JP2020024847A - 燃料電池および燃料電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロトン伝導固体酸化物形燃料電池を効率よく製造する方法の提供。【解決手段】燃料電池130は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第1材料を製造する工程と、前記添加剤と、燃料極材料とを含む第2材料を製造する工程と、前記第1材料および前記第2材料を積層して積層体を製造する工程と、前記積層体を焼成する工程、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、固体電解質を有する燃料電池および燃料電池の製造方法に関する。
従来、酸素イオン(O2−)を伝導イオンとした固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)が広く利用されている。しかし、従来のSOFCは、燃料極(アノード)側で水が生成されるため、燃料の濃度が下流側で低下してしまうという問題がある。
そこで、プロトン(H)を伝導イオンとしたプロトン伝導性の固体酸化物を固体電解質として採用したプロトン伝導固体酸化物形燃料電池(PCFC:Proton-conducting Ceramic-electrolyte Fuel Cell)が、次世代の燃料電池として注目されている(例えば、特許文献1)。
特開2016−100196号公報
プロトン伝導固体酸化物形燃料電池は、次世代の燃料電池として注目されているため、プロトン伝導固体酸化物形燃料電池を効率よく製造する技術の開発が希求されている。
本発明は、このような課題に鑑み、効率よく製造することが可能な燃料電池および燃料電池の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性を有する固体酸化物とを含む固体電解質を備える。
また、固体電解質は、添加剤および固体酸化物を含む第1層と、固体酸化物と第1層より少ない添加剤とを含む、もしくは、固体酸化物を含み添加物を含まない第2層と、が積層された積層体を含んでもよい。
また、添加剤を含む燃料極を備えてもよい。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池の製造方法は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む電解質材料を製造する工程と、電解質材料を焼成する工程と、を含む。
上記課題を解決するために、本発明に係る他の燃料電池の製造方法は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第1材料を製造する工程と、プロトン伝導性材料と第1材料より少ない添加剤とを含む、もしくは、プロトン伝導性材料を含み添加剤を含まない第2材料を製造する工程と、第1材料および第2材料を積層して積層体を製造する工程と、積層体を焼成する工程と、を含む。
上記課題を解決するために、本発明に係る他の燃料電池の製造方法は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第1材料を製造する工程と、添加剤と、燃料極材料とを含む第2材料を製造する工程と、第1材料および第2材料を積層して積層体を製造する工程と、積層体を焼成する工程と、を含む。
本発明によれば、効率よく製造することが可能となる。
第1の実施形態の燃料電池システムを説明する図である。 第1の実施形態の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 比較例、および、実施例の収縮率を説明する図である。 第2の実施形態の燃料電池システムを説明する図である。 第2の実施形態の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 第3の実施形態の燃料電池システムを説明する図である。 第3の実施形態の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 実施例および比較例の顕微鏡画像を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[第1の実施形態:燃料電池システム100]
図1は、第1の実施形態の燃料電池システム100を説明する図である。燃料電池システム100は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池130とを含む。
改質器110には、炭化水素の水蒸気改質反応を促進する触媒が収容されている。改質器110は、後述する燃料電池130によって所定温度(例えば、600℃以上700℃以下)に加熱される。改質器110には、炭化水素(C、例えば、都市ガス)および水蒸気が供給される。
改質器110に炭化水素および水蒸気が供給されると、下記反応式(1)および反応式(2)に示す水蒸気改質反応が進行し、炭化水素が、水素(H)、一酸化炭素(CO)、および、二酸化炭素(CO)に改質される。
+ nHO → nCO + (m/2+n)H …反応式(1)
CO + HO → CO + H …反応式(2)
このようにして、改質器110は、少なくとも水素を含む燃料を生成する。改質器110で生成された燃料は、燃料電池130の燃料極132に供給される。
ブロワ120は、燃料電池130の空気極134に酸素含有ガス(例えば、空気)を供給する。
