JP2020025821A - ノズルホルダおよびクリーナ - Google Patents

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Junichi Iwagami
潤一 岩上
拓郎 小西
Takuo Konishi
拓郎 小西
直樹 三谷
Naoki Mitani
直樹 三谷
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Abstract

【課題】様々な形態のノズルを高い保持力で保持可能で、塑性変形を抑制したノズルホルダおよびクリーナを提供すること。【解決手段】クリーナの本体部の吸込口に着脱可能なパイプ部を保持するパイプ保持部61と、吸込口とパイプ部との少なくともどちらかに着脱可能なノズルを保持するノズル保持部62と、を備え、ノズル保持部62は、ノズルの差込部の外径に応じた内径を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、ノズルホルダおよびクリーナに関する。
モータによって吸込用ファンを回転させて、空気とともに塵埃を吸い込むクリーナに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−102846号公報
クリーナは、用途に応じて、例えば、床面の掃除に使用する床面ノズル、隙間の掃除に使用する隙間ノズル、または、ブラシ状のブラシノズルのような様々な形態のノズルが着脱可能である。このような様々な形態のノズルは、使用したいときにすぐに使用できるように、パイプ上に保持することが望ましい。また、クリーナの使用時に、パイプ上に保持したノズルが脱落しないように、確実に保持することが望ましい。さらに、ノズルの着脱を繰り返しても、塑性変形しにくいことが望ましい。
本発明の態様は、様々な形態のノズルを高い保持力で保持可能で、塑性変形を抑制したノズルホルダを提供することを目的とする。
本発明の態様に従えば、クリーナの本体部の吸込口に着脱可能なパイプ部を保持するパイプ保持部と、前記吸込口と前記パイプ部との少なくともどちらかに着脱可能なノズルを保持するノズル保持部と、を備え、前記ノズル保持部は、前記ノズルの差込部の外径に応じた内径を有する、ノズルホルダが提供される。
本発明の態様に従えば、モータによって空気とともに塵埃を吸込可能な吸込力を生じさせる本体部と、前記本体部の吸込口に着脱可能なパイプ部と、上記に記載のノズルホルダと、前記吸込口に配置され、前記吸込口に差し込まれた前記パイプ部の取り外しを規制するロック機構と、を備えるクリーナが提供される。
本発明の態様によれば、様々な形態のノズルを高い保持力で保持可能で、塑性変形を抑制したノズルホルダおよびクリーナが提供される。
図1は、第一実施形態に係るノズルホルダを取り付けたクリーナの一例を示す側面図である。 図2は、第一実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を示す斜視図である。 図3は、クリーナの本体部の吸込口の断面図である。 図4は、第一実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。 図5は、第一実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図6は、第一実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。 図7は、第二実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。 図8は、第二実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図9は、第二実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図10は、第二実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。 図11は、第三実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。 図12は、第三実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図13は、第三実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図14は、第三実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。 図15は、第四実施形態に係るノズルホルダの分解斜視図である。 図16は、第四実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図17は、第四実施形態に係るノズルホルダの正面図である。 図18は、第四実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。 図19は、従来のノズルホルダの正面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、または実質的に同一のものを含む。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
以下の説明においては、X軸方向を、「前後方向」とする。Y軸方向を、「左右方向」とする。Y軸方向とは、X軸方向に対して水平面内において直交する方向である。前後方向「前」側へ向かって、左手側が「左」、右手側が「右」である。Z軸方向を、「上下方向」とする。Z軸方向とは、X軸方向及びY軸方向に対して直交する方向である。
[第一実施形態]
図1、図2を参照して、クリーナ10の概要について説明する。図1は、第一実施形態に係るノズルホルダを取り付けたクリーナの一例を示す側面図である。図2は、第一実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を示す斜視図である。本実施形態では、クリーナ10は、図示しない充電式のバッテリパックから電力が供給されて動作する。
