JP2001096745A - インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置

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JP2001096745A
JP2001096745A JP28008199A JP28008199A JP2001096745A JP 2001096745 A JP2001096745 A JP 2001096745A JP 28008199 A JP28008199 A JP 28008199A JP 28008199 A JP28008199 A JP 28008199A JP 2001096745 A JP2001096745 A JP 2001096745A
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pressure generating
recording head
ink jet
generating chamber
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Tetsuji Takahashi
哲司 高橋
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したインク吐出特性が得られると共に、
クロストークを抑えたインクジェット式記録ヘッド及び
インクジェット式記録装置を提供する。 【解決手段】 ノズル開口に連通する圧力発生室15
と、該圧力発生室15に対応する領域に設けられて前記
圧力発生室15内に圧力変化を生じさせる圧電素子30
0とを具備するインクジェット式記録ヘッドにおいて、
前記圧力発生室15を、絶縁層11の両面に単結晶シリ
コンからなるシリコン層を有するSOI基板の一方のシ
リコン層12に形成すると共に、他方のシリコン層13
には前記絶縁層11まで貫通する貫通部20を前記圧力
発生室15にそれぞれ対向するように設け、前記圧電素
子300を前記貫通部20内の前記絶縁層11上に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構
成し、この振動板を介して圧電素子を設けて、圧電素子
の変位によりインク滴を吐出させるインクジェット式記
録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出するノズル開口と連通す
る圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧
電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧して
ノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式
記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦
振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、た
わみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの
2種類が実用化されている。
【0003】前者は圧電素子の端面を振動板に当接させ
ることにより圧力発生室の容積を変化させることができ
て、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電素子をノズル開口の配列ピッチに一致させて櫛
歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられた
圧電素子を圧力発生室に位置決めして固定する作業が必
要となり、製造工程が複雑であるという問題がある。
【0004】これに対して後者は、圧電材料のグリーン
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電素子を作
り付けることができるものの、たわみ振動を利用する関
係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困難
であるという問題がある。
【0005】一方、後者の記録ヘッドの不都合を解消す
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電素子を形成したものが提案さ
れている。
【0006】これによれば圧電素子を振動板に貼付ける
作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、か
つ簡便な手法で圧電素子を作り付けることができるばか
りでなく、圧電素子の厚みを薄くできて高速駆動が可能
になるという利点がある。
【0007】また、このようなインクジェット式記録ヘ
ッドでは、基板の圧電素子とは反対側の面からエッチン
グすることなどにより厚さ方向に貫通して圧力発生室を
形成しているため、寸法精度の高い圧力発生室を比較的
容易且つ高密度に配設することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクジェット式記録ヘッドでは、圧力発生室を形
成する基板として、例えば、直径が6〜12インチ程度
の比較的大きなものを用いようとする場合、ハンドリン
グ等の問題により基板の厚さを厚くせざるを得ず、それ
に伴い圧力発生室の深さも深くなってしまう。そのた
め、各圧力発生室を区画する隔壁の厚さを厚くしないと
十分な剛性が得られず、クロストークが発生し、所望の
吐出特性が得られない等という問題がある。
【0009】また、基板に異方性エッチングによって圧
力発生室を形成する場合、基板に対する(111)面の
垂直度のばらつきによって振動板側の開口の位置がずれ
たり、基板厚のばらつきにより開口の大きさが異なる等
により、振動板の振動領域が変化してしまい、インク吐
出特性が変化してしまうという問題がある。
【0010】本発明は、このような事情に鑑み、安定し
たインク吐出特性が得られると共に、クロストークを抑
えたインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式
記録装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室
と、該圧力発生室に対応する領域に設けられて前記圧力
発生室内に圧力変化を生じさせる圧電素子とを具備する
インクジェット式記録ヘッドにおいて、前記圧力発生室
が、絶縁層の両面に単結晶シリコンからなるシリコン層
を有するSOI基板の一方のシリコン層に形成されると
共に、他方のシリコン層には前記絶縁層まで貫通する貫
通部が前記圧力発生室にそれぞれ対向するように設けら
れ、前記圧電素子が前記貫通部内の前記絶縁層上に設け
られていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
ドにある。
【0012】かかる第1の態様では、圧電素子の駆動に
よる振動板の振動領域を貫通部によって規制することが
でき、安定したインク吐出特性が得られる。
【0013】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記貫通部の少なくとも前記絶縁層側の開口縁部が
前記圧力発生室の前記絶縁層側の開口縁部よりも内側に
位置していることを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッドにある。
【0014】かかる第2の態様では、貫通部のみによっ
て圧電素子の駆動による振動板の振動領域が決まるた
め、圧力発生室の寸法精度のばらつき等を許容すること
ができる。
【0015】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記SOI基板を構成する前記シリコン層の
それぞれが異なる厚さを有し、前記貫通部が形成される
他方のシリコン層は、前記圧力発生室が形成される一方
のシリコン層の厚さよりも薄いことを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドにある。
【0016】かかる第3の態様では、貫通部が形成され
るシリコン層の厚さが薄いため、結晶面の垂直度のばら
つきが小さく、貫通部をより高精度に形成することがで
きる。
【0017】本発明の第4の態様は、第3の態様におい
て、前記貫通部が形成される他方のシリコン層の厚さ
が、1μm以上50μm以下であることを特徴とするイ
ンクジェット式記録ヘッドにある。
【0018】かかる第4の態様では、貫通部が形成され
るシリコン層の厚さを所定範囲内とすることにより、所
望の寸法精度で貫通部を確実に形成できる。
【0019】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記他方のシリコン層には、前記圧力
発生室のそれぞれにインクを供給するリザーバが設けら
れていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッド
にある。
【0020】かかる第5の態様では、貫通部とリザーバ
とが同一層に形成されるため、ヘッドを小型化すること
ができる。
【0021】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記他方のシリコン層上には前記貫通
部内に前記圧電素子を封止する封止板が接合されている
ことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0022】かかる第6の態様では、圧電素子が封止板
によって貫通部内に封止されて外部環境と遮断されるた
め、外部環境に起因する圧電素子の破壊が防止される。
【0023】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記封止板は前記リザーバを封止すると共に当該リ
ザーバに対向する領域に他の部分よりも薄い厚さを有し
て弾性変形可能な薄肉部を有することを特徴とするイン
クジェット式記録ヘッドにある。
【0024】かかる第7の態様では、薄肉部が変形する
ことによって、リザーバの内部圧力の変化が吸収される
ため、インク吐出特性が安定する。
【0025】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様において、前記貫通部は前記他方のシリコン層を
異方性エッチングすることによって形成されていること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0026】かかる第8の態様では、貫通部を高精度に
形成することができる。
【0027】本発明の第9の態様は、第1〜8の何れか
の態様において、前記圧力発生室は前記一方のシリコン
層をドライエッチングすることによって形成されている
ことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0028】かかる第9の態様では、圧力発生室がシリ
コン層の表面に略垂直な面で構成されるため、圧力発生
室をより高密度に配設することができる。
【0029】本発明の第10の態様は、第1〜9の何れ
かの態様において、前記圧電素子を構成する各層が成膜
及びリソグラフィ法により形成されたものであることを
特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0030】かかる第10の態様では、高密度のノズル
開口を有するインクジェット式記録ヘッドを大量に且つ
比較的容易に製造することができる。
【0031】本発明の第11の態様は、第1〜10の何
れかの態様のインクジェット式記録ヘッドを具備するこ
とを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0032】かかる第11の態様では、ヘッドのインク
吐出特性が安定し、信頼性を向上したインクジェット式
記録装置を実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0034】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図
