JP2020029439A - 殺虫剤組成物 - Google Patents

殺虫剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2020029439A
JP2020029439A JP2018157212A JP2018157212A JP2020029439A JP 2020029439 A JP2020029439 A JP 2020029439A JP 2018157212 A JP2018157212 A JP 2018157212A JP 2018157212 A JP2018157212 A JP 2018157212A JP 2020029439 A JP2020029439 A JP 2020029439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
less
insecticide
viewpoint
insecticide composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018157212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7156862B2 (ja
Inventor
健太 手塚
Kenta Tezuka
健太 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2018157212A priority Critical patent/JP7156862B2/ja
Publication of JP2020029439A publication Critical patent/JP2020029439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7156862B2 publication Critical patent/JP7156862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】殺虫剤成分を用いなくとも、殺虫性能に優れる、環境、安全性に配慮した殺虫剤組成物、及びそれを用いた害虫の駆除方法を提供する。【解決手段】一般式(a1)で表される化合物の粒子を含有する、殺虫剤組成物。R1a−O−(R3aO)p−R2a(a1)[式中、R1a及びR2aは、それぞれ独立に、炭素数12以上22以下の炭化水素基またはアシル基を示し、R3aは炭素数2以上10以下のアルカンジイル基を示し、pは0以上10以下の整数である。]【選択図】なし

Description

本発明は、環境、安全性に配慮した殺虫剤組成物に関する。
害虫の駆除には、有機リン系、カーバメート系、ピレスロイド系等の殺虫剤が広く使用されている。しかし、これらの生化学的な作用機序を有する殺虫剤を継続使用することにより、害虫が抵抗性を獲得するという問題がある。また、環境、安全性への配慮の観点から、これらの殺虫剤によらずに害虫を駆除することが望ましい場合もある。
特許文献1には、特定の吸油量である二酸化ケイ素粉末からなるトコジラミ駆除剤を含有するトコジラミ駆除用組成物が開示されている。
特許文献2には、昆虫成長調節活性成分、20℃の水に対する溶解度が2%以下であり、かつ、融点が35〜100℃の範囲内である有機物、グリコールを含有する昆虫成長調節剤組成物が開示されている。
特許文献3には、殺虫性有効成分と常温で固体の化合物から選ばれた1種又は2種以上との混合物からなる殺虫組成物を用いて基剤を処理することを特徴とする殺虫方法が開示されている。
特許文献4には、害虫防除成分と2種以上の異なる固体との混合物で、該固体の少なくとも1種が常温で固体の化合物からなる害虫防除組成物を用いて害虫のほふくする面を直接若しくは間接的に処理することを特徴とする害虫方法が開示されている。
特許文献5には、害虫防除成分を非イオン界面活性剤及び/又は脂肪酸エステルにより溶媒に可溶化又は溶解したことを特徴とする網戸用スプレーが開示されている。
国際公開第2015/105128号 特開平8−48601号公報 特開昭62−56401号公報 特開昭62−240602号公報 特開平11−315002号公報
特許文献1に記載のトコジラミ駆除用組成物は、二酸化ケイ素粉末を用いることで殺虫剤成分を用いなくともトコジラミを駆除することができるため、環境、安全性を配慮した殺虫剤である。しかしながら、前記殺虫剤組成物は、その殺虫性能が十分に満足いくものではないため、前記殺虫剤組成物の代替物が望まれる。
本発明は、殺虫性能に優れる、環境、安全性に配慮した殺虫剤組成物、及びそれを用いた害虫の駆除方法を提供する。
本発明は、一般式(a1)で表される化合物(以下、(A)成分という)の粒子を含有する、殺虫剤組成物に関する。
1a−O−(R3aO)−R2a (a1)
[式中、R1a及びR2aは、それぞれ独立に、炭素数12以上22以下の炭化水素基またはアシル基を示し、R3aは炭素数2以上10以下のアルカンジイル基を示し、pは0以上10以下の整数である。]
また本発明は、前記(A)成分の粒子を害虫に適用する、害虫の駆除方法に関する。
また本発明は、前記殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液を害虫に適用する害虫の駆除方法に関する。
本発明によれば、殺虫性能に優れる、環境、安全性に配慮した殺虫剤組成物、及びそれを用いた害虫の駆除方法が提供される。
〔殺虫剤組成物〕
