JP2020031348A - 回転体支持装置 - Google Patents

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JP2020031348A JP2018156260A JP2018156260A JP2020031348A JP 2020031348 A JP2020031348 A JP 2020031348A JP 2018156260 A JP2018156260 A JP 2018156260A JP 2018156260 A JP2018156260 A JP 2018156260A JP 2020031348 A JP2020031348 A JP 2020031348A
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美穂 鎌田
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美穂 鎌田
佐藤 信行
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
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Abstract

【課題】回転体と複数の蝶番のいずれかとを接続する複数の接合部の撓みやすさが同じである場合と比較して、回転体の回転を滑らかにすることができる回転体支持装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、複数のヒンジ400R、400Lと、複数のヒンジ400R、400Lのよって回転可能に支持された操作パネル200と、ヒンジ400Rと操作パネル200とを接合する第一接合部300Rと、ヒンジ400Lと操作パネル200とを接合する第二接合部300Lとを有し、第二接合部300Lは、第一接合部300Rよりも撓みやすい。【選択図】図5

Description

本発明は、回転体支持装置に関する。
特許文献1には、プリンターと前記プリンターの上に配置されるイメージスキャナーとを有した胴内排紙型の画像形成装置であって、前記イメージスキャナーの下に少なくとも前方に開放された胴内排紙空間を形成するように前記イメージスキャナーの左右方向の片側を支持し、前記イメージスキャナーの前方へ張り出す支柱部と、前記支柱部の前側の上端部位に取り付けられ、操作面が前方に向く状態における下端側に位置する前記左右方向に沿う軸を中心として回転する、前記操作面の傾き角度の変更が可能な操作パネルと、を備えることを特徴とする画像形成装置が記載されている。
特開2013−38690号公報
回転体を複数の蝶番で支持する際に、複数の蝶番それぞれの回転軸が、同一直線状に位置していないと、回転体に捻れが生じ、回転体の回転が滑らかに回転しなくなる虞がある。
本発明は、回転体と複数の蝶番のいずれかとを接続する複数の接合部の撓みやすさが同じである場合と比較して、回転体の回転を滑らかにすることができる回転体支持装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、
複数の蝶番と、
前記複数の蝶番によって回転可能に支持される回転体と、
前記複数の蝶番の一つと前記回転体とを接合する第一接合部と、
前記複数の蝶番の他の一つと前記回転体とを接合する第二接合部と、
を有し、
前記第二接合部は、前記第一接合部よりも撓みやすい回転体支持装置である。
請求項2に係る本発明は、
前記第一接合部は、
前記複数の蝶番の一つに設けられた第一装着部と、
前記回転体に設けられていて、前記第一装着部が装着される第一被装着部と、
を有し、
前記第二接合部は、
前記複数の蝶番の他の一つに設けられた第二装着部と、
前記回転体に設けられていて、前記第二装着部が装着される第二被装着部と、
を有し、
前記第二被装着部は、前記第一被装着部よりも撓みやすい請求項1記載の回転体支持装置である。
請求項3に係る本発明は、前記複数の蝶番の一つと前記複数の蝶番の他の一つとは、構造が同じである請求項1又は2記載の回転体支持装置である。
請求項4に係る本発明は、
前記第一被装着部は、両持ち梁構造からなり、
前記第二被装着部は、片持ち梁構造からなる
請求項2から3いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項5に係る本発明は、
前記回転体は、金属板を有し、
前記第二被装着部は、前記金属板を切り起こしてなる
請求項2から4いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項6に係る本発明は、
前記第二被装着部は、
前記第二装着部に接触する接触面を有し、
前記接触面以外の部分が、前記第二装着部から離間している
請求項2から5いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項7に係る本発明は、
前記第一接合部は、
前記複数の蝶番の一つに設けられた第一装着部と、