であり、図2はその断面図であり、図3はその要部を示
す平面図である。
【0035】図示するように、本実施形態では、圧力発
生室15は、例えば、酸化シリコンからなる絶縁層11
とこの絶縁層11の両面に設けられると共にシリコン単
結晶基板からなる一対の第1及び第2のシリコン層1
2,13とを有するSOI基板10に形成されており、
圧力発生室15の一面は絶縁層11によって構成されて
いる。
【0036】すなわち、本実施形態では、SOI基板1
0の第1のシリコン層12が、第2のシリコン層13の
膜厚よりも厚い膜厚を有すると共に圧力発生室15が形
成される流路形成基板であり、この第1のシリコン層1
2には、例えば、異方性エッチングすることにより、複
数の隔壁14により区画された圧力発生室15が幅方向
に並設されている。また、圧力発生室15の長手方向外
側には、後述するリザーバ部に連通して各圧力発生室1
5の共通のインク室となるリザーバ25の一部を構成す
る連通部16が形成され、各圧力発生室15の長手方向
一端部とそれぞれインク供給路17を介して連通されて
いる。
【0037】この圧力発生室15及び連通部16は、第
1のシリコン層12をほぼ貫通して絶縁層11に達する
までエッチングすることにより形成されている。ここ
で、絶縁層11は、シリコン単結晶基板をエッチングす
るアルカリ溶液に侵される量がきわめて小さい。また各
圧力発生室15の一端に連通する各インク供給路17
は、圧力発生室15より浅く形成されており、圧力発生
室15に流入するインクの流路抵抗を一定に保持してい
る。すなわち、インク供給路17は、シリコン単結晶基
板を厚さ方向に途中までエッチング(ハーフエッチン
グ)することにより形成されている。なお、ハーフエッ
チングは、エッチング時間の調整により行われる。
【0038】このような第1のシリコン層12上に設け
られている絶縁層11は、本実施形態では、後述する圧
電素子300の駆動により変位が生じる振動板であり、
例えば、約1〜2μm程度の厚さで形成されている。ま
た、この絶縁層11には、第2のシリコン層13に設け
られるリザーバ部18と第1のシリコン層12の連通部
16とを連通する連通孔19が形成されている。
【0039】一方、第2のシリコン層13は、第1のシ
リコン層12よりも薄い膜厚を有し、各圧力発生室15
に対応して第2のシリコン層13を厚さ方向に貫通して
絶縁層11を露出する貫通部20が形成されている。そ
して、この貫通部20内の絶縁層11上に、圧力発生室
15に圧力変化を生じさせる圧電素子300が形成され
ている。
【0040】ここで、貫通部20の絶縁層11側の開口
縁部20aは、図3に示すように、圧力発生室15の絶
縁層11側の開口縁部15aよりも内側に位置している
ことが好ましい。この場合、貫通部20の内側の絶縁層
11が圧電素子300の駆動による振動領域となる。し
たがって、貫通部20の大きさ及び形状等によって圧電
素子の駆動による絶縁層の振動領域を規制して、インク
吐出量及び吐出速度等の特性を制御することができる。
【0041】また、この第2のシリコン層13の厚さ
は、所定範囲、例えば、1μm〜50μmの範囲内であ
ることが好ましい。これにより、結晶面の垂直度のばら
つきが小さくなり、貫通部20を形成する際の寸法精度
が向上して絶縁層11の振動領域を高精度に規制するこ
とができる。
【0042】そして、このような貫通部20内の絶縁層
上には、厚さが例えば、約0.5μmの下電極膜60
と、厚さが例えば、約1μmの圧電体層70と、厚さが
例えば、約0.1μmの上電極膜80とが、後述するプ
ロセスで積層形成されて、圧電素子300を構成してい
る。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体
層70、及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的に
は、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極と
し、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室15毎
にパターニングして構成する。そして、ここではパター
ニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構
成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる
部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜
60は圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を
圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配
線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合に
おいても、各圧力発生室毎に圧電体能動部が形成されて
いることになる。また、ここでは、圧電素子300と当
該圧電素子300の駆動により変位が生じる振動板であ
る絶縁層11とを合わせて圧電アクチュエータと称す
る。
【0043】また、各圧電素子300の共通電極である
下電極膜60は、貫通部20内の絶縁層11及び第2の
シリコン層13上に並設された各圧電素子300に対応
する領域に連続的に設けられている。一方、各圧電素子
300の個別電極である上電極膜80は、その長手方向
一端部からリード電極90を介して貫通部20の外側ま
で延設され、図示しない外部配線と接続されている。
【0044】ここで、SOI基板に圧力発生室15等を
形成する工程及び、この圧力発生室15に対応する領域
に圧電素子300を形成するプロセスを図4を参照しな
がら説明する。なお、図4は、圧力発生室の幅方向の断
面図である。
【0045】まず、図4(a)に示すように、SOI基
板のウェハの第2のシリコン層13上に、例えば、酸化
シリコンからなる所定形状のマスクを用いて、水酸化カ
