JP5457277B2 - 筒型ワイヤレスマイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、筒型ワイヤレスマイクロホンに関するもので、特に電源電池の装填部の構造を工夫して、電源電池の交換を容易にしながら、必要な部品数が少なく、構成を簡略化することを可能にしたものである。
ワイヤレスマイクロホンは、マイクロホンユニットの出力信号を電波に乗せてあるいは光信号にして送信するというように、送信装置を内蔵しており、この送信装置を駆動するための電源電池を装填する電池装填室を備えている。手持ち型のワイヤレスマイクロホンは一般に外観が筒型になっていて、筒型のグリップと、グリップの先端側に位置するマイクロホン本体部分とを有する。上記グリップの内部にはベース部材があり、このベース部材の先端にマイクロホン本体部分が一体的に形成されている。上記ベース部材に電池装填室があり、この電池装填室を上記筒型のグリップが覆うように構成されている。
ワイヤレスマイクロホンは任意の位置に自由に持ち運ぶことができるため、持ち運んでいるときに電池ががたつかないようにする必要がある。そこで、ワイヤレスマイクロホンの筐体と、この筐体に取り付けられる筒型のカバーを備え、筐体には電池収納部を設け、電池の正極側に、電池の凸端子の側面部に当接する電池押さえ突片を設けた筒型ワイヤレスマイクロホンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、電池収納部の底面には、左右一対のクッション部材を取り付けて、上記電池押さえ突片で押圧された電池を上記クッション部材で受けるように構成されている。電池収納部に収納された電池の正極の上記凸端子が上記電池押さえ突片によってクッション部材に押し付けられ、収納された電池がずれることを防止する、というものである。
ワイヤレスマイクロホンは、電池が消耗したとき電池を迅速に交換できる構造であることが望まれる。しかるに、特許文献1記載の発明によれば、電池を交換するときは筐体からカバーを取り外す必要があり、操作が面倒であるとともに、取り外したカバーの在処を忘れてカバーを探さなければならない、という事態が生じがちである。また、電池の正極である凸端子が電池押さえ突片を乗り越えることができるまで電池を負極側のコイルばねに押圧し、その状態で電池を入れ替える必要があるため、電池の交換操作も面倒である。
本発明のようなワイヤレスマイクロホンの電池装填部の構造に関連のある公知の技術として、角形電池収容部の一つの短縁部から開口部の上方に舌片を突出させるとともに上記舌片を開口部から離れる向きに付勢し、開口部を蓋部材で閉鎖した状態において、上記舌片が電池収容部内の角形電池に当接するように、上記蓋部材で上記舌片を押圧するようにした電池固定具に関する発明がある(特許文献2参照)。特許文献2記載の発明は、電池の出し入れがしやすく、電池のがたつきを抑制するための発明として提案されている。
特許文献2記載の発明によれば、蓋部材が本体から脱落する可能性がある。この点に関し特許文献2には、電池を交換する場合、蓋部材を後方に摺動させればよいと記載されているだけである。また、図面を参照しても、蓋部材を後方に摺動させた状態で位置規制する構造は何も記載されていない。蓋部材で電池収容部を塞いだ状態において、蓋部材の解放端部内周面に形成した雌ねじを本体の電池収納部よりも前側の外周面に形成した雄ねじに螺合することによって、蓋部材を本体に結合する構造が開示されているだけである。したがって、特許文献2記載の発明は、電池を交換する際に蓋部材が本体から脱落しないようにして電池交換の操作性を向上させ、あるいは電池交換の迅速性を向上させるという解決課題はない。また、開口部に舌片を設け、この舌片の付勢手段を設け、さらに、この舌片を蓋部材で押圧する構成にする必要があるため、構成が複雑になるという難点がある。電池を交換する際に舌片が邪魔になる難点もある。
特開2007−165124号公報 特開2001−291501号公報
本発明は、以上説明した従来の筒型ワイヤレスマイクロホンにおける電池装填室に見られるような問題点を解決し、電池装填室のカバーを兼ねたグリップが、電池交換のために電池装填室を開放したときマイクロホンのベース部材から分離することがなく、迅速な電池交換が可能で、必要な部品数が少なく構成が簡単な筒型ワイヤレスマイクロホンを得ることを目的とする。
