JP2020030368A - 誘導加熱ユニット及びこれを用いた画像加熱装置 - Google Patents

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Yuki Nishizawa
祐樹 西沢
黒田 明
Akira Kuroda
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【課題】通電遮断素子が設けられる加熱回転体の長手方向の位置で、加熱回転体が破損した場合にも、通電を遮断することが可能な誘導加熱ユニット及びこれを用いた画像加熱装置を提供する。【解決手段】長手方向に沿って巻かれる螺旋形状の第1の導電経路と、第1の導電経路と交差し、交差している箇所で電気的に導通する第2の導電経路と、を備える筒状の加熱回転体と、加熱回転体の中空部で長手方向に交番磁界を発生させる、励磁コイルと磁性コアとを備えた励磁手段と、加熱回転体の異常昇温を感知して励磁コイルへの通電を遮断する第1の素子と、加熱回転体に破損がある場合に、加熱回転体に破損が無い場合に対し、異なる出力変化もしくは異なる出力を生じ、励磁コイルへの通電を遮断するために用いられる第2の素子と、を有し、第1及び第2の素子は、加熱回転体の長手方向に直交する同一断面内に設けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、電磁誘導加熱方式の誘導加熱ユニット及びこれを用いた画像加熱装置に関する。
従来の電磁誘導加熱方式の画像加熱装置として、筒状の加熱回転体の内部に励磁コイルと磁性コアを配置し、加熱回転体の回転軸方向に交番磁界を発生させ、加熱回転体の周回方向に発生する電流によって加熱回転体を発熱させるものがある(特許文献1)。
しかしながら、ウォームアップ時間を短くすべく加熱回転体を低熱容量に設計すると強度を十分に確保できないため、機外から侵入した異物や記録材との摺擦や、長期使用により加熱回転体が破損する可能性がある。図16(A)は、従来の抵抗発熱層を有する定着部材を用いた定着装置において、抵抗発熱層にクラックが生じた時の抵抗発熱層内を流れる電流を示した模式図である。
図16(A)で、破損の無い領域「Z1」においては、定着スリーブ内に発生した誘導起電力によって、矢印で示すような周回方向に電流が流れる。破損領域「Z2」では、周回方向に流れる電流が迂回して流れ、クラックCの端部C2において局所的に大きな発熱量となってしまうという問題があった。
この問題に対し、特許文献2に開示されている定着装置は、発熱層を回転軸方向で電気的に分割するという対策が考えられている。図16(B)は、その対策を講じた加熱回転体にクラックが生じた時の、電流を示した模式図である。破損の無い領域「Z3」においては、定着スリーブ内に発生した誘導起電力によって、矢印に示すような周回方向に電流が流れる。破損領域「Z4」では、周回方向に電流が流れず、領域全体が発熱しなくなる。
特開2014−026267号公報 特開2015−118232号公報
ここで、電磁誘導加熱方式に限らず一般的に定着装置において、サーモスイッチ、温度ヒューズなどの、異常昇温を検出して通電を遮断する通電遮断素子が設けている。通電遮断素子は、通電電力を制御するトライアックのショートなどにより、加熱回転体が通常使用領域以上の温度になった際に通電を遮断する役割を担っている。
この通電遮断素子の配置位置と、図16(B)に示す破損して発熱できなくなった領域「Z4」が一致した場合、Z4以外の領域が通常使用領域以上の温度になっても通電遮断素子で検知出来ないという問題がある。
本発明の目的は、通電遮断素子が設けられる加熱回転体の長手方向の位置で、加熱回転体が破損した場合にも、通電を遮断することが可能な誘導加熱ユニット及びこれを用いた画像加熱装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る誘導加熱ユニットは、長手方向に沿って巻かれる螺旋形状の第1の導電経路と、前記第1の導電経路と交差し、交差している箇所で電気的に導通する第2の導電経路と、を備える筒状の加熱回転体と、前記加熱回転体の中空部で前記加熱回転体の長手方向に交番磁界を発生させる、励磁コイルと、前記励磁コイルの内側に設けられ前記交番磁界の磁力線を誘導するための磁性コアと、を備えた励磁手段と、前記加熱回転体の異常昇温を感知して前記励磁コイルへの通電を遮断する第1の素子と、前記加熱