JP7222286B2 - タンク装置及びトイレ装置 - Google Patents

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開示の実施形態は、タンク装置及びトイレ装置に関する。
従来、壁部の壁裏領域に隠されるようにタンク本体が配置され、水洗大便器を洗浄するための水を貯水するタンク装置が知られている。水洗大便器は、人体局部に向けて水を吐水する温水洗浄機能部を備えており、タンク本体内に配置された給水弁装置等から給水ホースを介して温水洗浄機能部へ水が供給される。
給水ホースと給水弁装置等との接続作業は、たとえば、タンク本体の上部前面に形成された開口部を介して行われる。特許文献1には、壁裏領域に隠蔽される給水ホースをタンク本体の内部空間に効率よく導くためのガイド経路(いわゆる、さや管等)を備えたタンク装置が開示されている。
国際公開第2013/037488号
しかしながら、タンク本体の内部上方空間には給水弁装置等を含めた各種の部品が配置される場合があり、これらの部品が邪魔になって給水ホースの接続作業がし難くなるおそれがある。このため、上述した技術を用いる場合であっても、給水ホースの接続作業の容易化の観点からは改善の余地がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、給水ホースの接続作業が容易なタンク装置及びトイレ装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るタンク装置は、温水洗浄機能部を備えた水洗大便器が取り付けられる壁部の壁裏領域に配置されるタンク本体と、前記タンク本体における前記壁部側の面である前面に形成され、前記タンク本体の内部空間を外部と連通させる開口部と、前記内部空間を外部と連通させるとともに、前記温水洗浄機能部に接続されて前記壁部の貫通孔を介して前記壁裏領域に挿通された給水ホースが挿入される挿入口と、前記給水ホースを前記タンク本体の外部から前記内部空間へ導くガイド経路と、を備え、前記ガイド経路は、前記挿入口から前記内部空間に挿入された前記給水ホースを前記挿入口よりも前記タンク本体の前記前面側且つ左右中央側へ導くガイド面を有する。
かかる構成によれば、ガイド経路は、タンク本体の内部空間まで導かれた給水ホースを、開口部が形成されたタンク本体の前面側且つ左右中央側へ導くガイド面を有するため、たとえば開口部から手を入れて給水ホースを引き出しやすい場所まで給水ホースを導くことができる。したがって、給水ホースの接続作業が容易となる。
また、前記挿入口は、前記貫通孔よりも高い位置に設けられ、且つ、下向きに開口しており、前記ガイド経路は、前記タンク本体とは別体に形成され、前記挿入口と前記貫通孔とを接続する管状のタンク外経路部と、前記タンク本体の内面に形成され、前記ガイド面を有するタンク内経路部と、を有する。
かかる構成によれば、タンク外経路部とタンク内経路部とが一体形成される場合と比べ、タンク本体の内部空間に挿入したタンク外経路(たとえば、さや管など)をタンク本体内で無理に曲げてタンク内経路部分を形成したり、湾曲させたタンク外経路をタンク本体の内部空間に挿入したりすることを要しない。このため、給水ホースのタンク本体の内部空間への導入作業を容易に行うことができる。したがって、給水ホースの接続作業が容易となる。
また、前記タンク内経路部は、前記挿入口よりも高い位置から前記挿入口に向かって前記内面を流下する水を前記挿入口を避けて流下させて、前記開口部よりも下方に設けられる前記タンク本体の貯水部へ誘導する段部を有する。
かかる構成によれば、挿入口に向かってタンク本体の内面を流下する結露水等の水が挿入口からタンク本体の外部に流出することを抑制することができる。
また、前記貯水部は、前記挿入口よりも下方に設けられ、前記段部は、前記挿入口よりも高い位置から前記貯水部に向かって下り傾斜する。
かかる構成によれば、段部に到達した結露水等をスムーズに貯水部へ誘導することができる。
また、前記タンク内経路部が形成される前記内面の少なくとも一部は、前記開口部が形成される前記前面とは反対側の面である。