前記回転体に設けられていて、前記第一装着部が装着される第一被装着部と、
を有し、
前記第二接合部は、
前記複数の蝶番の他の一つに設けられた第二装着部と、
前記回転体に設けられていて、前記第二装着部が装着される第二被装着部と、
を有し、
前記第二装着部は、前記第一装着部よりも撓みやすい請求項1記載の回転体支持装置である。
請求項8に係る本発明は、
前記第一被装着部と前記第二被装着とは、前記回転体の回転軸に対して交わる向き配置されている請求項1から7いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項9に係る本発明は、
前記回転体は、前記回転体の回転軸と交わる方向に延び、前記回転体の変形を抑制する複数の変形抑制部を有し、
前記複数の変形抑制部の一つが、前記第一被装着として用いられ、
前記複数の変形抑制部の他の一つが、前記第二被装着部として用いられる
請求項1から7いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項10に係る本発明は、
前記回転体は、前記回転体を回転させる際に操作者により把持される把持部を有し、
前記把持部は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている請求項1から9いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項11に係る本発明は、
前記回転体は、操作対象装置を操作するための操作装置からなり、力が加えられて操作される操作部を有し、
前記操作部は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている請求項1から10いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項12に係る本発明は、
前記回転体は、電装基板を有し、
前記電装基板は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの距離よりも短くなる位置に配置されている請求項1から11いずれか記載の回転体支持装置である。
請求項1に係る本発明によれば、回転体と複数の蝶番とのいずれかとを接続する複数の接合部の撓みやすさが同じである場合と比較して、回転体の回転を滑らかにすることができ。
請求項2に係る本発明によれば、複数の蝶番にそれぞれ設けられた装着部が装着される複数の被装着部の撓みやすさが同じである場合と比較して、回転体の回転を円滑にすることができる。
請求項3に係る本発明によれば、複数の蝶番の構造が同じである場合と比較して、装置構造を簡単にすることができる。
請求項4に係る本発明によれば、第一被装着部と第二被装着部との構造が同じである場合とことなり、第一被装着部と第二被装着部とを同じ材質とすることができる。
請求項5に係る本発明によれば、金属板とは別部材である第二被装着部を金属板に装着する場合と比較して、第二被装着の製造工程を簡単にすることができる。
請求項6に係る本発明によれば、第二被装着部の接触面以外の部分が第二装着部に接触する場合と比較して、第二被装着部を撓みやすくすることができる。
請求項7に係る本発明によれば、複数の被装着部に装着される複数の装着部の撓みやすさが同じである場合と比較して、回転体の回転を滑らかにすることができる。
請求項8に係る本発明によれば、第一被装着部と第二被装着部とが回転体の回転軸と平行である場合と比較して、回転体の回転軸と水平な向きに生じる虞がある回転体の変形を生じにくくすることができる。
請求項9に係る本発明によれば、複数の変形抑制部とは別に第一被装着部と第二被装着部とを有する場合と比較して装置の構造を簡単にすることができる。
請求項10に係る本発明によれば、把持部が、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さと同じとなる位置や、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている場合と比較して、回転体の変形を生じにくくすることができる。
請求項11に係る本発明によれば、力が加えられて操作される操作部が、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さと同じとなる位置や、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている場合と比較して、回転体の変形を生じにくくすることができる。
請求項12に係る本発明によれば、電装基板が、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さと同じとなる位置や、第一接合部までの長さが第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている場合と比較して、電装基板の変形を生じにくくすることができる。