回転体に破損がある場合に、前記加熱回転体に破損が無い場合に対し、異なる出力変化もしくは異なる出力を生じ、前記励磁コイルへの通電を遮断するために用いられる第2の素子と、を有し、前記第1の素子と前記第2の素子は、前記加熱回転体の長手方向に直交する同一断面内に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る別の誘導加熱ユニットは、長手方向に沿って巻かれる螺旋形状の第1の導電経路と、前記第1の導電経路と交差し、交差している箇所で電気的に導通する第2の導電経路と、を備える筒状の加熱回転体と、前記加熱回転体の中空部で前記加熱回転体の長手方向に交番磁界を発生させる、励磁コイルと、前記励磁コイルの内側に設けられ前記交番磁界の磁力線を誘導するための磁性コアと、を備えた励磁手段と、前記加熱回転体の異常昇温を感知して前記励磁コイルへの通電を遮断する通電遮断手段と、前記加熱回転体に破損がある場合に、前記加熱回転体に破損が無い場合に対し、異なる出力変化もしくは異なる出力を生じ、前記励磁コイルへの通電を遮断するために用いられる破損検知手段と、を有し、前記通電遮断手段と前記破損検知手段は、前記加熱回転体の長手方向に直交する同一断面内に設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る画像加熱装置は、上記誘導加熱ユニットを有することを特徴とする。
本発明によれば、通電遮断素子が設けられる加熱回転体の長手方向の位置で、加熱回転体が破損した場合にも、通電を遮断することが可能な誘導加熱ユニット及びこれを用いた画像加熱装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置を搭載した画像形成装置の概略構成図 実施形態に係る定着装置の要部の横断側面図 実施形態に係る定着装置の要部の正面図 実施形態に係る定着装置の要部の斜視図とブロック図 コイル形状とコア形状の概念図 第1の導電経路の形状の概要を説明する概念図 第1の導電経路と第2の導電経路の関係を説明する概念図 螺旋方向に巻いた経糸と長手方向に形成した緯糸との織成を説明する図 通電遮断回路の回路図 第1の実施形態における通電遮断素子とクラックとの位置関係を示す図 第2の実施形態における通電遮断素子とクラックとの位置関係を示す図 第3の実施形態における破損判断手段としての反射光学センサを示す図 反射光の検知結果を示す図 第4の実施形態における破損判断手段としての誘導電流検出コイルを示す図 誘導電流検出コイルの検知結果を示す図 従来例における定着フィルムのクラックと電流集中を説明する図
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置を搭載した画像形成装置100の概略構成図である。本実施形態の画像形成装置100は、電子写真プロセスを利用したレーザービームプリンタである。101は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラム)であり、所定の周速度にて回転駆動される。感光ドラム101は回転する過程において、帯電ローラ102により所定の極性、所定の電位、に一様に帯電処理される。
103は、露光手段としてのレーザービームスキャナである。スキャナ103は、不図示のイメージスキャナやコンピュータ等の外部機器から入力される画像情報に応じて変調したレーザー光Lを出力して、感光ドラム101の帯電処理した面を走査露光する。この走査露光により、感光ドラム101表面の電荷が除電されて感光ドラム101の表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。104は現像装置であり、現像ローラ104aから感光ドラム101表面にトナーが供給されて静電潜像がトナー像として現像される。
105は、記録材Pが積載して収納される給紙カセットである。給紙開始信号に基づいて、給紙ローラ106が駆動されて給紙カセット105内の記録材Pが一枚ずつ分離して給紙される。その記録材Pは、レジストレーションローラ107を介して、感光ドラム101と転写ローラ108とで形成された転写ニップ部108Tに所定のタイミングで導入される。すなわち、感光ドラム101上のトナー像の先端部が転写ニップ部108Tに到達するタイミングで、記録材Pの先端部が転写ニップ部108Tに到達するようにレジストレーションローラ107で記録材Pの搬送が制御される。
