JPH1147855A - リッジロック加工装置 - Google Patents

リッジロック加工装置

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JPH1147855A
JPH1147855A JP20023297A JP20023297A JPH1147855A JP H1147855 A JPH1147855 A JP H1147855A JP 20023297 A JP20023297 A JP 20023297A JP 20023297 A JP20023297 A JP 20023297A JP H1147855 A JPH1147855 A JP H1147855A
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JP
Japan
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lock processing
muffler
ridge
pipe
tube
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JP20023297A
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Katsuaki Nakamura
勝昭 中村
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次元あるいは三次元に曲がったチューブで
もリッジロック加工によるカシメ固定を可能とするリッ
ジロック加工装置を提供すること。 【解決手段】 2条の突条を有し周方向に分割された分
割フィンガー5と、該分割フィンガー5の内側に配置さ
れるテーパーバー6と、テーパーバー6を引っ張る屈曲
可能なワイヤ7と、分割フィンガー5を一端側から支持
する自在ケース8とを備え、自在ケース8は、ワイヤ7
を内挿する軸方向に分割された短筒状の分割パイプケー
ス8aと、ワイヤ7を内挿する球体8bとを構成要素と
し、隣接する分割パイプケース8aの間に球体8bを介
在させて屈曲可能とし、これらにより曲げのあるテール
チューブ3の内部に挿入することができるリッジロック
加工装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの押し拡げ節
を成形してチューブ(パイプ)をカシメ固定するリッジ
ロック加工装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、マフラパイプの固定手法として、
溶接レスのリッジロック加工によるカシメ固定手法が適
用されたものとしては、特開平4−8818号公報に記
載の自動車用排気マフラが知られている。
【0003】そこで、このリッジロック加工によるカシ
メ固定手法を、排気系の終端部に設けられるメインマフ
ラのテールチューブの固定に適用すると、図5に示すよ
うに、マフラ本体側のマフラパイプの内側にテールチュ
ーブを差し込み、この重なり合う部分で2つの押し拡げ
節を成形するリッジロック加工によりテールチューブを
カシメ固定することになる。
【0004】このテールチューブのカシメ固定に用いら
れるリッジロック加工装置は、図6に示すように、2条
の突条を有し周方向に分割された分割フィンガーと、該
分割フィンガーの内側に配置されるテーパーバーと、分
割フィンガーを一端側から支持する円筒状ケースと、テ
ーパーバーと一体に形成された芯金とを備え、テールチ
ューブの内部に挿入し、円筒状ケースをストッパにより
固定した状態で芯金を図の右方向へ引くことで、テーパ
ーバーの移動によりテーパー嵌合している分割フィンガ
ーを径方向外側に移動させ、分割フィンガーに形成され
た2条の突条により2つの押し拡げ節を成形してテール
チューブをカシメ固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示される従来のリッジロック加工装置は、円筒状ケース
も芯金も屈曲自由度が全くないものであるため、直管の
テールチューブをカシメ固定することはできても、曲げ
のあるテールチューブをカシメ固定することができない
という問題がある。
【0006】すなわち、マフラ本体に対しリッジロック
加工によるカシメ固定にて後付けでテールチューブを取
り付けることは、溶接作業を要さないし、また、マフラ
本体を共通とし多種のテールチューブを用意するここと