本発明の殺虫剤組成物が殺虫性能に優れる理由は必ずしも定かではないが、害虫等の表皮は疎水的で凹凸があり、親水的な連結基を介して2つの疎水基が結合した成分を粒子として適用することで、前記粒子の疎水基が前記表皮に効率よく付着し、害虫等の生体活動を阻害して高い殺虫効果を発現すると推定される。更に、本発明の殺虫剤組成物の作用機構が、生物の代謝系の阻害によらず、前述した物理的な作用によると推定されることから、人体や植物体への影響は抑えられ、環境安全性が高いと考えられる。
<(A)成分>
本発明の(A)成分は、一般式(a1)で表される化合物である。
1a−O−(R3aO)−R2a (a1)
[式中、R1a及びR2aは、それぞれ独立に、炭素数12以上22以下の炭化水素基またはアシル基を示し、R3aは炭素数2以上10以下のアルカンジイル基を示し、pは0以上10以下の整数である。]
1a及びR2aの炭素数は、殺虫性能の観点から、それぞれ独立に、12以上、好ましくは14以上、より好ましくは16以上、そして、22以下、好ましくは18以下である。前記炭素数は、同様の観点から、より好ましくは16及び18から選ばれる1種以上、更に好ましくは18である。
1a及びR2aの炭化水素基は、殺虫性能の観点から、好ましくはアルキル基、より好ましくは直鎖のアルキル基である。R1a及びR2aのアシル基は、殺虫性能の観点から、好ましくはアルカノイル基、より好ましくは直鎖のアルカノイル基である。R1a及びR2aは、殺虫性能の観点から、更に好ましくは直鎖のアルキル基及び直鎖のアルカノイル基から選ばれる1種以上である。
本発明において、アシル基は、式(1)で表わすことができる。
4a−CO− (1)
(式中、R4aは、炭化水素基を示す。)
このとき、アルカノイル基とは、R4aがアルキル基であるアシル基であり、直鎖のアルカノイル基とは、R4aが直鎖のアルキル基であるアシル基である。そして、アシル基の炭素数とは、R4aの炭素数に1を加えた数である。
3aの炭素数は、殺虫性能の観点から、2以上、そして、10以下、好ましくは4以下、より好ましくは3以下、そして、更に好ましくは2である。R3aは、エチレン基又はプロパン−1,2−ジイル基が好ましく、エチレン基がより好ましい。
pが0の場合、殺虫性能及び(A)成分の製造容易性の観点から、R1a及びR2aの少なくとも一方が炭化水素基であることが好ましく、R1aがアシル基でR2aが炭化水素基であることがより好ましい。pが1以上の場合、殺虫性能及び(A)成分の製造容易性の観点から、R1a及びR2aの少なくとも一方がアシル基であることが好ましく、R1aとR2aとがともにアシル基であることがより好ましい。
pは、殺虫性能の観点から、0以上、そして、10以下、好ましくは3以下、より好ましくは1以下である。pは、同様の観点から、更に好ましくは0又は1、より更に好ましくは1である。
(A)成分は、1種又は2種以上を用いることができ、具体的には、エチレングリコールジステアレート、パルミチン酸パルミチル、ステアリン酸ステアリル、ジステアリルエーテル、及びトリエチレングリコールジステアレート等が挙げられる。(A)成分は、これらの中でも、殺虫性能の観点から、エチレングリコールジステアレート、パルミチン酸パルミチル、ステアリン酸ステアリル、及びジステアリルエーテルから選ばれる1種以上が好ましく、エチレングリコールジステアレート及びステアリン酸ステアリルから選ばれる1種以上がより好ましく、エチレングリコールジステアレートが更に好ましい。
本発明の殺虫剤組成物は、(A)成分を粒子として含有する。(A)成分の粒子は、固体の粒子又は液体の粒子であってよく、固体の粒子が好ましい。(A)成分の粒子の平均粒径は、製造容易性の観点から、好ましくは1.0μm以上、より好ましくは2.0μm以上、更に好ましくは2.5μm以上、更に好ましくは4.5μm以上、そして、殺虫性能の観点から、好ましくは50μm以下、より好ましくは40μm以下、更に好ましくは25μm以下、更に好ましくは20μm以下、更に好ましくは12μm以下、更に好ましくは8.0μm以下である。
(A)成分の粒子の平均粒径は、レーザー回析式粒度分布装置(HORIBA社製「LA−960」)を用いて、以下の条件で測定し、得られる体積基準のメディアン径(以下、D50ともいう)を平均粒径とする。
<装置条件>
(試料)
LD実数項:1.46
LD虚数項:0
LED実数項:1.46
LED虚数項:0
(分散媒)
LD実数項:1.333
LED実数項:1.333
(測定液)
超音波:OFF
撹拌:5
循環:5
<分散媒>
イオン交換水
<試料量>
以下の透過率の範囲となる量
透過率(R):70〜90%
透過率(B):80〜90%
本発明の殺虫剤組成物は、(A)成分を、殺虫性能の観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、組成物の取扱い容易性の観点から、好ましくは50質量%以下、より好ましくは40質量%以下、更に好ましくは30質量%以下含有する。
本発明の殺虫剤組成物は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、(B)成分として、(A)成分以外の界面活性剤を含有することが好ましい。
(B)成分としては、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテル、グリコシド型非イオン界面活性剤(アルキルグリコシド等)、脂肪酸アルカノールアミド、ソルビタン系非イオン界面活性剤、アルキルモノグリセリルエーテル、脂肪酸グリセリンモノエステル、蔗糖脂肪酸エステル、及びアミンオキサイドから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が挙げられ、これらの中でも、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、脂肪酸アルカノールアミド、及びポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が好ましい。
