JP2020032446A - 管の拡径方法 - Google Patents

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Yoshihiro Ishikawa
善宏 石川
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Abstract

【課題】加工工程が少なく、軸芯に対して傾斜する管の端面を略直線状に形成するとともに、管の端部を拡径し、かつ、その軸芯を偏芯する管の拡径方法を提供する。【解決手段】第1のパンチ11の挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、素管の軸芯に対して偏芯する工程と、この工程の後に、第2のパンチ22の挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、第1のパンチ11の挿入により拡径された部分の軸芯に対して偏芯する工程を有し、第1のパンチ11における拡径部13の横断面形状は、ベース円形状14の一部の形状からなる円弧部15と、ベース円形状14よりも外側に突出する凸部16と、凸部16の両側で、かつ、凸部16と円弧部15との間に設けられるとともに、ベース円形状14よりも内側に位置する凹部17を有し、第2のパンチ22における拡径部25の横断面形状を、ベース円形状14よりも大径の円状に形成した。【選択図】 図3

Description

本発明は、管の拡径方法に関する。
自動車等の車両には、内燃機関の排気騒音を低減するための消音器が搭載されている。この消音器は、上流にある内燃機関から排出された排気ガスを消音室に導入する排気導入管と、消音室から外部へと排出させる排気導出管を有している。
近年、この排気導出管として管状のパイプが多く使用され、その下流側端面は、上流側から下流側に向かうほど上方に位置するテーパ状に形成加工されることがある。また、気流音対策として、排気導出管の下流側端部を拡径加工するとともに、車両の最低地上高などの観点から、拡径部の中心軸が、排気導出管におけるその他の部分の中心軸よりも上方に偏芯するように加工されることもある。
排気導出管の下流側端部を、斜めに切断するとともに、端部を拡径し、かつ、上方に偏芯する加工方法として、排気導出管の下流側端部を、偏芯させ、かつ、拡径加工した後に、端部を斜めに切断加工する加工方法が考えられる。しかし、この加工方法では、管の拡径時に、その拡径する際の塑性変形により、拡径後の管の端部が加工硬化するため、その後、斜めに切断加工するとバリが生じやすくなる。この生じたバリを除くなどの後処理が必要となり、製造コストが高くなるという問題が生じる。
また、上記加工方法に対し、その加工順序を入れ変え、排気導出管の下流側端部を、斜めに切断加工した後に、偏芯させて拡径加工を行う加工方法が考えられる。
例えば、図11に示すように、端部101aを、上方ほど軸方向の外側に位置するように斜めに切断加工した円管101に、円筒状の拡径部102を有する第1のパンチ103を、拡径部102の軸芯が、管101の軸芯に対して、上方に偏芯するように挿入して、偏芯拡径した第1の中間素材108を得た後に、図12に示すように、第1の中間素材108に、第1のパンチ103の拡径部102の外径より大きな外径の拡径部104を有する第2のパンチ105を、拡径部104の軸芯が、管101の軸芯に対して上方に偏芯するように挿入して、偏芯拡径した形成管110を得ることが考えられる。
このような加工方法においては、第1のパンチ103の拡径部102により、管101を全周において均一に拡径するとともに、拡径部102の軸芯が、管101の軸芯に対して、図11の上方に偏芯していることで、管101における上部(頂部)の拡径量が最大となるが、変形量自体が小さいため、第1の中間素材108の端面は、図12に示すように直線状に保つことができる。
しかし、第1の中間素材108を、第2のパンチ105で拡径する際は、管101と、第1の中間素材108と、形成管110の内径の関係を示す図14から明らかなように、第1の中間素材108の頂部109近傍で、拡径量が最大となるとともに、1回目の拡径により頂部109近傍での余肉が少なくなっているため、頂部109近傍は、頂部109近傍以外のパイプ端面の母材を用いて拡径され、拡径後の管110の端面110aが、図13に示すように、その上下方向の中央部分が、上流側(本体部側)に位置するように弓なり形状のひけとなってしまい、直線状とはならないという問題が生じる。
このひけが生ぜず管を拡径する方法として、斜めに切断加工した素管に、素管の軸芯と同軸となるように拡径部を挿入して拡径させた後に、直管部の管軸から、管端開口部の管軸方向の最長の方向に偏芯して位置された偏芯パンチを、管の拡径された部分に押し込み、挿入部分の軸芯を、挿入前の軸芯に対して偏芯させる方法が知られている(特許文献1参照)。
特許第4363582号公報
しかしながら、特許文献1に記載の管の拡径方法では、最終加工後に得られる管の端部の端面は、管の中心軸に対して直交する形状となるため、その後、斜めに切断加工をする必要があり、加工工程が増えてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、管の端面が中心軸に対して斜めに位置する形状において、その端面が略直線状となるとともに、特許文献1記載の管の拡径方法よりも加工工程が少ない管の拡径方法を提案することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、断面が円形の素管における一方の端部を、その軸芯に対して斜めとなるように切断した後に、その切断側端部を、拡径するとともに、その軸芯を、前記素管の軸芯に対して偏芯させる管の拡径方法であって、
少なくとも、第1のパンチの挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯する工程と、
この工程の後に、第2のパンチの挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分の軸芯に対して偏芯する工程を有し、
