JP2004162610A - 曲がり二重排気管 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に製造することができる曲がり二重排気管を提供する。
【解決手段】曲がり内管2の外側に曲がり外管3を外挿する。曲がり内管2と曲がり外管3との中心線は、互いにほぼ一致させる。それにより、曲がり内管2と曲がり外管3との間に環状の空間4を形成する。曲がり内管2と曲がり外管3との一端部2a,3aどうしを固定する。曲がり外管3の他端部3bの内周面には、筒状のカラー5を嵌合固定する。カラー5の内周面には、リング状をなす金属メッシュ6を固定する。金属メッシュ6は、曲がり内管2の他端部2bに対してその長手方向へ移動可能にする。
【選択図】 図1
【解決手段】曲がり内管2の外側に曲がり外管3を外挿する。曲がり内管2と曲がり外管3との中心線は、互いにほぼ一致させる。それにより、曲がり内管2と曲がり外管3との間に環状の空間4を形成する。曲がり内管2と曲がり外管3との一端部2a,3aどうしを固定する。曲がり外管3の他端部3bの内周面には、筒状のカラー5を嵌合固定する。カラー5の内周面には、リング状をなす金属メッシュ6を固定する。金属メッシュ6は、曲がり内管2の他端部2bに対してその長手方向へ移動可能にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関等に用いられる曲がり二重排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の排気管としては、例えば特開平8−4525号公報に記載のものがある。この公報に記載の曲がり二重排気管は、曲がり内管と、このまがり内管の外側に中心線を曲がり内管の軸線とほぼ一致させて配置された曲がり外管とを備えている。曲がり内管と曲がり外管との一端部どうしは互いに固定されている。曲がり内管の他端部は、曲がり外管から外部に突出しており、外部に突出した他端部外周面には金属メッシュが溶接固定されている。曲がり外管の他端部外周面には、筒状をなすカラーの一端部が嵌合固定されている。このカラーの他端部内周面は、金属メッシュの外周に曲がり内管の他端部における長手方向(中心線方向)へ移動可能に接している。したがって、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしは、径方向に対してはカラー及び金属メッシュを介してはほぼ一体化される。それにより、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしの強度の向上が図られている。その一方、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしがその長手方向へ相対移動可能であるので、曲がり内管と曲がり外管との中心線方向への熱膨張差を吸収することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載の曲がり二重排気管を製造する場合には、曲がり内管の他端部を曲がり外管から外部に突出させるために、曲がり外管の他端部を所定の長さの分だけ切除しなければならず、切除工程が必要になる。また、金属メッシュを曲がり内管の他端部外周面に溶接固定する際に曲がり外管が邪魔になって溶接にくいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、曲がり内管と、この曲がり内管の外側に中心線を曲がり内管の中心線とほぼ一致させて外挿され、一端部が上記曲がり内管の一端部に固定された曲がり外管と、上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面とのいずれか一方にその長手方向へ移動不能に固定され、他方に対してその長手方向へ移動可能である金属メッシュとを備えた曲がり二重排気管において、上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面との上記一方に筒状のカラーを固定し、このカラーの他方と対向する面に上記金属メッシュを上記カラーの軸線方向へ移動不能に固定したことを特徴としている。
この場合、上記金属メッシュを環状に形成してもよく、カラーの周方向に互いに離間させて複数設けてもよい。
上記カラーの上記他方と対向する面に、上記カラーの周方向に環状に延びる装着凹部を形成し、この装着凹部に上記金属メッシュを嵌め込むことにより、上記金属メッシュを上記カラーにその軸線方向へ移動不能に固定してもよい。