かかる構成によれば、開口部が形成されるタンク本体の前面とは反対側の面、すなわち、後面側に給水ホースが配置されるため、給水ホースよりも開口部に近い位置、すなわち、開口部からアプローチしやすい位置に、メンテナンス作業を要する機能部品等の収容スペースを確保することができる。したがって、給水ホースの接続作業が容易となるとともに、接続作業完了後に、他の機能部品等のメンテナンス作業等も容易に行えるようになる。
実施形態の一態様によれば、給水ホースの接続作業が容易なタンク装置及びトイレ装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係るトイレ装置の概略斜視図である。 図2は、実施形態に係るタンク装置の概略背面図である。 図3は、実施形態に係るタンク装置の概略拡大正面図(その1)である。 図4は、実施形態に係るタンク装置の概略拡大正面図(その2)である。 図5は、実施形態に係るタンク装置の概略拡大正面図(その3)である。 図6は、実施形態に係るタンク装置の概略左側面図である。 図7は、実施形態に係るタンク装置の概略斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するタンク装置及びトイレ装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<トイレ装置の全体構成>
まず、図1を参照して実施形態に係るトイレ装置の全体構成について説明する。図1は、実施形態に係るトイレ装置の概略斜視図である。
なお、図1において、説明を分かりやすくするために、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、他の図においても図示している場合がある。
また、かかる直交座標系は、Y軸の正方向視を正面と規定し、X軸の正方向視を左側面、Xの負方向視を右側面、Z軸の負方向視を平面(「上面」ともいう)と規定している。このため、以下の説明では、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。
図1に示す実施形態に係るタンク装置1は、トイレ装置Tの壁掛式の水洗大便器2を洗浄する水を貯留するとともに、貯留した水を水洗大便器2に供給する。タンク装置1の左右両側は、トイレ装置Tの水洗大便器2の後端部を壁部W1を介して壁裏側から固定する固定装置(図示省略)によって固定されている。なお、実施形態に係るタンク装置1は、壁掛式の水洗大便器2に限られず、床置き式の水洗大便器にも適用することができる。
タンク装置1は、壁部W1の壁裏領域に隠されるように配置されるタンク本体10を備えている。なお、壁裏領域とは、水洗大便器2が配置される壁部W1の壁表領域に対して壁部W1を挟んで反対側に位置し、壁部W1によって隠蔽される領域のことである。タンク本体10は、たとえば、重力を利用して水洗大便器2の便器本体20に水を供給する重力給水式である。タンク装置1は、壁部W1の壁裏領域に配置されるため、タンク本体10内の奥行方向(Y軸方向)におけるスペースが小さく限られている。
タンク本体10の上部前面には、取付後のメンテナンス等を行うことができる開口部3が形成されている。タンク装置1が使用されている場合において、開口部3には、パネル状部材4が取り付けられており、これにより、開口部3は塞がれた状態となっている。
また、タンク本体10は、詳細については後述するが、ガイド経路11を更に備えており、ガイド経路11は、タンク外経路部111と、タンク内経路部112(図5参照)とを有している。
水洗大便器2は、温水洗浄機能部21を備えている。温水洗浄機能部21には、給水ホース5(図3参照)の一端部が接続される。給水ホース5の他端部は、タンク本体10の内部空間に配置された給水弁装置12(図4参照)等に接続される。給水弁装置12等は、タンク本体10の内部空間に貯留された水を給水ホース5を介して温水洗浄機能部21に供給する。温水洗浄機能部21に供給された水は、たとえば、温水洗浄機能部21が備える局部洗浄ノズルから人体局部に向けて吐水される。なお、給水弁装置12等は、タンク本体10の内部空間のうち、水が貯留される空間(後述する貯水部10b)よりも上方の空間に配置される。以下、この空間を内部上方空間と呼ぶ場合がある。