本発明第1の形態は、一端側にマイクロホン本体が結合され長さ方向に沿って電池装填室が設けられたベース部材と、上記ベース部材の外周に沿って挿入することにより上記電池装填室を開閉することができるカバーを兼ねた円筒状のグリップと、を備え、上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方に雄ねじが形成され、上記グリップの前端側内周には第1の雌ねじが、上記グリップの後端側内周には第2の雌ねじが形成され、上記第1の雌ねじが上記ベース部材の雄ねじに螺合されてこの雄ねじ位置を通り越し、上記第2の雌ねじが上記ベース部材の雄ねじに螺合されることによって上記グリップが上記電池装填室を閉塞した状態になり、上記ベース部材の雄ねじに対する上記第2の雌ねじの螺合が解除され、上記ベース部材の雄ねじと上記第1の雌ねじが干渉することにより、上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で上記グリップが上記ベース部材から分離することが防止されることを最も主要な特徴とする。
本発明の別の形態は、上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方にガイド溝が形成され、上記グリップの前端側内周には第1のガイド突起が、上記グリップの後端側内周には第2のガイド突起が形成され、上記ベース部材のガイド溝は、周方向に形成されるとともに上記第1のガイド突起が上記ガイド溝にガイドされて上記ガイド溝の位置を通り越すことができるように周方向の両端部がそれぞれ前側と後側で開放しており、上記ベース部材のガイド溝は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態で上記グリップの第2のガイド突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有し、上記第2のガイド突起が上記ベース部材のガイド溝から抜け出て上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で、上記ベース部材のガイド溝形成部と上記第1のガイド突起が干渉し、上記グリップの上記ベース部材からの分離が防止されることを特徴とする。
本発明のさらに別の形態は、上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方に突起が形成され、上記グリップの前端側内周には第1のガイド溝が、上記グリップの後端側内周には第2のガイド溝が形成され、上記グリップの第1のガイド溝は、上記ベース部材の突起が前後方向に通り越すことができるように前後が開放した溝であり、上記グリップの第2のガイド溝は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態で上記ベース部材の突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有し、上記第2のガイド溝から上記ベース部材の突起が抜け出て上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で、上記ベース部材の突起と上記グリップの第1のガイド溝形成部が干渉し、上記グリップの上記ベース部材からの分離が防止されることを特徴とする。
本発明の第1の形態によれば、グリップの第1の雌ねじをベース部材の雄ねじに螺合させ、この雄ねじ位置を上記第1の雌ねじが通り越した状態にしておけば、グリップは電池装填室を開放した態様から電池装填室を閉塞した態様の範囲でベース部材に沿って移動させることができる。グリップが電池装填室を開放した態様であっても、グリップがベース部材から分離することが防止され、この状態で電池を交換することができ、グリップを逸失することはなく、迅速な電池交換が可能である。電池を交換した後、グリップで電池室を閉塞し、グリップの第2の雌ねじをベース部材の雄ねじに螺合することにより、グリップをベース部材に一体的に結合することができる。ベース部材の1か所に雄ねじを、グリップの2箇所にそれぞれ第1、第2の雌ねじを設けるだけで、ほかに特別な加工を施しあるいは部品を設ける必要がないから、部品数が少なく、構成の簡単な筒型ワイヤレスマイクロホンを得ることができる。
本発明の別の形態によれば、ベース部材にガイド溝が、グリップの前端側内周に第1のガイド突起が、グリップの後端側内周に第2のガイド突起が形成され、ベース部材のガイド溝は、周方向に形成されるとともに第1のガイド突起が上記ガイド溝にガイドされてガイド溝の位置を通り越すことができるように周方向の両端部がそれぞれ前側と後側で開放し、ベース部材の周方向のガイド部は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態でグリップの第2のガイド突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有しているため、グリップが電池装填室を開放した態様であっても、グリップがベース部材から分離することが防止され、この状態で電池を交換することができ、グリップを逸失することはなく、迅速な電池交換が可能である。電池を交換した後、グリップで電池室を閉塞し、グリップの第2のガイド溝とベース部材の突起を係合させることにより、グリップをベース部材に一体的に結合することができる。ベース部材のガイド溝とグリップの第2のガイド突起を係脱させるためのグリップの回転は1回転以内で済むので、電池交換をより迅速に行うことができる。