リウム等のアルカリ水溶液によって異方性エッチングす
ることにより、各圧力発生室15となる領域に貫通部2
0を形成する。また、このとき、図示しないが各圧力発
生室15の共通インク室であるリザーバ25を構成する
リザーバ部18を同時に形成する。なお、貫通部20等
の形成方法は、特に限定されないが、貫通部20を高精
度に形成するためには、異方性エッチングを用いること
が好ましい。
【0046】次に、図4(b)に示すように、第2のシ
リコン層13及び絶縁層11上に亘って、スパッタリン
グで下電極膜60を形成すると共に所定形状にパターニ
ングする。この下電極膜60の材料としては、白金等が
好適である。これは、スパッタリング法やゾル−ゲル法
で成膜する後述の圧電体層70は、成膜後に大気雰囲気
下又は酸素雰囲気下で600〜1000℃程度の温度で
焼成して結晶化させる必要があるからである。すなわ
ち、下電極膜60の材料は、このような高温、酸化雰囲
気下で導電性を保持できなければならず、殊に、圧電体
層70としてチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を用いた
場合には、酸化鉛の拡散による導電性の変化が少ないこ
とが望ましく、これらの理由から白金が好適である。
【0047】次に、図4(c)に示すように、下電極膜
60上に圧電体層70及び上電極膜80を成膜すると共
に各圧電素子300毎にパターニングする。
【0048】この圧電体層70は、結晶が配向している
ことが好ましい。例えば、本実施形態では、金属有機物
を触媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲ
ル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物からな
る圧電体層70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて
形成することにより、結晶が配向している圧電体層70
とした。圧電体層70の材料としては、チタン酸ジルコ
ン酸鉛系の材料がインクジェット式記録ヘッドに使用す
る場合には好適である。なお、この圧電体層70の成膜
方法は、特に限定されず、例えば、スパッタリング法で
形成してもよい。
【0049】さらに、ゾル−ゲル法又はスパッタリング
法等によりチタン酸ジルコン酸鉛の前駆体膜を形成後、
アルカリ水溶液中での高圧処理法にて低温で結晶成長さ
せる方法を用いてもよい。
【0050】また、ガスデポジション法の応用であるジ
ェットモールディングシステムを用いてもよく、この方
法では圧電体層を選択的に成膜できるため、パターニン
グが不要となる。
【0051】上電極膜80は、導電性の高い材料であれ
ばよく、アルミニウム、金、ニッケル、白金等の多くの
金属や、導電性酸化物等を使用できる。本実施形態で
は、白金をスパッタリングにより成膜している。
【0052】以上が膜形成プロセスである。このように
して膜形成を行った後、図4(d)に示すように、前述
したアルカリ溶液によるシリコン単結晶基板の異方性エ
ッチングを行い、圧力発生室15等を形成する。さら
に、図示しないが、連通部20に対向する領域の絶縁層
11をパターニングして、第2のシリコン層13に形成
されたリザーバ部18と第1のシリコン層12の連通部
16とを連通する連通孔19を形成してリザーバ25を
形成する。
【0053】なお、このように第1のシリコン層12に
形成された圧力発生室15の開口面側には、各圧力発生
室15のインク供給路とは反対側で連通するノズル開口
31が穿設されたノズルプレート30が接着剤や熱溶着
フィルム等を介して固着されている。このノズルプレー
ト30は、厚さが例えば、0.1〜1mmで、線膨張係
数が300℃以下で、例えば2.5〜4.5[×10-6
/℃]であるガラスセラミックス、又は不錆鋼などから
なる。また、ノズルプレート30は、一方の面で第1の
シリコン層12の一面を全面的に覆い、シリコン単結晶
基板を衝撃や外力から保護する補強板の役目も果たす。
【0054】一方、第2のシリコン層13上には、内部
に圧電素子300が形成されている貫通部20を封止す
る封止板40が接合されている。この封止板40のリザ
ーバ25に対向する領域には、封止板40の接合面側に
凹部41を設けることにより他の部分よりも厚さの薄い
薄肉部42が設けられている。この薄肉部42は、イン
ク滴吐出の際に発生するノズル開口31と反対側へ向か
う圧力を吸収するためのもので、他の圧力発生室15
に、リザーバ25を経由して不要な正又は負の圧力が加
わるのを防止する。さらに、薄肉部42の外側の端部近
傍には、リザーバに連通して、例えば、インクカートリ
ッジ等の外部のインク供給手段からリザーバ25にイン
クを供給するインク導入口43が形成されている。
【0055】このような本実施形態のインクジェット式
記録ヘッドは、図示しない外部インク供給手段と接続し
たインク導入口43からインクを取り込み、リザーバ2
5からノズル開口31に至るまで内部をインクで満たし
た後、図示しない外部の駆動回路からの記録信号に従
い、圧力発生室15に対応するそれぞれの下電極膜60
と上電極膜80との間に電圧を印加し、絶縁層11、下
電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることに
より、各圧力発生室15内の圧力が高まりノズル開口3
1からインク滴が吐出する。
【0056】以上のような本実施形態の構成では、第2
のシリコン層13に設けられる貫通部20内の絶縁層1
1が、圧電素子300の駆動によって振動する領域とな
る。したがって、圧力発生室15の加工精度のばらつ
き、及び圧力発生室15が形成される第1のシリコン層
12の厚さのばらつき等を許容することができる。すな
わち、圧力発生室15を所望の大きさよりも若干大きめ
に形成しても、第2のシリコン層13の貫通部20によ
って絶縁層11の振動領域を規制でき、安定したインク
吐出特性を確実に得ることができる。
【0057】また、このような構成では、各圧力発生室
15の隔壁14上に第2のシリコン層13が存在するた
