JP4889305B2 - カメラ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、カメラ装置に関し、特にたとえば携帯通信端末に適用され、貫通孔が形成されたケースの裏側に配置される撮像装置と、ケースの表側に配置される焦点切換機構とを有する、カメラ装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、レンズが取り付けられたマクロ繰出し環の外周にネジ山が形成される一方、ホルダの内周にネジ溝が形成される。マクロ繰出し環は、ネジ山とネジ溝との螺合によってホルダに装着される。
キャビネットのリング収納部には飾りリングが収納され、この飾りリングは飾りカバーによって部分的に覆われる。これによって、飾りリングがリング収納部に保持される。マクロ繰出し環は、レンズ回転レバーを介して、この飾りリングと連結される。飾りリングつまりマクロ繰出し環を回転させるとレンズが上下し、これによって撮影モードが通常撮影モードと接写撮像モードとの間で切り換えられる。
特開2004−163830号公報[G02B 7/105, 7/08, G03B 3/02, 13/32, 17/02]
しかし、従来技術では、飾りリングをリング収納部に保持するために飾りカバーをキャビネットの表面に装着する必要があり、デザインの自由度が制限されるという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、デザインの自由度を高めることができる、カメラ装置を提供することである。
請求項1の発明に従うカメラ装置(10)は、下側ケース(12)、下側ケース(12)に設けられる撮像装置(14)、下側ケース(12)を覆う上側ケース(16)、および上側ケース(16)に上側から装着される操作リング(18)を備え、撮像装置(14)は、光学像を撮像面に集束させるレンズ(14c)、レンズ(14c)の焦点を切り換える切換レバー(14a)、および切換レバー(14a)の上方に形成された第1貫通孔(14b)を有し、操作リング(18)は、真円形状のリング本体(18a)、切換レバー(14a)と係合するべくリング本体(18a)の下面から下方向に突出する脚(18c)、およびリング本体(18a)の下面に形成される第1嵌合機構(18d)を有し、上側ケース(16)は、レンズ(14c)の中心とリング本体(18a)の中心とが互いに一致するように操作リング(18)を収納する真円形状のリング収納部(16a)、およびリング収納部(16a)に形成される第2嵌合機構(16d)を有し、リング収納部(16a)は脚(18c)を上側ケース(16)の裏側に挿通させる第2貫通孔(16f)を有し、第1貫通孔(14b)は切換レバー(14a)と係合状態にある脚(18c)のリング本体(18a)の周方向における回動を第1角度範囲において許容し、第2貫通孔(16f)は切換レバー(14a)と非係合状態にある脚(18c)のリング本体(18a)の周方向における回動を第1角度範囲と部分的に重複しかつ第1角度範囲よりも広い第2角度範囲において許容し、第1嵌合機構(18d)および第2嵌合機構(16d)は、第1角度範囲において嵌合状態を確立し、第2角度範囲と部分的に重複しかつ第1角度範囲と相違する第3角度範囲において嵌合状態を解除する。
撮像装置(14)は、下側ケース(12)に設けられる。下側ケース(12)は、上側ケース(16)によって覆われる。操作リング(18)は、上側ケース(16)に上側から装着される。
撮像装置(14)は、レンズ(14c),切換レバー(14a)および第1貫通孔(14b)を有する。レンズ(14c)は光学像を撮像面に集束させるものであり、切換レバー(14a)はレンズ(14c)の焦点を切り換えるものである。第1貫通孔(14b)は、切換レバー(14a)の上方に形成される。
操作リング(18)は、リング本体(18a),脚(18c)および第1嵌合機構(18d)を有する。リング本体(18a)は、真円形状を有する。脚(18c)は、切換レバー(14a)と係合するべく、リング本体(18a)の下面から下方向に突出する。第1嵌合機構(18d)は、リング本体(18a)の下面に形成される。
上側ケース(16)は、真円形状のリング収納部(16a)と第2嵌合機構(16d)とを有する。リング収納部(16a)は、レンズ(14c)の中心とリング本体(18a)の中心とが互いに一致するように、操作リング(18)を収納する。第2嵌合機構(16d)は、リング収納部(16a)に形成される。さらに、リング収納部(16a)は、脚(18c)を上側ケース(16)の裏側に挿通させる第2貫通孔(16f)を有する。