燃料電池130(セル)は、例えば、キャリアをプロトンとする固体酸化物形燃料電池(PCFC:Proton-conducting Ceramic-electrolyte Fuel Cell)である。燃料電池130は、燃料極132と、空気極134と、固体電解質136とを含む。
燃料極132(アノード)は、NiおよびNi化合物(例えば、NiO)のいずれか一方または両方を含む。空気極134(カソード)は、例えば、ランタンマンガナイト(LSM)、ストロンチウムドープトランタンコバルタイトフェライト(LSCF)、および、ストロンチウムドープトランタンコバルタイト(LSC)のうち、少なくとも1つを含む。燃料極132は、多孔質である。
固体電解質136は、プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む。固体電解質136は、緻密体である。プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む固体電解質136を備える燃料電池130は、イオンとして主にプロトン(H)を伝導させる。したがって、燃料極132に燃料が供給されることにより、下記反応式(3)に示す酸化反応が進行し、空気極134に空気が供給されることにより、下記反応式(4)に示す還元反応が進行する。そして、プロトンが固体電解質136を伝導(移動)することにより、燃料電池130が発電する。つまり、燃料電池130は、燃料と酸素によって発電する。
→ 2H + 2e …反応式(3)
1/2O + 2H + 2e → HO …反応式(4)
本実施形態において、プロトン伝導性を有する固体酸化物は、例えば、BaZrYbO3−δ、BaZrCeYAO3−δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaCeAO3−δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaSrCeZrAO3−δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaSrCeZrYAO3−δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、LaSrAO3−δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、および、LaWO3−δのうち、いずれか1または複数である。なお、上記固体酸化物における各元素の含有率に限定はない。
また、本実施形態において、固体電解質136は、添加剤を含む。添加剤は、Co(コバルト)、Fe(鉄)、Mn(マンガン)、Li(リチウム)、Cu(銅)、および、Ti(チタン)のうち、いずれか1または複数の元素または元素の化合物を含む。Coの化合物は、例えば、CoO(酸化コバルト(II))、および、Co(酸化コバルト(III))のうち、いずれか一方または両方である。Feの化合物は、例えば、FeO(酸化鉄(II))、Fe(酸化鉄(III))、および、Fe(酸化鉄(II、III)のうち、いずれか1または複数である。Mnの化合物は、例えば、MnO(酸化マンガン(II))、Mn(酸化マンガン(II、III))、Mn(酸化マンガン(III))、MnO(二酸化マンガン、または、酸化マンガン(IV))、MnO(酸化マンガン(VI))、および、Mn(酸化マンガン(VII))のうち、いずれか1または複数である。Liの化合物は、例えば、LiF(フッ化リチウム)、LiCO(炭酸リチウム)、および、LiNO(硝酸リチウム)のうち、いずれか1または複数である。Cuの化合物は、例えば、CuO(酸化銅(II))である。Tiの化合物は、例えば、TiO(酸化チタン(IV))である。
添加剤は、Co(例えば、CoO)、Fe(例えば、Fe)、および、Mn(例えば、MnO)のうち、いずれか1または複数が好ましく、Coが最も好ましい。
また、固体電解質136中の添加剤の含有率は、固体酸化物に対して0質量%(wt%)を上回り、5質量%以下であるとよく、好ましくは0.5質量%以上2質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%である。Liは電子伝導性を含まないものの、その他添加剤は電子伝導性を含むため、添加剤の含有率を5質量%以下とすることにより、固体電解質136の電子伝導性の増加を防止することができる。
[燃料電池の製造方法]
図2は、第1の実施形態の燃料電池130の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図2に示すように、本実施形態の燃料電池130の製造方法は、第1加熱工程S110と、材料製造工程S120と、第2加熱工程S130と、第3加熱工程S140とを含む。以下、各工程について説明する。
[第1加熱工程S110]
第1加熱工程S110は、燃料極材料を800℃以上1500℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱(仮焼成)して、燃料極132の仮焼成体を製造する工程である。燃料極材料は、少なくともNiまたはNi化合物を含み、燃料極132を製造するために必要な材料の混合物である。
[材料製造工程S120]
材料製造工程S120は、プロトン伝導性材料、および、添加剤を混合して、電解質材料を製造する工程である。プロトン伝導性材料は、プロトン伝導性を有する固体酸化物を製造するために必要な材料の混合物である。添加剤は、Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素の化合物である。