クリーナ10は、吸込力を生じさせて、空気とともに塵埃を吸い込む。クリーナ10は、本体ユニット(本体部)20と、パイプユニット(パイプ部)30と、ノズルホルダ60と、図示しない制御回路基板とを備える。また、クリーナ10は、着脱可能なノズルユニット(ノズル部)として、例えば、第一ノズルユニット40と、第二ノズルユニット50とを含む。第一ノズルユニット40と第二ノズルユニット50との区別を要しないとき、ノズルユニットとして説明する。
本体ユニット20は、空気とともに塵埃を吸込可能な吸込力を生じさせる。本体ユニット20は、ハウジング21と、吸込口22と、ロック機構23と、ハンドル24と、操作スイッチ25とを有する。
ハウジング21は、本体ユニット20の外形を規定する。ハウジング21は、図示しないモータと、モータによって回転する吸込用ファンと、塵埃を収容する集塵フィルタと、バッテリとを収容する。ハウジング21は、筒状に形成されている。ハウジング21は、開閉カバー211と、排気口212が配置されている。
開閉カバー211は、ハウジング21の外周の一部を形成している。開閉カバー211は、ハウジング21の外周の前上部に配置されている。開閉カバー211は、ハウジング21に対して開閉する。開閉カバー211を開いた状態で、集塵フィルタが出し入れ可能になる。
排気口212は、ハウジング21の外部と内部とを連通する。排気口212は、吸込口22から吸い込んだ空気をハウジング21の外部へ排出する。
吸込口22は、空気とともに塵埃を集塵フィルタへ吸い込む吸込み口である。吸込口22は、ハウジング21の外部と内部とを連通する。吸込口22は、ハウジング21の前端部に配置されている。吸込口22は、例えば、パイプユニット30、または、第一ノズルユニット40と第二ノズルユニット50とを含む各種ノズルユニットが着脱可能である。ここでは、吸込口22は、パイプユニット30が着脱される場合について説明する。吸込口22は、吸込用ファンが回転することにより、パイプユニット30を介して外部の空気をハウジング21の内部に吸い込む。吸込口22は、吸込パイプ部材221と、逃がし部222と、鍔部223とを有する。
吸込パイプ部材221は、円筒状に形成されている。吸込パイプ部材221は、パイプユニット30の後端部33が挿入されて嵌合する内径を有する。吸込パイプ部材221は、中間部より後側において、内径が、前側から後側に向かうにつれて縮径されている。これにより、吸込パイプ部材221は、パイプユニット30の後端部33に限らず、係合部34を有していない従来のパイプユニット、または、各種ノズルユニットが嵌合する。
逃がし部222は、吸込パイプ部材221の前側に配置されている。逃がし部222は、吸込パイプ部材221の内径より大きい内径を有する。
鍔部223は、逃がし部222の前端部の上側に配置されている。鍔部223は、径方向外側に突設されている。鍔部223の表面223Fは、パイプユニット30の係合部34の前壁部343の後面343Fと接触する。
図3を用いて、ロック機構23について説明する。図3は、クリーナの本体部の吸込口の断面図である。ロック機構23は、吸込口22に差し込まれたパイプユニット30の取り外しを規制する。ロック機構23は、吸込口22の上側に配置されている。ロック機構23は、爪231と、弾性部材232と、ボタン233とを有する。爪231とボタン233とは、一体の樹脂部材で形成されている。
爪231は、吸込口22の逃がし部222の内周面222Fに対して進退可能である。爪231は、吸込口22の逃がし部222の内周面222Fに露出した前面231Fが、前側から後側に向かうにつれて、上側から下側に傾くテーパを有する。爪231は、弾性部材232によって下方に付勢されている。爪231は、吸込口22の逃がし部222の内周面222Fから径方向内側に突出した状態を保つように付勢されている。爪231は、パイプユニット30の係合部34の係合凹部341に挿入される。これにより、ロック機構23とパイプユニット30とが位置決めされ、パイプユニット30が吸込口22に装着された状態でロックされる。このようにして、爪231は、パイプユニット30の吸込口22からの取り外しを規制する。
爪231の下端部は、吸込口22の吸込パイプ部材221の内周面221Fから径方向内側に突出しない。これにより、係合部34を有していないパイプユニット30が吸込口22に挿入されても、爪231とパイプユニット30とが干渉しないので、爪231が持ち上げられることなく、パイプユニット30が吸込口22に装着される。
弾性部材232は、ボタン233の下部に配置されている。弾性部材232は、爪231を下方に付勢し、ボタン233を上方に付勢する。弾性部材232は、ボタン233が下方に押されると弾性変形する。弾性部材232は、ボタン233から手指が離れると解放される。
ボタン233は、吸込口22からパイプユニット30を取り外す際に操作される。ボタン233は、弾性部材232によって上方に付勢されている。ボタン233が押し操作されると、爪231が吸込口22の逃がし部222の内周面222Fに対して後退する。より詳しくは、ボタン233が下方に押されると、弾性部材232が弾性変形して、爪231がパイプユニット30の係合部34の係合凹部341から外れてロックが解除される。このようにして、ボタン233は、ロック機構23によるロックを解除して、吸込口22からパイプユニット30を取り外しを可能にする。ボタン233の押し操作が解除されると、弾性部材232によって、爪231は吸込口22の逃がし部222の内周面222Fから径方向内側に突出した状態に復帰する。
ハンドル24は、ユーザが把持する把持部である。ハンドル24は、ハウジング21の後側で、ハウジング21の上側に配置されている。