前記第2のパンチにより拡径された部分の軸芯が、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分の軸芯に対して偏芯する方向と、前記第1のパンチにより拡径された部分の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯する方向を同じとし、
前記第1のパンチにおいて、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分を形成する拡径部におけるその軸芯と直交する断面形状は、
前記素管における断面の内面形状を所定の倍率で拡大したベース円形状の一部の形状からなる円弧部と、
ベース円形状の中心軸を中心として、前記円弧部と対向する位置に形成され、かつ、前記ベース円形状よりも外側に突出する凸部と、
該凸部の両側で、かつ、前記凸部と前記円弧部との間に設けられるとともに、前記ベース円形状よりも内側に位置する凹部を有し、
前記第2のパンチにおいて、前記第2のパンチの挿入により拡径された部分を形成する拡径部におけるその軸芯と直交する断面形状を、前記ベース円形状よりも大径の円状に形成したことを特徴とする管の拡径方法である。
また、前記第1のパンチを用いる工程において、第1のパンチにおける拡径部の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯するように挿入し、
前記第2のパンチを用いる工程において、第2のパンチの軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯するように挿入するようにしてもよい。
本発明は、素管における内面の断面形状を所定の倍率で拡大したベース円形状の一部の形状からなる円弧部と、円弧部と対向する位置に形成され、かつ、ベース円形状よりも外側に突出する凸部と、凸部の両側で、かつ、凸部と円弧部との間に設けられるとともに、前記ベース円形状よりも内側に位置する凹部を有する拡径部を備えた第1のパンチを、素管の端部を斜めに切断した側から挿入することにより拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯するようにしたことにより、拡径後の管の端部は、外側方向にはみ出しが生じる。
次に、ベース円形状よりも大径の円状に形成した拡径部を備える第2のパンチを挿入して拡径することにより、外側にはみ出した母材を利用して拡径するため、拡径後の端部は略直線状に形成することができる。そのため、その後、再度斜めに切断する必要がなく、特許文献1記載の管の拡径方法よりも少ない工程で管を拡径するとともに、軸芯を偏芯させることができる。
本発明の実施例に係る管の拡径方法を用いて製造した管の側面図。 本発明の実施例に用いる第1中間素材の側面図。 図2に示す第1中間素材に第1パンチを挿入する前の側面図。 図3に示す状態の後に得た第2中間素材の側面図。 図3のC−C線断面図で、第1パンチの拡径部の形状の説明図。 本発明の実施例に用いる第1のパンチの斜視図。 第1中間素材の内周面形状と第2中間素材の大径部の内周面形状との関係を示す図。 図4に示す第2中間素材に第2パンチを挿入する前の側面図。 第2中間素材の拡径部の内周面形状と、図1に示す管の大径部の内周面形状と、第1中間素材の内周面形状との関係を示す図。 図8のD−D線断面図。 従来技術において、斜めに切断加工した管に第1のパンチを挿入する前の側面図。 図11の状態から、第1のパンチにより拡径した管に、第2のパンチを挿入する前の側面図。 図12の状態から、第2のパンチにより拡径した後の管の側面図。 従来技術において、拡径前の管と、第1の中間素材と、製造した管の内周面形状の関係を示す図。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る管の拡径方法を用いて製造した管1の側面図を示す。
管1は、横断面が円形の小径部2と、小径部2の外径より大径の外径で、かつ、横断面が円形の大径部3と、小径部2と大径部3との間に小径部2から大径部3に向かうほど徐々に拡径する拡径部4を有する。
大径部3の外側端面(一方の端面)3aは、大径部3の軸芯X−Xに対して傾斜するように形成され、この端面3aにおいて、軸芯X−X方向において、最も外側に位置する部分を頂部5とする。また、以下において、頂部5側(図1の上側)を上側A、反対側を下側Bとして説明する。
また、図1に示すように、大径部3の軸芯X−Xは、小径部2の軸芯X−Xに対して、頂部5側に偏芯するように形成され、大径部3の下端と小径部2の下端は、図1に示すように、略同一直線上に位置するように形成されている。
管1は、自動車等の車両などにおいて、その排気ガスが流通する排気管の端部等に用いることができる。
次に、この管1の製造方法について説明する。
先ず、図2に示すように、軸芯X−X方向全体に亘って略同じ径で構成した円筒状の素管における一方の端部を、その軸芯X−Xに対して傾斜するように直線状に切断し、第1中間素材10を形成する。第1中間素材10における一方の端面10aにおいて、軸芯X−X方向の最も外側に位置する部分が頂部10bとなる。
次に、図3に示すように、第1中間素材10を、図示しない固定冶具に固定した後に、斜めに切断された一方の端面10a側から第1のパンチ11を挿入して、図4に示す第2中間素材20を形成する。
この第1のパンチ11について詳述する。
図3に示すように、第1のパンチ11における第1中間素材10への挿入側部には、挿入部12が形成され、挿入部12の挿入側端(前側端)12aにおける外径は、第1中間素材10の内径より小さく形成され、挿入側とは反対側の奥側に行くほど徐々に拡径され、挿入部12の中間部から奥側部の外径は、略同じ径で形成されるとともに、第1中間素材10の内径と略同じか若干小さく設定されている。この挿入部12の軸芯Y−Yが、第1中間素材10の軸芯X−Xと略同一直線上となるように、第1のパンチ11と第1中間素材10は配置される。
挿入部12の奥側には、拡径部13が形成されている。拡径部13におけるその軸芯に対して直交する断面形状(断面の外形)は、図5に示すように、円弧部15と凸部16と凹部17で構成されている。