第1貫通孔(14b)は、切換レバー(14a)と係合状態にある脚(18c)のリング本体(18a)の周方向における回動を第1角度範囲において許容する。また、第2貫通孔(16f)は、切換レバー(14a)と非係合状態にある脚(18c)のリング本体(18a)の周方向における回動を、第1角度範囲と部分的に重複しかつ第1角度範囲よりも広い第2角度範囲において許容する。
第1嵌合機構(18d)および第2嵌合機構(16d)は、第1角度範囲において嵌合状態を確立し、第1角度範囲と部分的に重複しかつ第2角度範囲と相違する第3角度範囲において嵌合状態を解除する。
したがって、操作リング(18)は、上側ケース(16)を下側ケース(12)から外し、第3角度範囲に対応する姿勢でリング収納部(16a)に収納することで、上側ケース(16)に装着される。リング収納部(16a)およびリング本体(18a)はいずれも真円形状に形成されるため、上側ケース(16)に装着された操作リング(18)は、リング本体(18a)の周方向に回転できる。操作リング(18)を第1角度範囲に対応する姿勢にすると、第1嵌合機構(18d)と第2嵌合機構(16d)との間で嵌合状態が確立される。これによって、操作リング(18)の上側ケース(12)からの離脱が防止される。
この状態で上側ケース(16)を下側ケース(12)に被せると、操作リング(18)の脚(18c)が撮像装置(14)の切換レバー(14a)と係合する。操作リング(18)を第1角度範囲で周方向に回動させると、切換レバー(14a)もまた回動する。これによって、焦点が切り換えられる。
操作リング(18)は上述の要領で上側ケース(16)に装着されるため、操作リング(18)を上側から覆うカバーを設ける必要がない。これによって、デザインの自由度が向上する。
請求項2の発明に従うカメラ装置(10)は、請求項1に従属し、第1嵌合機構(18d)はリング本体(18a)の径方向外側に対して凹む凹部(18g, 18h)を有し、第2嵌合機構(16d)はリング収納部(16a)の径方向内側に突出する凸部(16b, 16c)を有する。第1嵌合機構(18d)と第2嵌合機構(16d)との嵌合状態は、凹部と凸部とによって確立される。
請求項3の発明に従うカメラ装置(10)は、請求項1または2に従属し、リング収納部(16a)はレンズ(14c)の中心と一致する中心を有する第3貫通孔(16e)をさらに有する。
請求項4の発明に従うカメラ装置(10)は、請求項1ないし3のいずれかに従属し、第1角度範囲において脚(18c)と接触する突起(16j)が形成された一方主面を有する板バネ(16i)をさらに備える。これによって、焦点を切り換えるときにクリック感が発生する。
請求項5の発明に従うカメラ装置(10)は、請求項4に従属し、板バネ(16i)は上側ケース(16)の裏側に設けられる。これによって、操作リング(18)が装着された上側ケース(16)を下側ケース(12)に装着するときの作業の効率性が向上する。
請求項6の発明に従うカメラ装置(10)は、請求項4または5に従属し、脚(18c)は外側面に形成された線状凸部(18q)を有し、突起(16j)は線状凸部(18q)と接触する。
この発明によれば、操作リング(18)を上側から覆うカバーを設ける必要がないため、デザインの自由度が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例のカメラ付き携帯通信端末10を形成する上側筐体の分解状態を、図1に示す。上側筐体は、下側ケース12,撮像装置14,上側ケース16および飾りリング18を備える。撮像装置14は、下側ケース12の長さ方向一方端近傍に、レンズ14c(図2参照)を上側にした状態で設けられる。飾りリング18は、上側ケース16の長さ方向一方端に形成されたリング収納部16a(図5(A)参照)に、上側から装着される。
図2を参照して、撮像装置14は、切換レバー14a,貫通孔14bおよびレンズ14cを有する。被写界の光学像は、レンズ14cによって撮像面(図示せず)に集束される。切換レバー14aは、レンズ14cの径方向に伸び、レンズ14cの周方向に可動とされる。貫通孔14bは、切換レバー14aの上方に形成される。
レンズ14cは切換レバー14aの回動に従って光軸方向に移動し、これによって焦点が切り換えられる。切換レバー14aを時計回り方向に回動させると、焦点はマクロモードに設定される。切換レバー14aを反時計回り方向に回動させると、焦点は通常モードに設定される。