脂肪酸アルカノールアミドとしては、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、脂肪酸モノエタノールアミド、及び脂肪酸ジエタノールアミドから選ばれる1種以上が好ましく、飽和脂肪酸ジエタノールアミドが好ましい。脂肪酸アルカノールアミドの脂肪酸部分(アシル基)の炭素数は、好ましくは8以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下、そして、更に好ましくは12である。前記アシル基は、好ましくは直鎖である。
ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルのアルキル基の炭素数は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくは8以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下、そして、更に好ましくは12である。前記アルキル基は、好ましくは直鎖である。
ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルのオキシアルキレン基の平均付加モル数は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくは2以上、より好ましくは3以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは6以下である。
オキシアルキレン基は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくはオキシエチレン基である。
陰イオン界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる1種以上が挙げられ、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。
陰イオン界面活性剤の塩は、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、アンモニウム塩などが挙げられ、アルカリ金属塩が好ましい。
アルキル硫酸塩及びポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩のアルキル基の炭素数は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくは8以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下、そして、更に好ましくは12である。前記アルキル基は、好ましくは直鎖である。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩のオキシエチレン基の平均付加モル数は、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくは2以上、そして、好ましくは4以下、より好ましくは3以下である。
両性界面活性剤としては、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、及びアルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−プロピルスルホベタイン等から選ばれる1種以上が挙げられる。
(B)成分としては、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、非イオン界面活性剤、及び陰イオン界面活性剤から選ばれる1種以上が好ましく、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテル、及びポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩から選ばれる1種以上がより好ましく、脂肪酸アルカノールアミド及びポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルから選ばれる1種以上が更に好ましく、脂肪酸アルカノールアミドがより更に好ましい。
本発明の殺虫剤組成物は、(B)成分を、(A)成分の粒子径制御による殺虫性能向上の観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上、更に好ましくは3質量%以上、そして、取扱い容易性及び植物への薬害の抑制の観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは12質量%以下、更に好ましくは8質量%以下含有する。
本発明の殺虫剤組成物において、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量との質量比(B)/(A)は、殺虫性能及び(A)成分の粒径の制御の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、更に好ましくは0.25以上、そして、取扱い容易性及び薬害の抑制の観点から、好ましくは1.5以下、より好ましくは1.0以下、更に好ましくは0.8以下、更に好ましくは0.4以下である。
本発明の殺虫剤組成物は、殺虫性能及び組成物の取扱い容易性の観点から、液体組成物であっても良い。そして、水を含有する液体組成物であることが好ましい。本発明の殺虫剤組成物は、水を、殺虫性能及び組成物の取扱い容易性の観点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは50質量%以上、そして、殺虫性能の観点から、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下含有する。