上記カラーの上記他方と対向する面のうち、上記カラーの周方向に隣接する2つの金属メッシュ間に対応する箇所には、上記カラーをその軸線方向に横断する切欠き部を形成することが望ましい。
上記カラーを上記曲がり外管の内周面に固定し、上記カラーの外周面に係合凹部を形成し、上記曲がり外管の内周面に係合凸部を形成し、この係合凸部を上記係合凹部に嵌め込むことによって上記カラーを上記曲がり外管に固定してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1(A),(B)は、この発明の第1の実施の形態を示す図である。この図に示す曲がり二重排気管1は、断面円形である金属性の曲がり内管2と、曲がり内管2より大径で、曲がり内管2に外挿された断面円形である金属性の曲がり外管3とを有している。曲がり内管2と曲がり外管3とは、互いの中心線をほぼ一致させて配置されており、曲がり内管2の外周面と曲がり外管3の内周面との間には環状の空間4が形成されている。ただし、曲がり内管2の一端部2aと曲がり外管3の一端部3bとは、曲がり外管3の一端部3aが縮径されることによって互いに嵌合され、溶接等によって固定されている。曲がり内管2と曲がり外管3との一端部2a,3aどうしは、曲がり内管2の一端部2aを拡径することによって曲がり外管3の一端部3aに嵌合させてもよい。曲がり内管2の他端部2bの外周面と曲がり外管3の他端部3bの内周面とは、空間4の分だけ互いに離れており、空間4は他端部2b,3bの間から外部に開放されている。なお、曲がり内管2及び曲がり外管3の各他端部2b,3bの端面どうしは同一平面上に位置させられている。
【0006】
曲がり外管3の他端部3bの内周面には、円筒状をなす金属性のカラー5が嵌合されている。このカラー5は、その全長の分だけ曲がり外管3に挿入されることにより、外側(図1(A)において右側)の端面が曲がり外管3の他端部3bの端面と同一平面上に位置させられている。そして、カラー5の外側の端面と曲がり外管3の他端部3bの端面との互いに隣接する箇所どうしが溶接されている。これにより、カラー5が曲がり外管3の他端部3bの内周面に固定されている。
【0007】
カラー5の内周面には、円筒状をなす金属メッシュ6が固定されている。金属メッシュ6は、カラー5を曲がり外管3に溶接するときの熱的影響を避けるために、カラー5の内側の端部に配置されている。金属メッシュ6は、周知のように、ステンレス鋼等の金属線を適宜に織り込むことに構成したものであり、全体として弾性を有している。金属メッシュ6の外径は、カラー5の内径とほぼ同一か若干大径になっており、金属メッシュ6はカラー5の内周にほぼ圧入状態で嵌合されている。そして、金属メッシュ6の外周面がカラー5の内周面に溶接されることにより、金属メッシュ6がカラー5に固定されている。一方、金属メッシュ6の内径は、曲がり内管2の外径より僅かに大径になっている。したがって、金属メッシュ6の内周面は、曲がり内管2の他端部2bの外周面に対して若干の隙間をもって対向している。ただし、この隙間の大きさ(曲がり内管2の外周面と金属メッシュ6の内周面との間隔)は、非常に小さいものであり、曲がり内管2と曲がり外管3とが相対的に径方向へ変位すると、両者の他端部2b,3bどうしが金属メッシュ6を介して直ちに接触する。したがって、曲がり内管2と曲がり外管3との径方向における強度は、金属メッシュ6を曲がり内管2に接触させた場合とほとんど同一である。その一方、金属メッシュ6が曲がり内管2に対して離れているので、曲がり内管2の他端部2bと曲がり外管3の他端部3bとは、それらの長手方向(中心線方向)へ相対移動可能である。
【0008】
上記構成の曲がり二重排気管1を製造する場合には、曲がり内管2の素材たる内側直管(図示せず)の外側に曲がり外管3の素材たる外側直管(図示せず)を互いの中心線を一致させて挿入する。その後、外側直管の一端部を縮径させて内側直管の外周面に嵌合し、溶接等によって固定する。次に、内側直管と外側直管との間の環状の空間に鋼球等の顆粒状素材を充填する。その状態で外側直管を所望の形状に曲がる。すると、内側直管が顆粒状素材を介して外側直管と同様に曲げられる。これにより、一端部2a,3aが互いに固定され、かつ中心線どうしが互いにほぼ一致した曲がり内管2及び曲がり外管3が得られる。曲げ加工が完了したら、曲がり内管2及び曲がり外管3の他端部2b,3b間から顆粒状素材を抜き出す。
【0009】