図3(A)〜図3(B)および図4(A)〜図4(B)を参照して、飾りリング18は、真円形状のリング本体18aを有する。リング本体18aの上面には操作用の爪18bが形成され、リング本体18aの下面には下方向に突出する脚18cが形成される。脚18cは、下端部に形成された係合片18kおよび18mを有する。係合片18kは脚18cの幅方向一方端から下方向に突出し、係合片18mは脚18cの幅方向他方端から下方向に突出する。また、脚18cの外側面には、矩形状の凹部18nおよび18pが形成される。この結果、上下方向に伸びる線状の凸部18qが、脚18cの外側面に現れる。リング本体18aの下面にはまた、飾りリング18をリング収納部16aに装着するための第1嵌合機構18dが形成される。
図4(B)から分かるように、第1嵌合機構18dは、周方向断面がL字状に形成された2つの爪18eおよび18fを有する。爪18eおよび18fのいずれも、リング本体18aの下面から下方向に突出し、リング本体18aの径方向外側に屈曲する。この結果、リング本体18aの径方向外側に対向して凹む凹部18gがリング本体18aの下面と爪18eとによって形成され、リング本体18aの径方向外側に対向して凹む凹部18hがリング本体18aの下面と爪18fとによって形成される。なお、凹部18gおよび18hは、上下方向において互いに同じ高さを有する。
図4(A)に示すように、爪18eの周方向の長さは角度θ1に相当し、爪18fの周方向の長さは角度θ2に相当する。また、脚18cの幅は、角度θ3に相当する。脚18cと爪18eとの間には、リング収納部16aの内壁に形成された爪16b(図5(A)参照)を引き込むための引き込み部18iが形成される。爪18eおよび18fの間には、リング収納部16aの内壁に形成された爪16c(図5(A)参照)を引き込むための引き込み部18jが形成される。引き込み部18iの周方向の長さは角度θ4に相当し、引き込み部18jの周方向の長さは角度θ5に相当する。また、脚18cの引き込み部18i側端部と爪18fの引き込み部18j側端部との間の角度は、“θ6”である。
図5(A)〜図5(B)および図6(A)〜図6(B)を参照して、リング収納部16aの内壁は真円状に形成され、この内壁の径はリング本体18aの外径とほぼ一致する。リング収納部16aの中央には、レンズ14cの中心と一致する中心を有する真円形状の貫通孔16eが形成される。また、貫通孔16eの近傍には、貫通孔16eに沿って湾曲した短冊状の貫通孔16f,16gおよび16hが形成される。
貫通孔16fの貫通孔16g側端部と貫通孔16hの貫通孔16f側端部との間の角度は“θ7”である。また、貫通孔16gの周方向の長さは角度θ8に相当し、そして貫通孔16hの周方向の長さは角度θ9に相当する。角度θ7,θ8およびθ9はそれぞれ図4(A)に示す角度θ4,θ5およびθ6とほぼ一致し、かつ角度θ7,θ8およびθ9の割り当て位置の関係は角度θ4,θ5およびθ6の割り当て位置の関係とほぼ一致する。
上側ケース16を上側から眺めて、貫通孔16gの上には爪16bが設けられ、貫通孔16hの上には爪16cが設けられる。爪16bの厚みおよび爪16cの厚みは互いに等しく、かつこの厚みは図4(B)に示す凹部18gおよび18hの各々の高さとほぼ一致する。かかる爪16bおよび16cによって、第2嵌合機構16dが形成される。
図5(B)および図6(B)から分かるように、上側ケース16bの裏側には、長さ方向中央に突起16jが形成された板バネ16iが配置される。配置された板バネ16iの幅方向は上側ケース16の上下方向と一致し、突起16jは貫通孔16eの中心に向かって突出する。上側ケース16bの裏側を真上から眺めれば分かるように、突起16jは貫通孔16fの爪16c側端部近傍において、貫通孔16fの上にせり出す。
図7(A)〜図7(D)を参照して、飾りリング18は、引き込み部18iおよび18jが爪16bおよび16cをそれぞれ覆う位置関係を保った状態で、上側ケース16の上側からリング収納部16aに挿入される。脚18cは貫通孔16fを経て上側ケース16の裏側に達し、爪16bおよび16cはそれぞれ引き込み部18iおよび18jに接触する。リング収納部16aに収納されたリング本体18aを上側ケース16の裏側から眺めて時計回り方向に回転させると、第1嵌合機構18dを形成する凹部18eおよび18fがそれぞれ、第2嵌合機構16dを形成する爪16bおよび16cと嵌合する。
つまり、飾りリング18は、脚18cを第3角度範囲R3に合わせた状態で、リング収納部16aに収納される。収納状態にあるとき、脚18cは第2角度範囲R2において回動できる。さらに、第1嵌合機構18dおよび第2嵌合機構16dは、脚18cが第1角度範囲R1に位置するときに嵌合状態を確立する。なお、第1角度範囲R1は、図2に示す貫通孔14bの周方向における広さに対応する。