図2を参照して実施形態に係るタンク装置1の概要について説明する。図2は、実施形態に係るタンク装置1の概略背面図である。なお、図2には、給水ホース5の配置を破線で示している。
図2に示すように、タンク本体10は、下向きに開口する挿入口10aを備えている。壁部W1の下部には、開口部3(図1参照)よりも下に位置するように、給水ホース5を挿通する貫通孔6が形成されており、挿入口10aは、貫通孔6よりも高い位置に配置される。また、挿入口10aは、開口部3よりも左右端側(図示の例では、X軸負方向側)に配置され、開口部3よりも後面側(図示の例では、Y軸正方向側)に配置される。
ガイド経路11は、タンク本体10とは別体に形成された管状のタンク外経路部111を備えており、挿入口10aと貫通孔6とはタンク外経路部111によって接続される。なお、タンク外経路部111としては、可撓性を有しない(あるいは可撓性がない)部材によって形成される。給水ホース5は、貫通孔6を介してタンク外経路部111の内部に挿通される。タンク外経路部111の内部に挿通されることによって壁裏領域に挿通された給水ホース5は、タンク外経路部111の内部を通って挿入口10aまで到達することで、タンク本体10の内部上方空間に導かれる。
次に、図3~図5を参照して実施形態に係るタンク装置1について詳細に説明する。図3~図5は、実施形態に係るタンク装置1の概略拡大正面図である。なお、図3には、タンク本体10からパネル状部材4が取り外された状態を示している。また、図4および図5には、タンク本体10を断面にて示すとともに、開口部3の位置を破線で示している。
図3および図4に示すように、タンク本体10は、給水弁装置12と、機能部品13とを備える。これら給水弁装置12および機能部品13は、タンク本体10の内部上方空間に配置される。また、タンク本体10は、貯水部10bを挿入口10aよりも下方の内部空間に有している。給水弁装置12には、たとえば、タンク本体10の外部の給水源等(図示せず)から水を供給する給水管(図示せず)が接続されている。また、給水弁装置12には、タンク本体10の内部上方空間に挿通された給水ホース5の他端部が接続される。
機能部品13は、たとえば、タンク本体10から水洗大便器2に水を自動で供給する自動便器洗浄ユニットなどである。なお、図示していないが、タンク本体10の内部には、自動便器洗浄ユニットの他に、たとえば、貯水部10bに貯留された水を便器本体20(図1参照)へ排出するための排出弁機構など、様々な機能部品が配置されている。
タンク本体10からパネル状部材4が取り外されると、開口部3は、タンク本体10の内部上方空間をタンク本体10の外部(前方)へ開放するように開口する。
これにより、作業者は、開口部3を介して給水ホース5を給水弁装置12等に接続する作業を行うことが出来る。また、タンク本体10の内部上方空間に配置される機能部品13等のメンテナンス等も開口部3を介して行うことが出来る。
次に、図5を参照してガイド経路11について説明する。なお、図5には、機能部品13等がタンク本体10の内部に配置されていない状態を示している。また、タンク外経路部111の位置を点線で示している。
図5に示すように、ガイド経路11は、タンク外経路部111と、タンク内経路部112とを有している。タンク内経路部112は、タンク本体10の内面に形成されており、挿入口10aからタンク本体10の内部上方空間へ延伸するように形成されている。また、タンク内経路部112は、段部112a(図6参照)を有している。タンク外経路部111は、挿入口10aを介してタンク本体10の内部に僅かに挿入されている。
ガイド経路11のタンク外経路部111は、貫通孔6(図2参照)に挿通された給水ホース5が内側を通過することが出来るようになっており、給水ホース5は、タンク外経路部111の内側に沿って挿通されていき、挿入口10aまで到達する。このように、ガイド経路11のタンク外経路部111は、挿入口10aからタンク本体10の内部空間に挿入された給水ホース5をタンク本体10の内部上方空間まで導く。