転写ニップ部108Tに導入された記録材Pは、この転写ニップ部108Tで搬送され、その間、転写ローラ108は不図示の転写バイアス印加電源によって転写バイアス電圧が印加される。転写ローラ108は、トナーと逆極性の転写バイアス電圧が印加されることで、転写ニップ部108Tにおいて感光ドラム101の表面側のトナー像が記録材Pの表面に転写される。
その後、記録材Pは感光ドラム101の表面から分離されて搬送ガイド109を経由し定着装置Aで定着処理される。定着装置Aについては後述する。定着装置Aを通った記録材Pは、排紙口111から排紙トレイ112上に排出される。一方、記録材Pが感光ドラム101から分離した後の感光ドラム101の表面は、クリーニング装置110でクリーニングされ、繰り返し画像形成動作に供される。
(誘導加熱ユニットおよび画像加熱装置)
本実施形態における画像加熱装置としての定着装置A(図1)は、電磁誘導加熱方式の定着装置であり、加熱回転体としての定着フィルムを備えた誘導加熱ユニットと、定着フィルムに対向する対向体としての加圧部材として加圧ローラを備える。ここで、定着装置Aを構成する部材に関し、長手方向とは、記録材の搬送方向および記録材の厚さ方向に直交する方向である。
図2(A)は定着フィルム1と加圧ローラ8を備えた本実施形態の定着装置Aの要部の横断側面図、図2(B)は定着フィルム1の構成を示す図、図3は定着装置Aの要部の正面図、図4は定着装置Aの要部の斜視図とブロック図である。図2(A)で、加圧部材としての加圧ローラ8は、芯金8aと、芯金8aの周りに同心一体にローラ状に成形被覆させた耐熱性の弾性材層8bとを備え、更に表層として離型層8cを設けてある。
弾性層8bは、シリコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコーンゴム等で耐熱性がよい材質が好ましい。そして、芯金8aの長手方向の両端部は装置の不図示のシャーシ側板金間に導電性軸受けを介して回転自由に保持させて配設してある。また、図3に示すように、加圧用ステイ5の長手方向の両端部と装置シャーシ側のバネ受け部材18a、18bとの間にそれぞれ加圧バネ17a、17bを縮設することで加圧用ステイ5に押し下げ力を作用させている。
なお、本実施形態の定着装置Aでは、総圧約100N〜250N(約10kgf〜約25kgf)の押圧力を与えている。これにより、図2(A)において、耐熱性樹脂PPS等で構成されたスリーブガイド部材6の下面と加圧ローラ8の上面が、円筒形回転体である定着フィルム1を挟んで圧接する。そして、トナー画像を担持した記録材を挟持搬送する所定幅の定着ニップ部(ニップ部)Nが形成される。加圧ローラ8は、不図示の駆動手段により矢印の反時計方向に回転駆動し、定着フィルム1の外面との摩擦力で定着フィルム1に回転力が作用される。
定着フィルム1の異常昇温を感知して後述の励磁コイル3への通電を遮断する通電遮断手段である第1の素子(通電遮断素子)であるサーモスイッチ21は、図2(A)に示す定着フィルム上部に表面からの距離2mmの外側位置に非接触で取り付けられている。これにより、定着フィルム1に傷が付くことがなく、長時間の使用でも定着画像の劣化を防止することができる。本実施形態におけるサーモスイッチ21は、図3、図4に示すように呈着フィルム1の長手方向の中央部に設けられる。
また、メインサーミスタとしての検温素子9a、サブサーミスタとしての検温素子9b,9cは、図2(A)に示すように、ニップ部Nに対し、記録材Pが定着装置Aに搬送されてくる上流側で定着フィルム1の表面から距離2mmの箇所に配置する。これにより、定着フィルム1は表面の温度が所定の目標温度に維持・調整される。メインサーミスタとしての検温素子9aは、サーモスイッチ21と同じように定着フィルム1の長手方向の中央部に、またサブサーミスタとしての検温素子9b,9cは定着フィルム1の長手方向の端部に、配置される。
(誘導加熱原理)
本実施形態では、励磁手段として、励磁コイル3と磁性コア(以下、コア)を備える。そしてコア2は、図4に示すように定着フィルム1の中空部に、定着フィルム1の回転軸方向(母線X方向)に挿通されている。そのコア2の外周に、励磁コイル3が巻かれている(励磁コイル3の内側にコア2が設けられる)。コア2は円柱形状をしており、不図示の固定手段で、定着フィルム1の長手方向に直交する断面内で定着フィルム1のほぼ中央に、配置されている。コア2は、励磁コイル3にて生成された交番磁界の磁力線(磁束)を定着フィルム1の内部に誘導し、磁力線の通路(磁路)を形成する役割がある。