本発明の実施形態である画像形成装置を右側から示す断面図である。 図1に示した画像形成装置の正面図である。 図3(A)は、操作パネルを示す正面図であり、図3(B)は、操作パネルの背面図である。 操作パネル近傍を示す右側面図である。 操作パネルを示す第1の斜視図である。 操作パネルを示す第2の斜視図である。 操作パネルが有する金属板を示す断面図である。 ヒンジを示す斜視図である。 ヒンジを分解して示す斜視図である。 操作パネルを回転させた際の第一接合部と第二接合部との動作を説明する模式図である。 操作パネルを回転させた際に第二接合部に生じる撓みを説明する図である。 操作パネルを回転させた際に第二接合部に生じる撓みを、より具体的に説明す第一の図である。 操作パネルを回転させた際に第二接合部に生じる撓みを、より具体的に説明す第二の図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。図1と図2とには、本発明の実施形態である画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、回転体支持装置の一例であって、画像形成装置本体100と、操作パネル200とを有する。ここで、画像形成装置本体100は、操作対象装置の一例である。また、操作パネル200は、回転可能に支持される回転体の一例であり、画像形成装置本体100を操作するための操作装置の一例である。
画像形成装置本体100は、筐体102を有し、筐体102内に、例えば、電子写真方式で画像を形成する画像形成部130と、画像形成部130に用紙を供給する給紙装置132と、画像形成部130で形成され、用紙に転写されたトナー像を用紙に定着する定着装置134とが配置されている。また、筐体102内には、用紙を搬送する搬送路136が形成されている。
筐体102の左側には、台部104が取り付けられていて、台部104には、操作パネル200が取り付けられている。
画像形成装置10は、ヒンジ400Rとヒンジ400Lとをさらに有する。ヒンジ400Rは、複数の蝶番の一つの一例であり、ヒンジ400Lは、複数の蝶番の他の一つの一例である。ヒンジ400Rとヒンジ400Lとは、それぞれが、例えば操作パネル200内に埋め込まれるように配置されていて、それぞれが、操作パネル200を図1に示す矢印a方向に回転することができるように支持している。
また、この実施形態では、ヒンジ400Rとヒンジ400Lとは、後述する第一装着部310Rと後述する第二装着部310Lとを含め、構造と材質とが同じである。
尚、この実施形態では、操作パネル200は、2つのヒンジであるヒンジ400Rとヒンジ400Lとによって回転可能に支持されているものの、操作パネル200は複数のヒンジによって回転可能に支持されればよく、例えば、3個のヒンジによって回転可能に支持されてもよい。尚、ヒンジ400Rとヒンジ400Lとの詳細は後述する。
画像形成装置10は、第一接合部300Rと第二接合部300Lとをさらに有する。第一接合部300Rは、ヒンジ400Rと操作パネル200とを接合している。また、第二接合部300Lは、ヒンジ400Lと操作パネル200とを接合している。尚、第一接合部300Rと第二接合部300Lとの詳細は後述する。
図3(A)には、操作パネル200の前側の面202が示されていて、図3(B)には、操作パネル200の後側の面204が示されている。図3(A)に示すように、前側の面202には、タッチパネル210が取り付けられている。また、前側の面202の右端部近傍には、例えば2つの機械式スイッチ212が取り付けられている、機械式スイッチ212は、力を加えることで操作される操作部の一例であって、例えば電源スイッチや、例えばタッチパネル210を起動させるための起動用のスイッチである。
また、図3(A)に示すように、機械式スイッチ212は、第一接合部300Rまでの長さが、第二接合部300Lまでの処理よりも短くなる位置に配置されている。
また、図3(B)に示すように、操作パネル200の後側の面204には、右端部側に(図3(B)における左端部側に)、把持部214が設けられている。把持部214は、操作パネル200を回転させる際に操作者に把持される部分であって、この実施形態では凹部である。把持部214は、図3(B)に示すように、第一接合部300Rまでの距離が第二接合部300Lまでの距離よりも短くなる位置に配置されている。
図4は、操作パネル200近傍を示す右側面図である。図4に示すように、操作パネル200は、操作パネル本体220と、操作パネル本体220に対して着脱することができる蓋部222とを有する。尚、図4においては、蓋部222が操作パネル本体220に装着された状態が示されている。
また、図4に示すように、ヒンジ400Rは、固定部410を有する。固定部410は、台部104(図1を参照)に対して固定されている固定板106に対して固定されている。すなわち、ヒンジ400Rは、固定板106を介して台部104に固定されている。
図5及び図6には、蓋部222が取り外された状態にある操作パネル200と、固定板106とが示されている。先述のように、ヒンジ400Rの固定部410は、固定板106に固定されている。また、ヒンジ400Lは、ヒンジ400Rと同様に固定部410を有し、固定部410が固定板106に固定されている。