水としては、本発明の殺虫剤組成物の効果を阻害しない範囲で、水道水、蒸留水、脱イオン水などを使用することができ、安定性の観点から、好ましくは脱イオン水である。
本発明の殺虫剤組成物が液体組成物である場合、本発明の殺虫剤組成物のB型粘度計によって測定される23℃における粘度は、組成物の安定性の観点から、好ましくは5mPa・s以上、より好ましくは10mPa・s以上、更に好ましくは20mPa・s以上、そして、組成物の取扱い容易性の観点から、好ましくは60,000mPa・s以下、より好ましくは1,000mPa・s以下、更に好ましくは100mPa・s以下である。
本発明の殺虫剤組成物が水を含有する場合、本発明の殺虫剤組成物の23℃におけるpHは、取扱い容易性及び薬害の抑制の観点から、好ましくは5以上、より好ましくは8以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは9以下である。
本発明の殺虫剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲内において、任意に、(A)成分、(B)成分、及び水以外の成分、例えば、酸化防止剤、防腐剤、誤食防止剤、及び着色剤等を含有してもよい。
本発明の殺虫剤組成物は、既存の殺虫剤の農薬原体として知られる化合物を用いなくとも殺虫効果を有することができる。すなわち本発明の殺虫剤組成物は、既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)の含有量が低濃度でもよく、また含有していなくてもよい。
既存の殺虫剤の農薬原体として知られる化合物としては、例えば、除虫菊エキス、天然ピレトリン、プラレトリン、イミプロトリン、フタルスリン、アレスリン、ビフェントリン、レスメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、サイパーメスリン、エトフェンプロックス、シフルスリン、デルタメスリン、ビフェントリン、フェンバレレート、フェンプロパトリン、エムペンスリン、シラフルオフェン、トランスフルトリン、メトフルトリン、プロフルトリン等のピレスロイド系殺虫剤;フェニトロチオン、ダイアジノン、マラソン、ピリダフェンチオン、プロチオホス、ホキシム、クロルピリホス、ジクロルボス等の有機リン系殺虫剤;カルバリル、プロポクスル、メソミル、チオジカルブ等のカーバメート系殺虫剤;メトキサジアゾン等のオキサジアゾール系殺虫剤;フィプロニル等のフェニルピラゾール系殺虫剤;アミドフルメト等のスルホンアミド系殺虫剤;ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム等のネオニコチノイド系殺虫剤;クロルフェナピル等のピロール系殺虫剤が挙げられる。
本発明の殺虫剤組成物において、既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)の含有量が、環境負荷の低減及び安全性の観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下であり、また0質量%であってもよい。また本発明の殺虫剤組成物において、既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)の含有量と(A)成分の含有量との質量比((既存の殺虫剤の農薬原体)/(A))は、環境負荷の低減及び安全性の観点から、好ましくは1以下、より好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.1以下、より更に好ましくは0.05以下、より更に好ましくは0.01以下、より更に好ましくは0.001以下であり、0であってもよい。既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)としては、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、オキサジアゾール系殺虫剤、フェニルピラゾール系殺虫剤、スルホンアミド系殺虫剤、ネオニコチノイド系殺虫剤、及びピロール系殺虫剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
本発明の殺虫剤組成物は、(A)成分を粒子として、殺虫剤組成物中に含有する。本発明の殺虫剤組成物は、粉末状もしくは液状の態様のどちらでもよく、殺虫性能を効果的に発現させる観点から、(A)成分の粒子を含有する分散液とする態様が好ましい。本発明の殺虫剤組成物を、(A)成分の粒子を含有する分散液として調製する方法は、例えば、(A)成分と、任意である(B)成分と、水とを配合して、溶融混合させた後に冷却して、(A)成分を晶析させて分散粒子を得ることによって調製することができる。すなわち本発明の殺虫剤組成物の製造方法は、(A)成分と、(B)成分と、水とを配合し、溶融混合させた後に冷却して、(A)成分を晶析させて分散粒子を得る、製造方法とすることが好適である。より詳細には、特開2010−53037の段落0048〜0058、0084、及び特開2002−348212の段落0022、0025に記載の調製方法を用いることにより得ることができる。
(A)成分の配合量、(B)成分の配合量及び(B)/(A)の好適態様は、上述した殺虫剤組成物の含有量と、それぞれ同様である。
〔害虫の駆除方法〕