図5は、コイル形状とコア形状の概念図である。励磁コイル3は、コア2に定着フィルム1の回転軸方向(母線方向X)に交差する方向に捲回されているため、この励磁コイル3に高周波電流を流すと、定着フィルム1の母線方向Xに交番磁界を発生させることができる。加熱回転体としての定着フィルム1の回転軸方向に交番磁界を発生させると、以下に示すように定着フィルム1の周回方向に発生する電流によって定着フィルム1を発熱させることができる。
図5は、励磁コイル3に矢印I1の向きに電流が増加している瞬間を示す。コア2は、励磁コイル3にて生成された磁力線を誘導し、磁路を形成する部材として機能する。図中Sは、定着フィルム1の一部分だけを模擬した回路の図である。定着フィルム1の発熱原理は、ファラデーの法則に従う。ファラデーの法則とは、「回路Sの中の磁界を変化させると、その回路の中に電流を流そうとする誘導起電力が生じ、誘導起電力は回路を垂直に貫く磁束の時間変化に比例する」というものである。
図5に示すように、コア2の長手方向における中央部に回路Sを置き、コイル3には高周波交流を流す場合を考える。高周波交流を流した場合、コア2の内部には交番磁界が形成される。その時、回路Sに発生する誘導起電力は以下の式に従い、垂直に貫く磁束の時間変化に比例する。
V:誘導起電力
N:コイル巻き数
ΔΦ/Δt:微小時間Δtでの回路を垂直に貫く磁束の変化
回路Sが閉じているときは、大きな電流が流れて、回路Sが持つ抵抗値によりジュール発熱する。回路Sが開いているときは、電圧はかかるものの電流が流れずジュール発熱は起こらない。
このコア2の材質は、ヒステリシス損が小さく比透磁率の高い材料、例えば、焼成フェライト、フェライト樹脂等の高透磁率の強磁性体が好ましい。コア2は、定着フィルム1の中空部に収納可能な範囲で、断面積をできるだけ大きくすることが望ましい。本実施形態ではコア2の直径は5mm〜25mmとし、長手方向の長さ230〜300mmとする。励磁コイル3は、耐熱性のポリアミドイミドで被覆した直径1〜2mmの銅線材(単一導線)を、コア2に20巻で螺旋状に巻いて形成する。
(定着フィルム)
本実施形態の定着フィルム1は、第1の導電経路1a1と第2の導電経路1a2を備える。図6(A)は、第1の導電経路1a1の形状の概要を説明する斜視図である。定着フィルム1の発熱層1aは、直径30mm、長手方向の長さ240mmの円柱形状をしており、第1の導電経路1a1は、定着フィルム1の回転軸方向(母線方向X)に軸を持つ螺旋形状に形成する。図6(A)で、第1の導電経路1a1として示す実線は、円柱の手前側を示し、点線は円柱の奥側の見えない部分を示している。図6(B)は、領域Dを拡大した図である。
次に、図7で第2の導電経路について説明する。第1の導電経路1a1のみでは、オープン回路となってしまうので、電流を流すことが出来ず、発熱を生じさせることも出来ない。図7に細線で示す第2の導電経路1a2は、定着フィルム1の回転軸方向(母線方向X)と平行な方向に形成する。第1の導電経路1a1と第2の導電経路1a2とは、丸印の部分で接触・導通しており、矢印Rで示す周回方向の電流ループを形成している。
よって、第1の導電経路1a1と第2の導電経路1a2の両者が接触・導通することで、クローズ回路(閉回路)を形成することが出来、周回方向の電圧によって電流が流れて発熱することが出来る。以上が、導電経路に関する説明である。
次に、上述した第1および第2の導電経路を実現するための定着フィルム1の構成について説明する。定着フィルム1の導電層1aは、第1の導電経路1a1として螺旋方向に巻いた糸(経糸)と、第2の導電経路1a2として長手方向に形成した糸(緯糸)からなる複数糸を円筒形状に平織りした混用織物を用いる。すなわち、図8に示すように金属繊維よりなる糸1g1を経糸とし、電気絶縁性の耐熱樹脂糸1g2を緯糸とした織成により形成されたものであって、緯糸のうち少なくとも1本の1g2Aを第2の導電経路1a2として金属繊維よりなる糸で形成したものである。
そして、経糸として金属繊維よりなる糸1g1を有する円筒網体1aは、長手方向の巻き間隔を0.5mmとして巻数460回の螺旋形状に形成される。糸1g1の材質は、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維、銅繊維等が挙げられるが、素材の価格、耐食性、強度等から太さ50μmのステンレス鋼繊維が好ましい。螺旋状に巻かれている経糸は隣同志で非接触となっている。長手方向に形成した緯糸には、耐熱樹脂繊維が適しており、主にポリイミド樹脂性の直径50μmとした糸を用いることが出来る。
