JP2020026368A - ガラス基板切断装置及びガラス基板切断方法 - Google Patents

ガラス基板切断装置及びガラス基板切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一表面に保護膜が形成されたガラス基板を切断可能なガラス基板切断装置及び表示装置の製造方法を提供する。【解決手段】保護膜が形成されたガラス基板の一方の面を向く第1のローラと、前記ガラス基板の前記一方の面を向き、前記保護膜を切断するための第1の刃と、前記保護膜が形成されない前記ガラス基板の他方の面を向く第2のローラと、前記ガラス基板の前記他方の面を向き、前記ガラス基板をスクライブするための第2の刃と、を備え、前記第1のローラは、前記第2のローラ又は前記第2の刃と対向しながら移動し、前記第2のローラは、前記第1の刃と対向しながら移動する、ことを特徴とするガラス基板切断装置。【選択図】図9

Description

本発明は、表示装置等のガラス基板を切断するガラス基板切断装置及びガラス基板切断方法に関する。
液晶表示装置や有機EL表示装置(OLED:Organic Electroluminescence Display)をはじめとする平面表示装置は、各種コンピュータや携帯用端末装置等のための画像表示装置として広く用いられている。これら平面表示装置は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)等を有する薄膜を利用した表示装置が用いられており、更なる小型化、薄型化が求められている。
該薄膜は、表示装置の製造工程において、通常ガラス基板上に形成される。該製造工程では、1つの大型ガラス基板上に複数の製品分の薄膜を同時に成膜し、その後、該大型ガラス基板を切断することが多い。これは、1製品サイズのガラス基板上に該一連の薄膜を成膜する方法よりも、効率的な製造が可能となるためである。
また、大型ガラス基板上に一連の薄膜を成膜する途中においても、製造ラインの都合により、該大型ガラス基板を切断して複数のより小さいガラス基板に分割することもある。
特許文献1には、ガラス基板にスクライブラインを入れてエッチングすることにより、薄型化と同時に該ガラス基板を切断する方法が開示されている。
特開2009−047875号公報
上述の大型ガラス基板として一表面に保護膜が形成されたガラス基板を用いる場合、一般的にはガラス基板を切断する装置とは別に、保護膜を切断する装置を導入する必要がある。つまり、ガラス基板切断装置が保護膜を切断する構成を有していないため、一表面に保護膜が形成されたガラス基板の切断ができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、一表面に保護膜が形成されたガラス基板を切断可能なガラス基板切断装置及びガラス基板切断方法を提供することにある。
本発明の一実施形態は、保護膜が形成されたガラス基板の一方の面を向く第1のローラと、前記ガラス基板の前記一方の面を向き、前記保護膜を切断するための第1の刃と、前記保護膜が形成されない前記ガラス基板の他方の面を向く第2のローラと、前記ガラス基板の前記他方の面を向き、前記ガラス基板をスクライブするための第2の刃と、を備え、前記第1のローラは、前記第2のローラ又は前記第2の刃と対向しながら移動し、前記第2のローラは、前記第1の刃と対向しながら移動する、ことを特徴とするガラス基板切断装置である。
本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置の概略図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、第1のヘッドと第2のヘッド及び一表面に保護膜を形成したマザーガラス基板の位置関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、第1の状態を示す図である。 本発明の第1の状態における、第1の刃及び第2のローラとマザーガラス基板の配置関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、第2の状態を示す図である。 本発明の第2の状態における、第2の刃及び第1のローラとマザーガラス基板の配置関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、第3の状態を示す図である。 