本発明のさらに別の形態のように、ベース部材に突起が、グリップの前端側内周に第1のガイド溝が、後端側内周に第2のガイド溝が形成され、グリップの第1のガイド溝は、ベース部材の突起が前後方向に通り越すことができるように前後が開放した溝であり、グリップの第2のガイド溝は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態でベース部材の突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有している構成のものにおいても、前記実施例の効果と同様の効果を得ることができる。
本発明に係る筒型ワイヤレスマイクロホンの実施例を一部縦断面で示す分解側面図である。 上記実施例を示すもので、グリップが電池装填室を閉塞した状態の一部断面側面図である。 上記実施例を示すもので、グリップが電池装填室を開放した状態の一部断面側面図である。 本発明に係る筒型ワイヤレスマイクロホンの別の実施例をグリップが装着されていない状態で示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。 上記別の実施例に用いられるグリップの例を示す縦断面図である。 本発明に係る筒型ワイヤレスマイクロホンのさらに別の実施例をグリップが装着されていない状態で示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。 上記さらに別の実施例に用いられるグリップの例を示すもので、(a)は半体の平面図、(b)は縦断面図である。
以下、本発明に係る筒型ワイヤレスマイクロホンの実施例について図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3において、符号1はマイクロホン本体を、符号2はベース部材を示している。本出願においてマイクロホン本体1とは、電気音響変換器としてのマイクロホンユニットを備えたマイクロホンヘッドとでもいうべき部分をいう。マイクロホンユニットの電気音響変換方式は任意で、例えば、コンデンサ型でもよいし、ダイナミック型でもよい。ベース部材2の長さ方向の先端にマイクロホン本体1が結合されている。ベース部材2は円筒状の部材で、上記マイクロホンユニットで電気音響変換された音声信号を処理する電気回路が内蔵され、あるいは適宜の操作部材が取り付けられている。また、ベース部材2には、その略後半部(図において略下半部)に、ベース部材2の長さ方向に沿って電池装填室3が設けられている。
電池装填室3には、例えば、単三、単四といった円柱形の電池4がその中心軸線をベース部材2の長手方向と平行にした姿勢で装填することができ、また、電池を交換することができるように電池装填室3は開放している。電池装填室3には、装填された電池4ががたつかないように、電池4の正極と負極にばね力によって圧接する弾性接点が取り付けられ、また、電池4の外周を押圧する押圧部材が設けられている。
ベース部材2の後端(図において下端)近くであって電池装填室3よりも後方の外周には雄ねじ5が形成されている。雄ねじ5のターン数は特に限定されないが、複数ターン数形成されていることが望ましい。ベース部材2にはまた、電池装填室3の前端に隣接して、ベース部材2の最大外径よりも僅かに小さい段状の小径部21が形成されている。
ベース部材2の電池装填室3は、図2に示すようにグリップ6で閉塞することができるようになっている。グリップ6は、前端が開放端61、後端が底部62となっている有底円筒形状の部材であり、外径がベース部材2の外径と同じになっている。図2に示すように電池装填室3をグリップ6で閉塞した状態では、ベース部材2とグリップ6の外周面が段差のない滑らかな連続面となるように構成されている。また、電池装填室3をグリップ6で閉塞した状態で、グリップ6の開放端61の内周縁部がベース部材2の小径部21に嵌合するようになっている。このように、グリップ6は電池装填室3を覆うカバーを兼ねており、電池装填室3を覆った状態でベース部材2とともに手で握ることができるグリップとして機能する。
グリップ6の前端側内周には、開放端61に隣接して第1の雌ねじ7が形成され、グリップ6の後端側内周には第2の雌ねじ8が形成されている。第1、第2の雌ねじ7,8はベース部材2の雄ねじ5に螺合することができる。したがって、雄ねじ5と第1の雌ねじ7および第2の雌ねじ8は、有効径、ピッチが同じである。第1の雌ねじ7のターン数は第2の雌ねじ8のターン数よりも少なくなっている。図示の実施例では、第1の雌ねじ7のターン数は1ターンであるのに対し、第2の雌ねじ8のターン数は複数ターンすなわち2ターン以上である。このねじのターン数はグリップ6などの径や長さなどの寸法に応じて適宜設定してもよい。