ガイド経路11のタンク内経路部112は、タンク本体10の内部上方空間まで導かれた給水ホース5を挿入口10aよりもタンク本体10の前面側且つ左右中央側へ導くガイド面を有している。なお、本実施形態においては、タンク内経路部112の内面全体でガイド面が形成されるが、これに限らず、例えば、タンク内経路部112の前半部分は、給水ホース5を真上に導く面とし、後半部分は、前面側且つ左右中央側へ導くガイド面としても良い。
挿入口10aまで到達し、タンク本体10の内部上方空間まで導かれた給水ホース5は、タンク内経路部112に接触し、タンク内経路部112に沿って挿通されていく。これにより、給水ホース5は、タンク本体10の後面側且つ左右端部に形成される挿入口10aよりもタンク本体10の前面側且つ左右中央側へ導かれる。タンク内経路部112は、タンク本体10における内部空間に臨む面である内面に形成される。
このように、実施形態に係るタンク装置1において、ガイド経路11は、タンク本体10の内部上方空間まで導かれた給水ホース5を、挿入口10aよりもタンク本体10の前面側且つ左右中央側へ導く。開口部3は、タンク本体10の前面側且つ左右中央側に形成されるため、開口部3から給水ホース5が引き出しやすく、給水ホース5の接続作業が容易となる。
また、ガイド経路11は、タンク本体10とは別体に形成されるタンク外経路部111と、タンク本体10の内面に形成されるガイド面を有するタンク内経路部112とに分割されている。このため、タンク外経路部111とタンク内経路部112とが一体的に形成される場合と比較して、タンク本体の内部空間に挿入したタンク外経路部111をタンク本体10内で無理に曲げてタンク内経路部112の部分を形成したり、湾曲させたタンク外経路111をタンク本体10の内部空間に挿入したりすることを要しない。したがって、タンク本体10内への給水ホース5の導入作業を容易に行うことができる。したがって、給水ホース5の接続作業が容易となる。
次に、図6を参照してガイド経路11の配置について説明する。図6は、実施形態に係るタンク装置1の概略左側面図である。なお、図6には、タンク内経路部112の位置を破線で示している。
図6に示すように、タンク内経路部112の少なくとも一部は、タンク本体10における後面、すなわち、開口部3が形成されるタンク本体10の前面とは反対側の面に形成されている。これにより、給水ホース5の接続作業が完了した状態において、給水ホース5は、タンク本体10内の後面側に配置される。
作業者が開口部3(図3参照)からタンク本体10の内部上方空間にアプローチする際には、給水ホース5の前方側がアプローチしやすい。タンク装置1によれば、給水ホース5を後面側に配置することで、給水ホース5よりも開口部3に近い位置、すなわち、開口部3からアプローチしやすい位置に、メンテナンス作業を要する機能部品13(図4参照)等の収容スペースを確保することができる。したがって、給水ホース5の接続作業が容易となるとともに、接続作業完了後に、機能部品13等のメンテナンス作業等も容易に行えるようになる。
次に、図7を参照して段部112aについて説明する。図7は、実施形態に係るタンク装置1の概略斜視図である。なお、図7には、タンク本体10の前面部分が取り除かれた状態を示している。
図7に示すように、タンク内経路部112には、挿入口10a側のタンク内経路部112の内面が飛び出すようにタンク内経路部112の一部を突出させた段部112aが形成されている。
タンク内経路部112によって給水ホース5(図3参照)の接続作業が容易となる一方、タンク本体10の内面に付着した結露水等がタンク内経路部112を伝って挿入口10aへ流下するおそれがある。
段部112aは、挿入口10aよりも高い位置から挿入口10aに向かってタンク本体10の内面を流下する水を挿入口10aを避けて流下させて、タンク本体10の貯水部10bへ誘導する段部112aを有する。具体的には、段部112aは、挿入口10aよりも高い位置から挿入口10aの左右に分岐しつつ貯水部10bに向かって下り傾斜する。なお、実施形態において、挿入口10aは、タンク本体10の後方の角部に設けられ、タンク内経路部112および段部112aは、挿入口10a周辺におけるタンク本体10の後面や側面等に形成される。