本発明の害虫の駆除方法は、(A)成分の粒子を害虫に適用する、害虫の駆除方法である。(A)成分の粒子を害虫に適用するとは、(A)成分の粒子を害虫に接触させることであり、好ましくは(A)成分の粒子を害虫に付着させることである。(A)成分の粒子を害虫に適用させる方法としては、(A)成分の粒子を含む粉末として害虫に適用させる方法や、(A)成分の粒子を含む分散液を害虫に適用させる方法が挙げられる。
本発明の害虫の駆除方法は、(A)成分の粒子を含む分散液を害虫に適用させる場合、殺虫性能を効果的に発現させる観点から、本発明の(A)成分の粒子を含む殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液を害虫に適用する方法が好ましい。本発明の殺虫剤散布液を害虫に適用する方法は、特に限定されないが、本発明の殺虫剤組成物の効果を有効に発揮させる観点から、前記殺虫剤散布液を害虫、又は害虫が存在若しくは存在する可能性のある植物の葉面、茎、果実等の植物体に直接散布する方法が好ましく、前記殺虫剤散布液を害虫に散布する方法がより好ましい。
本発明の対象となる害虫としては、例えば、バッタ、ウンカ、ミバエ、メイガ、カメムシ、アブラムシ、カイガラムシ、アザミウマ、ハダニ、フシダニ、ウリハムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、シラミ、コナジラミ等が挙げられる。これらのうち、殺虫性能の効果をより顕著に発現させる観点から、アブラムシ、アザミウマ、ハダニ、コナジラミ、及びヨトウムシからなる群から選ばれる1種以上が好ましく、アブラムシ、アザミウマ、ハダニ、及びコナジラミからなる群から選ばれる1種以上がより好ましく、アザミウマが更に好ましい。
本発明の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液を害虫に適用する方法において、本発明の殺虫剤組成物を、前記殺虫剤散布液中の(A)成分の含有量が、殺虫性能の観点から、好ましくは500ppm以上、より好ましくは1,000ppm以上、更に好ましくは5,000ppm以上、そして、取扱い容易性及び植物への薬害性の観点から、好ましくは20,000ppm以下、より好ましくは15,000ppm以下、更に好ましくは10,000ppm以下となるように分散媒で希釈して用いられる。分散媒としては、水が好ましい。
本発明の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液を害虫に適用する方法において、前記殺虫剤散布液を、植物体に散布する場合、殺虫性能の観点から、好ましくは500L/ha以上、より好ましくは1,000L/ha以上、更に好ましくは2,000L/ha以上、そして、経済性の観点から、好ましくは10,000L/ha以下、より好ましくは8,000L/ha以下、より好ましくは5,000L/ha以下の割合で散布する。
また単位面積あたりの(A)成分の散布量は、殺虫性能の観点から、好ましくは250g/ha以上、より好ましくは1,000g/ha以上、更に好ましくは10,000g/ha以上、そして、経済性及び取扱い容易性の観点から、好ましくは200,000g/ha以下、より好ましくは120,000g/ha以下、更に好ましくは50,000g/ha以下の範囲である。この範囲となるように前記散布液を用いることが好ましい。
本発明の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液は、既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)を含有させるか、またはそれを含有する既存の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液と併用して害虫に適用してもよい。より詳細には、本発明の殺虫剤組成物、及び既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)を含有する既存の殺虫剤組成物からそれぞれ調製した各散布液を害虫に適用する方法や、本発明の殺虫剤組成物、及び既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)を含有する殺虫剤組成物からそれぞれ調製した各散布液を混合した殺虫剤散布液を害虫に適用する方法が挙げられる。また本発明の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液に既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)を含有させた殺虫剤散布液を害虫に適用する方法であってもよい。これらの方法を用いることにより、(A)成分と併用せずに既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)を単独で用いた場合よりも、既存の殺虫剤の農薬原体((A)成分を除く)の使用量を増やさずに殺虫効果を高めることができる。
下記配合成分を用いて、表1に示す殺虫剤組成物を調製し、以下の項目について評価を行った。結果を表1に示す。表1の殺虫剤組成物は、以下のように調製した。適量のイオン交換水に(A)成分、(A’)成分、(B)成分を表中の配合量で添加し、80℃で混合して溶解させた。次いで、撹拌しながら液温が25℃になるまで冷却することによって、晶析させて(A)成分の粒子を得た。なお、表1中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。また表1中、(A’)成分は、便宜上、(A)成分の欄に記載した。
<配合成分>
(A)成分
・A1:エチレングリコールジステアレート、一般式(a1)中、R1a及びR2aが炭素数18の直鎖アルカノイル基、R3aがエチレン基、pが1である化合物