め隔壁14の剛性が向上され、隣接する圧力発生室15
間のクロストークを低減することができる。
【0058】なお、本実施形態では、貫通部20が第2
のシリコン層13に異方性エッチングによって高精度に
形成されて、絶縁層11の振動領域が規制されているた
め、圧力発生室15の寸法精度は比較的低くてもよい。
すなわち、圧力発生室15は、本実施形態では、比較的
高精度に加工できるウェットエッチングである異方性エ
ッチングによって形成されているが、これに限定され
ず、例えば、ドライエッチングによって形成していもよ
い。この場合、圧力発生室を構成する各面がシリコン層
の表面に対して、全て略直交する方向に形成されるた
め、圧力発生室をさらに高密度に形成することができ
る。
【0059】(実施形態2)図5は、実施形態2に係る
圧電素子の配線パターンを示す平面図及びインクジェッ
ト式記録ヘッドの断面図である。
【0060】本実施形態は、圧電素子300の配線方法
の他の例であり、図5に示すように、下電極膜60は各
圧電素子300毎にパターニングされると共に、リード
電極90とは反対側の端部から周壁上まで延設され、他
の圧電素子300から延設された下電極膜60と接続さ
れて共通電極となっている。また、本実施形態では、下
電極膜60は、貫通部20内ではその端面が圧電素子3
00を構成する圧電体層70によって覆われており、上
電極膜80との絶縁が図られている。なお、その他の構
造は、実施形態1と同様である。
【0061】このような本実施形態の構成では、圧電素
子300を構成する下電極膜60と上電極膜80との間
の短絡をより確実に防止して配線を形成することができ
る。勿論、本実施形態の構成においても、実施形態1と
同様の効果が得られる。
【0062】(実施形態3)図6は、実施形態3に係る
インクジェット式記録ヘッドの要部断面図である。
【0063】本実施形態では、図6に示すように、第2
のシリコン層13上に、さらに酸化ジルコニウム(Zr
2)等からなる第2の絶縁層11Aを形成し、酸化シ
リコンからなる絶縁層11とこの第2の絶縁層11Aと
で振動板を構成した例である。
【0064】すなわち、この第2の絶縁層11Aは、第
2のシリコン層13上に、第2のシリコン層13に形成
された貫通部20に沿って形成されるため、貫通部20
内では絶縁層11上に形成される。したがって、貫通部
20内の絶縁層11と第2の絶縁層11Aとが振動板と
なり、圧電素子300の駆動によって変形される。
【0065】このような構成では、振動板の厚さが厚く
なるため強度が向上し、圧電素子300の駆動による変
形を繰り返しても、振動板が破壊されることが無く、耐
久性が向上する。また、勿論このような構成でも、上述
の実施形態と同様の効果が得られる。
【0066】なお、本実施形態では、絶縁層11と第2
の絶縁層11Aとで振動板を構成するようにしたが、こ
れに限定されず、例えば、図7に示すように、各圧力発
生室15に対向する領域の絶縁層11を除去して、第2
の絶縁層11Aのみで振動板を構成するようにしてもよ
い。このような構成では、圧電素子300の駆動による
振動板の変位量が向上すると共に、第2の絶縁層11A
を酸化ジルコニウム等の比較的高強度の材料で形成すれ
ば、耐久性も向上することができる。
【0067】また、このような第2の絶縁層11Aの材
質は、酸化ジルコニウムに限定されず、例えば、窒化シ
リコン(SiN)等を用いることもできる。
【0068】(他の実施形態)以上、本発明の各実施形
態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0069】例えば、上述の実施形態では、圧電素子3
00を構成する上電極膜80をリード電極90を介して
貫通部20の外側まで延設するようにしたが、これに限
定されず、例えば、上電極膜80自体を貫通部20の外
側まで延設する等、何れの構造であってもよい。
【0070】なお、上述の各実施形態では、成膜及びリ
ソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜型のイン
クジェット式記録ヘッドを例にしたが、勿論これに限定
されるものではなく、例えば、グリーンシートを貼付す
る等の方法により形成される厚膜型のインクジェット式
記録ヘッドにも本発明を採用することができる。
【0071】また、これら各実施形態のインクジェット
式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイン
ク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図8は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
【0072】図8に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、イ
ンク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着
脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1
Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けら
れたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられてい
る。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、
それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物
を吐出するものとしている。
【0073】そして、駆動モータ6の駆動力が図示しな
い複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリ
ッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及
び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿っ
て移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に
沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ロ
ーラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シ
ートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるように
なっている。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、SOI
基板の一方のシリコン層に圧力発生室を形成すると共
に、他方のシリコン層に各圧力発生室に対応して貫通部
を設け、この貫通部内に圧電素子を形成するようにし
た。これにより、貫通部によって絶縁層が実際に振動す
る領域が決まり、圧力発生室の加工精度のばらつき及び
圧力発生室が形成されるシリコン層の厚さのばらつき等
を許容することができる。また、圧力発生室を区画する
隔壁上にシリコン層が存在するため、隔壁の剛性が高ま
り、クロストークを防止することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドを示す図であり、図1の縦断面図及び横断面図
である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの要部を示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る圧電素子の配線パタ
ーンを示す平面図及びインクジェット式記録ヘッドの要
部を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態3に係るインクジェット式記
録ヘッドを示す要部断面図である。
【図7】本発明の実施形態3に係るインクジェット式記
録ヘッドの変形例を示す要部断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
【符号の説明】
10 SOI基板 11 絶縁層 12 第1のシリコン層 13 第2のシリコン層 14 隔壁 15 圧力発生室 16 連通部 17 インク連通路 18 リザーバ部 20 貫通部 25 リザーバ 30 ノズルプレート 31 ノズル開口 40 封止板 60 下電極膜 70 圧電体層 80 上電極膜 300 圧電素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力発生室と、該
    圧力発生室に対応する領域に設けられて前記圧力発生室
    内に圧力変化を生じさせる圧電素子とを具備するインク
    ジェット式記録ヘッドにおいて、 前記圧力発生室が、絶縁層の両面に単結晶シリコンから
    なるシリコン層を有するSOI基板の一方のシリコン層
    に形成されると共に、他方のシリコン層には前記絶縁層
    まで貫通する貫通部が前記圧力発生室にそれぞれ対向す
    るように設けられ、前記圧電素子が前記貫通部内の前記
    絶縁層上に設けられていることを特徴とするインクジェ
    ット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記貫通部の少なく
    とも前記絶縁層側の開口縁部が前記圧力発生室の前記絶
    縁層側の開口縁部よりも内側に位置していることを特徴
    とするインクジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記SOI基
    板を構成する前記シリコン層のそれぞれが異なる厚さを
    有し、前記貫通部が形成される他方のシリコン層は、前
    記圧力発生室が形成される一方のシリコン層の厚さより
    も薄いことを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記貫通部が形成さ
    れる他方のシリコン層の厚さが、1μm以上50μm以
    下であることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記他
    方のシリコン層には、前記圧力発生室のそれぞれにイン
    クを供給するリザーバが設けられていることを特徴とす
    るインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記他
    方のシリコン層上には前記貫通部内に前記圧電素子を封
    止する封止板が接合されていることを特徴とするインク
    ジェット式記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記封止板は前記リ
    ザーバを封止すると共に当該リザーバに対向する領域に
    他の部分よりも薄い厚さを有して弾性変形可能な薄肉部
    を有することを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記貫
    通部は前記他方のシリコン層を異方性エッチングするこ
    とによって形成されていることを特徴とするインクジェ
    ット式記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記圧
    力発生室は前記一方のシリコン層をドライエッチングす
    ることによって形成されていることを特徴とするインク
    ジェット式記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかにおいて、前記
    圧電素子を構成する各層が成膜及びリソグラフィ法によ
    り形成されたものであることを特徴とするインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかのインクジェ
    ット式記録ヘッドを具備することを特徴とするインクジ
    ェット式記録装置。
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