グリップ6は、その第1の雌ねじ7がベース部材2の雄ねじ5に螺合され、かつ、この雄ねじ5の位置を第1の雌ねじ7が通り越すことによって、グリップ6がベース部材2に装着されている。このグリップ6のベース部材2への装着状態において、グリップ6はこれをベース部材2の外周に沿ってスライドさせることにより挿入することができ、グリップ6によって電池装填室3を開閉することができる。グリップ6をベース部材2に沿ってスライドさせ、グリップ6が電池装填室3を閉塞した状態でグリップ6を回転させると、グリップ6の第2の雌ねじ8をベース部材2の雄ねじ5に螺入することができる。上記雌ねじ8と雄ねじ5を締めつけると、グリップ6の開放端部61がベース部材2の段部に押圧され、グリップ6をベース部材2に結合することができる。図2は、このようにしてグリップ6で電池装填室3を閉塞した状態を示している。
電池4を交換するために電池装填室3を開放するためには、グリップ6を逆向きに回転させて上記雄ねじ5に対する第2の雌ねじ8の螺合を解除し、グリップ6をベース部材2に沿ってその後端側に移動させる。図3は、このようにしてグリップ6が電池装填室3を開放した態様を示している。図3に示すように、グリップ6が電池装填室3を開放した態様で、グリップ6の第1の雌ねじ7がベース部材2の雄ねじ5に当たり、第1の雌ねじ7と雄ねじ5が干渉することによって、グリップ6を逆回転させない限り、グリップ6がベース部材2から分離することはない。このように、グリップ6はベース部材2に取り付けられたまま、電池装填室3は開放されているため、この状態で電池4を交換することができる。グリップ6がベース部材2から分離することはないため、電池交換時にグリップ6を逸失することがなく、ベース部材2から分離したグリップ6を片手に持ちながら電池交換をすることもないから、結果的には迅速な電池交換が可能である。
ワイヤレスマイクロホンは、その使用中に電池ががたついたり、あるいは電池が脱落したりすることがあってはならず、電池装填状態の維持の信頼性が高いことが望まれている。その点、図示の実施例によれば、ベース部材2の雄ねじ5とグリップ6の第2の雌ねじ8とのねじ結合によって電池装填状態が維持されるため、電池装填状態の維持の信頼性が高い。一方、電池交換時においては、電池交換の迅速性が求められる。図示の実施例によれば、上記のように電池交換の迅速性も実現しており、電池装填状態の維持の信頼性との両立を実現している。
グリップ6に設けた第1の雌ねじ7は、上記のように電池交換時にグリップ6がベース部材2から分離することを避けるために設けられている。第1の雌ねじ7をこのように機能させるためには、第1の雌ねじ7がベース部材2の雄ねじ5に螺合し、かつ、この雄ねじ5の位置を第1の雌ねじ7が通り越す必要がある。そのときに必要なグリップ6の回転数はなるべく少ないことが組み立て効率の面から望ましい。そこで、第1の雌ねじ7のターン数は例えば1ターンというように、可能な限り少ないターン数にしている。これによって加工も簡単になる。
グリップ6には雌ねじを、ベース部材2には雄ねじを形成するだけで、付加する部品は必要がないから、部品数が少なく、構成が簡単になる利点もある。
グリップ6に設ける第1の雌ねじ7と第2の雌ねじ8は、グリップ6に一体的に設けてもよいし、グリップ6を分割して一方に第1の雌ねじ7を設け、他方に第2の雌ねじ8を設けてもよい。または、グリップ6と第1の雌ねじ7と第2の雌ねじ8を別の部品として製作し、グリップ6に第1の雌ねじ7と第2の雌ねじ8を固着してもよい。
実施例1では、ベース部材3側に雄ねじ5を、グリップ6側に第1の雌ねじ7と第2の雌ねじ8を設けていたが、上記雄ねじ5と、第1の雌ねじ7および第2の雌ねじ8との関係は、互いに通過できまた係合できる凸と凹の係合関係であればよく、図4、図5に示す実施例のような構成にしてもよい。
図4において、ベース部材2は、実施例1と同様にマイクロホン本体1と電池装填室3を有し、また、実施例1における雄ねじ5に代わるガイド溝18を有している。ガイド溝18はベース部材2の周方向に約180度の範囲に形成され、ガイド溝18の一端部(図4(a)において左端部)はベース部材2の軸線方向に沿った溝181によって開放し、ガイド溝18の他端部(図4(b)において右端部)はベース部材2の軸線方向に沿った溝182によって開放している。ガイド溝18は、上記溝181から溝182に向かうにしたがって緩やかに前方に向かって位置が変わる傾斜部183になっていて、傾斜部183と上記溝182はベース部材2の中心軸線に対して直交する方向の平行部184(図4(b)参照)でつながっている。ベース部材2は、実施例1と同様に、電池装填室3よりも前端側において電池装填室3に近接して小径部21が形成され、この小径部21とベース部材2の外周面との間に段差部22を有している。