で、コスト的に有利でマフラ多様化を達成できるという
メリットがあるが、直管タイプのテールチューブに限ら
れてしまい、例えば、車高が高い車両に装備される曲が
ったテールパイプを持つマフラに適用できない。
【0007】本発明の課題とするところは、二次元ある
いは三次元に曲がったチューブでもリッジロック加工に
よるカシメ固定を可能とするリッジロック加工装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)上記課題を解決する請求項1記載の発明
は、2条の突条を有し周方向に分割された分割フィンガ
ーと、該分割フィンガーの内側に配置されるテーパーバ
ーと、該テーパーバーを引っ張る芯金部材と、前記分割
フィンガーを一端側から支持するケース部材とを備え、
チューブの内部に挿入し、ケース部材をストッパにより
固定した状態で芯金部材を引くことで、テーパーバーの
移動によりテーパー嵌合している分割フィンガーを径方
向外側に移動させ、分割フィンガーに形成された2条の
突条により2つの押し拡げ節を成形してチューブをカシ
メ固定するリッジロック加工装置において、前記芯金部
材を、テーパーバーに一端部が連結された屈曲可能な自
在芯金とし、前記ケース部材を、自在芯金を内挿する軸
方向に分割された短筒状の分割パイプケースと、自在芯
金を内挿する球体とを構成要素とし、隣接する分割パイ
プケースの間に球体を介在させた屈曲可能な自在ケース
としたことを特徴とする。
【0009】(解決手段2)上記課題を解決する請求項
2記載の発明は、請求項1記載のリッジロック加工装置
において、前記チューブを、マフラ本体のエンドプレー
トを貫通して設けられたマフラパイプに対し、エンドプ
レートのパイプ穴フランジ部の前後位置で2つの押し拡
げ節を成形するリッジロック加工により後付けでカシメ
固定される曲げのあるテールチューブとしたことを特徴
とする。
【0010】(解決手段3)上記課題を解決する請求項
3記載の発明は、請求項2記載のリッジロック加工装置
において、前記テールチューブの固定部外周面に、リッ
ジロック加工によるカシメによりマフラパイプの内面に
食い込む食い込み溝を形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)まず、構成を説明する。
【0012】実施の形態1は請求項1,2,3記載の発
明に対応する。
【0013】図1は実施の形態1のテールチューブの内
部に挿入されたリッジロック加工装置を示す図、図2は
実施の形態1のリッジロック加工装置のワイヤ(自在芯
金)及び自在ケースを示す部分断面図、図3は実施の形
態1のリッジロック加工装置により曲げのあるテールチ
ューブがカシメ固定された自動車用排気マフラを示す半
断面図、図4は実施の形態1のリッジロック加工装置に
より製造された自動車用排気マフラに用いられたテール
チューブを示す側面図である。
【0014】図3において、1はリヤエンドプレート
(エンドプレート)、2はマフラアウトレットパイプ
(マフラパイプ)、3はテールチューブ、4はマフラシ
ェルである。
【0015】前記リヤエンドプレート1は、筒状のマフ
ラシェル4の前端部に設けられるフロントエンドプレー
トに対し、マフラシェル4の後端部に設けられるエンド
プレート(端板)であり、マフラアウトレットパイプ2
が貫通するパイプ穴フランジ部1aが形成されている。
【0016】前記マフラアウトレットパイプ2は、筒状
のマフラシェル4とフロントエンドプレートとリヤエン
ドプレート1により囲まれるマフラ内部室を図外のバッ
フルプレートにより複数の室に画成し、1つの室に排気
ガスを導入するマフラインレットパイプや2つの室を連
通するマフラ内パイプに対し、1つの室から排気ガスを
外部に排出するパイプであり、前記リヤエンドプレート
1のパイプ穴フランジ部1aから少し突出させて設けら
れている。
【0017】前記マフラシェル4とフロントエンドプレ
ートとリヤエンドプレート1とバッフルプレートとマフ
ラインレットパイプとマフラ内パイプとマフラアウトレ
ットパイプ2を含む構成、つまり、テールチューブ3の
みを除く構成によりマフラ本体が構成される。
【0018】前記テールチューブ3は、図3に示すよう
に、曲げのあるチューブである。そして、テールチュー
ブ3には、図4に示すように、マフラアウトレットパイ
プ2と重なり合う固定部外周面に、隣接する溝が互いに
独立である環状溝を多数列設させた環状食い込み溝3a
(食い込み溝)が形成されている。