本発明の第3の状態における、第1のローラ及び第2のローラとマザーガラス基板の配置関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、ガラス基板切断工程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、保護膜切断処理の工程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、ガラス基板スクライブ処理の工程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置における、ガラス基板分断処理の工程を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物との位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上又は直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
図1は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1の概略図である。ガラス基板切断装置1は、大型ガラス基板であるマザーガラス基板100を切断するための処理を行う装置である。なお図1では、マザーガラス基板100の図示を省略している。ガラス基板切断装置1は、第1のヘッド10、第1のレール15、第2のヘッド20、第2のレール25及び第3のレール対30を有する。
第1のヘッド10は第1のレール15と接続している。そして、第1のヘッド10は、この第1のレール15が有する軌道に従って、図1に示すX方向への移動を行う。第2のヘッド20は第2のレール25と接続している。そして、第2のヘッド20は、この第2のレール25が有する軌道に従って、図1に示すX方向への移動を行う。
第1のレール15の両端部及び第2のレール25の両端部は、それぞれ第3のレール対30と接続する。そして、第1のレール15及び第2のレール25は、この第3のレール対30が有する軌道に従って、図1に示すY方向への移動を行う。つまり、第1のヘッド10及び第2のヘッド20のY方向への移動は、第3のレール対30が有する軌道に従って行われる。
ガラス基板切断装置1は、図示しないが、さらに、第1のヘッド10又は第2のヘッド20のいずれか少なくとも一方を駆動するアクチュエータを有する。このアクチュエータは、後述する第1乃至第3の状態における処理で、第1のヘッド10及び第2のヘッド20それぞれに取り付けられる刃やローラの位置又は圧力を制御する。
図2は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、第1のヘッド10と第2のヘッド20及び一表面に保護膜110を形成したマザーガラス基板100の位置関係を示す図である。
マザーガラス基板100の一表面上には、保護膜110が形成される。保護膜110は、マザーガラス基板100一表面の直上に設けられてもよい。又は、マザーガラス基板100と保護膜110との間に、TFT(Thin Film Transistor)基板や表示素子などを有する薄膜が設けられてもよい。この場合、保護膜110は、TFT基板などガラス基板上に積層した薄膜を保護する役割を担う。対して、マザーガラス基板100のもう一方の表面はガラス面である。
第1のヘッド10は、マザーガラス基板100の一表面に形成される保護膜110の側にある。また、第2のヘッド20は、上述の保護膜110側とは反対側にある。つまり、第1のヘッド10が存在する側とは反対の側に第2のヘッド20が存在する。
第1のヘッド10には、第1の刃11と第1のローラ12が取り付けられ、第2のヘッド20には、第2の刃21と第2のローラ22が取り付けられる。
第1の刃11は、保護膜110を切断するため刃であって、第1のヘッド10の一方の先端部分に取り付けられる。
第1の刃11は、回転刃(ロータリカッター)状であることが好ましい。具体的には、ハブブレードや外形が環状のワッシャ型ブレードなどが挙げられる。ハブブレードの場合、円盤状に形成された基台と、基台の外周部に固定した切り刃とを備える。切り刃は、鋭角に尖った形状をしており、図6及び8で示すように、断面形状がV字状となる。その上で、第1の刃11の切り刃の角度(図4に示すθ)は、15度から45度の範囲で設定されることが好ましく、30度近傍の角度に設定されたものを使用することがさらに好ましい。また、第1の刃11の切り刃は、通常の光学フィルム等の切断に用いられる材質から成る刃であれば特に限定されるものではない。例えば、鉄、鉄合金、鋼、ステンレス鋼のような金属製や、窒化チタン、炭化チタン、炭化タングステンやセラミック製等が挙げられ、それらにダイヤモンドライクカーボン等などの表面処理を施したもの等が挙げられる。