上記ベース部材2の電池装填室3を開閉するグリップの例を図5に示す。図5において、グリップ16は、実施例1におけるグリップと同様に有底の円筒形状に形成されている。グリップ16には、開放端である前端部内周面に第1のガイド突起161が、後端部内周面に第2のガイド突起162が形成されている。第1、第2のガイド突起161、162ともに、ベース部材2のガイド溝18に進入することができる大きさで円柱形状に形成されている。したがって、第1のガイド突起161は、溝181からガイド溝18に進入し、傾斜部183、平行部184を通り、溝182から抜け出ることができる。すなわち、第1のガイド突起161は、ガイド溝18を通り越すことができる。第2のガイド突起162も、ガイド溝18の溝181から、傾斜部183、平行部184に至ることができる。しかし、第2のガイド突起162が平行部184に至ったとき、グリップ16の前端面164がベース部材2の前記段差部22に押圧されるように、ベース部材2とグリップ16の寸法が設定されている。したがって、第2のガイド突起162がガイド溝18を通り越すことはない。
図4、図5に示す実施例は上記のように構成されているため、グリップ16の第1の突起161がベース部材2のガイド溝18を通り越した状態でグリップ16をスライドさせることにより、グリップ16で電池装填室3を開閉することができる。グリップ16で電池装填室3を閉塞した状態で第2のガイド突起162を溝181に進入させ、ベース部材2の後端面側から見てグリップ16を時計回りに約半周させると、第2のガイド突起162が平行部184に至る。この間、グリップ16は、第2のガイド突起162がガイド溝18の傾斜部183にガイドされながらベース部材2の前方に向かって移動し、グリップ16のベース部材2に対する押圧力が生じ、前端面164がベース部材2の前記段差部22に押圧される。こうしてグリップ16は電池装填室3を閉塞した状態に維持される。
上記電池装填室3の閉塞状態において、グリップ16を反時計回りに回転させて第2のガイド突起162を、ガイド溝18の傾斜部183から溝181に至らしめ、さらにグリップ16を後方に引くと、第2のガイド突起162が溝181から抜け出る。グリップ16はベース部材2に対してスライド可能な状態になるので、グリップ16を後方にスライドさせて電池装填室3を開放することができ、電池4の交換を行うことができる。そして、グリップ16が電池装填室3を開放している状態では、ベース部材2のガイド溝18の形成部とグリップ16の第1のガイド突起161が干渉し、グリップ16のベース部材2からの分離が防止される。グリップ16の回転位置によっては上記第1のガイド突起161がガイド溝18の溝182に進入することがあり得るが、グリップ16を回転させなければ、グリップ16がベース部材2から分離することはない。
このように、図4、図5に示す第2の実施例においても、前記第1の実施例と同様の効果を奏する。さらに、第2の実施例によれば、ベース部材2に対するグリップ16の回転角度を1回転以下の小さな回転角度でガイド溝とガイド突起との係脱を行うことができるため、電池の交換を一層迅速に行うことができる。
なお、ベース部材2のガイド溝18とグリップ16の第1、第2のガイド突起161,162は、図示の例のように周方向に1か所に形成してもよいが、周方向の数か所に等間隔に形成してもよい。また、グリップ16の第1、第2のガイド突起161,162の位置は外側から見ることができないので、グリップ16の外周面の各突起161,162の位置に対応する位置に目印をつけておくとよい。また、グリップ16をベース部材2に嵌めた状態では、ガイド溝18がグリップ16で隠れ、ガイド溝18の溝181、182の位置がわからなくなるので、例えばベース部材2の前記小径部21に、溝181、182に対応する位置に目印をつけておくとよい。こうすることにより、ガイド溝181に対して第1、第2のガイド突起161,162を係合させるときの位置関係が明らかになり、電池装填室の開閉をより迅速に行うことができる。
図6、図7はさらに別の実施例を示す。この実施例は、前記第2の実施例におけるガイド突起とガイド溝の関係が逆になったものと考えることができ、他の構成は同じであるため、ガイド突起とガイド溝の部分を重点的に説明する。図6に示すように、ベース部材2には、電池装填室3よりも後方の外周に円柱形状の突起24が形成されている。
図7はグリップ26を示しており、グリップ26の前端側内周面には第1のガイド溝261が、後端側内周面には第2のガイド溝28が形成されている。第1のガイド溝261は、上記ベース部材2の突起24が前後方向に通り越すことができるように前後が開放した短い溝である。図7に示す例では、第1のガイド溝261はグリップ26の中心軸線に対して傾いた傾斜溝になっている。