・A2:パルミチン酸パルミチル、一般式(a1)中、R1aが炭素数16の直鎖アルカノイル基、R2aが炭素数16の直鎖アルキル基、pが0である化合物
・A3:ステアリン酸ステアリル、一般式(a1)中、R1aが炭素数18の直鎖アルカノイル基、R2aが炭素数18の直鎖アルキル基、pが0である化合物
・A4:ジステアリルエーテル、一般式(a1)中、R1a及びR2aが炭素数18の直鎖アルキル基、pが0である化合物
(A’)成分((A)成分の比較成分)
・A’1:二酸化ケイ素,AGCエスアイテック(株)製、「サンスフェア L−51」
(B)成分
・B1:ラウリン酸ジエタノールアミド,脂肪酸部分の炭素数が12である脂肪酸ジエタノールアミド
・B2:ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム,アルキル基の炭素数が12であり、オキシエチレン基の平均付加モル数が2であるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸のナトリウム塩
・B3:ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル,アルキル基の炭素数が12であり、オキシエチレン基の平均付加モル数が4であるポリオキシエチレンアルキルエーテル
[(A)成分の粒子の平均粒径]
調製した各殺虫剤組成物を、レーザー回析式粒度分布装置(HORIBA社製「LA−960」)を用いて、以下の条件で測定し、得られる体積基準のメディアン径(以下、D50ともいう)を平均粒径とした。
<装置条件>
(試料)
LD実数項(試料):1.46
LD虚数項(試料):0
LED実数項(試料):1.46
LED虚数項(試料):0
(分散媒)
LD実数項(分散媒):1.333
LED実数項(分散媒):1.333
(測定液)
超音波:OFF
撹拌:5
循環:5
<分散媒>
イオン交換水
<試料量>
以下の透過率の範囲となる量
透過率(R):70〜90%
透過率(B):80〜90%
結果を表1に示す。なお表1中、比較例1は(A’)成分の粒子の平均粒径を測定した結果であり、比較例2、3については粒子を含む分散液が得られなかったため測定せず、「−」と表記した。
[殺虫試験]
調製した各殺虫剤組成物を、水で40倍(質量比)に希釈して、各殺虫剤散布液を調製した。ミカンキイロアザミウマ(住化テクノサービス株式会社製、2齢程度)を5〜20頭載せた大豆葉に、調製した各殺虫剤散布液を、前記大豆葉に対し100cmあたり2.0mL散布し、人工気象機に保管し、気温を23℃、湿度60%RHに保った。24時間後の生存虫頭数を目視で測定し、以下の式より殺虫率を算出した。なお、試験は調製した殺虫剤散布液ごとに殺虫率を求める試験を3回同条件で繰り返し行い、その3回の殺虫率の平均値を表1に示した。
殺虫率(%)=[1−(生存虫頭数/試験に供した虫頭数)]×100
Figure 2020029439


Claims (7)

  1. 一般式(a1)で表される化合物(以下、(A)成分という)の粒子を含有する、殺虫剤組成物。
    1a−O−(R3aO)−R2a (a1)
    [式中、R1a及びR2aは、それぞれ独立に、炭素数12以上22以下の炭化水素基またはアシル基を示し、R3aは炭素数2以上10以下のアルカンジイル基を示し、pは0以上10以下の整数である。]
  2. (A)成分の粒子の平均粒径が、40μm以下である、請求項1記載の殺虫剤組成物。
  3. 分散液である、請求項1又は2記載の殺虫剤組成物。
  4. 更に、(A)成分以外の界面活性剤(以下、(B)成分という)を含有する、請求項1〜3の何れか1項記載の殺虫剤組成物。
  5. (A)成分の含有量と(B)成分の含有量との質量比(B)/(A)が、0.1以上20以下である、請求項4記載の殺虫剤組成物。
  6. 一般式(a1)で表される化合物の粒子を害虫に適用する、害虫の駆除方法。
    1a−O−(R3aO)−R2a (a1)
    [式中、R1a及びR2aは、それぞれ独立に、炭素数12以上22以下の炭化水素基またはアシル基を示し、R3aは炭素数2以上10以下のアルカンジイル基を示し、pは0以上10以下の整数である。]
  7. 請求項1〜5の何れか1項記載の殺虫剤組成物から調製した殺虫剤散布液を害虫に適用する害虫の駆除方法。

JP2018157212A 2018-08-24 2018-08-24 殺虫剤組成物 Active JP7156862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018157212A JP7156862B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 殺虫剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018157212A JP7156862B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 殺虫剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020029439A true JP2020029439A (ja) 2020-02-27