第2の刃21は、マザーガラス基板100をスクライブするための刃であって、第2のヘッド20の一方の先端部分に取り付けられる。
第2の刃21も、第1の刃11と同様に、回転刃(ロータリカッター)状であることが好ましい。具体的には、ハブブレードや外形が環状のワッシャ型ブレードなどが挙げられる。ハブブレードの場合、円盤状に形成された基台と、基台の外周部に固定した切り刃とを備える。切り刃は、鈍角に尖った形状をしており、図6で示すように、断面形状がV字状となる。その上で、第2の刃21の切り刃の角度(図6に示すθ)は、105度から135度の範囲で設定されることが好ましく、120度近傍の角度に設定されたものを使用することがさらに好ましい。また、第2の刃21の切り刃は、通常のガラス切断やスクライブ処理に用いられる材質から成る刃であれば特に限定されるものではない。例えば、超硬合金や焼結ダイヤモンド(PCD:Poly Crystalline Diamond)等が挙げられる。
第1のローラ12は、後述する第1の状態において、対となって使用される第2の刃21による加工の際、第2の刃21とは反対側からマザーガラス基板100を支持する。第2のローラ22は、後述する第2の状態において、対となって使用される第1の刃11による加工の際、第1の刃11とは反対側からマザーガラス基板100を支持する。また、第1のローラ12及び第2のローラ22は、後述する第3の状態において、マザーガラス基板100の分断処理を行う。
第1のローラ12及び第2のローラ22は、剛体からなる。例えば、本実施形態における第1のローラ12及び第2のローラ22は金属からなる。
以下、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1によるガラス基板切断工程について説明する。なお、第1の状態における処理工程については図3及び4、第2の状態における処理工程については図5及び6、第3の処理における処理工程については、図7及び8を参照する。
図3は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、第1の状態を示す図である。図4は、本発明の第1の状態における、第1の刃11及び第2のローラ22とマザーガラス基板100の配置関係を示す図である。
第1の状態とは、第1の刃11と第2のローラ22とが対向する状態である。この第1の状態では、保護膜切断処理が行われる。この保護膜切断処理は、マザーガラス基板100の一表面に形成される保護膜110を、第1の刃11が予定された切断線に沿って切断する処理である。
第1の状態では、第1の刃11及び第2のローラ22が使用モードに設定される。使用モードに設定されると、第1の刃11の台座及び第2のローラ22の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。これにより、第1の状態において、第1のローラ12は保護膜110の表面と接さず、また第2の刃21はマザーガラス基板100の表面と接さない。
その後、保護膜110を切断する際は、第1の刃11及び第2のローラ22を設定する一方向に動かすことで行われる。具体的に、図3の場合は第1の刃11及び第2のローラ22が右から左へと移動する。この切断処理時に第1の刃11が保護膜110の切断を行う。また、第2のローラ22は、第1の刃11の直下にあるよう同時に移動し、必要に応じてマザーガラス基板100を支持する。
第1の状態における保護膜切断処理は、1回又は設定された複数回行われることで、完全に保護膜110が切断されたことを確認した後に完了とする。この時の確認は、画像認識装置などがカメラで撮影した画像の解析によるものでもよく、又は作業者が目視で行ってもよい。
なお、第1の刃11は図2で示すように、回転軸50から延びる水平軸60の先端部分に取り付けられる。この水平軸60は、キャスター効果によって保護膜110の切断線を一直線上とするため、予定された切断線と並行するように設けられる。
この第1の状態では、第1の刃11について、アクチュエータが図1及び4に示すZ軸方向の制御を行う。
