JP2002011876A - インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタInfo
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- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14201—Structure of print heads with piezoelectric elements
- B41J2/14233—Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
- B41J2002/1425—Embedded thin film piezoelectric element
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
ェットプリンタに関し、隣接する圧力室間の変位ロスを
低減し、高精細な印字を可能にする。 【解決手段】 基板1上に、個別電極層、圧電素子層
3、振動板4を順次形成してインク吐出エネルギー発生
部を構成するインクジェットプリントヘッドにおいて、
隣接する圧力室5間に圧力室補強用部材6を設ける。
Description
ントヘッド及びインクジェットプリンタに関するもので
あり、特に、圧力室間の変位クロストークを低減するた
めの構成に特徴のあるインクジェットプリントヘッド及
びインクジェットプリンタに関するものである。
プロセッサ、ファクシミリ、複写機等の情報機器端末と
してのプリンタ装置として、印字に伴う騒音の発生しな
いノンインパクトプリンタがオフィス内での使用に適し
ていると注目されており、この様なノンインパクトプリ
ンタとしては、インクジェット方式及び熱転写方式が実
用化されている。
ト方式は構造が簡単であって、カラー化が容易であり、
且つ、騒音も少ない等の特徴を有するため、今後の記録
方式の主流として期待されている。
置としては、インクを加熱素子によって瞬間加熱,気化
させて気泡を発生させ、その圧力でインクをノズルから
飛翔させるバブルジェット(登録商標)方式と、インク
を圧電素子の変形を利用し、その変形力でノズルから飛
翔させるピエゾ方式があり、これらのプリンタは、イン
ク粒子を噴出させる発熱素子や圧電素子を駆動する電子
回路、即ち、ドライバとしてシリコン半導体を用いてい
る。
字ヘッドと別部品としてケーブルにより接続したり、或
いは、印字ヘッド上に実装させており、圧電アクチュエ
ータにおける発生力の精密な制御が可能であるので、高
画質印字が可能になるという特長がある。
トプリントヘッドは、ノズル、圧力室となるインク流
路、インク供給系、インクタンク、圧電素子からなるイ
ンク噴出駆動源等を備え、インク噴出駆動源で発生した
変位・圧力をインク流路に伝達することによって、ノズ
ルからインク粒子を噴出させ、紙等の記録媒体の上に文
字や画像を記録するものである。
方式のインクジェットプリントヘッドを説明する。な
お、図11(a)は、概略的要部平面図であり、図11
(b)は図11(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線
に沿った概略的断面図であり、また、図11(c)は図
11(a)におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った概
略的断面図である。
Pt等からなる厚さが0.1μm程度の個別電極42を
形成し、この個別電極42上に厚さが3μm程度の圧電
体層を形成したのち、圧電体層の表面にレジストを塗布
し、次いで、露光・現像することによって個別電極42
と同様のパターンを有するレジストマスク(図示せず)
を形成したのち、レジストマスクをマスクとして圧電体
層をエッチングすることによって個別圧電素子層43と
する。
布し、個別電極42及び個別圧電素子層43が積層され
ていない部分のみ感光させ、未露光部分を除去すること
によって個別電極42及び個別圧電素子層43の周囲を
埋め込むポリイミド層44を形成する。次いで、厚さが
2μm程度のNi−Cr或いはCr等の金属からなり共
通電極を兼ねる振動板45を全面に渡ってスパッタリン
グ法によって形成してバイモルフ構造体とする。
に形成した圧力室形成部材とノズル形成部材を個別電極
42に対応する位置に合わせて接合したのち、MgO基