これに対し、長手方向に形成した緯糸の一部(本実施形態では一本)をステンレス糸1g2Aで構成する。経糸と緯糸とは、組み合わさって接触しているため、電気的に導通することにより、第2の導電経路を作ることが出来る。よって、図7に示す閉回路Rを形成することが出来、発熱させることが可能となる。
(通電遮断素子)
図9は、通電遮断回路の回路図である。励磁回路22から定着フィルム1への通電が停止されず、LINE入力から電力が投入され続け定着フィルム1の温度が制御温度を超えた場合に、サーモスイッチ21は、通電を遮断するように作動する。
サーモスイッチ21は、+24VDC電源とリレースイッチ23とに直列に接続されており、所定温度を越えるとサーモスイッチ21が切れる。サーモスイッチ21が切れると、リレースイッチ23への給電が遮断され、リレースイッチ23への給電遮断により、励磁回路22への給電が遮断され、励磁コイル3への給電も遮断される。サーモスイッチ21が切れる所定温度は、例えば220°Cに設定される。通電遮断素子としては、サーモスイッチや温度ヒューズ等を用いることができ、本実施形態では所定の温度でバイメタルが反転することにより電流を遮断することができる機構をもつサーモスイッチを用いた。
(誘導加熱制御)
図4は、定着フィルム1と、コア2と、励磁コイル3と、回路ブロックを示す図である。プリンタコントローラ41は、ホストコンピュータ42との間で通信と、画像データの受信と、受け取った画像データをプリンタが印字可能な情報に展開すると共に、エンジン制御部43との間で信号のやり取り及びシリアル通信を行う。
エンジン制御部43は、プリンタコントローラ41との間で信号のやり取りを行い、さらに、シリアル通信を介してプリンタエンジンの電力制御部45、定着温度制御部44の制御を行う。定着温度制御部44は、メインサーミスタ9aによって検出された温度を基に定着装置Aの温度制御を行う。電力調整手段としての電力制御部45は、励磁コイル3に印加する電圧を調整して励磁回路22の電力の制御を行う。
このようなプリンタ制御部41を有するプリンタシステムにおいて、ホストコンピュータ42は、画像データを転送したり、ユーザからの要求に応じて様々なプリント条件を設定する。
(定着フィルムの破損判断手段)
第1の素子であるサーモスイッチ21を備える本実施形態において、定着フィルムの破損の有無を判断する破損判断手段として第2の素子であるメインサーミスタ9aを備える。すなわち、第1の素子であるサーモスイッチ21を備える本実施形態において、定着フィルムの破損判断手段として破損検知手段(第2の素子)であるメインサーミスタ9aを備える。
メインサーミスタ9aは、図3、図10に示すように、定着フィルム1の長手方向の中央部、すなわち長手方向の位置として第1の素子であるサーモスイッチ21と同じ長手方向の位置に配置する。すなわち、第1の素子であるサーモスイッチ21と第2の素子であるメインサーミスタ9aは、定着フィルム1の長手方向に直交する同一断面内に設けられる。
本実施形態では、周回方向の位置・角度として図2のように配置したが、これに限られず、角度として装置構成上最も配置し易い任意の角度を選択出来る。その理由として、原理的に正常動作時は周回方向において均一に発熱するからであり、フィルム破損時には周回方向全てが発熱しなくなるからである。
なお、本実施形態では、非接触型の温度検知素子としてのサーミスタの位置として定着フィルム1の表面から距離2mmの箇所に配置したが、本発明はこれに限定するものではなく、接触型のサーミスタを定着フィルム1の内面または外面に接触させても良い。
図4に示すように、定着フィルム1の温度は、メインサーミスタ9aにより検出され、定着温度制御部44でモニタされている。通常は、検出した温度を基に定着フィルム1の温度が所定の温度になるように発熱体への通電電力を電力制御部45を介して制御している。しかし、定着フィルム1の一部に破損(クラック)が入ってしまうと、その部分の周回全体が発熱出来なくなってしまう。その昇温不良を、以下に示す方法で検出する。