第1の状態でのZ軸方向の制御とは、第1の刃11の移動により保護膜110を切断する際の圧力の制御である。具体的には、第1の刃11の刃先から保護膜110にかける圧力を、アクチュエータが図1及び4に示すZ軸方向で制御する。
またアクチュエータは、マザーガラス基板100を適宜支持するため、必要に応じて第2のローラ22についても図1及び4に示すZ軸方向の制御を行う。
図5は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、第2の状態を示す図である。図6は、本発明の第2の状態における、第2の刃21及び第1のローラ12とマザーガラス基板100の配置関係を示す図である。
第2の状態とは、第2の刃21と第1のローラ12とが対向する状態である。この第2の状態では、ガラス基板スクライブ処理が行われる。このガラス基板スクライブ処理は、保護膜110が形成されないマザーガラス基板100の他方の面を、第2の刃21がスクライブする処理である。
第2の状態では、第2の刃21及び第1のローラ12が使用モードに設定される。使用モードに設定されると、第2の刃21の台座及び第1のローラ12の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。これにより、第2の状態において、第1の刃11は保護膜110の表面と接さず、また第2のローラ22はマザーガラス基板100の表面と接さない。
その後、マザーガラス基板100をスクライブする際は、第2の刃21及び第1のローラ12を設定する一方向に動かすことで行われる。具体的に、図5の場合は第2の刃21及び第1のローラ12が右から左へと移動する。このスクライブ処理時に第2の刃21がマザーガラス基板100のスクライブを行う。スクライブによる線は、図6で示す一点鎖線のように、Z軸方向から見ると保護膜110の切断線と重複する。また、第1のローラ12は、第2の刃21の直上にあるよう移動し、必要に応じてマザーガラス基板100を支持する。これにより、より確実に第2の刃21によるスクライブ処理が行われる。
第2の状態におけるガラス基板スクライブ処理は、設定された複数回行われることで、スクライブを行った箇所のガラスの厚さが所定の厚さよりも薄くなったことを確認した後に完了とする。この時の確認は、画像認識装置などがカメラで撮影した画像の解析によるものでもよく、又は作業者が目視で行ってもよい。
なお、第2の刃21も第1の刃11と同様に、回転軸50から延びる水平軸60の先端部分に取り付けられる。この水平軸60は、キャスター効果によってマザーガラス基板100のスクライブ線を一直線上とするため、予定されたスクライブ線と並行するように設けられる。
この第2の状態では、第2の刃21について、アクチュエータが図1及び6に示すZ軸方向の制御を行う。
第2の状態でのZ軸方向の制御とは、第2の刃21の移動によりマザーガラス基板100のスクライブする際の圧力の制御である。具体的には、第2の刃21の刃先からマザーガラス基板100にかかる圧力を、アクチュエータが図1及び6に示すZ軸方向で制御する。
またアクチュエータは、マザーガラス基板100を適宜支持するため、必要に応じて第1のローラ12についても図1及び6に示すZ軸方向の制御を行う。
図7は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、第3の状態を示す図である。図8は、本発明の第3の状態における、第1のローラ12及び第2のローラ22とマザーガラス基板100の配置関係を示す図である。
第3の状態とは、第1のローラ12と第2のローラ22とが対向する状態である。この第3の状態では、ガラス基板分断処理が行われる。このガラス基板分断処理は、マザーガラス基板100のうち、ガラス基板スクライブ処理によって薄くなった箇所へ、第1のローラ12による圧力を加え、マザーガラス基板100を分断(切断)する処理である。
第3の状態では、第1のローラ12及び第2のローラ22が使用モードに設定される。使用モードに設定されると、第1のローラ12の台座及び第2のローラ22の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。これにより、第3の状態において、第1の刃11は保護膜110の表面と接さず、また第2の刃21はマザーガラス基板100の表面と接さない。