[第2加熱工程S130]
第2加熱工程S130は、第1加熱工程S110で製造された燃料極132の仮焼成体と、材料製造工程S120で製造された電解質材料とを接触(積層)させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1400℃)に加熱(本焼成)する工程である。これにより、プロトン伝導性を有する固体酸化物と添加剤とを含む固体電解質136が燃料極132に接触した構造体が製造される。
[第3加熱工程S140]
第3加熱工程S140は、第2加熱工程S130で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質136に空気極134が接触した燃料電池130を製造することができる。なお、空気極材料は、空気極134を製造するために必要な材料の混合物である。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池130および燃料電池130の製造方法によれば、固体電解質136が添加剤を含むことにより、第2加熱工程S130における加熱温度を1500℃以下とすることができる。具体的に説明すると、固体電解質136が添加剤を含む(プロトン伝導性材料に添加剤を混合して焼成する)ことにより、焼結性を向上させることができる。ここで、焼結性は、所定の温度で焼結(本焼成)したときの、収縮率(緻密度)である。
つまり、添加剤を混合することにより、BaZrYbO3−δを含むプロトン伝導性材料を1200℃以上1500℃以下で本焼成(加熱)して製造された固体電解質136を、1700℃で本焼成した、添加剤を含まない固体電解質と同等の緻密度とすることができる。また、添加剤を混合することにより、BaZrCeYAO3−δを含むプロトン伝導性材料を1200℃以上1500℃以下で本焼成(加熱)して製造された固体電解質136を、1600℃で本焼成した、添加剤を含まない固体電解質と同等の緻密度とすることができる。
これにより、第2加熱工程S130における加熱温度を低温化することができ、加熱に要するイニシャルコストおよびランニングコストを低減することが可能となる。したがって、燃料電池130を効率よく製造することができる。特に、1500℃を超える高温域では、焼成のために必要な加熱材料(加熱源)が金属製の電熱線から、セラミック製の電熱材料へと変化する。したがって、本実施形態の燃料電池130の製造方法は、燃料電池130の製造にかかるイニシャルコストを低減できる効果を有する。
また、プロトン伝導性材料に添加剤を混合して本焼成することにより、焼結性を向上させることができるため、添加剤を含まない場合と同様の温度で本焼成することにより、固体電解質136の緻密度を向上させることが可能となる。つまり、プロトン伝導性材料に添加剤を混合して、添加剤を含まない場合と同様の温度で本焼成することにより、固体電解質136における孔の形成を抑制することが可能となる。
これにより、燃料極132から空気極134への燃料(水素)の漏出を抑制することができる。したがって、固体電解質136が添加剤を含むことにより、添加剤を含まない場合と比較して、燃料電池130の開回路電圧(OCV:Open Circuit Voltage)を上昇させることが可能となる。また、燃料の漏出を防止することにより、還元雰囲気材料の発電時の酸化反応を防止することが可能となり、燃料電池130の耐久性も向上させることができる。
また、固体電解質136の緻密度を向上できるため、固体電解質136の膜厚(層厚)を薄く(薄膜化)することが可能となる。これにより、燃料電池130の電流密度を増加させることができ、単位面積当たりの出力を増加させることが可能となる。
[第1の実施例]
比較例A、B、および、実施例A〜Cを1475℃で焼成し、収縮率を測定した。ここで、収縮率[%]は、(焼成前の体積−焼成後の体積)/焼成前の体積×100で示される。
比較例Aは、Ba、Zr、および、Yb(Ba:Zr:Yb=1:0.8:0.2、(以下、「BZYb」と称する))であり、比較例Bは、Ba、Zr、Ce、Y、および、Yb(Ba:Zr:Ce:Y:Yb=1:0.7:0.1:0.1:0.1(以下、「BZCYYb」と称する))である。実施例Aは、BZYbに添加剤としてFeを混合したものであり、実施例Bは、BZYbに添加剤としてMnOを混合したものであり、実施例Cは、BZYbに添加剤としてCoOを混合したものである。なお、実施例A〜Cにおける添加剤の添加量は、BZYbに対して2質量%である。
図3は、比較例A、B、および、実施例A〜Cの収縮率を説明する図である。図3に示すように、比較例Aの収縮率は5%程度であり、比較例Bの収縮率は22.5%程度であった。一方、実施例Aの収縮率は6.5%程度であり、実施例Bの収縮率は7.2%程度であり、実施例Cの収縮率は21.4%程度であった。
以上の結果から、実施例A〜Cは、比較例Aよりも収縮率が高くなることが分った。また、実施例Cが最も収縮率が高く、実施例Bが次に収縮率が高いことが分った。つまり、Co(CoO)を添加剤として利用することにより、最も収縮率を向上できることが確認された。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態において、固体電解質136が単層である場合を例に挙げて説明した。しかし、固体電解質136は、複数の層で構成されてもよい。