【0019】前記マフラアウトレットパイプ2に対する
テールチューブ3の固定は、図3に示すように、リヤエ
ンドプレート1のパイプ穴フランジ部1aの前後位置で
2つの押し拡げ節R1,R2を成形するリッジロック加
工によるカシメ固定とされている。
【0020】上記2つの押し拡げ節R1,R2を成形す
るリッジロック加工装置の構成を、図1及び図2により
説明する。
【0021】リッジロック加工装置は、2条の突条を有
し周方向に分割(例えば、8分割)された分割フィンガ
ー5と、該分割フィンガー5の内側に配置されるテーパ
ーバー6と、テーパーバー6を引っ張るワイヤ7(自在
芯金)と、前記分割フィンガー5を一端側から支持する
自在ケース8(ケース部材)と、前記分割フィンガー5
を他端側から支持するストッパ9とを備えて構成されて
いる。
【0022】前記ワイヤ7は、テーパーバー6に一端部
が連結され、テールチューブ3の内部に挿入される自在
ケース8の中心軸部に沿って屈曲可能な自在芯金であ
る。
【0023】前記自在ケース8は、ワイヤ7を内挿する
軸方向に分割された短筒状の分割パイプケース8aと、
ワイヤ7を内挿する球体8bとを構成要素とし、隣接す
る分割パイプケース8aの間に球体8bを介在させ、多
数の分割パイプケース8aを球面接触により屈曲可能に
連結している。
【0024】次に、作用を説明する。
【0025】[排気マフラ製造方法]マフラ本体のリヤ
エンドプレート1を貫通して設けられたマフラアウトレ
ットパイプ2にテールチューブ3を固定する自動車用排
気マフラの製造方法について説明する。
【0026】まず、リヤエンドプレート1のパイプ穴フ
ランジ部1aから少し外部に突出するマフラアウトレッ
トパイプ2を有するマフラ本体を用意する。
【0027】そして、マフラ本体とは別に、マフラアウ
トレットパイプ2と重なり合う固定部外周面に予め環状
食い込み溝3aを形成した曲げのあるテールチューブ3
を用意する。
【0028】次に、リッジロック加工装置を曲げのある
テールチューブ3の内側に挿入した後、曲げのあるテー
ルチューブ3をマフラ本体のマフラアウトレットパイプ
2の端部内側に差し込むか、あるいは、曲げのあるテー
ルチューブ3をマフラ本体のマフラアウトレットパイプ
2の端部内側に差し込んだ後、リッジロック加工装置を
曲げのあるテールチューブ3の内側に挿入する。これに
よって、図1に示すように、ワイヤ7及び自在ケース8
がテールチューブ3の曲げ形状に沿って屈曲している状
態とする。
【0029】次に、自在ケース8をストッパ9により固
定した状態でワイヤ7を引くことで、テーパーバー6の
移動によりテーパー嵌合している分割フィンガー5を径
方向外側に移動させ、分割フィンガー5に形成された2
条の突条により2つの押し拡げ節R1,R2を成形して
曲げのあるテールチューブ3をカシメ固定する。
【0030】尚、カシメ固定後は、ワイヤ7の引きを弛
め、テーパーバー6を図1の左方向に摺動させ、分割フ
ィンガー5の外径を縮小させることでリッジロック加工
装置が曲げのあるテールチューブ3から抜かれる。
【0031】[ガス漏れ防止作用]上記リッジロック加
工によるカシメ固定とした場合のガス漏れ防止作用につ
いて説明する。
【0032】分割フィンガー5によりマフラアウトレッ
トパイプ2とテールチューブ3との重なり部分を内側か
ら押し拡げるリッジロック加工中は、マフラアウトレッ
トパイプ2とテールチューブ3とに大きな圧接力が作用
し、テールチューブ3に形成されている環状食い込み溝
3aがマフラアウトレットパイプ2の内面に食い込む。
そして、加工が終了した後に分割フィンガー5の径を縮
めると、圧接力が解除され弾性変形範囲での復元変形し
ようとするが、環状食い込み溝3aによる食い込み力が
復元力より大きい部分ではそのまま食い込みが維持さ
れ、食い込み力が復元力より小さい部分でも食い込み量
が減少するかわずかな隙間が形成されるだけである。よ
って、環状食い込み溝3aによる食い込みで環状に多数
の密着シール部が形成され、排気ガス漏れを確実に防止
する。
【0033】特に、食い込み溝が環状食い込み溝3aで
あるため、部分的に隙間を生じても隙間自体が環状であ
り、排気ガスの通路となり得ず、隙間の前後部分で環状
食い込みが確保されている限り、排気ガス漏れが確実に
防止されることになる。
【0034】[マフラ多様化]例えば、テールチューブ
を曲管タイプとする場合、テールチューブを直管タイプ
とする場合、テールチューブをデフューザ付きとする場