ベース部材2の上記第2のガイド溝28は、ベース部材2の中心軸線に対して略直交する方向に形成されているが、グリップ26がベース部材2の電池装填室3を閉塞した状態でベース部材2の突起24が係合することによりグリップ26のベース部材2に対する押圧力を生む傾斜部283を有している。ガイド溝28の一端部(図7(b)において左端部)は、上記突起24を迎え入れるための溝281によって開放し、ガイド溝28の他端部は、上記傾斜部283に続く平行部284となっている。上記傾斜部283はグリップ26の中心軸線に直交する方向の線ないしは面に対して傾いており、上記平行部284はグリップ26の中心軸線に直交する方向の線ないしは面と平行になっている。
グリップ26は、その第1のガイド溝261をベース部材2の突起24の位置に合わせ、上記突起24が上記第1のガイド溝261を通り越すまで僅かに回転させながらベース部材2に沿ってスライドさせることにより、ベース部材2の電池装填室3を閉塞することができる。この閉塞状態において、上記突起24を第2のガイド溝28の溝281に侵入させ、かつ、ベース部材2を後端面側から見てグリップ26を時計回りに回転させ、突起24を第2のガイド溝28の傾斜部283に進入させる。上記突起24と傾斜部283の係合によって、グリップ26のベース部材2に対する押圧力が生じ、グリップ26の前端面264がベース部材2の前記段差部22に押圧される。このグリップ26のベース部材2に対する押圧状態は、ガイド溝28の平行部284と突起24の係合によって維持される。
グリップ26をベース部材2に対して反時計回りに回転させ、さらにグリップ26を後方にスライドさせることにより、グリップ26の第2のガイド溝28とベース部材2の突起24との係合を外し、前記溝281から突起24を抜け出させることができる。この状態でグリップ26をベース部材2の後方にスライドさせることにより電池装填室3を開放させ、電池4を交換することができる。また、突起24と第1のガイド溝261形成部である周方向の突条265が干渉し、上記グリップの上記ベース部材からの分離が防止される。よって、この第3の実施例においても、前記実施例と同様に、電池の交換を迅速に行うことができる。
上記のように、グリップ26をベース部材2の後方にスライドさせることにより電池装填室3を開放させたとき、突起24と第1のガイド溝261の後端側の開放端の位置が合致することがあり得る。このような場合に、突起24が第1のガイド溝261を通り抜けると、ベース部材2からグリップ26が脱落するので、突起24がガイド溝261を容易に通り抜けることができないように、ガイド溝261は、グリップ26の中心軸線に対して傾いた傾斜溝になっている。ただし、ガイド溝261はグリップ26の中心軸線と平行に形成されていても差し支えない。電池交換時に、ガイド溝261と突起24がたまたま合致してグリップ26がベース部材2から脱落しようとすると、ユーザーはそのことが感覚的にわかるので、グリップ26を僅かに回転させてガイド溝261と突起24位置をずらせばよい。
この実施例においても、突起24、第1、第2のガイド溝261,28を周方向の複数個所に等間隔に形成するとよい。また、突起24、第1、第2のガイド溝261,28の位置を示す目印を、ベース部材2とグリップ26に設けるとよい。
本発明は、筒型ワイヤレスマイクロホンに関するもので、特にその電池装填室の構造に特徴を有する。この電池装填室の構造は、筒型ワイヤレスマイクロホン以外の、電池を駆動源とするものであればあらゆる機器や装置に適用可能であるが、前述のとおり、電池交換の迅速性と電池装填状態の維持の信頼性との両立が求められるワイヤレスマイクロホンにおいて特に有効である。
1 マイクロホン本体
2 ベース部材
21 小径部
3 電池装填室
4 電池
5 雄ねじ
6 グリップ
61 開放端
62 底部
7 第1の雌ねじ
8 第2の雌ねじ
16 グリップ
18 ガイド溝
24 突起
26 グリップ
28 ガイド溝
161 第1のガイド突起
162 第2のガイド突起
183 傾斜部
184 平行部
261 第1のガイド溝
283 傾斜部
284 平行部

Claims (9)

  1. 一端側にマイクロホン本体が結合され長さ方向に沿って電池装填室が設けられたベース部材と、
    上記ベース部材の外周に沿って挿入することにより上記電池装填室を開閉することができるカバーを兼ねた円筒状のグリップと、を備え、
    上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方に雄ねじが形成され、
    上記グリップの前端側内周には第1の雌ねじが、上記グリップの後端側内周には第2の雌ねじが形成され、