円弧部15は、図5に示すように、拡径部13の下方に形成されるとともに、第1中間素材10における内周面の横断面形状を所定の倍率で拡大したベース円形状14の下部の一部で構成される。本実施例では、円弧部15は、ベース円形状14の下半分の半円で構成した。
凸部16は、図3,図5に示すように、拡径部13の軸芯Y−Yを中心として、円弧部15と対向する位置である上部に形成されるとともに、ベース円形状14より外側に突出するように形成される。
凹部17は、図5に示すように、凸部16の両側で、かつ、凸部16と円弧部15との間に形成されるとともに、ベース円形状14より内側に位置するように形成される。
また、ベース円形状14と凸部16との交点を夫々a,bとし、ベース円形状14と図5の左側に位置する凹部17との交点を夫々c,aとし、ベース円形状14と図5の右側に位置する凹部17との交点を夫々b,dとし、また、このab間における凸部16の任意の位置の点をe、ベース円形状14上の任意の点をf、ac間における凹部17の任意の位置の点をg、ベース円形状14上の任意の点をh、bd間における凹部17の任意の位置の点をi、ベース円形状14上の任意の点をjとした場合、次の関係となるように設定されている。
このab間において、第1のパンチ11の凸部16の周長(図5のa−e−b)が、対応するベース円形状14の円弧部周長(図5のa−f−b)より長くなるように設定されている。
また、ac間、bd間において、第1のパンチ11の凹部17の周長(図5のc−g−a,b−i−d)が、対応するベース円形状14の円弧部周長(図5のc−h−a,b−j−d)より短くなるように設定されている。
第1のパンチ11の凹部17の形状を、本実施例においては、図5に示すように、略直線状に形成したが、凹部17の周長が、対応するベース円形状14の円弧部周長より小さければ、任意の形状とすることができる。
拡径部13の軸芯Y−Yは、挿入部12の軸芯Y−Y、すなわち、第1中間素材10の軸芯X−Xに対して、一方の端面において、最も外側に位置する頂部10b側に偏芯するように形成されている。
挿入部12と拡径部13の間には、奥部側に向くほど、徐々に拡径する徐変部19が形成されている。
第1中間素材10に対して第1のパンチ11を、図3に示すように、挿入部12の軸芯Y−Yが、第1中間素材10の軸芯X−Xと略同一直線上となるようにして、第1中間素材10の斜めに切断した側の端部(一方の端部)から挿入して、拡径させるとともに、拡径した部分の軸芯を、第1中間素材10の軸芯X−Xに対して偏芯させて、第2中間素材20の大径部21を形成する。
第1パンチ11の拡径部13の軸芯Y−Yが、第1中間素材10の軸芯X−Xに対して、頂部10b側に偏芯しているとともに、凸部16はベース円形状14より外側に突出しているため、図7に示すように、第2中間素材20の大径部21において、軸方向の一方の端部20a側において最も外側に位置する頂部21aの拡径量は最大となる。また、凸部16の両側に位置する凹部17は、ベース円形状14より内側に位置することから、大径部21において、凹部17により拡径された部分21bは、頂部21aよりも拡径量が小さくなり、凹部17により拡径された部分21bから頂部21a近辺に母材が流れやすくなり、図4に示すように、第2中間素材20の一方の端面において、凹部17aにより拡径された部分21bの端面21cは、円弧部15により拡径された端面を延長した線上よりも外側にはみ出す。
次に、第2中間素材20を、図示しない固定冶具に固定した後に、図7,図8に示すように、その大径部21側から第2のパンチ22を挿入し、図1に示す管1を得る。
第2のパンチ22における第2中間素材20への挿入側部には、挿入部23が形成され、挿入部23の挿入側端(前側端)における外径は、第2中間素材20の小径部24の内径より小さく形成され、奥側に行くほど徐々に拡径され、挿入部23の中間部から奥側部の外径は、略同じ径で形成されるとともに、第2中間素材20の小径部24、すなわち、第1中間素材10の内径と略同じか若干小さく設定されている。
挿入部23の軸芯Z−Zは、第2中間素材20の小径部24の軸芯の軸芯X−Xと略同一直線上となるように配置されている。
挿入部23の奥側(後側)には、拡径部25が形成されている。拡径部25におけるその軸芯に対して直交する断面形状(断面の外形)は、図10に示すように、ベース円形状14より大径で、かつ、第1パンチ11の拡径部13における横断面の最大径よりも大径の真円状に形成されている。
第2のパンチ22の拡径部25の軸芯Z−Zは、第1パンチ11における拡径部13の軸芯Y−Y、及び、第2パンチ22の挿入部23の軸芯Z−Z、すなわち、第1中間素材10の軸芯X−Xに対して頂部21a側(上側)に偏芯するように形成されている。
挿入部23と拡径部25の間には、奥部側に向くほど、徐々に拡径する徐変部29が形成されている。
第2中間素材20に対して第2のパンチ22を、挿入部23の軸芯Z−Zが、第2中間素材20の小径部24と略同一直線上となるようにして、第2中間素材20の大径部21側から挿入して、拡径させるとともに、拡径した大径部3の軸芯X−Xを、第2中間素材20の大径部21の軸芯X−X、及び、小径部2の軸芯X−Xに対して偏芯させる。また、図9に示すように、拡径した大径部3の軸芯X−Xが、第2中間素材20における大径部21の軸芯X−Xに対して偏芯する方向と、第2中間素材20における大径部21の軸芯X−Xが、第1中間素材10における軸芯X−Xに対して偏芯する方向が同じとなるようになっている。
第2のパンチ22における拡径部25の軸芯Z−Zが、第1パンチ11の拡径部13の軸芯Y−Yより頂部21a側に偏芯しているため、この頂部21aの拡径量は最大となるが、その近辺は、図4に示すように、第2中間素材20の一方の端面において、円弧部15が位置する下方の部分を延長した線上よりも外側にはみ出しており、この部分の母材を利用して、頂部21aは拡径することができるため、拡径後の管1の一方の端面3aは、図1に示すように、ひけが生じず略直線状となる。
また、上記加工工程以外の加工工程を組み合わせて製造を行ってもよい。
11 第1のパンチ
13 拡径部(第1のパンチ)
14 ベース円形状
15 円弧部
16 凸部
17 凹部
22 第2のパンチ
25 拡径部(第2のパンチ)

