出すための通路である。EGR通路12は、排気通路6とスロットルバルブ8より吸気の下流側の吸気通路4とを接続している。また、排気通路6にNOx吸蔵触媒等の排気浄化触媒が設置される場合、EGR通路12は、排気浄化触媒より排気の上流側の排気通路6から分岐されるとよい。
なお、以下において、EGR通路12の「上流側」と「下流側」とは、EGR通路12の排気通路6との接続部側から、吸気通路4との接続部側に流れるEGRガスの順方向の流れにおける上流側と下流側とをそれぞれ意味するものとする。
EGRクーラ14は、EGR通路12に設置され、EGR通路12を流れるEGRガスを冷却する。EGR弁16は、EGR通路12の出口付近に設置され、吸気通路4へ導入するEGRガス量の調節に用いられる。
EGRクーラ14より下流側、かつEGR弁16より上流側のEGR通路12には、NOx吸着触媒20が設置されている。NOx吸着触媒20は、排気中(即ち、EGRガス中)のNOxを吸着する。また、NOx吸着触媒20の床温を昇温させることで、吸着されたNOxを脱離(パージ)させることができる。NOx吸着触媒20としては、NSR(NOx Storage Reduction)触媒及び受動的NOx吸着体(PNA)等の、NOxを吸蔵又は吸着する機能を有する触媒を用いることができる。なお、本明細書においては「吸蔵」と「吸着」とを区別せず、「吸蔵」には吸着の形態も含まれ「吸着」には吸蔵の形態が含まれるものとする。
EGRクーラ14より上流側のEGR通路12と、NOx吸着触媒20の下流側かつEGR弁16より上流側のEGR通路12とを接続するように、バイパス通路22が設けられている。即ち、バイパス通路22は、EGRクーラ14とNOx吸着触媒20とをバイパスするように設けられた通路である。バイパス通路22の、EGR通路12との合流部には、切替弁24が設置されている。切替弁24は、EGRガスのバイパス通路22への流通を切り替える弁である。
以上の構成において、NOx吸着触媒20は、EGRクーラ14の下流側に配置されている。従って、NOx吸着触媒20に高温の排気が流入するのを抑制することができ、NOx吸着触媒20の過昇温を抑制することができる。これにより、NOx吸着触媒20に吸着したNOxが、意図しないタイミングでパージされるのを防ぐことができる。
また、EGR弁16は、EGR通路のNOx吸着触媒20よりも下流側に設置されている。これによりEGR弁16を閉弁している場合でも、排気脈動によりNOx吸着触媒20に排気を流入させることができ、NOx吸着触媒20にNOxを吸着させることができる。従って、以上の構成によれば、NOx吸着触媒20を、NOxが十分に吸着した状態で維持することができる。
また、図示を省略するが、内燃機関は制御装置を備えている。制御装置は、内燃機関の着火性が低下する所定の運転条件が成立した場合に、NOx吸着触媒20に吸着したNOxをパージすることで、シリンダ2にNOxを供給する制御を実行するように構成されている。
ここで、内燃機関の着火性が低下する所定の運転条件とは、例えば、軽負荷でのリッチ燃焼、冷間、低外気温、又は、高地といった運転条件であり、予め制御装置に記憶される。パージは、NOx吸着触媒20の床温を上昇させることで実行される。
本実施の形態では、NOx吸着触媒20からNOxを脱離させるパージ手段は問わない。例えば、NOx吸着触媒20の温度を上昇の手段として、NOx吸着触媒に加熱手段を設置してもよいし、NOx吸着触媒に燃料供給することで床温を上昇させる構成としてもよい。
以上のように、必要に応じてNOx吸着触媒20からNOxを供給することで、内燃機関の着火安定性を向上させることができる。
なお、NOx吸着触媒20の配置位置は、図1に限られるものではない。NOx吸着触媒20は、EGRクーラ14より上流側ではない位置であって、EGR弁16よりも上流側のEGR通路12に配置されていればよい。図2〜図5に、具体的な、NOx吸着触媒の配置位置の他の例を示す。
例えば、図2に示されるように、NOx吸着触媒20とEGRクーラ14は並列に設置されてもよい。即ち、バイパス通路22にNOx吸着触媒20を設置してもよい。このように、バイパス通路22側にNOx吸着触媒20を設置した場合、切替弁24を制御することで、排気が高温である場合には、EGRクーラ14側にEGRガスを流通させ、排気が低温である場合には、NOx吸着触媒20側に流通させるようにすることができる。これにより、NOx吸着触媒20の過昇温を抑制することができ、NOx吸着触媒20にNOxを吸着させておくことができる。
また、例えば、図3に示されるように、バイパス通路22を有しない構成としてもよい。このような構成であっても、NOx吸着触媒20をEGRクーラ14より下流側に配置することで、少なくともNOx吸着触媒20の過昇温を抑制することができる。従って、NOx吸着触媒20をNOxが十分に吸着した状態で維持することができる。
また、例えば、図4に示されるように、図1のバイパス通路22に替えて、EGRクーラ14をバイパスする第1バイパス通路30と、NOx吸着触媒20をバイパスする第2バイパス通路32とを、それぞれ設置した構成としてもよい。この場合、第1バイパス通路30とEGR通路12との合流部に、第1切替弁34を設置し、第2バイパス通路32とEGR通路12との合流部に、第2切替弁36を設置する。制御装置は、第1切替弁34の制御により、第1バイパス通路30側へのEGRガスの流通を制御する。これによりNOx吸着触媒20に流入するEGRガスの温度を調整する。また、制御装置は、第2切替弁36の制御により、NOx吸着触媒20に流入するガス流量を制御する。これにより、NOxの吸着及び脱離を、より正確に制御することができる。
更に、図5に示されるように、図1〜図4のいずれかの構成に、燃料添加弁を追加した構成としてもよい。図5には、燃料添加弁40の設置位置が3箇所示されている。具体的には、排気通路6の、EGR通路12との接続部よりも上流側、EGR通路12の、バイパス通路22との分岐部よりも上流側、及び、EGR通路12の、EGRクーラ14とNOx吸着触媒20との間の部分である。燃料添加弁40は、この3箇所の位置の何れか1箇所に設置されることが望ましい。設置された燃料添加弁40から、未燃燃料が添加させることで、NOx吸着触媒20に吸着されたNOxを放出させることができ、シリンダ2内にNOxを供給することができる。
なお、以上の実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、この実施の形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
2 シリンダ
4 吸気通路
6 排気通路
8 スロットルバルブ
10 EGR装置
12 EGR通路
14 EGRクーラ
16 EGR弁
20 NOx吸着触媒
22 バイパス通路
24 切替弁
30 第1バイパス通路
32 第2バイパス通路
34 第1切替弁
36 第2切替弁
40 燃料添加弁

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路と、
    前記EGR通路に配置されたNOx吸着触媒と、
    前記NOx吸着触媒よりも下流側の前記EGR通路に設置され、前記吸気通路に流入する排気の流量を調節するEGR弁と、
    前記NOx吸着触媒よりも上流側の前記EGR通路、又は、前記NOx吸着触媒をバイパスする前記EGR通路に並行なバイパス通路、に配置されたEGRクーラと、
    を備えることを特徴とする内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020033979A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 トヨタ自動車株式会社 内燃機関システム

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