JP2020033819A - 大便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器本体の意匠性を向上させる大便器を提供する。【解決手段】大便器は、壁面に取り付けられる便器本体2を有し、壁面に設けられた排水配管に接続する排水接続管22aを有する排水部22と、壁面に設けられた固定部材が取り付けられる取付部23とを備え、壁面に向かい合う便器本体の背面壁2aには、取付部が挿入される挿入孔25と排水接続管22aとの間に、作業者が便器本体2内にアクセス可能な作業孔26cが形成される。【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、大便器に関する。
従来、便器本体を壁面に取り付ける際に使用する作業孔を便器本体の側面に形成し、作業後に作業孔を蓋で覆う壁掛け式の大便器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第2778302号明細書
しかしながら、上記大便器では、便器本体の側面に、便器本体とは別体である蓋が取り付けられるため、便器本体の外観美、すなわち意匠性について改善の余地がある。
実施形態の一態様は、便器本体の意匠性を向上させる大便器を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る大便器は、壁面に取り付けられる便器本体を有する大便器であって、前記壁面に設けられた排水配管に接続する排水接続管を有する排水部と、前記壁面に設けられた固定部材が取り付けられる取付部と、を備え、前記壁面に向かい合う前記便器本体の背面壁には、前記取付部が挿入される挿入孔と前記排水接続管との間に、作業者が前記便器本体内にアクセス可能な作業孔が形成されることを特徴とする。
便器本体の背面壁において、挿入孔と排水接続管との間に作業孔が形成されることで、便器本体の側面に作業孔を設けずに、取り付け作業を行うことができ、便器本体を壁面に取り付けることができる。そのため、大便器は、便器本体の外観美を向上させ、便器本体の意匠性を向上させることができる。
また、前記背面壁は、前記排水接続管の周囲に形成された凹部を備え、前記作業孔は、前記凹部に形成されることを特徴とする。
作業孔が、凹部に形成されることで、作業者は、便器本体内に腕を容易に挿入することができ、例えば、取付部を容易に取り付けることができる。そのため、大便器は、施工性を向上させることができる。
また、前記作業孔は、前記凹部の側壁部、および前記凹部の底部に形成されることを特徴とする。
作業孔が、凹部の側壁、および凹部の底壁に形成されることで、作業者の腕の可動域を大きくすることができる。そのため、大便器は、施工性を向上させることができる。
また、前記作業孔には、給水ホース、および電源ケーブルが挿入されることを特徴とする。
作業孔にホース、および電源ケーブルを挿入することで、作業孔を、給水ホース、および電源ケーブルを挿入する孔としても使用することができる。
また、前記作業孔は、上下方向に沿って形成されることを特徴とする。
作業孔が、上下方向に沿って形成されることで、便器本体を壁面に取り付ける際に、例えば、給水ホースが水平方向に撓むことを抑制することができる。そのため、大便器は、給水ホースなどが便器本体と壁面との間に挟まれることを抑制することができる。
また、前記作業孔は、水平方向外側における前記作業孔の外周端が、前記水平方向外側における前記挿入孔の外周端よりも内側となるように形成されることを特徴とする。
水平方向外側における作業孔の外周端が、水平方向外側における挿入孔の外周端よりも内側となるように作業孔が形成されることで、水平方向における背面壁の肉厚を確保することができる。そのため、大便器は、強度を高めることができる。
また、前記作業孔は、前記挿入孔側となるにつれて開口面積が小さくなることを特徴とする。
作業孔の開口面積を挿入孔側となるにつれて小さくすることで、挿入孔付近の肉厚を確保することができる。そのため、大便器は、強度を高めることができる。
実施形態の一態様によれば、便器本体の意匠性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る大便器の左側面図である。 図2は、便器本体が取り付けられる壁面の斜視図である。 図3は、便器本体の背面図である。 図4は、便器本体の後方斜視図である。 図5は、図3のV−V断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する大便器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
<大便器の全体構成>
まず、図1を参照して実施形態に係る大便器1の全体構成について説明する。図1は、実施形態に係る大便器1の左側面図である。なお、図1には、大便器1を壁面10に取り付けた状態を示している。また、図1では、壁面10および床面11を断面で示している。