操作スイッチ25は、ハンドル24に配置されている。操作スイッチ25は、クリーナ10に対する各種操作を受付可能な、例えば、電子スイッチ、または、トリガスイッチを含むスイッチである。本実施形態では、操作スイッチ25は、クリーナ10に対する各種操作を受付可能な電子スイッチとして図示している。操作スイッチ25は、ユーザがハンドル24を握った状態で操作可能である。
パイプユニット30は、各種ノズルユニットが着脱可能である。ここでは、パイプユニット30は、第一ノズルユニット40が着脱される場合について説明する。パイプユニット30は、第一ノズルユニット40から吸引した空気と塵埃とを通過させる。パイプユニット30は、吸込口22と第一ノズルユニット40とを連結する。パイプユニット30は、パイプ部材31と、係合部34とを有する。パイプ部材31は、円筒状に形成されている。パイプ部材31の中間部の外径は、前側が後側より大きい。
パイプ部材31は、前端部32が第一ノズルユニット40の連結部41に着脱可能である。前端部32の内径は、パイプ部材31の中間部の内径より大きい。前端部32の外径は、パイプ部材31の中間部の外径より大きい。前端部32は、第一ノズルユニット40の連結部41の後端部42が挿入されて嵌合する内径を有する。パイプ部材31は、後端部33が吸込口22に着脱可能である。後端部33は、吸込口22の吸込パイプ部材221に挿入されて嵌合する外径を有する。後端部33の外径は、パイプ部材31の中間部の外径より小さい。パイプ部材31は、後端部33の近傍に係合部34が配置されている。
係合部34は、パイプ部材31の外周面に突設されている。係合部34は、ロック機構23と係合可能である。係合部34は、係合凹部341と、係合凹部341の後側において径方向外側に突設された後壁部342と、係合凹部341の前側において径方向外側に突設された前壁部343とを有する。後壁部342と前壁部343とは向かい合って配置されている。係合凹部341は、後壁部342と前壁部343との間に形成されている。係合凹部341には、ロック機構23の爪231が挿入される。後壁部342の前面342Fは、前側から後側に向かうにつれて、上側から下側に傾くテーパを有する。前壁部343の後面343Fは、吸込口22の鍔部223の表面223Fと接触する。
このように構成されたパイプユニット30を吸込口22に装着するとき、係合部34とロック機構23とが対向するように、パイプユニット30を吸込口22の前方から挿入する。パイプユニット30を吸込口22へ挿入する際、後壁部342の前面342Fが爪231の前面231Fに接触して爪231を押し上げ、爪231を吸込口22の逃がし部222の内周面222Fに対して後退させる。パイプユニット30を吸込口22に正しい装着位置まで挿入すると、爪231が後壁部342を乗り越えて係合凹部341に位置付けられる。また、前壁部343の後面343Fが、吸込口22の鍔部223の表面223Fに当接する。
第一ノズルユニット40は、例えば、床面など広い面積を吸引する際に使用する。第一ノズルユニット40は、空気と塵埃とを吸引する。第一ノズルユニット40は、吸込口22またはパイプユニット30のパイプ部材31の前端部32に着脱可能である。第一ノズルユニット40は、連結部41と、ヘッド部43とを有する。
連結部41は、パイプユニット30のパイプ部材31の前端部32に着脱可能である。連結部41は、円筒状に形成されている。連結部41は、側面視においてへの字型に形成されている。連結部41は、前端部にヘッド部43が回動可能に連結されている。連結部41は、後端部42が、吸込口22またはパイプ部材31の前端部32に着脱可能である。後端部42は、吸込口22またはパイプ部材31の前端部32に挿入されて嵌合する外径を有する。後端部42は、外径が、前側から後側に向かうにつれて拡径されている。
ヘッド部43は、空気と塵埃とを吸引する吸込口である。ヘッド部43は、ハウジング431と、図示しない吸込口とを有する。ヘッド部43は、連結部41に対してパイプの周方向で相対的に回転可能に連結される。ハウジング431は、左右方向に延びる箱状に形成されている。ハウジング431は、各種部材を収容可能である。吸込口は、ハウジング431の底面に形成された開口である。吸込口は、連結部41と連通している。
第二ノズルユニット50は、例えば、隙間を吸引する際に使用する。第二ノズルユニット50は、空気と塵埃とを吸引する。第二ノズルユニット50は、吸込口22またはパイプユニット30のパイプ部材31の前端部32に着脱可能である。第二ノズルユニット50は、連結部51と、ヘッド部52とを有する。
連結部51は、パイプユニット30のパイプ部材31の前端部32に着脱可能である。連結部51は、円筒状に形成されている。連結部51は、吸込口22またはパイプ部材31の前端部32に挿入されて嵌合する外径を有する。連結部51は、連結部41の後端部42と同じ形状、大きさである。
ヘッド部52は、空気と塵埃とを吸引する吸込口である。ヘッド部52は、連結部51と一体に形成されている。ヘッド部52は、連結部51と連通している。ヘッド部52は、先端部に向かって断面積が縮小された筒状に形成されている。
各種ノズルユニットは、連結部が、吸込口22またはパイプ部材31の前端部32に着脱可能な形状、大きさであれば、共通して使用可能である。
図4、図5を用いて、ノズルホルダ60について説明する。図4は、第一実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。図5は、第一実施形態に係るノズルホルダの正面図である。ノズルホルダ60は、各種ノズルユニットを保持する。ここでは、ノズルホルダ60が、第二ノズルユニット50を保持する場合について説明する。ノズルホルダ60は、各種ノズルユニットの着脱を繰り返しても塑性変形しにくく、各種ノズルユニットを確実に保持可能な程度の剛性を有することが好ましい。本実施形態では、ノズルホルダ60は、PP(PolyPropylene)樹脂より高い剛性を有する、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂を含む合成樹脂で形成されている。ノズルホルダ60は、パイプ保持部61と、ノズル保持部62と、一対の外側リブ63と、一対の内側リブ64とを有する。パイプ保持部61とノズル保持部62と一対の外側リブ63と一対の内側リブ64とは、一体に形成されている。パイプ保持部61とノズル保持部62と一対の外側リブ63とによって、ノズルホルダ60の外形が規定される。ノズルホルダ60の外周面である、パイプ保持部61の外周面とノズル保持部62の外周面と一対の外側リブ63とは連続している。