飾りリング18は、リング収納部16aに収納された後、図8(A)〜図8(D)に示す要領で変位する。爪18bがマクロモードを示すマークM1に合わせられたとき、脚18cは、上側ケース16を裏側から眺めて、突起16jよりも反時計回り方向側に位置する。また、爪18bが通常モードを示すマークM2に合わせられたとき、脚18cは、上側ケース16を裏側から眺めて、突起16jよりも時計回り方向側に位置する。
爪18bをマークM1およびM2の間で遷移させるとき、脚18cの外側面に形成された線状の凸部18qが突起16jと接触する。突起16jは貫通孔16eの径方向外側に変位し、板バネ16iは弾性力によって湾曲する。凸部18qが突起16jを乗り越えると、突起16jは板バネ16iの復元力によって元の位置に戻る。この結果、モード遷移時にクリック感が生じる。
爪18bをマークM1に合わせた状態で上側ケース16を下側ケース16に装着すると、図2に示す切換レバー14aが、図3(A)に示す係合片18kおよび18mによって挟持される。係合片18kおよび18mは切換レバー14aをレンズ14cの周方向において挟持し、これによって切換レバー14aと脚18cとの係合状態が確立される。
したがって、爪18bをマークM1およびM2の間で遷移させると、切換レバー14aがレンズ14cの周方向に回動し、レンズ14cが光軸方向に遷移する。レンズ14cの焦点は、マークM1に対応してマクロモードに設定され、マークM2に対応して通常モードに設定される。なお、切換レバー14aの可動範囲は、貫通孔14bの周方向における広さと係合片18kおよび18mの各々の周方向における厚みとによって規定される。
以上の説明から分かるように、撮像装置14は、下側ケース12に設けられる。下側ケース12は、上側ケース16によって覆われる。飾りリング18は、上側ケース16に上側から装着される。
撮像装置14は、レンズ14c,切換レバー14aおよび貫通孔14bを有する。レンズ14cは光学像を撮像面に集束させるものであり、切換レバー14aはレンズ14cの焦点を切り換えるものである。貫通孔14bは、切換レバー14aの上方に形成される。
飾りリング18は、リング本体18a,脚18cおよび第1嵌合機構18dを有する。リング本体18aは、真円形状を有する。脚18cは、切換レバー14aと係合するべく、リング本体18aの下面から下方向に突出する。第1嵌合機構18dは、リング本体18aの下面に形成される。
上側ケース16は、真円形状のリング収納部16aと第2嵌合機構16dとを有する。リング収納部16aは、レンズ14cの中心とリング本体18aの中心とが互いに一致するように、操作リング18を収納する。第2嵌合機構16dは、リング収納部16aに形成される。さらに、リング収納部16aは、脚18cを上側ケース16の裏側に挿通させる貫通孔16fを有する。
貫通孔14bは、切換レバー14aと係合状態にある脚18cのリング本体18aの周方向における回動を第1角度範囲R1において許容する。また、貫通孔16fは、切換レバー14aと非係合状態にある脚18cのリング本体18aの周方向における回動を、第1角度範囲R1と部分的に重複しかつ第1角度範囲よりも広い第2角度範囲R2において許容する。
第1嵌合機構18dおよび第2嵌合機構16dは、第1角度範囲R1において嵌合状態を確立し、第2角度範囲R2と部分的に重複しかつ第1角度範囲R1と相違する第3角度範囲R3において嵌合状態を解除する。
したがって、飾りリング18は、上側ケース16を下側ケース12から外し、第3角度範囲R3に対応する姿勢でリング収納部16aに収納することで、上側ケース16に装着される。リング収納部16aおよびリング本体18aはいずれも真円形状に形成されるため、上側ケース16に装着された飾りリング18は、リング本体18aの周方向に回転できる。飾りリング18を第1角度範囲R1に対応する姿勢にすると、第1嵌合機構18dと第2嵌合機構16dとの間で嵌合状態が確立される。これによって、飾りリング18の上側ケース12からの離脱が防止される。
この状態で上側ケース16を下側ケース12に被せると、飾りリング18の脚18cが撮像装置14の切換レバー14aと係合する。飾りリング18を第1角度範囲R1で周方向に回動させると、切換レバー14aもまた回動する。これによって、焦点が切り換えられる。
飾りリング18は上述の要領で上側ケース16に装着されるため、飾りリング18を上側から覆うカバーを設ける必要がない。これによって、デザインの自由度が向上する。また、クリック感を生じさせるための突起16jが形成された板バネ16iが上側ケース16の裏側に設けられるため、飾りリング18が装着された上側ケース16を下側ケース12に装着するときの作業の効率性が向上する。