また、図5及び図6に示すように、操作パネル200は、電装基板224を有する。電装基板224は、タッチパネル210の制御に用いられる基板であり、第一接合部300Rまでの距離が、第二接合部300Lまでの距離よりも短くなる位置に配置されている。操作パネル200は、電装基板226をさらに有する。電装基板226は、機械式スイッチ212が接続される基板であって、電装基板224と同様に、第一接合部300Rまでの距離が、第二接合部300Lまでの距離が短くなる位置に配置されている。
また、図5及び図6に示すように、第一接合部300Rは、第一装着部310Rと第一被装着部320Rとを有する。第一装着部310Rは、ヒンジ400Rに設けられていて、ヒンジ400Rの固定部410に対して回転可能となっている。
第一被装着部320Rには、第一装着部310Rが装着されている。また、第一被装着部320Rは、操作パネル200に設けられている。より具体的には、第一被装着部320Rは、操作パネル本体220に取り付けられた金属板230に、別部材として取り付けられている。
また、第一被装着部320Rは、両持ちの梁構造からなり、例えば金属板がコの字形状に折り曲げられてなる。第一被装着部320Rの材質は、金属板230と同じ材質であってもよいし、金属板230よりも撓みにくい材質であってもよい。また、第一被装着部320Rは、図示のように操作パネル200の回転軸Oと交わる方向に伸び、回転軸Oと交わる方向に配置されている。
第一被装着部320Rは、第一変形抑制部500Rとしても機能している。第一変形抑制部500Rは、複数の変形抑制部の一つの一例であって、金属板230の変形を抑制することで、操作パネル200の変形を抑制している。
また、図5及び図6に示すように、第二接合部300Lは、第二装着部310Lと、第二被装着部320Lとを有する。第二装着部310Lは、ヒンジ400Lに設けられていて、ヒンジ400Lの固定部410に対して回転可能となっている。
第二被装着部320Lには、第二装着部310Lが装着されている。また、第二被装着部320Lは、操作パネル200に設けられている。より具体的には、第二被装着部320Lは、金属板230の一部を切り起こすことによりなる。また、第二被装着部320Lは、図示のように、片持ちの梁構造からなる。また、第二被装着部320Lは、図示のように操作パネル200の回転軸Oと交わる方向に伸び、回転軸Oと交わる方向に配置されている。
また、第二被装着部320Lは、第二装着部310Lに接触する接触面322Lを有し、接触面322L以外の部分が、第二装着部310Lから離間している。
第二被装着部320Lは、第二変形抑制部500Lとしても機能している。第二変形抑制部500Lは、複数の変形抑制部の他の一つの一例であって、金属板230そのものの変形を抑制することで、操作パネル200の変形を抑制している。
ここで、第一被装着部320Rと、第二被装着部320Lとを比較すると、第一被装着部320Rは両持ち梁構造からなり、第二被装着部320Lは片持ち梁構造からなり、さらには、第二被装着部320Lの材質が、第一被装着部320Rの材質よりも撓みやすい材質からなることがあるため、第二被装着部320Lは、第一被装着部320Rよりも撓みやすい。そして、第二被装着部320Lが第一被装着部320Rよりも撓みやすいため、第二接合部300Lは、第一接合部300Rよりも撓みやすい。ここで、両持ち梁構造とは、両端部を固定した構造の梁をいう。また、片持ち梁構造とは、一端部を自由端として、他端部を固定した構造の梁をいう。
第二接合部300Lを第一接合部300Rよりも撓みやすくするには、上述のように第二被装着部320Lを第一被装着部320Rよりも撓みやすくすることに替えて、または第二被装着部320Lを第一被装着部320Rよりも撓みやすくすることと併せて、第二装着部310Lを第一装着部310Rよりも撓みやすくしてもよい。
もっとも、第二装着部310Lを第一装着部310Rよりも撓みやすくするには、第二装着部310Lの形状等の構造、材質の少なくとも一方を、第一装着部310Rと異なるものとすることを要する。このため、第二装着部310Lを第一装着部310Rよりも撓みやすくする場合には、第二装着部310Lを含めたヒンジ400Lと、第一装着部310Rを含めたヒンジ400Rとを、構造と材質との双方が同じヒンジとすることはできない。
また、第一接合部300Rと、第二接合部300Lとは、すべての部分が金属製であることが、ノイズ対策のために望ましい。
図7は、金属板230の図5に示す面bにおける断面を示す断面図である。先述のように、第一被装着部320Rは、金属板230に別部材として装着されていて、両持ちの梁構造からなる。また先述のように、第二被装着部320Lは、金属板230の一部を切り起こすことによりなる。