次に、カラー5を曲がり外管3の他端部3bにその開口部から挿入して嵌合させる。このとき、カラー5の内周面には、金属メッシュ6を予め固定しておく。したがって、カラー5は、金属メッシュ6が固定された端部側から曲がり外管3に挿入される。カラー5をその外側の端面(金属メッシュ6側と逆側の端面)が曲がり外管3の他端面と同一平面上に位置するまで挿入したら、曲がり外管3の他端面とカラー5の外側の端面との隣接部を溶接する。この場合、曲がり外管3とカラー5とは、それらの端面の隣接部に沿って環状に溶接してもよく、周方向に適宜の間隔をおいて溶接してもよい。カラー5を曲がり外管3に溶接固定することにより、金属メッシュ6がカラー5を介して曲がり外管3に固定される。その一方、金属メッシュ6は、曲がり内管2の他端部に対して若干の隙間をもって対向しているので、曲がり内管2に対してはその他端部の中心線方向へ移動可能になっている。
【0010】
この発明に係る曲がり二重排気管1においては、曲がり外管3の内周に、金属メッシュ6が予め固定されたカラー5を嵌合固定するようにしているので、曲がり二重排気管1を製造する際に曲がり外管の他端部3bを切除する必要がない。しかも、金属メッシュ6は、カラー5を曲がり外管3に嵌合する前にカラー5に予め溶接固定されているから、金属メッシュ6をカラー5に溶接する際に曲がり外管3が邪魔になることがない。したがって、曲がり二重排気管1を容易に製造することができ、その製造費を低減することができる。
【0011】
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0012】
図2は、この発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態においては、カラー5の内周面に周方向に沿って環状に延びる装着凹部5aが形成されている。この装着凹部5aには、金属メッシュ6が嵌合されている。金属メッシュ6の幅は、装着凹部5aの幅と同等か若干広くなっている。したがって、金属メッシュ6は、装着凹部5aの両側面によってカラー5の長手方向への移動が阻止されている。よって、この実施の形態では、金属メッシュ6をカラー5に必ずしも溶接する必要がない。なお、金属メッシュ6の内周部が装着凹部5aから径方向内側へ突出しているので、曲がり内管2と曲がり外管3との他端部2b,3bどうしが径方向へ相対的に変位したとき、曲がり内管2の他端部2bは金属メッシュ6に突き当たるだけであり、カラー5に突き当たることがない。
【0013】
図3は、この発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は、図2に示す実施の形態を変形したものであり、カラー5の長手方向における中央部には、その外周面から内周面(装着凹部5aの底面)まで貫通する係合孔(係合凹部)5bが形成されている。この係合孔5bは、カラー5の周方向に互いに離間して複数形成されている。係合孔5bについては、カラー5の内周面に必ずしも開口させる必要がなく、カラー5の外周面に凹部(係合凹部)として形成してもよい。各係合孔5bと対向する曲がり外管3の内周面には、係合凸部3cが形成されている。この係合凸部3cが係合孔5bに嵌り込むことにより、カラー5が曲がり外管3に固定されている。したがって、この実施の形態では、カラー5を曲がり外管3に溶接する必要がない。係合凸部3cは、例えばカラー5を曲がり外管3の他端部3bに嵌合させた後、曲がり外管3の外周面の係合孔5bに対応する箇所をポンチ(図示せず)等により内側へ凹むように変形させることよって形成することができる。
【0014】
図4は、この発明の第4の実施の形態を示す。この実施の形態も図2に示す実施の形態を変形したものであり、カラー5の一端部には、装着凹部5aと同一の深さを有し、かつカラー5の一端面から装着凹部5aまで延びる切欠き部5cが形成されている。切欠き部5cは、カラー5の周方向に180°離れて二つ形成されているが、1つだけ形成してもよく、3つ以上をカラー5の周方向に等間隔に形成してもよい。カラー5の他端部には、切欠き部5dが形成されている。この切欠き部5dは、切欠き部5bと同一形状、同一寸法を有しており、カラー5の周方向において切欠き部5cと同一位置に配置されている。したがって、切欠き部5c,5dは、装着凹部5aを介して互いに連通しており、実質的にカラー5をその長手方向に横断している。なお、カラー5の内周面に装着凹部5aが形成されない場合には、カラー5の内周面にこれを一端から他端まで横断する切欠き部が形成される。
【0015】