合、テールチューブを制御バルブ付きとする場合等のよ
うに、マフラ仕様差がある場合、従来においては、各タ
イプ毎にマフラを設計し製造していた。
【0035】しかしながら、上記のように、マフラ本体
に対しテールチューブを後付けにより固定する方法を採
用してるため、同じ仕様のマフラ本体を用意し、これに
対し様々な仕様のテールチューブを用意することでマフ
ラ多様化に対応でき、大幅なコスト低減を達成できる
し、特に、二次元曲がりや三次元曲がり等のように曲げ
のあるテールチューブ3に対応することができるので、
マフラ多様化の範囲が大幅に拡大することになる。
【0036】次に、効果を説明する。
【0037】(1)2条の突条を有し周方向に分割され
た分割フィンガー5と、該分割フィンガー5の内側に配
置されるテーパーバー6と、テーパーバー6を引っ張る
屈曲可能なワイヤ7と、前記分割フィンガー5を一端側
から支持する自在ケース8とを備え、自在ケース8は、
ワイヤ7を内挿する軸方向に分割された短筒状の分割パ
イプケース8aと、ワイヤ7を内挿する球体8bとを構
成要素とし、隣接する分割パイプケース8aの間に球体
8bを介在させて屈曲可能とする構成としたため、二次
元あるいは三次元に曲がったテールチューブ3でもリッ
ジロック加工によるカシメ固定を可能とするリッジロッ
ク加工装置を提供することができる。
【0038】(2)チューブを、マフラ本体のリヤエン
ドプレート1を貫通して設けられたマフラパイプ2に対
し、リヤエンドプレート1のパイプ穴フランジ部1aの
前後位置で2つの押し拡げ節R1,R2を成形するリッ
ジロック加工により後付けでカシメ固定される曲げのあ
るテールチューブ3としたため、曲げのあるテールチュ
ーブ3を有するマフラの製造にリッジロック加工を採用
でき、溶接レスでありマフラ多様化を拡大させる面で有
用である。
【0039】(3)テールチューブ3に形成する食い込
み溝を、マフラアウトレットパイプ2と重なり合う固定
部外周上に、隣接する溝が互いに独立である環状溝を多
数列設させた環状食い込み溝3aとしたため、隙間の連
通を抑えた環状で多数の密着シール部により排気ガス漏
れを確実に防止することができる。
【0040】(他の実施の形態)実施の形態1では、自
在芯金としてワイヤ7を用いる例を示したが、引っ張り
力に耐えることができて屈曲性を有するもの、例えば、
チェーン等のように小さな要素が関節的に連結されるも
のを自在芯金として用いても良い。
【0041】実施の形態1では、自動車用排気マフラの
テールチューブのカシメ固定にリッジロック加工装置を
適用する例を示したが、二次元あるいは三次元の曲げが
ある様々なチューブやパイプのカシメ固定に適用できる
ことは勿論である。
【0042】実施の形態1では、テールチューブ3に形
成する食い込み溝を、マフラアウトレットパイプ2と重
なり合う固定部外周上に、隣接する溝が互いに独立であ
る環状溝を多数列設させた環状食い込み溝3aとする例
を示したが、この食い込み溝の溝模様はこの例に限られ
ず、例えば、ローレット加工による網目状食い込み溝と
しても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、2条の
突条を有し周方向に分割された分割フィンガーと、該分
割フィンガーの内側に配置されるテーパーバーと、該テ
ーパーバーを引っ張る芯金部材と、前記分割フィンガー
を一端側から支持するケース部材とを備え、チューブの
内部に挿入し、ケース部材をストッパにより固定した状
態で芯金部材を引くことで、テーパーバーの移動により
テーパー嵌合している分割フィンガーを径方向外側に移
動させ、分割フィンガーに形成された2条の突条により
2つの押し拡げ節を成形してチューブをカシメ固定する
リッジロック加工装置において、前記芯金部材を、テー
パーバーに一端部が連結された屈曲可能な自在芯金と
し、前記ケース部材を、自在芯金を内挿する軸方向に分
割された短筒状の分割パイプケースと、自在芯金を内挿
する球体とを構成要素とし、隣接する分割パイプケース
の間に球体を介在させた屈曲可能な自在ケースとしたた
め、二次元あるいは三次元に曲がったチューブでもリッ
ジロック加工によるカシメ固定を可能とするリッジロッ
ク加工装置を提供することができるという効果が得られ
る。
【0044】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のリッジロック加工装置において、チューブを、マ
フラ本体のエンドプレートを貫通して設けられたマフラ
