JP2020032713A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の好適な形態に係る液体噴射装置100を例示する構成図である。本実施形態の液体噴射装置100は、液体の例示であるインクを媒体(噴射対象)12に噴射するインクジェット方式の印刷装置である。媒体12は、典型的には印刷用紙であるが、樹脂フィルムまたは布帛等の任意の材質の印刷対象が媒体12として利用される。図1に例示される通り、液体噴射装置100には、インクを貯留する液体容器14が設置される。例えば液体噴射装置100に着脱可能なカートリッジ、可撓性のフィルムで形成された袋状のインクパック、またはインクを補充可能なインクタンクが液体容器14として利用される。
第2実施形態を説明する。なお、以下の各例示において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図7は、第3実施形態に係る液体噴射ヘッド26の断面図である。図7に例示される通り、第3実施形態の支持部60は、第2実施形態と同様に、第1部分61と第2部分62とを含む。ただし、第3実施形態では、振動板36の表面に対する第1部分61の上面の高さ(すなわちZ方向の位置)が、振動板36の表面に対する圧電素子38の上面の高さを上回るように、噴射部40の表面から第1部分61が形成される。第1部分61は、第2部分62とは別体で形成されて噴射部40の表面に接合される。第3実施形態においても第2実施形態と同様の効果が実現される。
図8は、第4実施形態に係る液体噴射ヘッド26の断面図である。第1実施形態では、保護基板44と振動板36との間隔がY方向に沿って一定である構成を例示したが、第2実施形態では、保護基板44と振動板36との間隔DがY方向に沿って変化する構成を例示する。間隔Dは、Y方向に沿って支持部60から離れた位置ほど大きい。具体的には、間隔Dは、支持部60側において最小になり、圧電素子38の中心部分において最大になる。例えば、図8に例示される通り、支持部60側から圧電素子38の中心部分にかけて曲線に沿って間隔Dが大きくなる。したがって、相互に隣り合う支持部60間において、一方の支持部60側から他方の支持部60側にかけて保護基板44のうち噴射部40側の表面が円弧状の曲面になるように間隔Dが設定される。
図9は、圧電素子38の第1電極51に供給される駆動波形Pと、圧電素子38の第2電極53に印加される基準電圧Vaとの波形図である。図9に例示される通り、駆動波形Pは、基準電圧Vaとは異なる電圧Vbから電圧が変動する波形である。具体的には、駆動波形Pは、電圧Vbに維持される期間と、電圧Vbから変動した電圧Vcに維持される期間とを含む。基準電圧Vaは、第1電圧の例示であり、電圧Vbは、第2電圧の例示である。駆動波形Pおよび基準電圧Vaは、駆動回路62から各圧電素子38に供給される。
第6実施形態の液体噴射装置100は、複数の液体噴射ヘッド26を具備する。各液体噴射ヘッド26の構成は、前述の各形態と同様である。図10は、第6実施形態に係る複数の液体噴射ヘッド26をZ方向の負側からみた場合の平面図である。第6実施形態では、液体噴射ヘッド26におけるノズルNが配列するY方向に交差するX方向に沿って、複数の液体噴射ヘッド26が併設される。各液体噴射ヘッド26は、複数のノズルNが形成される噴射面Sを有する。すなわち、ノズル板46における圧力室Cとは反対側の面が噴射面Sである。
第7実施形態の液体噴射装置100は、第6実施形態と同様に、複数の液体噴射ヘッド26を具備する。図11は、第7実施形態に係る複数の液体噴射ヘッド26をZ方向の負側からみた場合の平面図である。図11に例示される通り、第7実施形態の液体噴射装置100は、封止体91とポンプ92とを具備する。封止体91およびポンプ92は、液体噴射ヘッド26のクリーニングに利用される。封止体91は、噴射面Sに当接することで各液体噴射ヘッド26の複数のノズルNを封止する。例えば噴射面Sに密着する弾性体が封止体91として利用される。複数の液体噴射ヘッド26が封止体91の内周面の内側に位置するように、当該封止体91が噴射面Sに当接する。ポンプ92は、封止体91の内部を吸引する。具体的には、ポンプ92は、封止体91が各液体噴射ヘッド26のノズルNを封止した状態で、当該液体吐出ヘッド26の内部のインクを吸引する。したがって、複数のノズルNからインクを強制的に排出させることができる。なお、液体噴射ヘッド26内のインクの乾燥を防止するために、液体噴射装置100が印刷を停止している待機状態においても封止体91により噴射面Sを封止してもよい。