Claims (2)

  1. 断面が円形の素管における一方の端部を、その軸芯に対して斜めとなるように切断した後に、その切断側端部を、拡径するとともに、その軸芯を、前記素管の軸芯に対して偏芯させる管の拡径方法であって、
    少なくとも、第1のパンチの挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯する工程と、
    この工程の後に、第2のパンチの挿入により拡径するとともに、拡径された部分の軸芯が、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分の軸芯に対して偏芯する工程を有し、
    前記第2のパンチにより拡径された部分の軸芯が、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分の軸芯に対して偏芯する方向と、前記第1のパンチにより拡径された部分の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯する方向を同じとし、
    前記第1のパンチにおいて、前記第1のパンチの挿入により拡径された部分を形成する拡径部におけるその軸芯に対して直交する断面形状は、
    前記素管における断面の内面形状を所定の倍率で拡大したベース円形状の一部の形状からなる円弧部と、
    ベース円形状の中心軸を中心として、前記円弧部と対向する位置に形成され、かつ、前記ベース円形状よりも外側に突出する凸部と、
    該凸部の両側で、かつ、前記凸部と前記円弧部との間に設けられるとともに、前記ベース円形状よりも内側に位置する凹部を有し、
    前記第2のパンチにおいて、前記第2のパンチの挿入により拡径された部分を形成する拡径部におけるその軸芯に対して直交する断面形状を、前記ベース円形状よりも大径の円状に形成したことを特徴とする管の拡径方法。
  2. 前記第1のパンチを用いる工程において、第1のパンチにおける拡径部の軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯するように挿入し、
    前記第2のパンチを用いる工程において、第2のパンチの軸芯が、前記素管の軸芯に対して偏芯するように挿入することを特徴とする請求項1記載の管の拡径方法。

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