図4は、第2の実施形態の燃料電池システム200を説明する図である。燃料電池システム200は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池230とを含む。燃料電池230は、燃料極132と、空気極134と、固体電解質236とを含む。なお、上記燃料電池システム100と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、固体電解質236は、第1層236aと、第2層236bとが積層された積層体で構成される。第1層236aは、空気極134側に配され、第2層236bは、燃料極132側に配される。
第1層236aは、添加剤および固体酸化物を含む。第1層236aは、上記固体電解質136と実質的に等しい。第1層236a中の添加剤の含有率は、固体酸化物に対して0質量%(wt%)を上回り、5質量%以下であるとよく、好ましくは0.5質量%以上2質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%である。
また、第2層236bは、固体酸化物を含み、添加剤を含まない(含有率が0質量%である)。例えば、第2層236bは、固体酸化物のみで構成される。
また、固体電解質236は、緻密体である。つまり、第1層236aおよび第2層236bは、緻密体である。
[燃料電池の製造方法]
図5は、第2の実施形態の燃料電池230の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態の燃料電池230の製造方法は、第1加熱工程S110と、第2材料製造工程S220と、第2加熱工程S230と、第1材料製造工程S240と、第3加熱工程S250と、第4加熱工程S260とを含む。以下、各工程について説明する。なお、上記燃料電池130の製造方法と実質的に等しい工程については、同一の符号を付して説明を省略する。
[第2材料製造工程S220]
第2材料製造工程S220は、プロトン伝導性材料を含み、添加剤を含まない第2材料を製造する工程である。
[第2加熱工程S230]
第2加熱工程S230は、第1加熱工程S110で製造された燃料極132の仮焼成体と、第2材料製造工程S220で製造された第2材料とを接触(積層)させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1000℃)に加熱(仮焼成)する工程である。これにより、燃料極132の仮焼成体に第2層236bの仮焼成体が積層された積層体が製造される。
[第1材料製造工程S240]
第1材料製造工程S240は、プロトン伝導性材料、および、添加剤を混合して、第1材料を製造する工程である。
[第3加熱工程S250]
第3加熱工程S250は、第2加熱工程S230製造された積層体と、第1材料製造工程S240で製造された第1材料とを接触(積層)させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1400℃)に加熱(本焼成)する工程である。これにより、第1層236aと、第2層236bとが積層された積層体を含む固体電解質236が燃料極132に接触した構造体が製造される。
[第4加熱工程S260]
第4加熱工程S260は、第3加熱工程S250で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質236に空気極134が接触した燃料電池230を製造することができる。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池230および燃料電池230の製造方法によれば、複数の層(第1層236aおよび第2層236b)が積層された固体電解質236を製造する際に、第1層236aの前駆体(第1材料)と、第2層236bの前駆体(第2材料)との収縮率を概ね等しくすることができる。例えば、上記図3に示したように、実施例Cと比較例Bとの収縮率は、概ね等しい。したがって、実施例Cを第1材料とし、比較例Bを第2材料として積層体を製造するとよい。
これにより、第1材料と第2材料とを積層させた状態で両者を本焼成しても、第1材料と第2材料との間に亀裂が生じたり、孔が形成されたりする事態を回避することが可能となる。つまり、異なる電解質材料の焼結性を揃えることが可能となり、電解質材料の選択性を向上させることができる。また、様々な構成の燃料電池230を製造することが可能となる。
また、一度の本焼成で積層体(固体電解質236)を製造することができるため、固体電解質236の製造に要するコストを低減することが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第1および第2の実施形態において、固体電解質136、236にのみ添加剤が含まれる場合を例に挙げて説明した。しかし、固体電解質136、236以外に添加剤を加えてもよい。
図6は、第3の実施形態の燃料電池システム300を説明する図である。燃料電池システム300は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池330とを含む。燃料電池330は、燃料極332と、空気極134と、固体電解質136とを含む。なお、上記燃料電池システム100と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、燃料極332は、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方に加えて、添加剤を含む。燃料極332は、多孔質である。燃料極332中の添加剤の含有率は、固体酸化物に対して0質量%(wt%)を上回り、5質量%以下であるとよく、好ましくは0.5質量%以上2質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%である。あるいは、Ni含有量を減らし、その分だけ添加剤を添加して燃料極332を製造してもよい。