次に、タンク本体10の内面を流下する水の流れについて説明する。たとえば、結露水等の水がタンク本体10の天面またはタンク内経路部112よりも高い位置の内面に付着しタンク内経路部112まで流下してきたとき、流下してきた水は、タンク内経路部112を伝って挿入口10aへと向けて流下する。しかしながら、タンク内経路部112を流下する水は、挿入口10aへ到達する前に、段部112aによってせき止められ、左右に分岐してタンク本体10の後方から前方に向かって流下する。そして、流下する水は、挿入口10aよりも前方まで誘導されて貯水部10bに落下する。
これにより、挿入口10aに向けて内面を流下する結露水等の水が挿入口10aに到達し難くなることから、挿入口10aから水が流出することを抑制することができる。また、挿入口10aを塞ぐシール材等を必要としないため、コストの増加を抑制することができる。
また、挿入口10aよりも後方から挿入口10aよりも前方まで連続的に前方下がりに傾斜するため、流下する水が途中で留まること等を抑制することができ、段部112aに到達した結露水等をスムーズに貯水部10bへ誘導することができる。
なお、挿入口10aよりも低い位置まで連続的に前方下がりに傾斜することによっても水を貯水部10bへ誘導することができ、挿入口10aよりも前方且つ低い位置まで連続的に傾斜することで、よりスムーズに貯水部10bへ誘導することができる。
上述してきたように、実施形態に係るタンク装置1によれば、ガイド経路11は、タンク本体10の内部上方空間まで導かれた給水ホース5を、開口部3が形成されたタンク本体10の前面側且つ左右中央側へ導く。これにより、開口部3から給水ホース5が引き出しやすく、給水ホース5の接続作業が容易なタンク装置1およびトイレ装置Tを提供することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
T トイレ装置
1 タンク装置
2 水洗大便器
3 開口部
4 パネル状部材
5 給水ホース
6 貫通孔
10 タンク本体
10a 挿入口
11 ガイド経路
111 タンク外経路部
112 タンク内経路部(ガイド面)
112a 段部
12 給水弁装置
13 機能部品
20 便器本体
21 温水洗浄機能部
W1 壁部

Claims (6)

  1. 温水洗浄機能部を備えた水洗大便器が取り付けられる壁部の壁裏領域に配置されるタンク本体と、
    前記タンク本体における前記壁部側の面である前面に形成され、前記タンク本体の内部空間を外部と連通させる開口部と、
    前記内部空間を外部と連通させるとともに、前記温水洗浄機能部に接続されて前記壁部の貫通孔を介して前記壁裏領域に挿通された給水ホースが挿入される挿入口と、
    前記給水ホースを前記タンク本体の外部から前記内部空間へ導くガイド経路と、
    を備え、
    前記ガイド経路は、
    前記挿入口から前記内部空間に挿入された前記給水ホースを前記挿入口よりも前記タンク本体の前記前面側且つ左右中央側へ導くガイド面を有する、タンク装置。
  2. 前記挿入口は、
    前記貫通孔よりも高い位置に設けられ、且つ、下向きに開口しており、
    前記ガイド経路は、
    前記タンク本体とは別体に形成され、前記挿入口と前記貫通孔とを接続する管状のタンク外経路部と、
    前記タンク本体の内面に形成され、前記ガイド面を有するタンク内経路部と、
    を有する、請求項1に記載のタンク装置。
  3. 前記タンク内経路部は、
    前記挿入口よりも高い位置から前記挿入口に向かって前記内面を流下する水を前記挿入口を避けて流下させて、前記開口部よりも下方に設けられる前記タンク本体の貯水部へ誘導する段部を有する、請求項2に記載のタンク装置。
  4. 前記貯水部は、前記挿入口よりも下方に設けられ、
    前記段部は、
    前記挿入口よりも高い位置から前記貯水部に向かって下り傾斜する、請求項3に記載のタンク装置。
  5. 前記タンク内経路部が形成される前記内面の少なくとも一部は、前記開口部が形成される前記前面とは反対側の面である、請求項2~4のいずれか一つに記載のタンク装置。
  6. 請求項1~5のいずれか一つに記載のタンク装置と、
    前記水洗大便器と、
    を備える、トイレ装置。
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