また、この実施の形態では、環状をなす金属メッシュ6に代えて円弧状をなす金属メッシュ7が用いられている。カラー5の周方向における金属メッシュ7の長さは、カラー5の周方向に隣接する切欠き部5c,5c(5d,5d)の周方向における間隔と同一に設定されている。つまり、金属メッシュ7は、装着凹部5aのうちの切欠き部5c,5dが形成された部分を除く残りの部分と同一の長さを有しており、装着凹部5aの当該残りの部分に嵌合固定されている。したがって、切欠き部5c,5dは、金属メッシュ7によって分断されることがない。
【0016】
上記の実施の形態においては、曲がり内管2と曲がり外管3との間の空間4が切欠き部5c,5dを介して外部に開放される。したがって、曲がり外管3(又はその素材たる外側直管)にカラー5及び金属メッシュ7を固定した状態で、空間4内に顆粒状素材を挿入したり、あるいは空間4から顆粒状素材を抜き出すことができる。金属メッシュ7,7の周方向における間隔、及びカラー5の内周面と曲がり内管2(内側直管)の外周面との間の間隔が十分に大きく、それらの間から顆粒状素材を容易に挿入、脱出させることができる場合には、切欠き部5c,5dは必ずしも形成する必要がない。
【0017】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、断面円形の曲がり内管2及び曲がり外管3が用いられているが、他の断面形状、例えば断面楕円径状をなす曲がり内管と曲がり外管とを用いてもよい。
また、上記の実施の形態においては、カラー5を曲がり外管3の内周面に固定し、カラー5の内周面に金属メッシュ6(7)を固定しているが、図3に示す実施の形態を除いては、カラー5を曲がり内管2の外周面に固定し、カラー5の外周面に金属メッシュ6(7)を固定してもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、金属メッシュ6の内周面を曲がり内管2の外周面に対して僅かに離間させているが、金属メッシュ6の内周面は、曲がり内管2の他端部2bの外周面にその中心線方向(図1(A)の左右方向)へ摺動可能に接触させてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、二重排気管を製造する際に曲がり外管の端部を切除する必要がないのみならず、金属メッシュがカラーに予め固定されているから、カラーを溶接する際に曲がり外管が邪魔になることがない。したがって、曲がり二重排気管を容易に製造することができ、その製造費を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す図であって、図1(A)はその一部省略縦断面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示す図であって、図2(A)はその要部の縦断面図、図2(B)は図2(A)のB矢視図、図2(C)は図2(A)のC−C線に沿う断面図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態を示す図であって、図3(A)はその要部の縦断面図、図3(B)は図3(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態を示す図であって、図4(A)はその要部示す図4(B)のA−A線に沿う断面図、図4(B)は図4(A)のB矢視図、図4(C)は図4(A)のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 曲がり二重排気管
2 曲がり内管
2a 曲がり内管の一端部
2b 曲がり内管の他端部
3 曲がり外管
3a 曲がり外管の一端部
3b 曲がり外管の他端部
3c 係合凸部
5 カラー
5a 装着凹部
5b 係合孔(係合凹部)
5c 切欠き部
5d 切欠き部
6 金属メッシュ
7 金属メッシュ
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関等に用いられる曲がり二重排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の排気管としては、例えば特開平8−4525号公報に記載のものがある。この公報に記載の曲がり二重排気管は、曲がり内管と、このまがり内管の外側に中心線を曲がり内管の軸線とほぼ一致させて配置された曲がり外管とを備えている。曲がり内管と曲がり外管との一端部どうしは互いに固定されている。曲がり内管の他端部は、曲がり外管から外部に突出しており、外部に突出した他端部外周面には金属メッシュが溶接固定されている。