パイプ保持部61は、パイプユニット30のパイプ部材31を保持する。本実施形態では、パイプ保持部61は、軸方向の中間部の厚さが端部の厚さより厚く形成されている。パイプ保持部61は、円筒部611と、突出部612とを有する。
円筒部611は、突出部612とともにパイプ保持部61の内周面を規定する。円筒部611は、パイプ部材31を保持する。円筒部611の内周面は、パイプ部材31の外周面と対向する。円筒部611は、周方向の一部が開口した円筒状に形成されている。円筒部611は、パイプ部材31の中間部の外径と同程度の内径を有する。円筒部611は、中心点Pに対して開口と反対側にスリット613を有する。円筒部611は、スリット613によって弾性変形可能である。これにより、円筒部611は、パイプ部材31の中間部の外径に応じた適切な位置でパイプ部材31を保持する。円筒部611の中心P1とスリット613の中心とを通過する直線を、中心線Lとする。
突出部612は、円筒部611にパイプユニット30のパイプ部材31を挿入する際に、係合部34が通過可能な形状、大きさに形成されている。突出部612は、円筒部611の開口から径方向外側に形成されている。突出部612の内周面は、円筒部611の内周面と連続している。
スリット613は、円筒部611に形成されている。スリット613は、突出部612と向かい合う位置に配置されている。スリット613は、軸方向に沿って形成されている。スリット613によって、パイプ保持部61が弾性変形する。本実施形態では、スリット613が中心線L上に位置しているものとしたが、スリット613は中心線Lから偏心して配置されてもよい。
ノズル保持部62は、各種ノズルユニットを保持する。ノズル保持部62は、例えば、第一ノズルユニット40の連結部41の後端部42、または、第二ノズルユニット50の連結部51のようなノズルユニットの差込部の外径と同じ内径を有する。ノズル保持部62の内周面は、第二ノズルユニット50の差込部である連結部51の外周面と対向する。本実施形態では、ノズル保持部62は、軸方向の中間部の厚さが端部の厚さより厚く形成されている。ノズル保持部62は、連結部51の外径に応じた内径を有する。ノズル保持部62は、周方向の一部が開口したC字形状に形成されている。ノズル保持部62の開口は、パイプ保持部61側に位置している。ノズル保持部62の中心P2は、中心線L上に位置する。
ノズル保持部62の中心P2からスリット613の径方向外側までの距離d1は、ノズル保持部62の半径以下である。また、ノズル保持部62に第二ノズルユニット50の連結部51が挿入されると、開口から連結部51が露出する。これらにより、開口から露出した連結部51は、スリット613の近傍の円筒部611の外周面を円筒部611の径方向内側に押圧する。
一対の外側リブ63は、一対の内側リブ64とともに、パイプ保持部61とノズル保持部62との変形を規制する。より詳しくは、一対の外側リブ63は、一対の内側リブ64とともに、パイプ保持部61とノズル保持部62とが過度に変形して塑性変形することを規制する。一対の外側リブ63は、パイプ保持部61の外周とノズル保持部62の外周とを連結する。一対の外側リブ63は、中心線Lを挟んで向かい合って配置されている。本実施形態では、一対の外側リブ63は、中心線Lと平行な、パイプ保持部61とノズル保持部62との接線上に位置する。本実施形態では、一対の外側リブ63は、軸方向の中間部の厚さが端部の厚さより厚く形成されている。
一対の内側リブ64は、一対の外側リブ63より中心線L側において、パイプ保持部61の外周とノズル保持部62の外周とを連結する。一対の内側リブ64は、中心線Lを挟んで向かい合って配置されている。本実施形態では、一対の内側リブ64は、一対の外側リブ63と平行に配置されている。
このように構成されたノズルホルダ60は、軸方向の中心線に対して対称であり、かつ、中心線Lに対して対称である。これにより、ノズルホルダ60は、パイプユニット30に取り付ける際に、前後の向きが問われない。
次に、図6を用いて、ノズルホルダ60の使用方法と作用とについて説明する。図6は、第一実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。
まず、図6において(A)に示す状態のように、ノズルホルダ60のパイプ保持部61を上側にし、ノズル保持部62を下側にして、パイプ保持部61の円筒部611に、パイプユニット30のパイプ部材31の後端部33を挿通させる。そして、ノズルホルダ60を、パイプ部材31に沿って軸方向に滑らせて、中間部まで移動する。パイプユニット30の係合部34は、パイプ保持部61の突出部612を通過する。
つぎに、図6において(B)に示す状態のように、ノズルホルダ60は、パイプ部材31の中間部まで移動する。パイプ保持部61は、パイプ部材31の中間部の外径に応じて、スリット613によって弾性変形する。パイプ保持部61が弾性変形するとき、一対の外側リブ63と一対の内側リブ64とによって、パイプ保持部61が過度に変形して塑性変形することが規制される。そして、ノズルホルダ60を、パイプ部材31の周りに180°回転させる。
つぎに、図6において(C)に示す状態のように、本実施形態では、ノズルホルダ60のパイプ保持部61を下側にして、ノズル保持部62を上側にした状態にされる。このようにして、ノズルホルダ60がパイプユニット30に取り付けられる。