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。なお、以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
Claims (11)
- 液体を噴射する第1ノズルに連通する第1圧力室と、
液体を噴射する第2ノズルに連通する第2圧力室と、
前記第1圧力室と前記第2圧力室との間を隔てる第1壁部と、
前記第1圧力室の圧力を変動させる第1駆動素子と、
前記第2圧力室の圧力を変動させる第2駆動素子とを含む噴射部と、
前記噴射部のうち前記第1ノズルおよび前記第2ノズルとは反対側に設置される保護基板と、
前記保護基板のうち前記噴射部側の表面から当該噴射部にかけて形成される支持部とを具備し、
前記支持部は、前記保護基板に垂直な方向からみた平面視において前記第1壁部に重なり、前記支持部のうち前記噴射部の表面に接触する部分の幅は、前記第1壁部の幅よりも大きい
液体噴射ヘッド。 - 前記支持部は、前記保護基板よりもヤング率が大きい
請求項1の液体噴射ヘッド。 - 前記噴射部は、前記第1圧力室および前記第2圧力室の壁面の一部を構成する振動板を含み、
前記保護基板と前記振動板との間隔は、前記振動板に平行な方向に沿って前記支持部から離れた位置ほど大きい
請求項1または請求項2の液体噴射ヘッド。 - 前記噴射部は、
前記第1ノズルと前記第1圧力室とを連通する第1連通流路と、
前記第2ノズルと前記第2圧力室とを連通する第2連通流路と、
前記第1連通流路と前記第2連通流路との間を隔てる第2壁部とを含み、
前記第2壁部は、前記保護基板に垂直な方向からみた平面視において前記壁部に重なり、前記第2壁部のうち前記噴射部に接触する部分の幅は、前記壁部の幅よりも大きい
請求項1から請求項3の何れかの液体噴射ヘッド。 - 前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、第1電極と圧電体層と第2電極とが
積層された薄膜型の圧電素子であり、
前記第1電極および前記第2電極の一方には、第1電圧が供給され、
前記第1電極および前記第2電極の他方には、前記第1電圧とは異なる第2電圧か
ら電圧が変動する駆動波形が供給される
請求項1から請求項4の何れかの液体噴射ヘッド。 - 前記支持部は、前記圧電体層よりも熱伝導率が高い
請求項5の液体噴射ヘッド。 - 前記支持部は、感光性樹脂により形成される
請求項1から請求項6の何れかの液体噴射ヘッド。 - 請求項1から請求項7の何れかに記載された1以上の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドを駆動する駆動回路と
を具備する液体噴射装置。 - 前記液体噴射ヘッドは、前記第1ノズルおよび前記第2ノズルが形成される噴射面を有し、
前記噴射面に付着した前記液体を払拭する払拭部を具備する
請求項8の液体噴射装置。 - 前記液体噴射ヘッドは、前記第1ノズルおよび前記第2ノズルが形成される噴射面を有し、
噴射面に当接することで前記第1ノズルおよび前記第2ノズルを封止する封止体と、
前記封止体の内部を吸引するポンプとを具備する
請求項8の液体噴射装置。 - 前記1以上の液体噴射ヘッドは、複数の液体噴射ヘッドであり、
前記第1ノズルと第2ノズルとが配列する方向に交差する方向に沿って前記複数の液体噴射ヘッドが併設される
請求項8から請求項10の何れかの液体噴射装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12053985B2 (en) | 2021-04-28 | 2024-08-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharge head and method for manufacturing the same |
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