曲がり外管の他端部外周面には、筒状をなすカラーの一端部が嵌合固定されている。このカラーの他端部内周面は、金属メッシュの外周に曲がり内管の他端部における長手方向(中心線方向)へ移動可能に接している。したがって、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしは、径方向に対してはカラー及び金属メッシュを介してはほぼ一体化される。それにより、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしの強度の向上が図られている。その一方、曲がり内管と曲がり外管との他端部どうしがその長手方向へ相対移動可能であるので、曲がり内管と曲がり外管との中心線方向への熱膨張差を吸収することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載の曲がり二重排気管を製造する場合には、曲がり内管の他端部を曲がり外管から外部に突出させるために、曲がり外管の他端部を所定の長さの分だけ切除しなければならず、切除工程が必要になる。また、金属メッシュを曲がり内管の他端部外周面に溶接固定する際に曲がり外管が邪魔になって溶接にくいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、曲がり内管と、この曲がり内管の外側に中心線を曲がり内管の中心線とほぼ一致させて外挿され、一端部が上記曲がり内管の一端部に固定された曲がり外管と、上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面とのいずれか一方にその長手方向へ移動不能に固定され、他方に対してその長手方向へ移動可能である金属メッシュとを備えた曲がり二重排気管において、上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面との上記一方に筒状のカラーを固定し、このカラーの他方と対向する面に上記金属メッシュを上記カラーの軸線方向へ移動不能に固定したことを特徴としている。
この場合、上記金属メッシュを環状に形成してもよく、カラーの周方向に互いに離間させて複数設けてもよい。
上記カラーの上記他方と対向する面に、上記カラーの周方向に環状に延びる装着凹部を形成し、この装着凹部に上記金属メッシュを嵌め込むことにより、上記金属メッシュを上記カラーにその軸線方向へ移動不能に固定してもよい。
上記カラーの上記他方と対向する面のうち、上記カラーの周方向に隣接する2つの金属メッシュ間に対応する箇所には、上記カラーをその軸線方向に横断する切欠き部を形成することが望ましい。
上記カラーを上記曲がり外管の内周面に固定し、上記カラーの外周面に係合凹部を形成し、上記曲がり外管の内周面に係合凸部を形成し、この係合凸部を上記係合凹部に嵌め込むことによって上記カラーを上記曲がり外管に固定してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1(A),(B)は、この発明の第1の実施の形態を示す図である。この図に示す曲がり二重排気管1は、断面円形である金属性の曲がり内管2と、曲がり内管2より大径で、曲がり内管2に外挿された断面円形である金属性の曲がり外管3とを有している。曲がり内管2と曲がり外管3とは、互いの中心線をほぼ一致させて配置されており、曲がり内管2の外周面と曲がり外管3の内周面との間には環状の空間4が形成されている。ただし、曲がり内管2の一端部2aと曲がり外管3の一端部3bとは、曲がり外管3の一端部3aが縮径されることによって互いに嵌合され、溶接等によって固定されている。曲がり内管2と曲がり外管3との一端部2a,3aどうしは、曲がり内管2の一端部2aを拡径することによって曲がり外管3の一端部3aに嵌合させてもよい。曲がり内管2の他端部2bの外周面と曲がり外管3の他端部3bの内周面とは、空間4の分だけ互いに離れており、空間4は他端部2b,3bの間から外部に開放されている。なお、曲がり内管2及び曲がり外管3の各他端部2b,3bの端面どうしは同一平面上に位置させられている。
【0006】
曲がり外管3の他端部3bの内周面には、円筒状をなす金属性のカラー5が嵌合されている。このカラー5は、その全長の分だけ曲がり外管3に挿入されることにより、外側(図1(A)において右側)の端面が曲がり外管3の他端部3bの端面と同一平面上に位置させられている。そして、カラー5の外側の端面と曲がり外管3の他端部3bの端面との互いに隣接する箇所どうしが溶接されている。これにより、カラー5が曲がり外管3の他端部3bの内周面に固定されている。