パイプに対し、エンドプレートのパイプ穴フランジ部の
前後位置で2つの押し拡げ節を成形するリッジロック加
工により後付けでカシメ固定される曲げのあるテールチ
ューブとしたため、上記効果に加え、曲げのあるテール
チューブを有するマフラの製造にリッジロック加工を採
用でき、溶接レスでありマフラ多様化を拡大させる面で
有用である。
【0045】請求項3記載の発明にあっては、請求項2
記載のリッジロック加工装置において、食い込み溝を、
テールチューブの固定部外周上に隣接する溝が互いに独
立である環状溝を多数列設させた環状食い込み溝とした
ため、上記効果に加え、隙間の連通を抑えた環状で多数
の密着シール部により排気ガス漏れを確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のテールチューブの内部に挿入さ
れたリッジロック加工装置を示す図である。
【図2】実施の形態1のリッジロック加工装置のワイヤ
(自在芯金)及び自在ケースを示す部分断面図である。
【図3】実施の形態1のリッジロック加工装置により曲
げのあるテールチューブがカシメ固定された自動車用排
気マフラを示す半断面図である。
【図4】実施の形態1のリッジロック加工装置により製
造された自動車用排気マフラに用いられたテールチュー
ブを示す側面図である。
【図5】従来のリッジロック加工装置により製造された
直管タイプのテールチューブを有する自動車用排気マフ
ラを示す半断面図である。
【図6】従来のテールチューブの内部に挿入されたリッ
ジロック加工装置を示す図である。
【符号の説明】
1 リヤエンドプレート(エンドプレート) 1a パイプ穴フランジ部 2 マフラアウトレットパイプ(マフラパイプ) 3 テールチューブ 3a 環状食い込み溝(食い込み溝) 4 マフラシェル R1,R2 押し拡げ節 5 分割フィンガー 6 テーパーバー 7 ワイヤ(自在芯金) 8 自在ケース(ケース部材) 8a 分割パイプケース8a 8b 球体 9 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2条の突条を有し周方向に分割された分
    割フィンガー(5)と、該分割フィンガー(5)の内側
    に配置されるテーパーバー(6)と、該テーパーバー
    (6)を引っ張る芯金部材と、前記分割フィンガー
    (5)を一端側から支持するケース部材とを備え、チュ
    ーブ(3)の内部に挿入し、ケース部材をストッパ
    (9)により固定した状態で芯金部材を引くことで、テ
    ーパーバー(6)の移動によりテーパー嵌合している分
    割フィンガー(5)を径方向外側に移動させ、分割フィ
    ンガー(5)に形成された2条の突条により2つの押し
    拡げ節(R1),(R2)を成形してチューブ(3)を
    カシメ固定するリッジロック加工装置において、 前記芯金部材を、テーパーバー(6)に一端部が連結さ
    れた屈曲可能な自在芯金(7)とし、 前記ケース部材を、自在芯金(7)を内挿する軸方向に
    分割された短筒状の分割パイプケース(8a)と、自在
    芯金(7)を内挿する球体(8b)とを構成要素とし、
    隣接する分割パイプケース(8a)の間に球体(8b)
    を介在させた屈曲可能な自在ケース(8)としたことを
    特徴とするリッジロック加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリッジロック加工装置に
    おいて、 前記チューブを、マフラ本体のエンドプレート(1)を
    貫通して設けられたマフラパイプ(2)に対し、エンド
    プレート(1)のパイプ穴フランジ部(1a)の前後位
    置で2つの押し拡げ節(R1),(R2)を成形するリ
    ッジロック加工により後付けでカシメ固定される曲げの
    あるテールチューブ(3)としたことを特徴とするリッ
    ジロック加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリッジロック加工装置に
    おいて、 前記テールチューブ(3)の固定部外周面に、リッジロ
    ック加工によるカシメによりマフラパイプ(2)の内面
    に食い込む食い込み溝(3a)を形成したことを特徴と
    するリッジロック加工装置。
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