板41の不要部をエッチングによって除去することによ
ってインクジェットプリントヘッドの基本構造が完成す
る。
8及び導通路47を設けた導通路層46によってノズル
形成部材が構成され、また、圧力室形成部材によって圧
力室50、インク供給路51、共通路52、及び、圧力
室隔壁53が形成される。また、個別電極42には配線
56が接続されており、この配線56と共通電極を兼ね
る振動板45との間に、電極54を介して駆動信号55
を印加することになる。
リントヘッドにおいては、薄膜プロセスによって個別電
極42(約0.1μm)、個別圧電素子層43(約3μ
m)、及び、振動板45(約2μm)を形成しているの
で、ヘッド板自体が薄く、集積化に向いているという特
徴がある。
方式のインクジェットプリントヘッドにおいて、多数の
ノズルから同時にインクを吐出させる多ノズル駆動時
に、圧電素子の変位ロスが大きいという問題があるの
で、この事情を図12を参照して説明する。
る変位クロストークの説明図であり、横軸は圧力室の中
心から圧力室隔壁方向への距離を示しており、50μm
の位置が圧力室隔壁の側面であり、縦軸は変位量(n
m)を示している。
した場合、圧力室中央における最大変位量は約145n
mであり、また、圧力室隔壁における変位量は約65n
mとなるのに対して、単独駆動の場合には、圧力室中央
における最大変位量は約250nmであり、また、圧力
室隔壁における変位量は約10nmとなり、最大変位量
が異なっており、多ノズル駆動時に圧電素子による変位
力が圧力室隔壁の変位にも使われるため、変位ロスが大
きくなる。
度やドット径等の飛翔特性と、多ノズル駆動時のインク
の飛翔特性が異なり、高精細な印字が不可能になるとい
う問題がある。
の変位ロスを低減し、高精細な印字を可能にすることを
目的とする。
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1は、
ピエゾ方式インクジェットプリントヘッドの概略的要部
断面斜視図である。 図1参照 上述の目的を達成するために、本発明においては、基板
1、特に、MgO基板或いはSi基板の上に、個別電極
層、圧電素子層3、振動板4を順次形成してインク吐出
エネルギー発生部を構成するインクジェットプリントヘ
ッドにおいて、隣接する圧力室5間に圧力室補強用部材
6を設け、また、さらには、圧力室補強用部材6同士を
連結する補強部材を設けることを特徴とする。
強用部材6を設けることによって、圧力室5隔壁の変位
を抑制することができるので、圧電素子による変位力は
圧力室5の変位に効率的に利用され、それによって、同
時駆動のノズル7の数によらずインクの飛翔特性が安定
になるので、高精細な印字が可能になる。
成する圧電体との相性から、MgO基板、或いは、Si
単結晶が好適である。特に、(100)面を主面とする
MgO単結晶基板を用いた場合には、その上に形成する
PZT(PbZrx Ti1-x O3 )等の圧電素子層3を
(100)面を主面とする単結晶とすることができ、そ
れによって、圧電特性の優れた圧電素子層3とすること
ができるので、低電圧駆動が可能になる。
SUS(ステンレス)板等の補強部材を設けることによ
って、変位ロスをさらに低減することができる。
電極2に接続する埋込配線を設けたことを特徴とする。
る埋込配線を設けることによって、基板1上に成膜する
個別電極層、圧電素子層3、振動板4を平坦化すること
ができ、高精度のパターン化が容易になる。
本発明の第1の実施の形態のピエゾ方式のインクジェッ
トプリントヘッドを説明するが、まず、図2乃至図7を
参照して本発明の第1の実施の形態の製造工程を説明す
る。 図2(a)参照 まず、厚さが、例えば、300μmのMgO基板11上
に、スパッタリング法を用いて、Ptからなり、厚さ
が、例えば、0.1μmの個別電極層12を全面に形成
する。
ば、3μmのPZT(PbZrx Ti1-x O3 )からな
る圧電体層13を形成する。 図2(c)参照 次いで、圧電体層13上にドライフィルム層14をラミ
ネートする。
700μm×70μmの開口16を有するマスク15を
ドライフィルム層14上にのせた状態で露光する。 図3(e)参照 次いで、マスク15を除去したのち、ドライフィルム層
14を現像することによって個別圧電素子パターンに対
応するドライフィルムパターン17を形成する。
Arイオンを用いたイオンミリングを施すことによっ
て、圧電体層13及び個別電極層12の露出部を除去し