【0007】
カラー5の内周面には、円筒状をなす金属メッシュ6が固定されている。金属メッシュ6は、カラー5を曲がり外管3に溶接するときの熱的影響を避けるために、カラー5の内側の端部に配置されている。金属メッシュ6は、周知のように、ステンレス鋼等の金属線を適宜に織り込むことに構成したものであり、全体として弾性を有している。金属メッシュ6の外径は、カラー5の内径とほぼ同一か若干大径になっており、金属メッシュ6はカラー5の内周にほぼ圧入状態で嵌合されている。そして、金属メッシュ6の外周面がカラー5の内周面に溶接されることにより、金属メッシュ6がカラー5に固定されている。一方、金属メッシュ6の内径は、曲がり内管2の外径より僅かに大径になっている。したがって、金属メッシュ6の内周面は、曲がり内管2の他端部2bの外周面に対して若干の隙間をもって対向している。ただし、この隙間の大きさ(曲がり内管2の外周面と金属メッシュ6の内周面との間隔)は、非常に小さいものであり、曲がり内管2と曲がり外管3とが相対的に径方向へ変位すると、両者の他端部2b,3bどうしが金属メッシュ6を介して直ちに接触する。したがって、曲がり内管2と曲がり外管3との径方向における強度は、金属メッシュ6を曲がり内管2に接触させた場合とほとんど同一である。その一方、金属メッシュ6が曲がり内管2に対して離れているので、曲がり内管2の他端部2bと曲がり外管3の他端部3bとは、それらの長手方向(中心線方向)へ相対移動可能である。
【0008】
上記構成の曲がり二重排気管1を製造する場合には、曲がり内管2の素材たる内側直管(図示せず)の外側に曲がり外管3の素材たる外側直管(図示せず)を互いの中心線を一致させて挿入する。その後、外側直管の一端部を縮径させて内側直管の外周面に嵌合し、溶接等によって固定する。次に、内側直管と外側直管との間の環状の空間に鋼球等の顆粒状素材を充填する。その状態で外側直管を所望の形状に曲がる。すると、内側直管が顆粒状素材を介して外側直管と同様に曲げられる。これにより、一端部2a,3aが互いに固定され、かつ中心線どうしが互いにほぼ一致した曲がり内管2及び曲がり外管3が得られる。曲げ加工が完了したら、曲がり内管2及び曲がり外管3の他端部2b,3b間から顆粒状素材を抜き出す。
【0009】
次に、カラー5を曲がり外管3の他端部3bにその開口部から挿入して嵌合させる。このとき、カラー5の内周面には、金属メッシュ6を予め固定しておく。したがって、カラー5は、金属メッシュ6が固定された端部側から曲がり外管3に挿入される。カラー5をその外側の端面(金属メッシュ6側と逆側の端面)が曲がり外管3の他端面と同一平面上に位置するまで挿入したら、曲がり外管3の他端面とカラー5の外側の端面との隣接部を溶接する。この場合、曲がり外管3とカラー5とは、それらの端面の隣接部に沿って環状に溶接してもよく、周方向に適宜の間隔をおいて溶接してもよい。カラー5を曲がり外管3に溶接固定することにより、金属メッシュ6がカラー5を介して曲がり外管3に固定される。その一方、金属メッシュ6は、曲がり内管2の他端部に対して若干の隙間をもって対向しているので、曲がり内管2に対してはその他端部の中心線方向へ移動可能になっている。
【0010】
この発明に係る曲がり二重排気管1においては、曲がり外管3の内周に、金属メッシュ6が予め固定されたカラー5を嵌合固定するようにしているので、曲がり二重排気管1を製造する際に曲がり外管の他端部3bを切除する必要がない。しかも、金属メッシュ6は、カラー5を曲がり外管3に嵌合する前にカラー5に予め溶接固定されているから、金属メッシュ6をカラー5に溶接する際に曲がり外管3が邪魔になることがない。したがって、曲がり二重排気管1を容易に製造することができ、その製造費を低減することができる。
【0011】
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0012】
図2は、この発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態においては、カラー5の内周面に周方向に沿って環状に延びる装着凹部5aが形成されている。この装着凹部5aには、金属メッシュ6が嵌合されている。金属メッシュ6の幅は、装着凹部5aの幅と同等か若干広くなっている。したがって、金属メッシュ6は、装着凹部5aの両側面によってカラー5の長手方向への移動が阻止されている。よって、この実施の形態では、金属メッシュ6をカラー5に必ずしも溶接する必要がない。なお、金属メッシュ6の内周部が装着凹部5aから径方向内側へ突出しているので、曲がり内管2と曲がり外管3との他端部2b,3bどうしが径方向へ相対的に変位したとき、曲がり内管2の他端部2bは金属メッシュ6に突き当たるだけであり、カラー5に突き当たることがない。