つぎに、図2に示すように、ノズルホルダ60のノズル保持部62に、第二ノズルユニット50の連結部51が挿入される。ノズル保持部62は、連結部51の外径に応じて、弾性変形する。また、ノズル保持部62の開口から露出した連結部51は、スリット613の近傍の円筒部611の外周面を円筒部611の径方向内側に押圧する。一対の外側リブ63と一対の内側リブ64とによって、パイプ保持部61およびノズル保持部62は、過度に変形して塑性変形することが規制される。これらにより、パイプ部材31を保持したパイプ保持部61と、連結部51を保持したノズル保持部62とが互いに押圧し合う。パイプ保持部61がパイプ部材31を高い保持力で保持するとともに、ノズル保持部62が連結部51を高い保持力で保持する。このようにして、パイプユニット30に取り付けられたノズルホルダ60が、パイプ保持部61によってパイプ部材31を保持し、ノズル保持部62によって連結部51を保持する。
さらに、ノズルホルダ60が取り付けられたパイプユニット30が、吸込口22に取り付けられる。吸込口22のロック機構23と、パイプユニット30の係合部34とが対向するように、パイプユニット30の後端部33を、吸込口22の吸込パイプ部材221の前方から挿入する。吸込パイプ部材221にパイプユニット30の後端部33を挿入した際に、ロック機構23と係合部34との位置がずれていた場合、パイプユニット30を吸込パイプ部材221に対して滑らせながら周方向に回転させて、ロック機構23と係合部34との位置を合せればよい。
以上説明したように、本実施形態は、ノズル保持部62が各種ノズルユニットの差込部の外径と同じ内径を有する。本実施形態によれば、ノズルホルダ60は、様々な形態のノズルユニットを保持することができる。
これに対して、従来のノズルユニット160は、図19に示すように、円筒状のパイプ保持部161と、第二ノズルユニット50の差込部であるヘッド部52を保持するノズル保持部162とを有する。このため、ノズル保持部162は、異なる形状の差込部を有するノズルユニットを保持することに適していなかった。
本実施形態は、ノズルホルダ60をパイプユニット30に取り付ける際に、パイプユニット30の係合部34がパイプ保持部61の突出部612を通過する。本実施形態によれば、係合部34を有するパイプユニット30であっても、パイプ部材31の後端部33からノズルホルダ60を取り付けることができる。
本実施形態は、一対の外側リブ63と一対の内側リブ64とによって、パイプ保持部61およびノズル保持部62は、過度に変形して塑性変形することが規制される。本実施形態は、パイプユニット30のパイプ部材31を保持したパイプ保持部61と、第二ノズルユニット50の連結部51を保持したノズル保持部62とが互いに押圧し合う。本実施形態によれば、パイプ保持部61がパイプ部材31を高い保持力で保持するとともに、ノズル保持部62が連結部51を高い保持力で保持することができる。
本実施形態では、吸込口22のロック機構23の爪231の下端部は、吸込口22の吸込パイプ部材221の内周面221Fから径方向内側に突出していない。本実施形態では、係合部34を有していないパイプユニット30が吸込口22に挿入されても、爪231とパイプユニット30とが干渉しない。これにより、本実施形態は、係合部34を有していないパイプユニット30を吸込口22に装着しても、爪231が持ち上げられることがないので、使用感を損なうことを抑制することができる。
本実施形態は、ノズルホルダ60をパイプユニット30に取り付ける際に、工具を使用しないので、容易に取り付け作業を行うことができる。また、本実施形態は、ノズルホルダ60が前後の向きを問われないので、容易に取り付け作業を行うことができる。さらに、本実施形態は、ノズルホルダ60が一体に形成された一部品であるので、容易に取り扱うことができる。
本実施形態は、ノズルホルダ60が一体に形成されているので、高い強度を得ることができる。
本実施形態は、吸込口22のロック機構23によって、吸込口22に装着されたパイプユニット30の取り外しを規制することができる。本実施形態によれば、吸込口22からパイプユニット30が、不用意に脱落することを抑制することができる。
[第二実施形態]
図7ないし図10を参照しながら、本実施形態に係るノズルホルダ60Aについて説明する。図7は、第二実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。図8は、第二実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図9は、第二実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図10は、第二実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。ノズルホルダ60Aは、基本的な構成は第一実施形態のノズルホルダ60と同様である。以下の説明においては、ノズルホルダ60と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ノズルホルダ60Aは、パイプユニット30のパイプ部材31への着脱時に開閉可能である。ノズルホルダ60Aは、例えば、PP樹脂を含む合成樹脂で形成されている。ノズルホルダ60Aは、パイプ保持部61Aと、ノズル保持部62Aと、一対のリブ63Aとを有する。パイプ保持部61Aとノズル保持部62Aと一対のリブ63Aとは、一体に形成されている。本実施形態では、ノズルホルダ60Aは、軸方向において同じ厚さに形成されている。なお、ノズルホルダ60Aは、軸方向の厚さは限定されない。