図8は、ヒンジ400Rを示す斜視図である。尚、先述のように、ヒンジ400Lは、構造と材質との双方においてヒンジ400Rと同じであるため、ヒンジ400Lの説明は省略する。先述のように、ヒンジ400Rは、固定部410を有し、第一装着部310Rが設けられている。また、ヒンジ400Rは、付勢部材の一例であり、弾性体の一例であるトーションバネ420を有する。
図9は、ヒンジ400Rを分解して示す斜視図である。図9に示すように、ヒンジ400Rは、軸部材422を有し、軸部材422は、固定部410に形成された支持孔412を貫通するように配置されている。また、軸部材422には、先述の第一装着部310Rが取り付けられていて、軸部材422と第一装着部310Rとは、固定部410に対して一体として回転する。
トーションバネ420は、軸部材422の大径部424に支持され、巻線の一端部が第一装着部310Rに差し込むようにして取り付けられ、巻線の他端部が固定部410に差し込むように取り付けられている。
ヒンジ400Rは、第一摩擦板426と第二摩擦板428とをさらに有する。第一摩擦板426と、第二摩擦板428とは、軸部材422に支持されていて、固定部410の両側に、固定部410をそれぞれで挟み込むように配置されている。そして、第一摩擦板426と固定部410と間で摩擦が生じ、第二摩擦板428と固定部410との間で摩擦が生じる。
ヒンジ400Rは、回転角度規制部材430をさらに有する。回転角度規制部材430は、軸部材422に取り付けられ、軸部材422及び第一装着部310Rと一体として回転する。また、回転角度規制部材430は、干渉部432を有し、回転角度規制部材430、軸部材422及び第一装着部310Rが、予め定められた角度まで回転すると、干渉部432が固定部410と干渉し、軸部材422と第一装着部310Rとの回転を規制する。
ヒンジ400Rは、押付部材の一例である第一皿バネ434と、同じく押付部材の部材の一例である第二皿バネ436とをさらに有する、第一皿バネ434と第二皿バネ436とは、軸部材422に支持されていて、第一摩擦板426と第二摩擦板428とを固定部410に対して押し付けている。
ヒンジ400Rは、ワッシャ438と、ナット440とをさらに有する。ワッシャ438とナット440とは、軸部材422に装着される。
以上のように構成された画像形成装置10では、ヒンジ400Rの回転軸O1(図10を参照)と、ヒンジ400Lの回転軸O2(図10を参照)とが一つに直線上に位置することが望ましく、回転軸O1と回転軸O2とが一つの直線上に位置するように設計と製造とがなされることが通常である。しかしながら、例えば、公差や組立精度等を原因として、回転軸O1と回転軸O2とに位置のずれが生じ、回転軸O1と回転軸O2とが一つの直線上に配置された状態とならないことがある。
図10は、操作パネル200を回転させた際の第一接合部300Rと第二接合部300Lとの動作を説明する模式図であり、ヒンジ400Rの回転軸O1とヒンジ400Lの回転軸O2とに位置のずれが生じていて、回転軸O1と回転軸O2とが一つの直線上に配置されていない場合における第一接合部300Rと第二接合部300Lとの動作を説明する模式図である。
操作パネル200を回転させた場合に、第二接合部300Lよりも撓みにくい第一接合部300Rには撓みが生じない。このため、操作パネル200は、第一接合部300R側に配置されたヒンジ400Rの回転軸O1を回転軸として回転する。
一方、第一接合部300Rよりも撓みが生じやすい第二接合部300Lには、操作パネル200を回転させた際に撓みが生じる。より具体的には、第二接合部300Lの一部である第二被装着部320Lに、図10に示すように撓みが生じる。この際、第二被装着部320Lは、接触面322Lが第二装着部310Lに接触するものの、接触面322L以外の部分は第二装着部310Lに接触しない。
また、この際、第二被装着部320Lには、ヒンジ400Rの回転軸O1とヒンジ400Lの回転軸O2との位置のずれ(軸ずれ)を第二被装着部320L自身が吸収するように撓みが生じる。
図11は、操作パネル200を回転させた際に、第二接合部300Lに生じる撓みを説明する図である。図11に示すように、第二被装着部320Lの金属板230との境目の位置を位置l1とし、第二被装着部320Lの折り曲げられた位置を位置l2とし、位置l1と位置l2との間の距離をLとすると、操作パネル200を回転させることに伴って、第二被装着部320Lには、距離Lが変化するように撓みが生じる。
図12と図13とは、操作パネル200を回転させた際に、第二接合部300Lに生じる撓みをより具体的に説明する図であり、図12(a)に示す基準となる状態から、図12及び図13に示す矢印a1方向に操作パネル200を回転させた場合に第二被装着部320Lに生じる撓みを説明する図である。
図12(A)に示す状態から図12(B)に示す状態、図12(B)に示す状態から図12(C)に示す状態、図12(C)に示す状態から図13(D)に示す状態、図12(D)に示す状態から図13(E)に示す状態と操作パネル200が回転することに伴って、第二被装着部320Lには、位置l1が位置l2との距離が変化して、距離Lが変化するように撓みが生じる。