【0013】
図3は、この発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は、図2に示す実施の形態を変形したものであり、カラー5の長手方向における中央部には、その外周面から内周面(装着凹部5aの底面)まで貫通する係合孔(係合凹部)5bが形成されている。この係合孔5bは、カラー5の周方向に互いに離間して複数形成されている。係合孔5bについては、カラー5の内周面に必ずしも開口させる必要がなく、カラー5の外周面に凹部(係合凹部)として形成してもよい。各係合孔5bと対向する曲がり外管3の内周面には、係合凸部3cが形成されている。この係合凸部3cが係合孔5bに嵌り込むことにより、カラー5が曲がり外管3に固定されている。したがって、この実施の形態では、カラー5を曲がり外管3に溶接する必要がない。係合凸部3cは、例えばカラー5を曲がり外管3の他端部3bに嵌合させた後、曲がり外管3の外周面の係合孔5bに対応する箇所をポンチ(図示せず)等により内側へ凹むように変形させることよって形成することができる。
【0014】
図4は、この発明の第4の実施の形態を示す。この実施の形態も図2に示す実施の形態を変形したものであり、カラー5の一端部には、装着凹部5aと同一の深さを有し、かつカラー5の一端面から装着凹部5aまで延びる切欠き部5cが形成されている。切欠き部5cは、カラー5の周方向に180°離れて二つ形成されているが、1つだけ形成してもよく、3つ以上をカラー5の周方向に等間隔に形成してもよい。カラー5の他端部には、切欠き部5dが形成されている。この切欠き部5dは、切欠き部5bと同一形状、同一寸法を有しており、カラー5の周方向において切欠き部5cと同一位置に配置されている。したがって、切欠き部5c,5dは、装着凹部5aを介して互いに連通しており、実質的にカラー5をその長手方向に横断している。なお、カラー5の内周面に装着凹部5aが形成されない場合には、カラー5の内周面にこれを一端から他端まで横断する切欠き部が形成される。
【0015】
また、この実施の形態では、環状をなす金属メッシュ6に代えて円弧状をなす金属メッシュ7が用いられている。カラー5の周方向における金属メッシュ7の長さは、カラー5の周方向に隣接する切欠き部5c,5c(5d,5d)の周方向における間隔と同一に設定されている。つまり、金属メッシュ7は、装着凹部5aのうちの切欠き部5c,5dが形成された部分を除く残りの部分と同一の長さを有しており、装着凹部5aの当該残りの部分に嵌合固定されている。したがって、切欠き部5c,5dは、金属メッシュ7によって分断されることがない。
【0016】
上記の実施の形態においては、曲がり内管2と曲がり外管3との間の空間4が切欠き部5c,5dを介して外部に開放される。したがって、曲がり外管3(又はその素材たる外側直管)にカラー5及び金属メッシュ7を固定した状態で、空間4内に顆粒状素材を挿入したり、あるいは空間4から顆粒状素材を抜き出すことができる。金属メッシュ7,7の周方向における間隔、及びカラー5の内周面と曲がり内管2(内側直管)の外周面との間の間隔が十分に大きく、それらの間から顆粒状素材を容易に挿入、脱出させることができる場合には、切欠き部5c,5dは必ずしも形成する必要がない。
【0017】
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、断面円形の曲がり内管2及び曲がり外管3が用いられているが、他の断面形状、例えば断面楕円径状をなす曲がり内管と曲がり外管とを用いてもよい。
また、上記の実施の形態においては、カラー5を曲がり外管3の内周面に固定し、カラー5の内周面に金属メッシュ6(7)を固定しているが、図3に示す実施の形態を除いては、カラー5を曲がり内管2の外周面に固定し、カラー5の外周面に金属メッシュ6(7)を固定してもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、金属メッシュ6の内周面を曲がり内管2の外周面に対して僅かに離間させているが、金属メッシュ6の内周面は、曲がり内管2の他端部2bの外周面にその中心線方向(図1(A)の左右方向)へ摺動可能に接触させてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、二重排気管を製造する際に曲がり外管の端部を切除する必要がないのみならず、金属メッシュがカラーに予め固定されているから、カラーを溶接する際に曲がり外管が邪魔になることがない。