パイプ保持部61Aは、円筒状に形成されている。パイプ保持部61Aは、中心線L上に配置されたスリット613Aと向かい合う位置で分割されている。パイプ保持部61Aは、パイプユニット30のパイプ部材31への着脱時に開閉可能である。パイプ保持部61Aは、ノズル保持部62Aと一対のリブ63Aとによって、開閉範囲、言い換えると、開き角度θが規制される。パイプ保持部61Aは、分割された一方に係合凸部611Aを有し、他方に係合凹部612Aを有する。パイプ保持部61Aは、パイプユニット30のパイプ部材31を保持した状態で、係合凸部611Aと係合凹部612Aとを係合させた状態でネジ64Aで締結して組み付ける。
係合凸部611Aは、パイプ保持部61Aの外周面に配置されている。係合凸部611Aは、図8において、左側に向かって突設された突起部614Aを有する。本実施形態では、突起部614Aは円柱状に形成されている。突起部614Aは角柱状に形成されていてもよい。
係合凹部612Aは、パイプ保持部61Aの外周面において、係合凸部611Aと向かい合って配置されている。係合凹部612Aは、図8において、左右方向に沿って延びる挿入孔615Aを有する。挿入孔615Aは、柱状に形成されている。挿入孔615Aは、突起部614Aが挿入される。
ノズル保持部62Aは、周方向の中間部621Aの厚さが他の部分の厚さより薄く形成されている。中間部621Aは、ノズルホルダ60Aを塑性変形させずに開閉可能にする。中間部621Aは、中心線L上に位置する。
一対のリブ63Aは、パイプ保持部61Aとノズル保持部62Aとの変形を規制する。一対のリブ63Aは、パイプ保持部61Aの外周とノズル保持部62Aの外周とを連結する。一対のリブ63Aは、中心線Lを挟んで向かい合って配置されている。本実施形態では、一対のリブ63Aは、中心線Lと平行な、パイプ保持部61Aとノズル保持部62Aとの接線より中心線L側に位置する。
次に、図10を用いて、ノズルホルダ60Aの使用方法と作用とについて説明する。
まず、図7、図8に示すように、ノズルホルダ60Aのパイプ保持部61Aを開く。ノズル保持部62Aと一対のリブ63Aによって規制された開き角度θまで、パイプ保持部61Aを開くことが可能である。
そして、ノズルホルダ60Aを弾性変形させながら、パイプユニット30の中間部を、開いたパイプ保持部61Aの内側に位置付ける。係合凸部611Aと係合凹部612Aとを係合させた状態でネジ64Aで締結して、パイプ保持部61Aを閉じる。このようにして、図10に示すように、ノズルホルダ60Aがパイプユニット30の中間部に組み付けられる。
以上説明したように、本実施形態は、ノズル保持部62Aと一対のリブ63Aによって規制された開き角度θまで、パイプ保持部61Aを開いて、ノズルホルダ60Aをパイプユニット30に組み付けることができる。
本実施形態は、パイプ保持部61Aがパイプユニット30を保持した状態で、係合凸部611Aと係合凹部612Aとを係合させた状態でネジ64Aで締結して組み付ける。これにより、本実施形態は、パイプ保持部61Aがパイプ部材31を高い保持力で保持することができる。
[第三実施形態]
図11ないし図14を参照しながら、本実施形態に係るノズルホルダ60Bについて説明する。図11は、第三実施形態に係るノズルホルダの斜視図である。図12は、第三実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図13は、第三実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図14は、第三実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。ノズルホルダ60Bは、基本的な構成は第一実施形態のノズルホルダ60と同様である。
ノズルホルダ60Bは、パイプユニット30のパイプ部材31への着脱時に開閉可能である。ノズルホルダ60Bは、例えば、PP樹脂を含む合成樹脂で形成されている。ノズルホルダ60Bは、パイプ保持部61Bと、ノズル保持部62Bと、リブ63Bとを有する。リブ63Bは、パイプ保持部61Bの外周とノズル保持部62Bの外周との連結と連結解除とが可能な形状に形成されている。本実施形態では、ノズルホルダ60Bは、パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとの連結と連結解除とを解除する機構として、第一フック部64Bと、第二フック部65Bとを有する。パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとリブ63Bと第一フック部64Bと第二フック部65Bとは、一体に形成されている。本実施形態では、ノズルホルダ60Bは、軸方向において同じ厚さに形成されている。なお、ノズルホルダ60Bは、軸方向の厚さは限定されない。
パイプ保持部61Bは、周方向の一部が開口した円筒状に形成されている。本実施形態では、パイプ保持部61Bは、外周面に第一フック部64Bが配置されている。
ノズル保持部62Bは、周方向の一方の端部に第二フック部65Bが配置されている。
リブ63Bは、第一フック部64Bと係合した第二フック部65Bとともに、パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとの変形を規制する。リブ63Bは、パイプ保持部61Bの外周とノズル保持部62Bの外周とを連結する。本実施形態では、リブ63Bは、中心線Lと平行な、パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとの接線より中心線L側に位置する。リブ63Bは、中心線Lと平行な、パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとの接線上に配置されていてもよい。
第一フック部64Bは、パイプ保持部61Bの外周面において、中心線Lを挟んでリブ63Bと向かい合って配置されている。第一フック部64Bは、フック状に形成されている。第一フック部64Bは、第二フック部65Bが係合可能である。第一フック部64Bは、フック部の先端部に、第二フック部65Bを位置決めする溝部641Bが配置されている。