[燃料電池の製造方法]
図7は、第3の実施形態の燃料電池330の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図7に示すように、本実施形態の燃料電池330の製造方法は、第1材料製造工程S240と、第1加熱工程S310と、第2材料製造工程S320と、第2加熱工程S330と、第3加熱工程S340とを含む。以下、各工程について説明する。なお、上記燃料電池230の製造方法と実質的に等しい工程については、同一の符号を付して説明を省略する。
[第1加熱工程S310]
第1加熱工程S310は、第1材料製造工程S240で製造された第1材料を、1000℃以上の所定温度(例えば、1000℃)に加熱(仮焼成)して、固体電解質136の仮焼成体を製造する工程である。
[第2材料製造工程S320]
第2材料製造工程S320は、燃料極材料、および、添加剤を混合して、第2材料を製造する工程である。
[第2加熱工程S330]
第2加熱工程S330は、第1加熱工程S310で製造された固体電解質136の仮焼成体と、第2材料製造工程S320で製造された第2材料とを接触(積層)させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1400℃)に加熱(本焼成)する工程である。これにより、固体電解質136が燃料極332に接触した構造体が製造される。
[第3加熱工程S340]
第3加熱工程S340は、第2加熱工程S330で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質136に空気極134が接触した燃料電池330を製造することができる。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池330および燃料電池330の製造方法によれば、固体電解質136および燃料極332が両方とも添加剤を含むことにより、固体電解質136の焼成温度および燃料極332の焼成温度をともに1500℃以下とすることができる。これにより、固体電解質136および燃料極332を積層して、一度に本焼成することが可能となる。つまり、一度の本焼成で、固体電解質136および燃料極332の積層体を製造することができるため、固体電解質136および燃料極332の製造に要するコストを低減することが可能となる。
[第2の実施例]
比較例Cおよび実施例Dを1400℃で焼成して、電子顕微鏡で構造を調査した。比較例Cは、BZYbと、燃料極材料とを積層したものである。実施例Dは、BZYbに添加剤としてCoOを添加したものと、燃料極材料に添加剤としてCoOを添加したものとを積層したものである。なお、実施例Dにおける添加剤の添加量は、BZYbに対して1質量%である。
図8は、実施例Dおよび比較例Cの顕微鏡画像を示す図である。図8(a)は実施例Dの顕微鏡画像である。図8(b)は比較例Cの顕微鏡画像である。
図8(a)に示すように、実施例Dは、燃料極332に相当する下部が多孔質であり、固体電解質136に相当する上部が緻密体であることが確認された。
これに対し、図8(b)に示すように、比較例Cは、燃料極332に相当する下部のみならず、固体電解質136に相当する上部も多孔質であることが確認された。
以上の結果から、固体電解質136の前駆体および燃料極332の前駆体を、1400℃といった低温で焼成した場合であっても、緻密体の固体電解質136および多孔質の燃料極332を製造できることが分った。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第2の実施形態において、第2層236bが添加剤を含まない場合を例に挙げて説明した。しかし、第2層236bは、第1層236aより少ない添加剤と固体酸化物を含んでいてもよい。換言すれば、第2層236bの添加剤の含有率は、第1層236aよりも低くてもよい。この場合、第2材料製造工程S220は、第1材料製造工程S240で製造される第1材料より少ない添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第2材料を製造する工程となる。
また、上記第2の実施形態において、第1層236aが空気極134側に配され、第2層236bが燃料極132側に配される場合を例に挙げて説明した。しかし、第1層236aが燃料極132側に配され、第2層236bが空気極134側に配されてもよい。
また、上記第2の実施形態において、固体電解質236が2層(第1層236aおよび第2層236b)で構成される場合を例に挙げて説明した。しかし、固体電解質236は、3層以上で構成されてもよい。この場合、隣り合う層の収縮率が概ね等しくなるように添加剤の含有率が決定されるとよい。
また、上記第1の実施形態において、燃料極132の仮焼成体を製造した後、燃料極132の仮焼成体と、材料製造工程S120で製造された電解質材料とを接触させて本焼成する方法を例に挙げて説明した。しかし、まず、材料製造工程S120で製造された電解質材料を仮焼成して固体電解質136の仮焼成体を製造し、続いて、燃料極材料と固体電解質136の仮焼成体とを接触させて本焼成してもよい。また、燃料極材料と、材料製造工程S120で製造された電解質材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱して本焼成してもよい。さらに、燃料極材料と、材料製造工程S120で製造された電解質材料と、空気極材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱して本焼成してもよい。