その後、マザーガラス基板100を分断する際は、第1のローラ12及び第2のローラ22を設定する一方向に動かすことで行われる。具体的に、図7の場合は第1のローラ12及び第2のローラ22が右から左へと移動する。
第1のローラ12は、設定された所定の圧力を保護膜110の面へ加える。この際、マザーガラス基板100は、第1のローラ12から加えられた圧力により、スクライブされた箇所の近傍で撓みが生じる。そして、第2のローラ22は、撓んだマザーガラス基板100を支持するように、マザーガラス基板100のもう一方の表面と接する。この時、ガラス面は、接した第2のローラ22から加えられた圧力に対する反作用を受ける。その結果、マザーガラス基板100のうちスクライブによって薄くなった部分において、マザーガラス基板100の分断が起こる。
なお、第1のローラ12が保護膜110へ圧力を加える前の段階では、図8で示すように、第2のローラ22がマザーガラス基板100の表面とは接していない。
また、上述の構成以外に、第1のローラ12が保護膜110へ圧力を加える前の段階から第2のローラ22がマザーガラス基板100のもう一方の表面と接していてもよい。この場合、第1のローラ12が設定された所定の圧力を保護膜110の面へ加えると、第2のローラ22は、マザーガラス基板100に乗じた撓み分だけZ軸方向に沈み込む。その後、第2のローラ22は、分断時にマザーガラス基板100が落下しないように支持するようにしてもよい。
第3の状態におけるガラス基板分断処理は、1回又は設定された複数回行われることで、完全にマザーガラス基板100が分断されたことを確認した後に完了とする。ガラス基板分断処理を1回のみ行う場合は、第1のローラ12及び第2のローラ22の移動に伴って、既に加圧を行った箇所のマザーガラス基板100が完全に分断されているかを確認した上で、次の箇所へ第1のローラ12及び第2のローラ22を移動させる構成としてもよい。この時の確認は、画像認識装置などがカメラで撮影した画像の解析によるものでもよく、又は作業者が目視で行ってもよい。
この第3の状態では、第1のローラ12について、アクチュエータが図1及び8に示すZ軸方向の制御を行う。具体的には、分断前に行う第1のローラ12の位置合わせ時におけるZ軸方向の高さが、マザーガラス基板100の分断のために移動させる間も変化しないように制御する。
またアクチュエータは、マザーガラス基板100を適宜支持するため、必要に応じて第2のローラ22についても図1及び8に示すZ軸方向の制御を行う。
以上のように、一方の表面に保護膜110が形成されたマザーガラス基板100は、保護膜切断処理、ガラス基板スクライブ処理及びガラス基板分断処理を経て切断される。
図9は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、ガラス基板切断工程を示すフローチャートである。まず、該ガラス基板切断工程にて切断する、一方の表面に保護膜110が形成されたマザーガラス基板100を第1のヘッド10と第2のヘッド20との間にセットする(S0)。このマザーガラス基板100は、該ガラス基板切断工程により2つのガラス基板となるが、それぞれが切断後落下しないよう、図示しない別の装置によって支持される。これら2つのガラス基板を支持する装置は、例えば、クリップ状の金具や吸着盤などである。
S0で示すようにマザーガラス基板100をセットした後、保護膜切断処理を行う(S1)。保護膜切断処理後は、ガラス基板スクライブ処理を行う(S2)。ガラス基板スクライブ処理後は、ガラス基板分断処理を行う(S3)。ガラス基板分断処理によって切断された2つのガラス基板は、それぞれに次の工程で使用される装置へ運ばれる。
図10は、本発明の一実施形態に係るガラス基板切断装置1における、保護膜切断処理の工程を示すフローチャートである。切断するマザーガラス基板100をセット後、第1の刃11及び第2のローラ22を使用モードに設定する(S11)。これにより、第1の刃11の台座及び第2のローラ22の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。
次に、設定された保護膜110の切断開始位置と第1の刃11の刃先の位置とが合うように位置合わせを行う(S12)。この位置合わせは、ガラス基板切断装置1が有するアクチュエータによって自動的に行われてもよく、作業者によってマニュアル設定されてもよい。アクチュエータによって自動的に行われる場合は、予め作業者がガラス基板切断装置1へ入力した、セットされたマザーガラス基板100の大きさや保護膜110が形成されている箇所等の情報に基づいて、第1の刃11の刃先について位置合わせが行われる。