て個別圧電素子パターンに対応する個別圧電素子層18
及び個別電極19を形成する。
層18の表面を覆うように塗布したのち、乾燥させるこ
とによって感光性ポリイミド層20を形成する。
ターンに対応する形状のマスク21を個別圧電素子層1
8に対応する位置に乗せた状態で露光する。 図5(j)参照 次いで、マスク21を除去した後、現像することによっ
て、個別圧電素子層18の表面を覆う感光性ポリイミド
層20を除去する。
えば、2.0μmのCr層を全面に堆積させることによ
って、共通電極を兼ねる振動板22を形成する。
ム層23を貼り付け、露光することによって、圧力室2
4及び共通路25に対応する領域を露光領域を形成した
のち、厚さが、例えば、30μmの第2ドライフィルム
層26を貼り付け、露光することによって、圧力室2
4、共通路25、及び、インク供給路27に対応する露
光領域を形成し、次いで、厚さが、例えば、30μmの
第3ドライフィルム層28を貼り付け、露光することに
よって、圧力室24及び共通路25に対応する露光領域
を形成したのち、第1ドライフィルム層23乃至第3ド
ライフィルム層28を一括して現像することによって、
圧力室24、共通路25、及び、インク供給路27に対
応する露光領域を除去する。
SUS製のノズル板29に導通路層31となるドライフ
ィルム層をラミネートしたのち、露光・現像することに
よって共通路25及び導通路32に対応する凹部を形成
する。
造体と図6(m)に示したノズル板とを対向させたの
ち、加圧した状態で、加熱することによってドライフィ
ルム部を硬化して、MgO基板11からノズル板29ま
でを一体化する。この場合、圧力室24は、各個別圧電
素子層18に対応して個々に設けられるものであり、ま
た、共通路25は、各圧力室24に対して共通に設けら
れるものである。
光・現像することによって、個別電極19に対応する形
状の開口を有するレジストパターンを形成し、このレジ
ストパターンをマスクとして、リン酸50%溶液を用い
て露出するMgO基板11をエッチングすることによっ
て個別電極19を露出させる。
の上にはMgO基板11を構成していたMgOからなる
補強部34が残存することになる。
電極35を設け、この電極35を介して個別電極19と
共通電極を兼ねる振動板22との間に駆動信号36を印
加する。なお、説明は省略するものの、感光性ポリイミ
ド層20とMgO基板11との界面には個別電極19に
接続する配線が設けられており、この配線と電極35と
は電気的に接続している。
態のインクジェットプリントヘッドの概略的要部断面斜
視図であり、図に示すように、圧力室24以外の部分は
MgO基板11で覆われた状態になる。ここで、個別電
極19と共通電極を兼ねる振動板22との間に駆動信号
36を印加した場合、個別圧電素子層18が電極間方向
に延伸することによって、MgO基板11の平面に平行
な方向には縮むことになる。一方、個別圧電素子層18
と結合している振動板22は縮まないので、図において
太い破線で示すように振動板22が湾曲することにな
る。
が残存しているので、圧力室隔壁における変位は少なく
なり、振動板22の圧力室24における変位が効果的に
行われることになるので、単体駆動の場合と多ノズル駆
動の場合におけるインクの飛翔特性に差がなくなり、高
精細な印字が可能になる。
施の形態のインクジェットプリントヘッドを説明する。 図9参照 図9は、本発明の第2の実施の形態のインクジェットプ
リントヘッドの概略的要部断面図であり、各圧力室隔壁
33上に残存させた補強部34を連結するように、厚さ
が、例えば、1mmのSUS製の補強部材37をエポキ
シ系接着剤を用いて接着したものであり、その他の構成
は上記の第1の実施の形態と全く同様であるので、説明
は省略する。
34を連結するようにSUS製の補強部材37を設けて
いるので、駆動信号が印加された場合、各圧力室隔壁3
3の変位がより効果的に抑えられるので、変位ロスをさ
らに低減することができ、より高精細な印字が可能にな
る。
施の形態を説明する。 図10(a)参照 まず、厚さが、例えば、300μmのMgO基板11
に、RIE(反応性イオンエッチング)によって、例え
ば、幅が5.0μmで、深さが1.0μmで、相互の間
隔が170μmの配線用溝38を形成する。なお、図に
おいては、一対の配線用溝38を二つ設けているが、配
線用溝38は1本でも良い。
堆積させて、配線用溝38をPtによって埋め込む。
echanicalPolishing)法により研磨