また、上記第2の実施形態において、燃料極132の仮焼成体を製造した後、燃料極132の仮焼成体と、第2材料製造工程S220で製造された第2材料とを接触させて仮焼成して燃料極132の仮焼成体に第2層236bの仮焼成体が積層された積層体を製造し、さらに、積層体に第1材料を接触させて本焼成する方法を例に挙げて説明した。しかし、まず、第1材料製造工程S240で製造された第1材料を仮焼成して第1材料の仮焼成体を製造し、次に、第1材料の仮焼成体と第2材料とを接触させて固体電解質236の仮焼成体を製造し、続いて、燃料極材料と固体電解質236の仮焼成体とを接触させて本焼成してもよい。また、燃料極材料と、第2材料製造工程S220で製造された第2材料と、第1材料製造工程S240で製造された第1材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱して本焼成してもよい。さらに、燃料極材料と、第2材料製造工程S220で製造された第2材料と、第1材料製造工程S240で製造された第1材料と、空気極材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱して本焼成してもよい。
また、上記第3の実施形態において、固体電解質136が燃料極332に接触した構造体を製造した後、固体電解質136と、空気極材料とを接触させて本焼成する方法を例に挙げて説明した。しかし、第1材料製造工程S240で製造した第1材料と、第2材料製造工程S320で製造した第2材料と、空気極材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱して本焼成してもよい。
また、上記実施形態において、改質器110に炭化水素(少なくとも炭素および水素を含む化合物)が供給される構成を例に挙げて説明した。しかし、改質器110には、炭化水素に加えて、または、代えて、炭素と水素と酸素とを含む化合物が供給されてもよい。改質器110には、例えば、アルコール(例えば、バイオエタノール)またはアンモニアが供給されてもよい。この場合、改質器110には、アルコールの水蒸気改質を促進する触媒、または、アンモニアの水蒸気改質を促進する触媒が収容される。
また、上記実施形態において、燃料電池システム100、200、300が改質器110を備える構成を例に挙げて説明した。これにより、燃料電池130、230、330の熱を効率よく利用して燃料を生成することができる。しかし、改質器110は必須の構成ではない。例えば、水素を含む燃料源から燃料電池130、230、330に燃料が直接供給されてもよい。
本発明は、燃料電池および燃料電池の製造方法に利用することができる。
130、230、330 燃料電池
132、332 燃料極
134 空気極
136、236 固体電解質
236a 第1層
236b 第2層

Claims (6)

  1. Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または前記元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性を有する固体酸化物とを含む固体電解質を備える燃料電池。
  2. 前記固体電解質は、
    前記添加剤および前記固体酸化物を含む第1層と、
    前記固体酸化物と前記第1層より少ない前記添加剤とを含む、もしくは、前記固体酸化物を含み前記添加物を含まない第2層と、が積層された積層体を含む請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記添加剤を含む燃料極を備える請求項1または2に記載の燃料電池。
  4. Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または前記元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む電解質材料を製造する工程と、
    前記電解質材料を焼成する工程と、
    を含む燃料電池の製造方法。
  5. Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または前記元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第1材料を製造する工程と、
    前記プロトン伝導性材料と前記第1材料より少ない前記添加剤とを含む、もしくは、前記プロトン伝導性材料を含み前記添加剤を含まない第2材料を製造する工程と、
    前記第1材料および前記第2材料を積層して積層体を製造する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、
    を含む燃料電池の製造方法。
  6. Co、Fe、Mn、Li、Cu、および、Tiのうち、いずれか1または複数の元素または前記元素の化合物で構成される添加剤と、プロトン伝導性材料とを含む第1材料を製造する工程と、
    前記添加剤と、燃料極材料とを含む第2材料を製造する工程と、
    前記第1材料および前記第2材料を積層して積層体を製造する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、
    を含む燃料電池の製造方法。
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