また、図1には、説明をわかりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、他の図においても図示している場合がある。かかる直交座標系では、Y軸の負方向を前方、Y軸の正方向を後方、X軸の正方向を右方、X軸の負方向を左方と規定している。このため、以下の説明において、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。
また、実施形態に係る大便器1は、壁面10に取り付けられる、いわゆる壁掛け式の大便器である。なお、実施形態においては、大便器1として、水洗式の大便器(水洗大便器)を例示している。
大便器1は、便器本体2と、局部洗浄装置3とを備える。便器本体2は、例えば、陶器製である。便器本体2の詳細については、後述する。
局部洗浄装置3は、洗浄ノズル、ノズル駆動用モータ、モータ制御装置(いずれも不図示)などを有する機能部4を備える。局部洗浄装置3は、使用者の局部洗浄用として便器本体2の上部に設けられ、洗浄ノズルから噴出させた洗浄水によって使用者の局部を洗浄する。
大便器1は、上記したように、壁面10に取り付けられる。大便器1を壁面10に取り付けた状態では、大便器1は、床面11とは離間している。壁面10の内側には、洗浄水を貯留する貯水タンク12が設けられる。なお、「壁面10の内側」とは、壁面10における大便器1が設置される室(トイレ室)とは反対の面側を意味する。
大便器1は、貯水タンク12に接続された給水配管13を経て、便器本体2に洗浄水が供給される。また、大便器1は、汚物を洗浄水と共に便器本体2から排水配管14へ排出する。
大便器1が取り付けられる壁面10には、図2に示すように、給水配管13と、排水配管14と、給水ホース15と、電源ケーブル16と、固定部材17とが設けられる。図2は、便器本体2が取り付けられる壁面10の斜視図である。
給水配管13は、接続部13aを介して便器本体2の給水接続管21a(図3、および図参照)が接続され、貯水タンク12から便器本体2に洗浄水を供給する。
排水配管14は、接続部14aを介して便器本体2の排水接続管22a(図3、および図参照)が接続され、便器本体2から汚物を洗浄水と共に排出する。
給水ホース15は、局部洗浄装置3に局部洗浄用の洗浄水を供給する。電源ケーブル16は、機能部4に電力を供給する。
なお、大便器1においては、給水ホース15や、電源ケーブル16を便器本体2の内部に収納することで外部に見せないように隠蔽することが知られている。これにより、便器本体2の外観美を向上させることができる。すなわち、便器本体2の意匠性を向上させることができる。
固定部材17は、壁面10から前方に向けて突出し、大便器1の便器本体2が取り付けられる。なお、固定部材17は、左右方向に予め規定された間隔を空けて2箇所設けられる。
<便器本体の構成>
次に、便器本体2について図3〜図5を参照し説明する。図3は、便器本体2の背面図である。図4は、便器本体2の後方斜視図である。図5は、図3のV−V断面図である。
便器本体2は、ボウル部20と、給水部21と、排水部22と、取付部23とを備える。便器本体2の上面には挿通孔24が形成される。また、陶器製の便器本体2において、ボウル部20の全周を覆い、便器本体2の最外表面を構成する側面(いわゆる、袴部)は、便器本体2の全周に亘って陶器が露出するように構成されており、外観意匠性を向上させている。
ボウル部20は、汚物を受けるボウル形状の受け面を備える。ボウル部20には、給水配管13(図1、および図2参照)、および給水部21を介して貯水タンク12(図1参照)から洗浄水が供給される。また、ボウル部20は、排水部22を介して汚物を洗浄水と共に排水配管14(図1、および図2参照)へ排出する。
給水部21は、接続部13a(図2参照)に接続される給水接続管21aを備える。給水接続管21aの給水口21bは、左右方向(水平方向)の中央付近に形成される。すなわち、給水接続管21aは、左右方向の中央付近に開口する。
排水部22は、ボウル部20の下端と排水配管14とを連通させ、汚物を洗浄水と共に排水配管14へ排出する。排水部22は、接続部14aに接続される排水接続管22aを備える。排水接続管22aの排水口22bは、左右方向の中央付近であり、給水口21bよりも下方に形成される。なお、排水部22には、溜水が形成されるトラップ部22cがボウル部20の下端と排水接続管22aとの間に形成される。
取付部23は、第1取付部材23aと、第2取付部材23bとを備える。第1取付部材23aは、便器本体2の背面壁2aに形成された挿入孔25に挿入される。第2取付部材23bは、便器本体2内に設けられ、第1取付部材23aが取り付けられる。第1取付部材23a、および第2取付部材23bには、固定部材17(図2参照)が挿入される取付孔23cが形成される。また、第2取付部材23bには、ネジ(不図示)が螺合するネジ孔23dが形成される。ネジ孔23dは、上下方向に沿って形成される。
取付部23では、固定部材17が取付孔23cに挿入された状態でネジが締め付けられることで、ネジが固定部材17に係合する。これにより、便器本体2が固定部材17に固定される。