この際、金属板230に対する位置l2の相対的な位置関係は変化しない。また、この際、ヒンジ400Rの回転軸O1の位置は変化せず、ヒンジ400Lの回転軸O2の位置は変化せず、したがって回転軸O1と回転軸O2との相対的な位置関係も変化しない。また、第二被装着部320Lに生じる距離Lが変化する撓みは、先述のように、ヒンジ400Rの回転軸O1とヒンジ400Lの回転軸O2との位置のずれを第二被装着部320L自身が吸収するものである。
また、第一変形抑制部500Rと第二変形抑制部500Lとが、回転軸Oと交わる方向であって、より具体的には回転軸Oと垂直な方向に設けられているため、操作パネル200の回転軸Oと交わる方向であって、より具体的には回転軸Oと垂直な方向の変形が抑制される。
10・・・画像形成装置
100・・・画像形成装置本体
200・・・操作パネル
212・・・機械式スイッチ
214・・・把持部
224、226・・・電装基板
230・・・金属板
300R・・・第一接合部
300L・・・第二接合部
310R・・・第一装着部
310L・・・第二装着部
320R・・・第一被装着部
320L・・・第二被装着部
322L・・・接触面
400R、400L・・・ヒンジ
420・・・トーションバネ
426・・・第一摩擦板
428・・・第二摩擦板
500R・・・第一変形抑制部
500L・・・第二変形抑制部
O1・・・回転軸
O2・・・回転軸

Claims (12)

  1. 複数の蝶番と、
    前記複数の蝶番によって回転可能に支持される回転体と、
    前記複数の蝶番の一つと前記回転体とを接合する第一接合部と、
    前記複数の蝶番の他の一つと前記回転体とを接合する第二接合部と、
    を有し、
    前記第二接合部は、前記第一接合部よりも撓みやすい回転体支持装置。
  2. 前記第一接合部は、
    前記複数の蝶番の一つに設けられた第一装着部と、
    前記回転体に設けられていて、前記第一装着部が装着される第一被装着部と、
    を有し、
    前記第二接合部は、
    前記複数の蝶番の他の一つに設けられた第二装着部と、
    前記回転体に設けられていて、前記第二装着部が装着される第二被装着部と、
    を有し、
    前記第二被装着部は、前記第一被装着部よりも撓みやすい請求項1記載の回転体支持装置。
  3. 前記複数の蝶番の一つと前記複数の蝶番の他の一つとは、構造が同じである請求項1又は2記載の回転体支持装置。
  4. 前記第一被装着部は、両持ち梁構造からなり、
    前記第二被装着部は、片持ち梁構造からなる
    請求項2から3いずれか記載の回転体支持装置。
  5. 前記回転体は、金属板を有し、
    前記第二被装着部は、前記金属板を切り起こしてなる
    請求項2から4いずれか記載の回転体支持装置。
  6. 前記第二被装着部は、
    前記第二装着部に接触する接触面を有し、
    前記接触面以外の部分が、前記第二装着部から離間している
    請求項2から5いずれか記載の回転体支持装置。
  7. 前記第一接合部は、
    前記複数の蝶番の一つに設けられた第一装着部と、
    前記回転体に設けられていて、前記第一装着部が装着される第一被装着部と、
    を有し、
    前記第二接合部は、
    前記複数の蝶番の他の一つに設けられた第二装着部と、
    前記回転体に設けられていて、前記第二装着部が装着される第二被装着部と、
    を有し、
    前記第二装着部は、前記第一装着部よりも撓みやすい請求項1記載の回転体支持装置。
  8. 前記第一被装着部と前記第二被装着とは、前記回転体の回転軸に対して交わる向き配置されている請求項1から7いずれか記載の回転体支持装置。
  9. 前記回転体は、前記回転体の回転軸と交わる方向に延び、前記回転体の変形を抑制する複数の変形抑制部を有し、
    前記複数の変形抑制部の一つが、前記第一被装着として用いられ、
    前記複数の変形抑制部の他の一つが、前記第二被装着部として用いられる
    請求項1から7いずれか記載の回転体支持装置。
  10. 前記回転体は、前記回転体を回転させる際に操作者により把持される把持部を有し、
    前記把持部は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている請求項1から9いずれか記載の回転体支持装置。
  11. 前記回転体は、操作対象装置を操作するための操作装置からなり、力が加えられて操作される操作部を有し、
    前記操作部は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの長さよりも短くなる位置に配置されている請求項1から10いずれか記載の回転体支持装置。
  12. 前記回転体は、電装基板を有し、
    前記電装基板は、前記第一接合部までの長さが、前記第二接合部までの距離よりも短くなる位置に配置されている請求項1から11いずれか記載の回転体支持装置。
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