第二フック部65Bは、ノズル保持部62Bの周方向の一方の端部に配置されている。第二フック部65Bは、中心線Lを挟んでリブ63Bと向かい合って配置されている。第二フック部65Bは、フック状に形成されている。第二フック部65Bは、可撓性を有する。第二フック部65Bは、第一フック部64Bと係合可能である。第二フック部65Bは、内周面に、溝部641Bに係合可能な係合凸部651Bが配置されている。係合凸部651Bに溝部641Bが係合することによって、第二フック部65Bが第一フック部64Bに係合した状態で位置決めされる。
このように構成されたノズルホルダ60Bは、パイプ保持部61Bがパイプユニット30のパイプ部材31を保持した状態で、第一フック部64Bと第二フック部65Bとを係合させて組み付ける。
次に、図14を用いて、ノズルホルダ60Bの使用方法と作用とについて説明する。
まず、図11、図12に示すように、第一フック部64Bと第二フック部65Bとの係合を解除する。ノズルホルダ60Bを弾性変形させながら、パイプユニット30の中間部を、パイプ保持部61Bの内側に位置付ける。第一フック部64Bと第二フック部65Bとを係合させる。このようにして、図14に示すように、ノズルホルダ60Bがパイプユニット30の中間部に組み付けられる。
以上説明したように、本実施形態は、パイプユニット30の中間部を、パイプ保持部61Bの内側に位置付けて、第一フック部64Bと第二フック部65Bとを係合させることで、ノズルホルダ60Bをパイプユニット30の中間部に組み付けることができる。本実施形態は、工具を使用せずに、ノズルホルダ60Bをパイプユニット30の中間部に容易に組み付けることができる。さらに、本実施形態は、ノズルホルダ60Bが一体に形成された一部品であるので、容易に取り扱うことができる。
[第四実施形態]
図15ないし図18を参照しながら、本実施形態に係るノズルホルダ60Cについて説明する。図15は、第四実施形態に係るノズルホルダの分解斜視図である。図16は、第四実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図17は、第四実施形態に係るノズルホルダの正面図である。図18は、第四実施形態に係るノズルホルダの使用方法の一例を説明する斜視図である。ノズルホルダ60Cは、基本的な構成は第一実施形態のノズルホルダ60と同様である。
ノズルホルダ60Cは、第一部材60C1と、第二部材60C2とを含む。ノズルホルダ60Cは、第一部材60C1と第二部材60C2とを組み付けて、パイプユニット30のパイプ部材31を保持する。ノズルホルダ60Cは、例えば、PP樹脂を含む合成樹脂で形成されている。第一部材60C1と第二部材60C2とは、中心線Lを挟んで向かい合って配置される。
第一部材60C1は、パイプ保持部61C1と、ノズル保持部62C1と、リブ63C1と、係合凸部64C1と、係合凹部65C1とを有する。パイプ保持部61C1とノズル保持部62C1とリブ63C1と係合凸部64C1と係合凹部65C1とは、一体に形成されている。本実施形態では、第一部材60C1は、軸方向において同じ厚さに形成されている。なお、第一部材60C1は、軸方向の厚さは限定されない。
パイプ保持部61C1は、第二部材60C2のパイプ保持部61C2とともにパイプ保持部61Cの内周面を規定する。パイプ保持部61C1の内周面は、パイプ部材31の外周面と対向する。パイプ保持部61C1は、円筒を中心線Lにおいて切断した半円筒状に形成されている。
ノズル保持部62C1は、第二部材60C2のノズル保持部62C2とともに各種ノズルユニットを保持する。ノズル保持部62C1の内周面は、第二ノズルユニット50の差込部である連結部51の外周面と対向する。ノズル保持部62C1は、半円筒状に形成されている。
リブ63C1は、パイプ保持部61C1とノズル保持部62C1との変形を規制する。リブ63C1は、パイプ保持部61C1の外周とノズル保持部62C1の外周とを連結する。本実施形態では、リブ63C1は、中心線Lと平行な、パイプ保持部61C1とノズル保持部62C1との接線より中心線L側に位置する。
係合凸部64C1は、中心線L上に位置する。係合凸部64C1は、パイプ保持部61C1の周方向の端部に配置されている。係合凸部64C1は、図15、図16において、手前側に向かって突設された突起部641C1を有する。本実施形態では、突起部641C1は円柱状に形成されている。突起部641C1は角柱状に形成されていてもよい。
係合凹部65C1は、中心線L上に位置する。係合凹部65C1は、ノズル保持部62C1の周方向の端部に配置されている。係合凹部65C1は、図15、図16において、奥行方向に沿って延びる挿入孔651C1を有する。本実施形態では、挿入孔651C1は、円柱状に形成されている。挿入孔651C1は角柱状に形成されていてもよい。挿入孔651C1は、突起部641C1が挿入される。
第二部材60C2は、第一部材60C1と組み付けられる。第二部材60C2は、第一部材60C1と同一部材である。より詳しくは、第二部材60C2は、第一部材60C1を中心線L上の中心点Pを中心にして180°回転させた姿勢で使用される。パイプ保持部61C2は、第一部材60C1のノズル保持部62C1と同様の形状である。ノズル保持部62C2は、第一部材60C1のパイプ保持部61C1と同様の形状である。係合凸部64C2は、ノズル保持部62C2の周方向の端部に配置されている。係合凸部64C2は、第一部材60C1のノズル保持部62C1の係合凹部65C1に挿入されて係合する。係合凹部65C2は、パイプ保持部61C2の周方向の端部に配置されている。係合凹部65C2は、第一部材60C1のパイプ保持部61C1の係合凸部64C1が挿入されて係合する。
次に、図18を用いて、ノズルホルダ60Cの使用方法と作用とについて説明する。