S12後、第2のローラ22について、第1の刃11が設定された位置と対応するように位置合わせを行う(S13)。この位置合わせは、上述のS12により確定した座標を取得し、ガラス基板切断装置1が有するアクチュエータが該座標に基づいて、自動的に第2のローラ22の位置を決定してもよい。又は、作業者によって、第2のローラ22の位置がマニュアル設定されてもよい。
その後、S12とS13における位置合わせが正常に行われているかを判定する(S14)。設定された位置に第1の刃11又は第2のローラ22もしくはその両方が位置していないと判定された場合(S14:No)は再度S12に戻り、第1の刃11、第2のローラ22の順に位置合わせを行う。
設定された位置に第1の刃11及び第2のローラ22が位置している場合(S14:Yes)は、保護膜110を切断する(S15)。保護膜110の切断が終わると、第1の刃11及び第2のローラ22に設定されていた使用モードを終了する(S16)。これにより、使用モードの位置にあった第1の刃11及び第2のローラ22が通常の位置に戻る。このようにして、保護膜切断処理が行われる。
図11は、本発明の一実施形態に係る表示装置の製造装置における、ガラス基板スクライブ処理の工程を示すフローチャートである。保護膜切断処理を完了した後、第2の刃21及び第1のローラ12を使用モードに設定する(S21)。これにより、第2の刃21の台座及び第1のローラ12の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。
次に、設定されたマザーガラス基板100のスクライブ開始位置と第2の刃21の刃先の位置とが合うように位置合わせを行う(S22)。この位置合わせは、ガラス基板切断装置1が有するアクチュエータが保護膜110の切断線の位置を示す座標などの情報に基づいて自動的に行うものであってもよく、作業者によってマニュアル設定されるものであってもよい。
S22後、第1のローラ12について、第2の刃21が設定された位置と対応するように位置合わせを行う(S23)。この位置合わせは、上述のS22により確定した、第2の刃21の刃先の位置を示す座標を取得し、ガラス基板切断装置1が有するアクチュエータが該座標に基づいて、自動的に第1のローラ12の位置を決定してもよい。又は、作業者によって、第1のローラ12の位置がマニュアル設定されるものであってもよい。
その後、S22とS23における位置合わせが正常に行われているかを判定する(S24)。設定された位置に第2の刃21又は第1のローラ12もしくはその両方が位置していないと判定された場合(S24:No)は再度S22に戻り、第2の刃21、第1のローラ12の順に位置合わせを行う。
設定された位置に第2の刃21及び第1のローラ12が位置している場合(S24:Yes)は、マザーガラス基板100をスクライブする(S25)。マザーガラス基板100のスクライブが終わると、第2の刃21及び第1のローラ12に設定されていた使用モードを終了する(S26)。これにより、使用モードの位置にあった第2の刃21及び第1のローラ12が通常の位置に戻る。このようにして、ガラス基板スクライブ処理が行われる。
図12は、本発明の一実施形態に係る表示装置の製造装置における、ガラス基板分断処理の工程を示すフローチャートである。ガラス基板スクライブ処理を完了した後、第1のローラ12及び第2のローラ22を使用モードに設定する(S31)。これにより、第1のローラ12の台座及び第2のローラ22の台座が、通常時の位置から使用モードの位置までそれぞれせり出される。
次に、予め設定された、第1のローラ12によるマザーガラス基板100の加圧位置の位置合わせを行う(S32)。この位置合わせは、ガラス基板切断装置1が有するアクチュエータによって自動的に行われてもよく、作業者によってマニュアル設定されてもよい。アクチュエータによって自動的に行われる場合は、保護膜110の切断線の位置を示す座標及びマザーガラス基板100のスクライブ線を示す座標などの情報に基づいて、第1のローラ12の位置合わせが行われる。