定着温度制御部44は、メインサーミスタ9aの出力としての検出温度により、サーミスタ9aの出力変化としての温度上昇率と温度維持率を算出する。また、電力制御部45より算出された電力により、投入電力による予測温度上昇率範囲と予測温度維持率範囲を算出する。そして、これらの演算結果を比較して、投入電力の予測温度上昇率範囲または予測温度維持率範囲の下限よりも下回っている場合は、エンジン制御部43は定着装置Aの故障(定着フィルムの破損)と判断して電力制御部45を介して通電を停止する。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、定着フィルム1の長手方向で、通電遮断素子であるサーモスイッチ21の配置位置と、破損して発熱できなくなった領域が一致する場合、かつ定着フィルム1の加熱が開始した場合、上述したように定着フィルム1への通電を停止できる。即ち、定着フィルム1の長手方向で通電遮断素子が配置された領域における定着フィルムが破損しても、破損検知手段であるメインサーミスタ9aが作動し、エンジン制御部43は定着装置Aの故障と判断して電力制御部45を介して通電を停止することができる。
なお、本実施形態では、破損判断手段として通電遮断素子の配置を長手方向の中央部に置く構成について説明したが、長手方向の中央部に限定されるものではなく、他の理由から好ましい場所があれば、発熱領域内の任意の場所に配置することが出来る。
《第2の実施形態》
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と定着フィルム1の破損判断手段のみが異なり、その他定着スリーブ、通電遮断素子、定着器の主要部品の構成は第1の実施形態と同一である。以下、本実施形態の破損判断手段に関して説明する。第1の実施形態では、
破損判断手段としてメインサーミスタ9aのみの出力変化を用いたが、本実施形態では定着フィルム1の長手方向の中央部に設けられるメインサーミスタ9aの他に、長手方向の端部に設けられるサブサーミスタ9b、9cの出力を用いる。
すなわち、第1の素子であるサーモスイッチ21を備える本実施形態において、定着フィルムの破損判断手段として破損検知手段(第2の素子)であるメインサーミスタ9a、サブサーミスタ9b、9cを備える。
定着フィルム1に破損(クラック)がある場合、図11に示すようにクラックCがある領域Z4(長手方向の中央部領域)は発熱できず、低温となる。従って、長手方向の中央部領域に設けられるメインサーミスタ9aの検知温度は上昇しないことになる。それに対し、サブサーミスタ9b,9cが設けられる長手方向の端部領域は発熱するので、メインサーミスタ9aとサブサーミスタ9bまたは9cとの検知温度の差は大きく広がっていく。
この差が所定の値より大きくなった場合に、メインサーミスタ位置に破損(クラック)が生じて昇温不良が発生していると判断して、定着装置Aを停止する。具体的には、メインサーミスタ9aとサブサーミスタ9bとの検知温度の差T21と、メインサーミスタ9aとサブサーミスタ9cとの検知温度の差T31とのいずれかが、100℃を超えたら破損(クラック)による昇温不良と判断する。そして、電力制御部45を介して通電を停止する。
なお、本実施形態では、非接触型の温度検知素子としてのサーミスタを定着フィルム1の表面から距離2mmの箇所に配置したが、本発明はこれに限定するものではなく、接触型のサーミスタを定着フィルム1の内面または外面に接触させても良い。また、メインサーミスタとサブサーミスタの構成は必ずしも検知方式が一致している必要はなく、異なる検知方式のサーミスタを組み合わせても良い。更に、サブサーミスタの個数も2つに限定されるものではなく、3個、4個と数を増やして組み合わせて使っても良い。
《第3の実施形態》
本発明の第3の実施形態は、第1、第2の実施形態と破損判断手段のみが異なり、その他の定着スリーブ、通電遮断素子、定着器の主要部品の構成は同一である。本実施形態では、破損判断手段として光検知素子である反射型光学センサを備える。すなわち、第1の素子であるサーモスイッチ21を備える本実施形態において、定着フィルムの破損判断手段として破損検知手段(第2の素子)である反射型光学センサを備える。
すなわち、図12に示すように、反射型光学センサ50は、発光部51と受光部52とを備える。そして、定着フィルム1の表面に対して検知センサ50の発光部51からスポット光を照射し、その正反射光を受光部52で受光し、受光した光量を検知するものである。