なお、固定部材17に対する便器本体2の取り付け方法は、上記取付部23を用いた方法に限られることはない。
挿通孔24には、便器本体2の内部に引き回された給水ホース15(図1、および図2参照)、および電源ケーブル16(図1、および図2参照)が挿通される。給水ホース15、および電源ケーブル16は、挿通孔24を介して便器本体2の内部から便器本体2の上面に引き出され、局部洗浄装置3(図1参照)に接続される。
また、壁面10と向かい合う便器本体2の背面壁2aには、挿入孔25と、凹部26とが形成される。挿入孔25には、上記したように取付部23が取り付けられる。
凹部26は、接続部14aに排水接続管22aを取り付けるため、前方(Y軸負方向)、すなわち便器本体2内に向けて窪むように形成される。凹部26は、排水接続管22aの周囲に形成され、底部26aと、側壁部26bとを備える。凹部26は、排水接続管22aが、底部26aから、後方(Y軸正方向)、すなわち壁面10側に向けて突出するように形成される。
また、凹部26には、便器本体2を壁面10に取り付ける前の状態で、作業者が背面側から手を挿入し、便器本体2内にアクセス可能となるように作業孔26cが形成される。具体的には、作業孔26cは、凹部26の底部26aと凹部26の側壁部26bとにわたり形成される。
作業孔26cは、左右方向において排水接続管22aに隣接し、排水接続管22aの両側に形成される。また、作業孔26cは、上下方向に沿って形成される。上方側の作業孔26cは、排水接続管22aと挿入孔25との間まで延びるように形成される。また、作業孔26cは、上方側、すなわち挿入孔25側となるにつれて開口面積が小さくなるように形成される。また、作業孔26cは、左右方向(水平方向)において、左右方向外側における作業孔26cの外周端が、左右方向外側における挿入孔25の外周端よりも内側となるように形成される。すなわち、凹部26は、左右方向の両端に背面壁2aが肉厚となるように形成される。
また、作業孔26cには、給水ホース15、および電源ケーブル16が挿入される。すなわち、作業孔26cは、壁面10から給水ホース15、および電源ケーブルが挿入される挿入孔としても機能する。
<便器本体の取付手順>
次に、便器本体2を壁面10に取り付ける際の取付手順について説明する。
便器本体2を壁面10に取り付ける場合には、まず、便器本体2に取付部23を取り付ける。具体的には、作業者は、作業孔26cから便器本体2内に腕を挿入し、第2取付部材23bを配置し、挿入孔25に第1取付部材23aを挿入し、第1取付部材23aを第2取付部材23bに取り付ける。
作業孔26cは、排水接続管22aと挿入孔25との間に形成されている。そのため、作業者は、第2取付部材23bを挿入孔25の裏側(便器本体2内)の所定の取付位置に容易に配置することができる。
また、作業孔26cは、凹部26の底部26aと凹部26の側壁部26bにかけて形成されている。そのため、作業者の腕の可動域を大きくすることができ、作業者が、容易に取付部23を便器本体2に取り付けることができる。
次に、給水ホース15、および電源ケーブル16を便器本体2の上面に引き出す。具体的には、作業者は、給水ホース15、および電源ケーブル16を作業孔26cに挿入し、作業孔26cから便器本体2内に腕を挿入し、給水ホース15、および電源ケーブル16を挿通孔24から上面に引き出す。
作業孔26cが、排水接続管22aと挿入孔25との間に形成され、凹部26の底部26aと凹部26の側壁部26bにかけて形成されている。そのため、作業者は、取付部23の取り付け時と同様に、給水ホース15、および電源ケーブル16を挿通孔24から上面に容易に引き出すことができる。
次に、便器本体2を固定部材17に取り付ける。具体的には、作業者は、固定部材17を便器本体2の挿入孔25に挿入する。そして、作業者は、便器本体2の下方から治具によってネジを締め付け、便器本体2を固定部材17に固定する。
作業孔26cが、上下方向に沿って形成されることで、便器本体2を固定部材17に取り付ける際に、給水ホース15や、電源ケーブル16が左右方向(水平方向)に撓むことを抑制することができる。そのため、便器本体2と壁面10との間に、給水ホース15や、電源ケーブル16が挟み込まれることを抑制することができる。
以上の手順によって、便器本体2が壁面10に取り付けられる。
<効果>
実施形態に係る大便器1では、壁面10に向かい合う便器本体2の背面壁2aに、作業者が便器本体2内にアクセス可能な作業孔26cが形成される。作業孔26cは、固定部材17が取り付けられる取付部23が挿入される挿入孔25と、排水配管14に接続される排水接続管22aとの間に形成される。これにより、便器本体2を壁面10に取り付ける場合に、作業者は、作業孔26cから便器本体2内に腕を挿入し、取付部23を便器本体2に容易に取り付けることができる。また、作業者は、作業孔26cに腕を挿入し、給水ホース15や、電源ケーブル16を挿通孔24から容易に引き出すことができる。すなわち、大便器1は、施工性を向上させることができる。