    上記第1の雌ねじが上記ベース部材の雄ねじに螺合されてこの雄ねじ位置を通り越し、上記第2の雌ねじが上記ベース部材の雄ねじに螺合されることによって上記グリップが上記電池装填室を閉塞した状態になり、
    上記ベース部材の雄ねじに対する上記第2の雌ねじの螺合が解除され、上記ベース部材の雄ねじと上記第1の雌ねじが干渉することにより、上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で上記グリップが上記ベース部材から分離することが防止されることを特徴とする筒型ワイヤレスマイクロホン。
  2. ベース部材の雄ねじとグリップの第1の雌ねじおよび第2の雌ねじは、有効径、ピッチが同じである請求項1記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
  3. ベース部材の雄ねじは複数ターン形成されている請求項1または2記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
  4. グリップの第1の雌ねじのターン数は第2の雌ねじのターン数より少ない請求項1,2または3記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
  5. 一端側にマイクロホン本体が結合され長さ方向に沿って電池装填室が設けられているベース部材と、
    上記ベース部材の外周に沿って挿入することにより上記電池装填室を開閉することができるカバーを兼ねた円筒状のグリップと、を備え、
    上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方にガイド溝が形成され、
    上記グリップの前端側内周には第1のガイド突起が、上記グリップの後端側内周には第2のガイド突起が形成され、
    上記ベース部材のガイド溝は、周方向に形成されるとともに上記第1のガイド突起が上記ガイド溝にガイドされて上記ガイド溝の位置を通り越すことができるように周方向の両端部がそれぞれ前側と後側で開放しており、
    上記ベース部材のガイド溝は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態で上記グリップの第2のガイド突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有し、
    上記第2のガイド突起が上記ベース部材のガイド溝から抜け出て上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で、上記ベース部材のガイド溝形成部と上記第1のガイド突起が干渉し、上記グリップの上記ベース部材からの分離が防止されることを特徴とする筒型ワイヤレスマイクロホン。
  6. ベース部材のガイド溝とグリップの第1のガイド突起および第2のガイド突起は、周方向の複数個所に等間隔に設けられている請求項5記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
  7. 一端側にマイクロホン本体が結合され長さ方向に沿って電池装填室が設けられているベース部材と、
    上記ベース部材の外周に沿って挿入することにより上記電池装填室を開閉することができるカバーを兼ねた円筒状のグリップと、を備え、
    上記ベース部材には、上記電池装填室よりも後方に突起が形成され、
    上記グリップの前端側内周には第1のガイド溝が、上記グリップの後端側内周には第2のガイド溝が形成され、
    上記グリップの第1のガイド溝は、上記ベース部材の突起が前後方向に通り越すことができるように前後が開放した溝であり、
    上記グリップの第2のガイド溝は、グリップがベース部材の電池装填室を閉塞した状態で上記ベース部材の突起が係合することによりグリップのベース部材に対する押圧力を生む傾斜部を有し、
    上記第2のガイド溝から上記ベース部材の突起が抜け出て上記グリップが上記電池装填室を開放した状態で、上記ベース部材の突起と上記グリップの第1のガイド溝形成部が干渉し、上記グリップの上記ベース部材からの分離が防止されることを特徴とする筒型ワイヤレスマイクロホン。
  8. ベース部材の突起とグリップの第1のガイド溝および第2のガイド溝は、周方向の複数個所に等間隔に設けられている請求項7記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
  9. グリップの第1のガイド溝は、グリップの中心軸線に対して傾いた傾斜溝である請求項7記載の筒型ワイヤレスマイクロホン。
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