この実施例のカメラ付き携帯電話機の一部を示す分解斜視図である。 図1実施例に適用される撮像装置を示す部分斜視図である。 (A)は図1実施例に適用される飾りリングを示す上側斜視図であり、(B)は図1実施例に適用される飾りリングを示す下側斜視図である。 (A)は図1実施例に適用される飾りリングを示す下面図であり、(C)は図1実施例に適用される飾りリングを示す側面図である。 (A)は図1実施例に適用される上側ケースを示す上側斜視図であり、(B)は図1実施例に適用される上側ケースを示す下側斜視図である。 (A)は図1実施例に適用される上側ケースの一部を示す上面図であり、(B)は図1実施例に適用される上側ケースの一部を示す下面図である。 (A)は上側ケースに飾りリングを装着する前の状態を示す上側斜視図であり、(B)は上側ケースに飾りリングを装着する前の状態を示す下側斜視図であり、(C)は上側ケースに飾りリングを装着した後の状態を示す上側斜視図であり、(D)は上側ケースに飾りリングを装着した後の状態を示す下側斜視図である。 (A)は飾りリングをマクロモードに設定した状態を示す上面図であり、(B)は飾りリングをマクロモードに設定した状態を示す下面図であり、(C)は飾りリングを通常モードに設定した状態を示す上面図であり、(D)は飾りリングを通常モードに設定した状態を示す下面図である。
符号の説明
10 …カメラ付き携帯通信端末
12 …下側ケース
14 …撮像装置
14a …切換レバー
14b …規制部材
14c …レンズ
16 …上側ケース
16a …レンズ収納部
16d …第2嵌合機構
16e〜16h …貫通孔
16i …板バネ
16j …突起
18 …飾りリング
18a …リング本体
18c …脚
18d …第1嵌合機構

Claims (7)

  1. 下側ケース、
    前記下側ケースに設けられる撮像装置、
    前記下側ケースを覆う上側ケース、および
    前記上側ケースに上側から装着される操作リングを備え、
    前記撮像装置は、光学像を撮像面に集束させるレンズ、前記レンズの焦点を切り換える切換レバー、および前記切換レバーの上方に形成された第1貫通孔を有し、
    前記操作リングは、真円形状のリング本体、前記切換レバーと係合するべく前記リング本体の下面から下方向に突出する脚、および前記リング本体の下面に形成される第1嵌合機構を有し、
    前記上側ケースは、前記レンズの中心と前記リング本体の中心とが互いに一致するように前記操作リングを収納する真円形状のリング収納部、および前記リング収納部に形成される第2嵌合機構を有し、
    前記リング収納部は前記脚を前記上側ケースの裏側に挿通させる第2貫通孔を有し、
    前記第1貫通孔は前記切換レバーと係合状態にある前記脚の前記リング本体の周方向における回動を第1角度範囲において許容し、
    前記第2貫通孔は前記切換レバーと非係合状態にある前記脚の前記リング本体の周方向における回動を前記第1角度範囲と部分的に重複しかつ前記第1角度範囲よりも広い第2角度範囲において許容し、
    前記第1嵌合機構および前記第2嵌合機構は、前記第1角度範囲において嵌合状態を確立し、前記第2角度範囲と部分的に重複しかつ前記第1角度範囲と相違する第3角度範囲において嵌合状態を解除する、カメラ装置。
  2. 前記第1嵌合機構は前記リング本体の径方向外側に対して凹む凹部を有し、
    前記第2嵌合機構は前記リング収納部の径方向内側に突出する凸部を有する、請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記リング収納部は前記レンズの中心と一致する中心を有する第3貫通孔をさらに有する、請求項1または2記載のカメラ装置。
  4. 前記第1角度範囲において前記脚と接触する突起が形成された一方主面を有する板バネをさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のカメラ装置。
  5. 前記板バネは前記上側ケースの裏側に設けられる、請求項4記載のカメラ装置。
  6. 前記脚は外側面に形成された線状凸部を有し、前記突起は前記線状凸部と接触する、請求項4または5記載のカメラ装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載のカメラ装置を備える、携帯通信端末。
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