まず、図15に示すように、第一部材60C1のパイプ保持部61C1と第二部材60C2のパイプ保持部61C2とを、パイプユニット30の中間部を挟んで向かい合って配置する。第一部材60C1のパイプ保持部61C1と第二部材60C2のパイプ保持部61C2とを、パイプユニット30の外周面上を滑らせて軸方向に動かして、第一部材60C1のノズル保持部62C1の係合凹部65C1に、第二部材60C2のノズル保持部62C2の係合凸部64C2を挿入して係合する。ノズルホルダ60Cを弾性変形させながら、第一部材60C1のパイプ保持部61C1の係合凸部64C1を、第二部材60C2のパイプ保持部61C2の係合凹部65C2に挿入して係合させる。このようにして、ノズルホルダ60Cがパイプユニット30の中間部に組み付けられる。
以上説明したように、本実施形態は、パイプユニット30の中間部を、ノズルホルダ60Cの内側に位置付けて、係合凸部64C2および係合凹部65C1と、係合凸部64C1および係合凹部65C2とを係合させることで、ノズルホルダ60Cをパイプユニット30の中間部に組み付けることができる。本実施形態は、工具を使用せずに、ノズルホルダ60Cをパイプユニット30の中間部に容易に組み付けることができる。
第一実施形態では二対のリブを有し、第二実施形態ないし第四実施形態では一対のリブを有するものとして説明したが、対をなすリブの数は限定されない。
第二実施形態では、パイプ保持部61Aは係合凸部611Aと係合凹部612Aとを有するものとして説明したが、これに限定されない。パイプ保持部61Aは、分割部がフック状に形成されていてもよい。
第三実施形態では、パイプ保持部61Bとノズル保持部62Bとの連結と連結解除とを解除する機構として、第一フック部64Bと第二フック部65Bとを有するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、パイプ保持部61Bが凸部、または、孔部を有し、ノズル保持部62Bがパイプ保持部61Bの凸部を係合可能な孔部、または、パイプ保持部61Bの孔部に係合可能な凸部を有していてもよい。
10…クリーナ、20…本体ユニット(本体部)、21…ハウジング、22…吸込口、23…ロック機構、24…ハンドル、30…パイプユニット(パイプ部)、31…パイプ部材、34…係合部、40…第一ノズルユニット、41…連結部、43…ヘッド部、50…第二ノズルユニット、51…連結部、52…ヘッド部、60…ノズルホルダ、61…パイプ保持部、611…円筒部、612…突出部、613…スリット、62…ノズル保持部、63…一対の外側リブ、64…一対の内側リブ。

Claims (8)

  1. クリーナの本体部の吸込口に着脱可能なパイプ部を保持するパイプ保持部と、
    前記吸込口と前記パイプ部との少なくともどちらかに着脱可能なノズルを保持するノズル保持部と、
    を備え、
    前記ノズル保持部は、前記ノズルの差込部の外径に応じた内径を有する、
    ことを特徴とするノズルホルダ。
  2. 前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とを連結し、前記パイプ保持部の中心と前記ノズル保持部の中心とを結ぶ中心線を挟んで向かい合って配置された一対の外側リブと、
    前記外側リブより前記中心線側において、前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とを連結する一対の内側リブと、
    を備え、
    前記パイプ保持部と前記ノズル保持部と前記外側リブと前記内側リブとが一体に形成された、
    請求項1に記載のノズルホルダ。
  3. 前記パイプ保持部は、前記パイプ部の外径に応じた内径を有する円筒部と、前記円筒部から径方向外側に突出した突出部と、を有する、
    請求項2に記載のノズルホルダ。
  4. 前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とを連結し、前記パイプ保持部の中心と前記ノズル保持部の中心とを結ぶ中心線を挟んで向かい合って配置された少なくとも一対のリブ、
    を備え、
    前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周との少なくともどちらかが、周方向において分割されている、
    請求項1に記載のノズルホルダ。
  5. 前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とを連結し、前記パイプ保持部の中心と前記ノズル保持部の中心とを結ぶ中心線を挟んで向かい合って配置された少なくとも一対のリブ、
    を備え、
    前記一対のリブは、前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周との連結と連結解除とが可能な形状に形成されている、
    請求項1に記載のノズルホルダ。
  6. 前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とを連結し、前記パイプ保持部の中心と前記ノズル保持部の中心とを結ぶ中心線を挟んで向かい合って配置された少なくとも一対のリブ、
    を備え、
    前記パイプ保持部の外周と前記ノズル保持部の外周とにおいて、周方向において分割されている、
    請求項1に記載のノズルホルダ。
  7. 前記パイプ保持部は、スリットを有し、前記スリットによって弾性変形可能に形成されている、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のノズルホルダ。
  8. モータによって空気とともに塵埃を吸込可能な吸込力を生じさせる本体部と、
    前記本体部の吸込口に着脱可能なパイプ部と、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のノズルホルダと、
    前記吸込口に配置され、前記吸込口に差し込まれた前記パイプ部の取り外しを規制するロック機構と、
    を備えることを特徴とするクリーナ。
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