また、大便器1は、便器本体2の側面に作業孔を設けずに、取り付け作業を行い、便器本体2を壁面10に取り付けることができる。そのため、大便器1は、便器本体2に作業孔を覆う蓋を設ける必要がなく、便器本体2の外観美を向上させ、意匠性を向上させることができる。
また、作業孔26cは、排水接続管22aの周囲に形成された凹部26に形成される。これにより、作業者は、便器本体2内に容易に腕を挿入することができ、例えば、取付部23の第2取付部材23bを所定の取付位置に容易に配置することができ、取付部23を容易に取り付けることができる。そのため、大便器1は、施工性を向上させることができる。
また、作業孔26cは、凹部26の底部26aと、凹部26の側壁部26bとにかけて形成される。これにより、大便器1は、作業者の腕の可動域を大きくすることができる。そのため、作業者は、例えば、取付部23の第2取付部材23bを所定の取付位置に容易に配置することができる。従って、大便器1は、施工性を向上せることができる。
また、作業孔26cには、給水ホース15、および電源ケーブル16が挿入される。これにより、作業孔26cを給水ホース15、および電源ケーブル16が挿入される孔としても使用することができる。
また、作業孔26cは、上下方向に沿って形成される。これにより、大便器1は、便器本体2を壁面10に取り付ける際に、給水ホース15や、電源ケーブル16が左右方向に撓むことを抑制することができる。そのため、大便器1は、便器本体2と壁面10との間に、給水ホース15や、電源ケーブル16が挟み込まれることを抑制することができる。また、大便器1は、作業孔26cを挿入孔25側まで延設することができる。そのため、例えば、取付部23の第2取付部材23bを所定の取付位置に配置する場合に、作業者が腕を挿入孔25付近まで挿入することができ、施工性を向上させることができる。
また、作業孔26cは、左右方向外側における前記作業孔26cの外周端が、左右方向外側における挿入孔25の外周端よりも内側となるように形成される。これにより、大便器1は、左右方向における背面壁2aの肉厚を確保することができ、便器本体2の強度を高めることができる。
また、作業孔26cは、挿入孔25側となるにつれて開口面積が小さくなる。これにより、大便器1は、挿入孔25付近の肉厚を確保することができ、便器本体2の強度を高めることができる。
<変形例>
変形例に係る大便器1は、作業孔26cの一部を凹部26の周囲まで延ばして形成してもよい。これにより、変形例に係る大便器1は、作業者の腕の可動域を大きくすることができ、施工性を向上させることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 大便器
2 便器本体
2a 背面壁
10 壁面
14 排水配管
15 給水ホース
16 電源ケーブル
17 固定部材
21 給水部
22 排水部
22a 排水接続管
23 取付部
23a 第1取付部材
23b 第2取付部材
24 挿通孔
25 挿入孔
26 凹部
26a 底部
26b 側壁部
26c 作業孔

Claims (7)

  1. 壁面に取り付けられる便器本体を有する大便器であって、
    前記壁面に設けられた排水配管に接続する排水接続管を有する排水部と、
    前記壁面に設けられた固定部材が取り付けられる取付部と、
    を備え、
    前記壁面に向かい合う前記便器本体の背面壁には、
    前記取付部が挿入される挿入孔と前記排水接続管との間に、作業者が前記便器本体内にアクセス可能な作業孔が形成される
    ことを特徴とする大便器。
  2. 前記背面壁は、
    前記排水接続管の周囲に形成された凹部を備え、
    前記作業孔は、
    前記凹部に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の大便器。
  3. 前記作業孔は、
    前記凹部の側壁部、および前記凹部の底部に形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の大便器。
  4. 前記作業孔には、
    給水ホース、および電源ケーブルが挿入される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の大便器。
  5. 前記作業孔は、
    上下方向に沿って形成される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の大便器。
  6. 前記作業孔は、
    水平方向外側における前記作業孔の外周端が、前記水平方向外側における前記挿入孔の外周端よりも内側となるように形成される
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の大便器。
  7. 前記作業孔は、
    前記挿入孔側となるにつれて開口面積が小さくなる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の大便器。
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