してMgO基板11の平坦部に堆積したPt層39を除
去することによって埋込配線40を形成する。
の工程を経ることによって、図9に示したインクジェッ
トプリントヘッドと実質的に同等のインクジェットプリ
ントヘッドが得られる。
いては、個別電極19に接続する配線をMgO基板11
を利用して埋込配線40として形成しているので、配線
の形成が容易になるとともに、表面を平坦にすることが
できるので、高精度の加工が可能になる。また、通常、
個別電極19に接する配線のところには圧電層が存在し
ているが、配線を埋め込むことによって、余分な圧電層
が存在しないため、低寄生容量化を図ることができると
ともに、余計な圧電体の振動をなくすことができる。
施の形態を説明するが、基板として(100)面を主面
とするMgO基板を用いる以外は、上記の第1の実施の
形態と実質的に同一であるので、説明は簡単にする。 再び、図2(a)参照 まず、厚さが、例えば、300μmの(100)面を主
面とするMgO基板11上に、スパッタリング法を用い
て、Ptからなり、厚さが、例えば、0.1μmの個別
電極層12を全面に形成する。この場合のPtからなる
個別電極層12も単結晶化して形成される。
って、厚さが、例えば、3μmのPZTからなる圧電体
層13をエピタキシャル成長させる。この場合、圧電体
層13は、(100)面を主面とするPZT単結晶とな
る。以降は、図2(c)乃至図7(p)に示した工程を
経ることによってインクジェットプリントヘッドが得ら
れる。
して単結晶MgOを用いているので、その上に成膜した
PZT膜の単結晶状態で得られ、それによって、優れた
圧電特性が得られるので、同じ変位量で駆動する場合に
は、低電圧駆動が可能になる。
るが、基板として表面が絶縁化されたSi基板を用いる
以外は、上記の第1の実施の形態と実質的に同一である
ので、説明は簡単にする。まず、厚さが、例えば、60
0μmの単結晶Si基板の表面を熱酸化することによっ
て、厚さが、例えば、0.3μmのSiO2 膜を形成し
て表面を絶縁化する。以降は、図2(a)乃至図7
(p)に示した工程を経ることによってインクジェット
プリントヘッドが得られる。なお、この場合のSiO2
膜は、製造プロセス中におけるSiのPZTへの拡散を
防止するために設けたものであり、それによってPZT
の特性劣化を防止することができる。
してMgO基板より安価なSi基板を用いているので、
製造コストを低減することができるとともに、Si基板
の一部に通常のデバイス形成プロセスを用いてインク噴
出駆動源を駆動する半導体回路を形成することができる
ので、駆動回路の実装工程を不要にすることができ、そ
れによって、インクジェットプリントヘッドの小型化が
可能になる。
たが、本発明は上記の各実施の形態における構成に限定
されるものではなく、各種の変形が可能である。例え
ば、上記の各実施の形態においては、基板としてMgO
基板或いはSi基板を用いているが、必ずしも、MgO
基板或いはSi基板に限られるものではなく、ソーダガ
ラス基板等のガラス基板を用いても良い。
造工程を簡素化させるために、圧力室間補強用部材を基
板の一部を残存させることによって形成しているが、必
ずしも基板の残存部である必要はなく、SUS等の別部
材を圧力室隔壁上に接着しても良いものである。
別圧電素子を全体を成膜したのち所定の形状にエッチン
グすることによって形成しているが、マスクスパッタリ
ング法を用いて、個別電極及び個別圧電素子層を形成し
ても良いものである。
電材料として、圧電定数が大きく、弾性係数及び機械的
強度の大きなPZTを用いているが、PZTに限られる
ものではなく、PZTと同系のPbを含むペロブスカイ
ト酸化物を用いても良いものである。
動板としてCrを用いているが、Crに限られるもので
はなく、Ni−Crを用いても良いものであり、さらに
は、インクに対する耐性が高く、高弾性係数及び高破壊
強度を有するTiN膜を用いても良いものである。
強部材は、上記の第3乃至第5の実施の形態にも当然に
適用されるものであり、また、上記の第3の実施の形態
における埋込配線は、上記の第4及び第5の実施の形態
にも当然に適用されるものである。
付記を説明する。 (付記1) 基板1上に、個別電極層、圧電素子層3、
振動板4を順次形成してインク吐出エネルギー発生部を
構成するインクジェットプリントヘッドにおいて、隣接
する圧力室5間に圧力室補強用部材6を設けることを特