受光部52で受光した受光光量は常時モニタされ、定着フィルム1が回転していると周回方向全域をスキャンすることが出来る。図13(A)は、定着フィルム1に傷がない正常状態における反射光の検知結果である。定着フィルムの回転に対して、全時間に渡って安定した反射光量が得られている。
定着フィルム1の表面のフッ素樹脂層は高光沢であるため、光学センサ50の発光部51から照射された光の正反射光量が大きい。図13(B)は、定着フィルム1にクラックCがある状態における反射光の検知結果である。図13(B)では、一回転周期毎に反射光量が減少している。これは、定着フィルム1のクラックCからは反射光量が得られないことに起因する。よって、図13(B)の点線Tのように反射光量に閾値を定めておけば、定着フィルムの傷を検知する事が出来る。
なお、本実施形態では反射型光学センサを用いたが、本発明はこれに限定するものではなく、透過型光学センサを用いても良い。すなわち、発光部と受光部の一方を定着フィルム1の内面側に設け、発光部と受光部の他方を定着フィルム1の外面側に設けても良い。
《第4の実施形態》
次に、図14及び図15を用いて本発明の第4の実施形態を説明する。本実施形態は、第1乃至第3の実施形態と破損判断手段のみが異なり、その他定着スリーブ、通電遮断素子、定着器の主要部品の構成は同一である。本実施形態では、破損判断手段としてコイル素子である誘導電流検出コイル(以下、検知コイル)を備える。すなわち、第1の素子であるサーモスイッチ21を備える本実施形態において、定着フィルムの破損判断手段として破損検知手段(第2の素子)である検知コイルを備える。
図14において、励磁コイル3の周囲には定着フィルム1の破損状態を検知する為の検知コイル61A、61A’がそれぞれ各1ターン巻きつけられている。具体的には、コア2の長手方向の一端部から15mmの位置に第1の検知コイル61Aが巻かれている。一方、検知コイル61Aとはコア2の長手方向の対称位置(他端部から15mmの位置)に検知コイル61A’が巻かれている。サーモスイッチ21は、検知コイル61Aと同一の長手方向位置に配置されている。
検知コイル61A’の一端はグランドに接続されており、他端は検知コイル61Aと直列になるように接続されている(以降、この直列に接続されたコイルを検知コイル61A−A’と表記する)。さらに、検知コイル61Aの巻き方向と検知コイル61A’の巻き方向は、コア2の軸方向に見て一方が時計回り、他方が反時計回りになるように反対向きに巻かれている。
検知コイル61Aのもう一端はI−V変換回路60に接続されており、検知結果比較部62に入力される。図15は、励磁コイル3に駆動電流を通電中の励磁コイル3に流れる電流波形と、その時の検知コイル61A−A’に流れる誘導電流波形を表したものである。また、図15(A)は定着フィルム1の破損がない場合の各電流波形、図15(B)は検知コイル61A’の巻き位置近辺に定着フィルム1の破損が生じている場合の電流波形を表している。
まず、図15(A)を説明すると、励磁回路22から励磁コイル3に駆動電流I1が流れることにより、検知コイル61Aには誘導電流Iaが発生する。同様に、検知コイル61Aと対称位置に巻かれた検知コイル61A’には、誘導電流Iaと振幅が同じで電流の向きが反転した誘導電流Ia’が発生する。検知コイル61Aと61A’は直列に接続されている為、検知コイル61A及び61A’に流れる電流はうち消され、合成電流はほぼ0となる。
一方、図15(B)では、定着フィルム1のC部の位置に、定着フィルム1の周回方向に流れる電流経路を阻害するように破損が生じている。このとき、検知コイル61A’に発生する誘導電流Ia’は振幅が大きくなる。これは、定着フィルム1の周回方向の抵抗値が実質的に上がった為、磁束により誘導される定着フィルム1の周回電流量が減った分、検知コイル61A’側に誘導される電流量の割合が増える為である。
結果として、検知コイル61A及び61A’に流れる電流は打ち消し合うことはできず、破損量に応じた振幅量を持った電流が流れることとなる。検知コイル61A及び61A’に流れる電流は電圧に変換され、所定閾値以上であるか否かを検知結果比較部62は検出することとなる。
なお、本実施形態ではコアを1周巻きまわすコイル形状を用いたが、本発明はこれに限定するものではなく、他のコイル形状を取っても良い。
また、上述した第2の素子として、定着フィルムの温度を検知する温度検知素子、定着フィルムの表面からの光を検知する光検知素子、定着フィルムからの誘導電流を検知するコイル素子のうちの少なくとも2つを備えるようにしても良い。