したがって、曲がり二重排気管を容易に製造することができ、その製造費を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す図であって、図1(A)はその一部省略縦断面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示す図であって、図2(A)はその要部の縦断面図、図2(B)は図2(A)のB矢視図、図2(C)は図2(A)のC−C線に沿う断面図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態を示す図であって、図3(A)はその要部の縦断面図、図3(B)は図3(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態を示す図であって、図4(A)はその要部示す図4(B)のA−A線に沿う断面図、図4(B)は図4(A)のB矢視図、図4(C)は図4(A)のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 曲がり二重排気管
2 曲がり内管
2a 曲がり内管の一端部
2b 曲がり内管の他端部
3 曲がり外管
3a 曲がり外管の一端部
3b 曲がり外管の他端部
3c 係合凸部
5 カラー
5a 装着凹部
5b 係合孔(係合凹部)
5c 切欠き部
5d 切欠き部
6 金属メッシュ
7 金属メッシュ
Claims (7)
- 曲がり内管と、この曲がり内管の外側に中心線を曲がり内管の中心線とほぼ一致させて外挿され、一端部が上記曲がり内管の一端部に固定された曲がり外管と、上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面とのいずれか一方にその長手方向へ移動不能に固定され、他方に対してその長手方向へ移動可能である金属メッシュとを備えた曲がり二重排気管において、
上記曲がり内管の他端部外周面と上記曲がり外管の他端部内周面との上記一方に筒状のカラーを固定し、このカラーの他方と対向する面に上記金属メッシュを上記カラーの軸線方向へ移動不能に固定したことを特徴とする曲がり二重排気管。 - 上記金属メッシュを環状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の曲がり二重排気管
- 上記金属メッシュをカラーの周方向に互いに離間させて複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の曲がり二重排気管。
- 上記カラーの上記他方と対向する面に、上記カラーの周方向に環状に延びる装着凹部を形成し、この装着凹部に上記金属メッシュを嵌め込むことにより、上記金属メッシュを上記カラーにその軸線方向へ移動不能に固定したことを特徴とする請求項2に記載の曲がり二重排気管。
- 上記カラーの上記他方と対向する面に、上記カラーの周方向に環状に延びる装着凹部を形成し、この装着凹部に上記金属メッシュを嵌め込むことにより、上記金属メッシュを上記カラーにその軸線方向へ移動不能に固定したことを特徴とする請求項3に記載の曲がり二重排気管。
- 上記カラーの上記他方と対向する面のうち、上記カラーの周方向に隣接する2つの金属メッシュ間に対応する箇所に、上記カラーをその軸線方向に横断する切欠き部を形成したことを特徴とする請求項5に記載の曲がり二重排気管。
- 上記カラーを上記曲がり外管の内周面に固定し、上記カラーの外周面に係合凹部を形成し、上記曲がり外管の内周面に係合凸部を形成し、この係合凸部を上記係合凹部に嵌め込むことによって上記カラーを上記曲がり外管に固定したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の曲がり二重排気管。
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JP2006348864A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のニ重排気管の製造方法 |
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-
2002
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