S32後、第1のローラ12による圧力で撓んだマザーガラス基板100を支持するため、第2のローラ22について設定された位置への位置合わせを行う(S33)。この位置合わせは、上述のS32により確定した、第1のローラ12の位置を示す座標をガラス基板切断装置1が有するアクチュエータが取得し、該座標に基づいて第2のローラ22の位置を決定してもよい。又は、作業者によって第2のローラ22の位置がマニュアル設定されるものであってもよい。
その後、S32とS33における位置合わせが正常に行われているかを判定する(S34)。設定された位置に第1のローラ12又は第2のローラ22もしくはその両方が位置していないと判定された場合(S34:No)は再度S32に戻り、第1のローラ12、第2のローラ22の順に位置合わせを行う。
設定された位置に第1のローラ12及び第2のローラ22が位置している場合(S34:Yes)は、マザーガラス基板100を分断する(S35)。マザーガラス基板100の分断が終わると、第1のローラ12又は第2のローラ22に設定されていた使用モードを終了する(S36)。これにより、使用モードの位置にあった第1のローラ12又は第2のローラ22が通常の位置に戻る。このようにして、ガラス基板分断処理が行われる。
上述のガラス基板切断装置、及び該ガラス基板切断装置を用いたガラス基板切断方法により、一表面に保護膜が形成された大型のガラス基板についても、複数の装置を使用することなくガラス基板の切断が可能となる。なお、本実施形態では、保護膜を切断する構成を示したが、保護膜以外の膜をガラス基板上に形成してもよい。その場合、第1の刃は、該ガラス基板上に設けた該膜を切断可能な切り刃を有する構成とすればよい。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1 ガラス基板切断装置、10 第1のヘッド、11 第1の刃、12 第1のローラ、15 第1のレール、20 第2のヘッド、21 第2の刃、22 第2のローラ、25 第2のレール、30 第3のレール対、50 回転軸、60 水平軸、100 マザーガラス基板、110 保護膜。

Claims (4)

  1. 保護膜が形成されたガラス基板の一方の面を向く第1のローラと、
    前記ガラス基板の前記一方の面を向き、前記保護膜を切断するための第1の刃と、
    前記保護膜が形成されない前記ガラス基板の他方の面を向く第2のローラと、
    前記ガラス基板の前記他方の面を向き、前記ガラス基板をスクライブするための第2の刃と、を備え、
    前記第1のローラは、前記第2のローラ又は前記第2の刃と対向しながら移動し、
    前記第2のローラは、前記第1の刃と対向しながら移動する、
    ことを特徴とするガラス基板切断装置。
  2. 請求項1に記載のガラス基板切断装置において、
    前記第1の刃と前記第1のローラが取り付けられる第1のヘッドと、
    前記第2の刃と前記第2のローラが取り付けられる第2のヘッドと、
    前記第1の刃と前記第2のローラとが対向する第1の状態、前記第2の刃と第1のローラとが対向する第2の状態、又は前記第1のローラと前記第2のローラとが対向する第3の状態となるよう、前記第1のヘッド又は第2のヘッドのいずれか少なくとも一方を駆動する駆動手段と、
    をさらに備えることを特徴とするガラス基板切断装置。
  3. 請求項2に記載のガラス基板切断装置において、
    前記駆動手段は、前記第1の刃による前記保護膜の切断中、前記第1の刃が前記保護膜に加える圧力を制御する、
    ことを特徴とするガラス基板切断装置。
  4. 保護膜が形成されたガラス基板の一方の面を向く第1のローラと、
    前記ガラス基板の前記一方の面を向き、前記保護膜を切断するための第1の刃と、
    前記保護膜が形成されない前記ガラス基板の他方の面を向く第2のローラと、
    前記ガラス基板の前記他方の面を向き、前記ガラス基板をスクライブするための第2の刃と、を備えるガラス基板切断装置を用いるガラス基板切断方法であって、
    前記第1の刃と前記第2のローラとを対向させて、前記ガラス基板の前記一方の面の保護膜を切断線に沿って切断する工程と、
    前記第2の刃と前記第1のローラとを対向させて、前記ガラス基板の前記他方の面を前記切断線に沿ってスクライブする工程と、
    前記第1のローラと前記第2のローラとを対向させて、前記ガラス基板を前記切断線で分断する工程と、
    を含むことを特徴とするガラス基板切断方法。

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