1・・定着フィルム、1a1・・導電経路1、1a2・・導電経路2、2・・磁性コア、3・・励磁コイル、9a・・検温素子(メインサーミスタ)、21・・サーモスイッチ

Claims (10)

  1. 長手方向に沿って巻かれる螺旋形状の第1の導電経路と、前記第1の導電経路と交差し、交差している箇所で電気的に導通する第2の導電経路と、を備える筒状の加熱回転体と、
    前記加熱回転体の中空部で前記加熱回転体の長手方向に交番磁界を発生させる、励磁コイルと、前記励磁コイルの内側に設けられ前記交番磁界の磁力線を誘導するための磁性コアと、を備えた励磁手段と、
    前記加熱回転体の異常昇温を感知して前記励磁コイルへの通電を遮断する第1の素子と、
    前記加熱回転体に破損がある場合に、前記加熱回転体に破損が無い場合に対し、異なる出力変化もしくは異なる出力を生じ、前記励磁コイルへの通電を遮断するために用いられる第2の素子と、
    を有し、
    前記第1の素子と前記第2の素子は、前記加熱回転体の長手方向に直交する同一断面内に設けられることを特徴とする誘導加熱ユニット。
  2. 前記第2の素子は、前記加熱回転体の温度を検知する温度検知素子であり、前記温度検知素子の出力変化を基に、前記加熱回転体の破損の有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  3. 前記第2の素子は、前記加熱回転体の温度を検知する複数の温度検知素子であり、前記複数の温度検知素子の出力を基に、前記加熱回転体の破損の有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  4. 前記第2の素子は、前記加熱回転体の表面からの光を検知する光検知素子であり、前記光検知素子の出力を基に、前記加熱回転体の破損の有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  5. 前記第2の素子は、前記加熱回転体からの誘導電流を検知するコイル素子であり、前記コイル素子の出力を基に、前記加熱回転体の破損の有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  6. 前記第2の素子として、前記加熱回転体の温度を検知する温度検知素子、前記加熱回転体の表面からの光を検知する光検知素子、前記加熱回転体からの誘導電流を検知するコイル素子のうちの少なくとも2つを備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  7. 前記第1の素子は、サーモスイッチであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の誘導加熱ユニット。
  8. 前記加熱回転体は、フィルムで構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の誘導加熱ユニット。
  9. 長手方向に沿って巻かれる螺旋形状の第1の導電経路と、前記第1の導電経路と交差し、交差している箇所で電気的に導通する第2の導電経路と、を備える筒状の加熱回転体と、
    前記加熱回転体の中空部で前記加熱回転体の長手方向に交番磁界を発生させる、励磁コイルと、前記励磁コイルの内側に設けられ前記交番磁界の磁力線を誘導するための磁性コアと、を備えた励磁手段と、
    前記加熱回転体の異常昇温を感知して前記励磁コイルへの通電を遮断する通電遮断手段と、
    前記加熱回転体に破損がある場合に、前記加熱回転体に破損が無い場合に対し、異なる出力変化もしくは異なる出力を生じ、前記励磁コイルへの通電を遮断するために用いられる破損検知手段と、
    を有し、
    前記通電遮断手段と前記破損検知手段は、前記加熱回転体の長手方向に直交する同一断面内に設けられることを特徴とする誘導加熱ユニット。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の誘導加熱ユニットと、
    前記加熱回転体に対向し、前記加熱回転体と共にトナー画像を担持した記録材を挟持搬送するニップ部を形成する対向体と、
    を有することを特徴とする画像加熱装置。
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