徴とするインクジェットプリントヘッド。 (付記2) 上記圧力室補強用部材6を、上記基板1の
残存部によって構成することを特徴とする付記1記載の
インクジェットプリントヘッド。 (付記3) 上記基板1に、個別電極2に接続する埋込
配線を設けたことを特徴とする付記1または2に記載の
インクジェットプリントヘッド。 (付記4) 上記圧力室補強用部材6同士を繋ぐ補強部
材を設けたことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1
に記載のインクジェットプリントヘッド。 (付記5) 上記基板1が(100)面を主面とするM
gO単結晶からなり、上記圧電素子層3が(100)面
を主面とする単結晶からなることを特徴とする付記1乃
至4のいずれか1に記載のインクジェットプリントヘッ
ド。 (付記6) 上記基板1が、表面が絶縁化されたSi基
板からなることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1
に記載のインクジェットプリントヘッド。 (付記7) 付記1乃至6のいずれか1に記載のインク
ジェットプリントヘッドを搭載したインクジェットプリ
ンタ。
一部を残存させて圧力室間補強用部材としているので変
位ロスが少なくなり、単ノズル駆動時のインクの飛翔特
性と多ノズル駆動時のインクの飛翔特性の差を少なくし
ているので、高精細の印字が可能になり、インクジェッ
トプリンタの高画質化が可能になる。
程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
での製造工程の説明図である。
程の説明図である。
リントヘッドの概略的要部断面斜視図である。
リントヘッドの概略的要部断面図である。
図である。
図である。
る変位クロストークの説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に、個別電極層、圧電素子層、振
動板を順次形成してインク吐出エネルギー発生部を構成
するインクジェットプリントヘッドにおいて、隣接する
圧力室間に圧力室補強用部材を設けることを特徴とする
インクジェットプリントヘッド。 - 【請求項2】 上記圧力室補強用部材を、上記基板の残
存部によって構成することを特徴とする請求項1記載の
インクジェットプリントヘッド。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のインクジェッ
トプリントヘッドを搭載したインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197659A JP4304712B2 (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタ並びにインクジェットプリントヘッドの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002011876A true JP2002011876A (ja) | 2002-01-15 |
JP2002011876A5 JP2002011876A5 (ja) | 2006-04-06 |
JP4304712B2 JP4304712B2 (ja) | 2009-07-29 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010146945A1 (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-23 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェットヘッド |
JP2012192571A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び記録装置 |
JP2020032713A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000197659A patent/JP4304712B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020032713A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
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