JP7156862B2 JP7156862B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=69623809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018157212A Active JP7156862B2 (ja) 2018-08-24 2018-08-24 殺虫剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7156862B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240602A (ja) * 1986-04-13 1987-10-21 Earth Chem Corp Ltd 害虫防除組成物および害虫防除方法
JP2009515912A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 ケミノバ エー エス アベルメクチン類の水中油型製剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240602A (ja) * 1986-04-13 1987-10-21 Earth Chem Corp Ltd 害虫防除組成物および害虫防除方法
JP2009515912A (ja) * 2005-11-18 2009-04-16 ケミノバ エー エス アベルメクチン類の水中油型製剤

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
上島 俊治 ほか: "微粉剤の少量塗布による施設園芸病害虫防除法に関する研究", 日本農薬学会誌, vol. 第1巻、第2号, JPN6022032421, May 1976 (1976-05-01), pages 123 - 130, ISSN: 0004849213 *
藤本 昌彦 ほか: "Binapacrylの粒度とミカンハダニに対する効果", 日本農薬学会誌, vol. 第6巻、第3号, JPN6022032420, August 1981 (1981-08-01), pages 301 - 306, ISSN: 0004849214 *
鈴木敏幸: "乳化の基礎", 色材, vol. 77(10), JPN6022007847, 2004, pages 462 - 469, ISSN: 0004849215 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7156862B2 (ja) 2022-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101353121B1 (ko) 바이펜트린 및 강화된 사이퍼메트린의 제형
KR101397865B1 (ko) 라멜라 결정체 코팅으로 코팅된 오일 구상체 기재의 수중유 에멀젼을 포함하는 농업용 조성물
JP5701065B2 (ja) メプチルジノカップを含有する安定化された水中油型エマルション
DE60006159T2 (de) Schädlingsbekämpfungsmittel, das hydrophobes, aerogel aufweisendes siliciumdioxid enthält
JP5881724B2 (ja) イソアミルアルコール誘導体のアルコキシ化生成物を含むバイオサイド組成物
RU2526284C2 (ru) Стабилизированные эмульсии масло-в-воде, включающие активные с точки зрения сельского хозяйства ингредиенты, и способы их применения в качестве пестицидов
AT399082B (de) Transparente insektizid-emulsion
BR112012028559B1 (pt) Composições biocidas, e, uso de ésteres de diglicerol etoxilados de ácidos graxos insaturados
JPS601101A (ja) 水性懸濁農薬製剤
BR112018007795B1 (pt) Composição pesticida líquida, método para formação de uma composição pesticida líquida, e, emulsão agrícola
US6201017B1 (en) Ectoparasite controlling agent for animals
CN112056321A (zh) 一种含氟吡呋喃酮的卫生杀虫组合物及其应用
JP2020029439A (ja) 殺虫剤組成物
JP2012530736A (ja) 殺生物組成物(iii)
JP7432635B2 (ja) 飛翔害虫駆除用組成物
CN112056322A (zh) 一种含有氯烯炔菊酯的卫生杀虫组合物及其应用
JPS58128301A (ja) 安定な水性懸濁農薬およびその製造方法
JP5735335B2 (ja) 殺虫剤の殺虫効力増強剤
JP2005089446A (ja) 屋内塵性ダニ忌避剤
KR0126632B1 (ko) 분무식 살충제 조성물
KR20120037390A (ko) 비수성 농업용 조성물
JP7017725B2 (ja) 害虫駆除組成物
JP2021116304A (ja) 害虫忌避剤及び害虫忌避成分の感触を改善する方法
JP2022132908A (ja) 除草剤組成物
JP2023032414A (ja) 除草剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221006

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7156862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151